学校生活
2年 国水研フォーラムで発表してきた!
11月6日(土)、環境センターでNIMD(国立水俣病研究総合センター)フォーラムが開催され、2年生普通科の探究牡蠣班3人(山口さん、児玉さん、斉藤さん)が発表しました。水俣高校がこれまで国水研の松山明人様のご指導と水俣漁協の皆様のご協力を受け進めてきた6年に渡る水俣湾をフィールドとした研究を発表しました。
元々国水研との合同研究に関しては、水俣湾の栄養塩(DIN)の調査がスタート地点でしたが、水俣漁協が進めている水俣湾における牡蠣養殖を効果的なものにするため、近年は牡蠣の生育にフォーカスして研究を進めてきました。水俣湾の3地点(袋湾、丸島港、水俣川河口)で牡蠣の生育状態を大きさと重量の観点で評価しながら、同時に海水の成分分析と並行してきました。実際3地点での牡蠣の育成状況には徐々に有意差も見られてきており、栄養塩(DIN)量や水温・塩分濃度・クロロフィルaなどのどの要素が牡蠣育成に関わりがあるのか、3地点での牡蠣養殖適正地の提案をさせていただきました。会場の参加者からも様々なご指摘・ご質問もいただき、今後の研究の参考となりました。
地域課題解決に関わる今回の経験は、生徒にとって、日頃の学びが実際に社会とつながる実体験になったことだと思います。今後の生徒たちの変化に期待したいしたいですね。
EUが学校にやってきた!~チェコ共和国大使館講演会~
11月8日(月)にEU出張講義として、チェコ共和国大使館の特命全権大使であるマルチン・トムチョ大使と通訳の方が来校され、EUやチェコ共和国について講演をしていただきました。EUやチェコ共和国のことを写真や動画で詳しく説明していただき、とても興味深い内容でした。また、大使の話す生のチェコ語もとても新鮮でした!
講演会の最後には内容に関する○×クイズもあり、生徒たちも楽しんで参加していました♪また、生徒たちからは「チェコでのジェンダー平等の取組」や「EUのメリット・デメリット」等に関する質問がたくさんあり、講演会後も校長室にて大使に直接質問をした生徒もおりました!このような素晴らしい機会をいただけて本当に感謝しております!
【バドミントン部】新人戦大会
週末、バドミントンの新人戦大会が行われました。
10月30日(土)学校対抗戦、11月6日(土)個人戦ダブルス、7日(日)個人戦シングルスが八代方面の会場で行われ、1・2年生の男女が参加しました。
初心者も多くいる中、自分たちの力をよく発揮してくれたと思います。
結果は、個人戦で3回戦敗退まででしたが、格上の相手との試合を果敢に挑戦しプレイしてくれたので良かったです。
今後とも応援よろしくお願いします。
【ミナマタイムズ+】色ってそういうことだったの?
今日は熊本大学工学部の 高藤 誠 先生 をお迎えして「色と光の化学」というテーマで講義がありました。光の三原色(赤・青・緑)は混ぜると白になり、色の三原色(赤・青・黃)は混ぜると黒になるという違いや、玉虫やカワセミの羽を電子顕微鏡で見てみるといくつかの層になっていて、その層の厚みによって色がかわること、色に黒が混じることで構造色が鮮やかになることなど、「色ってそういうことだったの?」という不思議に触れました。
身近な化学の不思議に、自分の周りににはまだまだ「へぇ〜」っていうことがたくさんあるのだと知りました。
【防災】水俣高校シェイクアウト訓練
10月30日(土)は、くまもとシェイクアウト訓練でした。本校では本日、朝読書終了後すぐに訓練を実施しました。生徒には事前に告知していませんでしたが、訓練放送が流れると、落ち着いた様子で、低い体勢で机の下に入り、頭を守り、動かないという3つの安全確保行動ができていました。
訓練後は各クラスで、防災や非常時についての話しがあり、いつどこでおきてもおかしくない状況でも命を守る行動をすることの大切さを再認識できました。さらに、教室美化に心掛け、普段から整然としておくことが非常時に身を守ることにも繋がることも分かりました。これを機に、再度ご家庭でも避難場所・経路の確認などをしてみましょう。
【機械科】水俣市長様表敬訪問に行ってきました
10月29日金曜日に髙岡利治水俣市長様を鶴山幸樹校長先生と水俣高校機械科3年生徒と機械科職員が表敬訪問しました。
8月に行われた水中ロボットコンベンションinJAMSTEC2021ジュニア部門で優勝とベストプレゼンテーション賞の受賞報告とふるさと納税基金による3Dプリンタをご提供いただいたことへのお礼を兼ねたものです。
当日は校長先生、代表の西川君がお礼を述べて、ロボット「水俣の赤い彗星」の実演を行いました。
髙岡市長様からお祝いの言葉をいただきました。「日本一はこれまでの先輩から受け継いだ結果であり、とてもうれしいです。動画よりも思ったよりピンクの機体なのですね。機会があるならば小中学生に向けてプールの中で実演するなど、技術を披露する機会があるといいな、と思います。」という激励でした。これからもいただいた3Dプリンタで様々な作品を製作したのしいものづくりを展開していきたいと思います。お忙しい中、御対応いただきましてありがとうございました。
※今回の製作においては三菱みらい育成財団の助成も活用させていただきました。
【茶華道部】茶道お点前のお稽古です
4月に入部した1年生も、3人ともとても上手になりました。
今は盆略手前の練習をしています。
今年も文化祭はお茶席を設けることもできず、お点前披露もできませんでした。早く家族や友達にお点前を披露できる日がくるといいなと思います。
秋の深まりを感じながら、心穏やかにお稽古しました。
【1年普通科】ビブリオバトル第3弾!
