芦高ブログ
合格発表 サクラ咲く!
3月16日(火)、本日Web上での合格発表がありました。
合格おめでとうございます!
今日は、午前中制服採寸や、実習服などの採寸がありました。
(新入生の姿は、また後日入学式でお届けします!)
さて、本校校舎の敷地や峰崎桜の杜にも桜が咲き始めました!
(全体的には、2~3部咲きといったところでしょうか。)
峰崎桜の杜の中には、昨年の豪雨被害で根元から崩れ落ちた桜の木も数本ありますが、
見事に花を咲かせています。倒れてもなおも花を芽吹かせる木に、力強い大きな生命力を感じます。
また、国道付近からは、2月末からこのような看板が本校の壁に掛かっているのを、
学校前を通られる方はご覧になられたでしょうか?
令和3年11月19日に、芦北高校創立100周年の記念式典が予定されています。来年度100周年を迎える芦北高校で、一緒にがんばりましょう!
(優しい先輩達も、新入生の入学を待っています)
World Day in Ashikita 2021
今年で3回目を迎えるWorld Day
2月24日(水)に、熊本学園大学(大学の先生、大学生、留学生)、国際交流員(八代市・水俣市)のご協力の下、新型コロナ感染拡大防止のため、今年度はWebによるリモートで開催されました。
(リモートでの開催の様子、2年生は総合学習室、1年生は各教室での参加)
第1部では、芦北高校から、生徒会による学校紹介や2年生全員による各学科の取り組みを全て英語でプレゼンテーションによる発表を行ないました。
生徒会メンバーは、今年1年被災から復興する学校の様子を発表しました。
農業科では、野菜や果樹の実習やアップルパイの食品加工、佐賀大学と高大連携で取り組んでいるダムの底泥を活用した栽培実験などが紹介されました。
林業科では、演習林などで学んでいる実習実践や森林活動の他に、森林のシカによる被害を防ぐための狩猟や、アマモによる海の再生活動の取り組み等が紹介されました。
福祉科では、福祉に関する学びや実習での様子、また車椅子バスケットやVRを用いての認知症に関する学び等が紹介されました。
熊本学園大学の先生方から生徒達の発表をたたえるコメントと、各学科へ染め物のタペストリーを記念品としていただきました。
第2部では、ALTキーガン先生のトランペット演奏を皮切りに、World Tourがリモートで実施されました。
World Tourでは、日本から出発して、南アフリカ→ヨーロッパ→北米→オセアニア→東南アジア→東アジア→日本という風に12カ国をめぐる地球を一周する旅になりました。
(南アフリカの発表の様子)
(ドイツとベルギーの発表の様子)
(アメリカ、ヴァージニア州とサウスカロライナ州の発表の様子)
(カナダとニュージーランドの発表の様子)
(オーストラリアとフィリピンの発表の様子)
(タイと中国の発表の様子)
(韓国の発表をえて、芦北へと地球1周しました!)
それぞれの国について、熊本学園大学(先生方や大学生、留学生)、そしてCIR(国際交流員)の方々とALTとで紹介していただきました。各国の風土や気候、歴史、自然、動植物、食文化、お祭り、有名人、学校制度など話題満載で、それぞれに写真やスライドとともに個人的な体験やエピソードなどを交えて、全て英語でユーモラスに語っていただきました。私たちは、様々な種類の英語で異文化理解を楽しむことができました。
第3部では、リモートでのクイズ大会やBingoゲームで盛り上がりました。
熊本学園大学のみなさん、CIR(国際交流員)のみなさん、このたびは一緒に楽しい時間をどうもありがとうございました。
なお、この国際交流事業は、芦北町の「芦北高校レベルアップ事業」の予算で実施されました。
第72回卒業証書授与式
令和3年3月1日、暖かな陽ざしと晴天のもと、芦北町民総合センター(しろやまスカイドーム)にて、第72回芦北高校卒業証書授与式が挙行されました。
卒業証書授与では、丁薫校長から各学科の代表生徒にむけて卒業証書が授与されました。今日はマスコミ各社の方々に取材に来ていただき、カメラ撮影の中で卒業生達は卒業証書を手にしました。
校長式辞では、丁薫校長が卒業生に向けてメッセージを話されました。豪雨災害から果敢に復興につとめる卒業生の姿や、各学科での取り組みについての奮闘をたたえられました。また、「人間は自分が考えているような人間になる」ために、辛抱強く、失敗にめげず、諦めずに、道を切り開いていってほしい、と願いを込められました。
在校生総代として、生徒会長の濵田くんが送辞を述べました。在校生の代表として、各学科の先輩方が日夜努力してこられた姿に、在校生のみんなが感謝と尊敬と感銘を受けたことが述べられました。また、卒業生の希望ある飛翔を願うメッセージを向けられました。
卒業生を代表して、元生徒会長の橋本くんが答辞を述べました。1年入学時から、「チャレンジ精神旺盛で負けず嫌い」な学年集団として様々な学校行事に果敢に取り組んできたエピソードや修学旅行でのスキーの思い出、また押しつぶされそうな思いに圧倒されながらも被災を乗り越え最後の野球部の試合に臨めた軌跡が語られました。また、3年間支えてくれた先生方への感謝とともに、在校生へ創立百周年を迎える芦北高校での学びの大切さが伝えられました。
残念ながら、式歌や校歌は新型コロナ感染拡大防止のため、CDを聴くにとどまりました。
これで無事卒業式終了、となるはずでしたが、ここで生徒の保護者からのサプライズで、なんとスザンヌさんが卒業生のために駆けつけてくれました。
このあと、くまモンも一緒に登場してくれました。
素敵なサプライズを、卒業生にありがとうございました。
スザンヌさん、芦北高校へも是非おいで下さい!
卒業式終了後、一路芦北高校へ!
ここで、最後のホームルーム!
(3年分の思い出と涙とスマイルとが交錯した温かいホームルームの時間)
3年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!
この3年間で培った様々な想いを胸に、大きく羽ばたいていって下さい。
そして、来年百周年を迎える芦北高校のことを、これからは卒業生として温かく見守って下さい!
明日の卒業式のために・・・
明日は芦北高校の卒業式です今年度は新型コロナウイルスの影響、熊本豪雨での災害と大変な一日でしたそのような中でも3年生は最上級生として頑張ってくれましたそんな先輩たちの卒業式に「花を添えるため」頑張った生徒たちがいます
農業クラブ役員は卒業生のために「コサージュ」を作りました卒業生は明日コサージュを胸に付けて参加します。先輩たちが輝くように一つ一つ丁寧に作りました
もう一つは卒業式の演台に飾る「フラワーアレンジメント」です。作ってくれた農業科1年川本さんは県大会で上位入賞したことがある実力者です大きくて素晴らしいアレンジメントを完成させてくれました
卒業式の準備はできました。後は主役の3年生が来るのを待つだけです素敵な卒業式になることを願っています
3年表彰式&同窓会入会式
いよいよ卒業式を明日に控えた3年生。
今日は、芦北町民総合センター(しろやまスカイドーム)をお借りして、表彰式が行なわれました。体育館が被災による復旧工事に入るため、今年度の卒業式は、スカイドームで行なわれます。
表彰式では、3年生の功績をたたえる様々な部門の表彰が、1、2年生が2階席から見守る中で行なわれました。
各学科での取り組みの功績や部活動、がんばる高校生、3カ年皆勤賞、成績優秀賞などがそれぞれ表彰されました。
明日の予行を行なった上で、生徒会から3年生の先輩方へ、サプライズでのビデオメッセージが流されました。
先輩方への感謝の気持ちや卒業後に向けての新しいステップに向けてエールを送るメッセージと、3年生の学校生活を振り返るスナップが音楽とともに流されました!
(2階席から3年生の先輩方を見守る在校生)
つづいて、3年生に対して同窓会入会式が行なわれました。
本日は、本校林業科卒業の前島先生が、生徒達に芦北高校同窓会「三太郎会」について話されました。
さて、「三太郎」とは?芦北高校の周囲には3つの峠があります。それぞれ、「津奈木太郎」「佐敷太郎」そして「赤松太郎」というそうです。芦北高校の校舎の建つ地域が3つの太郎(峠)に囲まれていることから、「三太郎会」と名付けられたそうです。
さて、明日はいよいよ卒業式!3年生にとって素晴らしい門出になることを祈ります!
くまモン スマイル ジャンプに登場!
「ICT教育日本一」を掲げる、熊本県。
ICT教育の先行実践校の取り組みの一つとして、芦北高校が2月17日にTVで紹介されました。
実は、取材は1月22日に行なわれました。
番組では、村上みかさんやくまモンが登場しています。
残念ながら、その日は「コロナウイルス感染拡大防止」のため、お二人の来校はかないませんでした...。
しかし、教室内でのタブレットの撮影や数学でのICT実践授業、学校のICTの取り組み、ICTを活用した部活動の紹介が取材収録されました。
この日は、数学でのICT実践授業の様子が取材されていました。
板書とプロジェクタースクリーンの両方が、生徒達には提示されています!
先生が指し示しているスクリーン上には、「くまモン」の姿が!
1人1台タブレットを使って真剣に授業に取り組んでいる様子が見られました。
この日は、数学の「命題の真偽」について、林業の内容に応用されていました!
総合学習室では、本校のICT教育担当の牛迫先生が、学校での取り組みについて説明されている様子を収録されていました。また、TVのVTRでは、各学科のICTの取り組みが紹介されていました。
農業科では、「スマート農業体験」でICTを活用した学びを行なっていることを紹介されていました。
ここでは少し、VTRでは紹介されていない学校でのICTの実践をご紹介します。
上記の写真は、「アシストスーツ」というもので、重い荷物などを持つのを補助してくれる特製スーツです!
左がラジコンで動く草刈り機、操作方法を習いながら操作している生徒の様子です。
真ん中がトラクターですが、GPSで自動で動くハイテクな機械の操作を習っています。
右側はドローンで、農薬散布など、農業での多様な活用が期待されています。
林業科では、最近演習林でもスギやヒノキの人工林がシカによる被害を受けています。
そこで、狩猟に関する講座を学ぶシーンがVTRに映し出されていました。
講師は、最近民放のドキュメンタリー番組にも登場された「農家ハンター」の方々。
(実は、写真右端で撮影されておられるのは、その取材班の方です)
講師の先生方のご指導のもと、「わな」の柵を組み立てる生徒達。
この「わな」には、通信式のカメラが取り付けられており、携帯やパソコンから「わな」の状況を確認することができます。
上記の写真はカメラで捕らえられたものです。( 左は「シカ」、右は「イノシシ」 )
林業科の生徒達は、携帯アプリでこの状況を見ることができます。
福祉科では、VR講座の様子が紹介されました。
Zoomでのリモートによる遠隔授業の様子。
これは、VRを通じて認知症の症状を疑似体験している様子です。
その上で、患者さんの気持ちにより添ったコミュニケーションの取り方についてじっくり協議しました。
でも、これだけではありません。
カメラ取材を受けられながらノートPCに向かって話される先には、それぞれのクラスに動画配信されています。内容は、本校に創設される「クリエイティ部」のお話しです!
