カテゴリ:林業科学科
林業科学科 認知症予防パズル体験会
林業科学科2、3年生が5月から取り組んでいる認知症予防パズルの製作は、
予定の100セットの製造が終盤になってきました。
今日は、町内の文化交流施設「やまと文化の森」で、
老人クラブなどの方々を招待して、”体験会”を開きました。
林業科学科3年の藤島くん(御船中出身)が、
今回の取り組みを始めた経緯やパズルの監修をしていただいている川畑先生からの
アドバイスを受けて工夫した点、社会福祉協議会の方と協力した取り組みなどについて
ポスター発表をしました。
発表のあとに生徒からパズルのやり方について説明し、体験開始です。
参加した方々は、パズルの体験を始めると夢中になって問題を解かれていました。
予想外に大好評で、楽しそうに会話をしながらパズルに取り組まれている姿に
生徒たちもとても喜んでいました。
この取り組みは、KKT熊本県民テレビで6月から取材をされており、
11月12日(金)の夕方に「テレビタ」で放送される予定です。
是非ご覧ください。
認知症予防パズルは、11月24日に山都町矢部福祉センター「千寿苑」で
町の介護施設や各地区のサロンの代表者を招待して完成披露式を行います。
また、11月14日(日)に開催される
「くまもと森作り活動の日」のイベント内で出展する矢部高校のブースでも
認知症予防パズルの体験会を行います。
子供から大人まで楽しく取り組むことができるパズルを是非体験してみてください。
「くまもと森作り活動の日」は10時から15時
熊本市黒髪の熊本県林業研究・研修センターで開催されます。
林業科学科 一年間の安全な実習に感謝「山の神祭り」
林業科学科では、
一年間、安全に実習できたことや、たくさんの山の恵みを活用できたことに感謝をするために
毎年10月末に「山の神祭り」を実施しています。
熊本県では1月、5月、9月の16日を山の神祭りとして、
この日は山に入らず安全祈願祭などを行うのが慣例のようですが、
本校では、林業科学科全学年で実習をしたあと、
感謝の気持ちをこめた神事、会食を行います。
今日は、3年生がスギ林の間伐実習
2年生がシイタケ原木用のクヌギの伐採
1年生がクヌギ林の下刈り実習をしました。
お昼には、
鍛冶床演習林の中の島に簡易の祭壇を作り
感謝の神事を行いました。
神事の後には、
暖かい水炊きと持参した弁当で会食をしました。
11月は間伐研修や高性能林業機械研修などがありますが、
学年を超えて演習林で活動するのは今年度は最後です。
水でつながる森と海 天草拓心高校マリン校舎の生徒が演習林散策
阿蘇南外輪山の南腹にある本校林業科学科の鍛冶床演習林を
天草郡苓北町にある天草拓心高校マリン校舎の生徒10人が体験しました。
林業科学科3年生が演習林を案内し
演習林の散策やネイチャーゲームを行いました。
始めは、お互いに緊張していましたが、
ネイチャーゲームを通じて次第に仲が良くなり、
楽しく会話をしながら林内を散策しました。
次回は11月5日 矢部高校の林業科学科2,3年生と食農科学科食・生活コース
3年生がマリン校舎を訪問して、海の環境について学習します。
この取り組みは矢部高校と天草拓心マリン校舎の特徴を生かして
新しい取り組みや商品開発を行うもので、
山の学校と海の学校の学校間交流やTSUTAYA書店での販売会を行います。
県教育委員会が今年度推進している「ワンチームプロジェクト」の一環です。
活動の様子がKKT熊本県民テレビのニュースで紹介されました
リンク先のKKTのホームページ等で視聴できます。
ぜひご覧ください。
https://www.kkt.jp/nnn/news10031xlmbamyl1yolnf.html
日テレニュース24
林業科学科 「林業×ふくし」認知症予防パズル製作
林業科学科2、3年生が山都町社会福祉協議会と協力して6月から取り組んでいる
「認知症予防パズル」は(株)Re学の川畑先生の講義の中で決定した
生徒自身で考えたパズルを木材を使って実際に製造する段階まで来ました。
3年生の課題研究の授業を中心に、サイズを検討しました。
9月末から本格的な製造に入っています。
材料には熊本県産のヒノキを使用し、丸ノコ盤や帯ノコ盤、カンナなどを使って
一つ一つの形にしていきました。
