日誌

芦高ブログ

もくもくふれ合い祭 ~ Cheer Chair Project ~  (林業科)

エコパーク水俣においてもくもくふれ合い祭が行われ、2年林業科が参加しました。このイベントは林業や木材の魅力を伝えるもので、丸太切り体験やかんながけ体験、伐木チャンピオンシップやチェーンソーアートの実演などがありました。

今回は、県の林務課や芦北町の建設業組合が主催となって木材利用拡大を推進するために地元の水俣高校建築科と芦北高校林業科の生徒たちで、地元材を使って、ベンチとプランターを作りました。建設業組合や工務店の方のご指導で作りましたが、みんな道具の使い方に慣れると協力して作っていました。

今回は、ベンチを20脚、プランターを35個作りました。Cheer Chair (感謝のイス)です。

みんなで思いを込めて作ることができました。

完成したベンチとプランターは、芦北、水俣の小学校に寄贈します。大切に使ってもらえたらうれしいです。

丸太は運ぶのが大変(林業科)

2年生の林業科が演習林実習に行きました。生徒達は、だいぶチェーンソーの扱いに慣れてきたようで、枝払いや玉切りを行っていました。実際に4m材として販売するため運ぶのですが、丸太はとても重いです。大きな丸太は林内運搬機を使って運びましたが、手で運ぶ場面もあって大変だったようです。

水俣病について学ぶ(2学年)

2年生が人権学習の一環で、水俣病学習フィールドワークに行きました。県の職員と地元ガイドの方と共に百間排水口や親水護岸などを見学し、語り部の方の講話を聞きました。人権問題、環境問題としてもとても大きく深い問題です。みんな真剣に話を聞いていました。

リフト移乗&入浴支援をやってみた(3年福祉科)

授業で移動用リフトと機械浴を使用しました会議・研修

移動用リフトとは、ベッド上から車いすへの移乗などの際に、介護が必要な方を持ち上げて移動する目的で使用されます。

  

思ったより安定しており、生徒は「声かけが大事だね」と感想を述べていましたグループ

 

機械浴とは、ストレッチャー浴とも呼ばれ、ストレッチャーに寝た状態で入浴ができます。

重度な障がいがあっても入浴でき、介護者の負担が軽減されます。

  

実習先で経験している生徒もいましたが、何回やっても緊張する様子でした。

それだけ、利用者様の安全を第一に考えて支援する必要があるということがわかりました1ツ星

高性能林業機械はすごい!(林業科)

今日は、水俣・芦北の林業研究グループより講師を招いて、高性能林業機械研修と間伐実習を行いました。これまで何度か間伐をしてきましたが、やはりプロの技術はすごかったようです。

これは伐採の様子です。伐採方向を確認した後、受口、追口を切っていきます。

伐採が終ったら、枝を払って、長さをそろえます。今回は、実際に販売するので4m10cmに印付けし、玉切りしていきました。丸太が大きいので荷重がどのようになっているのかを確認しながら慎重に切っていきます。

次は、高性能林業機械研修です。これはプロセッサと言って枝払いと玉切りを行う機械です。グラップルで樹木を掴むと、ローラーで移動させながら枝を落としていき、長さをそろえて切ることができます。

今回は、芦北地域振興局の職員も数名来られており、進路の話しもできたそうです。最後の代表生徒挨拶では、たくさんの学びを通して、進路について考えることができましたと力強い言葉がありました。

実践的に学ぶことができる演習林実習はいいですね!!!!。

農林業の鳥獣被害について考える(農業科 林業科)

農業科と林業科の2年生が「狩猟技術向上研修」を行いました。くまもと☆農家ハンターの稲葉さんと井上さんを招き、熊本県内でどのような鳥獣被害が発生しているかを確認しました。

その後は、農場に移動してシカやイノシシを捕獲するための「箱罠」や「くくり罠」の設置方法などについて学びました。

午後からは、実際に学校周辺の鳥獣被害を確認しました。学校からすぐ近くの田んぼでは、収穫間近の稲穂が食べられていました。

学校のみねさき果樹園に移動してみると、果樹が食害を受けていました。林業科のクヌギやセンダンの森はシカが角こすりなどをして樹皮が剥がれていました。

最後に箱罠を1基とくくり罠を2基、設置しました。農業科、林業科それぞれの立場で学ぶことがたくさんあったようです。これから定期的に確認していきましょう。

樹木について深く知る!(林業科)

芦北高校では、学校農業クラブの農業鑑定競技にも力を入れています。学期ごとに行われる定期考査でも、この農業鑑定競技を行います。今回は、林業科名物の「樹木鑑定」です。100種類近い樹木の中から50種類が出てくるのを答えるのです。葉の形や葉の付き方などで生徒達は覚えていきます。これだけの樹種が学校周辺にあるというのは、芦北町がいかに自然豊かな町であるかを感じさせてくれます。

 

福祉科の強み(福祉科)

福祉科1年生の介護実習が10月から始まるのを前に、

合同学習会『福祉科3年生から学ぼう!介護実習で生かせる支援のコツ』を行いました。

1年生は7月にも介護実習を行いました。さらに、2学期に入って授業を進める中で、「利用者様とコミュニケーションが続かない」「あのとき、どう支援したら良かったのか?」などと、自分たちの課題を見つけることができました。

その困った1年生を助けてくれたのが、3年間で53日間介護実習に取り組んだ3年生です1ツ星

その実習で得たノウハウを持て余すことなく披露し、1年生の疑問を解決してくれました。

  

  

3年生はとても教え方が上手で、質問にもしっかり答え、時には実演し、アドバイスを送っていました了解

何よりも3年生が一番楽しんでいて、イキイキとした目が印象的でしたにっこり

1年生はたくさんメモし解決のヒントを得たようで、実習前の不安が吹っ飛んだ様子でしたキラキラ

 

上級生が下級生に教える。そのために、自分たちで話し合い、考える。結果的に、互いに学びあいができる。

このスタイルが確立されていることこそが、芦高福祉科」の強みなのかもしれませんね3ツ星

   

ピース 新日本プロレスへお礼の挨拶に行きました

令和2年7月豪雨災害時に新日本プロレス団体より、本校並びに地域に多くの支援物資(タオルや帽子等)とお気持ちを届けていただきました。 

令和4年9月21日(水)にグランメッセ熊本にて大会(バーニング・スプリット)が開催され、当時のお礼をお伝えするためにご挨拶に伺いました。

代表して棚橋 弘至(たなはし ひろし)選手に直接お礼を伝えることができ、本校特産のマーマレードをお渡ししました。

「社会貢献を大切にしており、何かあればいつでもお知らせください」と嬉しい言葉を掛けていただきました。

試合前の貴重な時間にご対応いただき感謝いたします。

(写真は、マーマレードを持つ棚橋選手と本校校長)

 

小まめな観察が大切(林業科)

林業科3年生の課題研究「ホタル班」は学校横の乙千屋川の観察を定期的に行っています。この日は、なぜか川が濁っており、ホタルの餌となるカワニナの数も減っていました。上流に登ってみると、砂防ダムの工事をしていました。先日の台風による大雨で土砂が流れ込んだのかもしれません。工事自体は仕方ありませんが、このように上流の環境が河川環境に影響するということを再認識したようです。