学校生活
熊本県立高校OneTeamプロ 分校同盟~小さな学校同士、地域について学び交流を深める~ジェクト
4年目の「分校同盟」の取組です。昨年度から、「熊本県立高校OneTeamプロジェクト事業」の一環として取り組んでいます。12月10日(水)は、楽しみにしていた対面での研修を五木村で開催することができました。
今回なぜ五木分校を中心に、ヒストリアテラス、五木温泉夢唄会議室、道の駅 子守唄の里 五木、で実施したのかというと、熊本県内の3校(八代農業高校泉分校・天草高校倉岳校・人吉高校五木分校)の分校の生徒が1つの学校に集合し、学校周辺地域のフィールドワークやレクリエーション活動をとおして各校との交流を深めたいと考えたからです。
生徒たちも意義を感じ取って、他校生と積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢が見らるとともに、しっかりと地域について考えることができていたように思います。
以下そのときの様子を紹介します。
八代農業高校泉分校、天草高校倉岳校のみなさん五木村へようこそいらっしゃいました。
開会行事は、体育館にて五木分校の園木教頭先生より、歓迎のことばと研修の目的が話されました。
生徒と職員は、8チームに分かれて、班ごとに自己紹介を行いました。そして、一斉に「ボッチャ」の競技が始まりました。最初は、緊張したグループでしたが、一投ごとに笑顔や歓声があがり一気に和やかな雰囲気となりました。
五木分校に隣接する「五木温泉 夢唄」の会議室に移動し、班ごとに昼食をとりました。
昼食の後は、「五木村歴史文化交流館 ヒストリアテラス五木谷」館長の福原さんより、五木村の歴史や生活文化のお話を聞きました。
昼食の後は、2グループに分かれて、五木村のフィールドワーク(散策)をおこないました。
「五木村歴史文化交流館 ヒストリアテラス五木谷」では、福原館長より、展示品の解説を頂きました。
「道の駅 子守唄の里 五木」で、特産品の見学や買い物をしました。
抹茶のソフトクリームなど、美味しかったです。
最後に、3校の生徒で記念写真をパチリ。
八代農業高校泉分校、天草高校倉岳校のみなさん、ありがとうございました。
今回ご協力していただいた、ヒストリアテラス館長の福原様をはじめ、五木村の方々には 大変お世話になりました。
長距離走大会&門松作成
12月5日(金)長距離走大会を実施しました。
代表生徒の選手宣誓で開幕です。
準備運動をして、副校長先生の合図でスタート!!一斉に飛び出していきました。
天候にも恵まれたため、生徒それぞれが、自分の力を出すことができた走りだったと思います。
その後は保護者の皆様の御協力で、うどんを皆で食べました。
そして昼からはもう一仕事、年末恒例の門松作成です。
全員で協力し、松などの飾り付けまで無事終了しました。
最後は全員で記念撮影!年末ですが、まだまだ成長してくれることを期待しています!
防消火避難訓練
11月21日(金)中高合同の防消火避難訓練が実施されました。
人吉下球磨消防組合中央消防署の方々から、避難訓練の講評と消化器の使用方法などの説明がありました。その後代表生徒による水消化器の実践がありました。
①煙には、発がん性物質があること。②避難時は、ハンカチを口と鼻に当て低く移動すること。③窓を閉めて空気を遮断することを再確認できました。
【感想】大分市佐賀関の大規模火災は、強風による自然災害と認定された聞き、驚きました。五木村でもこの時期は風が強く、これから空気も乾燥してさらに寒くなってくるので、火の元には十分に気を付けて生活したいと感じました。
ストレスマネジメント教室
11月14日(金)、人権教育LHR「ストレスマネジメント教室」を実施しました。
講師として本校スクールカウンセラーの松尾先生をお迎えし、「ストレスと上手に付き合おう~イライラするのは悪いこと?~」をテーマにお話しいただきました。
グループに分かれクイズやワークを通して、楽しく学ぶことができました。
<生徒の感想>
・イライラした時に自分も他人も傷つけないことは難しいかもしれないけれど頑張りたいです。
同じ出来事でも人によって感じ方が違うことを知ったので、相手を傷つけないようにしたいと思います。
・今日のストレスマネジメントを聞いて、人それぞれ物事の捉え方が違うことを知りました。私はどちらかと言うと、気にしたり我慢するほうが多いと思うので、自分で抱え込んで我慢しすぎないように気をつけたいです。また、何かを人に伝えるときも相手の立場を考えて話すことを意識したいです。
収穫祭
11月5日(水)、五木分校にて『収穫祭』を実施しました!
秋の実りに感謝し、地域との交流を深める収穫祭。当日は、副校長先生の挨拶、生徒会長の歓迎の言葉に続き、本日の豪華なゲストの皆様をご紹介しました。
講師として、「くまもと林業大学校」の学生・職員の皆様には炊き出し体験の指導を、本校学校運営協議会委員の辻 篤子様には郷土料理教室の指導をお願いしました。その他、熊本県球磨川流域復興局、高校教育課、株式会社フミダス、分校生徒と職員など、総勢約40名余りの皆様にご参加いただきました。
講師の方々、全校生徒、全職員が協力し合い、いよいよ調理開始です!
郷土料理班:家庭科室で辻様のご指導の下、分校の畑でとれた新鮮な野菜をたっぷり使った「豚汁」と、秋の味覚「大学いも」を調理。
炊き出し班:くまもと林業大学校の方々のご指導の下、本格的な「竹飯ごう体験」「火起こし体験」に挑戦し、さらに「ジビエのBBQ」も行いました。
全ての調理が無事に完成し、最後は皆で会食。美味しい料理を囲み、楽しい時間を共に過ごしました。
分校生は、総合的な探究の時間(五木分校プロジェクト)の一環として、日頃から地域の文化・歴史・産業・防災について学んでいます。今回の体験を通して、五木村の食文化や防災の知恵への理解をより一層深め、生徒たち自身のあり方、生き方について考える貴重なきっかけとなりました。
ご協力いただきましたくまもと林業大学校様、そして地域の皆様に、心より感謝申し上げます。