農業科日誌

『ヨーグルト』&『パンナコッタ』

農業科3年食品製造の授業で「乳加工」について学習しています。

本日は『ヨーグルト』『パンナコッタ』を作りました。

どちらも牛乳を使ってつくる、なめらかな食感の加工品ですが、凝固の工程が全く違います。

イベント『ヨーグルト』は人肌程度に温めた牛乳に「スターター(種菌):市販のヨーグルト」を少量加えて、36℃で5時間以上温めると牛乳の中に入れた乳酸菌が増殖し、かたまります。その後冷蔵庫で冷やすとおいしいヨーグルトが出来上がりますにっこり

  

キラキラ ↑完成したヨーグルト キラキラ

イベント『パンナコッタ』はイタリア発祥のデザートで、牛乳に砂糖、生クリーム、凝固剤を加えて作ります。今回は凝固剤にアガーを使用しました。

アガーは寒天と同じ原料なのに、ゼラチンと同じ食感を生み出す性質の凝固剤です。しかし、アガーは単独では水に溶けないので、必ず砂糖と混合してから液体に加えます。また、寒天と同じように常温でかたまるので、できあがりが早い!生徒は昼食のデザートに食べていました興奮・ヤッター!