芦北高校には校舎に中庭があり、ヤマモモの木があります。かなり大きく、葉が茂っていたため、剪定を行ったのですが、剪定後はかなりの枝がでてきます。これらを運ぶのは大変ですし、燃やすことはできません。そこで樹木破砕機の登場です。小さいチップに破砕することで、そのままマルチや肥料にすることができます。剪定してすっきりしました。
10/15~16に青森県で開催された
さんフェア青森2022
第21回全国高校生フラワーアレンジメントコンテストに出場しました
熊本県は本校と八代農業高校が
県代表として出場しました
大会の開催規模に驚き、上手くできるか
初めは緊張でドキドキでしたが、
競技が始まると練習の成果を発揮し
作品制作に臨むことができました
結果は入賞することができません
でしたが、精一杯取り組むことができました
また、他県の代表選手の作品を見ることで、
多様なアレンジ方法について
たくさんのことを学ぶことができました
今後のアレンジメントに活かして頑張ります
応援ありがとうございました
1年農業科の科目「農業と環境」で
一区画を生徒自ら管理する
一人一畑を始めました
事前に調べた8種類の野菜の中から
自分が作りたいものを選び
定植しました
これから水やりや除草、
生育を観察しながら収穫に向けて
愛情を注いで育てます
収穫が楽しみです
10月8、9日(土・日)、熊本県高等学校空手道新人大会が行われました。夏のインターハイ後、3年生が引退し、1.2年生の6名が参加しました。最初の個人形は、インターハイの悔しさをバネに上村君が頑張り、見事、優勝することができました。
団体組手は、決勝リーグで、同じくインターハイの悔しさをバネに、全勝で、優勝することができました。
今年、全国選抜が九州であるということで、九州大会を越えて、全国大会出場を決めました。
最後は、個人組手です。階級別で行われましたが、すべての階級で入賞することができました。
たった6人しかいませんが、一人ひとりがしっかりと自分の力を出し切ることができたようです。
夏のインターハイで悔しい思いをし、先輩からの思いをしっかりと引き継いだ結果ですね。
次も頑張ってくださいね!!!。
【結果】 ※九州大会出場
<個人形> 上村君※(優勝)
<個人組手> -55kg級 吉野君※(優勝) -61kg級 上村君※(2位)
-68kg級 橋本君(3位) -76kg級 河野君※(優勝)
+76kg級 石山君※(優勝)、石井君※(2位)
<団体組手> ◎全国選抜大会出場
橋本君 石山君 上村君 河野君 石井君 吉野君
いよいよ、「さんフェア青森2022」が10/15、
「高校生フラワーアレンジメントコンテスト」が11/19と、
講習会も大詰めとなってきました
今日は練習も併せながら
ハロウィンを題材にアレンジを行いました
カボチャや松ぼっくりなどを
可愛くアレンジしました
また、全国大会に向け、練習を重ね、
少しずつデザインが完成してきました
応援のほどよろしくお願いします
芦北町芦北高校総合支援事業「レベルアップ講座」のご支援をいただき、
農業科で学ぶ生徒のうち、特にフラワーアレンジメントへの興味関心が高く、
さらにその知識と技術を向上させたいと強く希望する生徒を対象に、年間を通して
フラワーアレンジメント講習会を実施しています
今回はプロポーションを考えた作品作りに挑戦しました
10月開催の「さんフェア青森2022」、
11月開催の「花まつり高校生フラワーアレンジメントコンテスト」に向けて、
練習に励みます
8月8日・9日・10日の3日間で、九州学校農業クラブ連盟発表大会が、熊本市の森都心プラザで開催されました。本校からは、意見発表Ⅰ類の部に3年農業科の高峰さんが出場し、見事、優秀賞に輝くことができました。
7月26日に八代農業高校を会場に、
「熊本県学校農業クラブ連盟フラワーアレンジメント競技会」が
行われました
「復興に向けて進むうたせ船」というテーマを設定し、
思い思いの作品を作成しました
日頃の練習の成果を発揮することができ、
農業科3年川本さんが優秀賞という結果でした
10月に行われる「全国産業教育フェア青森大会2022」に
出場します
農業科2年生「食品製造」の授業で『デコレーションケーキ』を作りました。
スポンジケーキは全卵を泡立てる共立て法でふんわり焼き上げました。
デコレーションは使いたい果物などを各自持って来て、6号サイズ(直径18㎝)を1人1台それぞれの感性で仕上げました。
チョコレートを溶かして加えた『ショコラクリーム』にした生徒もいました
どれもおいしそうにできあがりましたよ♪
本日、農業科果樹専攻生で「不知火の鋏入れ式」が行われましたこれは不知火(デコポン)の収穫を開始する式で、毎年行われている学科行事です
農業科3年生13名が校長先生の前で今年も収穫が無事に行えることを報告しました。
★農業科を代表して山近くんが校長先生の前で挨拶をしてくれましたこの場所は令和2年豪雨災害でハウス内の樹が2m30cm浸水した場所です
ここでの復旧作業、収穫ができるまでの喜びや思いを話してくれました
また今回、熊本日日新聞とTKU(テレビ熊本)の取材もありました
不知火は3年生が中心となって栽培に取り組んでいます。豪雨後はどうなるか心配でしたが、今年も無事医収穫することができました
3年生にとってこれが最後の実習になります最後までしっかりと頑張ります
なお、この様子は2月4日(金)18時からのTKUニュースの中で放送されます
農業科で「課題研究発表会」が行われました「課題研究」とは3年生で行う授業の1つで、地域や栽培に関する課題、農産物の新しい活用法などに対して研究活動(プロジェクト学習)を行います
今日は農業科3年生が野菜、果樹、草花、食品の4つの部門からそれぞれ1年間かけて取り組んできたことをリモートで農業科の1・2年生に配信しました
農業科で学んだ集大成となる発表ができましたどの発表も特徴があり、大変興味深いものがありました
放課後、林業科1.2.3年生の代表が職員室に集まって、ZOOMによるリモート取材を受けました。相手は、福岡県の筑紫女学園高校です。「林業の魅力は?」「林業科に来てよかったことは?」「SDGsについて」などたくさんの質問に答えながらお互いの交流ができたようです。
林業科1年生は、ヒノキの梢端部(先端)を使って、『なんでもかけ』を作っています。今日は、土台の加工だったのですが、さしがねで寸法を取り、ノコギリでカットし、グラインダーで磨きます。少しずつ手際もよくなってきたようです。
12月7日(火)に「芦北町芦北高校総合支援事業 レベルアップ講座」による佐敷小学校4年生との交流学習『デコレーションケーキ作り』が食品加工実習室で行なわれました。水俣市の洋菓子店『モンブランフジヤ』パティシエ 笹原和明様を講師にお迎えし、午前中、農業科3年26人はケーキのデコレーション技術を教えていただきました。
午後からは佐敷小学校4年生40人が来校し、8班に分かれてデコレーションケーキ作りを行いました。
指導役として代表生徒8人が各班に入り、デザイン通りのケーキになるように導いていきます。この講習会で使用するスポンジ、生クリーム、イチゴジャム、苺はモンブランフジヤで準備されたものなので、出来上がったケーキはお店で並んでいるケーキと同じ味ということになります
指導役の生徒達は、児童ひとりひとりが平等に作ることができるように指示をしたり、形が崩れそうになったら上手く修正したりと、優しいお姉さん♪お兄さん♪になって頑張っていました。そして、笹原さんから教えていただいた事を更にわかりやすく説明していました。
佐敷小学校4年生をお迎えして開催しているデコレーションケーキ作りは、今年で9年目となります。佐敷小学校でも『4年生になったらケーキ!』と話題になっているそうです
ケーキ作りを通してたくさんの学びがありました。
お忙しい中ご指導いただきました笹原さん、ありがとうございました
12月に入ると、農業科の果樹園ではカンキツの収穫が始まります今日はスイートスプリングを収穫しました。スイートスプリングは芦北・水俣地域の中でも特に津奈木町が栽培に力を入れているカンキツで、本校でも学習教材として導入しています。
今回は3年生の果樹専攻生13名が収穫してくれました。2度切りもしっかりして、手際よく収穫してくれました今年のはサイズも大きく、収穫時からスイートスプリングの甘いいいにおいがしていました。今月には甘夏の収穫も控えています
果樹専攻生はこれから大忙しになります
今日、農業科3年生は芦北地域振興局、ヤンマー、アテックスの協力の下、スマート農業を学習しました日本の農業が抱える『農業従事者の高齢化』や『担い手不足』などを解消する手段としてスマート農業は日に日に注目を浴びています
今日は『無人トラクター』、『農業用ドローン』、『ラジコン草刈り機』を体験しました
まずは農業用ドローンです。サイズは大きいですが、意外に軽いです。設定すると自動で農場に行き来して農薬(今回は水)を散布していました
次にラジコン草刈り機です。これは実際に運転させていただきました。急斜面でも転倒せず、通ったところはきれいに草が刈ってありました
最後に無人トラクターです。かなり大きなトラクターです。タブレットで設定すると自動で畑を耕してくれます(耕耘の状況などもタブレットで確認することができます)
生徒たちは現在のテクノロジーの進歩にとても驚いていました近いうちにこのような農業機械が当たり前になる日もそう遠くはないのかもしれません
農業科1年生の「食品製造」の授業で小麦粉の学習をしています。
今回は『パウンドケーキ』を作りました
『パウンドケーキ』はイギリスのお菓子で名前の由来は“材料を1ポンド(454g)ずつ加えた焼き菓子”からきています。
17㎝×8㎝×6㎝のパウンドケーキ型を1人1つ作りました。
材料は薄力粉、卵、砂糖、無塩バターの4つです。バターにしっかり空気を含ませながら砂糖や卵をしっかり混ぜていきます。薄力粉はさっくり混ぜます。混ぜ方で仕上がりや口当たりが変わります。
焼成から25分後くらいで、生地の真ん中に包丁で切れ目を入れてさらに25分焼くと、真ん中が膨らんできれいに仕上がります。