またまたビブリオバトルです。
本のおもしろさを伝えるのは、本の内容のおもしろさだけではありません。伝える側の熱量が大事です。相手に視線を向けて、いきいきと「おもしろかった!」ということを伝えることが大事だとわかりました。
「その本のジャンルは何ですか?」という問いに「ポジティブです!!」と答える勢いに、思わず爆笑する場面もありました。本をとおしてクラスメイトを知る時間でもありました。
【機械科】いのしか日記 Vol. 14 待ちに待った猟へ!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
10月29日(金)は工業高等学校生徒研究の発表練習と箱罠の製作を行いました。
10月31日(日)は、9月12日(日)に延期した銃猟体験を行いました。銃猟の方法は4種類ありますが、今回は中尾山で「巻き狩り猟」を体験してきました。
巻き狩り猟は、山に猟犬を放ち、獲物を仲間のいる方向に追い出す役のセコ(勢子)と、獲物を仕留める役のマチ(待ち子)に分かれます。セコが獲物を追い出したら、逃げた方角で待つマチへ連絡を入れ、連絡を受けたマチが獲物を仕留めます。仲間の居場所も把握するため、GPSと無線も使用します。今回は、猟友会の方1人に班員が1人同行し、猟を体験しました。3時間ほど猟を行い、イノシシを1頭仕留めることができました。
猟のあとは試食会を行い、イノシシとムジナの肉を食べました。また、今回仕留めたイノシシは猟友会の方に捌いていただき、自分で調理して食べました。本当に貴重な体験ができ、今回の経験を今後の活動にも活かしていきます。興味がある方は残りの3つの猟も調べてみてください。
【全班員の感想】
班員1
初めて猟銃で狩りをしているところを見てとてもかっこいいと思いました。イノシシやシカの生態について詳しく知ることができて貴重な体験ができました。初めてイノシシを食べて豚肉と牛肉を混ぜたような食感がしました。
班員2
イノシシやシカを待っている間はのんびりした雰囲気でしたが、猟犬の鳴き声や、イノシシやシカの走る音が聞こえると一瞬で緊迫した雰囲気に変わるので、狩猟とはどんなものなのかを学ぶことが出来ました。一緒に回った猟友会の2人のうち、1人の方が1発で仕留められたのでかっこよかったです。その方は少し離れた場所にいたので仕留める瞬間は見ることが出来ませんでしたが、間近で銃声を聞くことができ、とてもいい経験になりました。小学生の時にシシ鍋を食べたことがありましたが、においがきつかった印象がありました。今日改めて食べてみると嫌なにおいも感じず、美味しかったのでびっくりしました。ムジナは人生で初めて食べましたが美味しすぎて驚きました。
班員3
山を登ったり降りたりするだけでも疲れるのに、50~60㎏あるイノシシを仕留め、ロープを結び、山の急斜面を引っ張って降りていくのがとても大変でした。普段から狩りをしている人の凄さがわかり、とてもいい経験をすることが出来ました。イノシシの肉は嫌な匂いが全然しなかったことに驚きました。
班員4
イノシシやシカを見ることは出来ませんでしたが、銃声や、イノシシの鳴き声が聞こえてきたので、すごく生々しかったです。 一緒に山を登る猟友会の方は、とても素早く山を登っていて凄かったです シシ肉はとても脂があって美味しかったです。貰った肉もシシ汁と焼肉にして食べました。
班員5
実際に猟に行って自分のところはイノシシやシカを実際見ることはできなかったけど周りからの銃声や猟犬の鳴き声などを聞いて、その場の雰囲気などを体験することができました。猟師さんとの話もできていい体験になりました。 初めてイノシシを食べ、思っていたよりも美味しく驚きました。
班員6
初めて山への狩猟に同行して、最初はあまり緊張感がなかったけど、実際に銃声やシカやイノシシの姿を見て、とても緊張感のある中で狩猟が行われているのを感じ、イノシシを1発で仕留めていたことには、さすがだなと感じました。そのあとシシ肉を分けてもらい、初めてシシ肉を食べてみて、すごく美味しいことに驚きました。
“それでは皆さん手を合わせて下さい。ごちそうさまでした!!”
【電気建築システム科】【WCP】津奈木中学校よりお礼のメッセージをいただきました。
出前授業を行なった津奈木中学校2年生の皆さんから、お礼のメッセージをいただきました。「きれいに仕上がり嬉しかった。」や「やさしく教えてもらい楽しかった。」など中学生からの心のこもったメッセージ、本当にありがとうございます。メッセージは、教室後方に、掲示しています。
今まで身に付けた技術やコミュニケーション能力を活かすことができ、また中学生の皆さんと交流できた上に、感謝されるというとても幸せな経験を得ることができました。
これからも、地域に根ざした電気建築システム科で、さらなる技術の向上を図っていきます。中学校の生徒の皆さん、先生方ありがとうございました。
【建築コース】【WCP】Wood connect project
市役所新庁舎に納めるキッズコーナーの木製製品を完成させた、建築コース3年生は水俣市建具組合のものづくりマイスターの皆さんのご指導の下、新たな製作物の企画、計画、設計、施工を行なっています。
それは、建具パーティションです。木製パーティションは建具製作の技術を使い、釘を使わないものとなっています。また伝統的技法である組子を取り入れることで、外見の美しさ、建具技能を利用者に知ってもらうこと、また換気ができるため、新型コロナウイルス感染症対策にもなっています。材料となる木材は、今回も伐採体験をしてくださった林業者より頂いたものを使っています。完成後は、新庁舎で利用していただき、より市民の皆さまにwood connect projectについて知ってもらい、地元の山や自然や建築の技法などを守っていければと考えています。
新たなものを開発することはとても大変なことですが、その分、学びや得るものは大きいです。いつもご指導、ご支援いただき関係者の皆様に感謝です。
*建築コースでは、wood connect projectを通して、地域貢献することで、水俣の山林と建築技能の伝承を行なっています。
水銀に関する水俣条約COP4で水高生がメッセージ発信!
