学校生活
交通安全教室
5月10日(金)は、水俣自動車学校様のご協力のもと、同校で交通安全教室が実施されました。
1限目は、座学「特定小型原動機付自転車」について学びました。
いわゆる「キックボード」と呼ばれるもので、都会では若者を中心に通勤・通学でも使用されている乗り物です。昨年の法改正に合わせて、最新の知識を教わりました。機種によっては免許はいらないのですが、ヘルメットの着用推奨等、細かなルールについて知ることができました。水俣ではまだあまり普及していませんが、かなりのスピードが出る乗り物なので、就職や進学で県外に出た場合は、乗る乗らないに関わらず、注意が必要です。
2限目も、座学「人間の能力」について学びました。
人間が持つ、「5感」を用いて、我々は交通社会の中で生きていることを例に挙げられ、 認知・判断・操作といった運転する上での、または歩行者としての人間の能力についてのお話がありました。
その後、筆記のテストがありました。「認知機能検査」という問題で、75歳以上の高齢ドライバーの方が受けられる高齢者講習の問題で、スライドに表示されたいろいろなものを、どれだけ記憶しているかというテストです。若い生徒たちにとっては、大変貴重な経験でした。
人間の視界についてのお話もありました。生徒も実際に指で「〇マーク」を作ったり、両腕を広げて視野を確認したりしていました。
3限目は、教習場に出て、夜間特性等の学習です。反射材や自転車灯火の有無、色による見え方の違い等について学びました。
最後は、生徒会副会長より、立派な謝辞がありました。そして、参加生徒一人ひとりに、水俣自動車学校様よりウエットティッシュと懐中電灯をいただきました。ありがとうございました。大切に使わせていただきます。
生徒諸君が、探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現するために、何よりも大事な生命を守るための交通安全教室を、水俣自動車学校様の温かいご指導のもと、本年も開催することができました。本当にありがとうございました。