出来たてもおいしいですが、このような油脂たっぷりの焼き菓子は、焼きたてよりも翌日以降が、よりしっとりしておいしいです。
みんなきれいにできあがりましたよ
農業科2年生「食品製造」の授業で『アップルパイ』を作りました。
パイ生地は薄力粉の中にバターをスケッパーやカード等を使って細かく切りながら混ぜていきます。固形のバターが溶けないよう道具を使いながら素早く混合するのがコツです。
手で触ると体温でバターが溶けてしまうので注意です。
塩を溶かした水を入れてスケッパーやカードでまとめてひとかたまりにします。
ラップに包んでまとめて、冷蔵庫で40分冷やし、ねかせます。
パイ生地を冷蔵庫でねかせてる間にリンゴの甘煮を作ります。
初めてリンゴの皮を剥く生徒が多数!剥き終える頃はとても上達していました
砂糖とレモン汁を加えて鍋でやわらかく、水分がなくなるまで弱火~中火で煮ます。
生地を冷蔵庫から出して、打ち粉をしながら「三つ折りにして麺棒で伸ばす」を6回位繰り返します。この工程がパイの層となり、サクサク感がうまれます。
パイ生地を広げ、リンゴを並べて、上からパイ生地をのせます。
表面に卵液を塗って200℃で30~40分位焼いたらできあがりです
リンゴ以外にさつまいもやかぼちゃ、ミートソースでもできますよ
農業科3年食品製造の授業で「乳加工」について学習しています。
本日は『ヨーグルト』と『パンナコッタ』を作りました。
どちらも牛乳を使ってつくる、なめらかな食感の加工品ですが、凝固の工程が全く違います。
『ヨーグルト』は人肌程度に温めた牛乳に「スターター(種菌):市販のヨーグルト」を少量加えて、36℃で5時間以上温めると牛乳の中に入れた乳酸菌が増殖し、かたまります。その後冷蔵庫で冷やすとおいしいヨーグルトが出来上がります
↑完成したヨーグルト
『パンナコッタ』はイタリア発祥のデザートで、牛乳に砂糖、生クリーム、凝固剤を加えて作ります。今回は凝固剤にアガーを使用しました。
アガーは寒天と同じ原料なのに、ゼラチンと同じ食感を生み出す性質の凝固剤です。しかし、アガーは単独では水に溶けないので、必ず砂糖と混合してから液体に加えます。また、寒天と同じように常温でかたまるので、できあがりが早い!生徒は昼食のデザートに食べていました
本日、農業科3年生の果樹専攻は太秋柿の「ジョイント栽培」を学習するために、芦北地域振興局農業普及・振興課の職員と一緒に水俣市の太秋柿の園地へ行きました。太秋柿とは国の果樹試験場で開発された柿の品種で、熊本県の推奨品種でもあります。学校がある芦北・水俣地域でも積極的に導入して、年々生産量が増加しています。
芦北地域振興局農業普及・振興課の職員と、この太秋ハウスの園主様から太秋についての話を聞くとこができました。
「ジョイント栽培」とは苗木の段階で苗木同士を結合(接ぎ木)する新しい栽培方法です。本来、高いところにあるはずの果実もこの栽培法だと手の届く範囲にあります。立派な果実がたくさん実っていました。
実際に見ること、話を聞くことで、より「ジョイント栽培」について知識や理解を深めることができました。今日はとてもいい研修ができました。芦北地域振興局農業普及・振興課の職員の皆様、太秋ハウスの園主様、本当にありがとうございました。
農業科2年生『食品製造』の授業では、製パンについて学習しています。
今回の実習では「あんパン」「ハムパン」「コーンマヨパン」を作りました
パウンドケーキやマドレーヌなどの焼き菓子は“卵の気泡性”やベーキングパウダーなどの“膨張剤”の力でふくらみ、ふわふわの生地となります。パンはこれとは違い“イースト”と呼ばれる酵母菌の働きで膨らみます。イースト菌は小麦粉や砂糖、水分を栄養にして40℃位の温かい環境で活発化します。これを発酵といいます。発酵で発生する二酸化炭素と一緒にエチルアルコールも発生するので、出来たてのパンを割るとアルコールの香りがします。
生地を捏ねて、一次発酵20分 温度40℃、湿度60%のホイロ(発酵機)に入れます。
2倍の大きさに膨らんだらガス抜き、分割、丸め、ベンチタイム、そして成形。
焼き上がりの形にします。
二次発酵20分 再びホイロに入れて発酵させます。できあがりの80%位の大きさになります
表面に卵液を塗って
180℃~200℃ 15分間 焼成で完成です
焼きたてパンの香りはサイコーです
昨年7月豪雨の影響を受けた果樹園ですが、なんとか今年も不知火(デコポン)は実を付け、大きくなってきていますこの時期は果実の肥大期ですので、不知火の枝つり・玉つりが実習の中心になります
今日は2年生(果樹専攻)が実習しました2年生は初めて今年初めて枝つり・玉つりをします。枝をつる高さ、場所など一つ一つ確認しながら丁寧に実習をしていました
生徒たちの実習の丁寧さはきっと美味しい果実となって現れると思います
令和2年7月豪雨で被害を受けた食品加工実習室の改修工事がやっと完了しました
しかし、機器類の修理は終わっていません。完全ではありませんが、生徒が実習することができる環境が整いました
農業科1年「食品製造」の授業で、初めて実習を行い『マドレーヌ』を作りました。
『マドレーヌ』は北フランス・ロレーヌ地方生まれの焼き菓子です。日本では丸型のマドレーヌも見受けられますが、本来はホタテ貝のような横幅の広い貝殻の形をしたものです。
『マドレーヌ』はロレーヌ地方コメルシーの料理人マドレーヌ・シモナンが、いつもの揚げ菓子の材料で他のお菓子を作るよう命ぜられできた・・・などなど誕生には数説あるようですが、いずれも作った人の名前のようです。
生徒全員きれいに出来ました
焼いている間に、全員で協力しながら器具や実習台、床の洗浄も行います
常に清潔な状態を保ち、安全な実習を行っていきます。
農業科3年生の授業「総合実習」本日は、専攻(果樹・野菜)に分かれて、それぞれの実習製品の出荷調整を行いました。
果樹専攻生は露地栽培の不知火を10キロ箱に丁寧に箱詰めです。
不知火は一つ一つ確認し、デコ部分がみかん同士で傷つかないように並べます。
この後、注文をいただいている方々へ発送します
野菜専攻生はキュウリとミニトマトの収穫と調整及び個装、そして二輪車にのせて地域を巡回して販売します。
生徒達はそれぞれの販売コースがあったり、お得意様があったり、時には内緒の美味しい差し入れなんかもあったりと楽しみながら販売しています
豪雨災害から1年。全国の方々に御支援や励ましをいただきながら、たくさんの工夫で乗り越えてきました。農場は暑いですが、学習できる環境があり、栽培し販売できる喜びを忘れずに頑張っていきます。
4年前より芦北高校農業科と崇城大学生物生命学部は果樹の分野で「光合成細菌」を使った研究を行っています。今回は崇城大学の学生と先生に来ていただき、講話と実験の指導をしていただきました
午前中は農業科全生徒を対象にした講話ですこの学生さんは大学在学中に起業されました(ベンチャー企業の代表取締役です)
所属している研究室で開発した光合成細菌を商品化して農業分野をはじめ、様々な分野で活動をされています
地域の魅力を発信したい、地域の課題を解決したいという思いから起業したことを生徒に伝えてくれました。また、開発した光合成細菌の話もしていただきました。これを使うことで、環境にもやさしく、収量アップや品質改善に効果があったことを教えてくれました
午後からは「光合成細菌」を使った研究を指導していただきました初めて使う実験道具もあり、生徒たちが苦戦する場面もありましたが、丁寧にご指導をいただきましたので、最後まですることができました
芦北高校農業科では崇城大学以外にも大学と連携した活動を行っているところがありますお互いの持ち味を活かしながら、これからも地域のために活動していきます
農業科3年生野菜専攻生が、暑い
ハウスの中で「トマトの枝の誘引」を行っていました。
伸びた枝と支柱をヒモで八の字に結んで、優しく固定していきます。
ハウスの中は体感温度35℃以上!
でも、楽しく『恋愛論』
で盛り上がっていました。
キュウリは絶賛販売中!トマトも、まもなく販売しますよ♪
お問合せは農業科野菜担当までどうぞ
農業科の生徒が栽培している「生徒実習製品」は、芦北町の学教給食からご注文いただき、納品させていただいています
今年度は「甘夏」と「タマネギ」を納品し、4~5月のメニューの材料として使用されました
6月にももう一度「タマネギ」を納品します。どんなメニューになるのかな
たくさんの方に旬の物を安心して食べていただけるよう、日々の管理を頑張っていきます!
今日は不知火の「鋏入れ式」がありましたこれは不知火の収穫開始する合図を意味する儀式で、果樹専攻生にとっては最後の大きな行事です
学校長から挨拶をいただいた後、3年果樹専攻生の代表者がこの式に対する思いを語ってくれました
鋏入れ式の後は不知火の収穫をしました生徒たちは7月豪雨を乗り越えた不知火を大切に収穫していました
3年生にとっては高校生活最後の実習です
今年度は様々なことがありましたが、いい形で終わることができました。
今日の午後から農業科で「課題研究発表会・現場実習報告会」がありました3年生になると「課題研究」という授業があります
自らテーマを設定し、そのテーマに対して研究したことを発表しました
、
3年生は「野菜」、「果樹」、「草花」、「食品」の4つの部門に分かれ、それぞれ設定したテーマに対しての取り組みを発表しました。今年は7月豪雨の影響で思うように研究活動ができませんでしたが、最後まで取り組み、素晴らしい発表をしてくれました
2年生は昨年12月に実施した「現場実習(農家派遣研修)」の報告会を行いました芦北・水俣にある農家に1週間行き、様々な研修を報告してくれました。学校では学べないことや社会人として大切なことなど、たくさん学んだことを報告してくれました
3年生の発表は農業科での集大成というべき内容だったと思います真剣に聞いていた2年生、1年生も先輩の姿を見て多くのことを感じたと思います
2月7日(日)午後5時55分からKABの『Do You のうぎょう?』に芦北高校が出演します昨年7月で芦北高校は大きな被害を受けました
今、全校をあげて復興に取り組んでいます
その様子が放送されますので、ぜひ見てください
卒業生も登場しますので、お楽しみに!
