芦高ブログ
「おためし地域留学」1日目(2024/10/26)
10月26日(土)~27日(日)にかけて「おためし地域留学」が芦北町主催で実施されました。芦北高校は「地域みらい留学」に今年度から参画しており、中学生に芦北町や芦北高校の魅力を深く知ってもらいということで企画され、秋田県、神奈川県、兵庫県、福岡県から5名の中学生が参加してくれました。その模様をお届けしたいと思います。結構なボリュームになるので、2回に分けて紹介します。
1日目の10月26日(土)午後に芦北高校に到着しました。中学生の皆さんも少し緊張気味でしたが、迎えるこちらも当日のお手伝いしてくれた高校生も緊張してましたが、とりあえず笑顔でお出迎えしました!
中学生の皆さん、(一財)地域・教育魅力化プラットフォーム事務局、芦北町、芦北高校職員みんなでオリエンテーションをおこないました。自己紹介とちょっとしたアイスブレイクで少し場が和んできたところで、学校見学と農業科と林業科の製作体験に移りました。
最初に林業科の取り組みについて説明を受けたり、ヒノキのスマホスタンドを製作したりしました。(完成品を撮ってませんでした…)
校舎から外に出て、みねさき農場に向かい学校全体の広さやここから見える学校周辺の風景を堪能しました。芦北町については、これからもっと紹介していきます。
農業科の実習棟に移り、今度はハーバリウムの製作です。ドライフラワーを瓶に詰めて、オイルを流し込みますが、色合いや花の配置など、工夫を凝らして作ってました。(こちらも撮ってませんでした…)さらにお土産に不知火やあまなつマーマレード、緑茶・和紅茶クッキーをもらい、すごく喜んでいました。
フラワーアレンジメントは、ハロウィンをイメージした農業科3年の小笠原くんの作品を自分で紹介してくれました。
福祉科の体験は今回準備していませんでしたが、福祉科1年の遠山くんが入浴介助について説明してました。初めて見る機械に男子は興味津々でした。メカに興味あるみたいです。
あっという間の1時間半でした。高校生のみんなは会場の準備から後片付けまで頑張ってくれました。ありがとうございます。まだまだ続きます。
みんなで記念撮影!花がきれいに咲いててよかったです!さぁ次の場所へと移動します。
続いて「道の駅たのうら肥後うらら」に到着、以前紹介した本校卒業生の高峰さんが店長をつとめる「キッチンイチカ」でおやつ休憩です。地元の特産物を使った商品が売りで、もちろん「あまなつソフト」をおススメしました!みんなの感想「濃!」でした。私もいただきましたが、やっぱり「濃!酸っぱ!」でした。まだまだ内容的にようやく半分というところです!
田浦にある御立岬キャンプ場(本日の宿泊場所)に移動します。
キャンプ場では地域の大人との対話・交流ということで、芦北町で有害鳥獣対策に取り組んでいる渡邊さんに話をしていただきました。福岡県出身の渡邊さんが、どうして芦北町に移り住み生活をしているのか、これまでの経験や生きていく上での羅針盤となったものなど、和やかな雰囲気の中にも参加した中学生は興味深い話に目を輝かせていました。渡邊さんは、本校の農業科・林業科でもお世話になっています。
そして、いよいよBBQのスタートです。御立岬キャンプ場の方々にほぼほぼ準備や焼き係をしていただき、ありがとうございました。(焼き係を想定していたので…)
さすがに年も近いので、打ち解けるのも早いですね。それぞれ住んで地域の話や色んなことを話していました。先ほどの渡邊さんの話がよっぽど面白かったのか、男子のほうは、色々と話し込んでました。(暗くてよく写りませんでした…)
これは渡邊さんが持ってきてくれた鹿肉です。スライスされたのはもちろんですが、ブロック肉をホイルで包み焼きにして、たたき風ですが厚めにカットされた肉は、噛めば噛むほど味が深くなっていく感じで、とてもおいしかったです。画像はありませんが、猪肉もありました。これまであまり得意ではありませんでしたが、こちらも美味しくいただきました。上等な豚肉といった感じでした!
