農業科日誌

2020年9月の記事一覧

パウンドケーキ♪

農業科1年生の「食品製造」の授業で小麦粉の学習をしています。今回は『パウンドケーキ』を作りましたイベント

会議・研修『パウンドケーキ』はイギリスのお菓子で名前の由来は“材料を1ポンド(454g)ずつ加えた焼き菓子”からきています。今回製造したパウンドケーキは10年余り受け継がれてきた、芦北高校オリジナルの配合で“失敗しない&しっとりおいしいレシピ”です。

【製造工程】17㎝×8㎝×6㎝のパウンドケーキ型

①常温にもどした無塩バター(マーガリン)75gをクリーム状に混合。

②上白糖110gを一度に加えホイッパーで白っぽくなるまで混合。

③ほぐした卵2個を②に少しずつ加え、分離しないようにホイッパーで混合。

④ふるった薄力粉110gを2回に分けて、ゴムヘラでさっくり混合。

⑤香料(バニラエッセンス)を加え混合。

⑥型紙を敷いたパウンドケーキ型に隙間なく流し入れ、170℃で45~50分間焼成。

途中20分くらいで生地の真ん中に包丁で切れ目を入れると焼き上がりがきれいに仕上がります。

このような油脂たっぷりの焼き菓子は焼きたてよりも翌日以降が、よりしっとりしておいしいです音楽

花丸洋菓子店で個包装して販売してある焼き菓子(パウンドケーキ、マドレーヌ、フィナンシェ)は同じように見えますが作り方がすべて違います。パウンドケーキはバターをクリーム状に練って作りますが、マドレーヌは固形バターを液状にして、フィナンシェは液状バターをやや焦がし加えて作ります。作り方で風味や食感が異なることも製造実習の中で学習します。皆さんもぜひご家庭でお試し下さいね興奮・ヤッター!

カスタード・プディング♪

2年生食品製造の授業で『プリン』を作りましたキラキラ

会議・研修プリンの正式名称は“カスタード・プディング”です。プディングとは蒸し料理を意味します。本日はジャム瓶に入れてオーブンで蒸し焼きにしました。

【製造工程】200mlジャム瓶6個分

〈カラメルソース作り〉

①グラニュー糖40gと水25gを鍋に入れ中火で加熱し、鍋を揺さぶりながら沸騰させる。(木べら等でかき混ぜると凝固します)

②濃い褐色になってきたら火を止めて、水15gを加える。(水がはねるのでやけどに注意!)瓶に入れる。

〈プリン液作り〉

③卵黄4個をボールに入れてホイッパーで白っぽく“もったり”するまで混合。

④グラニュー糖50gを加えて混合。

⑤鍋に牛乳150ml、生クリーム400mlを入れて40℃くらいに温める。

⑥⑤を④に少しずつ加え、バニラエッセンスを2滴加えて混合。

⑦ふるいでこして、瓶に入れる。

⑧湯をはった天板に瓶を入れて130℃のオーブンで50分焼成。

⑨熱いうちにフタをして冷却。

濃厚でおいしいですよ興奮・ヤッター!

 

刈り払い機で果樹園をきれいに♪

 今日は果樹園の雑草がかなり伸びてきたので、刈り払い機を使って除草を行いました。農業科3年生の果樹専攻生たちが一生懸命草を刈ってくれました笑う

  

※今回の実習はソーシャルディスタンスを十分とり、新型コロナウイルス感染に配慮して活動しています。

 今回は津奈木町が特産であるスイートスプリングが栽培されている園地を中心に行いました。まだまだ日中は暑いですが、秋の風を感じながら生徒たちは一生懸命実習をしていました花丸