「クリエイティ部」とは、Webコンテンツの作成、ドローン操作などを、地元IT企業のプロから、プロ仕様の機材を用いて学べる部活動なのです!
生徒達にITスキルを磨いていただく地元IT企業の方々
( 左から、森屋さん、嶋村さん、高峰さん )
これは、熊本県、芦北高校、IT企業、芦北町との間に、昨年秋に取り交わされた「ICTを活用した芦北高校の魅力向上に関する連携協定」によるものです。
こうした強力なバックアップの元、芦北高校ではICTの先行実践校として、ICTによる着実な学びがすすめられています。
3年生 年金セミナーに学ぶ!
卒業まであと10日ほどとなった3年生ですが、本日は「年金セミナー」でしっかり学ばせていただきました。
本日は、八代年金事務所から2名の職員の方をお迎えして、講話を行なっていただきました。
「年金」、というとなんだか難しそうに思えますが、
ご挨拶の後で、はじめにわかりやすいアニメーションを流していただきました。
アニメーションに出てきたキャラクターを例に、年金制度について、スライドや冊子をもとに、
とてもわかりやすくご説明いただきました。
「国民年金」「厚生年金」「学生への納付特例制度」「障害年金」「老齢年金」など、
ニュースや新聞で聞いたことのある言葉ですが、本校3年生のみなさんにていねいにご紹介いただきました。
公的年金の加入は、法律でも義務化されています。
この機会に、自身のライフプランと合わせて、「年金制度」の意義や必要性についてしっかり考えていきましょう。
最後に、本日講話をいただきましたお二人の講師に向けて、3年福祉科の川嶋くんが謝辞を述べてくれました。
八代年金事務所の職員の方々、本日は3年生のために貴重な講話をありがとうございました。
1・2年生大会優勝!(空手道部)
2月11日(木・祝)に熊本県高等学校空手道1・2年生大会が行われました。この大会は学年別で行われ、空手道部の生徒が上位入賞してくれました
◆1年生男子団体組手 優勝!
この大会は特別に3人の1チームで行われました。1年永渕くん、白﨑くん、中野くんの3人で強豪を撃破し、優勝しました
◆1年生男子個人組手 優勝(永渕くん)・2位(白﨑くん)
決勝は芦北高校対決になりました優勝は永渕くんでしたが、どちらが勝ってもおかしくない試合でした
◆2年生男子個人形 3位(西田くん)
芦北高校は組手の選手が多いのですが、2年西田くんは形も得意です見事3位入賞しました形で県大会入賞したのは久しぶりの快挙です
今年度の大会はこの大会で終わりましたが、空手道部の目標はあくまでもインターハイ出場です。それに向けてこれからも頑張ってくれると思います
3年生 法律を学ぶ!
卒業まであと20日を切った3年生に向けて、本日は司法書士の平松先生が「未成年者法律教室」という題目で講話を行なっていただきました!
法律というと、なんだか難しそうな気もしますが、スライドや冊子とユーモラスな口調でわかりやすくご説明いただきました。
消費者トラブルの防止のために知っておきたい決まり事や、SNS上等での注意点など詳しくお話しいただきました。生徒のみなさんも、メモを取りながら、真剣に講話を聞いていました。
注意しなければならない緊張感のある法律の内容ですが、最後には私たちの緊張をほぐす手品を披露してくれました!
(手品を披露され司法書士の先生と、注目する生徒達の姿)
最後は私たちをホッと和ませてくれた先生に、農業科の池崎くんが生徒を代表して謝辞を述べてくれました。
平松先生、本日は生徒達に貴重な法律講座をありがとうございました。
令和3年度前期選抜入試
令和2年2月1日(月)、令和3年度前期選抜入学試験が行なわれました。
多くの受検生や引率の先生が、朝早くから正門付近で案内開始を待たれていました。
前期選抜では、作文と面接の試験が行なわれました。
さて、本校裏手にある峰崎農場桜の杜には、早くも開花した桜が先日から見受けられます。
「染井吉野」や「兼六園菊桜」など、沢山の桜が植えられています。
開花しているのは、「大山桜」という品種の桜です。
数輪ほどではありますが、つぼみも大きくふくらんだものが見られました。
ただ、多くの桜はまだこれから開花に向けての準備をしているところです。
これから、開花が待ち遠しいですね!
「想い」を繋ぐ
今年1月6日、岡山県倉敷市立真備陵南高等学校生徒会一同の皆さんから、一通の手紙と手作りの応援メッセージカードをいただきました。
一部抜粋で掲載します。
「本校は2年半前の平成30年度西日本豪雨災害で校舎1階が浸水、被災を経験し多くのものを失いました。本校舎が復旧する約2年間をプレハブ校舎と、被災を免れた2階、3階で過ごしました。その間不便な事も多く、大変なこともありましたが、他県の多くの皆様からご支援と温かいメッセージをいただき、とても励まされました。
私たちも被災によって多くを失いましたが、それにより得ることができたものもたくさんあります。皆様もまだまだ復興途中だとは思いますが、人との繋がりを大切に頑張って下さい。一日も早い復興を遂げられますよう、遠い地からではありますが、応援しています。」
このような温かいメッセージのように、我々も前を向いて、一日一日を大切に生活していきたいと思います。
真備陵南高等学校の皆様、本当にありがとうございました!
農業クラブ会長・副会長任命式!
1月13日(水)、校長室にて農業クラブ会長・副会長の任命式がありました11月の役員改選で信任された2年生(農業科・林業科)の3名は校長先生より任命書を受け取りました
芦北高校は農業クラブ活動が盛んな学校で、各競技会においても全国大会で優勝するなど、輝かしい実績がありますこれからは3人には3年生代わって芦北高校農業クラブのリーダーとして学校を盛り上げてほしいと思います
★「農業クラブとは」高等学校の農業に関する学科に学ぶ生徒たちが、未来の農業や新しい農村の建設及び関連産業の発展を目指して、農業に関する科目を中心に自発的、積極的に学習活動を行う組織です。(農業関係学科が設置されている高校には「農業クラブ」があります)
2021年、3学期スタート!
しんしんと、静かに雪が降り外の空気が一気に冷え込む朝
皆様、新年明けましておめでとうございます。
芦北高校、無事に3学期がスタートしました
始業式は放送での実施となりました
丁 校長先生の訓話です。
今年の一年を考えるとき、芦北高校の校訓の一つ「創造」という言葉を思い出します。
単に作るということではなく新しいものを生み出す「創造」です。
今、世の中は新型コロナウイルスで大変ですが、これからの時代を見据えた新しい変化を生み出す、創っていくことが必要だと思います。
このように述べられました。
生徒の皆さんには、それぞれの立場で色々なことにChallengeし、自らクリエイト、創造していく力を伸ばしていって欲しいと思います
最後に、今年一年が皆様にとって、幸多き一年になりますことを祈念致します!
本年もよろしくお願い致します
芦高ロードレース・リレーマラソン大会開催
昨年12月23日(水)今年度、体育的行事としては初の学校行事である、「芦高ロードレース・リレーマラソン大会」を実施しました
芦北高校では、日頃の授業の成果を発表する場として、学校から芦北町海浜公園までの往復約14㎞を走る「長距離走大会」を実施していましたが、今年度は形式を変えて実施しました。
*各学科対抗レース
*ロードレース:男子2.4㎞ 女子1.6㎞
*リレーマラソン:男子2.4㎞×6区間 女子1.6㎞×5区間
開会式様子です
天候にも恵まれ、最高のコンディションでした!
まずは、「ロードレース」から。
男女各順位の平均で学科の点数へ反映されます!
みんな、がんばれ!
結果は・・・
農業科40点(男子1位女子3位)
林業科40点(男子2位女子2位)
福祉科40点(男子3位女子1位)
の同点に!!
続いて「リレーマラソン」!!
次々と襷が繋がれていきます!
女子のレースには、職員チームも参戦し、盛り上がりました
沿道の声援も、力になりました
ありがとうございました!
リレーマラソンも含めた結果は・・・
総合優勝 林業科
2位 福祉科
3位 農業科
となりました生徒の皆さん、大変お疲れ様でした
コロナ禍での開催となりましたが、生徒一人一人が一生懸命走り、その姿を全校生徒で応援している姿を見ると、本当に感動しましたし、開催できてよかったと思いました!
沿道で応援して下さった地域の方々、足を運んで下さった保護者の皆様、本当にありがとうございました
2021年も、芦北高校をよろしくお願いします
2学期終業式
12月24日(木)、クリスマスイブに本校では終業式を迎えました。
今日は久しぶりの雨、中庭のメタセコイヤも真っ赤に染まっています。
教室の入り口には、生徒お手製のリースが!