7月の豪雨から半年以上が経ちました多くの場所が被害に遭いましたが、たくさんの人たちから支援を受けて少しずつですが復興しつつあります
芦北高校の農場もその中の一つです。水害後からTKU(テレビくまもと)による密着取材があり、1月27日(水)18:09からの「TKU Live News(熊本のニュース)」で豪雨による被害から現在までの様子を放送されることになりました
ぜひ、ご覧下さい!
水害から現在まで、農業科の生徒たちの様子を撮影していただきました
農業科による第3回フラワーアレンジメント講習が行われました。今回は「ブーケ」の作成です。スパイラルの技術が難しかったですが、生徒の個性が光るかわいいブーケを作ることができました!
フラワーアレンジメント講習は定期的に行い、フラワーアレンジメント大会等にも出場しています
農業科3年生は芦北地域振興局農業普及・振興課の協力を得て「スマート農業理解促進授業」を行いました株式会社クボタアグリソリューション推進部、クボタアグリサービス株式会社の方にも来てもらい、クボタが考える(商品化している)スマート農業を紹介してもらいました
ますは「パワーアシストスーツ」です。収穫したものを運搬するときにアシストしてくれるスーツです。スーツを装着して手に付いているフックでコンテナ(約20kg)を持ちます。そして持ち上げると楽~に持ち上がり、ビックリしました
次はトラクターです。このトラクターは直進アシスト付きのトラクターで簡単に操作することができます。生徒は初めてトラクターを運転しましたが、簡単に運転していました
これはラジコン草刈り機です。おもちゃのラジコンのようなコントローラーで操作できます。これなら人は日陰にいながら草刈りができますね斜面の草刈りも対応していますので、安全な草刈りができます
最後は農業用ドローンです。農薬等を入れるタンクが付いています。自動操縦モードで操作しなくても飛行して散布してくれます。(今回は水を散布しました)ドローンからの映像もリモコンから見ることができるので、散布具合も目で確認ができます。散布終了後は元の位置まで自分で戻ってきました
これからの農業はこのような機械を使うのが普通になるのかもしれません。農業機械の進歩と性能に驚いていた生徒たちでした
1月13日(水)日本農業新聞に果樹専攻生が不知火(デコポン)の栽培を頑張っている記事が掲載されました
★インタビューされている生徒が紙面に大きく掲載されています
芦北高校は2020年7月の豪雨で大変な被害を受けました不知火(デコポン)ハウスの中にも土砂が流れ込み、樹は2m以上浸水してしまいました
着果量は通常の4割程度に削減し、ハウス内の泥のかき出しなどをして樹が傷まないようにした結果、例年通りとまでは行かなくても実をつけることができました
このハウスは主に3年生の果樹専攻生が一生懸命管理してくれたものです
収穫までもう少し頑張りましょう
先週はスイートスプリングを収穫しました。第2弾の今週は甘夏ですこの芦北・水俣地域は昔から甘夏栽培が盛んな地域です。地域の特産物でもある甘夏を農業科3年生・2年生(果樹専攻生)で収穫しました。2年生は授業で初めて果樹の収穫をすることになります
3年生は昨年度の経験もあり、手際よく収穫をしていました2年生は授業で初めての収穫だったのですが、経験者も数人いて、思った以上にスムーズでした
今年は7月豪雨の影響を受けた部分もありましたが、なんとか最後まで収穫することができました収穫した甘夏は4月から販売する計画です。生徒たちが育てた甘夏をぜひご購入いただければと思います
12月になると農場のカンキツ類は収穫の時期を迎えます。今日は農業科3年生果樹専攻生でスイートスプリングを収穫しました
さすが3年生!1つ1つ丁寧に収穫してくれました今年は7月豪雨の影響を受け、前年のような果実ができなかったところもありますが、それでも自分たちが実習で育てた果実をしっかり収穫してくれました
今後は甘夏や不知火(デコポン)の収穫が待っています3年間の集大成の一つとしてこの収穫も頑張ってほしいと思います
12月8日(火)に「芦北町芦北高校総合支援事業 レベルアップ講座」による佐敷小学校4年生との交流学習『デコレーションケーキ作り』が本校調理実習室で行なわれました。水俣市の洋菓子店『モンブランフジヤ』パティシエ 笹原和明様を講師にお迎えし、農業科3年課題研究食品班6人はケーキのデコレーション技術を教えていただきました。
生徒達はこの後、来校する小学生に教えるために必死にメモをして、実際にケーキを完成させ、『技術の習得』と『指導するコツ』を学びました。しかしながら、プロの技は
華麗で動きに無駄がなく生徒達はため息混じりの感動
です。
10時30分から佐敷小学校4年2組26人、13時30分から4年1組24人が来校し、6班に分かれてデコレーションケーキ作りを行いました。
各班に本校生徒が1人ずつ指導役として入り、思い通りのデザインのケーキになるように導いていきます。この講習会で使用するスポンジ、生クリーム、イチゴジャム、苺はモンブランフジヤで準備されたものなので、出来上がったケーキはお店で並んでいるケーキと同じ味ということになります。スポンジの軟らかさ、生クリームの甘さ、計算された糖度のいちごジャムは絶品です。
小学生の中には、ずっと1人でクリームを塗りたい子、上手く出来るか不安で後ろに隠れている子、味見したい!イチゴ食べたい!とお願いする子等々いろんな児童がいます。そこを上手に声掛けして抑制したり、誉めたり、きれいに仕上がるように修正しながら教えていく生徒の姿は本当に素晴らしかったです!3年間の成長を感じます。
佐敷小学校4年生をお迎えして開催しているデコレーションケーキ作りは、今年で8年目となります。本来なら、出来上がったケーキを佐敷小学校に持っていき、試食会を行いますが、コロナ禍のため中止としました。今年は1人分1/6個を個包装して、児童の皆さんにお渡ししました
豪雨災害で本校農業科食品実習棟の冷凍冷蔵庫は使えません。調理実習室には家庭用だけなので、開催を悩みました。笹原さんに相談し、たくさんのアイデアと御協力のおかげで開催できました事、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
農業科3年生「食品製造」の授業では肉加工について学習しています。今回の実習では『ウインナーソーセージ』を作りました
豚肉のモモ身に10%の豚脂(上脂)を加えた挽肉に、食塩、グラニュー糖、コショウやガーリック・ナツメグ等の8種のスパイス等を加えて練り込みます。そこに、氷水を加えさらに練り込んでいきます。
肉加工の最大のポイントは『低温をキープする』です。手で練り込むと体温が肉に伝わり、肉の温度が上がり腐敗の原因になります。なので、最初は木べらで、その後、手で素早く、しっかり混ぜなければいけません。氷水が入るので生徒は『冷たーい!』と叫んでいます。我慢です
混合した挽肉は冷蔵庫で保管し、1週間漬け込みます。
一週間後・・・
前日から塩抜きした羊腸をスタッファ(充填機)のノズルにセットして、緩すぎず、貼りすぎず肉を充填していきます。生徒はコツをつかむと上手に充填していきます。
その後、一定の長さでクルっとねじっていきます。これも慣れてくると職人技級の生徒がいました。空気が入っている場合は針などで刺してエア抜きします。(破裂の原因となるため)
鍋でボイルして湯温80℃で10分間加熱殺菌します。
冷却して完成です。
生徒は出来たてをいただきました。おいしい!!
「ボイル」の前に「乾燥→燻煙」の工程が入ると、より一層味わい深いソーセージとなります。
ソーセージには主に4種類ありますよ。知っていますか?
①ウインナーソーセージ:羊腸又は製品の太さが2㎝未満の人工ケーシング(※)に詰めたもの。
②フランクフルトソーセージ:豚腸又は製品の太さが2㎝以上、3.6㎝未満の人工ケーシングに詰めたもの。
③ボロニアソーセージ:牛腸又は製品の太さが3.6㎝以上の人工ケーシングに詰めたもの。
④ドライソーセージ:畜肉を粗挽きしこれに豚の脂肪を加え、水分を35%以下に乾燥させて保存性を持たせたもの(サラミソーセージ等)
※人工ケーシングとは動物の皮等を粉砕・溶解し包装できる形に成形した可食性と紙や塩化ビニリデン系の不可食性のものがあります。
肉加工は塩漬(除菌)、燻煙(抗菌)、ボイル(殺菌)と3つの作用を組み合わせて、保存性を高めた“科学の集大成”とも言えます。まさに
先人の知恵
ですね。
目の前の食料維持が生命の維持に直結していない現代の日本人。
だからこそ次の課題を自ら探求し、よりよい生き方を作っていく。
芦北高校では、そのような育成を目指しています。
農業科の希望者を対象にしたフラワーアレンジメント講習が本日実施されました今回参加した生徒のほとんどがフラワーアレンジメント初体験でしたが、講師の先生に指導していただき、個性豊かな作品が完成しました
同じ花材を使っても仕上がりはそれぞれ異なりますそれが個性ですね
農業科2年生「食品製造」の授業で『アップルパイ』を作りました。
【配合:直径18㎝】
〈パイ生地〉
薄力粉 210g
無塩バター 150g
食塩 2g
水 90g
打ち粉(強力粉) 適量
〈フィリング:リンゴの甘煮〉
リンゴ 1玉
上白糖 80g
レモン汁 1/2個分
シナモン 適量
【製造工程】
〔パイ生地作り〕
①薄力粉の中にバターを切りながらスケッパーやカード等を使って混ぜていきます。
『パイ』の生地は固形のバターが溶けないように道具を使いながら素早く混合するのがコツです。
②塩を溶かした水を①に入れてスケッパーやカードでまとめていく。
③粉っぽい状態でラップに包んで四角にまとめて、冷蔵庫で40分冷やし、ねかせます。
④打ち粉をしながら「三つ折りにして麺棒で伸ばす」を6回位繰り返します。この工程がパイの層となり、サクッと感がうまれます。
注意することは、バターが溶けないように素早くすることです。生地が軟らかくなってきたら、バターが溶けてきた証拠です。生地を冷蔵庫で冷やすと扱いやすいですよ。
〔フィリング:リンゴの甘煮作り〕
①材料を鍋に入れ、しばらく置いておく。リンゴから水分が出たら火にかける。
②水気がなくなり、リンゴが艶良く煮えたら冷ます。
包丁を上手に使いさっと剥く生徒、初めてリンゴを剥く生徒。たくさんの発見がありました
パイ生地を広げ、リンゴを並べて、上からパイ生地をのせます。
表面に卵液を塗って200℃で25分焼いたら出来上がりです。
フィリングをリンゴやモモなど果物の他に、さつまいもやかぼちゃの甘煮、ミートソースやホワイトソースなどを入れてもおいしいですよ!
