本当は、2月に実施予定だった鳥獣対策と狩猟技術向上のための研修が行われ、狩猟免許を取得し、先日卒業したばかりの3年生が演習林に集まりました。今日は、くくり罠(中学生の皆さん調べてみよう♪)の設置方法を学び、実際に演習林内に設置しました。最後は、捕まえたシカやイノシシをどのように「命をいただくか」まで学びました。これで若いハンターが誕生したのです。
2年生でシイタケ原木の種駒打ちを行いました。このシイタケ原木は、2年生が秋に行われた演習林実習で、伐採したものです。たわしで表面の菌をこすり取り、チョークで印をつけ、ドリルで穴を開けます。その穴にシイタケ菌がついた種駒を打ち込むと2年後の秋からシイタケが出てくるのです。みんなとても手際よく実習していました。
大山桜や梅の花が峰崎農場にも美しく咲きほこり、木立にとまる鳥たちがにぎやかにささやき合う令和4年3月1日、熊本県立芦北高等学校第73回卒業証書授与式が執り行われました。
温かな拍手に迎えられながら入場する卒業生達!
各クラスの先生方に引き連れられ、式場に入場する各学科の生徒達。
ステージ演台には、3年農業科の諫山さんによるフラワーアレンジメントが美しく彩りを添えてくれました。
本校大倉教頭の開会挨拶により、卒業式が始まりました。
始めに、農業科26名が呼名されたあと、森園さんが代表で卒業証書を学校長から授与されました。
続いて林業科の竹本さん、福祉科の濱崎さんがそれぞれの学科の代表として、授与されました。
校長式辞では、丁校長から卒業生に向けて、在学中に新型コロナや豪雨水害の影響を受けた卒業生達に温かなメッセージが述べられました。その中で、「『伏すこと久しきは、飛ぶこと必ず高し』という故事があり、長い間うずくまって力を蓄えていた鳥は、一旦飛び立てば必ず高く舞い上がる」と紹介され、「これからがみなさんの人生の始まりです。これまでの経験を全て力に変え、社会という大きな舞台に飛び立ち、高く舞い上がってほしい」と願いを込められました。その上で、「人の心が社会を創ります。人の優しさ、思いやりの大切さをみなさんは身に染みて感じてきたと思います。これから、人の心を大切にして社会を生き抜いていってください。」と言葉を添えられました。
本校卒業生のために寄せられた祝詞・祝電披露が行なわれました。
続いて、本校生徒会長の村上さんが在校生を代表して、卒業生に送辞を述べられました。
この中で、「先輩方と過ごした時間は、『激動の二年間』と言っても過言ではありません。令和2年7月の熊本豪雨災害の時、泥水に覆われた校舎を目にする中、弱音を吐かず、汗を流しながらひたすら復旧作業を行なう先輩方を今でも鮮明に覚えています。」と述べられました。そして、「今ここにおられる卒業生をはじめ、諸先輩方の軌跡によって芦北高校は創立百周年を迎えることができました。これまで守り続けられた伝統を更に次の世代に受け継げるように、在校生一同精進して参ります。」と結ばれました。
最後に、卒業生総代として、福祉科の青木さんが答辞を述べられました。
冒頭、「思い返せば三年前の春、不安よりも期待や希望の方が大きく、ワクワクした気持ちを今でも鮮明に覚えています」と、元気いっぱいに入学してすぐの宿泊研修での楽しい思い出を語ってくれました。また、豪雨災害時を振り返り、県内外から送られた温かい支援やメッセージに、「世の中には手を差し伸べてくれる人がたくさんいる。私達は決して1人ではない。私達も誰かが傷つき苦しんでいるとき、行動できる大人になりたい。」とその時の感動を述べてくれました。そして、「これからそれぞれ別の道を歩みますが、どんなに高い壁が立ちはだかっても、芦高での高校生活を糧に力強く将来を切り拓いていきましょう。」と終始一貫して逞しく明るい希望に満ちた答辞を述べてくれました。
式歌「仰げば尊し」と芦北高校校歌演奏を全員で聴き、卒業式は閉じられました。
新型コロナ感染防止や豪雨災害で、苦しい思いをすることも多かったと思います。しかしその分、日常の当たり前にあったことへのありがたさを感じることで、何事にも責任感や感謝の気持ちを大切にするすばらしい心が磨かれたのではないかと思います。芦北高校で学び受け継いだものを大事に、母校に誇りを持って、社会で大きく活躍してくれることを願っています。
今日は、3年生の最後の登校日で、表彰式がありました。3年間の成績上位者や皆勤(無遅刻、無欠席、無欠課、無早退)者、研究発表会の入賞など様々でした。ただコロナ禍ということで、各クラスでの表彰となりました。いよいよ明日は、芦北高校100回目の卒業式になります。
2年福祉科では、今年度1年間、医療的ケア基礎研修に取り組んでいます。
研修内容も終盤に差し掛かり、実技試験合格に向けて必死です。
「難しい」「よくわからない」
みんな苦労しているようです・・・。
ファイト
先日、校内介護コンテストを実施しました。
課題は、「脳性麻痺の夏目さんに『手浴をしてほしい』と頼まれました」という内容です。
1・2年生ともに、各班で協議し、根拠を示した支援方法を考えていました!