本日の終業式は、コロナ感染予防のため生徒達は教室にとどまり、校内放送で行なわれました。
はじめに、表彰者の紹介が行なわれました。
学科では農業クラブや林業、福祉の部門で、部活動では女子バレー部や空手部、新体操部、教科では俳句や短歌、書道などでそれぞれ表彰者が読み上げられました。また、芦校祭での各部門(パンフレット・弁論・壁新聞)での表彰や、防災に関する作文の表彰も読み上げられました。
校長講話では、コロナ感染拡大や豪雨災害、大型台風などについて触れられたうえで、この二学期の嬉しい出来事を紹介されました。スカイドームで開催した生徒達手作りの動画が披露された芦校祭、芦北町やIT企業、芦北高校との連携でICT教育に関する協定、そして先日行なわれた佐敷小の生徒達を招待して行なったクリスマスケーキ作りのお礼状が届いたことが述べられました。そのうえで、新しい年を迎えるにあたって、学校長が実践されている「夢(目標)の実現法」が紹介されました。年の初めに前年の夢を見直し、新たにその年の夢を手帳に書くこと、今年は30個の夢を書き、8つを実現できたとのことです。具体的には5つの方法があり、1つめは目標を紙に書く、2つめはいつまでに何をどこまでやるか、3つめは目標達成が客観視できるように数値化やグラフ化する、4つめは大きな目標にたいし達成に向けて分割して考えること、そして5つめは周囲の人にその目標を宣言するというものです。みなさんも、是非実行してみてください。
各部連絡では、生徒部から通学路に関する注意が、ICT機器を用いて連絡されました。
生徒達が利用する佐敷駅の隣に、「芦北町コミュニティーセンター」が建設されました。それに伴い、生徒達が佐敷駅から学校までの通学路を安全に通行できるよう、ICTで地図や写真を示しながら紹介されました。
みなさん、これから約2週間の冬休みに入ります。交通安全やコロナ感染予防に気をつけながら、新年の目標を沢山立てて、良い年をお迎えくださいね
性教育講話
性教育講話が開かれました。
本来は、全校生徒対象なのですが、コロナウイルス感染症リスクレベル5に引き上げられたため、3年生のみとなりました。
講師の先生は、「NPO法人せいしとらんし熊本」の
中村 和可子(わかちゃん)先生です。
29もの職歴を持つわかちゃん先生は、自己紹介でご自分の嫌なことも明るくサラリと話される。そして、とても優しい印象の先生です。
サブタイトルが3年生にぴったりです。
高校生活も少なくなって、社会人となっていく生徒もいるでしょう。しっかり聴いてほしいです。
今日のおはなしと題して、いくつかありましたが、性というものではまず、自分を知る。
ということ、相手を知る。ということが大切だということでした。
まず、自分のことを理解する。大切ですね。
体の仕組み、思春期と呼ばれるこの時期は心も体も大きく成長します。それに気持ちが追いついていかない!ということもあります。
なぜだか分からないけれど涙が出ることや、気持ちの浮き沈みってホルモンが大きく影響しているということが分かりました。
男女の体の違いはもちろんですが、心の仕組みもだいぶ違うようです。
性交って、何?や性交同意って何だろう?では、好きという気持ちだけではいけない。相手を思う気持ちがないといけない。ということですね。
これがエスカレートすると、性犯罪にまで及んでしまうことになりかねません。
そして、性感染症についてもしっかり理解しましょう。
とても明るくお話ししてくださった、わかちゃん先生 ありがとうございました。
最後に記念写真
芦北高校人権集会
いじめによる自殺など、痛ましい事件が報道される昨今、今回の人権集会では「いじめ」をテーマに、「命を大切にする心」を育むことを目的として行なわれました。
はじめに、学校長から、これまでの教師生活での体験談を元に、「いじめ」についてみんなで深く考えることの大切さについて熱く話されました。
つづいて、人権主任の中村先生から、これからDVDをみんなで視聴しながら、「自分だったら、どうするだろうか?」という視点を頭に置いてみてほしいと話されました。
約10分ほどのVTRを2本視聴しました。生徒のみなさんも、熱心にVTRに目を注いでいました。
いじめにあった人のケースを、どうやったら防ぐことができたか、どうすればネットいじめがなくなるか、高校生の視点を交えたトークは、本校生徒にとっても同年代の意見として関心を寄せ安かったように思えました。
つづいて、各学年の生徒人権委員から、それぞれの学年での取り組みについて発表してもらいました。
1年生からは、「情報モラル」や「部落差別」について学んだり、考えたりしたとことについて語られました。
2年生からは、「水俣病」について学んだり、現地に足を運んでフィールドワークで学んだことや感じたことについて発表してもらいました。
3年生からは、進路に向けての学習を行ないながら、就職差別を防止する「言わない、書かない、提出しない」についての取り組みについて、実践しながら学んだり、感じたことなどについて発表してもらいました。
最後に、人権委員長の塩根くんのかけ声で、「芦北高校いじめを許さない宣言」を全校生徒で復唱しました。
芦北高校では、12月2日(水)~8日(火)を人権週間と定めて様々な取り組みを行なっています。
昼休みに、人権に関わるハートフルな曲を生徒人権委員の選曲で流したり、校内への人権ポスターの掲示や、生徒全員へ人権尊重を訴えるチラシを配布するなどして、「命を大切にする心」を育む取り組みを行なっています。
薬物乱用防止講話・交通安全講話がありました
定期考査最終日の今日は、午後から芦北警察署の職員を招き、薬物乱用防止講話・交通安全講話がありました
まず、薬物乱用防止講話では薬物の現状についてお話がありました。ニュース等では芸能人やスポーツ選手が薬物で逮捕され、大きく取り上げられたりしていますが、実際には高校生・大学生くらいの年代から薬物で逮捕されており、思っている以上に身近にあることを知りました。特に大麻はタバコ感覚で使用できるので、とても流行しているそうです
次に交通講話がありました。これから日没が早くなるので、特に早めのライト点灯(自転車など)を呼びかけていました。交通事故はいつどこでも起こりえることなので、生徒は真剣に聞いていました
薬物も交通も私たちの命に関わることですので、今日聞いたことをしっかり生活の中で意識してほしいと思います
英語でCooking!
3年英語会話の授業では、調理に関する英語を学び、英語でCookingに挑戦しました。
事前に基本的な調理に関する英語を学んだ上で、ALTのキーガン先生を招いての英語での調理を試みました。
前日のうちから、干し椎茸を漬け込みました。
この日挑戦したのは、3つのレシピ
・大学芋(Candied Sweet Potatoes)
・炊き込みご飯(Mixed Rice)
・お味噌汁(Miso Soup)
2手に分かれて、早速調理開始!
3人で、大学芋と野菜たっぷりのお味噌汁を!
2人で、炊き込みご飯を調理します!
ごぼうも手際よく笹がきにします。鶏肉は、料理酒を使って下ごしらえをします。
炊き込みご飯のだしをあじみしてもらってから、具材を詰めてスイッチを入れます!
3人で、みそ汁の具材や大学芋の切り方を相談しながら調理をすすめます。豆腐も形を整えながらカットします。ゴボウもキレイに包丁の背でこそげて洗います。具材を切り終えたら、一緒に煮込みます。
サツマイモはきれいに洗って切りますが、なかなか固いですね!切り終えたら水につけ、キッチンペーパーで水気を取ります。少し小さめに切って、フライパンで二度揚げをします。これがなかなか熱かったですが、こんがりといいきつね色になりました。
温めたはちみつを流し込み、しっかり混ぜ合わせて、それから黒ごまをふりかけて出来上がり!
できたての温かいうちにちょっと味見を!「うーん、おいしい。」
裏メニューとして、抹茶ミルクも作成してみました。
さて、1時間後!炊き込みご飯ができあがり、みんなの分を次ぎ分けます!
お昼休みに、みんなでおいしくいただきました!
深まりゆく秋、食欲の秋、スポーツの秋、学びの秋、芦北高校は充実の秋を迎えています。
地震・津波避難訓練
15:00
「日奈久断層帯を震源とする震度6弱の地震が発生」との放送が流れました。
4年前の4月に何度も耳にしたあの音.........。
訓練と分かっていても嫌な音です。
みんな机の下に移動し、まず頭を 守ります
頭だけではなく体全体がすっぽり入ってしまいました。
こちらもお見事!!
周囲の状況を確認しながら、グランドへ避難します。
人員点呼!
皆、無事に避難できました。
校長先生より講評をいただきます。
概ねスムーズに避難することができました。
ただ、学校でするときは、先生方の指示がありますが、大事なのは自分の身は自分で守ること!
自分で判断をいれて、行動する
家に一人でいるときや、登下校中など最善の避難ができるようにしましょう。
地震後の二次災害「津波」浸水に備え峰崎の高台を確認しに行きます。
登り口、避難場所を実際に登って確認します。
歩いて3分ほどで着きます。
学校が見下ろせます。
地震大国の日本、ないことが1番なのですが、今回の訓練のようにまだ日奈久断層も動くかもしれません。
南海トラフ地震も起こるかもしれません。
実際起こったときに落ち着いて行動できるのか不安です。
自分の身は自分で守る! いつも心にとめておきましょう。
芦校祭 千紫万紅
朝夕の冷え込みがはじまり、校舎周辺の樹木も赤や黄色に少しずつ色づきはじめました。
農場では、花がつぼみを開きはじめ、果実が実り始めました。
校舎内では、1週間ほど前から生徒達の作品が並ぶようになりました。
書道の作品や、各クラスオリジナルの壁新聞、色紙やイラストなどがならび、支援学校さんもレインボーカラーのオリジナル手形の展示を行なっていただきました。
11月13日、秋晴れの青空に恵まれて、芦北高校文化祭が、『千紫万紅:211人の心がつなぐ物語』という今年のテーマの元、行なわれました。今回は、コロナ感染予防の観点から、学校近くにあります芦北町民総合センター(しろやまスカイドーム)を貸し切っての実施となりました。
ドーム内では、3密を避ける並びで実施されました。開会式では、学校長と生徒会長から挨拶をいただきました。
弁論大会では、各学年の予選を勝ち抜いた6名が、全校生徒、保護者そして審査員の先生方が見守る中、力強いまっすぐな想いを堂々と発表してもらいました。最後に、国語科の木下先生から、ひとりひとりにに向けて講評をなされました。
休憩を挟んで、今回のメインイベントである動画放映が行なわれました。各学科や部活動、各クラスから持ち寄られたオリジナルの動画を参加者全員で視聴しました。
大正琴の演奏や、新体操部の全国大会での中継映像、野球部のメモリアルムービーが放映されました。
「歌っちゃえ」は、今年は収録映像で行なわれましたが、時折会場から歓声が沸き上がりました。
各クラスからは、ダンスパフォーマンスや、生徒達が時間をぬって作成したコミカルなショートムービー、中には豪雨災害からの復興をテーマとした感動的な内容の動画も紹介されました。
「収穫感謝祭」では、例年収穫物を食材とした会食が行なわれるのですが、今年はセレモニーのみの実施となりました。
農業科、林業科、福祉科から代表して、それぞれ収穫物に対する感謝の思いが語られました。農業科からは、米や野菜、果物、花などが添えられていました。林業科からは、演習林で育まれた杉や檜(ひのき)についても語られました。福祉科からは、実習の際に食べ物を提供する際メニューを語ることで、食べることの喜びを感じてもらうことなどが話されました。
閉会式では、表彰のアナウンスがあり、弁論の部では2年林業科の柳田くんが最優秀賞を、壁新聞コンクールの部では3年福祉科が最優秀賞をそれぞれ受賞しました。最後に、学校長講評と生徒会長挨拶をいただいて、無事閉幕しました。
しかし、これで終わりではありません。今回は、しろやまスカイドームまで来ましたので、全校生徒全員で芦北町の歴史的遺産である佐敷城跡に登り、クラスごとに記念撮影を行ないました。東には、遠くは不知火海の風景から佐敷駅など町の風景が見渡せました。西には、芦北高校の校舎や佐敷川の流れる景色が望めました。
クラスごとに、今日のこの日を記念して、写真撮影。はいポーズ!
全九州高等学校空手道新人大会優勝(男子個人組手)
11月6日~8日まで宮崎市で全九州高等学校空手道新人大会が行われました本校から男子団体組手と男子個人組手に1名出場しました。この大会は3月に行われる全国選抜大会の予選も兼ねています。全国大会を目指し、九州の強豪たちと試合をしました
【男子団体組手(九州北ブロック)】
1回戦 芦北2-3瓊浦(長崎)
相手は長崎県を代表する強豪校、試合大将戦までもつれました。しかし、終盤に逆転を許してしまい、負けてしまいました
【男子個人組手(九州北ブロック)】
ー68kg級 優勝 弓削くん(林業科2年)
決勝戦までどの試合も常にリードを保ち、優勝することができましたこれで3月の全国選抜大会への出場権を獲得しました
優勝することができましたが、団体で負けた悔しさが残る結果となりました弓削くんには負けた選手の分まで頑張ってほしいと思います
ヴォルターズ来校
先日、ヴォルターズによるクリニックが開かれました。
豪雨災害後、体育館での練習がなかなかできないため、ほかの学校へ出向き、合同練習を行ってきました。10月に行われるウィンターカップ予選の対戦相手が一緒に練習をさせてもっらてきた学校と決まり、勝つことで恩返しをしようと意気込んでいました。
しかし、試合2週間前になってキャプテンのバッシュが履けなくなってしまいました。
サイズも大きく(32cm)手に入らなくて困っていたところ、ヴォルターズの方からバッシュを支援していただきました。
おかげで試合に出場することができました。そして、ヴォルターズのコーチや広報の方の実家も被災されたことから、何かできないかと考えておられたようで、「豪雨災害後も頑張っている芦北高校生にクリニックを開きたい」とお話をいただきました。
このような流れでクリニックが開かれたのです。
よろしくお願いします。
まずは、基礎練からです。
ダッシュ、ダッシュ、ダッシュ~!
