2023年3月の記事一覧
南稜高校から室名表示板をいただきました!
春休み中の本日、朝早くから
南稜高校(https://sh.higo.ed.jp/nanryou/)の生徒と先生が
大きな荷物をもって八農に来てくださいました
校長室にお通しして
早速荷物の中身を確認した校長先生は大感激
荷物の中身は
八農の学科名などが書かれた立派な室名表示板でした
これらのプレートは
八農の農場にある更衣室用の室名表示板として
南稜高校の生徒のみなさんが作成してくださいました
これを直接手渡すために
人吉地域から八農まで
わざわざ届けに来てくれたのです
南稜高校には高性能のレーザー加工機があるそうで
それを使って
八農の学科名などを板に焼き入れ
丁寧にニス塗りを施し
写真のようなプレートをたくさん作ってくださいました
凄くカッコいいプレートにテンションが上がります
早々に農場の更衣室入り口などに取り付けて
生徒たちにもお披露目しなければ
南稜高校の生徒のみなさん
素敵なプレートをありがとうございました
先生、お世話になりました! ~ 転退任式 ~
春は別れの季節。
八農からも8人の先生方が退任・転任されることになり
本日は転退任式を行いました
退任・転任される先生方を見送るために在校生・先生はもちろんですが
卒業生も駆けつけてくれました
中には数年前の卒業生も来てくれており
退任・転任される先生方が
いかに慕われていたのかがうかがえます
退任・転任される先生方は
お一人ずつそれぞれの思いを
時には素直に
時には涙をこらえながら
時には笑いを交えながら
お話しくださいました。
中には歌のプレゼントをしてくれる先生も
生徒たちもしっかり話を聞いてくれており
先生たちの熱い思いはしっかりと八農生に伝わったようです
退任・転任される先生方のあいさつ後は
生徒代表が先生方に感謝をお伝えし
花束をプレゼントしました
式の最後は退任・転任される先生方と記念撮影しました
【 退任・転任される先生 と 生徒 】
【 退任・転任される先生 と 卒業生 】
【 退任・転任される先生 と 先生方 】
退任・転任される先生が退場される時には
全員で花道を作ってお見送りしました
拍手をする生徒。
手を振る生徒。
声をかける生徒。
先生とハイタッチする生徒。
先生と抱き合う生徒。
各生徒が思い思いの方法で、先生方をお見送りしました
最後の先生が体育館を退場されるまで
体育館は拍手があふれかえっていました
転退任式終了後、
しばらく休職される先生にもあいさつをいただき
花束をお渡ししました。
また戻ってこられるとはいえ寂しいですね
先生方の転勤等は毎年のことではありますが
やはり知っている先生方が八農からいなくなってしまうのは
寂しくてしかたありません
どの先生も
八農のため・八農生のために
一生懸命に尽力してくださったからこそ
これだけ寂しいという感情があふれてくるのでしょうね
先生方が4月からいらっしゃらないのは寂しいですが
先生方が守り築いてくださった八農をより発展できるよう
在校生・先生が一致団結し頑張ります
退任・転任された先生方
また八農に遊びに来てくださいね
入学の準備はできていますか? ~ 合格者説明会 ~
学生は小学生から大学生まで春休み期間中ですね
のんびり過ごす学生さんも多いと思いますが
入学を4月に控えた方々にとっては
色々な準備をする時期でもあります。
本日は八農でも
令和5年度入学予定の中学生の皆さんに対して
合格者説明会を行いました
ご覧の通りたくさんの入学予定生徒と保護者が
来てくださいましたよ
本日の合格者説明会では
八農に入学するにあたって必要な各種連絡や物品購入などが
約2時間にわたって行われました。
少し寒い体育館での説明会でしたが
入学前にしっかり準備ができるようにと
入学予定生徒も保護者も真剣に話を聞いてくださいました
