学校生活
環境アカデミア・研究体験プログラムにチャレンジ!!
25日、水俣環境アカデミア中高生研究活動支援事業「研究体験プログラム」が開かれて、本校からも4名の生徒が参加しました。
まず、九州大学大学院システム情報科学研究院で味覚・嗅覚センサーを研究されている矢田部先生より、基本的な味覚と嗅覚の概要、味覚・嗅覚センサを用いて地域別・食品別の比較を数値化することで生まれるビジネスへの応用例、そしてセンサの基本的な仕組みを受講しました。途中、それぞれの味覚を知覚する舌の部分があるという考えが誤っているという(担当者にとって青天の霹靂でした)ことや、嗅覚センサの仕組みの中で抗原抗体反応についての仕組みも説明され、コロナワクチンの仕組みも併せて学べたりと、好奇心が刺激される内容でした。
その後、福岡工業大学工学部電子情報工学部より巫(う)先生に指導のバトンが渡されて、実際に教育用味覚センサを作製し、その味覚センサ(塩味)を使ってサンプル測定を行いました。(味覚を測定するためには電位差を利用するそうです。)
受講後の生徒の感想では、「仕組みなど内容に難しい面もあったが実験を通じて理解に繋がった。」「楽しくためになった。」などが聞かれました。
これから約3ヶ月間、各自でテーマを設定して研究を続けていく予定です。目指せ、将来の研究者!
【カヌー部】熊本県新人大会で女子チーム二冠!
18・19日、菊池市の龍門ダムにて熊本県高等学校カヌー競技新人大会が開催されました。
男子は1年生だけの出場でしたが、カヤックペアで3位に入賞するなど健闘も光りました。
女子は、中村さんがカヤックシングルと濵田さんと出場したカヤックペアでも優勝し2冠に輝きました。
今大会8位以内の選手は10月末の九州大会への出場権を獲得しています。九州大会でも頑張れ 水高生!
【男子カヤックシングル】7位:佐々木さん(1年・普通科・水俣一中)
【男子カナディアンシングル】5位:天野さん(1年・電建科・緑東中)、6位:稲葉さん(1年・普通科・水俣一中)
【男子カヤックペア】3位:佐々木さん・藤原さん(1年・機械科・佐敷中)組、4位:谷口さん(1年・普通科・佐敷中)・山口さん(1年・普通科・袋中)組、7位:野崎さん(1年・電建科・津奈木中)・長濵愁汰さん(1年・商業科・津奈木中)
【男子カナディアンペア】4位:柳川さん(1年・普通科・佐敷中)・吉田さん(1年・機械科・袋中)組
【女子カヤックシングル】優勝:中村さん(2年・普通科・緑東中)、6位:濵田さん(1年・普通科・津奈木中)、7位:嶋田さん(1年・普通科・袋中)
【女子カヤックペア】優勝:中村さん・濵田さん組
【探究・講演会】ゴミ問題 水俣基準を世界へ!
本日、UNEP(国連環境計画)の本多俊一先生をお招き(オンライン)して、「水俣病を踏まえたSDGs」について講演会を開催しました。
およそ65年前に起こった経済活動によって人間の命と美しい自然が犠牲になった水俣。再生に向け市民を一つにつなぐもやい直し運動や、水俣病患者と関わった本多先生自身の話を交えながら、環境首都・SDGs未来都市へと歩んできた水俣の取り組み。現在は21分別が当然のものとして定着し、水銀に関する水俣条約も発行され、ようやく世界中で環境への意識が高まりつつある中、環境に関しては「水俣にはすべてがある」、と講演会は始まりました。
しかし、一方世界へ目を向けると・・・ 分別のされていないゴミ処理場でハゲタカと人間とブルドーザーが一緒にゴミを漁っている映像が流されると、生徒の表情が一変しました。
地球の人口はおよそ78億人。その多くはゴミ分別する社会的システムや分別そのものの概念もない国や地域で暮らす人であること。社会の底辺にいる貧しい人々が日々の生活費を得るために危険と隣り合わせで暮らしている姿や、地球上の870万種のなかで人間だけが、自然の共に生きなくなったこと。正直でなくなったこと。日本や水俣のようにゴミ分別が定着している国は少数派であること等のデータが紹介されました。
日本や先進国諸国ではマイクロプラスチックの問題が話題になっており、水俣高校ではプラスチックゴミ削減運動を進めています。しかし、世界中の全ゴミに閉めるプラスチックゴミの割合は1%程度だそうです。この高い意識を持ち「正直に生き」ている水高生が、「ゴミ分別を世界中に広げる」主体者に成りえること。本多先生のメッセージを受け取って、生徒の皆さんはどう感じたのでしょうか。
熊本県教育広報誌「ばとん・ぱす」
●ばとん・ぱすvol.60はこちら。
【機械科】いのしか日記 Vol.09 就職試験!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
9月16日(木)から3年生の仲間たちが就職試験へと向かいました!夏休みに入る前から多くの先生方に面接練習や、作文のご指導をして頂き本当に感謝しています。全員が第1希望の企業に内定をもらうことが、お世話になった先生方への恩返しだと思っています。練習の成果を出し切れるように頑張ります!!
