学校生活ブログ

十万山公園清掃活動


 3月12日(土)に本渡商工会議所女性会主催「十万山公園清掃活動」に本校ソフトテニス部・ボクシング部・水泳部の計35名の生徒が参加してきました。この清掃活動には、本校生徒の他に天草市職員・東京本渡会・本渡商工会議所女性会・地元企業の方など多数参加されました。
 今回の清掃活動の目的は「美しい天草を維持していくこと」であり、本校からも十万山公園を見ることができ、地元天草を清掃しようと部活動生が参加しました。
 十万山公園には、東京本渡会より桜の苗木や多くの公園設備を寄贈されています。桜も咲きはじめるこの季節、頂上からの景色は一段と素晴らしいものとなっています。

  

   


       最後に参加者全員で記念撮影

東日本大震災で被害にあわれた方々に弔意を表し黙祷を行いました。

 本日、6限目の授業開始時に各クラスで黙祷を行いました。
 5年前の3月11日に起こった東日本大震災の記憶を風化させないよう、また被害にあわれた方々への弔意を表しましょう、という内容のお話を教頭先生が放送で行われた後、1分間の黙祷を行いました。
 東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島各県の公立小中学校114校のうち、半数近くの51校で仮設校舎で授業を受けており、これは被災校の子どもの3割に当たる3,300人に当たると今朝の新聞で読みました。
 本校のキャッチフレーズの一つに「当たり前のことを当たり前に」というのがありますが、学校で当たり前のように授業を受けるということさえ叶わない児童生徒がこの日本の中にいることに想像を巡らせる必要があると改めて思ったところでした。
 校内の国旗掲揚台に掲げられた国旗、県旗、校旗も半旗にしてあります。

 

2年連続 全国工業高等学校長協会ジュニアマイスター顕彰学校表彰受賞

平成27年度ジュニアマイスター受賞者 78名(特別表彰:2名、ゴールド:20名、シルバー:56名)
平成26年度ジュニアマイスター受賞者 80名(特別表彰:4名、ゴールド:31名、シルバー:45名)
 
 下の写真は、ジュニアマイスター顕彰特別表彰制度にもとづき、「学校表彰」としていただいた表彰状および記念盾の写真です。

 この「学校表彰」はジュニアマイスター顕彰制度の前期申請および後期申請をもとに、認定委員会において申請者数や申請内容を精査し顕著な成果が認められた学校を特別に表彰するとあります。

 「学校表彰」は全国で30校承認されており、県内工業高校の5校がこの「学校表彰」に承認されておりました。熊本県はジュニアマイスター認定者数が全国で一番多く、776名が認定されています。その中で本校は78名が認定されていますので、県内の約10%の割合を占めていることになります。このことは、本校生徒がこの一年間で果たした成果であると思います。卒業生、在校生の皆さん、よく頑張りました。
 
 校長先生が『卒業までにジュニアマイスターシルバー以上を目標にして欲しい』とおしゃられています。3年連続の「学校表彰」を目標に、1・2年生の皆さん、多くの資格・検定試験に挑戦し、ジュニアマイスター顕彰受賞を目指して頑張ってください。

 

後期(一般)選抜が終了しました!

 昨日から行われていた後期(一般)選抜が終了しました。昨日は天気に恵まれましたが、本日はあいにくの雨となってしまいました。2日間にわたっての試験でしたが、受験生の皆さんが力を出し切ることができていれば幸いです。
  

 合格者発表は3月15日(火)9:00からです。

(3学年)各種表彰

 3月1日(火)に本校体育館で卒業式が行われました。前日は雪が降り非常に寒い中でしたが、3年生は、高校生活が終わる寂しさと新しい未来への期待を胸に、厳粛な面持ちで式に臨みました。
 さて、遅くなりましたが、2月29日(月)に実施しました表彰式の受賞者一覧を以下に載せておきます。