農業科2年生の「食品製造」では『バター』について学習しています。
今回の授業では実際にバター製造を行いました。
冷えた市販の生クリームをペットボトルに入れて、しっかりフタをします。そして上下に力一杯振って攪拌します
すると、液体と固体に分かれます。生クリームの中に分散されていた乳脂肪がくっついて塊が出来てきます。この塊がバターです
できたてのバターの試食の感想はみんなが『おいしい!』でした。雑味がなくミルクの甘い香りがあります。
『油脂』には様々な種類があります。一般的に料理に使用するサラダ油やゴマ油、オリーブ油、パンに塗るバターやマーガリン、ファストスプレッド、その他にショートニングやラード、ヘットなど世の中には原料の異なる油脂がたくさん存在します。
農業科では「これは何から出来ているのかな?」と食に対する興味・感心を高めていける授業を心がけています。
農業科1年生「食品製造」で『シフォンケーキ』を作りました
シフォンケーキは卵白を泡立てて作る「メレンゲ」が重要です
材料の中に入れた空気を潰さないように“慎重に・素早く・優しく・きちんと”混ぜるのがコツです。
【配合:底径18㎝のシフォンケーキ型】
卵白 4個分
卵黄 4個分
砂糖 65g
牛乳 30g
サラダ油 50g
薄力粉 80g
ベーキングパウダー 4g
【製造工程】
①卵白と砂糖1/2を合わせて泡立ててメレンゲを作る。
②卵黄と砂糖1/2を合わせて白っぽくなるまで混合。
③50℃位に温めた牛乳とサラダ油を混ぜて、②の中に少しずつ入れて混合。
④ふるった薄力粉とベーキングパウダーを③に入れてホイッパーで混合。
⑤④にメレンゲの1/3を入れてホイッパーで混合。
⑥ゴムヘラに持ち替えて、残りのメレンゲの1/3ずつを加えて混合
⑦型に入れて、160℃のオーブンで30分間焼成。
⑧焼き上がったら、瓶などに差して逆さまにして冷却する。
みんなふんわり出来ましたよ
テレビくまもと(TKU)から7月の豪雨で水害に遭った芦北高校を再び取材したいという話がありました水害から約4ヶ月たち、少しずつですが被災する前の状態を取り戻しつつあります。しかし、学校にはまだまだ被災したままの場所は至る所にあります。今回は地元の産業である不知火(デコポン)の栽培を学習している農業科3年果樹専攻生が取材の対象でした
今回は不知火ハウスの中にたまった土を運び出す作業の様子を取材していただきました。取材を受けて、豪雨災害に遭っても農産物栽培と災害復旧を同時進行で活動してきた3年生の言葉はとても思いものがありました。しかし、「私たちがやらないと」という気持ちで今まで頑張ってきました大変ですけど、みんな前を向いて学校生活を送っています
この様子は今週土日(10月31日、11月1日)のどちらかで放送される予定です。ぜひ、ご覧下さい
【放送予定日】
TKU(8チャンネル)「熊本復興支援 未来へのエール(仮)」
10月31日(土) 10:30~
11月 1日(日) 13:00~ どちらかで放送予定
★10月27日時点での放送日ですので、当日のテレビ欄でご確認ください。
芦北高校農業科では近年芦北・水俣地域が力を入れている太秋柿の栽培にも授業で取り組んでいます。今日は芦北高校レベルアップ講座の一環として、太秋柿で近年導入されている「ジョイント栽培」を学習するため、芦北地域振興局農業普及・振興課の方にも協力していただき、この栽培方法を採用している農家を見学に行きました。
ジョイント栽培は一直線に接ぎ木で苗木をつないでいく方法です早い段階での収穫が見込まれ、脚立を使わないで管理や収穫ができるという利点があります
本校でも導入を検討していた栽培方法です。芦北地域振興局の方にジョイント栽培について講話をいただいた後、実際の様子を見学しました。
このように樹をつないで低い樹高にしてあるので、立ったままで手を伸ばしたところに果実がたくさんなっています。
農家さんのご厚意で収穫した太秋柿をごちそうになりました芦北地域振興局の方、農家の方、そして今回の研修の支援をしていただきました芦北町、たくさんの協力があり、今回の研修ができました
本当にありがとうございました
7月豪雨災害で本校の農場は広範囲で被災しました。ガラス温室で栽培管理してきたシクラメンもすべて水没しました。
今回、鹿本農業高校 施設園芸科から教材として「シクラメン」をいただきました
おかげで鉢花の学習をすることができます。
農業科1年生「農業と環境」の授業で、シクラメンの観察や葉組についての学習をしました。
『葉組』とは鉢の中央をあけて、球根の芽点に光が当たるようにすることです。1人1鉢を担当して管理をしていきます。
鹿本農業高校のみなさんありがとうございました
農業科1年生は「農業と環境」や「総合実習」の実習や毎日の農場当番で花の管理をしています
。花苗の種類はパンジー、ビオラ、ハボタン、ガザニア等があります。
もう少し大きくなったら販売できます
それまでしっかり管理します
農業科 野菜専攻生が管理している『キャベツ』や『ダイコン』がすくすく育っています。
また、芦北・水俣地区の特産品でもある『サラダタマネギ』の学習もしています。
花苗や野菜等の販売に関するお問合せは農業科までご連絡下さい
農業科果樹専攻生は不知火の果実を紐でつる「枝つり・玉つり」を実習で行っています今日は2棟あるハウスのうち、7月豪雨で比較的被害の少なかったハウスでおこないました
この実習は果実の重さで枝が折れないようにするための大事な実習です生徒たちは一つ一つ丁寧に吊っていました
農業科1年生の「食品製造」の授業で小麦粉の学習をしています。今回は『パウンドケーキ』を作りました
『パウンドケーキ』はイギリスのお菓子で名前の由来は“材料を1ポンド(454g)ずつ加えた焼き菓子”からきています。今回製造したパウンドケーキは10年余り受け継がれてきた、芦北高校オリジナルの配合で“失敗しない&しっとりおいしいレシピ”です。
【製造工程】17㎝×8㎝×6㎝のパウンドケーキ型
①常温にもどした無塩バター(マーガリン)75gをクリーム状に混合。
②上白糖110gを一度に加えホイッパーで白っぽくなるまで混合。
③ほぐした卵2個を②に少しずつ加え、分離しないようにホイッパーで混合。
④ふるった薄力粉110gを2回に分けて、ゴムヘラでさっくり混合。
⑤香料(バニラエッセンス)を加え混合。
⑥型紙を敷いたパウンドケーキ型に隙間なく流し入れ、170℃で45~50分間焼成。
途中20分くらいで生地の真ん中に包丁で切れ目を入れると焼き上がりがきれいに仕上がります。
このような油脂たっぷりの焼き菓子は焼きたてよりも翌日以降が、よりしっとりしておいしいです
洋菓子店で個包装して販売してある焼き菓子(パウンドケーキ、マドレーヌ、フィナンシェ)は同じように見えますが作り方がすべて違います。パウンドケーキはバターをクリーム状に練って作りますが、マドレーヌは固形バターを液状にして、フィナンシェは液状バターをやや焦がし加えて作ります。作り方で風味や食感が異なることも製造実習の中で学習します。皆さんもぜひご家庭でお試し下さいね
2年生食品製造の授業で『プリン』を作りました
プリンの正式名称は“カスタード・プディング”です。プディングとは蒸し料理を意味します。本日はジャム瓶に入れてオーブンで蒸し焼きにしました。
【製造工程】200mlジャム瓶6個分
〈カラメルソース作り〉
①グラニュー糖40gと水25gを鍋に入れ中火で加熱し、鍋を揺さぶりながら沸騰させる。(木べら等でかき混ぜると凝固します)
②濃い褐色になってきたら火を止めて、水15gを加える。(水がはねるのでやけどに注意!)瓶に入れる。
〈プリン液作り〉
③卵黄4個をボールに入れてホイッパーで白っぽく“もったり”するまで混合。
④グラニュー糖50gを加えて混合。
⑤鍋に牛乳150ml、生クリーム400mlを入れて40℃くらいに温める。
⑥⑤を④に少しずつ加え、バニラエッセンスを2滴加えて混合。
⑦ふるいでこして、瓶に入れる。
⑧湯をはった天板に瓶を入れて130℃のオーブンで50分焼成。
⑨熱いうちにフタをして冷却。
濃厚でおいしいですよ
今日は果樹園の雑草がかなり伸びてきたので、刈り払い機を使って除草を行いました。農業科3年生の果樹専攻生たちが一生懸命草を刈ってくれました
※今回の実習はソーシャルディスタンスを十分とり、新型コロナウイルス感染に配慮して活動しています。
今回は津奈木町が特産であるスイートスプリングが栽培されている園地を中心に行いました。まだまだ日中は暑いですが、秋の風を感じながら生徒たちは一生懸命実習をしていました
「生物活用」の授業でドライフラワー
を作りました。
豪雨災害で多数のシクラメンは被害を受けましたが、別棟のハウスにおいていた数十鉢は元気です
本日は摘花した花を使用したドライフラワー作りです
ジッパー付きのビニール袋に花弁を入れて、専用の『シリカゲル(乾燥剤)』をたくさん入れます。
2週間で花弁が乾燥してドライフラワーになります。
2学期にハーバリウムの材料として使用する予定です
農業科では生徒が栽培して育てたものを生徒たち自身の手で販売することで、農業の楽しさや農業に対する責任感を育ててきました今日の実習ではトマトを中心とした「野菜の販売」を生徒たちが行いました
販売する野菜をコンテナに入れ、生徒たちは学校の近所を歩きながら販売します。もし、実習服を着た生徒が街を歩いていたら、それは農業科の生徒が野菜を販売している姿かもしれません見かけたらぜひ購入していただけるとありがたいです
★学校の農産物は農場でも買うことができます。直接購入されたい場合は学校にお電話いただけると助かります
生徒たちにとっても久しぶりの食品製造実習
作りたいものアンケートを実施して、マヨネーズの製造実習(鶏卵の加工特性の学習)に決定!!