走り方が悪かったようです。
基本ですのでしっかりやりましょう。
ドリブル練習
相手をかわす練習
個人技のあとは、基本的な攻め方を学びます。
ここをしっかりやらないと、いい攻めに繋がりません。
自分の役割を確実に!
熱心に指導してくださり、生徒達も積極的に励んでいる姿がありました。感謝です。
最後にbリーグで使用する新品の貴重なボール、私たち普段練習するボール、タオルなどを寄贈していただきました。
貴重な経験になりました。
ヴォルターズの皆さんも頑張ってください。応援しています。
災害への備えを! 防災学習LHR
11月6日 2時限目に、全校生徒に向けて「防災学習LHR」が行なわれました。
2年生は、体育館で防災に関するDVDを視聴しました。
1年生は、各教室で担任の先生からスライドを元に防災に関する学習を行ないました。
水害について、降水量のグラフなども提示されながら説明されていました。
3年生も、それぞれのクラスで担任の先生が防災に関するスライドを元に説明をされていました。
熊本地震に関する内容もあり、事前にそうした画像が出ることを話された上で紹介されていました。
地震、水害、大型台風など、私たちの身近なところで災害が起きています。
そうした災害がもしも起きた時のために、私たちひとりひとりが防災への備えと心構えを持つことの大切さを学べた貴重な1時間でした。
水俣病に学ぶ!人権学習フィールドワーク!
先週金曜日、人権学習の一環として本校2年生全員で「水俣病学習フィールドワーク」へ行きました!
農業科、林業科、福祉科、それぞれのグループに分かれて水俣病の歴史や今もなお続く訴訟問題など、語り部の方々の生の声を聴くことができました
バスでそれぞれ場所を移動しながら、「水俣湾埋立地」や汚染水を流した「百間排水口」などを現地で直接見て、当時の様子や情景を思い浮かべながら学ぶことができました!
【↑フィールドワーク 百間排水口で説明を聴く生徒】
【↑語り部さんの話をメモを取りながら真剣に聴いていました!】
【2W生徒感想】
「今回の講話をお聞きし、水俣病にかかった患者さんや家族の方は、周りに自分のことや親のことを話すことができなかったという辛さを知りました。水俣病を風化させず、私たちが学んだ事を次の世代へ伝えていきたいと思いました。」
水俣病については、地元でもあり幼い頃から学習しているものでしたが、今回のフィールドワークで始めて感じたことや改めて感じたことも多かったと思います!!
我々職員も、知識として知るだけでなく、現地の方々や当時の苦しんだ方々の思いを感じることが大切だと感じさせられました。
これからも、生徒たちと共に学ぶ姿勢を忘れず、芦北水俣のみならず郷土の魅力を伝えていきたいと思います
育友会主催 学校清掃活動
育友会主催の学校清掃活動を11月1日(日)に開催しました。
7月豪雨災害から4ヶ月、芦北高校は応急的な片付けを行い、学校生活と授業を優先して参りました。コロナ禍で校外からのボランティア受入れが難しく、片付けや掃除が後回しになった場所がたくさんあります。
今回の清掃活動には生徒、保護者、職員合わせて100人以上の方が参加してくださいました。卒業生の保護者の参加もあり、たくさんの方が泥だらけでの活動となりました。
プールのトイレです。当初に泥を掻き出しただけだったので、手付かず状態でした。
泥の塊を出して、高圧洗浄機やポンプで吸い上げたプールの水を利用してきれいにしました。
剣道場は水没して壊れた棚や床の間の掃除、道場外周りの溝上げをしました。
床の雑巾がけは何度も往復しました。
体育館横 フェンス沿いの溝は泥が堆積して草が生い茂っていました。溝の中に入っての草撤去はなかなかの重労働です。
農場の溝上げ 細い溝にたっぷり泥が溜まっていました。
甘夏果樹園は山から流れ込んだ石がゴロゴロ散らばって、足下がとても危険でした。
石撤去のおかげで、12月末頃に行う収穫時は安心して実習が出来ます。
道具の片付けを終えて、支援物資としていただいていた水やジュースと育友会からパンの配付がありました。
前日に公式の大会があった部活動もあり、貴重な休日にも係わらず参加してくださった皆様には感謝申し上げます。ありがとうございました。
今後とも育友会活動に御理解・御協力くださいますようお願い申し上げます。
生徒達の夢を乗せて、おれんじ列車出発進行!
7月の豪雨災害を受けて、一部不通となっていた「肥薩おれんじ鉄道」が全線で運転を再開することになりました。
これまでに川内ー佐敷間の不通区間は8月に解消され、残る佐敷ー八代間のトンネル付近の土砂の影響で一部不通が続いておりました。生徒達はその間、準備いただいた代替バスに乗って通学をしていました。
令和2年11月1日(日)、ついに「肥薩おれんじ鉄道」全線での再開の運びとなりました。
この日生徒達は、肥薩おれんじ鉄道株式会社様よりご招待をいただいて、記念イベントと記念乗車をさせていただきました。
式典前に、生徒達は肥薩おれんじ鉄道様からイベント参加の説明や注意事項を説明いただきました。また、丁校長とともに、多くの来賓の方々にも声をかけていただきました。
続々と関係者のみなさまがご来場される中、取材を受けたりしながらも、ドキドキワクワクの心境で式典の開始を待ちます。
式典イベントが始まると、多くの方々やマスコミ関係の方々で会場はいっぱいになりました。
そしてホームには、今回の記念イベントのために、おれんじ食堂の特別列車が到着していました。
この日を待ちわびた多くの方々の歓声や、手持ちのカメラや携帯のシャッター音があふれかえっていました。
くまモンも、このイベントのために来てくれました!
多くの方々が見守る中、テープカット!
芦校ガールズ、芦校ボーイズも並んで記念撮影、そして記念乗車します!
町長による出発進行の合図と芦北鉄砲隊による祝砲のあと、多くの方々に見守られながら、「全線運転再開記念列車」は佐敷駅を出発しました。
通学列車とは違う雰囲気に、ついついきょろきょろしてしまいます。
土砂が流入していた復旧地点を通過!
トンネルに入ると、照明が木目調の美しい車内に照らされて、華やかな雰囲気に!
おれんじ食堂車内では車内アナウンスがなされ、記念のスイーツがふるまわれました!
スイーツと海岸の景色とともに!いつもの通学列車が、なんとも言えない贅沢な時間になりました!
車窓の風景を楽しみながら、おいしいスイーツに舌鼓!
その間にも、おれんじ列車は海岸線を、安全にスムーズに走っています!
記念乗車チケットとともに!
名残惜しいですが、いよいよ終点の八代駅にまもなく到着。いつもとは違った車窓の風景をしみじみと味わうことができました!
おれんじ食堂の車両は、八代駅へ到着しました。
私たちのために、こんなすてきな旅を用意して下さいました肥薩おれんじ鉄道株式会社様、ありがとうございました。また、この復旧のために多大なご尽力を賜り、心から感謝申し上げます。また、多くの関係者の方々にも、この復旧のために力を尽くしていただいたことだと思います。誠にありがとうございます。
これから毎日、生徒達はそれぞれに未来への希望という大きな夢を乗せて、肥薩おれんじ鉄道で通学してまいります。私たち芦北高校生は、全線復旧させていただいたこの感謝の気持ちを忘れず、に頑張って参ります。これからもどうぞよろしくお願いします!
芦北町×IT企業×芦北高校 連携協定へ!
令和2年10月23日(金)
「ICTを活用した芦北高校の魅力向上に関する連携協定調印式」が本校で執り行われました!
この協定は、芦北町と町が誘致したIT企業グループが、本校の魅力向上に向けた事業を進めるための連携協定です
IT企業が持つ知識やノウハウを教職員や生徒に提供し、地域に根ざした人材育成や、地域の活性化が期待される県立高校では県内初の画期的な取り組みです!
【調印式の様子】
熊本県教育長 古閑 陽一 様
IT企業連携グループ HALO 代表者 株式会社MARUKU 代表取締役 小山 光由樹 様
芦北町 町長 竹﨑 一成 様
皆様をお迎えし、無事に調印式を終えることができました
古閑教育長からは、「今回の豪雨災害で大きな被害を受けた本校への希望となるよう事業を進めたい。この連携協定はICT教育の大きな一歩です」と祝辞をいただきました!
後半は、記者会見が行われ各社からの質問に、本校生徒も堂々と答える姿が印象的でした
【記者会見の様子】
↑写真左下 堂々と記者の質問に答える生徒会長 濵田 朝陽 君
丁 薫校長からは「これから、本校の魅力を一層高め地域を元気にしたい」と、今後の取り組みへの期待を寄せられました!
芦北高校は、今後プログラミングやデザインの知識や技術を学習し、農業科、林業科、福祉科、それぞれの専門分野に生かし、ひいては町や地域の課題を生徒自ら考え解決する手段として活用したいと考えています!
早速来年1月には現1年生、4月には新1年生全員に一人一台端末(クロムブック)の整備が決定し、より一層ICT教育に力を入れていきます!
考えただけでワクワクしてくるような、スケールの大きいビジョンに圧倒されながらも、芦北町や協力していただくIT企業グループの皆様に感謝し、より一層地域に根ざした教育と人材育成に取り組んで参る決意を抱きました!
これからも、地域とともに歩み、挑戦する芦北高校を、ぜひ応援して下さい
3年生 模擬投票に学ぶ!
選挙に対する正しい知識を学ぶとともに模擬投票の体験を行なう「模擬投票」の講座を、芦北町選挙管理委員会のご協力の下、総合学習室で行なっていただきました。
本校3年生と芦北支援学校分教室3年生との合同で実施されました。
はじめに、芦北町役場の一田様より、選挙に関する講演を、スライドとカラフルな資料とともにわかりやすく説明いただきました。
そのうえで、芦北町役場の2人の職員の方に、芦北町長選を模した演説を行なっていただきました。芦北町の選挙公報まで、きちんと作成いただきました。ありがとうございます。
休憩を挟んで、いよいよ「模擬投票」を体験します!
