学校生活
【建築科】測量のプロになろう!水準測量に挑戦!
建築科では、入学して約2ヶ月の1年生が、もう現場のプロみたいに頼もしくなってきました! 今日は、建物や土地の高さを正確に測る「水準測量」という、とっても大切な技術にチャレンジした様子をお届けします。
現場で役立つ「3つのかく」と、測量の基本!
実習の前に、建築のプロが大切にしている「現場の3かく」(字をかく、汗かく、恥かく)という言葉を学びました。「これは、建築現場で働く上で、絶対知っておいてほしい心構えなんだよ!」と先生。みんな真剣な表情で聞き入っていました。
それから、今まで学んだ「平板測量」という測量の復習をして、いよいよ新しい「水準測量」の世界へ! 「どうして高さを測るの?」「どんな道具を使うの?」といった、測量の目的や専門用語を、一つひとつ丁寧に学んでいきました。
オートレベルと箱尺で、いざ実践!
さあ、いよいよ実習スタート! 今回使うのは「オートレベル」という、カメラのような形の器械と、「箱尺」という大きなものさしです。オートレベルのセットアップは、前回の実習で慣れているから、なんと1分もかからずに完了! みんなのチームワークもバッチリです。箱尺の目盛りを読む練習も、クラスメイトと協力しながら真剣に取り組みました。
体育館で高さ測量!そして、なぜ?を考える時間
場所を体育館に移して、1階の床から階段の段差を測りながら、3階の床までの高さを測量していきました。慎重に、一つひとつの数字を読み取っていきます。実習棟に戻って、測った結果をみんなで集計! すると、「あれ? 行きと帰りで約5cmもずれちゃった!」という結果に。でも、ここで終わりではありません。建築科では、「失敗」で終わらせないのがカッコいいところ!「なんで誤差が出たんだろう?」と、クラスメイト全員で大ディスカッション! 「寸法の読み間違いがあったからかな?」「器械のセットもっと慎重にすればよかった?」など、色々な意見が飛び交いました。この「なぜ?」を考えることで、次の実習ではもっと上手にできるようになるヒントが見つかったんです。
挑戦と学びを繰り返して、未来の建築家へ!
ただ測るだけじゃない。「やってみる(トライ)」→「失敗から学ぶ(エラー)」→「原因を考える(検証)」このくり返しこそが、現場で本当に必要とされる建築家になるための大切なステップなんです。
建築科の1年生は、この水準測量実習を通して、未来の建築家として大切な一歩を力強く踏み出しています! みんなも、建築の奥深さに触れてみませんか?
【半導体情報科】電気実習「直列抵抗器(倍率器)の実験」
5月27日(火)午前、半導体情報科1年生の実習を行いました。
今回は前回の「オームの法則」に引き続き電気系の実習「直列抵抗器(倍率器)の実験」です。
前回の実習で使用した「直流電圧計」について学習し、電圧計の内部抵抗の測定方法、電圧計に直列に抵抗を接続し測定範囲を拡大する方法を学びました。
実際に、配線し電気を流した後、真剣に計器と向かいあって計測していました。(残念ながら値を読み間違えてやりなおしてましたが、、、それも実習の楽しいところ)
最後に測定した値と最初に学んだ理論値を比べて、電圧計の誤差についても学びました。
【探究活動】2学年「総合的な探究の時間」風景街道
5月26日(月)6限目、2年生の総合的な探究の時間で今年度新たに取り組む「風景街道」について、熊本大学の田中先生と関係者の方々に来ていただきワークショップをしました。
道とは何か、その機能についてお話していただき、その後「水俣らしい道」にあってほしい風景についてワークショップを行いました。
大学生の方たちにリードしてもらいながら、「自分の好きな風景」や「こんなものがあったらいいな」など、各々思いついたことを広用紙に記入し、水俣の良さを再発見したり今後の課題について考えたりする時間となりました。
今後は地域資源を活用したまちづくりを「道」をキーワードに探究していきます。
今後の続報をお楽しみに!
【サッカー部】高校総体1回戦、善戦するも惜敗!
いつも温かい応援ありがとうございます。5月25日(日)に山鹿カルチャーグラウンドで高校総体サッカー競技1回戦、城北高校との試合が行われました。
序盤は、事前に立てた「失点しない」という作戦通り、選手たちは集中力を切らさずに堅い守りを見せてくれました。
得点のチャンスも何度か作りましたが、惜しくもゴールを奪うことはできませんでした。
前半は、PKによる1失点のみに抑え、0-1で折り返しました。
後半は、同点、そして逆転を目指して果敢に攻めに出ましたが、中々得点に結びつかず、逆に、攻め急いだところをカウンターから失点してしまい、最終的に0-4で敗れる結果となりました。
結果は敗戦となりましたが、この試合は、この1年間でチームが一番輝いていた試合だったと言えるでしょう。ピッチで戦う選手はもちろん、ベンチから声を枯らして応援するメンバー、スタンドで熱い応援を送ってくれた生徒、全員が一丸となって戦い抜きました。
この悔しさを胸に、10月に控えている選手権では、ベスト8を目標に、新チームとして練習に励みます。
【弓道部・九州大会出場決定】令和7年度高校総体(個人戦)結果報告
5月24日(土)八代市弓道場
個人戦
女子個人予選:2−1谷口・2−4宮下 予選通過
男子個人予選:2−3濱崎 予選通過
女子個人準決勝:谷口 宮下 決勝進出
男子個人準決勝:濱崎 準決勝敗退
女子個人決勝:谷口 ✕ → 遠近競射の結果敗退
宮下 〇✕ → 遠近競射の結果3位(九州総体出場決定)
インターハイをかけた大事な県高校総体が個人戦のみ先行開催で開催されました。生徒たちにとっては団体でのインターハイ出場という目標を達成するための前哨戦となる大切な大会になります。予選を女子2人、男子1人が通過し、準決勝を女子2人が皆中で通過しました。決勝では2人とも思ったような結果とはいきませんでしたが、それでも2-4宮下さんが3位入賞し沖縄県で行われる九州総体の出場権を手にすることができました。
来週は水俣高校弓道部としての目標であるインターハイ団体出場をかけた高校総体(団体戦)が行われます。気を引き締めて来週ものぞんでいきますので応援よろしくおねがいします。
文責:顧問・松下