11月1日から5日まで、「水銀に関する水俣条約」第4回締約国会議セグメント1(COP4.1)が、インドネシア政府主催のオンライン会議により始まっています。
「水銀に関する水俣条約」とは、水銀の一次採掘から貿易、水銀添加製品や製造工程での水銀利用、大気への排出や水・土壌への放出、水銀廃棄物に至るまで、水銀が人の健康や環境に与えるリスクを低減するための包括的な規制を定める条約です。2013年(平成25年)に熊本県で採択・署名後、2017年(平成29年)に発効し、現在では135カ国によって批准されています。
水俣高校ではSGH指定の5年間、水俣病の過去を受け止め環境問題解決に向け様々な取組・提言を行ってきました。今回、第4回目の締約国会議のサイドイベントでも、これまで水高生が関わってきた取り組みが動画で世界中に紹介されます。
動画リンク:水俣条約COP4サイドイベント動画はこちら。
届くかな、水高生からの「いのち」のメッセージ!
なお、締約国会議セグメント2(COP4.2)は3月に予定されています。
マンガも大学の授業になるんだってよ!
11月1日、熊本大学文学部コミュニケーション情報学科の日高利泰先生とオンラインで繋いで、第2回ミナマタイムズプラスを開催しました。
簡単な日高先生の自己紹介とこれまでの研究内容についての紹介のあと、大学や文学部での学びってどういうものなのかを説明していただきました。
特に、文学部での研究では、研究対象となるものが「もの」ではなく「概念」の場合も多く、場所や時代によってそれらの概念も変化することがあるため、作品や作家の研究だけでなく読者や社会なども含めて研究の対象となるという点は、参加した生徒にも興味深い内容だったようでした。
実践編として、
・江戸時代に「北斎漫画」と呼ばれていたものは、現代でのマンガか?
・鎌倉時代の「鳥獣人物戯画」は、マンガか?
という問いかけられると、生徒たちからは様々な意見が飛び出していました。
・「セリフがあることが大切なのか?」
・「ストーリーの明示が必要なのか?」
異なる主張があった場合はそれらを比較し、より妥当な見解へと導くという研究過程を体験しました。
熊本県の取り組んでいるマンガをテーマにした町おこしの事例や、水俣市と水俣市出身のマンガ家、江口寿史さんの町おこしの取り組みも紹介されました。「くまもとマンガ協議会」も立ち上がって、ますます身近なメディアになりつつあるようです。
最後の質疑応答では、「好きな漫画・主人公は何ですか?」という質問から主人公のもつ人間性に話題が広がったり、「どうして少女漫画の瞳はキラキラしているのか?」など盛り上がっていました。
「大学では『好き』なものをとことん勉強してほしい」という日高先生のメッセージ、届いたかな?
【ボランティア】【WCP】Wood connect project~湯の鶴温泉神社~
10月30日(土)に、湯の鶴温泉神社再建プロジェクトのボランティアに本校生徒9名が参加してきました。地元自治会や氏子会の皆さんと一緒に、神社の手入れをするため柿渋塗りを行ないました。いつも建築コースが行なっているWood connect projectですが、地域の皆さんとの繋がり、そして本校生同士の繋がりを考え、他学科にも募集をかけたところ、すぐに予定していた定員8名を超え、建築コース、電気コース、機械科の生徒9名の参加となりました。
主催の方より、とても歴史があり立派な神社ですが、今までなかなか手入れが行き届いていなかったことや、今後神社を通して地域の繋がりや町おこしをしていくことについての話を聞きました。また、人吉から来られた宮大工さんより作業内容について教えていただき、作業を開始させました。
生徒たちは作業を始めると、夢中になって手際よく塗っていました。地元の方や一緒に参加した教頭先生と談笑しながら作業もでき、とてもよい経験になりました。お昼は準備していただいたサンドウィッチがとても美味しかったです。作業を終えると、主催の方々からお褒めの言葉をいただき、生徒側も代表生徒が参加して学んだこと、教わったことについてお礼を述べました。
綺麗になった神社では、11月3日にイベントが開催されます。今後も、地域貢献活動を通して、課題解決能力や技能向上に励んでいきます。参加してくれた生徒の皆さんお疲れさまでした。関係者の皆様、ありがとうございました。
※今回の活動は、三菱みらい育成財団助成金を活用させていただきました。
【2学年】進路LHR
10月27日(水)に普通科と商業・機械・電気建築システム科に分かれて進路LHRが行われました。
普通科では夏休みから続けてきた進路研究の成果として、各生徒が上級学校の広報担当になったつもりで上級学校を紹介する進学先プレゼンを行い、専門学科の生徒たちは学年の就職担当である小松先生の講話を聞き、今後の就職試験に向けてのスケジュール、進路室の活用方法について確認しました。
気づけば高校生活も折り返し地点。悔いのない進路決定ができるよう、互いに刺激し合いながら努力を続けてほしいと思います。
九州大学研究室をオンライン訪問してきた!
水俣環境アカデミアで「研究体験プログラム」第2回目が開催されました。
前半は、九州大学大学院システム情報科学研究院、矢田部先生の研究室をオンラインですが案内していただきました。新しく移転した九州大学内の真新しい研究室の中には、数々の研究機材が所狭しと置かれていました。1台1千万円程する味覚センサが5台もあったり、超高性能な計量器(沖縄と北海道では地球の自転による遠心力の違いのため調整が必要だそうです!)や、プリンター用インクの一粒一粒を掴めるマニピュレータ付き顕微鏡、見たものが3Dで観察できるレーザー顕微鏡など、充実した最先端検査機器の数々に参加生徒たちは(職員も)驚いていた模様でした。
オンライン研究室訪問に続いて、古賀アカデミア所長から、予算獲得などの研究の裏話や大学における学術研究の概要についての説明と、各参加生徒の研究内容へのアドバイスがありました。各生徒の興味のあるテーマ一つひとつに、研究を進めるにあたっての方法論や技術的なアドバイスを頂きました。こうした指導教官による大学で行われるような学びを体験できたことも生徒にとって良い経験になったのではないでしょうか。
さて、再来月実施される発表会では、生徒たち素朴な疑問から生まれた問いについてどんな発表が聞けるのでしょうか?楽しみです!