はじめに、農業科3年の山下くんが、みんなの前で、投票を行なう上での「受付」や「投票記載所」、そして「投票箱」への投票について、芦北町選挙管理委員の方にていねいに説明いただきながら、模擬投票を行ないました。3年生のみなさんは、この様子を興味深く眺めていました。
さて、いよいよ「模擬投票」です!初めて行なう投票行動に、少しドキドキしながらも、全員が行なうことができました。
「模擬投票」を終えたあとで、芦北町選挙管理委員の方から、開票作業の手続きや開票などについて、カギのかかった投票箱を提示されながら開けて説明をされました。
最後に、福祉科3年の笹尾さんが、「実際に模擬投票を行なうことで、選挙に対する考え方や選挙のルール、投票所での投票のやり方について詳しく学ぶことができました。」と謝辞を述べました。
3年生のみなさんにとって初めてのことが多かったと思いますが、これからも選挙についての正しい理解につとめるとともに、選挙権年齢になったら必ず投票に行きましょう!
鹿本農業高校が被災地支援に来てくれました
「7月の豪雨で被災した芦北高校を応援したい」ということで、山鹿市にある鹿本農業高校の農業クラブの生徒が芦北高校を訪れてくれました
今年は新型コロナウイルスの影響で他校との農業クラブの交流がなかったので、お互い初対面です。まずはお互いの学校紹介をして交流を始めました
鹿本農業高校からは花プランターと授業で作ったクッキーをいただきました花プランターには直筆のメッセージが書いてあり、とても心温まるものをいただきました
芦北高校の被災状況を知りたいということでしたので、写真で当時の状況を見た後、実際のその現場(校内)を案内しました
最後に交流を記念して全員で写真撮影をしましたそして、芦北高校からは交流の記念として林業科で作成した木工製品をプレゼントしました。両校にとって今日はとても充実した1日になりました。鹿本農業高校の皆さん、本当にありがとうございました
学年別弁論大会
10月16日(金)の2時間目に、学年別弁論大会が実施されました。
先日、クラスの予選を終えた生徒達から、学年の代表を決める大会でした。
本来でしたら、学年別に集合をして、生徒の前で実施するのですが、コロナ感染拡大予防のため、事前にビデオ収録を行ないました。
(事前のビデオ収録の様子)
本番では、各教室で生徒達はそれぞれの教室で事前に録画された発表を聴き、審査を行ないました。
(当日、教室で発表を聴く生徒達の様子)
それぞれの発表に、生徒達がそれぞれに抱く思いを深く感じ取ることのできる弁論が展開されました。
生徒達それぞれに、心に響くものがあったと思います。
さて、それぞれの学年で代表が2名ずつ、合計6名が審査により本選に出場することが決定しました。
11月13日(金)に実施予定の「芦高祭」当日、上記6名によります本選が行なわれます。
今度は、全校生徒の前で、みなさんの想いを届けて下さい。
芦北高校、アニメ化(第11&12話(最終話))
放課後ていぼう日誌も、先日TV放送の最終話が放映されました。
今回も、多くの校舎のシーンが登場していました。
アニメでは夏の風景でしたが、本校の樹木は少しずつ秋の気配を感じさせてくれます。
廊下のシーンも登場していました。右は、西日が少し和らいできた本校の廊下の風景です。
授業が終わって放課後の教室のシーン、カーテンの色も本校と同じですね!
廊下を通るシーンですが、アニメではキレイなあじさいが咲きほこっていますね!
ここはふたりがランチを食べていた中庭のシーンのすぐ裏手になります。
生徒昇降口のシーンでは、遠くに生徒達の自転車小屋が見えています。
外側の外観は、実際よりも豪華に描かれていますね!ありがとうございます
赤いレンガの舗道の先に自転車小屋が見えるシーン、実際よりもきれいに描かれていますね!
さて、この11&12話では、陽渚さんがキス釣りに挑戦するシーンが2話連続で紹介されていましたね。
イソメのえさが苦手な陽渚さんは、イソメのルアーでキス釣りに挑戦。
他の部員が軽快に釣り上げる中、ひとり収穫を上げられず落ち込む陽渚さん。
しかし、そんなことでは諦めず、どうしたら釣れるかネット検索を行ないながら考え続ける陽渚さん。
それでもうまくはいかず、友人との何気ない会話をきっかけに、今目の前に広がる海のキスに向き合い、ついに釣り上げることに成功しました!
4人の個性あふれる「放課後ていぼう日誌」のコミックでストーリーは、これからも続いていきます。そちらでも、芦北町や芦北高校のシーンがさらに見られると良いですね!
さて、そのような目の前の課題を高校生が多様な視点から情報を集めたり、考察したり、みんなで話し合ったりしながら学んでいく科目に、「総合学習(総合的な学習の時間)」というものがあります。本校では専門高校のため、農業科、林業科の3年生ではそれぞれの専攻学科の「課題研究」がそれに充てられています。
本校農業科のほうじ茶を研究したグループがあります。
(農業科ほうじ茶班発表スライドより)
芦北水俣のお茶の生産量を調べ、県内有数の産地であることを知ると、地元の栽培農家を訪ねたり、大学の協力を得て、「緑茶・紅茶・ほうじ茶」の成分分析を行ないました。分析結果からほうじ茶には中性脂肪や血糖値の上昇を抑える働きがある成分が多く含まれているということが分かりました。また、同大学の学長から「ほうじ茶は製造工程で加熱をするため、カテキン類が減少している。苦味や渋味が無く加工品の原料として適しているのでは」という助言をいただきました。
そのため、生徒達は地元のお茶の認知度を上げようと、加工食品の開発に取り組み始めました。
(農業科ほうじ茶班発表スライドより)
早速生徒達はほうじ茶を使ったシフォンケーキ作りに着手。様々に製造方法を変えたり、試食アンケートを繰り返したりしました。また、地元の洋菓子店の方にも製造技術のアドバイスを受け、約1年後に完成しました。
(農業科ほうじ茶班発表スライドより)
「ほうじ茶シフォンケーキ」は様々な販売実習でも好評で、多くの方に楽しんでいただきました。
また、商品開発に協力いただいた地元の洋菓子店で、実際に商品として今現在も販売されています。
(農業科ほうじ茶班発表スライドより:写真は昨年度のものです)
この取り組みは、昨年の熊本県の大会で最優秀賞を受賞。また、多くのメディアでも、「ほうじ茶シフォンケーキ」の取り組みを報道いただきました。こうしたこともあり、生徒達が目標としていた『地元のお茶の認知度を上げる!』ということにつなげることができました。
つづいて、林業科では、以前アマモの植栽についてご紹介しました。
(林業科アマモ班発表スライドより)
生徒達がアマモの植栽をはじめたっきかけは、約18年近く前に地元芦北漁協より「海のゆりかご」としてのアマモ場を復活させてほしいという依頼があったことがきっかけでした。以来、生徒達は大学などの支援を受けて当初の約30倍もの広さまで拡大させることができました。
(林業科アマモ班発表スライドより)
(アマモの移植と生育調査の様子:写真は1月(左)と6月(右)のものです。)
40年ほど前の野坂の浦は、海の生物たちが多く生息していました。しかし、近年防波堤の建設と放置された人工林から河川への土砂の流入によって湾内にヘドロが堆積し、アマモが埋もれてしまいました。ここは、従来のアマモの植栽方法がなかなか通用しません。そこで、彼らは演習林で用いている別の方法を思いつきます。
(林業科アマモ班発表スライドより)
(ロープ式に使用する花枝の採取とロープ式に取り組む様子)
森林でロープを用いた種の散布方法を、海へ応用してみることでした。上記の右図のように、アマモの花枝(種子)をロープに括り付けてアマモの種子散布を促す方法です。この方法により、最初にご紹介したような大規模なアマモの造成に成功しました。
(林業科アマモ班発表スライドより)
(カキ殻撒きに取り組む生徒達の様子:写真は1月のものです)
しかし、この種子散布法では、ヘドロの深い海域では繁殖が難しかったようです。そこで、今度は「カキ殻」を敷き詰めることでヘドロの巻き上がりによる光量不足を補う方法を試みました。現在、生徒達はこのヘドロとアマモの生育との関係を様々に検証しながら、よりよい方法がないか検討を重ね続けています。
(夕陽をバックに、芦北湾内で生育調査を行なう生徒達の姿:写真は昨年度のものです)
最後に、福祉科では介護技術を3年間を通じて継続的に学び、介護についての専門スキルを学校や介護実習を通じて磨いていきます。
生徒達は、それぞれの介護施設に実習で向かう前に、事前に介護技術について学んだり、介護施設の方と事前打ち合わせを行ないます。
介護施設では、初めて行くときはドキドキしながらも、入所者の方々への様々な対応を経験しながら学んでいきます。笑顔で対話をして、信頼関係を築きます。お顔を拝見しながら、ペースを考えて食事の介助を行ないます。その中でも、レクリエーション活動は楽しみの一つで、たくさん楽しんでもらいます。誰かを笑顔にすることが、生徒達にとって最高の報酬になっています。
ここで学んだことは、みんなで振り返りを行ないます。
また、3年生になると、全体でのケース別の課題発表会を行ないます。
でも、これで終わりではありません。3年生の終わりに、生徒達は介護福祉士の国家試験に挑みます。
高校在学中にこの国家資格が取得できる学校は、そう多くはありません。本校生の合格率は、常に全国平均を上回っており、平成30年度は100%の合格者を出しました。
前回のブログで、「カササギ」と紹介した鳥の名前は、「アオサギ」の誤りでした。
お詫びと訂正をさせていただきます。
アオサギさんは、時々本校のプールにも遊びにやってきていますよ。
さて、「放課後ていぼう日誌」のTV放映は終了しましたが、これを通じて芦北町の様々な魅力も再発見することができました。芦北高校はドラマティックなスクールライフにあふれています。今後、多くのみなさんに芦北高校の様々な魅力を発見していただけたら幸いです。
(上記のアニメ放送の写真は、秋田書店様の許可を得て掲載させていただいております。)
芦北町復旧・復興ボランティア(第1回・第2回)を実施しました
7月に発生した熊本県豪雨災害から3ヶ月が過ぎましたが、復旧作業に苦慮されているところも多くあります。芦北高校も多くの方々の支援を受けて学校再開ができました。芦北町の復旧・復興に少しでもお役に立てたらと思い、生徒会・ボランティア部・アマモ研究班を中心にボランティアを計画しました。まずは、多くの立木や災害ゴミ等が流れ込んでいる芦北海岸の清掃活動に取り組みました。
<第1回目> 10月10日(土) 御立岬海浜公園
海岸清掃
流木撤去
ゴミ拾い
この日だけで流木は、2tトラック7台分、ゴミ類は4台分を収集しました。御立岬海浜公園館長の木倉さんからは、災害後から大潮の度に海岸には多くの流木やゴミが流れ着く話をお聞きしました。芦北の宝である海を守るためにも今後も私たちにできることを取り組みたいと思います。
<第2回目>10月17日(土)芦北漁協付近・芦北湾(野坂の浦)
午前中に予定していた鶴ヶ浜海浜公園の清掃活動ボランティアは雨のため後日に延期となりましたが、午後から天気が回復したため、芦北漁協周辺及び海底ゴミ・流木の撤去作業をアマモ研究班とボランティアの生徒合計16人で行いました。
海に漂流する災害ゴミの清掃
芦北漁協より船2隻を準備いただき、船上からと潮が引いた干拓で流木撤去作業を行いました。
芦北高校では、18年前から芦北湾のアマモ場保全活動に取り組んでいます。活動当初、0.25haであったアマモ場は、長年の活動により7.5haまでに拡大していました。しかし、今回の豪雨災害によりアマモ場は壊滅的な被害を受けています。現在、アマモ研究班の調査では、約5haのアマモ場が土砂に埋もれ、消失している状況がわかってきました。
豊かなアマモ場、豊かな漁場、豊かな海を守るためにも本日の作業は重要なことです。
最後に、全員で「芦北の海を守るぞ!」とアマモ場の復活に向けてのかけ声をかけて写真撮影しました。
避難訓練
生徒には予告なしで避難訓練が行われました。
火災発生場所は、加工実習棟です。
非常ベルと誘導放送に従って速やかに避難します。
全員無事が確認されました。
かかった時間は・・・・・・・・
4分13秒
教頭先生より講評をいただきます。
経験が訓練には必要である。その経験値をあげることが重要である。
その中でも「自助」
みんな助け合いということも大切だけれども最終的には自分の命は自分で守る!これに尽きる。そのためには、このような訓練を通して瞬時に判断できる力、行動できる力を身につけてほしい。
というお話をいただきました。
災害はいつ起こるか分からない。訓練とはいえ次は3分台目指して頑張りましょう!
