芦高ブログ
第72回卒業証書授与式
令和3年3月1日、暖かな陽ざしと晴天のもと、芦北町民総合センター(しろやまスカイドーム)にて、第72回芦北高校卒業証書授与式が挙行されました。
卒業証書授与では、丁薫校長から各学科の代表生徒にむけて卒業証書が授与されました。今日はマスコミ各社の方々に取材に来ていただき、カメラ撮影の中で卒業生達は卒業証書を手にしました。
校長式辞では、丁薫校長が卒業生に向けてメッセージを話されました。豪雨災害から果敢に復興につとめる卒業生の姿や、各学科での取り組みについての奮闘をたたえられました。また、「人間は自分が考えているような人間になる」ために、辛抱強く、失敗にめげず、諦めずに、道を切り開いていってほしい、と願いを込められました。
在校生総代として、生徒会長の濵田くんが送辞を述べました。在校生の代表として、各学科の先輩方が日夜努力してこられた姿に、在校生のみんなが感謝と尊敬と感銘を受けたことが述べられました。また、卒業生の希望ある飛翔を願うメッセージを向けられました。
卒業生を代表して、元生徒会長の橋本くんが答辞を述べました。1年入学時から、「チャレンジ精神旺盛で負けず嫌い」な学年集団として様々な学校行事に果敢に取り組んできたエピソードや修学旅行でのスキーの思い出、また押しつぶされそうな思いに圧倒されながらも被災を乗り越え最後の野球部の試合に臨めた軌跡が語られました。また、3年間支えてくれた先生方への感謝とともに、在校生へ創立百周年を迎える芦北高校での学びの大切さが伝えられました。
残念ながら、式歌や校歌は新型コロナ感染拡大防止のため、CDを聴くにとどまりました。
これで無事卒業式終了、となるはずでしたが、ここで生徒の保護者からのサプライズで、なんとスザンヌさんが卒業生のために駆けつけてくれました。
このあと、くまモンも一緒に登場してくれました。
素敵なサプライズを、卒業生にありがとうございました。
スザンヌさん、芦北高校へも是非おいで下さい!
卒業式終了後、一路芦北高校へ!
ここで、最後のホームルーム!
(3年分の思い出と涙とスマイルとが交錯した温かいホームルームの時間)
3年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!
この3年間で培った様々な想いを胸に、大きく羽ばたいていって下さい。
そして、来年百周年を迎える芦北高校のことを、これからは卒業生として温かく見守って下さい!
明日の卒業式のために・・・
明日は芦北高校の卒業式です今年度は新型コロナウイルスの影響、熊本豪雨での災害と大変な一日でした
そのような中でも3年生は最上級生として頑張ってくれました
そんな先輩たちの卒業式に「花を添えるため」頑張った生徒たちがいます
農業クラブ役員は卒業生のために「コサージュ」を作りました卒業生は明日コサージュを胸に付けて参加します。先輩たちが輝くように一つ一つ丁寧に作りました
もう一つは卒業式の演台に飾る「フラワーアレンジメント」です。作ってくれた農業科1年川本さんは県大会で上位入賞したことがある実力者です大きくて素晴らしいアレンジメントを完成させてくれました
卒業式の準備はできました。後は主役の3年生が来るのを待つだけです素敵な卒業式になることを願っています
3年表彰式&同窓会入会式
いよいよ卒業式を明日に控えた3年生。
今日は、芦北町民総合センター(しろやまスカイドーム)をお借りして、表彰式が行なわれました。体育館が被災による復旧工事に入るため、今年度の卒業式は、スカイドームで行なわれます。
表彰式では、3年生の功績をたたえる様々な部門の表彰が、1、2年生が2階席から見守る中で行なわれました。
各学科での取り組みの功績や部活動、がんばる高校生、3カ年皆勤賞、成績優秀賞などがそれぞれ表彰されました。
明日の予行を行なった上で、生徒会から3年生の先輩方へ、サプライズでのビデオメッセージが流されました。
先輩方への感謝の気持ちや卒業後に向けての新しいステップに向けてエールを送るメッセージと、3年生の学校生活を振り返るスナップが音楽とともに流されました!
(2階席から3年生の先輩方を見守る在校生)
つづいて、3年生に対して同窓会入会式が行なわれました。
本日は、本校林業科卒業の前島先生が、生徒達に芦北高校同窓会「三太郎会」について話されました。
さて、「三太郎」とは?芦北高校の周囲には3つの峠があります。それぞれ、「津奈木太郎」「佐敷太郎」そして「赤松太郎」というそうです。芦北高校の校舎の建つ地域が3つの太郎(峠)に囲まれていることから、「三太郎会」と名付けられたそうです。
さて、明日はいよいよ卒業式!3年生にとって素晴らしい門出になることを祈ります!