代表者は、3月8日の県大会に出場します。ぜひ、頑張ってください
全国がんばる林業高校生表彰の二次審査がリモートで行われ、3年生の課題研究ホタル班が参加しました。全国から森林・林業について研究している高校生が発表したのですが、どこの学校もとても特色ある取り組みをしていました。このような大会は刺激になるようです。
芦北高校には、ドローンがあります。農林業の記録を取る上でこの機械は今後必要になってきます。今日は、農林業の先生方がクリエイティ部の外部講師の指導の下、ドローン操作の勉強をしました。先生方も頑張っていますね。
3年福祉科の生徒が、1月30日(日)に介護福祉士国家試験を受験しました。
日々の7限授業、冬休みの授業など、大変だったと思います。
しかし、生徒は日々成長しながらこの日を迎えました。本当によく頑張りました
合格発表
は3月25日(金)です。
みんなの元に吉報が届きますように
昨年の熊本豪雨災害で、芦北高校の実習で使う機械関係(重機、トラック、バス)は壊れてしまいました。あれから1年経ち、新しい機械が揃ってきました。今日は、農業科・林業科の先生方が新しい機械操作の確認を行いました。これらの機械で様々な実習や学校行事が行われます。先生達もこのように日々勉強しているのですね。
林業科3年生の課題研究発表会が行われました。例年であれば、外部の林業関係機関も招いて行うのですが、コロナ禍ということで、学校だけとし、1.2年生は、それぞれ別室でリモートによる参加となりました。「木育・森育班(森)」「狩猟班(森)」「ホタル班(川)」「アマモ班(海)」と班ごとに取り組んだことを発表しました。林業科では、継続研究が多く、この発表会で先輩から後輩へ思いが繋がれていくのです。
一班ずつ発表していきます。
司会は2年生です。校長先生にも見ていただきました。
1.2年生は、それぞれ別室でリモートによる視聴を行いました。みんな真剣に聞いていました。
1.2年生の感想文にはびっしりと研究のメモや感想が書かれていました。先輩の
思いが伝わったようです。
3年生は、卒業に向けての定期考査を受けています。林業科の森林経営という科目は、テストではなく、樹幹解析という図面作成が最後の課題になります。班ごとに樹木の高さのデータと直径を測り「どのように樹木が成長してきたか」を知るのです。最後に、樹木と深く関わるのですね!!!。
森林総合研究所(東京都、茨城県)の研究員の方々が林業科2.3年生にむけて授業をしてくれました。テーマは「最新の森の計測方法」と「森林の管理法」についてです。生徒達は、最新の機械に驚き、実際に森の管理方法を模擬体験することで深く学ぶ事ができたようです。これこそ新しい学びですね。
このオレンジの機械を使うと森の木の樹高や直径がすぐにわかるのです!!!