卵黄を攪拌し、これに食酢とサラダ油を混合。砂糖と塩こしょうでシンプルに味付け
最後は試食まで行いました
製造中は3蜜対策を徹底して行い、生徒たちの真剣な姿が見られました!
実習が再開し、食品製造実習室にも活気が戻ってきました
農業科では2年生になると野菜・果樹に分かれての専攻学習が始まります今日は天気が良かったので、甘夏を入れていたコンテナをきれいに洗いしました
甘夏を購入していただいた人から
「コンテナがきれいなところは農産物もきれい」
と言われたことがあります。コンテナを洗うことは地味な作業かもしれませんが、そういうところをおろそかにしないことがいい農作物を作ることにつながっているのかもしれません生徒たちにはそいうい心をこの実習で感じてほしいと思いました
農業科1年生は今週から「農業と環境」の授業で実習が始まりました
27日(水)は『ニンニク収穫』と
『花壇の花植え準備』の班に分かれて実習を行いました。
そして、29日(金)は全員で『花植え』を行いました。
花の位置を等間隔で決めて植えていきます
今日、植えた花苗は黄色やオレンジ色の『ジニア』と赤色やピンク色の『インパチェンス』です。
校長室と教室棟の間の中庭がきれいになりました
日差しが強く暑かったですが、全員で協力して実習を行うことができました
これからも頑張っていきましょう!
今日は3年生だけが登校して授業が行われました5・6時間目は総合実習でしたので、3密にならないように配慮しながら実習を行いました
農業科の生徒にとっても久しぶりの実習です
今日の実習は「太秋柿の雌花落とし」です。太秋柿は基本1本の枝に果実を1つ実らせて大玉になるように生産します。生徒たちは残す雌花以外をハサミで切り落としました
久しぶりの実習でしたが、集中して雌花を切り落としていました学校が本格的に再開すれば3年生はたくさん実習をしなければなりません
これから暑くなりますが、暑さに負けず頑張ってほしいと思います
4月に本校ホームページやTwitterでお知らせしました、農業科の生徒実習製品は保護者・地域の方などたくさんの方にご購入いただきましたありがとうございました。 おかげさまで、甘夏みかんとヒマワリ、マリーゴールド、ペチュニアなどの花苗は完売致しました。不知火『あしぽん』はたくさんの方にご注文いただき、ただいま箱詰め出荷中です。新たな注文は数に限りがありますので、農業科までご相談下さい。
【販売中の実習製品】芦北高校農業科までご連絡下さい。よろしくお願いします。
○花苗インパチェンス:1ポット¥50
○サラダタマネギ:1kg¥150~200円
○キュウリ:3本入り¥100
先日、熊日新聞にも掲載されました!芦北高校は地域の方に支えられています。 テラプローブ九州事業所様、サラダタマネギ100kgご購入ありがとうございました。
学校は休校となり、生徒の皆さんは頑張って課題に取組んでいることでしょう
農場では、様々な作物や花苗などの管理に忙しい毎日です。今週20日(月)から農業科以外の先生方もたくさん、農場管理のお手伝いに来ていただきました。タマネギの収穫と調整、不知火『あしぽん』の剪定枝の運搬と粉砕、甘夏みかんの皮むきなどたくさんの内容を日替わりでお手伝いいただきました
学校が再開して、すぐに実習ができるように職員で頑張っていますよ!
生徒の皆さんは、以下の3つをしっかり頑張りましょう!
①課題をしっかり取組んで、学力をKEEP&UP!(特に3年生!)
②いつでも実習ができるように室内での体力作り!(これからのハウス内の温度は想像以上)
③外出の自粛(何のための休校なのか!)
生徒の皆さんと実習できる日を楽しみにしています。
1.マーマレード在庫ありません
今年度も本校実習製品のマーマレードの販売に関するお問い合わせを多数いただき感謝申し上げますまた、これまで生徒たちが一生懸命に作ったマーマレードにご好評を頂き大変嬉しく思います。皆様ご存じの通り、今年度は新型コロナウイルス感染症の影響で、休校措置がとられております関係上、製造実習が行えておりません
学校再開とともに、こちらの実習も再開させ、準備が整い次第販売の方も再開したいと考えておりますので今後もご愛顧のほどよろしくお願いいたします
2.花苗等販売中
花苗(マリーゴールド・ペチュニア:50円/ポット)、ヒマワリ【鉢物】(150円/鉢)は絶賛販売中ですどうぞよろしくお願いします
3.あま~~ずっぱい甘夏青果販売中
紅甘夏も販売中です!価格は品質規格によって異なります!是非お問い合わせ下さい
4.とれたて!サラダタマネギ販売します!
4月20日~(150~200円/kg)販売します
よろしくお願いします
全国高校生マイプロジェクトアワード2019で『地元のほうじ茶を使ったシフォンケーキ』を考案した芦北高校農業科3年生(今春卒業)が全国大会で優秀賞獲得しました
この大会は書類選考後、2月に福岡市であった九州ブロックの審査会で優勝全国大会は新型コロナウイルスの影響でオンライン上で実施されました。この大会に参加したメンバーは1年次からプロジェクトに取り組み、地元のお茶生産農家、洋菓子店などと協力して『ほうじ茶シフォンケーキ』を完成させました。この活躍は熊本日日新聞朝刊(4月1日)にも掲載されました。
新しい年度になり、農業科の先輩たちの残した財産を受け継ぎ、在校生がさらに発展させてくれることを期待しています
2月6日に農業科で「不知火の鋏入れ式」が行われました。この式は不知火(デコポン)の収穫を開始する式で、不知火の栽培を担当してきた農業科3年果樹専攻生が参加しました
式には校長先生、教頭先生が参加していただき、果樹専攻生を代表して川内くんがあいさつをしてくれました
今年の「不知火」も上々のできで、収穫している生徒も一年間の努力が報われた表情で収穫に励んでいましたしかも、今年は収穫量が多かったので、積み上げられたコンテナを見て驚いていました
この「不知火の鋏入れ式」には熊本日日新聞にも取り上げていただきました果樹専攻生の実習はこの不知火の収穫をもって終わりになります。2年生から果樹の実習を通じて大きく成長したと思います。卒業してからもこの経験を大事にしてほしいと思います
農業科では毎年2回芦北支援学校(本校)にいる生徒さんと交流をしています。今回は農業科3年生の8名が交流を行いました
最初はお互い初対面ですので緊張していましたが、芦北支援学校の生徒さんは今回の交流がとても楽しみだったらしく、大きな声で出迎えてくれました。お互いの緊張も解けて、さあ交流開始です
今回の交流(ゲーム)は筒倒しゲームですボールを当てて筒を倒します。筒の中にはポイントになるボールが入っていますので、たくさん倒したからといって勝ちになるわけではありません。どの筒にどれだけポイントがあるかもわからないので、とにかくたくさん倒すことに集中しました。芦高生は支援学校の生徒がボールを投げられるようボールを手渡したり、ボール投げマシーンのお手伝いをしました
今回は青チームが6ポイント差で勝ちました僅差の勝負に芦高生も支援学校の生徒もかなり盛り上がりました。お互いとても楽しい交流になりました
先月末から農業科の果樹専攻生は不知火(デコポン)の「枝吊り・玉吊り」を行っています不知火が大きくなると重さで枝が折れてしまうことがあるので、それを防ぐために麻紐で枝や果実を吊っています。今日は2年生が枝吊り・玉吊りを行いました
最初は麻紐の結び方に苦戦しましたが、何回もするうちにみんな上手になっていきました収穫までしっかり頑張ります
農業科1年生「農業と環境」の授業で、稲刈り交流学習を行いました。
天気にも恵まれ、参加した芦北幼稚園の皆さん、芦北支援学校分教室の皆さん、佐敷小学校の皆さんと楽しく交流ができました
園児のみなさん 稲刈り上手でした 円陣!! 午後からも大成功させるぞー
一生懸命、カマの使い方を教えていました さすが5年生!! アッという間に刈り終わりました
みなさんが収穫したお米は、11月16日(土)に行われる芦高祭にて販売いたします
また、今年も芦北町の学校給食にて小中学生の皆さんにも味わっていただきたいと思います。
ご賞味あれ
3年農業科 野菜専攻生は芦北・水俣地区の特産品でもある『サラダタマネギ』の学習をします。
本日の実習は播種(はしゅ:種をまくこと)を行ないました。10月下旬の苗収穫まで毎日管理します
サラダタマネギの苗販売に関しては、また後日お知らせしますので、しばらくお待ちください。
写真は、播種のあとに覆土(ふくど:蒔いた種に土をかぶせること)をしているところと、覆土後の潅水(かんすい:水をかけること)をしているところです。
暑いけど!休憩しながらみんな頑張ってます!
農業科1年生の「食品製造」の授業で小麦粉の加工、卵の気泡性について学習しています。9月9日の実習は『シフォンケーキ』でした。
シフォンケーキのふわふわ食感を作るためには、卵白の泡立て『メレンゲ作り』とその後の混ぜ方が大切になります。全員ふっくら焼けましたよ
農業科「食品製造」の授業で製造した実習製品は学校で随時販売しています。
ご購入を希望される方は、生徒を通じて、又は担当者までご連絡ください
【芦北高校での販売価格】
マーマレード200g入り¥300、いちごジャム200g入り¥350、乳酸飲料500ml入り¥350、しそジュース500ml入り¥300、うめジュース500ml入り¥350
(芦北高校農業科 食品製造実習製品担当:宮嵜、川上 ℡0966-82-2034)
夏休み期間中は、「道の駅あしきた でこぽん」でもお買い求めいただけます。
(販売価格は”道の駅あしきた価格”となります)
また8月31日まで開催中の「芦北伽哩街道」の『キーマカレーのお弁当』も大好評です。
期間中、1日数量限定でお総菜部門にて販売されてますので、ぜひ食べて暑い夏を乗り切ってください。
『ぽんぽんしょこらっち』もレジ近くのスウィーツコーナー
で土日限定で販売されています。
チーズケーキ
と
タチウオ一夜干しの天ぷら添えのキーマカレーのお弁当
「道の駅あしきた でこぽん」には芦北高校の製品がたくさんありますよ。お土産にいかがですか!