きっと入学予定生徒たちは
新しい環境に対する
少しの不安と大きな期待にあふれていることでしょう
先輩と先生は新1年生の入学を心待ちにしていますし
全力でサポートしますので
4月には安心して登校してくださいね
八農全体で新入生を歓迎します
一年の締めくくり 『 修了式 』
本日は3学期最後の日であり
1年の締めくくりの日です。
まずは修了式に先駆けて表彰式が行われました。
今回は1年最後の表彰式のため
いつもの表彰に加えて
学業成績優秀賞や皆勤賞の表彰も行いました。
起立している生徒の皆さんが
学業成績優秀賞や皆勤賞の対象生徒です。
こんなにもたくさんの生徒が
1年を通して頑張っていたのですね
対象生徒がたくさんいたので
代表の生徒4名に登壇してもらい表彰状を授与しました
表彰式後はそのまま修了式を行いました
生徒の皆さんは今回も
校長先生の話を顔を上げて話をしっかり聞いてくれます。
非常に大切な姿勢ですよね
校長先生のお話は
今話題のWBC日本代表を例にあげ、
八農生も新しい学年になったときに
人への思いやりをもち
みんながそれぞれの目的をもち
一人一人が自分の役割を果たすことで
新しい八農をつくっていきましょう
と述べられました
さぁ、今年度は基本的にこれで終了です
明日からの春休み後に学校に出てくるときには
1つ上の学年に進級します
4月は新たな気持ちで
新たな目標の下
新たな役目を担えるように
八農生は春休み中に
新しい学年の準備をしておいてくださいね
家庭クラブ「針供養」
家庭クラブで「針供養」を行いました。
「針供養」とは、「使えなくなった針に、感謝の気持ちを込めて供養し、裁縫の上達を願う」行事です。本来は2月に行うものですが、今年は学年末に福祉家庭科の1,2年生全員(家庭クラブ員)で行いました。
やわらかい豆腐に折れた針や曲がった針を刺していきます・・・
みんな「被服が上手になりますように・・・」「検定、合格できますように。。」
と願いを込めることができたかな??
針を刺した豆腐はこんな風になりました。。↓
ものすごい針の数ですね。。
針を刺した豆腐は家庭クラブ役員が調理室横の地面を掘って埋めましたよ。
来年度もみんな被服製作が上達しますように!!
介護職員初任者研修修了式
1年間(合計130時間)の介護職員初任者研修を終え、その修了式がありました。
2年福祉家庭科の生徒全員が無事に受講を終え、修了書を受け取りました
以下、代表生徒のあいさつ文です。
「私は、介護職員初任者研修を受けて、相手のことを尊重して尊厳を守る介護を行うことや、その人らしく生活できるように支援していくことが大切だと知りました。そして、最初は身体的にも精神的にも大変な仕事だというイメージがあり介助のコツも分かりませんでした。しかし、動かすときにはボディメカニクスを利用することで利用者、介助者の両方に身体的負担が少ない介助を行うことができ、介護での自立は、介護を受けていても自己選択、自己決定ができることを言い、少し違うことを学びました。
また、視覚障害者や高齢者の体験などを通してどんな風に感じているのか、どこから声をかけるといいのかということの理解が深まったと思います。一人一人の価値観や考え方を否定することなく、ポジティブに捉えることを意識したいです。
私は、将来介護職に就きたいと思っています。だから、今まで習ったことを忘れず相手の気持ちを考えて行動し介護してくれて良かったと思って貰えるような介護職員になりたいと思います。」
八農「家庭科」では介護職員初任者研修を受けることができます。
高校生の時にこの資格を取得できる学校は数少なく、とても貴重です。
将来、この研修で学んだ福祉に対する理解は、必ずどこかの場面で生かされることでしょう。
皆さん、よく頑張りました!!資格取得、おめでとうございます!!