班ごとに分かれて架空の森について「山の所有者」「林業をする人」「地域の漁民」「市役所職員」にわかれて、それぞれの思いを出しながら森の活用法を話し合っていきます。色々な人の意見をくみとることの大切さを学びました。
最後は、班分けして研究員の方々とグループ討議しました。
素晴らしい時間になりました。
10月に行われた日本学校農業クラブ連盟全国大会(兵庫大会)農業鑑定競技会において、森林の部最優秀賞と文部科学大臣賞を受賞した2年林業科の村上君が熊本県教育長を表敬訪問しました。村上君は全国大会に向けて自分がどのような努力をしてきたかや今後の目標を話してくれました。教育長からもお祝いの言葉をいただき、さらにやる気が出たようです。
「介護福祉士国家試験」を受験する3年福祉科の生徒を応援するために、激励会を行いました。
校長先生や進路指導主事から、「受験」についてご自身の経験を踏まえた、激励がありました。
また、福祉科1・2年生の代表者からそれぞれ、熱いメッセージがありました。
3年生は「最後まで諦めず、みんなで勉強に励みます」と力強く意気込んでいました。
伝統のハチマキを巻いて、さらに気合いが入った様子です。
体調管理を徹底し、残りわずかの時間を有意義に活用し、最後まで諦めず、頑張りましょう
全員合格
するぞー
オー
青森県は、青森市文化観光交流施設 ねぶたの家「ワ・ラッセ」において、『全国アマモサミット』が行われ、林業科の課題研究アマモ班の生徒が参加しました。全国から集まったアマモに関する研究をしている学校の取り組みを発表し合い、大いに刺激を受けたようです。中学生のみなさんは「ブルーカーボン」を知っていますか?これからとても大切になってきますよ!。是非、調べてみましょう!!!。
青森県知事も参加される大きな会でした。
生のねぶたは大きく迫力がありました。
環境省から今後の大切な話を聞きました。今後の研究に活かせそうです。
さすがは青森、白銀の世界でした。
熊本市内の白川河川敷において「ジビエ甲子園」が行われました。芦北高校と八代農業高校泉分校は、お互い森林の鳥獣被害について研究しており、狩猟によるシカ肉の商品開発をしています。芦北高校はシカ肉コロッケ、泉分校はシカ肉の味噌まんじゅうでそれぞれ300個をどちらが早く販売するか競争しました。結果は、ほぼ同時でした。販売をとおしてシカの食害被害についても伝えることができ、有意義な一日となりました。
農業鑑定競技で文部科学大臣賞や優秀賞を受賞した林業科の生徒がラジオに出ました。初めてのラジオで緊張していましたが、うまくパーソナリティーの方が聞いてくれるので話すことができたようです。
RKKラジオ 1月14日(金)23:00~23:30
「GWEEENとはばたけHEROES!!」 お楽しみに♪
くまもとシティーFM 生放送でした!!!。
冬休みも、当番実習を行います。学校の裏山は柑橘類やサクラ、ウメが植樹されているのですが、竹が侵入してきています。この竹はノコギリで切るのですが、昔のように焼くことはできません。そこで樹木破砕機の出番です。このように細かく刻めば、肥料になります。一石二鳥ですね。
二学期の大事な行事を載せ忘れていました。12月22日は2年ぶりとなる長距離走大会でした。芦北高校の長距離走は男子14km、女子13kmで、海岸沿いのコースとなります。当日は、快晴で風もなく素晴らしいロケーションのもと、みんな楽しそうに走っていました。それにしてもいい景色です!!!。
〒869‐5431
熊本県葦北郡
芦北町乙千屋20-2
熊本県立芦北高等学校
管理責任者
校長 草野 貴光
運用担当者 広報部
TEL 0966-82-2034
FAX 0966-82-5606
E-mail
ashikita-h@pref.kumamoto.lg.jp
URL http://sh.higo.ed.jp/ashikita
学校からの緊急連絡(休校、授業打切り等)、各種連絡、資料・アンケート等について、学校・保護者間連絡システム「すぐーる」にて配信しております。
また、欠席・遅刻等についても本システムから連絡いただくことが可能になっております。