今回は、町内の介護福祉施設やサロンに100セット配布します。
パズルのピースは3種類を300個ずつ900個、出題用の円いピースを600個など一つ一つ丁寧に製作しています。
材料のカットが終了して、来週からはペーパー磨きと組立などに入ります。
11月のお披露目会に向けて本格的な製造に入っています。
林業科学科 IoT技術を活用した建設機械研修
林業科学科1年生は、林業科学の学習の一環で IoTを活用した建設機械の体験・研修を
山都中島西ICから矢部ICへ向けて延伸工事がされている
九州中央自動車道の工事現場で実施しました。
午前中は、
大津町にあるコマツIoTセンタで
ドローンやICTを活用した建設機械を使った最新工事「スマートコンストラクション」について講義をしていただき、
実際に、ICTを活用した建設機械の操作体験を行いました。
午後は、
山都町中島地区で九州中央自動車道の工事を行っている江川組の建設現場に移動し、
設定した数値で自動的に切り土などの施工ができる油圧ショベルの乗車体験を行いました。
自動制御を設定した状態と設定を切った状態を体験し、
最後に決まった切り土の高さで油圧ショベルを操作できるかを競うゲームを行いました。
令和5年度の開通に向けて、ドローンやICTを活用した機械を駆使して効率的な作業を行っている現場を見学し、
生徒たちは、驚きと感動を口にしていました。
今回の体験・研修を実施していただいた
江川組、コマツIoTセンタ、国土交通省熊本河川国道事務所の皆様には
コロナウイルス感染症対策を万全にしていただき、貴重な体験をさせていただきました。
ありがとうございました。
林業科学科 今年の大造り物は船医・チョッパー!!
コロナ禍で、地域の祭りが中止になるなか、
林業科学科では、町の伝統的な祭り八朔祭の大造り物を今年も授業の一環で製作しました。
1年生がテーマや作品の設計を担当し、製作の経験を積んだ2,3年生がサポート。
今年のテーマは「山都町の発展と疫病退散」
今年唯一の大造り物は、ワンピースの人気キャラクター
船医 トニートニー・チョッパーです。
コロナウイルス感染症が蔓延するなかで、医療関係者の皆様は大変な毎日を過ごされています。チョッパーもワクチンを持って収束を願っています。
また、熊本県内にはワンピースの銅像が設置され観光客でにぎわっています。
コロナ禍が収まり、私たちが作ったチョッパーを見に来ていただき、
通潤橋や文楽の観光や蘇陽峡を始めとした雄大な自然を満喫していただきたいと思います。
チョッパーの大造り物は、本校第2体育館下の町道沿いに展示しています。
感染予防に配慮されて、ぜひ山都町と矢部高校にいらしてください。
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林業科学科 認知症予防パズルの問題作成「林業のチカラ×介護予防」
認知症予防パズルの授業は今日で5回目です。
前回から少し間が空いての実施でした。今日は、KKT熊本県民テレビの取材もあって、
生徒たちは少し緊張していました。
まず初めに、前回決定したパズルのおさらいをしました。
林業科学科2年の和田くん(都城・祝吉中出身)が考えたパズルのピースを使ってパズルを製作します。
今日は、どんな形のパズルができるか、問題作成を全員でやりました。
生徒たちはさまざまなアイディアで形を考えて、
動物や文字、図形などを6×7マスにおさめました。
今後は、いよいよ製作に取り掛かります。
パズルの厚さや大きさも概ね決定し、まずは試作の開始です。
林業科学科 チェーンソーやグラップルの操作実習
林業科学科では、演習林の間伐やくぬぎの伐倒などで、
チェーンソーやグラップルなどの機械を使った実習を行います。
今日は、夏休みの本格的な実習に入る前に2年生がチェーンソーとグラップルの操作の練習をしました。
チェーンソーの構造や注意などの説明を聞いて早速実習です。
ヘルメットや防護服を着用して、丸太を切る練習をしました。
普通に上から切る方法と上下から切り合わせる”合わせ切り”、
キックバックについて説明を聞き、突っ込み切りもやってみました。
グラップルの操作は、丸太を掴んで、離す練習や
丸太を掴んで移動させる練習をしました。
演習林での実習を前に、平坦な場所で機械に慣れることを重視して行いました。