夜も更けてきたので、ごちそうさまをして後片付けです。高校生はここで解散、中学生は御立岬温泉センターにお風呂に行ってコテージに泊りです。翌日聞いた話によるとムカデ騒ぎがあったらしいです…
1日目は、このあたりで終わります。次にもご期待ください。(期待されてるのか?…)(K)
ドローン講習会がありました(農業科1年)
今日は農業科1年生の午後の授業はドローン基礎講習会が行われました。講師は、いつもお世話になっている高峰農園の高峰さんです。高峰さんは、農業にとどまらず、今回のようなドローン講習の講師や映像撮影等、様々なことに取り組んでおられます。以前このブログでも紹介した高峰苺花さんのお父様でもあります。
ドローンについての基本的な情報や法令、職業としてドローンをどのように活用しているか、ドローン操縦体験が、本日の講習の内容です。
農薬散布等の作業に使われる機体は結構大きいですね。でも見た感じよりもずっと軽く感じます。
まずは体育館内でドローンを飛ばしてみます。普段見ることのない景色をモニター越しですが見ることができ、生徒も「おぉー!」と歓声を上げてました。グラウンドから体育館を映した映像は割と大きめのドローンでした。4K撮影ができるもののようで、とてもきれいな映像でした。
小さめのドローンを実際に操縦してみます。コントローラーで、右と左で使い分けて操作するというのと空間に浮いているドローンを操縦するという難しさがあるようですね。
操縦したドローンには、GPSやセンサーが装備されておらず、期待の安定が難しいようですが、練習を繰り返していくうちに安定して機体が飛ぶようになってきたところでレースもしてみました。
最後は、家にドローンを3台持っているという告くんが、少し大きめのセンサーやカメラを搭載してあるドローンを飛ばしてみます。着陸は機体を直視せず、モニターのみを使って行いました。操縦技術もあったと思いますが、指定された位置に安定した着地ができました。
これでドローンに少なからず興味を持った人はいるはずです。ドローンの活用場面は、防災や土木・建築、農林業のみならず、防犯、物流と広がっていくと思います。「お出かけ知事室」では、企業誘致等を要望する声も上がりましたが、知事は地元にある産業を大切にしていくことが重要とも話されていました。今の芦北で重要なことは何なのかということも考えさせられる2日間を送りました。(K)
お出かけ知事室~ともに未来を語る会~ in 芦北町
昨日の10月24日(木)にあしきた青少年の家で「お出かけ知事室~ともに未来を語る会~」と題して県内17市町村に木村知事が訪れ、県民の意見や提案等を直接聞き、県の政策につなげるという広聴会が行われました。
今回は、12人の発表者がそれぞれの思いを語り、知事が回答していくという形でした。小学5年生から70代まで幅広い世代からの思いを聴くことができました。小学生から芦北町を盛り上げるためにどうしたらいいかといった質問もあり、会場内に驚きの声が…。その他にも芦北町で地元の特産品を使ったクラフトビールを製造している人やUターンしてきた人、コミュニティースクールに携わる人など様々な視点からの思いが語られていました。知事は、その思いに丁寧に一つひとつ答えられ、会場も終始和やかな雰囲気で会が進んでいきました。
そんな中というか、トップバッターに福祉科2年の川添くんが発表しました。このブログにも記事が上がっていますが、福祉科2年生が、現在、バリアフリーについて学んでいます。車いすや高齢者疑似装具を付けて芦北町を回った経験をもとに、障がい者体験ができる施設をお願いしたいといった内容でした。
知事からは、熊本市内にそれに近い施設はあるものの十分とは言えず、そういった施設で研修できるような施策を考えていきたい。とくに芦北高校は農業科や林業科もあり、農福連携で高齢者対策や学科横断的な取り組みなども考えていけるのではないかという提案もいただきました。
最後に記念撮影もしていただけました。月曜にも県立高校あり方検討会の意見交換会がありましたが、総じて芦北町を盛り上げたい、芦北高校を応援していきたいといった声が多く聞かれました。本校としても地域に根差し、何ができるかということを考え、取り組んでいくことができたらと思います。(K)