八代農業高校校内プロジェクト発表会
校内プロジェクト発表会が、体育館で行われました。
八代農業高校農業クラブ役員の進行のもと、開会、農業クラブ会長挨拶、成人代表挨拶(川邊教頭)、発表規準等
が行われました。
発表では、各学科より5つの代表が発表を行いました。
最後に、審査員を代表して農場長より講評があり、激励の言葉を頂きました。
どの発表も、日頃の授業で行っていることを題材にし、聞いている生徒達に分かりやすい発表でした。
発表者の皆さん、大変お疲れ様でした。
また、本校の農業クラブ役員の皆さん、発表会の準備から進行まで大変お疲れ様でした。
来年度の年次大会に向けて、選出された発表者の皆さんは、さらに良い発表になることを願っています。
介護の授業ってどんなことしているの? ~ 体位変換介助 ~
ブログを見返しながら気づいたこと。
介護関連の授業の紹介をまったくしていない
ということで
介護の授業の取材に行ってきました
この日の授業は「体位変換介助」
介護の授業を受けてきた2年生が
介護の授業を受けたことのない1年生に
介助方法を指導します
どうやら福祉家庭科の毎年恒例行事らしく
現2年生も1年生の時に先輩に指導いただいたのだとか
先生は基本的に見守っており
1年生の指導は2年生にお任せとのこと
いったいどんな授業になるのでしょうか
まずは2年生だけで打合せ。
指導の際の注意点を先生と共に最終確認していました。
確認が終わったら早速授業開始です
今日はよろしくお願いします
介助前は必ず手を洗って消毒し
爪が伸びていないかチェックします。
介護される方がケガしないように注意しましょう
次に事例問題の確認を行います。
鈴木友子さん(85歳)は、麻痺はありませんが、自分では寝返りをうつことができません。現在、仰臥位(仰向けに寝ている状態)で休んでおられます。左側に水平移動してから右側臥位(右側を下にし横向きに寝ている状態)にし、身体を安定させ、安楽な体位をつくってください。 |
自分のことなら何も考えずに
右側を下にして寝返りすればよいので簡単です。
でもそれを
自分でできない方に対して行うとなるとどうすればよいのでしょうか
なぜそうするのかを意識しながら
1年生は実習に取り組みました
さて以下では、ある班に注目して
「体位変換介助」はどのようなことをするのかを
ブログをご覧の皆さまもご確認ください
まずタオルケットを邪魔にならないように片づけて
枕をずらし、体も端に寄せ、足の位置も移動させます。
ここまでは体位変換の前準備です
肩と膝に手を添えたら 、グイっと体を横向きにします。
でもまだこれで終わりではありません
肩・腰・足の位置を楽な体制になるように調整して
最後にタオルケットを元に戻して終了です
ね、簡単でしょう
……ってなりませんね
今回は主な行動のみをご紹介しましたが
実際には他にも細かな作業や声かけが行われていました。
2年生にコッソリ見せてもらったプリントには
30項目くらいの作業ポイントが記載されていました
言葉にすれば「横向きにする」ってだけなのに
それを実際に誰かにしようとすると大変ですね
1年生は作業のポイントは理解できたのでしょうか
忘れないうちにメモを取る姿を見ることができました
では続いて1年生も実践しましょう
先輩に指導してもらいながら繰り返し練習あるのみ
最初は恐る恐るの覚束ない手元でしたが
5・6限の時間の間ひたすららこの作業を繰り返し
1年生も少しずつ体位変換が上手くなっていきました
どうやら2年生になったら実技テストがあるそうですから
今後も1年生は練習してくださいね
熊本で福祉に関する勉強ができる高校は珍しいです
八農は福祉がメインの学科こそありませんが
福祉家庭科と来年度始まる家庭科では
全員が介護に関する授業を受けます。
家庭科では介護以外にも
調理・被服に関する授業や
選択で保育に関する授業も受けることができます。
将来、まだ何をしたいか分からないと悩む中学生は
八農の家庭科も考えてみませんか
1年福祉家庭科「パン作り」
1Sフードデザインの授業で「パン作り」を行いました!!