機械を使うことが好きな生徒たちが林業科学科にはたくさんいます。
初めて使う生徒もいましたが、基本的な技術を学ぶことができました。
林業科学科 認知症予防パズルの図案を検討「林業のチカラ×介護予防」
認知症予防パズルの授業は今日で4回目
今日は、前回の授業で宿題になっていた、パズルのアイディアを持ち寄って検討する授業です。
生徒たちは、土日をかけてオリジナルパズルの案を考えてきました。
それぞれが考えてきた図案の中から、代表して4人の生徒が自分が考えたパズルを紹介しました。
最も多くの図案を考えたのは、和田くんです。
また、増田くんや龍くん、橘くんも発表し、独創的なアイディアのパズルを紹介しました。
全員でどのピースの形にするか、どういう図案にするかを検討し、
和田くんが作ったパズルをベースに図案を考えて、
実際に木で作ることになりました。
次回は、製品のサイズや厚みなどを決めます。
6月21日(月)の授業で矢部高校オリジナルの認知症予防パズルが初めて形になります。
林業科学科 認知症予防パズルの作り方「林業のチカラ×介護予防」
林業科学科2、3年生が取り組んでいる
認知症予防パズル製作の授業は、今日で3回目です。
今日は、講師の川畑先生が作らている紙製のパズルを使って
高齢者に向いたパズルとはどんなものか、
パズルの設計方法などについて講義をしていただきました。
紙製のパズルと木製パズルのメリット、デメリットなどを考え、
これから、製作する矢部高校オリジナルパズルのヒントを与えていただきました。
授業の最後に、生徒各自でパズルのピースと図案を考えました。
この内容は、宿題になっています。
次回(6月7日)にそれぞれが考えたアイディアを持ち寄って
今回製作するパズルはどんなものにするかを検討します。
林業科学科 認知症予防パズル授業第2回目
林業科学科の2、3年生で取り組んでいる
認知症予防パズルの製作授業の第2回目の授業を実施しました。
今日も、講師の川畑先生からパズルを使って、
楽しく、引き込まれる授業を行っていただきました。
テーマは、「パズルをとことん楽しもう」です。
川畑先生が作って販売している「川畑式」パズルと
「Tパズル」を使って、高齢者にはどんなパズルが向いているのか、
認知症予防のために高齢者にパズルをやってもらうときの解き方のヒントを与えるときには
どんなポイントに気をつけたらいいかなどを生徒たちが実際に体験しながら学びました。
次回は、6月3日です。
いよいよ、矢部高校オリジナルパズルを考える授業に入ります。
林業科学科 「林業のチカラ×介護予防」2、3年生が認知症の実際を学習
林業科学科では、課題研究の一環として木製のパズルや積み木を製作し、
木育や福祉に活用する研究をしています。
今年度は、山都町社会福祉協議会の協力で
「認知症予防パズル」の企画及び製作の授業を実施することになりました。
講師は、さまざまなパズルを製作・監修している
(株)Re学 代表の川畑先生です。
第1回目の今日(5月17日)は、林業科学科の2、3年生に対して
山都町福祉課の藤原様から町内の高齢者の割合などの高齢化の実際について講義をしていただき、
川畑先生から、老化による様々な体の機能低下や認知症とはどういう状態かについてのお話をしていただきました。
川畑先生の楽しい講義に、生徒たちは楽しみながら真剣に受講しました。
今後は、全5回の講義の中で認知症予防パズルについて詳しく講義をしていただき、実際にパズルを企画・製作する予定です。
次回は、5月31日に実施します。
緑科学科(林業科学科) ドローンを使って山都町の自然を撮影
緑科学科3年生が「課題研究」の時間で取り組んだ、
無人航空機(ドローン)の活用に関する研究で撮影した映像を6分間の動画にしました。
先日の課題研究発表会で来場者から、
様々な意見をいただき、若干改良したものをYouTubeチャンネル「みどりのバイク」に公開中です。
リモートセンシングを活用した森林管理や苗木の運搬などで期待されている、
無人航空機(ドローン)の技術習得と活用方法の検討などを目的として1年間取り組みました。
新型コロナウイルス感染症対策のために、観光に出かけることができない状況が続いていますが、
この動画を見て、この状況が収まったら是非!山都町にお越しください!!