介護福祉士国家試験合格に向けて(福祉科3年)
1月26日(日)に介護福祉士国家試験が実施されます。
現在、3年福祉科の生徒は 合格に向けて、徐々にエンジンをかけ始めています。
自分の就職・進学試験を終えた生徒から自主的に放課後、学習をしています。
頑張れ!3W
高校サッカー選手権大会熊本県大会(サッカー部)
10月5日(土)から高校サッカー選手権大会熊本県大会が始まりました。
本校は八代農業高校との合同チームで参戦しました
3年生にとって高校サッカー最後の大会は1回戦敗退となりましたが、選手は楽しみながらプレーしていました。
今後はフットサル大会や新人戦に向けて、トレーニングに励んでいきたいと思います。
日頃からたくさんの応援ありがとうございます
マネージャーからお守りとエネルギー補給のお菓子をもらい喜ぶ選手
試合前にエンジンを組み、気合を入れる選手
バリアフリー調査(福祉科2年)
福祉科2年の授業では、現在、バリアフリーについて学んでいます。
今回は「誰もが住みやすい芦北町」と題して、グループ毎に車いすや高齢者疑似装具を付けて芦北町を回りました。
場所は佐敷駅、スカイドーム、コミュニティセンター、図書館、道の駅でこぽん、専妙寺、スーパーひらき、佐敷川緑地公園です。
もしかしたら、その様子を道中やお店等で見かけられた方もいらっしゃるかもしれませんね
あちこちで調査をしましたが、普段何気なく利用している場所も、車いすだと通りにくかったり、届かなかったりと不便を感じる箇所もあったようです。
小さなお子様と遊びに来られていた方は「子育てしやすい街だと嬉しいですね。来やすい、利用しやすい遊び場があると、安心できる」とのことでした。
地域の方々にもインタビューをしました。「買い物しやすいように、店員さんやお客さんに声をかけてもらえると助かる」とのことでした。「普段、生活しながら少し周りを見て、困っている人がいれば勇気をもって声掛けができるあたたかい心を持ち合わせたいな」と生徒が一言。私はハッと!生徒から学ばされました。
帰り道、車いすを自操しながら学校に戻っていると、道路工事をしている方々が、歩道上の落ち葉などをサッと箒で掃き、道を空けてくださりました。生徒が「この気遣い、嬉しいね」と話しながら、笑顔で帰る様子が印象的でした。
ー「住みやすい街づくり」ー
環境がよくなることもそうですが、人と人、心と心のつながりこそが住みやすさ・生活しやすさになる一番大事なことなのかもしれませんね
次の日、「1日車いす体験」と題して、学校内を車いすで生活しました。
机と机の間の狭さ、段差、高さ、いろんなバリアを感じながら1日過ごしました。
そんな中、福祉科の生徒がトイレに行くとき、段差を乗り越えられずにいると、別の学科の生徒が車いすを押してくれたようです。クラスも部活も違うこの生徒は、きっと車いす操作なんて専門的に学んだ経験もあまりないのに、何のためらいもなくパッと手を貸す姿。見ていてほっこりしました。
私たち福祉科の授業では、介護者(支援者)として車いす操作や介助方法について学んでいます。
しかし、意外に当事者目線で体験する機会は少なかったなと改めて感じました。
高齢者、障がい者、子育て中の親、小学生から大人まで、いろんな人のことを考えるきっかけになりました。
芦北町役場の方にもご協力いただきながら、これからも学びを深めていきたいと思います。
和紅茶クッキー作り(農業科1年)
10月27日(日)に、エコパーク水俣ふるさと広場で「第6回九州和紅茶サミットinみなまた」を開催されるそうで、芦北高校からも農業科が出展します!
ということで、今日の農業科1年生の食品製造の授業で、水俣産和紅茶を使ったクッキーを作っているという情報を聞きつけ、お邪魔してきました。
先生から授業の作業内容の指示を聞き、早速クッキー作りに入ります。販売する商品となるので、重さや形を揃えるよう言われていました。
これが、和紅茶クッキーの生地です。紅茶が練りこんであるため、けっこう茶色ですね。これを6g/個にして丸めます。
生地をちぎる係と丸める係に分担してどんどん作って天板に並べていきます。ちぎり方や丸め方、並べ方にもそれぞれの個性が表れていて面白かったです。
すぐにポーズをとる人もいますね。いつもは採用しませんが、今回は特別です!