次に、実際に消火器を使って消火訓練です。
立尾電設様より消火器取扱説明を受けます。
1,ピンを外す
2,ホースを外す
3,レバーを下げる
消火器の消火剤は3メートルから5メートル。しかも、わずか15秒しか出ない。
これをよく理解して生徒による操作実演
今回は、消火剤が出る消火器を使うため、実際の炎を消すようです。
ピンを外す
ホースを外す
レバーを下げて炎近づいて消火
慌てず確実に消火できました。
最近、朝晩の気温が下がり過ごしやすくなってきました。
空気も乾燥しています。
皆さん火の取扱いには十分注意しましょう。
熊本県新人大会男子個人組手優勝!(空手道部)
10月10日・11日にかけて熊本県高等学校空手道新人大会が行われましたこの大会は全国選抜大会出場のために実施される九州大会出場をかけた大きな大会です。また、本校はこの大会4連覇(男子団体組手)しており、5連覇のかかった大事な大会でもあります
男子団体組手5連覇をかけて選手たちは一生懸命戦いましたが、3位という結果になってしましました。九州大会の出場権は確保したのですが、連覇が途切れたことに悔しさを感じる生徒もいました
男子個人組手では林業科2年弓削くんが優勝しました昨年度の大会では優勝することができませんでしたので、うれしい優勝となりました
11月に行われる九州大会で上位入賞すれば全国選抜大会に出場できます。全国制覇を目指して頑張ってほしいです
芦北高校、アニメ化(第9&10話)
放課後ていぼう日誌、第9話では、芦北高校の校舎のシーンが数多く登場していました。
体育館前のシーンでは、本校の建物やメタセコイヤの木もそのままに、といった雰囲気でした。
梅雨の時期のイメージでしょうか、あじさいでキレイに彩られていました。
体育館前では、多くのスロープが登場していますが、本校には数多くのスロープがあります。
本校の福祉科では、車椅子を使った実習授業であり、多くの生徒達が福祉施設での体験実習前に車椅子での介助についてしっかり学びます。
(「介護チャレンジ教室」で車椅子での介助を学ぶ生徒達:写真は昨年度のものです)
高齢者の方の気持ちを体感するために、特殊なプロテクターをつけて身体の動きに制限を加えたり、視界を狭めるゴーグルをつけて、階段の上り下りを体験したり、介助したりします。
また、介護用ベッドを用いて、食事の介助について体験的に学びます。介助する側とされる側の両方を体験することで、思いやりを大切にした介護のあり方について、生徒達は日々学んでいます。
つづいて、プールのシーンでは、本校らしい光景がそのままに浮かび上がっていました。
(上がアニメで登場したシーン、下が本校の現在のプールの様子。)
ていぼう部が釣りの際に海に落ちたときのための救急訓練のシーンでしたね。
本校福祉科では、毎年日赤の方に来ていただいて救急訓練の講習を受けたり、障がい者スポーツとして認知度が高まっている車椅子バスケットを体験したりしています。
(日赤の方に講師に来ていただいて、救急訓練について学ぶ生徒達)
(車椅子バスケットに楽しんで取り組む生徒達:写真は昨年度のものです。)
9話では、「カササギ」さんが釣り糸に足を絡めているのを、部員みんなで取ろうとしたシーンがとても印象深く残りました。
その試みは、本校林業科の生徒達が、「森・川・海」のつながりを大切にしながら、そこに生息する様々な動植物、昆虫、微生物などを育む取り組みと似ているような気がします。
林業科では、森林に親しみ森林の役割を知ってもらおうと、毎年近隣の小学校や支援学校、一般の方々に向けて「森林教室」を開催しています。鏡山の本校演習林に10年ほどかけて整備された約1.4キロに及ぶ自然遊歩道、別名「いやしロード」で、五感で森を感じてもらいます。
(鏡山にある演習林での「森林教室」の様子)
(一般の方々に森林の役割についてイラストを用いて説明する林業科の生徒達:写真は昨年度のものです。)
第10話では、「のべ竿」を使った「ウキ釣り」に挑戦するシーンが登場していましたが、この日も釣った魚は食べる、とアジゴをていねいに調理しておいしくいただくシーンがいつものように登場していましたね。
本校農業科では、食品製造の授業があり、先日もHPのブログで「カスタード・プディング」や「パウンドケーキ」がレシピ付きで公開されていましたね。
本校には、今年で68年目の歴史を持つ芦北高校伝統のマーマレードジャムがあります。
あらかじめ蒸した『甘夏』を果肉と皮に分け、
皮は細切りにしたうえで、釜で煮詰めます。
特殊な機械をつかって濾したあとで、糖度を測りながら砂糖を加えて煮詰め、
瓶詰めをし、殺菌して、ラベルを貼って出来上がりです!(写真は昨年度のものです)
(文面の都合上、かなりの行程を省略して紹介しています。)
(上記のアニメ放送の写真は、秋田書店様の許可を得て掲載させていただいております。)
「放課後ていぼう日誌」は、先週でテレビ放送を終了してしましたが、芦北町や本校にはアニメを通じて紹介された以上の魅力がたくさんあります。是非みなさんも、「放課後ていぼう日誌」で感じられた鮮やかな光景を直接瞳に映してみてください。
あたたかいご支援をいただきました!
東京の田町観光協会様(成田範之さん)から、野坂屋旅館様をつうじて芦北高校(生徒・教職員)に向けてマスクを280個寄贈していただきました。
(かわいらしい猫をあしらったデザインに「がんばろう あしきた」とデザインロゴがありました!)
(早速マスクをつけて、笑顔のまなざしをおくる生徒会メンバー!)
大切に使わせていただきます。ありがとうございました。
つづいて、兵庫県の2つの学校から雑巾と温かいメッセージの寄せ書きを贈っていただきました。
神戸常盤女子高等学校さんから、雑巾と、くまもんと鳥さんのやさしいハグのイラストと、カラフルの色紙の一つ一つに心のこもったメッセージを寄せていただきました。たくさんの励ましをいただき、大変ありがとうございました。
西宮今津高等学校ING部さんから、雑巾と、学校のキャラクター「しーがるくん」のイラストと部員の方々から温かいメッセージをいただきました。ING部とは?と思い学校HPを確認させていただくと、Imazu Normarization Groupの略で、ボランティアをされている部活動のみなさんということが分かりました。優しい気持ちを、どうもありがとうございました。
ここには全てを書ききれませんが、ほかにも多くのみなさまから多くの支援をいただいております。みなさまの温かいご支援により、生徒達は日々かつての日常を少しずつ取り戻しながら、毎日の学校生活を元気に過ごしております。心より感謝申し上げます。
生徒総会・生徒会役員選挙
令和2年度の生徒総会・生徒会役員選挙が行われました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、校内放送やスライド
を活用しました。生徒会役員を中心に、スムーズに会を進めることができました。
生徒たちは真剣な眼差しで、各教室で放送や動画等を視聴しました
その後、各学年で会場を分け、生徒会役員選挙の投票を行いました。
各自が責任を持って投票用紙に記入し、投票箱に投入しました。
農林水産大臣より激励状をいただきました!
農林水産大臣の「今年農業クラブ全国大会が中止になったため、今まで農業クラブ活動を頑張ってきた農業高校生たちを励ましたい」という思いから、本校に農林水産大臣から激励状が届きました
農林水産省九州農政局の職員より、本校生徒を代表して林業科3年の農山くん(本校農業クラブ会長)が農林水産大臣の激励状を受け取りました
今年は新型コロナウイルスの影響で様々な大会が中止や代替になりました高校3年生には来年がありません。悔しい思い、残念な思いがあると思いますが仕方ありません。しかし、学校での頑張ったことはきっと活かされる時が来ると思います様々な人たちが皆さんを応援しています!頑張ろう芦北高校生!
芦北高校体験入学!
9月13日(日)、青空の広がる晴天と暑さの和らいだ涼しさに恵まれて、芦北高校体験入学を行ないました。中学生のみなさんや保護者の方々、引率の先生方など、大勢の方にご参加いただきました。
今回は新型コロナ感染拡大予防のため、会場は「生徒会」「農業科」「林業科」「福祉科」の4つのセクションに分かれ、校内放送で開会行事の校長挨拶や諸連絡が行なわれました。
そのうえで、4つのセクションをめぐる体験型の説明会が行なわれました。
「生徒会」のセクションでは、学校紹介、部活動紹介、各学科紹介などがスライドや動画などを用いて行なわれました。
「農業科」のセクションでは、「生産・加工・販売」といった学科概要のスライドでの紹介や、果物やジャムの糖度測定を行ないました。舌で味わう感覚と、甘さを数値で測定する体験に、中学生のみなさん興味深そうでした。
「林業科」のセクションでは、葉っぱから木を当てるクイズは保護者の方も巻き込んで楽しく行なわれました。また、林業科で学ぶ自然環境の役割についても説明がありました。木工体験では、ストラップ作りを本校生のアドバイスを元に、中学生のみなさん楽しそうに取り組んでいました。
「福祉科」のセクションでは、福祉体験を行ないました。「車椅子体験」では、本校生による操作方法の案内のあとで、実際に車椅子に乗ってみたり押してみたりしてもらいました。「杖の体験」では、実際に重心のバランスをとりながら階段を上り下りしてもらいました。初めて体験することで少し緊張したり怖かったりしたかもしれませんが、先輩方のアドバイスに、みなさん笑顔で体験できていてよかったです。
本日参加いただいた中学生のみなさん、保護者のみなさん、そして引率の先生方お疲れ様でした。また、本日参加できなかったみなさんにも、芦北高校スクールガイド2020をご覧いただき、芦北高校の魅力をさらに知っていただければ嬉しいです!