課題研究発表会時の動画はコチラ↓
景色を楽しみたい人には見にくいという意見が多かったです。
令和2年度(2020年度)熊本県教育功労(優秀教職員)表彰
林業科学科の米村龍一先生が今年度の優秀教職員として熊本県教育功労表彰を受けました。
熊本県教育委員会では、学校教育において積極的な取組みを行い、顕著又は他の模範となる取り組みを行っている教職員を平成17年度から表彰しています。
今年度、米村先生の地域や大学との協働により生徒の「主体的・対話的で深い学び」を実現した取組が評価され受賞されました。先生は、林業の学習指導において、最新の林業技術やICTを導入し、地域資源を活用した実験・実習や課題研究などを通じて生徒に達成感や自己肯定感を持たせ、自主性を引き出す授業を展開されています。
また、本校林業科の同窓生として地域との連携を深め、八朔祭の大造り物製作や石橋などの地域の魅力をインターネットなどで発信することで、生徒が地域への誇りや郷土愛を持つことにつながるような教育活動を行なっています。
12月22日(火)に熊本県教育庁教育指導局人権同和教育課の柳田審議員が来校され、表彰式が執り行われました。
林業科学科 伐木プロフェッショナルの技術を体験!
林業科学科1、2年生は、
熊本県内で林業技術者として仕事をする傍らで林業の魅力を発信し、
林業技術と安全作業の意識向上を目的に伐木チャンピオンシップ競技に取り組まれている伐木プロの皆さんに来校いただき、
プロの林業技術を体験しました。
世界伐木チャンピオンシップは40年以上前からヨーロッパを中心に実施されている由緒ある林業技術の大会です。
伐木や玉切りなどの林業技術と安全作業の向上を目的としたこの大会は、
2年に1回の世界大会が開催され、日本でも青森県で予選大会が行われています。
今日は、本校緑科学科の3年生の岩戸くんが伐木プロとして参加し、
後輩達に日頃の練習の成果を披露しました。
残念ながら2020年度の世界大会、日本代表予選は中止となりましたが、
岩戸くんはこの競技の練習を積み、ジュニアクラスの日本代表を目指して練習に励んでいます。
生徒達は、ソーチェーン脱着競技、丸太合せ輪切り競技、簡易伐倒競技に挑戦しました。
世界大会出場を目指すプロの技を食い入るように注目し、
自分たちでも体験することで、その難しさを体感し、林業技術の奥深さと安全な作業の重要性を学ぶことができました。
伐木プロフェッショナルの皆様はお仕事で大変お忙しい中、菊池や阿蘇などからいらっしゃり
生徒のために朝早くから準備をしていただきました。
事業を実施していただいた熊本県森林整備課、上益城地域振興局林務課の皆様をはじめ
多くの方にお世話になりました。ありがとうございました。
矢部高校では、今後もこの競技に取り組んでいく予定です。
今後もどうぞよろしくお願いします。
林業科学科 緑川流域の石橋を視察
林業科学科2年生が授業で取り組んでいる「石橋石工研修(全6回)」は最終日です。
今日・12月9日(木)は、
講師の山下さんと藤原さん、石橋伝統技術保存協会の熊本さんの案内で、
緑川流域に現存する石橋の視察をしました。
視察した石橋は、
美里町の霊台橋(車窓)、馬門橋、二俣橋
御船町の下鶴橋、八勢眼鏡橋 です。
石橋の構造や施工した時代や石工の技術など幅広い視点で、
たくさんのお話を聞かせていただきました。
途中、1988(昭和63)年5月の豪雨災害で流出した御船川眼鏡橋の
残石置き場に案内していただきました。
江戸末期から昭和にかけて、御船町には2連アーチの眼鏡橋があったのです。
水害で数多くの石材が流失し、かろうじて流失を免れた石材が30年たった今も保存されています。
平成27年ごろまで石橋伝統技術保存会の協力で実施していた本研修ですが、
熊本地震以来は一旦途絶えていました。
今回、熊本県職能開発協会技能振興コーナーから事業の案内を受け、
地域のものづくりマイスターの方々や石橋伝統技術保存協会・尾上建設の協力で
”復活”させることができました。
以前に比べて10倍以上の充実した内容となり、生徒達はたくさんの貴重な経験をすることができました。
関係者の皆様には、
お仕事でお忙しい中、2ヶ月間に渡り本校の生徒のために研修をしていただきありがとうございました。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
林業科学科 林業に関する先進的な取り組みを視察
林業科学科(緑科学科)は、毎年県内各地の森林・林業、木材産業に関する先進的な取り組みを視察・体験する研修を実施しています。
この研修は、上益城地域振興局林務課の協力で「くまもと林業大学校」の林業従事者・学習コースの一つ短期過程(高校生対象研修)として実施しているものです。