並べられたクッキー生地は、業務用オーブンに入れられ、これまたどんどん焼かれていきます。業務用だけあって焼き上がりも早いんですかね?あっという間に焼けます。
どんどん焼きあがるのを、扇風機で冷まします。
冷めてきたら、箱に移します。これで全部ではありませんが、たくさんできました。多分、今回分が全部焼きあがれば箱いっぱいになるくらいではないでしょうか。
もちろん使ったものは、洗ってきれいに拭き上げます。道具を大事に使うことは大切なことです。
これは生地を作るときに使ったものですかね?休み時間になっても丁寧に洗っているのは西川くんでした。授業が楽しいか聞いてみたら「すっごく楽しいです。でも地獄です。」ん?地獄って?そこの意味は分かりませんでしたが、授業中もクッキー作りも洗い物も楽しそうにしてました。
これは、昨日農業科3年生が作った水俣産の緑茶クッキーとミックスしたスペシャルバージョンです。(販売はありません)どちらも美味しく試食させていただきました。どちらのクッキーも食べると口の中に紅茶や緑茶の味と香りが広がります。見た目よりも風味を強く感じます。
休み時間は、こんな風に更衣室で過ごしているそうで、それぞれの定位置があるみたいです。これって出して大丈夫でしょうか?
「第6回九州和紅茶サミットinみなまた」では、九州各県の紅茶の飲み比べ、みなまたスウィーツの販売、茶さじづくり体験などがあるようです。また、水俣ローズフェスタ秋2024の期間中ということで、水俣ローズマルシェも開催され、バラ園でも、秋バラが見頃らしいので、おいしい紅茶とスウィーツ、美しいバラを楽しみに、エコパーク水俣まで行ってみましょう!詳しくは下のポスターをクリック!(K)
「10年後、この地域にあって欲しい高校の姿」を考えてみた!
「みんなで考えよう!県立高校のみらい 地域意見交換会 in 芦北町」が県立高等学校あり方検討会主催で芦北地域振興局を会場に開催されました。会場は、地域の方々・自治体職員・地元小中学校職員・芦北高校生徒・芦北高校保護者・芦北高校職員と参加者は40人近くいたと思います。(目測ですが…)
まず初めに、県教委から情報提供として「これまでの再編統合の経緯」や「県立高校の現状と課題」、「県立高等学校あり方検討会における議論の状況等」について説明がありました。
今回は、ワールドカフェ形式と聞きなれない形のワークショップでしたが、カフェのようなくつろいだ雰囲気の中でメンバーが自由に対話を行う手法で、誰でも気軽に発言できる場にすることでさまざまな意見が集まり、新たな発想や気づきが生まるということらしいです。4人1テーブルで、最初も自由席でしたが、ワークショップでは2回席替えがあり、少なくとも9人の方と話す機会があります。
各テーブルでは、話ことが書き込まれていきます。普段、話す機会のない方々とテーマについて会話を深めていくという感じで、あっという間に時間が過ぎました。これは誰もが感じたことだと思います。この画像は途中で撮ったものですが、最終的には、どのテーブルにもびっしりと書き込まれていました!
最後のほうでは、各テーブルに書き込まれたものを見て回る時間もあり、参加していないテーブルでどんなことが話されていたかも、見ていくと一目瞭然です。
最後は、伊藤先生(田浦中学校)(すいません撮り忘れました…)、宮本さん(地域おこし協力隊)、川添くん(福祉科2年)、森本さん(芦北高校育友会会長)と参加者から本日参加しての感想を聞きました。みなさん10年後も芦北町に芦北高校は必要であるという強い思いを感じました。
校長先生からも、芦北町出身であり、芦北高校の卒業生であること、芦北高校への強い思いを話していただきました。
私は、芦北町の出身でも芦北高校の卒業生でもありませんが、この学校に勤務して芦北高校の魅力をヒシヒシと感じていますし、この気持ちを多く人に届けたいという思いから、特別ではない学校の日常を見てもらいたいと更新を続けています。今回、取材だけのつもりが、いつの間にか席に座り、みなさんと意見交換させていただき、さらに芦北高校の今を知ってもらいたいという気持ちが大きくなりました。そしてもっと地域とつながる学校になっていかなければと思いました。(K)
農家ハンターが対策伝授(毎日新聞掲載)
先日、狩猟技術向上研修が行われ、ブログでも紹介したところですが、毎日新聞にも掲載されました。有料記事になりますが、閲覧できる方は、リンクを貼っておきますのでご覧ください。
1年林業科 ラディッシュ・リーフレタスのプロジェクト学習スタート!