豪雨災害を乗り越え、最後の夏へ~高校総体代替大会・野球独自大会~
7月の豪雨災害では、多方面からたくさんの温かいご支援ご協力をいただき感謝申し上げます。
大きな被害を受けた本校ですが、生徒たちにとって今なお、前を向く理由があります。
それは「追いかけた夢」の実現です
7月後半~8月前半にかけて高校総体代替大会、野球の独自大会が開催されました。
コロナ、7月豪雨により、厳しい環境と練習時間も削られた中での大会となりましたが、生徒たちが最後まで諦めずに戦った結果をご紹介したいと思います!
【剣道部】
男子個人戦
2回戦 3F塩根 メメ - 稲葉(慶誠) 2本勝ち
3回戦 3F塩根 ー 宮本(熊本西) 1-2判定敗退
3年生らしい、堂々たる戦いぶりでした!
熊本日日新聞にも取り上げていただきました
【男子バスケットボール部】
芦北 42 - 64 文徳
惜しくも敗れましたが、3年生を中心に粘り強く戦いました!
【弓道部】
男子・女子共に予選敗退となりましたが、すべて出し切りました。悔いはありません
【サッカー部】
代替大会城南ブロック
芦北 1-3 八代清流(2年福祉科石田1得点)
芦北 0-5 矢部
結果は敗退となりましたが、選手・マネージャーは最後まで頑張りました
さらに一丸となって10月の選手権大会に挑みます
【女子バレー部】
芦北 0-2 国府(10ー25)( 5-25)
新体制で試合が出来たことを誇りに思います
次は農高大会、春高予選に向けて頑張ります!
【女子バドミントン部】
3W笹尾 シングルス1回戦敗退
3年生1名でよく頑張り、ここまで部員を引っ張ってくれました
後輩たちの目にはしっかりその姿が焼き付いています!
【野球部】
芦北 0-8 八代東
”常笑軍団”の名の通り、最後まで野球を楽しんで、自分たちのプレーを貫きました。
これからも、しっかり前を向いて進んでいきます!!
応援ありがとうございました!
以上、今夏の高校総体代替大会・夏の独自大会の記録でした
今後とも芦北高校の応援よろしくお願いいたします
芦北高校、アニメ化(第7&8話)
ていぼう日誌第8話では、久しぶりに校舎のシーンが登場しました。
洪水被害の様子もすっかり無くなったかのように思える正門付近ですが、正門を入ってすぐ左手にツツジの木が植えられています。この地面に泥が固まっており、昨日の夕方は農業科の生徒達がその除去に奮闘していました。見えないところにも、まだ被災の後がありました。
(ツツジの木の根元に固まった泥を除去する生徒)
(1階廊下から正面玄関を窓から見える風景)
先輩達と会話する光景では1階の廊下が登場しています。現在1階の廊下の床には修復工事に向けてと思われるテープが貼られ、改修の時期を待っているところです。
保健室のシーンが登場していますが、残念ながら被災しており、現在2階の生徒指導室を保健室に模様替えして使用されています。
さて、第7話では、「穴釣り」ということで、ていぼう沿いにがらかぶ釣りをしているシーンが登場しています。先日のブログでも書きましたが、ていぼう沿いでは、林業科の生徒達がアマモの繁殖を行なっています。
(かごしま水族館内で撮影したアマモの水槽の様子:海中のイメージ)
アマモは、多くの海の生き物を育むのに役立ちます。生徒達はアマモ場における海洋生物の生物調査を行ない、様々な生き物たちの生息地として定着していることを示す発表を様々なところで行なっています。
(林業科アマモ班発表スライドより)
こちらは、生徒達がアマモ場で実際に生息を確認した生物たちです。
現在約7.2ヘクタールと当初の約30倍もの広がりを見せる野坂の浦にあるアマモ場は、多くの海洋動植物を育む大切な生息地となっています。世界的にもこのアマモ場が減少傾向にあり、アマモの植栽による環境保全活動は、多くの方々に関心を寄せていただいております。
(今回の豪雨災害でアマモ場も被害を受けており、状況については現在確認中です。)
ふたたび8話に話題を戻り、ここではテナガエビの釣りを川で楽しむシーンが登場します。
本校のすぐ隣を流れる乙千屋川周辺は、南九州西回り自動車道路が開通する以前はホタルがたくさん乱舞する生息地でした。しかし工事後、乙千屋川は以前の姿から変貌を遂げ、以前のようにホタルが乱舞する姿が見られなくなりました。
そこで、本校林業科の生徒達が地域の方々と連携して、かつての乙千屋川の姿を取り戻そうと、様々な植栽を行ないました。
(林業科ホタルプロジェクト班発表スライドより)
まず、多様な生物の繁殖地としての川床づくりとして「ネコヤナギ」や「クレソン」の植栽を行ないました。こうした取り組みのおかげで、生徒達による乙千屋川の生物調査では、多様な生物の生息が確認されました。
(林業科ホタルプロジェクト班発表スライドより)
よく見ると、このスライドの左下に「テナガエビ」がいるのが分かりますか?
また、地域連携ということで、毎年初夏にホタルの観測会を開いておりました。ホタルの幻影的な光を楽しみに、多くのみなさんが参加して下さいました。また、この様子は地元の新聞社などでも報じていただきました。
(林業科ホタルプロジェクト班発表スライドより)
こうした取り組みを、昨年「高校生水の国フォーラム」でも発表を行ない、多くの方々に関心を寄せていただきました。
豊かな森を育めば、豊かな川、豊かな海をつくることにつながります。そのうえで、豊かな森を作ることの大切さを、本校林業科の生徒達は日々学んでいます。
(ホタルまつり開催を前に、元気にポーズをとる生徒達:写真は昨年度のものです)
残念ながら、今回の豪雨災害でせっかく育んだ川床が流れてしまったとのことですが、また復活させるべく「ネコヤナギ」の植栽などに取り組まれるとのことです。
アニメ「放課後ていぼう日誌」は、下記の時間帯に放送されています。
BS11 毎週水曜深夜24:00~
RKK 毎週金曜深夜25:55~
上記の写真は、秋田書店様の許可を得て掲載させていただいております。
部員のキャラクターが面白いハーモニーを見せてくれていますが、「釣ったら食べる」をモットーにした活動が見ていてほほえましいですね
高校生のみなさんから支援をいただきました!
この夏休みの間にも、様々な方々から多くの支援をいただきました。
今回は、その中から2つの学校から送っていただきました支援物資についてご紹介します。
静岡県にある浜松学芸中学校・高等学校のみなさんから、段ボール2箱分もの様々な文具を贈っていただきました。いろんな生徒さんが、それぞれ手元から持ち寄っていただいたようで、かわいらしいキャラクターのついた文具もあり、本校生徒も大変喜んでいました。生徒の自宅が被災したところもあり、大変助かりました。みなさんの温かいお心遣い、ありがとうございました。
つづいて、愛知県の豊明高校のイラストレーション部のみなさんが、とても愛嬌のあるポップなイラストとともに応援メッセージを寄せていただきました。また、「アマビエ」をあしらったかわいらしいキーホルダーには、『がんばろう熊本』とメッセージが寄せられていました。ネットで調べてみると、このキーホルダーの作成には多くの方の寄付が寄せられていることを知りました。このような支援をみなさまからいただき、大変嬉しく思います。
(みなさんの温かい声援に笑顔で感謝を表す生徒会メンバー)
ここでは、これまでにいただいたみなさまの温かいご支援を全てはご紹介できませんが、こうしたさまざまな声援やボランティアの方々のご協力のおかげで、生徒のひとりは、「『早く学校を元の姿に戻すぞ!』、という思いがよりいっそう強まり、精神面で大きな支えにすることができました。」と感想を述べてくれました。
先日から新学期もスタートし、エアコンも何とか間に合って復旧していただきました。まだ施設設備など復旧が必要な箇所は多々ありますが、生徒達の心にはみなさんの温かい気持ちが伝わり、声援を頑張りにかえて、明るく前向きな気持ちで学校生活に臨む姿が見受けられます。みなさまのご支援、どうもありがとうございました。
2学期始業式
新型コロナの影響で少し短かった夏休みが終わり、今日から2学期がスタートしました。
新型コロナウイルス感染予防と豪雨被害により、全校生徒教室での放送での始業式となりました。
校長訓話では、多くの義援金や支援物資寄せられたこと、中でも宮城県と岩手県の高校からの義援金と手紙が紹介されました。(東日本大震災で被災し、受けた支援の感謝の気持ちがあり、今回募金活動を行ったとのことでした。手紙は1階生徒昇降口に掲示してあります。)
そして、『初心にかえる』というお話でした。
新型コロナウイルスと豪雨災害のなかにあって、普段通りの活動ができない状況だからこそ初心にかえる必要がある。
次に、『地域の信頼と期待に応える。』同じ災害を受けた芦北町に何か力になるようなことをしていきたい。
ということでした。
今回も校歌斉唱は、演奏を聴きました。
写真もソーシャルディスタンス
最後に宮城県の加美農業高等学校の生徒さんからの手紙を紹介します。
熊本県立芦北高等学校の皆さま
私たちは、宮城県加美農業高等学校の農業クラブ・家庭クラブです。貴校が大雨の影響で被災したと伺い、私たちにできることを考えました。片付け作業などで使えると思い、応援のメッセージを載せた軍手を贈ることにしました。応援のメッセージは、本校生徒みんなで書きました。ぜひ何かの機会で使っていただけたら嬉しいです。
1日でも早く復興することを願っています。
宮城県加美農業高等学校クラブ・家庭クラブ
その軍手がこちら
嬉しかったのでハート型にしてみました
その気持ちがありがたいですね
2学期も頑張りましょう。
芦北高校、アニメ化(第5&6話)
毎回オープニングでは、浜辺やていぼうで釣りを行なうシーンが登場しています。
「漁師さんが山に木を植える」という話を聞いたことがある方もおられるかもしれません。
豊かな森は、川を通じて豊富な栄養分やミネラル分などを海へ運び、そのおかげで海が豊かになり、魚が良く捕れるというお話しです。
本校林業科の生徒達は、演習林を通じて、『森・川・海』のつながりの大切さについて学んでいます。
今回の第5話では、潮干狩りをするシーンが登場していますね
ところで、海をきれいにする役割として、干潟と藻場があります。
林業科の生徒達は、この中の藻場の育成にも力を入れています。
〔 真冬の海の深夜2時頃、アマモの移植を行なう生徒達:アマモの根は冬に成長します 〕
地元の漁協や大学と連携して、藻場のアマモを繁殖させる取り組みを平成14年から行なっており、