今日(12月4日)は、小国スギがある有名林業地の小国町にいきました。
小国町は、音楽家・坂本龍一さんが代表を務める森林保護団体「more trees」と協働した取り組みや
地熱を利用した木材乾燥施設、木の駅プロジェクトなどの先進的な活動を実施されており、
SDGs未来都市に選定され持続可能なまちづくりを目指した取り組みをされています。
まず、小国町森林組合を訪問し、組合で製作した林業PR短編映画「Wood Joy」を視聴し、組合の概要や
小国スギでを使ったエッセンシャルオイルや端材などを使った木工品などの森林の活用と森林の大切さを普及する活動についてお話をしていただき、
岳の湯地区の地熱を活用した木材乾燥施設を見学しました。
その後、小国町の間伐材や林地残材といった有効活用されていない森林資源を山林所有者や森林ボランティアが「木の駅」に出荷し、
地域通貨を対価として得ることで、森づくりと地域活性化、ひいては木質ボイラーの燃料(薪)として使用することで
地球温暖化防止を目指す取り組み「木の駅プロジェクト」を実施されている「学びやの里」を見学しました。
今回の視察・体験研修では小国町森林組合の穴井さん、入交さん、「学びやの里」木魂館の皆様には
生徒たちのために研修を実施していただきありがとうざいました。
今年度は、新型コロナウイルス感染対策にも気を使いながらの実施となり、
非常に大きな負担をおかけしたことと存じます。お忙しい中大変お世話になりました。
林業科学科 八朔祭 大造り物集結ウイーク
林業科学科1年生を中心に製作に取り組んだ八朔祭の大造り物、
今年は、新型コロナウイルス対策のために祭りが中止となり、
浜町の各連合組が製作する大造り物も今年は製作が中止になりました。
通潤橋の放水が復活し、秋の紅葉で綺麗に彩られた山都町の観光に来られる方のために、
各連合組では、昨年製作した大造り物を修復しました。
11月23日(月)〜29日(日)
修復作業が終了した大造り物を一同に集め、
夜はライトアップの演出で楽しめるイベントが開催されています。
本校が製作した、2020年唯一の新作大造り物も展示しています。
今度の日曜まで開催されています。
秋の山都町へぜひお越しください。
林業科学科 自作の要石を使って石橋を架橋
林業科学科2年生が授業で取り組んでいる「石橋石工研修(全6回)」は、今回が5回目です。
前回の授業で石を削って、扇形にする実習を行いましたが、
最後まで完成させる事ができませんでした。
途中までできた要石を、講師の山下さんと藤原さんが仕事の合間をぬって形を整えていただき、
今日は、高さをそろえる作業と石の幅をそろえる作業を行ないました。
削りたい場所を大きく削って一気に仕上げたいところですが、なかなかうまく割る事ができません。
山下さんからは、四隅から中心に向けて、コツコツと丁寧に削って行く方が結果的には早く完成すると教えていただきました。
少しでも凸部があると石と石を組み合わせたときに隙間が空いてうまくいきません。
初めての石の加工のために、午前中で終わる予定でしたが、午後までかけて講師の先生に手伝ってもらいながら仕上げました。
午後は、前の実習の時に解体していた。石を組み直して自分たちで作った要石を使って石橋を完成させました。
少し隙間が空きましたが、体の大きな生徒が乗ってもびくともしませんでした。
次回は、石橋の復旧現場を視察します。
今回の実習に際して、緑地広場の草刈りや石材の準備など、ものづりマイスターの山下さんや藤原さん、
尾上建設の尾上会長、熊本さんには、
お仕事で忙しい中準備していだきました。感謝いたします。
次は、12月9日(水)の現地視察です。
全国唯一の矢部高校林業科学科でしか体験できない授業は、
多くの方の協力で実施できています。
生徒たちの頑張りを
11月20日付の熊本日日新聞朝刊で紹介していただきました。
林業科学科 1年生高性能林業機械を体験
林業科学科1年生は、御船町林業研究グループと緑川森林組合のご協力により、
高性能林業機械の体験研修を行いました。
今日(11月17日)は、鍛冶床演習林に森林組合からプロセッサとフォワーダを持ってきていただき
玉切り・集積や木材の運搬の操作体験を一人ずつ行いました。
また、林内作業車とチェーンソーを使った運搬や玉切りの実習を平行して実施し、
高性能な大型機械を使った作業効率の良さと体への負担軽減などを理解することができました。
研修を企画していただいた上益城地域振興局の杉本さん、浦本さん、山部さん
緑川森林組合の松本さんの他講師の皆様、御船町林研グループの皆様、
お忙しい中で生徒のために研修を実施していただきありがとうございました。