1年林業科の「農業と環境」の授業では、秋作としてラディッシュとリーフレタスを栽培します。今回は、栽培暦どおりに栽培するのではなく、栽培の条件やかん水の頻度などを変えて栽培します。そのことが作物にどのような影響を及ぼすかなどを解明し、自分自身の「なぜ」を「わかる」へ変えるプロジェクト学習に取り組んでいきます!
さて、どんな結果が待っているのでしょうか・・・
演劇『行きたい場所をどうぞ』鑑賞しました
タイトルにもあるように今年度は、演劇『行きたい場所をどうぞ』(青年劇場)を午後から体育館で全校生徒で鑑賞しました。この作品は「人生の選択」というテーマから生まれた物語だそうです。この物語では、主人公の高校生、光莉が駅で道案内をするロボット夕凪と旅をする中で、様々な価値観と出会うことで成長し、「自分で選び、自分らしく生きること」を見つけ、「諦めないで一歩前に踏み出したら何かが起こる」ということ考えていくストーリーです。これまでの公演で中高生から多くの共感の声も上がったとのことです。
朝8時過ぎには、会場のセッティングが始まりました。どんなステージになるんでしょうか?
こんな感じのステージになりました。どんなことが始まるんだろうとワクワクしてきますね!
いよいよ始まります。全体を黒い幕で覆われているのと本日の気温31℃!体育館は、かなり暑い状態でしたが、1時間30分余りの休憩なしの公演にも関わらず、みんな食い入るようにステージを見ていました。演じられる内容に引き込まれていたのでしょうね。
公演中は撮影NGだったので、生徒代表のお礼を述べている場面です。お礼もとてもインパクトを与えてもらったようなことを言っていました。
お返しに本日出演いただいた皆様からのサイン色紙をもらっていました。どこかに飾られるんでしょうね。
劇団「青年劇場」のホームページは以下のポスターをクリックしてください。(K)
芦高祭に向けてジャムづくり(農業科2年)
今日は芦高祭で販売するジャムづくりをしているということで農業科の食品加工実習室に行ってきました。長靴に履き替え、エアシャワーを浴びて入室した瞬間、甘い香りが漂ってきました。
イチゴを大きな鍋で煮詰めているところでした。本当にむせ返るほどの甘い匂いです。
ブルーベリージャムの準備も進んでいます。グラニュー糖は、塊がなくなるように手で丁寧に潰していきます。このひと手間が大切なんでしょうね。
こちらでは、ジャムに詰める瓶を洗っています。洗った後は、底を上に並べていたので、どうしてなのか生徒に聞くと空気が入らないようにするためだそうです。食品ですから、細かなところまできちんとやることは大事ですね。
洗った瓶を並べ、蓋を準備して、この後に瓶詰の作業になるんでしょうね。ちょっとそこまでは見ている時間がないので、瓶詰めするとこうなります。(料理番組風)
これはマーマレードのようですね。あとはラベルを貼って完成になるのではないでしょうか。芦高祭で発表や展示、販売など芦北高校の今をご覧いただくために準備をしているところです。
令和6年度芦高祭開催期日 11月8日(金)~9日(土)※販売は9日のみ
芦高祭詳細については、またお知らせします。(K)
校内散歩(ネタ探し)
現在の気温29℃。真夏とは言いませんが、匹敵する暑さと日差しの強さです。最近、普段ネタを出していなかったので、校内を少し歩いてみました。(汗はもちろんタラタラと)
林業科1年生の「なんでも掛け」製作もだいぶ進んでいるようです。土台製作にとりかかっている人もいましたが、「ほぞ」作りに難航していました。十字相欠き継ぎ( じゅうじあいがきつぎ )ですかね?基本中の基本ですから、丁寧に仕上げてくださいね!おそらく売り物になるんですかね?