9月17日(金)は、今後の作業を効率よくするために作業スペースと工具類の整理整頓を行いました。整理整頓が終わり、残った時間で発表練習と動画撮影をしました。作業もしやすくなったので24日(金)から作業スピードを上げて頑張ります!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「家族や友人、先生方だけではなく地域の方々も応援してくれています。絶対内定をもらってきます!!」
陸上競技部 9月17~19日 大会
9月17~19日に令和3年度全九州高等学校体育大会第39回全九州高等学校新人陸上競技大会熊本県予選大会がえがお健康スタジアムで行われました。
練習もままならない中、多くの水俣高校の選手が自己ベストを更新する結果でした。
8位入賞した選手は以下の通り
男子
100m
5位:岩﨑 拓真さん(1年機械科)
110H
3位:松本 蒼汰さん(2年普通科)
走幅跳
5位:塩平 健太さん(1年普通科)
三段跳
8位:山下 訊さん(1年機械科)
やり投げ
1位:松本 蒼汰さん(2年普通科) 7位:遠山 湊斗さん(1年機械科)
4×100m ※左から走順
3位:松本 蒼汰さん(2年普通科)岩﨑 拓真さん(1年機械科)糸瀬 風雅さん(2年普通科)塩平 健太さん(1年普通科)
女子
100m
8位:齊藤 里歩さん(2年普通科)
100H
5位:大川 奏さん(2年普通科)
三段跳
2位:大川 奏さん(2年普通科) 4位:大川 一葉さん(2年普通科)
やり投げ
6位:川本 凜さん(2年機械科)
三段跳:2位 大川 奏さん(2年普通科)
110H :3位 やり投げ :1位 松本 蒼汰さん(2年普通科)
4×100m:3位 左から順に松本 蒼汰さん(2年普通科)岩﨑 拓真さん(1年機械科)糸瀬 風雅さん(2年普通科)塩平 健太さん(1年普通科)
【建築コース】1年生レーザー加工機実習
今年から建築コースでは新しい実習が加わりました。レーザー加工機を用いて、名札製作です。名札は、今後現場見学やインターンシップの際に着用する予定です。
まず先週の実習で加工機のソフトの使用方法を学び、パソコン上にデザインを入力していきます。1年生それぞれがデザインを考え、それをプレゼンし、1番評価が高かったデザインを採用しました。
今日はその決めたデザインにそれぞれの名前を入力し実際にレーザー加工を行います。ちなみに名札は、桜の木です。少しピンクがかっていてとてもいい感じです。レーザー加工中は火災などの可能性があり危険ですので、機械から目が離せません。光が強いため、専用のゴーグルを使用しています。レーザー加工後は、やすり掛けをして角を丸くし、専用の金物を背面に取り付け、完成です。おそらくこの実習は県内初の取組みです。今後この名札を着用した、現場見学を企画します。
*建築コースでは製作物を作るだけでなく、デザインを考えたりそれをプレゼンしたりと、主体的、対話的で深い学びの実践をしています。
【建築コース】【WCP】Wood connect project(ウッド コネクト プロジェクト)
建築コース3年生が水俣環境アカデミアのご支援、水俣市建具組合のものづくりマイスターの技術指導を受け、水俣市新庁舎のキッズコーナーに設置される木工製品を製作し完成させました。製作するものの企画、計画、設計から携わりました。県産杉の集成材で製作し、子どもたちが使うことを想定し、本棚やおもちゃ箱入れ、キッズテーブルの寸法や角を丸くすることなど工夫を凝らしたものになっています。本棚の天板には畳をのせる予定で見守る大人の方が座れる設計になっています。職人さんからのアドバイスはとても勉強になりました。
新庁舎でのお披露目と子どもたちが喜んで使ってくれることを楽しみにしています。
*建築コースでは、地域貢献活動を通して建築技術向上を図っています。地域の方々と関わることで、高校時代から社会経験を積むことができます。
【機械科】いのしか日記 Vol.08 組み立て工程の動画撮影!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
9月10日(金)は、組み立て行程の動画を撮影しました。毎年、県の工業高校が集まって発表会が行われており、今年の水俣高校は機械科が代表として発表するので、その発表会用の動画です。夏休み中は就職試験に向けて勉強を行っていたため、約1ヶ月ぶりの組み立て作業でした。久しぶりの作業で忘れている部分もありましたが、丁寧に工程を確認し合い、無事に組み立ての撮影を終えることが出来ました。これからは製作と発表の練習を並行して行わなければならないので、より忙しくなりますが、最優秀賞を取れるよう頑張ります!!応援お願いします!!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「みんなと確認し合いながらだったので、ミスなく組み立てられました。9月16日から就職試験が始まります。第1希望の企業に内定をもらえるよう頑張ります!」
【3年生】進路激励会!
