農業科日誌

パウンドケーキ♪

農業科1年生の「食品製造」の授業で小麦粉の学習をしています。今回は『パウンドケーキ』を作りました。

パウンドケーキ』はイギリスのお菓子で本来は材料を1ポンド(454g)ずつ加えた焼き菓子です。今回製造したパウンドケーキは10年余り受け継がれてきた、芦北高校オリジナルの配合で“失敗しない&しっとりおいしいレシピ”です。


【製造工程】17㎝×80㎝×60㎝のパウンドケーキ型

①常温にもどした無塩バター75gをクリーム状に混合する。

上白糖110gを一度に加えホイッパーで白っぽくなるまで混合する。

③ほぐした卵Mサイズ2個を②に少しずつ加え、分離しないように混合する。

④ふるった薄力粉110gを2回に分けて、ゴムヘラでさっくり混合する。

甘夏マーマレード40g香料(オレンジエッセンス)を加え混合する。

⑥型紙を敷いたパウンドケーキ型に隙間なく流し入れ、175℃で45分間焼成する。


洋菓子店で個包装して販売してある焼き菓子(パウンドケーキ、マドレーヌ、フィナンシェ)は同じように見えますが作り方がすべて違います。パウンドケーキはバターをクリーム状に練って作りますが、マドレーヌは固形バターを液状にして、フィナンシェは液状バターをやや焦がして加えて作ります。作り方で風味や食感が異なることもおいしい製造実習の中で学んでほしいと願っています絵文字:良くできました OK