生地をビニール袋の中に入れ、しっかりこねます。
こねこねこね・・・・こねこねこねこね・・・・
パンが美味しくなるように一生懸命がんばります
続いてオーブンを使って発酵させます。
八農の調理室には性能のいいオーブンレンジがありますよ!
二次発酵まで終わったら・・・いよいよパンの成形です。
中には何を入れるのかな??
中に入れる具材をアレンジして、いろいろな種類のパンを作ります。
パンの中には何を入れているのかな??
さあ、オーブンに入れて焼き始めます!!
できあがりが待ち遠しいですね
・・・・・・・
パンが焼けましたーーーーーーー
それぞれオリジナルのパンができてよかったですね!!!
笑い声が絶えない楽しい実習でした
教職員サッカーに出場しました!!
先日行われた教職員サッカーに出場してきました
八農代表選手はこちら。
大会までに3回ほど練習を行い、準備万端です
当日は2戦行い、一勝一敗の成績でした
八農の守護神のナイスセーブや先生方のスーパープレーがたくさんありましたよ
八農のベンチからは監督からの熱い応援も・・・・・
久しぶりの開催で、先生方の日頃の運動不足も解消されたのでは???
K先生からは走り込みが足りないとの厳しいご指摘が
来年は早めの始動になりそうですね
今回参加された先生方はもちろん、来年度はもっと多くの先生方の参加をお待ちしてます
柑橘類の出荷準備(園芸科学科 果樹専攻)
この記事で紹介するといっていた
園芸科学科『果樹専攻』の授業の様子をお送りします
この日、果樹専攻は農場の果樹園にいません
どこに行ったのかと探し回っていたら
作業部屋にいるのを発見
不知火を出荷するために
2年生はミカンの磨き作業中でした
今回磨いている不知火は
12月のこの記事で紹介したミカンのようです
しばらく寝かせて「追熟」させたミカンを
ついに出荷するために
ミカンを磨いて見栄え良くしているようです
商品は見た目も大切ですし
お客さんに手にとってももらえるように
ひたすら地道に磨きます
友達と話しながら
1つずつ磨いて、磨いて、ひたすら磨きます…
そのうち、無我の境地に行きつきそうですね(笑)
先は長そうですが、頑張ってください
一方、同じ作業部屋で1年生は2年生に見守られながら
ナツミカンの選別作業を行っていました
こちらも不知火同様
収穫後に追熟させていたものです。
ナツミカンを1つずつ取り上げると
重さによって M とか 2L とか 規格外 などと
写真の 計り が ナツミカンのサイズ を音声で教えてくれます。
便利な機械があるんですね
ところが作業をしている1年生は
機械がなくとも手にもった感じでナツミカンのサイズが分かるのだそう
職人技ですね
下写真の量のナツミカンを選別していれば
嫌でもナツミカンのサイズが分かってくるのかもですね
こちらの選別も時間がかかりそうですが
最後まで頑張ってくださいね
ミカン磨きは極端な話やらなくても出荷できます。
でも、消費者が少しでも喜んでくれるように
できる手間は惜しみません
八農産の農産物を見かけた際には
是非とも手に取っていただき
八農生の頑張りに思いをはせてくださると嬉しいです
花の鉢上げ&下葉処理(園芸科学科 草花専攻)
この記事で紹介するといっていた
園芸科学科『草花専攻』の授業の様子をお送りします
この日、草花専攻生徒はハウスで鉢上げ作業中でした
竹串をお箸のように器用に使って
小さな小さな花苗を育苗用ポットに植え替えていましたよ
作業の途中、先生がやってきて
鉢上げ中の花苗の名前をたづねますが
生徒は答えられずにタジタジです
なお、今回扱っていた花苗は
サルビア と マリーゴールド でした
鉢上げ作業が終了後は
サルネリア の 下葉処理 に向かいました
まずは先生にやり方を聞いてから
1年生も初めての下葉処理に取り掛かりました
ピンセットを使って取りにくい枯れた葉も取り除いていきます。
上手にできたかな
一方、2年生の先輩は慣れた手つきでスピーディに下葉処理していきます。
1年間培ってきた技術の差ですね
その後も着々と作業をみんなで仲良く進めていました
きれいなお花を皆様にお届けするために
草花専攻の生徒たちはこうやって
1つ1つの花鉢を丹精込めてお手入れしています
ところでサイネリアの後ろに
まだまだ花が咲いていない緑の鉢がたくさん並んでいました。
これは5月に販売予定のカーネーションの鉢ですね
5月の母の日に合わせて現在大切に育成中です。
校内で販売予定ですので
生徒の皆さんは是非とも購入を検討してくださいね
農業経営者激励会行われました
3月9日に本校で農業経営者激励会が行われました。
農業経営者激励会とは・・・?