 クラス 氏 名 部活動
 専門高等学校等御下賜金記念優秀卒業生 情報技術科 中村  麗  
 全国情報技術教育研究会表彰 情報技術科 風本 康平  
 熊本県高等学校体育連盟表彰 機械科A組 鶴田 将之  ハンドボール部
 電 気 科 臼木 亨介  陸上競技部
 電 気 科 堀田 賢史ソフトテニス部
 電 気 科 益元 笙 ソフトボール部
 情報技術科 作田 祐也 水泳部
 熊本県高等学校野球連盟表彰 電 気 科 松本 将哉
 熊本県高等学校文化連盟表彰 機械科B組 福島 麻水 美術部
 情報技術科 山下 舞唯 吹奏楽部
 熊本県吹奏楽連盟功労賞 情報技術科 平山 結香
 熊本県高等学校教育研究会図書部会表彰 情報技術科 山﨑万梨乃
 熊本県高等学校保健会表彰 機械科A組 口脇 大輝
 情報技術科 橋口 弥侑
 全国工業高等学校長協会ジュニアマイスター顕彰 特別表彰 機械科A組 池﨑 大喜
 情報技術科 谷山 竜生
 ジュニアマイスターゴールド17名 ジュニアマイスターシルバー50名
 3ヶ年皆勤賞48名 3ヶ年精勤賞42名 1ヶ年皆勤賞40名 1ヶ年精勤賞19名
 学校長表彰 機械科A組 山浦 佳蓮 ソフトテニス部
 機械科B組 齊藤  誠 バレーボール部
 機械科B組 宮﨑元太郎 バドミントン部
 電 気 科 山下  迅 ソフトテニス部
 情報技術科 小林  麗 ソフトテニス部
 成績優秀賞 機械科B組 有馬  大
 井下 和貴
 齊藤  誠
 益田 賢優
 電 気 科 島﨑雄太郎
 益元 笙
 山本 祥太
 土 木 科 桑迫 勇希
 鶴野 拓実
 情報技術科 谷山 竜生
 中村  麗
 福田  翼
 漢字優秀賞73名
 熊本県がんばる高校生 機械科A組 鶴田 将之
 2015高校生フォトコンテスト優秀賞 土 木 科 山本 和亮
 第59回全国学芸サイエンスコンクール詩部門
 高校生の部 旺文社赤尾好夫記念賞入選
 土 木 科 小原 尚紀

 受賞者の皆さん、改めておめでとうございます。表彰の対象となった1~3年間の努力は、これから生きていくうえでの心の糧になるはずです。新しい世界での一層の精進を天工職員一同、大いに期待しています。                        3学年主任  原田 亜弥

春風や 闘志抱きて 球を追う

春風や 闘志抱きて 球を追う
校長 西 智博

 冬籠りをしていた虫が土から出てきて動き出す日とされる旧暦24節気の一つ啓蟄(けいちつ)、今年のカレンダーでは3月5日でした。当日は、南風(はえ)に掲揚台上の校旗も強くはためき、這い出してきた虫たちを歓迎するかのように朝から大変暖かい土曜日となりました。
 「今日も生徒たちは頑張っているかな?」と期待しながらグラウンドに向かっていると、若葉マークがついた外車が学校に入って来ました。左ハンドルの運転席の少年が金髪っぽかったので誰だろう?と何げに目を向けると、4日前に卒業したばかりの某君でした。駐車場の白線内に入れるのに何度も切り返しをして苦労していたので、「大丈夫?」と声をかけたら、「 クルマは兄のものです。部活で頑張る後輩を励ますために差し入れを 持って来ました 」とのこと。卒業しても後輩思いの優しい先輩です。