くまモン スマイル ジャンプに登場!
「ICT教育日本一」を掲げる、熊本県。
ICT教育の先行実践校の取り組みの一つとして、芦北高校が2月17日にTVで紹介されました。
実は、取材は1月22日に行なわれました。
番組では、村上みかさんやくまモンが登場しています。
残念ながら、その日は「コロナウイルス感染拡大防止」のため、お二人の来校はかないませんでした...。
しかし、教室内でのタブレットの撮影や数学でのICT実践授業、学校のICTの取り組み、ICTを活用した部活動の紹介が取材収録されました。
この日は、数学でのICT実践授業の様子が取材されていました。
板書とプロジェクタースクリーンの両方が、生徒達には提示されています!
先生が指し示しているスクリーン上には、「くまモン」の姿が!
1人1台タブレットを使って真剣に授業に取り組んでいる様子が見られました。
この日は、数学の「命題の真偽」について、林業の内容に応用されていました!
総合学習室では、本校のICT教育担当の牛迫先生が、学校での取り組みについて説明されている様子を収録されていました。また、TVのVTRでは、各学科のICTの取り組みが紹介されていました。
農業科では、「スマート農業体験」でICTを活用した学びを行なっていることを紹介されていました。
ここでは少し、VTRでは紹介されていない学校でのICTの実践をご紹介します。
上記の写真は、「アシストスーツ」というもので、重い荷物などを持つのを補助してくれる特製スーツです!
左がラジコンで動く草刈り機、操作方法を習いながら操作している生徒の様子です。
真ん中がトラクターですが、GPSで自動で動くハイテクな機械の操作を習っています。
右側はドローンで、農薬散布など、農業での多様な活用が期待されています。
林業科では、最近演習林でもスギやヒノキの人工林がシカによる被害を受けています。
そこで、狩猟に関する講座を学ぶシーンがVTRに映し出されていました。
講師は、最近民放のドキュメンタリー番組にも登場された「農家ハンター」の方々。
(実は、写真右端で撮影されておられるのは、その取材班の方です)
講師の先生方のご指導のもと、「わな」の柵を組み立てる生徒達。
この「わな」には、通信式のカメラが取り付けられており、携帯やパソコンから「わな」の状況を確認することができます。
上記の写真はカメラで捕らえられたものです。( 左は「シカ」、右は「イノシシ」 )
林業科の生徒達は、携帯アプリでこの状況を見ることができます。
福祉科では、VR講座の様子が紹介されました。
Zoomでのリモートによる遠隔授業の様子。
これは、VRを通じて認知症の症状を疑似体験している様子です。
その上で、患者さんの気持ちにより添ったコミュニケーションの取り方についてじっくり協議しました。
でも、これだけではありません。
カメラ取材を受けられながらノートPCに向かって話される先には、それぞれのクラスに動画配信されています。内容は、本校に創設される「クリエイティ部」のお話しです!
「クリエイティ部」とは、Webコンテンツの作成、ドローン操作などを、地元IT企業のプロから、プロ仕様の機材を用いて学べる部活動なのです!
生徒達にITスキルを磨いていただく地元IT企業の方々
( 左から、森屋さん、嶋村さん、高峰さん )
これは、熊本県、芦北高校、IT企業、芦北町との間に、昨年秋に取り交わされた「ICTを活用した芦北高校の魅力向上に関する連携協定」によるものです。
こうした強力なバックアップの元、芦北高校ではICTの先行実践校として、ICTによる着実な学びがすすめられています。
3年生 年金セミナーに学ぶ!
卒業まであと10日ほどとなった3年生ですが、本日は「年金セミナー」でしっかり学ばせていただきました。
本日は、八代年金事務所から2名の職員の方をお迎えして、講話を行なっていただきました。
「年金」、というとなんだか難しそうに思えますが、
ご挨拶の後で、はじめにわかりやすいアニメーションを流していただきました。
アニメーションに出てきたキャラクターを例に、年金制度について、スライドや冊子をもとに、
とてもわかりやすくご説明いただきました。
「国民年金」「厚生年金」「学生への納付特例制度」「障害年金」「老齢年金」など、
ニュースや新聞で聞いたことのある言葉ですが、本校3年生のみなさんにていねいにご紹介いただきました。
公的年金の加入は、法律でも義務化されています。
この機会に、自身のライフプランと合わせて、「年金制度」の意義や必要性についてしっかり考えていきましょう。
最後に、本日講話をいただきましたお二人の講師に向けて、3年福祉科の川嶋くんが謝辞を述べてくれました。
八代年金事務所の職員の方々、本日は3年生のために貴重な講話をありがとうございました。