農業経営及び農業関連産業を志す生徒を激励し研修を通して経営意識を高め今後の進路の参考にするために行う。
更に生徒が農業経営及び農業関連産業について学び、就農及び関連産業への就職意識高揚を図るために行います。
本校の2年園芸科学科9名と3月に卒業した2名を対象に行いました。
八代地域振興局の藤田様より・・・
熊本県の農業産出額はおよそ3400億円であり
全国5位を誇る農業県である。しかしながら
担い手不足などの問題もありながら、農業に魅力を感じ他産業からチャレンジする人も増えた。
これから思い描く事にチャレンジし、
光り輝く主役になってほしい!!
とエールを頂きました。
課題研究の取り組みとして
2年園芸科学科の藤本さんが
ナノバブル水を用いたシクラメンの生育調査について
の発表を行いました。
質疑応答では
「農家よりも学校現場の方が研究を行うことができる、
是非地域農業に貢献してほしい」
「ナノバブル水がシクラメンに有効であることで
品質は向上するが、管理の時間が従来よりも増えるのでは?」と経営の観点からの意見もありました。
「農家の先輩から後輩へ」
氷川町でい草農家をされている河野様から
〇一期一会を大切に人脈作りをすること
〇作業日誌をつけること
〇困った時は声を上げみんなに発信すること
〇日頃から考える癖をつけること
失敗を恐れずにチャレンジし
失敗した数だけ経験になり自信がつき成功が近づく
八代市で養蜂農家をされている西岡様より
養蜂農家の1年について
教えていただきました。
知らないことも多く有りとても勉強になりました。
春の訪れとともに蜂蜜を採取し青森や北海道まで巣箱を移動し
様々な蜂蜜を採取し、冬は奄美大島で冬を越すそうです。
講話の中でも先ほどの河野様と共通して
〇スケジュール管理をし、その日の気づきを記入すること
〇感覚よりもデータが大切
1年、2年、、、5年と積み重ねたものが自分の糧になる、今からでもできます!!
さて、2年生の皆さん
講話を聞いてどう考えましたか???
