介護の授業ってどんなことしているの? ~ 体位変換介助 ~

ブログを見返しながら気づいたこと。

介護関連の授業の紹介をまったくしていない汗・焦る

ということで

介護の授業の取材に行ってきました急ぎ

 

この日の授業は「体位変換介助会議・研修

介護の授業を受けてきた2年生

介護の授業を受けたことのない1年生

介助方法を指導します?!

どうやら福祉家庭科の毎年恒例行事らしく

現2年生も1年生の時に先輩に指導いただいたのだとか驚く・ビックリ

先生は基本的に見守っており

1年生の指導は2年生にお任せとのこと驚く・ビックリ

いったいどんな授業になるのでしょうか?!

 

まずは2年生だけで打合せ。

指導の際の注意点を先生と共に最終確認していました。

確認が終わったら早速授業開始です!

今日はよろしくお願いしますグループ

介助前は必ず手を洗って消毒し

爪が伸びていないかチェックします。

介護される方がケガしないように注意しましょうピース

 

次に事例問題の確認を行います。

 

鈴木友子さん(85歳)は、麻痺はありませんが、自分では寝返りをうつことができません。現在、仰臥位(仰向けに寝ている状態)で休んでおられます。左側に水平移動してから右側臥位(右側を下にし横向きに寝ている状態)にし、身体を安定させ、安楽な体位をつくってください。

自分のことなら何も考えずに

右側を下にして寝返りすればよいので簡単です。

でもそれを

自分でできない方に対して行うとなるとどうすればよいのでしょうか?

なぜそうするのか?を意識しながら

1年生は実習に取り組みましたにっこり

 

さて以下では、ある班に注目して

体位変換介助」はどのようなことをするのかを

ブログをご覧の皆さまもご確認くださいにっこり

 

まずタオルケットを邪魔にならないように片づけて

枕をずらし、体も端に寄せ、足の位置も移動させます。

  

ここまでは体位変換の前準備ですひらめき

肩と膝に手を添えたら 、グイっと体を横向きにします。

でもまだこれで終わりではありません?!

 

肩・腰・足の位置を楽な体制になるように調整して

  

最後にタオルケットを元に戻して終了です興奮・ヤッター!

ね、簡単でしょう?

……ってなりませんね苦笑い

今回は主な行動のみをご紹介しましたが

実際には他にも細かな作業や声かけが行われていました。

2年生にコッソリ見せてもらったプリントには

30項目くらいの作業ポイントが記載されていました戸惑う・えっ

言葉にすれば「横向きにする」ってだけなのに

それを実際に誰かにしようとすると大変ですね汗・焦る

 

1年生は作業のポイントは理解できたのでしょうか?

忘れないうちにメモを取る姿見ることができました鉛筆

では続いて1年生も実践しましょう!

先輩に指導してもらいながら繰り返し練習あるのみ興奮・ヤッター!

 

 

 

最初は恐る恐るの覚束ない手元でしたが

5・6限の時間の間ひたすららこの作業を繰り返し

1年生も少しずつ体位変換が上手くなっていきました花丸

どうやら2年生になったら実技テストがあるそうですから

今後も1年生は練習してくださいねニヒヒ

 

 

熊本で福祉に関する勉強ができる高校は珍しいです鉛筆

八農は福祉がメインの学科こそありませんが

福祉家庭科と来年度始まる家庭科では

全員が介護に関する授業を受けます

家庭科では介護以外にも

調理被服に関する授業や

選択で保育に関する授業も受けることができます。

将来、まだ何をしたいか分からないと悩む中学生は

八農の家庭科も考えてみませんか?興奮・ヤッター!