松江慎太郎さんをお迎えして ミナマタイムズプラス講演会を実施しました。
本日、ミナマタイムズプラス講演会を開催しました。
講師は、熊本県内を中心に多方面で活躍されておられる、フラッグス株式会社代表取締役、一般社団法人国際ふりかけ協議会代表理事、NPO法人グランド12会長であられる松江慎太郎氏をお迎えしました。
松江さんのこれまでの濃密な人生を振り返りながら、3つもの肩書がある理由が徐々に明らかになりつつ、尾田栄一郎さんのマンガ「ONE PIECE」での熊本復興の裏話などさまざまな話を聞くことができました。
松江さんのポリシーである「0から1を生み出す」ために、様々な職歴のなかで培ってきた人脈や行動してみることの大切さ、そして根底にある熊本への愛を感じられる1時間となりました。
聴講していた生徒は、松江さんのパワーとなかなか学校では聞くことができない生のビジネスの話に圧倒されていたようでした。しかし、水俣ではあまり経験できない話だからこそ、価値のあるものになったのではないでしょうか。
(最後の写真は、松江さんが開発された除菌ができる携帯シール)
【1年普通科】ビブリオバトル第2弾!
1年普通科では国語の授業でビブリオバトルを実施しています。おすすめの本からさまざまな会話に発展していきました。5分間の紹介があっという間でした。原稿は一応ありますが、自分自身の言葉で、相手の顔を見ながら伝えました。質問タイムもネタバレしないように、注意しながら答えていました。
本からはじまるコミュニケーション、楽しかったですね。
【カヌー部】九州新人大会に挑戦!
23日〜24日、福岡県久留米市で開催された令和3年度九州高等学校カヌー新人大会に参加してきました。
一人を除いて全員1年生での参加でまだまだ九州トップとは差があり、全員準決勝の壁を超えることはできませんでした。しかし、先日開催されたインターハイで優勝や上位入賞した宮崎県のチームの漕ぎを目にし良い刺激を受けたようです。これからは冬場のベースアップトレーニングが始まります。寒くて心が折れそうになることもあるかもしれませんが、仲間と励ましあいながら、自分と戦う冬にしてく欲しいですね。
打倒!過去の自分!
【機械科】環境アカデミア・シンポジウムに参加してきました!
毎年水俣環境アカデミアで実施されているシンポジウムに今年は機械科生徒が参加してきました。今年のテーマは「地域資源を活用した持続可能な地域社会づくり」で、機械科のイノシカハンターズ班(箱罠による害獣駆除)の取組みを発表してきました。
地球環境戦略研究機関サスティナビリティー総合センタープログラムディレクター・上席研究員の藤野純一氏を講師に迎えた基調講演の後、高岡水俣市長、生協くまもと理事長嶋田氏、お茶の坂口園経営者坂口氏、そして鶴山校長の4名によるパネルディスカッションが続きました。
本校の発表は、鶴山校長による水俣高校の人材輩出の使命についての挨拶の後、山下教諭の指導による機械科3年生イノシカハンターズ班が、地元農林産業に多大な被害を与えている害獣被害について、機械科の技術の提供と猟友会維持に向けた人材育成アクションプログラムについて発表しました。従来の溶接技術を活用した箱罠の製作に加え、センサーやICTを活用した罠にイノシシやシカが捕獲された際にスマートフォンに連絡されるシステム構築について報告があったのち、捕獲したイノシシやシカの活用についてや高齢化のすすむ地元猟友会の存続について、サステビリティの観点からも提案がなされました。
発表後は、コーディネーターの熊本県環境センター館長・熊本県立大学名誉教授篠原氏を始め会場から割れんばかりの拍手をとお褒めのお声かけを頂きました。
水俣高校は、これからも地元にと世界をつなぐ人材育成に取り組んできます。
それでは、手を合わせてください。「いただきます!」
写真は、シンポジウム・発表の様子と、発表後、市長や聴講された水俣市議員の皆さまに声かけを頂いている様子、山下教諭と地元技術者と意見交換してる様子。
【男子バスケ部】ウィンターカップ初戦突破!
昨日に引き続き、ウィンターカップに出場しました。会場は東海大星翔高校です。
男子一回戦 水俣 62 vs 25 八代農業
1ピリは3年生選手を含むスタートメンバーが出場。ゴールを決めて徐々に点差を離します。2ピリで一気に20点以上点差をつけ、32-10で前半終了しました。後半は1年生選手や控え選手も出場して活躍!最終的には40点近くリードして快勝しました。来週の二回戦も頑張りますので、応援よろしくお願いします!
【女子バスケ部】ウィンターカップ初戦
10月23日(土)にウィンターカップが開催されました。会場は大津高校です。
女子1回戦 水俣 48 vs 93 学園大付属
3年生2名も選手として出場し、ドライブで点を決めたり、ディフェンスを頑張ったりと活躍しました。しかし、相手からボールをなかなか奪えず、序盤から点差が開き、前半終了時には30点以上離されました。後半は相手のファウルをもらってフリースローのチャンスも多々ありましたが、リバウンドを取られたりと相手チームが試合をリードします。最後まで粘り強くプレーしましたが、点差を縮められずダブルスコアで敗退しました。
これからまた新チームとして練習に励み、1月の新人戦に備えます!応援ありがとうございました!
前日祭(文化祭)が行われました!