9月16日から始まる高校生向け就職試験を間近に控えた就職希望の3年生に向けて、激励会が開かれました。
学校長からの覚悟を決める大切さなどのメッセージを聞いて、全員引き締まった表情をしていました。試験まであと少しです。様々な先生方と面接練習をする中で、自分をもっと深く見つめ直し、自分を最も表現できる言葉を紡ぎ出して欲しいものです。
頑張れ、3年生!
「ファイト! 闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう ファイト! 冷たい水の中を 震えながらのぼっていけ」
中島みゆき「ファイト!」より
【SDGs】 市民講座に参加してみた♪
4日(土)、水俣環境アカデミアにて市民講座「自動車産業から見た地球環境への対応」(講師:UTモビリティサービス モビリティサービス事業部企画推進室室長 江島正明氏)が実施されました。県内の昨今のコロナ感染症拡大を受け、機械科2・3年生の24名が本校視聴覚室にてオンライン受講することになりました。
講義は主にこれまでの自動車産業の変遷と、カーボンニュートラルについての概要及び水素自動車の紹介といった自動車産業界におけるSDGsの取組み、そして水俣市で今後導入されるMaaS(Mobility as a Service「サービスとしての移動」)についてでした。
地球温暖化が深刻化する中、従来の省エネ技術の発展だけでなく新しい動力源を開発しなければならない現況についてなどは生徒たちも真剣に聞き入っており、質疑の時間には活発に質問していたようです。
終了後、CO2削減のない水素自動車「MIRAI」の展示もあり、機械科の生徒らしくエンジンルームの内部など食い入るように眺めていました。
【機械科】水中ロボコン優勝とベストプレゼンテーション賞受賞
水俣高校機械科3年生の有志3名が、日本で最大の水中ロボットの祭典である水中ロボットコンベンションin JAMSTEC 2021のジュニア部門に出場しました。コロナ前は20チーム近くの参加がありましたが、今年もコロナ禍で部活動中止が相次いで辞退する学校が多く、全国の高専、高校、中学校から8校の参加でした。
去年に引き続き動画と質疑応答によるリモートでの大会です。動画の内容は「JAMSTECで大会が開かれる場合に行おうと思っていた戦略」を5分以内にまとめて発表しなさい、というものです。
水中ロボットの難しさは、以下のとおりです。水は電気を流しますので水の中に回路を入れるとショート(短絡)して燃えます。防ぐためには水が入らないようOリングなどで水密にしなければなりません。空気に比べ水の抵抗が大きいので、速度を上げるためには流線型や球形にするなど形状に気を使います。泳ぐ機体では浮力と重力のバランスをとって浮きもしない沈みもしない「中性浮力」にする必要があります。このバランスが1g単位で取らないと行けないのでかなり大変です。今回の水俣高校の機体は、床面走行なのでタイヤが空転しないように浮力を減らして重力を増やす必要がありました。
今年は、水中床面走行により昨年比4倍速、缶を一気に6個回収など、箱を廃止して浮力を減らす、スイッチでの操縦など、この大会史上初の機能を持った、勝つためのロボットを設計して製作を進めてきました。
コロナ禍で大雨などで思ったように活動できませんでしたが、3次元CADや3Dプリンタを駆使して、なんとか締切り前日に最速の水陸両用ロボットを完成させることができました。
事前に提出していた動画が無事再生されました。そして5分間の質疑応答では、緊張のあまり顔を青ざめながら、東京大学や東京海洋大学や海洋研究開発機構の水中ロボット研究者の先生方から質問されましたが、なんとか答えることができました。写真は緊張の質疑応答です。終わったあとはほっとした表情が見られました。
翌日の講評では缶の回収機構や、戦略面の説明と機体の設計思想と実証実験の完成度、それと「赤い機体」が高い評価を得ることが出来ました。
その後表彰式が行われました。Best Presentation賞は出場チームの選手だけでなく一般の見学者からも投票された結果です。ドキドキしましたが、水俣高校が選ばれて大喜びしました。
続いて機体を支給されていないチームの中で、選ばれる特別奨励賞は、神奈川県立磯子工業高校でした。
準優勝の発表の時は「今年も準優勝か?」と複雑な気持ちで見守りました。
