農業科日誌

アンパンマン♫

農業科1年生『食品製造』の授業では小麦粉の加工について学習しています。本日は「あんパンとチーズパン」です。

絵文字:会議パウンドケーキやマドレーヌなどの焼き菓子は“卵の気泡性”やベーキングパウダーなどの“膨張剤”の力でふくらみ、ふわふわの生地となります。パンはこれとは違い“イースト”と呼ばれる酵母菌の働きで膨らみます。絵文字:良くできました OKイースト菌は小麦粉や砂糖、水分をエサにして40℃位の温かい環境で活発化します。これを発酵といいます。発酵で発生する二酸化炭素と一緒にエチルアルコールも発生するので、出来たてのパンはアルコール臭がします。

 

【製造工程】あんパン3個、チーズパン3個 

 水130g砂糖20g塩3g脱脂粉乳(スキムミルク)10gドライイースト4gを入れ混ぜます。

  ボールに強力粉200gを入れ、①を全体に回し入れます。

  指先で粉と水分を混ぜ合わせ、ひとまとまりになったら体重をかけるようにして捏ねます。最初はべたべたと手にくっついていやな感じですが、材料全部がなじんでくると手から離れてきます。絵文字:笑顔気合い絵文字:急ぎで捏ねましょう。

 有塩バター(マーガリン)20gを加えさらに力一杯こねます。(注意:生地をちぎらないようにまとめながらこねます)

  しっとりとなめらか、ふわふわの生地になったら、ボールに入れラップをして35~40℃で20分間一次発酵。(発酵器がない時は温かい窓際や50℃位の湯煎であたためてもOK)

  膨らんだ生地のガスを抜いて6個に分割します。丸めてバットにおいて10分間ベンチタイム。(乾燥しないように布巾を掛けて下さい)

  丸く伸ばしてあんこ50gを包みます。チーズはサイコロ状に切って同じように包みます。あんパンは平たく、チーズパンははさみで切り込みを入れて成形します。天板に並べて35~40℃20分間 二次発酵

  つや出しの卵液(卵+少量の水)を刷毛でぬり、180℃ 12分間 焼成絵文字:うーん 苦笑

 



あんパンといえば アンパンマン♫