前日祭書道部のパフォマンスで幕が開け、BGMに載せた、今年度のテーマ「The Sky in the Limit 〜見せつけろ 水高の無限の可能性〜」の文字が浮かび上がり、令和3年度の水俣高校文化祭前日祭が始まりました。
次に吹奏楽部の演奏が続きました。人数が少なく各楽器ひとりずつの担当でしたが、見事なハーモーニーを奏でていました。髭ダンディズムの曲が始まると鑑賞している生徒も熱心に聞き入っていました。
前日祭最後は、保健委員会の「頭痛」についてと、エコスクール委員会の「プラスチックごみ削減」について発表でした。現代社会ではストレスやその他の様々な原因から頭痛で悩んでいる人が多く、水高生の保健室来室理由の大きなものの一つにもなっているそうです。一方、プラごみ削減についての発表では、環境にあたえる問題点やリサイクルの現状の報告のあと、水高生ができる小さなステップについて投げかけがありました。
明日は文化祭本番になりました。各クラスでは明日の展示に向けて最後の準備に取り掛かっていました。どんな文化祭が作り上げられるのでしょうか。
【PTA】文化祭PTA企画準備中
明日の文化祭本番へ向け、PTA文化委員、広報委員の皆さんがPTA企画の準備中です。例年は、食品バザーなどされますが、今回は水高クイズを企画してくださいました。コロナ禍でも工夫して、文化祭を盛り上げてくださることに感謝です。
クイズは、密にならないようまた、正確に素早く集計ができるようPCを使って行ないます。生徒の皆さん、全問正解、景品獲得ができるよう明日是非チャレンジして下さい。
文化祭始まる!(1日目:前日祭)
本日より、水高文化祭がはじまります。本年度のテーマは「The Sky is the Limit ~見せつけろ 水高の無限の可能性~」です。コロナ感染症拡大防止のため今年度も無観客となっていますが、水高生全員で盛り上がりましょう。
(原画:岩橋美月さん・美術部の皆さん、題字:3年普通科 栁迫乙羽さん)
R3水俣高校文化祭リーフレット.pdf はこちら。
R3水俣高校文化祭リーフレット(裏.pdfはこちら 。
初日は前日祭と銘打って、吹奏楽部と書道部の日頃の活動の成果を披露します。どんなパフォーマンスになるか、楽しみですね。
その後は、保健委員会とエコスクール委員会二つの委員会による研究発表が計画されています。
下の写真は朝から明日のクラスステージ発表の練習を行っていた2年2組と吹奏楽部の様子です。
【1年普通科】ビブリオバトル開催中!
1年普通科では、国語の授業でビブリオバトルに取り組んでいます。
「聞き手が読みたくなるように紹介する」ことを目標に発表しました。本の内容だけでなく、声の大きさや姿勢など伝え方も工夫して、聞き手に伝わるように話しました。
聞き手も、だんだんと前のめりになって話に聞き入って、たくさんの本の世界に触れた、いい時間になりました。
秋の夜長に読書はいかが?
【電気建築システム科】1・2年生文化祭企画製品作り
電気建築システム科の生徒たちは、学年関係なく仲が良いです。今年の文化祭では電気建築システム科1・2年生が合同で、LEDライト竹灯籠を作っています。
電気コースの生徒は、LEDライトの基盤づくりをしています。授業で学んだ技術を発揮しています。建築コースでは、木工ドリルを使って竹に孔を空けています。安全かつ作業しやすいように竹を固定するなど道具の使いかもばっちりです。
さらに、1年生は2年生に作業手順や注意点を習うなど、まるで部活動のような関係性です。技術の伝承がきちんとできていますね。当日、どのように光るか、灯籠の出来映えはどうかお楽しみに。
「ミナマタイムズプラス」講演会のお知らせ
今回、熊本県が展開している県立学校魅力化支援事業の一環として、各方面で活躍されている講師の皆様をお招きして、講演会を企画しました。
大学における研究やビジネスにおける実際など、将来のキャリアを考えるきっかけにしてもらえればと思います。
今回は、希望する近隣中学生にもオンラインで配信も計画しています。
【建築コース】2年生木工実習
今2年生は、手加工、機械加工を併用しながら、1年生の時に比べて、より早くより丁寧に製品を作り上げることに挑戦しています。前回ほぞ加工を終え、今回は仮組みから組み立てを行い、完成を目指します。
仮組みを終えて、担当教師から椅子の脚のデザインについて、生徒たちに質問がありました。「このままでいいのか、よりデザイン性を求めないか?」生徒たちの出した答えは、デザイン変更です。その分、時間はかかりましたが、脚が良い感じに仕上がりました。また座面部分には、以前の実習でデザインしたものをレーザー彫刻機で焼き、それぞれ自分の名前が入った椅子が完成しました。この実習を通して、木工技術の向上はもちろん、デザイン性や挑戦する姿勢などを身に付けることができました。
この製品は、文化祭に展示し本校生にお披露目したいと思います。その後は、各自持ち帰りそれぞれの自宅で使う予定です。
【広報】水高さんのお通りだい!
広報みなまた「水高さんのお通りだい!(水高特集ページ)」がアップされました。
ご覧下さい。
【PTA】第2回拡大役員会
10月14日(木)19時から本校会議室にて、第2回拡大役員会が開催されました。多くの役員の皆さんに出席していただき本当にありがとうございました。
全体会の始めに小嶋会長から、部活動を始め本校生の活躍の紹介とそれらが学校全体の勢いに繋がる話をされました。次に文化祭や長距離走大会など今後の行事について、連絡や報告が行なわれ、その後各学年会、各委員会で話し合いが行なわれました。
議題(抜粋)
○全体会
(1)10/22(金)文化祭について
(2)12/9(木)長距離走大会交通指導及び給水の手伝いについて12/10(金)予備日
(3)11/21(日)実施予定の水俣市総合防災訓練(案内)
(4)11/12(金)定時制文化祭について
○各学年委員会
○各種委員会
・文化委員会:文化祭について PTA企画の水高クイズ大会
・研修委員会:県内企業見学を計画していたが、新型コロナウイルス感染症拡大予防の観点
から今年度は中止
・広報委員会:PTA新聞「もえぎ」26号 12/24発行予定
・保健体育委員会:長距離走大会について、運営協力
・生活指導委員会:水俣市防犯協会より本校へ防犯グッズ寄贈紹介
いつも生徒たちのために活動していただき本当にありがとうございます。
*写真は拡大役員会前の本部役員会の様子です。
【電気建築システム科】【WCP】1年生木造住宅現場見学
新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、延期になっていた建築現場見学に行ってきました。工事途中の8月末に計画していましたが残念ながら延期になり、ほぼ完成した状態を見学させてもらいました。今回は、電気コースの生徒も一緒です。電気が専門の担任に電気設備について教えてもらう建築コースの生徒、建築コースの生徒に質問する電気コースの生徒など生徒たちはとても興味津々に見学していました。
最新の住宅設備と伝統建築工法の融合された、まさに不易流行の住宅。とても素晴らしいものを見学させてもらったので、この学びを今後の学習に繋げていきます。
施主様、工務店の皆様、ご支援、ご協力ありがとうございました。
【機械科】 いのしか日記 Vol.13 発表会に向けて!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
10月15日(金)は、水俣環境アカデミアシンポジウムと工業高等学校生徒研究の発表練習をメインで行いました。中間考査最終日から、毎日放課後に集まり練習を行ってきたので、読むスピードや間の取り方などが、とても上達しました。10月21日(木)シンポジウムの本番なので、これまでの練習の成果を発揮し、自分たちの活動をしっかりと伝えられるように頑張ります。応援よろしくお願いします!!