2年生は4月には3年生になりいよいよ進路実現に向けて本格的に動き出しますね。
夢の実現に向けて、今何をしなければならないのか、何が自分に必要なのか・・・
これまでのように、何か待つ自分では実現には至りません。
何事も主体的に、自分から発信し行動ができる3年生になってくださいね
今年の3月に卒業した
前田さん(左)鳥居さん(右)は
本校卒業後は
農業大学校や農業生産法人に進学、就農予定です。
是非地域に貢献できる農業人になってくれることを
願います
トマトの支柱立て(園芸科学科 野菜専攻)
この記事で紹介するといっていた
園芸科学科『野菜専攻』の授業の様子をお送りします
以前紹介した「トマト苗の鉢ずらし」のトマトは
既に定植が完了しており
花も咲き始めました
野菜の先生がおっしゃるには
非常に大きくて立派な花らしいです
成長していけば大きなトマトがなるはずですが
このままではトマト自身の重みで
地面をはうトマトになってしまいます
そうならないために本日の授業では
トマトの支柱立てを行いました
まずは座学で本日の作業説明を聞きます
実技教科とは言えいきなり作業を行うわけではありません。
その後、支柱をホイルローダーのショベルを使って運びました。
ハウスでもう一度作業を確認してから開始です
トラクターで運んできた支柱を
みんなで支柱を立てるところまで運びます。
時には慣れない1年生に先輩である2年生が指示を出しますよ
先生が支柱を立てる見本を生徒たちに見せた後に
指導いただきながら生徒も実践です
支柱を支える人は頭に気を付けてくださいね
作業を理解したら2人1組に分かれて支柱を立てていきます。
慣れている2年生は
1年生とペアになり支持を出しながら作業を進めていきました
ある程度支柱を立てたら、
重要な端の支柱を斜めに立てる作業を行いました
斜めにする理由は
端の支柱間にワイヤーを張るため
力がかかっても支柱を抜けにくくするためなのだそう
美味しいトマトを育てるためには
色々な作業をしないといけないのですね
今回のハウスのトマトは
早ければゴールデンウィーク前には収穫できるそうです
トマトと言えば夏のイメージですが
色々な手間をかけることによって
以前は食べることができなかった時期にも
美味しいトマトを食べることができるのですね
もちろん、その技術は簡単なものではありません
しかし、普段の授業で色々なことを学ぶことで
園芸科学科野菜専攻の生徒たちは
野菜を育てるスペシャリストに成長していきます
美味しい八農産トマトの収穫まで
今しばらくお待ちくださいませ
園芸科学科の授業 & ジャガイモの芽が出てきました!
園芸科学科(H科)の木曜5・6限は
全学年(現在は1・2年のみ)で
「総合実習」の授業が行われます
本日の授業では各専攻(野菜・果樹・草花)に分かれて
1・2年生合同で作業を行っていました
今回は各専攻ごとに記事を分けて
どのようなことをしていたのかをご紹介していきます
その前に…
農場を取材しながら歩いていたところ
先日ご紹介したジャガイモ が芽を出しているのを発見
そして先日ご紹介したイモの種類メークインとダンシャク以外にも
ホッカイコガネ、十勝コガネ、インカのめざめ、インカのひとみ、さやあかねと
色々な種類のジャガイモが植えられていました
収穫したら何にして食べましょうか
今から楽しみですね
令和4年度 専門学科のある高等学校との企画開発商品及び会員開発新商品発表会に参加!!
本日、令和4年度専門学科のある高等学校との企画開発商品及び会員開発新商品発表会がホテル熊本テルサで開催されました。
くまもと県南の学校を代表して、水俣高校と八代農業高校の生徒が参加し、発表を行いました。
開会式では、くまもと県南フードバレー推進協議会会長である木村副知事のご挨拶があり、その後、出席者紹介・事業説明、会員事業者挨拶及び商品紹介(試食)、専門学科のある高等学校の商品開発成果発表(試食)、最後に蒲島知事それぞれの商品についてアドバイスを頂きました。
八代農業高校の発表では、芦北高校、南稜高校と連携した商品開発について発表を行いました。
3月9日(木)、18:09からのTKUニュースで、新商品発表会の様子が放送されますので、ぜひご覧下さい。
(※放送された内容がTKUのホームページから見ることができます。)
くまもと県南フードバレーの関係者の皆様、本日は大変お世話になりました。
今後も、よろしくお願いいたします。