農場管理は基本的に休みはありません。交代で管理を行ないます。
本日の1年生農業科の実習は、6月に田植えをしたイネの管理です。
イネは『分けつ(種子から出た茎の根元から、新しい茎が出てくること)』の後に受粉を行ないます。このときは田んぼに水は入れません。これを『中干し』といいます。
そして、受粉の後に『籾(もみ)』ができはじめると、田んぼに水が必要になります。今日はその水を入れるための準備を行ないました。
体温よりも暑い農場!長い時間の実習はできないので、
てきぱきと頑張ってます。
7月16日(火)、2年農業科でフラワーアレンジメント講習会を行いました。
日本フラワーデザイナー協会の隈本先生、堀田先生、岡村先生を講師としてお招きし、講習を受けました。
バラ、カーネーション、アスター、レザーファン、アスパラガスなど色とりどりの花を用いました。
生徒たちは楽しみながら、それぞれとても上手に完成させていました。
講師の皆さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。
農業科1年生の「食品製造」で小麦粉を使った基礎的な製菓製造を学びます。
5月18日の実習は「いちごマフィン」でした。「マフィン」は日本では甘いお菓子というイメージですが、アメリカやイギリスでは朝食用の小型のパンとして食されています。
[製造工程] マフィン型6個分
①薄力粉150gとベーキングパウダー2gをあわせてふるいにかけます。
②クリーム状にした無塩マーガリン100gにグラニュー糖100gを加えホイッパーで白っぽくなるまで混ぜます。(これをクリーミング性といい、マーガリンが空気を抱え込んだ状態です)
③溶きほぐした卵を②の中に3~4回に分けて加え混ぜます。(一度に加えるとマーガリンと卵が混ざらず分離します)
④③に①の粉類の半分を加え、ゴムヘラで切るようにさっくり混ぜます。(力任せにぐるぐる混ぜてはいけません)
⑤粉っぽさがなくなったら、ヨーグルト70gを加えやさしく混ぜます。
⑥残りの粉類を加え切るようにさっくり混ぜて、マフィン型に入れます。
⑦マフィン型の半分に生地を入れ、いちごジャムを小さじ1入れて残り半分の生地を入れます。(マフィンの真ん中にいちごジャムがくるようにいれましょう)
⑧底をトントンとたたき余分な空気を抜いて、180℃のオーブンで約30分焼き上げます。冷却したら出来上がりです。
器具の名称、使い方、混ぜ方などポイントをしっかりおさえながら技術を学びます。
皆さんもぜひ作ってみて下さいね。
農業科3年生の「食品製造」の授業では『牛乳の加工』について学習しています。5月23日の実習は『アイスクリーム』でした。
一般的に言われる“アイスクリーム”は牛乳や生クリームなど乳成分の含有量の多い順に『アイスクリーム』『アイスミルク』『ラクトアイス』『氷菓』の4種類に分類されます。
本日は牛乳と生クリーム、卵黄を使った濃厚なバニラアイスクリームを作りました。
冷却と同時に空気を含ませながら混ぜるフリージングという最後の工程にみんな翌日は筋肉痛かな・・・
生徒たちは、翌日の昼食のデザートや部活動の後にアイスクリームを味わっていました。
農業科1年生の『農業と環境』の授業では草花の学習をしています。
11月から出荷を迎えるシクラメンは芦高祭でも大人気の実習製品です。
↓こちらの写真は昨年の11月に販売したシクラメンです
シクラメンは播種(はしゅ:種まき)から販売されるまでに1年かかります。その間、日々の細やかな管理はとても重要となります。本日の実習では、播種後小さなポットに鉢上げして生長したシクラメンを、ひとまわり大きな鉢に植え替える“鉢替え”を行いました。これから根も葉も増えて大きくなります。
各種花苗も販売しています。幼稚園や小学校、中学校などからご注文いただきました。種類によっては数が少ない苗もありますので、購入希望の方は草花担当(徳永、島田)までお電話下さい。
※連絡先:芦北高校0966-82-2034:平日8時20分~16時50分
シトラス観光圏より依頼があり、地元食材を用いた商品開発を芦北町商工観光課、芦北町地域おこし協力隊の皆様と共に活動してきました。
シトラス観光圏とは熊本県南地区の柑橘の産地である「八代市」「氷川町」「芦北町」の3市町で取り組む広域観光圏です。
農業科1年生の女子6人で芦北町の特産品である“デコポン”を使ったスウィーツ作りを行いました。
まず、私たちは芦北町についてたくさん調べました。特産物、佐敷城や町並みなどの歴史、観光やレジャースポットなど芦北町には魅力がたくさんあることがわかりました。
これらをスウィーツに凝縮し、食べた人が芦北にまた行ってみたいと思ってくれることを願っています。
試作や試食会、アンケート集計、検討会などを経て『ぽんぽんしょこらっち』完成しました
下から米粉のココアクッキー、チーズケーキ、デコポンジャムです。
ココアクッキーは佐敷城の石垣、チーズケーキはビーチの白砂、デコポンジャムは夕日をイメージしています。
若っ人ランドの取材、収録もありました。3月2日16時 TKUで放送されます。製造工程や商品に込めた思いをぜひご覧ください♫
1個300円です。近日販売会の予定もありますのでまたお知らせします。
農業科の生徒対象に『就農教育講演会』が行われました
本校卒業生でもある、水俣市薄原のお茶農家 松本和也さんを講師にお迎えし、こだわりのお茶栽培について貴重なお話をしていただきました
水俣病の患者さんとの出会いをきっかけに、1990年から化学肥料、農薬などの化学物質を使わない栽培方法を取り組まれ、緑茶の栽培だけでなく、紅茶やほうじ茶、ソフトクリームも販売されています。また、ケーキ屋さんや漁師さんと共に新商品開発にも携わり水俣市全体の繁栄を願って活動されています。
松本さんは代々受け継がれてきたお茶農家の4代目。3代目までとは異なるやり方に、様々な反発や苦難を乗り越えて、今では日本にとどまらず海外へも販路を広げていらっしゃいます。農業科2年生濱崎真琳さんも参加した海外インターンシップの一行ともドイツで合流し、松本さんの取引先業者視察のコーディネーターも務められました。
『水俣と聞いただけで悲しい反応があり、ゼロではなくマイナスからのスタートだった。自分で作ったお茶を自分で出向いて売り込む。たくさんの人との縁を大切にしてきたから今がある。どんなにおいしいお茶を作っても、最後は「人」なんです』という言葉は印象深いです。松本和也様 本日はお忙しい中ありがとうございました!
もうすぐ芦高祭です!
農業科食品加工実習室はあま~い焼き菓子
バザーは11月17日(土)9時30分からです。ご来場お待ちしております!
農場は花盛り
3月下旬には収穫→
記録的な猛暑も終わり、涼しく過ごしやすくなりました。
農場は実りの秋!
シクラメン香りに癒やされます♪
これから葉も花も増えて芦高祭で販売予定です。
露地栽培の不知火『あしぽん』
1月下旬頃収穫→貯蔵→5月頃出荷となります。
芦高米 品種名『くまさんのちから』
芦高祭で販売予定です。
いよいよ来週は稲刈りです。台風が心配ですが…
農業科食品加工実習室に新しい電気オーブンが仲間入りです。
右側が新しいオーブンです。
これまで使っていた1段式のガスオーブンとは違い、3段式なので一度にたくさん焼けます!1段毎に温度設定も出来るので同時に違うものも焼けます。
実習で使う前に、庫内の熱の回り方や焼きムラ、これまでのレシピ通りの焼き時間でよいのかを確かめるために試運転を行いました。時間や温度設定に少し微調整は必要ですが、きれいに焼けました。今週からの実習が楽しみです。3月4日(日)に本校調理室にて『第1回ガレットの楽講&パーティ』が行われました。事前に申し込み頂いた一般の方が15人と、本校農業科の生徒4人がお手伝いとして参加しました。
自然&地域おこし団体 自然処(じねんじょ)主催のもと、フランス人である夫のダヴィッドさんと2008年にオープンした東京の名店「MAISON BRETONNE(メゾン ブルトンヌ・ガレット屋)の吉田英子さんを講師にお招きし、作り方や焼き方はもちろんですが、本場フランスでのガレットの食べ方、盛り付け方、お店を開業するにあたってのアドバイスまでしていただきました。
本場のガレットは専用の丸い鉄板で焼きますが、家庭でも気軽にできるようにと今回はフライパンで作りました。芦北の食材をふんだんに使って吉田さんが調理されたサラダやドレッシング、エビ、里芋のオーブン焼き、デコポンや甘夏のシラップ漬けなどをガレット生地に盛り付けて試食しました。
吉田さんがお店で提供しているのと同じように作って頂いたガレットはとてもおしゃれで、とてもおいしかったです!今回のそば粉は「農事組合法人 みのり会」様、飲み物は「お茶のカジハラ」様からのご協力でご提供頂きました。ありがとうございました!
また、本校農業科の生徒は事前に学習したガレットの歴史について発表しました。芦北町のお茶農家さんの紅茶葉を入れた生地でクレープを作り、本校実習製品のいちごジャムとマーマレードに生クリームホイップを包んだスウィーツも皆さんに試食して頂きました。
参加された方は野菜の調理方法や味付け、組み合わせなど積極的に質問され充実した一日だったようです。
ダヴィッドさんと吉田さんが出版されているレシピ本
芦北といえば「デコポン」で有名ですね。実は「デコポン」という名前は商標名で、品種名を「不知火」といいます。本校で収穫されたものは「あしぽん」と呼んでいます。
芦北高校農業科の不知火(あしぽん)が収穫を迎え、シティー情報くまもと(Web上)で紹介されています。ぜひ御覧ください。
「シティー情報くまもと」で検索!