そして、完成した箱罠にイノシカハンターズのロゴを貼りました。
イノシカハンターズの箱罠と青い空、とても映えますね!!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「初めての発表ですが、もう緊張しています。緊張を少しでも和らげられるように、これからの練習は本番をイメージして準備を行います!!段取り八分(はちぶ)!!」
ジャパンマイコンカーラリー2022 熊本県大会に出場してきました!
10月16日(土)~17日(日)に八代工業高校にて「ジャパンマイコンカーラリー2022熊本県大会」に出場してきました。
この大会は、クランクやレーンチェンジ、勾配のある坂道などのコースがあり、事前に走行のプログラミングをしたマイコンカーを走らせ、タイムを競う競技です。
本校からはAdvanced Classに2名とBasic classに1名の生徒が出場しました。
生徒たちは独特の緊張感の中、最後まで粘り強くマシンと向き合いながら励んでくれました。
結果は、 Advanced Classに出場した2名が、11月末に行われる九州大会への出場権を獲得することができました。Basic classは11位という結果に終わり、惜しくも九州大会は逃したものの、ここまでよく頑張ってくれました。
【陸上競技部】 10月8~10日 九州新人大会
10月8~10日に令和3年度全九州高等学校体育大会第39回全九州高等学校新人陸上競技大会がひなた宮崎県総合運動公園ひなた陸上競技場で行われました。
7日に400mリレーが行われました。チームベストを更新して予選を通過し、B決勝に進出しました。結果としましては全体で12位でした。※左から走順
岩﨑 拓真さん(1年機械科)塩平 健太さん(1年普通科)糸瀬 風雅さん(2年普通科)松本 蒼汰さん(2年普通科)
他にも8日に男子やり投げが行われ松本 蒼汰さん(2年普通科)が出場、9日に男子110Hで松本 蒼汰さん(2年普通科)と女子三段跳で大川 奏さん(2年普通科)が出場しました。
【弓道部】県下大会(県新人戦)結果報告
10月9日(土):女子 10月10日(日):男子
会場:熊本市植木弓道場
【女子団体】
団体1次予選 7中(2次予選進出)
団体2次予選 6中(12位タイ通過)
トーナメント1回戦 5中-5中 対第二
同中1本競射 〇2中-0中
トーナメント準々決勝 ✕2中-7中 対玉名A → 結果:ベスト8
【女子個人】
齋藤(2年) 準決勝4射2中(準決勝敗退)
【男子団体】
団体1次予選 3中(1次予選敗退) → 結果:予選落ち
新チームになって初の大会となる県新人戦が行われました。1年生にとってはコロナ禍での影響もあり、初めての試合、初めての別の弓道場で引く機会となります。女子・男子ともに部員が少なく、参加人数ギリギリでの参加となりましたが男女ともに練習に励み、この日を迎えることが出来ました。
女子団体では実戦経験のない1年生の的中が出ない中、2年生3人が奮闘し、トーナメント準々決勝までコマを進められましたが、最後は2年生も力尽き、ベスト8という結果に終わりました。女子個人では2年生の齋藤可倫さんが個人準決勝に進出したもののあと1本足りず決勝には残れませんでした。団体・個人ともに目標としていた入賞まであと一歩届きませんでしたが、コロナ禍で部活動の活動停止期間が長く、1年生は練習試合等の対外的な実戦経験も全く出来ずに試合に臨んだ中、今の自分たちができる限りの努力の結果を見せることが出来たのでは無いかと思います。
男子団体では残念な結果となりましたが、初出場の1年生も練習での良い部分を見せるところもあるなど、良い部分も見ることができ、今後の大会に期待したいと思います。
次は来月に全国選抜の県予選が行われますので、応援・サポートしてくださる方々、錬成会等でかかわってくださった学校の方々、自分たちの練習できる環境など、周りに感謝の気持ちを忘れずに努力を続け、良い結果を出せるように頑張っていきたいと思います。
文責(顧問):松下新之介
【英語科】ディベート大会で1勝しました!
10月9日(土)に第17回熊本県高等学校英語ディベート大会がオンラインで開催され、1・2年生からそれぞれ1チームずつ出場しました。
今年度のお題「日本政府は、首都機能を東京の外に移転すべきである。是か非か。」
県内の参加校とそれぞれ4試合し、1・2年生チームどちらも強豪校に1勝することができました!また、1年生チーム2名がベストディベーターに選ばれました!おめでとう!数ヶ月にわたり、各自で調査をして様々なデータを集めて準備し、日本語でも難しいディベートに英語で挑戦しました。英語力はもちろんのこと、物事を様々な視点から考えて論理的に話す力が伸びました。本当に素晴らしい!