 グラウンドではソフトテニス部(女子(男子は遠征中だとか))、ソフトボール部、野球部が9時前から練習に汗を流していました。表題の句、もちろん、高浜虚子の「春風や 闘志抱きて 丘に立つ」のパロディ(本歌取り)で、懸命に球を追っている生徒たちの姿を見て思いついたわけです(^^;)
 野球部の清崎監督から、高野連が定めた対外練習の解禁日が3月8日と伺い、野球に限らず球技系のスポーツでは、高校総体に向けて「球春到来」といった感を深くしました。
 この時期、夏至に向けて日の出は1日に約1分ずつ早くなり、日没は逆に約1分ずつ遅くなることで、1日に約2分ずつ日が長くなっており(本渡の場合3月6日:日の出6時39分56秒、日没18時21分34秒、3月7日:日の出6時38分42秒、日没18時22分19秒)、このように日が長くなることは部活動生にとっては歓迎すべきことかもしれません。めくるめく陽気のせいか、私は日の光も一日一日、力強さを増しているように実感します。


 ところで、生徒の皆さんは物事を見るときに必要な3つの目、即ち「鳥の目、虫の目、魚の目」の話を聞いたことがありますか。主にビジネスの分野で使われている言葉で、成功をする、また成果をあげるためには、経営能力が高ければいいということではなく、多角的な視点である「3つの目」を持って物事を捉えることが大切である、という文脈で使われます。
 もちろん、「鳥の目」とは、高い位置から「マクロ的に全体を俯瞰(ふかん)しながら見回して見る」ということです。「虫の目」は、複眼です。つまり「近づいてさまざまな角度からミクロ的に物事を詳細に見る」ということです。そして「魚の目」、魚は目に見えない潮の流れや干潮・満潮を体全体で感じ取って泳いでいることから「流れ(トレンド)を見失うな」という意味になります。私、これら3つの目は、勉強を進めるうえでも大事であると普段から考えていますが、その話は別の機会に譲ることとし、啓蟄の日に「鳥の目」と「虫の目」をもって校内の春を探してみましたのでその報告をしたいと思います。5つほど見つけましたが、紙幅の関係で2つだけ思い出と共に紹介します。


 畑のあぜ道によく見られるオオイヌノフグリ、機械科実習棟の裏の運河沿いに水色の小さな花を咲かせていました。「フグリは命の源、そこからかな?それにしても、一体誰がこんな不名誉な名前をつけたんだろう!」と可憐な花に同情してしまいます。実は、この花を見ると40年前、高校2年の頃、同じクラスの女子と交わしたこんな強烈な会話の思い出も甦(よみがえ)ります。
 「クロム君、この花の名前知ってる?」と女子(コバルトさん)が聞いてきました。(当時、理系の我がクラスでは、出席番号を原子番号に置き換えたニックネームで呼び合っていました。私は出席番号24番だからクロミウ ム(Cr)、 略してクロムの名で呼ばれていたのです)「え、知らないの?それはね『大犬の・・・』ていうのよ!」 ウブな私は、「何?その・・・って?」と聞き返してしまいました。今思うと赤面ものです。「信頼」や「神聖」が花言葉であり、「瑠璃唐草(るりからぐさ)」とか「星の瞳(ほしのひとみ)」なんていうロマンチックな別名もあるそうですが、学問上の名前がその別名であればよかったのにと、早春を迎えこの花を目にする度に可哀想に思ってしまいます。 今ではフグリは死語かもしれませんが、命名の由来は、右の写真を見ると納得できますよね。これは花が咲き終わった時にできる逆ハート型の実です。
 実は、日本古来のイヌノフグリ(淡いピンク色の花の直径はオオイヌノフグリの1/3~1/4)がヨーロッパ原産のこのオオイヌノフグリに駆逐され、絶滅危惧種になっているとか知ったのはつい最近のことでした。