結果は神奈川県の慶應義塾湘南藤沢高等部でした。
残るは優勝です。「優勝は・・・」というこの間がドキドキします。
「水俣高校機械科工作部です!」と発表されました。
初挑戦から4年目でやっと日本一となることが出来ました。これまで参加した先輩の思いなどを含めて、生徒も卒業生も指導職員も心が震えました。結果は以下にあります。
http://jam21.underwaterrobonet.org/junior/
これからも、水俣高校機械科はものづくりを楽しむために学習をがんばります。応援して下さった皆様、ありがとうございました。
【美術部】R4年度県民体育祭シンボルマークに♪
令和4年9月17日(土)~18日(日)に開催される、第77回熊本県民体育祭水俣市・葦北郡大会をテーマとしたスローガン及びシンボルマークについて、応募総数86点(シンボルマークの部)の中から、本校美術部の島田有里沙さん(3年普通科)の作品が見事最優秀賞を受賞しました。
(左:島田さん、 右:柿本さん)
「水俣市・葦北郡の自然豊かさと選手たちが躍動しているのを感じられ、全体が魚の形に見えるようにデザインしました」、と島田さんのコメント。
同じく同部の柿本亜寿美さん(3年普通科)も優秀賞を受賞しました。
来年度、このシンボルマークのはためく各会場で多くの水高生が活躍してくれることを期待しています。
【機械科】いのしか日記 Vol.07 箱罠をメッキ加工へ!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
9月1日(水)、一昨年から箱罠のメッキ加工でお世話になっている地元企業さんに、完成した箱罠3台を取りに来て頂きました。メッキ加工をすれば錆びにくくなるので、箱罠を安全に長く使えます!出来上がりが楽しみです!
現在仕掛けた罠には、まだ何も掛かっていません。捕獲できるように色々と工夫していきます。
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「私たちのために協力してくれる地元企業さんには本当に感謝しています。地域の方々から支えられていることを忘れず、これからもイノシカハンターズの活動を頑張ります。」
【音楽部】独唱コンクール本選に出場しました
8月29日(日)、山鹿市民交流センターにて、第47回熊本県高等学校独唱コンクール本選が行われました。
水俣高校からは、7月27日に行われた予選を勝ち抜いた、2年生1名が出場しました。
本番はとても緊張して、歌いきるのがやっとという感じで、悔しい思いをしました。
結果は、銀賞をいただきました。
今回は歌うだけでなく、客席で他の出場者の演奏を聴くことができ、大変学ぶことが多い舞台でした。
この経験を糧に、次のコンクールでは力を発揮できるよう、頑張ります。
今後もさらなる感染症対策を講じた上で、部活動に取り組みたいと思います。
2学期始業式!
本日より、コロナ感染症対策を取りながら、2学期が始まりました。
始業式も、放送施設を用いて各クラスで実施されました。
学校長挨拶では、パラリンピックの富田宇宙選手のコメントより、感謝の心や謙虚さなどを持ち応援される人物になることの大切さや、新型コロナ感染防止の徹底と感染者などのへの配慮、不安な時の相談、そして他者への寛容さについてなどの講話がありました。
生徒も各教室でしっかりと聞き入っていたようです。
2学期も様々な困難が予想されますが、みんなで一丸となって乗り越えていきましょう。
【PTA】3年生進路激励会
8月26日(木)に、進路決定に向けて頑張っている3年生に向けて、激励会を行いました。例年、体育館での集会、保護者の皆さんによる手作りカレーでしたが、今年は感染対策のため、各教室で小嶋PTA会長、髙木、赤司、藤下PTA副会長より激励をしていただき、代表生徒がそれに応え、進路決定に向けて決意を述べてくれました。また、3年生保護者さんがカツサンド&メッセージカードを準備していただきました。保護者や先生方からの温かいメッセージと美味しいカツサンドで、3年生は進路決定に向け頑張れそうです。
例年と違い、黙って静かにカツサンドを食べる様子が少し寂しいですが、それでも工夫し激励会を開いてくださった保護者、PTA役員の皆さん本当にありがとうございます。
紙芝居で「気候正義」を考えた!