水俣キャリアガイダンス2021
10月12日火曜日に2年生84名を対象に水俣キャリアガイダンス2021を開催しました。この行事は、地元で働く社会人の方より講話いただき、具体的な仕事内容や企業から求められる人物像など就職・進学に必要な基本的な知識を得るというこすにすにとを目的としています。講話を聞いた後にクラスにて発表を行いました。講話を聞いて、感じたことや気づきについて発表することで、表現力・コミュニケーション力を養うとともに、進路情報を共有することで今後の進路選択に生かしていきます。10の事業所をお招きして、様々なお話を伺うことができました。新型コロナウイルスの状況もあり、なかなか直接社会人の方々からお話を聞く機械がありませんでしたので、今回は大変貴重で有意義な機会となりました。御協力いただいた事業所の皆様、ありがとうございました。
【電気建築システム科】【WCP】津奈木中学校へ出前授業その2
7月に引き続き、先日津奈木中学校で出前授業を行ないました。今回は、電気建築システム科3年生に加え、建築コース2年生も参加しました。中学生はそれぞれが考えた木製ラックや本棚を製作しています。しかし、釘打ちやのこ挽きなど不慣れでなかなか上手くいきません。そこで本校生が中学生へ道具の使い方や作業手順など、困っているところを聞いて、作品完成に向けサポートしました。中学校にはない工具や機械も持参したことで、効率よく精度も高いものが仕上がりました。
また今回は、3年生の様子を2年生に学んでもらう目的もありました。積極的に動き、高い技術力を持つ3年生のかっこいい姿を見て、2年生も今持っている力を発揮して活動していました。これからは、2年生が中心となり今度は1年生や中学生にかっこいい姿を見せることができるよう授業を通して技術向上に励んでくれることでしょう。
このような機会をくださった津奈木中学校のみなさん、ありがとうございました。またものづくりを通して交流できたらいいですね。
*電気建築システム科は、先輩後輩の仲がいいです。学年を越えた活動を行なうことで、生徒間でも技術の伝承を行なっています。教える側、教わる側双方にメリットがあり、これらが高い技術力の習得に繋がります。
SDGsを自分ごとに!
2年生1・2組を対象に、水俣環境アカデミアにてSDGsワークショップが行われました。今話題のSDGsですが、知ってはいるけれど・・・となりがちです。そこで、今回はSDGsの17の目標について、地域の課題と結び付け、その中で自分が今からできることを探しました。最後には考えたことをまとめてポスターを作成し、発表しました。例えばあるグループでは、「3.すべての人に健康と福祉を」「11.住み続けられるまちづくりを」をという目標に対し、「市民体育祭をもりあげる!」「水俣市民でつくる中尾山ウォーク&ラン」を開催し、健康促進と住民の結びつきを深めようというアイデアがでました。自分だったら、と考えることが大事ですね。
【建築コース】卒業生がキャリアガイダンスに来てくれました
2年生対象に、キャリアガイダンスが開催されました。進路決定に向け、生徒たちは働くことの意味や職業理解に繋がるよう地元企業の方々を講師に迎え、仕事に対する考え方や取組みを学ぶ良い機会です。
その中で、今年の3月に本校を卒業し、地元建設会社に就職したOGが社長さんと一緒に来てくれ、社長さんのプレゼンのサポートや生徒からの質問に答えてくれました。もう立派な社会人です。生徒たちは、顔も知る卒業生を間近で見て、進路に向けての意識がさらに高まったのではないでしょうか。
このような機会を作っていただいた企業の方々に感謝し、この学びを活かして今後の進路学習を進めていきます。
【陸上競技部・機械科】同窓会長様から激励いただきました
10月4日に水俣高校同窓会長の澤村様が、この夏に著しい好成績を上げた生徒への激励のために来校されました。
今年度国民体育大会に出場選手に内定していた普通科特進コース1年の塩平健太君、8月に行われた水中ロボットコンベンションinJAMSTEC2021のジュニア部門で優勝した機械科3年の西川脩斗君、小川隆大君、中村風斗君です。
澤村様からは「後輩の皆さんが活躍される様子を新聞やインターネットなどで見ることが出来てとても嬉しいです。今回経験したことを糧に、更なる成長されることを応援します。」と激励の言葉と激励金をいただきました。その後、「この経験を今後の生活にどう生かすか」など生徒たちは緊張しながらも懇談しました。激励金は遠征費などに活用したいとのことでした。同窓生の皆様、ありがとうございました。
プログラミングワークショップ10月開催
令和3年度水俣環境アカデミア中高生研究活動支援事業「プログラミングワークショップ」を10月9日(土)に開催しました。
今年度は、コロナウイルス感染防止のため、講座の中止・延期が続いていましたが、10月にやっと1回目を開催することができました。
内容は、「こどもパソコンSkyBerryJAM」を使って、小学生がプログラミングを体験するというものです。
コースは、コース1は「信号機を作ろう!」(小学1~2年生向け)、コース2は「ロボットカーを自動で走らせろ!!」(小学3年~中学生向け)の2コースがあります。
今回は、水俣高校電気建築システム科電気コースの1,2年生が先生役となり、マンツーマンで小学生に教えましたが、初めて教える高校生ばかりで、最初はぎこちなくスタートしました。しかし、途中からは小学生のやる気と希望どおりに動かないロボットカーを動かすため、熱心に教えていました。
考えた通りにランプが付いたり、ロボットカーが動いたとき、小学生も高校生も目を輝かせ、同じ笑顔で楽しんでいました。
【ハンドボール部】小学生ハンドボール教室運営ボランティア
昨年に引き続き10月9日(土)に、水俣第二小学校五年生対象、親子ハンドボール教室の運営ボランティアに参加してきました。水俣市ハンドボール協会より依頼を受け、ハンドボール教室がスムーズに進むように、会場設営、お手本披露、小学生へのアドバイスなど積極的に活動してきました。選手たちは、小学生が上達し、楽しんでプレーできるよう声掛けやアドバイスをしました。鶴山学校長も参加され、選手たちは様子を見ていただくことで、いい刺激になりました。
また今回この教室の講師として、元女子日本代表選手や実業団の強豪オムロンの元選手が来られました。部員たちは急いで会場設営を行ない、ハンドボール教室が始まる前の時間に、一緒にシュート練習をしてもらいました。そこでのアドバイスは、今後の練習や試合で活かしていきます。
元トッププレーヤーからのアドバイス、そして小学生とプレーすること、ハンドボールを通して地域貢献することなど多くの経験や学びを得た一日となりました。関係者の皆様、ありがとうございました。
【工作部】エコ電カーレース準備中です
工作部機械班は、10月10日に熊本市の田崎三陽自動車学校で行われる第19回エコ電レースinくまもと九州シリーズ第一戦に出場します。中間試験や検定が終わった8日は、ホッとする間も無く、試合準備に没頭しました。今年は台風の心配もなく行われるので40分間を無事に完走してほしいです。写真は準備の様子です。
陸上競技部とカヌー部の選手推戴式が実施されました!!