 中庭では、木蓮(もくれん)の木が、幾つかの花(花弁は必ず上を向いて咲き、夜には閉じる花の命は3~4日)がほころび始め、ほのかに良い香りが漂い、蕾(つぼみ)も一週間前に見たときよりも一層大きくなっていました。実は、「校庭の木々の蕾 に新たな命の息吹が感じられるこの佳き日 に・・・」で始まる卒業式の式辞は、この木蓮の蕾にヒントを得ながら認(したた)めたものです。
 木蓮の蕾は必ず北を向いているので、山などで方角を見失ったときに役立ち、別名「コンパスフラワー」と呼ばれていることや、「木蓮はお茶や柊(ひいらぎ)と共に約800年前に中国から伝わった植物で、平安時代に書かれた書物にも記録が残っている」といったことを数年前に、当時同勤していた農業高校の先生に教えてもらいました。この方、植物に限らずあらゆる事物にめちゃくちゃ詳しく、その博識ぶりを心からリスペクトしている先生(現在、文部科学省で本県出身の農業の教科調査官として御活躍中)です。
 校庭の木蓮の花、平成の初め頃は、4月当初、新しい年度の時間割を積み木で組んでいた頃に咲いていたと記憶しています。地球温暖化の影響でしょうか、およそ20年で1ヶ月も咲くのが早くなっていることに驚くばかりです。


【機械科】 研究授業を実施しました

 3月4日(金)5限目に、機械科1年A組において「機械工作」の研究授業が行われました。
内容は「非鉄金属」のうち「アルミニウム」についてでした。ICTを用いた授業では、生徒は材料の性質・用途・材料表記について学び、生徒間の討論と発表も行われました。 
    

挨拶運動(生活委員)

 「挨拶を行い、生徒一人一人が大きな声で挨拶ができる、明るい学校を作る。」ことを目的に、生活委員を中心に3月2日(水)~4日(金)の3日間、朝の挨拶運動を行いました。

 今後も定期的に活動していきたいと思います。

卒業式が行われました!

 第51回卒業証書授与式が行われました。多くの来賓の方々にもお越しいただき、たくさんのお祝いの言葉をいただきました。在校生の送辞では、卒業生に対する感謝の思いやエール、これからの決意を生徒会長の中山さんが伝えていました。また、卒業生の答辞では、旧生徒会長の宮﨑君が3年間の思い出や先生方、仲間達、そして保護者への感謝の気持ちを語りました。とても素晴らしい卒業式だったと思います。
 卒業生は、これから就職や進学と様々な道に進んで行きます。これからの道はきっと平坦な道ではないと思いますが、天草工業高校で学んだことを糧に頑張って欲しいと思います。
 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!!\(^0^)/
 
 
 
 

 
 
 
  
 
 
 
 
 

ジュニアマイスター取得者集合!!

平成27年度全国工業高等学校長協会ジュニアマイスター顕彰78名


 特別表彰: 2名  ゴールド:20名  シルバー:56名


 下の写真は、卒業式前日(2月29日)の表彰式後に、撮った記念写真です。
  (今年度の卒業生に加え、前年度に取得した生徒も一緒に写っています)
 ちなみに、この78人の在籍者数(583人)に対する割合は、約13%になります。全国では、工業系高校に学ぶ生徒約26万人の3%程度が認定されていますので、本校生のその割合は、全国に比べて4倍以上になり結構頑張っていると言えます。


 このジュニアーマイスター顕彰制度は、全国の工業系学科の高校生が、目的意識を持って意欲的に学習に取り組むように、資格・検定の合格を通して身につけた知識・技術・技能を積極的に評価しようと、取得した資格や競技会の成績などに点数をつけ、その合計点により 「(社)全国工業高等学校長協会」が表彰する
制度です。この協会がHP上に示した区分表による得点の合計が、30点以上であればジュニアマイスターシルバーの称号が、45点以上であればジュニアマイスターゴールドの称号が与えられ、60点以上又は特に優れた成果を有すると認められた場合には、特別表彰されます。


 本校では、校長先生が常々「『本校で何を学んだか』と問われたときに、それを示す1つになるから、天工生には卒業までにシルバー以上を目標にして欲しい」とおっしゃっています。この制度に対する企業や大学等からの認知度も高まってきていますので、受賞者は就職や進学に際して有利になることもあります。


 1、2年生の皆さん、計画を立てて資格に挑戦し、是非、受賞を目指してください!!