または、http://kumamachi.jp/4957からどうぞ。
農業科1年生の食品製造の授業で「デコレーションケーキ」を作りました。1月18日と23日に2班に分かれてスポンジケーキから作りました。自分でデコレーションしたケーキはキラリ
と光るデザインばかりです。
【製造工程】直径18㎝1台
① ボールに卵Mサイズ3個(180g)と砂糖90g入れて泡立て器(ハンドミキサー)で文字が書けるくらいまで泡立てます。
② ふるった薄力粉90gを2~3回に分けて加えゴムへらでさっくり混ぜ合わせます。
③ 溶かしバター(サラダ油)30gを入れた容器に②をゴムへらでひとすくい加え、よく混ぜます。
④ ②に③を加え泡が消えないようにさっくり混ぜます。
⑤ 型に流し入れ180℃のオーブンで35分焼成して冷却します。あら熱が取れたら乾燥しないようにビニール袋に入れておきましょう。
⑥ボールに生クリーム(動物性+植物性)400gとグラニュー糖36g(生クリームの9%)を入れて角が立つまで泡立てます。
⑦ 飾る果物の準備をしましょう。(缶詰などシラップ漬けの果物はキッチンペーパーに並べて水分を拭き取っておきましょう。)
⑧ Let’s decorate!
学校で準備した果物はイチゴだけです。あとはそれぞれのデザインやイメージに合わせて持ってきてもらいました。カラーチョコペンやお菓子を使って斬新な飾り付けをしていましたよ。期待以上の出来映えにとても感動する作品ばかりでした!クリスマスに限らず、誕生日やお祝いなどの記念日に気軽に作れる高校生になって欲しいですね。
1月17日農業科3年生の食品製造で『クリームパン』を作りました。クリームパンはこれまでの実習の応用編でパン生地を捏ねて、生地の発酵の間に中に詰めるカスタードクリームを作ります。なので、とても忙しい!けれど、これまでの3年間、農業科で培った体力
と判断力で生徒全員♫余裕です。
【製造工程】12個
① 《パン生地》強力粉400g、砂糖40g、塩6g、脱脂粉乳20g、ドライイースト8g、水260gをボールに入れて、しっかり捏ねます。手にべたべたくっついてくる間は材料がしっかり混ざってなじんでいない証拠なので、あきらめずに捏ねましょう。
② ボールから離れるようになり、ひとまとまりになったら有塩バター40gを細かくちぎって(やわらかい場合はそのままでOK)加え、再度しっかり捏ねます。体重をかけるように手のひらの付け根で捏ねます。
③ 生地の表面がきれいに張り、ひとまとまりになったらボールに入れラップをかけて一次発酵35~40℃30分。(発酵器がない場合は陽の当たる窓辺に置く。又はボールの底を45℃のお湯で温める)
④ 《カスタードクリーム》ボールに卵Mサイズ3個、グラニュー糖60g、薄力粉30gを入れてホイッパーで混ぜます。
⑤ 鍋で牛乳300gを温め(60℃程度)、①の中に少しずつ加えホイッパーで混ぜます。
⑥ ⑤をザルでこしながら、鍋に戻し入れとろみがつくまで混ぜます。焦げないように注意しましょう。最後に熱いうちにバター10gとバニラエッセンス3滴を加えしっかり混ぜます。バットに広げラップをかけ、冷却します。その後12等分しておきましょう。
⑦ 一次発酵が終わったら、パン生地を12等分(1個あたり62g位)に分割し、丸め、ベンチタイム10分間とります。
⑧ 楕円形に麺棒でのばし、カスタードクリームをのせて生地をしっかり閉じます。
⑨ 天板に並べて2次発酵35~40℃25分。その後卵水液を塗って、オーブンで180℃12分間焼成して出来上がりです。
焼きたては本当においしいです!
焼き上がるまでに2時間!手間ひまかけて作り上げたクリームパンは、それぞれ大切な人に渡したようです。
皆さんもぜひお試し下さいね♪1月7日(日)おれんじ鉄道 駅マルシェに本校農業科が参加しました。佐敷駅で行われたマルシェには、ふるまいぜんざいや保育園児による一日駅長さん、スペシャルゲストとしてくまモンも登場しました。本日はおれんじ鉄道感謝デーということで乗車賃が1回どこまで行っても300円なので、鉄道ファンやくまモンファンなどたくさんの人でいっぱいでした。
農業科では県内のイベントに年間5~6回参加し、自分たちが栽培した製品、加工した製品を直接お客様に販売する『6次産業化』を取り入れた学習を行っています。今回参加した1年生はイベントでの販売は初めてでした。緊張しながらも大きな声を出して呼びかけたり、お客さんとたくさんの会話を楽しむ姿もあり、充実した一日だったと思います。
農業科3年生「食品製造」の実習は『うどん』を作りました。今年最後の製造実習と言うことでリクエストを聞いたところ『
お菓子は薄力粉、うどんは中力粉、パンは強力粉というようにタンパク質の含有量によって小麦粉は使い分けます。
生徒たちは体育(長距離走の練習)の後に全身で捏ね上げたのでクタクタでした。
皆さんもぜひ試してみて下さい!コシのあるうどんに感動しますよ。
12月5日に芦北町の「芦北高校総合支援事業 レベルアップ講座」による『デコレーションケーキ講習会』が農業科食品加工実習室で行なわれました。
水俣市の洋菓子店『モンブランフジヤ』パティシエ 笹原和明様を講師にお迎えし、佐敷小学校4年生53名のみなさんと一緒に農業科3年生18名で、スポンジケーキに生クリームを塗ったり、絞ったりイチゴを飾ったりとデコレーションケーキを仕上げていきます。今年で4年目となる本事業は、事前に笹原さんから生クリームの泡立ての硬さや仕上げていく工程をご指導いただき、本校生徒が指導役として各班のテーブルについて技を小学生に伝授します。笹原さんの丁寧で素早い神業とも言える仕上がりに見惚れての言葉しかありません。一台を仕上げるのに、2分かからないと言われ全員で驚きました。事前に焼いて持参いただいたスポンジケーキ(超ふわふわ!
)、脂肪分の配合バランス(乳脂肪分45%・40%・35%・植物性)の計算された生クリーム(濃厚なのにいくらでも食べたくなるうまさ
)、特殊な細かさのグラニュー糖、香り高い価格も高いバニラオイル、契約農家さん栽培の低農薬イチゴ(あまい!
)、そのイチゴで作った低糖ジャム(フルーティー!
)。すべてお店で使用する“こだわりの材料”ばかりです。出来上がったデコレーションケーキは「モンブランフジヤ」のショーケースに並んでいるケーキ
と同じものということになります。
さて、エプロン姿に着替えた小学生を元気良くお迎えし、さっそくケーキ作り開始です。
最初に笹原さんにデモンストレーションとして1台仕上げていただきました。児童の皆さんの「すごーい!きれい!じょうずー!」歓声は実習室いっぱいに響き渡り、とても微笑ましい光景でした。
各班に分かれてイチゴの切り方にこだわったり、生クリームの絞り方に工夫したりとそれぞれの感性でいろんなデザインのケーキが出来上がりました。
すべてが終了してケーキを佐敷小学校へ持参し、いよいよお楽しみの試食会です。私たちが会場に到着するだけで、テンションMAXです!大歓声!各班6等分して…いただきます!!今回は芦北町のお茶農家 梶原さんの和紅茶も一緒にいただきました。
生徒たちは楽しく会話したり、戯れたりと楽しい時間と同時に学んだことを教えること、伝えることの難しさを改めて実感した一日だったようです。4月からの新生活に役立てばいいなと思います。
ケーキ作りの最後に芦北高校に入学したくなった人~?と小学生に聞くと大多数が手を挙げてくれました。大きくなって今度は芦高生として指導する側となってくれるとうれしいなと思います。農業科1年生『食品製造』の授業では小麦粉の加工について学習しています。本日は「あんパンとチーズパン」です。
パウンドケーキやマドレーヌなどの焼き菓子は“卵の気泡性”やベーキングパウダーなどの“膨張剤”の力でふくらみ、ふわふわの生地となります。パンはこれとは違い“イースト”と呼ばれる酵母菌の働きで膨らみます。
イースト菌は小麦粉や砂糖、水分をエサにして40℃位の温かい環境で活発化します。これを発酵といいます。発酵で発生する二酸化炭素と一緒にエチルアルコールも発生するので、出来たてのパンはアルコール臭がします。
【製造工程】あんパン3個、チーズパン3個
① 水130gに砂糖20g、塩3g、脱脂粉乳(スキムミルク)10g、ドライイースト4gを入れ混ぜます。
② ボールに強力粉200gを入れ、①を全体に回し入れます。
③ 指先で粉と水分を混ぜ合わせ、ひとまとまりになったら体重をかけるようにして捏ねます。最初はべたべたと手にくっついていやな感じですが、材料全部がなじんでくると手から離れてきます。気合い
で捏ねましょう。
④ 有塩バター(マーガリン)20gを加えさらに力一杯こねます。(注意:生地をちぎらないようにまとめながらこねます)
⑤ しっとりとなめらか、ふわふわの生地になったら、ボールに入れラップをして35~40℃で20分間一次発酵。(発酵器がない時は温かい窓際や50℃位の湯煎であたためてもOK)
⑥ 膨らんだ生地のガスを抜いて6個に分割します。丸めてバットにおいて10分間ベンチタイム。(乾燥しないように布巾を掛けて下さい)
⑦ 丸く伸ばしてあんこ50gを包みます。チーズはサイコロ状に切って同じように包みます。あんパンは平たく、チーズパンははさみで切り込みを入れて成形します。天板に並べて35~40℃20分間 二次発酵。
⑧ つや出しの卵液(卵+少量の水)を刷毛でぬり、180℃ 12分間 焼成。
農業科2年生『食品製造』では野菜類の加工について学習しています。10月3日に就農教育講演会でご講話いただいた漬物職人の尾崎吉秀さんとイタリア料理店経営の積一也さんを再びお招きして、本日は漬物伝承学習の実践編を行いました。