8月17日(火)にSGHネットワーク校である渋谷教育学園主催の「『気候正義』について考えよう」というオンラインイベントに、本校1年生6名が参加しました。このイベントは、気候問題を論理的側面から考え、気候変動にともなう国家間の不平等さをなくすために私たちに何ができるかを考える、地球規模の課題をテーマにした活動です。
本校生徒は紙芝居で解決策を発表し、その後は関東や中部地方などの中高生とオンラインで交流しながら、テーマに基づくディスカッションやプレゼン作成を行いました。気候問題への関心を高めるアプリ開発や発展途上国への技術提供など、ハイレベルな議論が行われました!
本校は特に環境学習に力を入れていますので、今回得た学びを今後の学習活動に生かし、さらに環境問題への関心を高めていきたいと思います!
【機械科】水中ロボコンに参加します!
水俣高校機械科3年生の有志3名が8/28土曜13時半から行われる水中ロボットコンベンションin JAMSTEC 2021のジュニア部門に出場します。今回も動画と質疑応答によるリモートでの大会です。
ちなみにJAMSTECとは海洋研究開発機構という所で、神奈川県横須賀市にあります。「しんかい6500」などの深海調査船などが有名だと思います。
水俣高校は過去3回出場し、初回は初戦敗退、2回目はベスト4、去年は準優勝となりましたので今年こそ初優勝を狙っております。
動画の内容は「JAMSTECで大会が開かれる場合に行おうと思っていた戦略」を5分以内にまとめて発表しなさい、というものです。
予定されていた大会の内容は
水深1.2mのプール内にあるゲートを通過し、底にあるカニのオブジェを水中撮影したり、スチール缶やアルミニウム缶(中身は入ってますが浮力で軽くなります)を手元に回収するとそれぞれポイントが得られます。5分間の制限時間内の合計点で競います。
今年は、水中床面走行、缶を一気に6個回収など、コンピュータを廃止してスイッチでの操縦可能など、この大会史上初の機能を持った、勝つためのロボットを設計して製作を進めてきました。
プレゼンテーションでは「戦略設定点(どんな作戦でどんな形状にしたか?)」「力学的検討点(浮力とか重力とか水の抵抗など)」「その他、意気込みなど」で評価されます。
コロナ禍でも、大雨などで思ったように活動できませんでしたが、3次元CADや3Dプリンタを駆使して、なんとか締切り前日に最速の水陸両用ロボットを完成させることができました。
写真は上から試作途中の機体全体、組立検討中の様子、ボール盤による鋼板の穴開けの様子です。
※今回、部品代の一部に三菱みらい育成財団の助成金を活用させていただいたおかげで、充実した製作が行えました。
表彰は29日曜の15時です。
参加者からの投票もありますので、以下で事前にzoomウエビナー「見学者」登録いただければ幸いです。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_6tg4Kh-2Rhu6E2z_-am_gg
投票フォームはhttps://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSex9ZJS64wuPlUKMR_1xcangLdNzNx04USMIAKjlbIUs0orcw/viewform
です。
動画も各学校が出揃いましたのでご覧下さい。
http://jam21.underwaterrobonet.org/junior/
から見ることができます。
皆さんの応援をよろしくお願いします。
職員研修(メディア作成)
映像制作会社プラスアルファプロダクション代表取締役の北嶋正浩様をお招きして、主に動画作成についての職員研修を実施しました。
現在、水俣高校でも学校生活の様子や各科の紹介、部活動の様子などを動画を学校ホームページで紹介しています。そうした本校職員が作成する動画をより魅力あるものにするために、専門家をお招きして動画作成のいろはを学んできました。動画動画作成ソフトの様々な機能の紹介や、編集の時に注意すべき事柄、そして肖像権や著作権についても学びました。
水俣高校は、魅力創造と併せて魅力発信に向けた取り組みをこれからも進めていきたいと思います。
※今回の授業は熊本県立高校魅力化支援事業(魅力発信事業)に基づく取組でした。