八農ジョブフェア(高校生と企業との意見交換会)
3年生はそれぞれの進路を決めて
卒業して行きました。
それに対して
1・2年生は卒業後の進路をどう考えているのでしょう
まだ決めてない…
何をしたいのか分からない…
と言う生徒も多いはず
そのような悩める1・2年生のために
高校生と企業との意見交換会を行いました
今回は様々な産業・職業の10企業の方々をお招きし
それぞれの仕事についての説明をしていただきました
八農生たちは前半・後半で
気になる2つの分野の説明を聞きました
今回お招きした講師の方々は
各企業の代表の方も多く
どのような思い・信条・理念で仕事に取り組んでいるのか
熱くパワフルに語ってくださいました
その様子に引き込まれた生徒たちも
話に聞き入り熱心にメモをとる姿が見られました
様々な業種10企業の方々にお話しいただきましたが
次のような共通する内容も多かった気がします
〇 好きなこと・やりたいことをやれば自然と身に付く
〇 仕事の中で自分が面白いと思ったことをやればよい
〇 人とのコミュニケーションは大切
〇 人が望むこと・喜ぶことを考え実践する
〇 新しいことにチャレンジすることを忘れない
〇 仕事がうまくいけば相手はもちろん自分も幸せ
人生の先輩ともいえる企業の方々の話を聞いて
八農生は何を思ったのでしょうか
今回の話を参考に
将来何をしたいのか
夢実現のためにどうしたらよいのか
今後しっかり考えてみてくださいね
もちろん先生たちは全力でサポートしていきます
サクラを楽しむのは人だけではないようです
先日ご紹介したカワヅザクラには
連日メジロやヒヨドリが花の蜜を求めてやってきます
写真の鳥はメジロです。
見ていてホッコリする春の風景ですね
既に葉桜となってきたカワヅザクラですが
もう少しだけ楽しめそうです
さて本日は、高校入試の合格発表日
中学生の皆さんのサクラは咲いたでしょうか
3年生が卒業してしまって
ちょっと寂しくなった八農。
新入生が入学してくることを心待ちにしております
最後のホームルーム
本日は3月1日、卒業式の日です
卒業式終了後
各教室に分かれて
最後のホームルームが行われました
渡り廊下から見る教室棟の風景も見納めですね
以下に各クラス最後のホームルームの様子をお届けします。
なお、保護者の方も多く写っているため
写真の解像度を下げて掲載しております。
ご了承ください。
園芸科学科(3H)
卒業証書を渡された生徒が一言ずつあいさつをしていた3H。
生徒にも泣かないといわれていた担任の先生が
こみ上げるものに耐え切れず涙を見せる場面も
何だかんだ言って
生徒たちにしっかり愛されていた担任の先生でした
食品科学科(3F)
大所帯の3Fは動画を見ながら大盛り上がり
3年間の思い出を振り返りながら
最後まで楽しそうに談笑していました。
ホームルーム終了後も担任の先生は
生徒から引っ張りだこのようでしたよ
農業工学科(3E)
6人とは思えないほど賑やかで笑いの絶えないクラス。
本日は担任の先生が一人一人の思い出をじっくりと語り
それを聞いた生徒たちの中には号泣する生徒も
少人数だからこそ生徒と先生含めたクラス全体の絆が
深まった3Eでした
福祉家庭科(3S)
卒業式は保護者にとっても一つの区切りの時。
3Sの生徒たちは保護者に
日ごろの感謝の言葉をつづった「感謝状」を手渡していました
保護者のありがたみを改めて知り
思わず泣いてしまう生徒も
今後は生徒の皆さんが
保護者に恩返しをしていく番ですね
本日以降3年生は
八農の校舎に制服を着て登校することはありません
最後の登校はいかがだったでしょうか
3年生はスタートから苦難の連続でした。
新型コロナウイルス感染症のため
入学早々1か月の臨時休校から始まった1年生。
その後も各種イベントの中止や縮小など
当たり前にできていたことができなかった学年です。
高校の大切な思い出となる修学旅行も中止でした
3年間を振り返ると
辛かったこと、苦しかったこと、悔しかったことが
たくさんあったことでしょう。
それでも
できることをできる範囲で頑張ってきた生徒たち。
くじけることなく努力し続け
気付けば立派に成長し
本日ついに巣立っていきます
大変な高校生活を無事終えた八農卒業生ならば
きっと今後
どんな苦難があろうとも
乗り越えていけるに違いありません
それぞれの選んだ道で
活躍してくれることを信じています
卒業生の行く先に幸多からんことを
卒業おめでとう