本日の実習では『万能みそ』『味噌漬けを使った漬物寿司』『酒粕入りの味噌汁』を作りました。
『万能みそ』は材料の加熱に大変時間がかかるため、製造工程をビデオに撮った映像を見ながら解説を聞きました。丁寧な仕込みやじっくり煮込んで仕上げていく工程に魅了されました。この夏、芦北伽哩街道に芦高生も参加してJAあしきた道の駅総菜部の方にご協力いたき796杯売り上げた“KEYMAN伝承カレー”には『万能みそ』をとり天のソースに取り入れました。その名の通り、ご飯にのせても、ソースとしても、薬味としても何にでも合う万能みそなのです。本日は焼きおにぎりと揚げ豆腐、キュウリにディップしていただきました。
『漬物寿司』は尾崎さんが九州新幹線開業記念に考案して販売した逸品です。味噌漬けを丁寧に薄切りにして酢飯にのせます。15年間味噌に漬け込んだ幻のキュウリの味噌漬け、芯まで透き通ったゴボウの味噌漬け、そして、2013年に日本一に輝いたショウガの味噌漬けなど5種類をお寿司のネタとしました。このショウガの味噌漬けは『しょうがのべっこう漬け』と名付け、今では関東有名百貨店から取引の依頼まである商品です。
『酒粕入りの味噌汁』は尾崎さんのこだわりのお味噌汁で、天然のだしと尾崎さんの無添加お味噌に酒粕を少々加えます。あまりのおいしさに生徒はおかわりです。ちなみにご飯は自分たちで田植えした学校のお米“芦高米”です。
便利な食べ物より時間をかけて作られた、素材本来の旨味を体に取り入れることで、私たちの体は喜ぶ・・・「内臓が喜ぶ食事」この食文化を学びそして後生に伝えてほしいという思いをしっかりと受け止めた生徒たちでした。
農業科2年生「食品製造」の授業では野菜類の加工について学習しています。本日はトマトの加工についての実習です。
トマトの加工品には
①トマトの缶詰トマトをそのまま又はカットして詰めたもの)
②トマトジュース(トマトを破砕し裏ごししたもの)
③トマトピューレ(トマトを破砕後裏ごしし3倍程度に濃縮したもの)
④トマトペースト(トマトピューレをさらに濃縮して食塩を加えたもの)
⑤トマトケチャップ(裏ごししたトマトやトマトピューレに食塩、酢、タマネギ、ニンニク、香辛料を加えて濃縮したもの)
とたくさんあります。今回の実習ではトマトピューレ、炒めたタマネギ、ニンニクのみじん切り、砂糖、塩を加えて煮たトマトソースを作りました。更に、ピザ生地もこねて、手作りのトマトソースを塗って直径23㎝のピザを焼きました
【トマトソース】直径23㎝1枚分
① タマネギ1/4個、ニンニク1片をみじん切りにします。
② 鍋にオリーブオイルを適量入れ、①を炒めます。
③ トマトピューレ100g、砂糖小さじ1、塩ひとつまみ、白コショウ少々を加え煮詰めて完成です。
【ピザ生地】直径23㎝1枚分
① 強力粉200g、砂糖10g、塩4g、ドライイースト8g、水120gをボールに入れ、混ぜ合わせます。
② ひとまとまりになったらオリーブオイル小さじ2を加えしっかりこねます。
③ ボールにきれいに丸めた生地を入れ、ラップをして1次発酵(40℃で20分間)
④ 一回り大きく発酵したらガス抜きをしてオーブンシートにのせて麺棒で直径23㎝の円に伸ばす。フォークで全体に穴をあけ、冷めたトマトソースを全体に塗ります。
⑤ トッピング(ベーコン、ピーマンなど)をのせ、最後にとろけるチーズをのせて、180℃のオーブンで12分間焼成で、できあがりです。
ふわふわの生地にチーズがとろけて、かなりのボリュームみんな大満足です
ピザ生地はパンと違ってベンチタイムや2次発酵がないので、とても簡単ですよ!ぜひお試し下さい。
10月3日(火)に農業科全学年を対象にした『就農教育講演会』が開催されました。2013年に漬け物グランプリを受賞された、芦北在住の尾崎吉秀さんとイタリア料理店コラッジオ経営の積一也さんを講師にお招きし農と食のこだわりや経営観念についてたくさんの熱い思いを語っていただきました。
今年は例年と違って、農業科の各学年の代表者をパネラーとして登壇してもらい、尾崎さんと積さん、生徒3人と農業科主任の6人でパネルディスカッション形式で進めていきました。
最初にパネラーの生徒3人に尾崎さんの受賞作品でもある『しょうがのべっこう漬け』を試食してもらいました。「雑味がなく素材本来の味がします」「塩辛さがなくて食べやすい」とコメントをしてくれました。
尾崎さんのお漬け物グランプリを受賞したときの『しょうがのべっこう漬け』は思うような出来ではなかったので、倉の片隅に放っておいたら、とても良い香りがしてきたので、タルを開けてみたら、驚きの仕上がりだったという秘話もお話いただきました。“この時から味噌本来の力に魅了され、今も味噌のトリコとなっている”と81歳という年齢にも負けないくらいの夢を語っていただきました。
漬け物製造だけでなく、漬ける野菜の栽培に欠かせない『土作り』にもこだわりがあり、下処理した野菜の皮などの残さや漬け終わった味噌などはすべて土に返し肥料として利用することにより、土に活力がみなぎりふわふわの土ができ、本来のうまみが凝縮した野菜が出来るとの事でした。味噌漬けという漬け物は単に野菜を味噌に漬け込むという工程ではなく、野菜の具合によって塩の漬け方、その後の塩分の抜き方が大事であるということでした。味噌に漬けてからは味噌の力に委ね、納得のいく仕上がりで世の中に出す・販売すると熱く語られました。
「添加物のたくさん入った食べ物では体の内臓が喜ばない」
81歳にして東京で行われた有名百貨店などが集まる商談会に自ら出向き、納得のいく商品を売り込む精神力に圧倒された1時間でした。まだ尾崎さんのお漬け物を食べたことのない方は、道の駅あしきた、道の駅たのうらで販売されています。ご賞味下さい♫
また、お忙しい中、来賓としてご出席賜りました、 芦北地域振興局農林部農業普及振興課長様、同課技師様、芦北町役場農林水産課長様、あしきた農業協同組合営農指導部長様、芦北高校就農教育検討委員様、誠にありがとうございました。
農業科3年生「食品製造」は鶏卵の加工についての学習として『カスタードクリーム』をマスターし、それを使ってフルーツタルトを作りました。
【タルト生地】15㎝タルト型
① 有塩バター40gをクリーム状に練り、砂糖33gを加えて白っぽくなるまで混ぜます。
② Mサイズ卵黄1個分を加えさらに混ぜます。
③ ふるった薄力粉108gを2回に分けて加え、さっくり混ぜます。
④ 粉っぽさがなくなったら、手でひとつにまとめます。練らずに押さえつける感じで。
⑤ タルト台の大きさに麺棒で広げます。
⑥ 表面に穴を開けて180度8~10分(オーブンによって焼き時間は違います)焼成、冷却。
【カスタードクリーム】
① Mサイズ卵黄1個分、砂糖33g、薄力粉16gをボールに入れ、ホイッパーで混ぜ合わせます。
② 60℃位に温めた牛乳133gを①に少しずつ加え混ぜます。
③ ザルなどで、こしながら鍋に移し中火~弱火で加熱します。たえず木べらで底を混ぜないと焦げやすいので注意!(加熱時間によってカスタードクリームの粘度が変わります)
④ とろみがついたらバットに広げて冷却します。冷却したタルト生地にカスタードクリームをのせて、果物とミントの葉を飾ったらできあがりです!
カスタードクリームを生クリームやクリームチーズ、サツマイモやかぼちゃのペーストなどに変えたりとバリエーションが豊富です!果物だけでなく、栗をのせるとこれからの季節にぴったりですね。ぜひお試しください!
3年農業科『食品製造』の授業で「鶏卵の加工」について学んでいます。今回の実習は「マヨネーズ」製造です。
農業科の食品加工実習棟は改修工事(~10月末日)で使用できない為、家庭科調理室を使用して実習を行なっています。
農業科1年生の「食品製造」の授業で小麦粉の学習をしています。今回は『パウンドケーキ』を作りました。
『パウンドケーキ』はイギリスのお菓子で本来は材料を1ポンド(454g)ずつ加えた焼き菓子です。今回製造したパウンドケーキは10年余り受け継がれてきた、芦北高校オリジナルの配合で“失敗しない&しっとりおいしいレシピ”です。
【製造工程】17㎝×80㎝×60㎝のパウンドケーキ型
①常温にもどした無塩バター75gをクリーム状に混合する。
②上白糖110gを一度に加えホイッパーで白っぽくなるまで混合する。
③ほぐした卵Mサイズ2個を②に少しずつ加え、分離しないように混合する。
④ふるった薄力粉110gを2回に分けて、ゴムヘラでさっくり混合する。
⑤甘夏マーマレード40gと香料(オレンジエッセンス)を加え混合する。
⑥型紙を敷いたパウンドケーキ型に隙間なく流し入れ、175℃で45分間焼成する。
洋菓子店で個包装して販売してある焼き菓子(パウンドケーキ、マドレーヌ、フィナンシェ)は同じように見えますが作り方がすべて違います。パウンドケーキはバターをクリーム状に練って作りますが、マドレーヌは固形バターを液状にして、フィナンシェは液状バターをやや焦がして加えて作ります。作り方で風味や食感が異なることもおいしい製造実習の中で学んでほしいと願っています。
〒869‐5431
熊本県葦北郡
芦北町乙千屋20-2
熊本県立芦北高等学校
管理責任者
校長 草野 貴光
運用担当者 広報部
TEL 0966-82-2034
FAX 0966-82-5606
E-mail
ashikita-h@pref.kumamoto.lg.jp
URL http://sh.higo.ed.jp/ashikita
学校からの緊急連絡(休校、授業打切り等)、各種連絡、資料・アンケート等について、学校・保護者間連絡システム「すぐーる」にて配信しております。
また、欠席・遅刻等についても本システムから連絡いただくことが可能になっております。