当初は0.25ヘクタールだったアマモ場が、現在では7.2ヘクタールと約30倍にまで広がっています。
この豊穣の海を取り戻すアマモ再生プロジェクトは、生徒達の様々な発表を通じて、多くの方々に環境問題に関する大きな関心を寄せていただいています。
つづいて第6話では、地元の釣具屋さんに釣り道具やえさの購入に向かうシーンが登場しています。
本校生徒も、昨年の夏休みはこのモデルとされる事業所で、インターンシップでお世話になっております。
釣り好きの生徒が自ら希望して職場体験活動をさせていただきました。
様子を伺いに訪ねたこの日は、『えさ作り』に取り組んでいました。
このほかにも、近隣の市町村の事業所で多くの貴重な体験をさせていただきました。
〔上記のインターンシップの写真は、昨年の夏休みのものです。〕
さて、第5&6話では、とても個性的な顧問の先生が登場していますね。
これからどんな展開になっていくのか、さらに楽しみになってきましたね
芦北高校、アニメ化(第4話)
芦北町や芦北高校が登場しているアニメ「放課後ていぼう日誌」、今回は第4話をご紹介します。
佐敷駅で待ち合わせの風景ですが、生徒達が普段は肥薩おれんじ鉄道での通学で毎日利用しています。
よく見ると「三敷駅」と作品中では脚色されていますが、実際の光景は右図のようになります。
先輩達が待ち合わせに到着する様子です。現在、肥薩おれんじ鉄道は、豪雨災害のため運休区間が出ており、現在代替バスが運行しています。生徒達は、夏休み中も、課外や部活動、実習当番などで学校に通ってきています。
〔 肥薩おれんじ鉄道(左)のアニメ版とおれんじ食堂の列車(右)の写真〕
肥薩おれんじ鉄道は、生徒達が通学する大切な公共交通機関です。また、本校農業科の生徒達が、食品開発を行ない、昨年度は「おれんじ食堂」さんと地元のレストランさんと特別コラボを実施しました。
地元のイタリアンシェフが、芦北高校開発のキーマカレーをアレンジしました。
牧場を経営するオーナーが、ポークカツレツを提供されました。
生徒達は、それぞれに合う特性ジュレ・ソースやデザートを添えました。
一緒に車内に乗り込んで車内アナウンスをしたり、お客様のオーダーをとったり、配膳をしたりしました。
生徒達にとっても、思い出深く美しい海岸列車の旅に貢献することができました。
〔このトピックの写真は、昨年度のものです〕
ところで、鉄道を利用して買い物にいくシーンですが、移動中のおやつに「不知火(しらぬい)」が登場しています。これも、本校農業科の生徒達が、ビニールハウスで栽培実習を行なっています。残念ながら、今回の豪雨災害で多くのビニールハウスが被災してしまいました。
「でこぽん」という名前を良く聞かれるのではないでしょうか?芦北高校産の果実は、「あしぽん」と農業科の先生からお聞きしましたが、いずれも品種名は「不知火(しらぬい)」だそうです。
夏場に、ハウス内で枝吊りや玉吊りを行なって、大事に果実を育てます。
2月上旬に収穫期を迎え、収穫を行なうための『鋏(はさみ)入れ式』を行ないます。
一つ一つていねいに果実を傷つけないように収穫していきます。
しばらくの間、冷暗所や冷蔵庫などに貯蔵され、熟成させて糖度が増してから、日本全国に出荷されていきます。
〔 立派に実った「不知火(しらぬい)」。上記の収穫の写真は、昨年度のものです。 〕
さて、列車が海浦駅(うみのうらえき)を通過するシーンがあります。
〔 写真は、2年ほど前の夕刻に撮影したものです。〕
〔 佐敷駅に張られた列車運休と被災の状況の案内 〕
多くのみなさんが乗車を待ち望んでいる「肥薩おれんじ鉄道」、暑さの厳しい中で復旧に向けて現在多大な努力をされていることと思います。大変お疲れさまです。運転再開の日を心待ちにしております。
また、この『放課後ていぼう日誌』の作者であられる小坂先生が被災されたと聞きました。
心よりお見舞い申し上げます。復旧後は、是非また芦北高校をお訪ねいただき、作品へのインスピレーションを高めていただければと思います。
アニメ「放課後ていぼう日誌」は、下記の時間帯に放送されています。
BS11 毎週水曜深夜24:00~
RKK 毎週金曜深夜25:55~
上記の写真は、秋田書店様の許可を得て掲載させていただいております。
新型コロナウイルス感染予防の観点から、しばらくは聖地巡礼などはお控えいただくようお願いします。
これからのストーリーがどうなるのか、また楽しみですね
1学期終業式!
新型コロナウイルス感染予防や豪雨災害による休校、復旧作業への取り組みなど、芦北高校にとってこれまでにない苦難に直面した1学期でしたが、本日やっと終業式を迎えることができました。
本日の終業式は、全校生徒教室で着座して、校内放送での実施となりました。
校長訓話では、学校長が豪雨災害に触れられ、芦北高校が大きな困難に直面し、災害当初から多くの方々から温かい手を差し伸べていただきながら何とか学校再開に漕ぎ着けることができたことや、生徒全員が復旧作業に汗を流して取り組んだり、クーラーの効かない暑い教室で授業をきちんと受けていることに感謝を述べられました。
また、「艱難辛苦、汝を玉にす(多くの困難や辛いことを乗り越えて、人は磨かれ成長していく)」の意味と関連する秋月菜央さんの詩『磨かれれば光る』を紹介され、「今回のこの経験は、私たちをきっと一回り成長させてくれると思います。」と語りかけられました。
校歌斉唱は、全員で校歌をCDで聴きました。
各部連絡では、教務部、進路指導部、生徒指導部の各主任からお話しされました。
生徒指導部からは『生徒指導便り』を配られ、夏休みの過ごし方について、新型コロナ感染予防を含む諸注意を話されました。
今回、被災の当初から、多くの方々に学校にボランティアに来ていただきました。飲料水やタオルなどの救援物資等や、心のこもった寄せ書きなどをお寄せいただきました。全てをここでご紹介することは難しいですが、皆様から芦北高校へ寄せていただいた思いに心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
〔寄せ書きに笑顔で感謝を表す本校生徒会のメンバー〕
〔甲佐高校(熊本県)と気仙沼向洋高校(宮城県)から送っていただいた寄せ書き〕
〔船橋市旭中学校支援学級(千葉県)のみなさんが作製して送付いただいた雑巾660枚〕
芦北高校、アニメ化(第3話)
しばらくお休みになっていたアニメ「放課後ていぼう日誌」が、7月から再開されています。
今回は、第3話をご紹介します。
今回は鶴ケ浜海水浴場が舞台で登場していますが、生徒達が毎年すぐ近くにある芦北青年の家で宿泊研修を行なったり、地域貢献活動でこの海岸沿いを清掃活動しています。
海岸沿いには、いろんな漂着ゴミが打ち寄せられるので、第1回の考査後に海岸清掃を行なっていました。今年は残念ながらコロナの影響で中止となり、写真は昨年度の海岸清掃時の様子です。
わずか数時間の清掃活動でしたが、終わってみると軽トラ1台分の量がありました。
オープニングに主人公が登場していますが、実は原作者の小坂先生をはじめ、スタッフの皆様や秋田書店の皆様も、昨年芦北高校に取材に来られました。校内の様子を沢山撮影して行かれました。
約2年ほど前、本校でも無類の釣り好きである木下先生が、「これはどう見ても本校(芦北高校)に見えるんだけど...」と、ていぼう日誌のコミックを学校に持ってこられたのがきっかけで、学校職員もこの作品に関心を寄せていたところでした
〔 芦北高校へ送られた小坂先生の色紙と、それを手にほほえむ木下先生 〕
アニメ「放課後ていぼう日誌」は、下記の時間帯に放送されています。
BS11 毎週水曜深夜24:00~
RKK 毎週金曜深夜25:55~
上記の写真は、秋田書店様の許可を得て掲載させていただいております。
新型コロナウイルス感染予防の観点から、しばらくは聖地巡礼などはお控えいただくようお願いします。
放送が再開されて、これからのストーリーがまた楽しみですね
学校再開、3日目!
学校再開から3日目、今日も午前中4時間は授業、午後は昨日同様に被災の復旧作業を行ないました。
今日も照りつける太陽の下、30度を超える気温の中で、生徒・教職員汗を流して頑張りました。
昨日の場所に加え、今日はまだ泥や土砂の残る場所で懸命に復旧に精を出す姿が見受けられました。
プール周辺にはまだ泥がたまっており、幾分水分を失いかけた泥に変わりつつあります。
更衣室など室内は、まだ液状化した泥がたまっており、懸命にみんなではき出しますが、まだもう少しかかりそうです。
渡り廊下は何度も水をかけながら掃き出しますが、それでも翌日には泥が浮いてしまいます。
けれど、普段屋外での実習に慣れており、生徒達は元気に洗浄に取り組んでいました。
一方で、本校の裏手にある峰崎農場さくらの森も、今回の豪雨災害で土砂崩れがおきています。
こちらは入り口付近ですが、土砂が流れてきています。
生徒達が頑張って、小石の混じる土砂を掃き出しました。
かなりの土砂が流れていますが、力を合わせて土砂の除去を行なっています。
桜の森の入り口付近、先日は15~20センチくらいは土砂が覆っていました。
大きめの石も混ざっていて土砂が重たかったですが、林業科のみんなで力を合わせて土砂の除去に精を出しました。
峰崎の森は土砂崩れがひどく、道路の崩落や桜の木がえぐれたところもあります。
芦北高校80周年の時に、桜の森として整備され、毎年春に美しい景色を見せてくれていました。
生徒、教職員だけでなく、地域の方々や卒業生の方々も春先足を運ばれる美しい場所です。
復旧には多大な労力と時間がかかると思いますが、もう一度美しい桜の森の姿が見られることを願ってやみません。
(令和2年4月初旬の峰崎農場さくらの森)
学校再開、2日目!
豪雨災害から学校再開2日目、午前中は通常授業、午後は学科別に被災の復旧作業に取り組みました。
林業科は、体育館周辺の泥の除去よシートの洗浄などを行ないました。
農業科は、ハウスや農場周辺の泥の除去や更衣室掃除などを行ないました。
福祉科は、ピロティ周辺の洗浄と福祉教具の洗浄などを行ないました。
クーラーが使用できない教室でも、炎天下の復旧作業でも、生徒・教職員ともに汗を流しながら懸命に頑張り抜きました。
先日、新日本プロレス様より、今回被災した芦北町の小学校・中学校・高等学校および支援学校へ、帽子やタオル、Tシャツなどを寄贈していただきました。生徒達は大喜びでした。新日本プロレス様、大変ありがとうございました。この様子を、テレビ局の方にも取材に来ていただきました。