こんな風にやすりを使って微調整ですね。きれいにはできているようですが、まだうまくはまらないようです。
農業科3年生は、正門前の花壇の花の入替中です。何の花なのか…すいません分かりません。
列が綺麗に揃うようにガイドもちゃんと入れてやってますね。
農園のほうでは、違う班が昼寝中…いやいや実習の合間の休憩中でした。暑い中にハウスの中での実習だったんでしょうね。お疲れ様です。明日は、本校を会場に初任者研修(教諭1年目の先生方の研修)が行われます。(K)
「田んぼの定点観測」まとめ編
田んぼを約4カ月にわたり見てきました。google Photoでは、こんな風にまとめてくれるんですね!出したいと思っていたところだったので、ちょうどよかったです。定点(多少のずれはご愛敬ということで)観測を見返してみるとものすごい変化ですね。梅雨に入る時期からのスタートで、本当に実りの秋ということを感じました。育てるということは何事にも代えがたい経験であると思います。より多くの人に育てたものが実るという達成感などを感じてもらいと思いました。(K)
狩猟技術向上研修(農業科2年、林業科2年)
今日は行事盛りだくさんです。終日、農業科と林業科の2年生は、鳥獣被害対策を目的とした狩猟技術向上研修を受けました。ご協力いただいたのは、くまもと農家ハンター、芦北地域林業研究グループ、熊本県猟友会芦北支部、熊本県県南広域本部芦北地域振興局の皆さまです。座学研修では、鳥獣被害の現状やICT/IoTを活用した被害対策について説明を受けました。
野外研修では、箱罠やくくり罠の設置方法、センサーカメラの取り付け方の研修を行いました。後半部分では実際に罠の設置に向かいますが、その前に農園に設置している電気柵の設置点検を行いました。
この電気柵とは、ワイヤーに電気を流し触れた動物にショックを与えることで、「痛み」とともに「怖い」と学習させ、動物の侵入を防ぐ「心理柵」として非常に有効性の高いものであるということでしたが、ここに設置してある電柵は、ちょっと改良が必要なようです。
果樹園にも同じく電柵を設置してありますが、そこもうまく稼働できていないかも…しれません。また、シカの入った痕跡も見つかりました。
ちょっと画像を小さめにしておきますが、シカさんの置き土産ですね。確実にいたことを証明しています。
食べられるか分かりませんが、キノコも結構な本数が生えていました。
まだ青々としていますが、しばらくするとオレンジ色に染まっていくんでしょうね。ますます鳥獣被害に対する対策が必要と感じます。さらに奥に進むと、林業科が捕獲罠を設置している場所があり、そこへ移動して班ごとに分かれてくくり罠を設置します。
けもの道にイノシシの蹄跡を発見したそうなので、ここにくくり罠を仕掛けていくようです。
最後は罠が見えないように落ち葉でカモフラージュします。土などを乗せると雨が降ったりして水分を含み、その重みで罠が作動したりするそうなので落ち葉だけです。歩いてきたところにも落ち葉を敷いて自然さを出していきます。
最後に箱罠の設置です。イノシシが好むエサを周辺にも巻いて罠へと誘導します。エサを置く場所なども考えなければ、なかなか罠に入ることは難しいそうです。
これが箱罠を監視するセンサーカメラです。スマホからでもいつでも確認できるようです。
令和4年度の調査では芦北地区の鳥獣被害額が約8,000万円、県内は6億円近くに上っており、県全体の13%を芦北が占めている状況で早急な対策が必要となっています。芦北高校では、この課題に取り組んでおり期待も背負っており、生徒・職員一丸となり研究に取り組んでいるところです。(K)
稲刈り実習(農業科1年)
本日(10月9日(水))は、待ちに待った稲刈りの日です。田植えにも来てもらった佐敷小学校5年生の皆さんと稲を刈ります。
昨日まで雨が続き、実施も危ぶまれましたが、さわやかな秋晴れ(動くと汗は出ます)に恵まれ絶好の稲刈り日和となりました。手刈りで稲を刈るので、注意点などの説明がありました。
いよいよ田んぼの中に入ります。小学生の指導役は高校生です。
田植えのときは、こんな感じでした。
約4カ月前に田植えをしたときの苗は、ひょろひょろっとしてましたが、こんなに立派な実をつけました。
小学生の皆さんは、手際よく稲を刈っていきます。練習でもしてきたんでしょうか?