10月6日の中間考査後、選手推戴式が行われました。
陸上競技部は第39回全九州高等学校陸上競技新人対校選手権大会へ出場します。
九州予選大会で好成績を残し、次のステージに進出します。
【110 mハードル】松本さん
【4×100 mリレー】糸瀬さん、松本さん、岩﨑さん、塩平さん、村上さん、山下さん
【やり投げ】松本さん
【女子三段跳び】大川さん
ハードルやリレーは数十秒、やり投げや三段跳びは数回の戦いになります。
代表選手となった生徒は日頃の頑張りをこの一瞬にかけ戦ってきます。
カヌー部は九州高等学校カヌー競技新人大会へ出場します。
熊本県高等学校カヌー競技新人大会で多くの生徒が出場権を獲得しました。
【男子カヤックシングル】 佐々木さん
【男子カヤックペア】佐々木さん・藤原さん組、谷口さん・山口さん組、長濵さん・野﨑さん組
【男子カナディアンシングル】 天野さん、稲葉さん
【男子カナディアンペア 】柳川さん・吉田さん組
【女子カヤックシングル】 中村さん、濵田さん、嶋田さん
【女子カヤックペア】 中村さん・濵田さん組
カヤックは座位で艇の両側を漕ぎ、カナディアンは片膝をついて艇の片側のみを漕ぎ前へ進みます。
静水のコースを全力でスピードを競う競技です。
日頃の水俣川での練習の成果を発揮してきます。
今回の選手推戴式は、顧問の先生から代表の選手の紹介がありました。
水俣高校生の頑張りを互いに認め合い、高め合っていきましょう。
商業科講演会の開催
9月7日(火)5・6限目を活用し、水俣ダイビングサービスSEAHORSEを経営される森下誠さんに、水俣の海の保護とビジネスをテーマにお話しいただきました。
現在、多くのニュースやテレビ番組でその活動が注目されている森下さんのお仕事から「ヒメタツ」をはじめ、ビジネスをスタートしたときの取り組みを楽しく、わかりやすくご説明いただきました。”町おこし”についても積極的に活動されており、地元高校生として協力できる点を考える機会となりました。
※今回の事業は三菱みらい育成財団の助成を受け実施しています。目指せ、水俣MOYAIST。
【建築コース】2年生木工実習
今、2年生の実習は木工です。木工では、精度高く、効率よく、材料の無駄がないように、そして安全に意識して図面通りに仕上げます(これを品質、工程、予算、安全の4管理といいます)。そのためには、道具や機械の使い方、作業手順など様々なことを身に付ける必要があります。生徒たちは、先生の話をしっかり聞き、そして初めてのことにも果敢に挑戦することで新たな知識や技能を身に付けていきます。
今回は、手加工と機械加工の両方を経験しました。これらを習得すると、来年のウッド コネクト プロジェクトで高いレベルでの製作が可能になり、さらに将来は、立派な建築技術者になることができます。積極的に取り組む生徒たちは、実習中にも確実に力を付けていきました。木製椅子の完成に向け、修行は続きます。
*写真は、椅子の脚の墨付け、加工をしている様子です。脚の椅子は木が立っていたとおりに組み立てます。木材の根元が脚の下部分になります。木材をみて根元がどちらか、木の表面、中心はどちらかなども見極めて製作を行なっています。
【機械科】いのしか日記 Vol.12 痛恨のミス!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
めっき処理をしてついに完成!!!と思っていましたが、ウリボー対策を忘れていました・・・。
イノシカハンターズの箱罠は、マス目の大きさが100mm×100mmです。ウリボーは小さいので、このマス目の大きさだと逃げてしまいます。そこで、マス目の真ん中に鉄筋を追加で溶接し、マス目を小さくします。地面から3マス目までを小さくすれば、ウリボー対策は完璧です。これで本当に完成です!!地域の方々に貸し出す前に気づくことが出来て良かったです!
9月28日(火)の捕獲時には、鉄で出来た直径13mmの鉄筋トリガーが折れ曲がっていました。イノシシが突っ込んできたら大けがをするので、もしイノシシと遭遇したら、「刺激しない・ゆっくりと距離をとる・逃走経路を絶たない」の3つを守るようにしてください!
10月8日(金)は、中間考査があるため活動は行いません。10月15日(金)から活動していきます!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「今回はトリガー製作とウリボー対策で溶接を行いました。溶接をメインに作業をしていましたが、まだうまく溶接できないことがあるので、良い製品を作るためにももっと溶接に慣れていきたいと思いました。」
【完成時のトリガー】
【イノシシに折り曲げられたトリガー】
【ウリボー対策前】
【ウリボー対策後】
【建築コース】【WCP】新たなプロジェクトスタート~Wood connect project~
新庁舎キッズコーナー木工品製作を終えたWCPメンバーは、先週から新たなプロジェクトをスタートさせました。
それは、「組子入り建具パーティション」製作です。いつもお世話になっている水俣市建具組合のものづくりマイスターの技能をさらに伝承し、かつWCPの取組みを市民の皆様にもっと知って頂くために、新庁舎の談話コーナーなどに活用予定で、企画、設計しました。材料は、水俣市内の山林で伐採したもので地元林業者より頂いたものを一部活用させてもらっています。
パーティションは、建具のように釘を一切使わず、さらに障子や、装飾に用いられる組子を取り入れることで、建具技能の向上や美しさ、さらに感染症対策のための換気も見込めるものになっています。
第1回の授業では、マイスターの方々から木の特徴や性質、また製作してこられた組子を見せていただき、墨付け、加工作業を行ないました。年内完成に向け、製作を進めていきます。
*Wood connect projectは、地元のあらゆる資源(ヒト・モノ)を活用し、連携し、協働することで、建築技能の向上及び地域の課題解決を目的としています。それにより、将来社会に貢献できる建築技術者を目指します。