学校生活ブログ

合格者説明会が行われました。


本日は、合格者説明会が行われました。教務部、事務部、生徒指導部、保健体育部から入学に当たっての事前指導、その後、天草警察署からスマートホンのトラブル回避のためのお話をしていただきました。午後からは会場を移して入寮説明会が行われます。入学式まであと2週間、高校生になるという気持ちをしっかり高めておいてください!
 

修了式が行われました。

 平成28年度修了式が行われました!校長訓話では、1学期始業式に話をされた内容について振り返りながら、生徒たちの1年間の成長について話されました。
 あっという間の一年間だったように思いますが、生徒たちも様々なことにチャレンジしながら成長してくれました。4月からは新2年生、新3年生として後輩を受け入れることになります。立派な姿を見せられるように春休み中に準備してくれればと思います。
  

 修了式後には、教務部・進路指導部・生徒指導部からの連絡がありました。
  
 総務部からの連絡です!平成29年度の育友会総会は4月30日(日)に開催されることになりました。多くの保護者の皆様に参加していただければと思います。よろしくお願いいたします。

今年度最後の表彰式が行われました!

 平成28年度最後の表彰式が行われました!
 
 
 表彰者一覧は以下の通りです。
部活動・団体名大会・コンクール名他成績・賞年・科氏名
陸上部熊本県高等学校城南地区新人駅伝競走大会 第4位J2山下 七海
 M2B横山 晴香
 J2川本 汐音
 J2藤川 杏里
 J1池田 楓
国語科第38回熊本県高等学校小倉百人一首かるた競技大会第二部最優秀賞E2原田 怜
E2山下 勇馬
E2渡 優人
工業科第60回全国学芸サイエンスコンクール 旺文社赤尾好夫記念賞詩部門 高校生の部入選C1金子 暖
工業科全国工業高等学校長協会ジュニアマイスター顕彰認定証 シルバーC2松﨑 寛
 J2髙宗 咲恵
 J2田尻 純也
 J2福田 如月
 J2船辺 周斗
2学年1ヶ年皆勤賞代表M2B山崎 雄次
1ヶ年精勤賞代表C2松本 享
成績優秀賞代表E2原田 怜
資格取得優良賞代表M2A有田 海斗
漢字優秀賞代表M2A増田 雅
1学年1ヶ年皆勤賞代表E1泉 マリア
1ヶ年精勤賞代表M1A永野 海都
成績優秀賞代表C1蛭子本 志
資格取得優良賞代表M1B松下 龍哉
漢字優秀賞代表J1飽田 陽菜

 今年度もたくさんの生徒が表彰を受けることができました。生徒たちの頑張りの成果だと思います。来年度も引き続き様々なことに挑戦してくれればと思います!

3学期クラスマッチ!

 本日は、3学期のクラスマッチが行われました。昨日の時点では晴れ日程で行うよていでしたが、本日はあいにくの雨ということで2学期と同様雨天日程で行われました。生徒たちには外で競技をしたいという気持ちもあったとは思いますが、それぞれの競技で楽しんでいたようです。電気科棟では卓球、そして会議室では将棋、体育館ではミニバレーが行われまいた。みんな笑顔で競技に臨んでいたのが印象的でした(*^_^*)
 
 
 
 
 
 

自分はなぜ選ばれたんだろう・・・

司書の田中先生が、この3月末日をもって廃校になる河浦高校の図書館から182冊の本を貰って来られました。管理上必要と認められる物品や資料を他の機関に移したり管理区分を換えたりすることを、行政では「保管転換」という難しい言葉を使いますが、その作業をされたわけです。

廃校になる学校に残された図書は、引き取り手がなければ廃棄処分にされるわけですから、選ばれた本たちは本校の図書館で再び日の目を見ることになりきっと喜んでいることでしょう。

私、3月18日(土)からの3連休に読む本を借りに図書館に行ったついでに司書室に寄り、どのような本を貰って来られたのか説明を伺いました。数多(あまた)の本の背表紙を眺めていたら、本たちのつぶやきが聞こえてきそうでした。「自分はなぜ選ばれたんだろう・・・?」と。

そんなことを考えていたら、私自身も「黒潮」にも書いていたとおり終活とか断捨離とか称して一気に本を捨てることがあるわけですが、どうしても捨てきれない本が本棚に残ることがあり、その本たちの気持ちと通じるところがあるのでは・・・?と思えてきました。

何と、折も折、たまたま目にした3月20日(月)の熊日新聞読者文芸の短歌の欄の第2席にあった熊本市画図在住の女性による次の一首とその評が目に留まりました。

断捨離の書架に残りし書は我に残されし意味を問ひ続けをり

【評】捨てた本と残した本、その意味は何か・・・・・・。その意味はたぶん、作者の過去と現在と未来、つまり人生の時間にかかわるにちがいない。

「本の立場になって思いを詠んだこの一首、僅か3日前の幻聴と同じじゃない!」と思い、「最近の偶然って怖いよね!」と、とても不思議な気持ちになりながらこんな逸話も思い出しました。

はるか900年前、和歌の道に行き詰まった若い頃の藤原定家から「西行さま、どうすればうまい歌が詠めるのですか。私は西行さまのようなよい歌人になりたいのです」と問われた西行**が「定家殿、歌といっても別段コツがあるわけではございません。ただ思うまま、見たままを言葉に託す。それだけです」と諭したというものです。「残された本を見て自分自身もまさに感じたそのことを、この女性はそのまま言葉に託して歌にしている。自分は歌にしようとか思いもしなかったな・・・。こんなことでも歌になるんだ!」という思いで。

田中先生に伺ったところ、もう登録手続きは終わって貸出可能だということです。河浦高校図書館にあったどのような本が本校の書架で光が当たり、息を吹き返したのか、どうして自分は選ばれたんだろうと思っているのか、それらの答えを想像しながら背表紙を眺めてみるのもきっと楽しいことだと思います。図書館に足を運んでみませんか。 

なお、本だけでなくバーベルや指令台、得点板、卓球台などのスポーツ用品も貰ってきてあることを申し添えます。            

             【校長】

平安末期の大歌人藤原俊成の子。新古今和歌集の選者の一人として有名ですが、何より小倉百人一首を選んだ歌人として知られる。(97来ぬ人を)  

**鳥羽上皇に北面の武士として仕えるも、23歳の時に家庭と職を捨てて出家、西行と号し諸国を遊行。漂泊の歌人。(俗名:佐藤義清[のりきよ]86嘆けとて)