ほんの数分で、こんな感じになりました。コンバインに負けないスピードです!(それは言い過ぎですが…)
広いところは、農業科の先生が機械で刈り取ります。袋がすぐにいっぱいになります。
こんな風に籾がついた状態で袋に入っています。これを精米すると白米になります。皆さんご存じとは思いますが念のため。
今年は実の付きもよく粒も大きいとのことでした。実際に食べられえるのを楽しみにしておきましょう。芦高祭(11/9)でも販売があると思いますので、お買い求めいただきご賞味ください。(K)
避難生活支援講習会(福祉科3年)
福祉科3年生では、災害で被災した方の不安を軽減するための事前の備えや対処、支援の方法を学ぶ講習会が日本赤十字社熊本県本部から講師を招いて行われました。
その中でも「知って役立つ知識や技術」では、ホットタオルの作り方を学びました。温かいタオルで体をふくことで、清潔に保つだけでなく、心身の緊張もほぐすことができるそうです。
タオルを2つ準備して1つは広げて置き、もう1つは、畳んでビニール袋の中に入れて、そこに熱湯をかけるそうです。
次に、下に敷いたタオルで巻きずしを作る要領でギュッと丸め、それを広げるとホカホカのホットタオルの完成です。巻くのに使ったタオルも温まるので、肩にかけたりして利用できるようです。中のタオルはかなり熱々なので注意して触ってください。
まぁいろいろな利用法がありそうですね。温かいタオルとかおしぼりってもらうと嬉しいですよね。そんな感じで心をほぐしてくれるんですね。(K)
詳しい作り方は以下のリンクをご覧ください。
月刊クリエイティ部 10月号が発刊!
月刊クリエイティ部が7月号の創刊から第3号となる10月号が出ました。今回は、「地域みらい留学」テーマ別学校説明会に参加した際の記事が掲載されているようです。
今後のクリエイティ部の活動に目が離せませんね!まずは、ご覧いただければと思います!(K)
こちらをクリック 月刊 クリエイティ部 10月号 (原稿).pdf
「なんでもかけ」製作中(林業科1年)
放課後、林業科の実習棟で作業をしている姿が見えたので行ってみました。林業科では、毎年各学年の生徒が文化祭で販売するために、木を使った製品を製作することになっています。1年生はハンガーラックを作ることになっているのですが、その名も「なんでもかけ」らしいです。
この「なんでもかけ」の材料は、芦北高校の演習林から間伐したヒノキの木の先端の部分を使用していて、本来なら捨てるところ部分ですが、有効活用しています。SDGsですね!
どの枝を残して、どの枝を切り落とすかセンスが問われるところですね!実際にどんなものをかけるかイメージして枝の間隔や方向を決めるんでしょうか?
枝とはいえ、根本はけっこう大きくのこぎりで切り落とすのも大変そうでした。ノミの使い方もまだまだぎこちなく、見てるほうがハラハラしてました。
「なんでもかけ」は芦高祭でのみの販売となります。11/9(土)が販売日となります。他に実習で製作した作品の販売がありますので、ぜひお越しください。
ベンチも絶賛製作中です!(K)
体育館裏にヒガンバナが咲いています
別名「曼殊沙華」は、法華経に由来するそうですが、異名が多く1,000以上あるといわれています。有毒植物で、うっかり食べたりすると吐き気や下痢を起こしたり、死に至る場合もあるそうです。水田の畔(あぜ)や墓地に咲いているのも害獣等から荒らされないように植えたともいわれています。そういった理由があったんですね。来週は、いよいよ稲刈りです!なんか楽しみです!(K)
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E-mail
ashikita-h@pref.kumamoto.lg.jp
URL http://sh.higo.ed.jp/ashikita
学校からの緊急連絡(休校、授業打切り等)、各種連絡、資料・アンケート等について、学校・保護者間連絡システム「すぐーる」にて配信しております。
また、欠席・遅刻等についても本システムから連絡いただくことが可能になっております。