学校生活
書道 拓本の実習
今日の書道は拓本取りの授業です。
五木分校から歩いて1分ほどの子守唄公園で、全国的に有名な「五木の子守唄」の石碑の拓本を取ります。
まず、石碑の汚れを落とします。
紙を張り付けて、水で濡らします。
彫られている文字の中に、ハケで紙を叩き込みます。
指導する原田先生。
墨をタンポにつけて叩いていくと、文字が浮き上がります。
墨は普通の墨汁ではなくて、拓本墨。松のススから採った墨です。
だんだん浮かび上がってきました。
もう一つの石碑も。
やはり2回目のほうが上手にできました。
この拓本は、11月6日(土)の五文祭(五木分校文化祭)で展示します。
拓本は高校の書道の授業で学ぶことになっているのですが、実際に自分たちで拓本を取ってみるという実習まではなかなかできず、教室での説明だけで終わることが多い単元です。
「学校のすぐそばに石碑があって、小人数だからこそできる、五木分校ならではの授業の一つ」と、書道の原田先生は嬉しそうでした。
※高校での必履修科目(日本全国どの高校でも必ず履修しなければならない科目)の一つとして、五木分校では1年次で教科「芸術」の「書道Ⅰ」を履修することになっています。
ライフプランニング授業
熊本県雇用環境整備協会の主催で、1年生を対象に、「ライフプランニング授業」が行われました。進路選択の重要性を理解し、将来の夢をかなえるために必要なライフプランの立て方を学びます。
生徒が思い描いた、将来の自分の家族のライフプランを考えます。
社会経済の仕組みを学びます。
お父さんは製造業で働く28歳、お母さんはホテルウーマンの28歳。
月々お小遣いは夫婦それぞれ月5万円。
子どもは男の子二人。次男は医学部に進学して医師を目指します。
家はどうする? 車は? 海外旅行は?
ライフプランナーが試算してくれました。分校一家の生涯収支は、なんと40億の赤字!
ここから、支出や働き方を見直して、そのたび収支を改善します。
働き方による年収の差や早期離職のマイナス点等もわかりやすく学ぶことができました。
福嶋さんが、講師の北本さん、ライフプランナーの松本さんに御礼を述べました。
書道の時間
1年生の書道の時間。中学校と違って、「国語」ではなく「芸術」という教科です。「私にとっての五木分校」を表わす文字を考え、表現します。
五文祭(文化祭)の準備が始まっています。
2学期の五木分校プロジェクト
五木分校の総合的な探究の時間「五木分校プロジェクト」。
1学期は農作業ですが、2学期からは探究活動・進路学習になります。
3年生は、球磨公共職業安定所から講師においでいただいて、「ハローワーク職業講話」。
欠席の生徒にはオンラインで配信。
担任の先生が資料を写します。
2年生はひとりひとり自分で研究テーマを決めて探究活動。
高校生が制作したテレビ番組を見て、取材の仕方を学びました。
1年生は一人一台の端末で「熊本県立大学 球磨川バーチャルキャンパス」の講義を受けます。
担任の先生から、PC上で手書きメモを取る方法を習ってから、受講を始めました。
それぞれに、自分の力を高めていきます。
オンライン授業
今日、五木分校で行われたオンライン授業。
国語
生物
数学
職員室でモニターして、先生方が見え方(文字の大きさやテカリなど)や音声を研究しています。
6限目のLHRは「オープンキャンパス報告会」。欠席の生徒が自宅からクラスに報告しました。
もちろん教室の生徒もオンラインで報告。
オンライン始業式
9月1日(水)、いよいよ2学期の始まりです。今年は新型コロナウイルス感染防止のため、教室で、一人一台のタブレット端末での始業式でした。
副校長先生が人吉高校本校から式辞。
1年生教室ではタブレット端末だけでなく電子黒板にも映し出しました。
3年生
職員室
2年生の昼休み。自分の席で前を向いて黙食。
感染防止対策を徹底して、2学期のスタートです!
夏休みの終わり
今日で夏休みも終わり。明日から2学期が始まります。
まだまだ暑い中、学校の植え込みで、モミジが一枝だけ、色づいています。
明日からまた、みんなが登校して賑やかになります。五文祭(文化祭)、芸術鑑賞や長距離走大会と行事が盛りだくさんの2学期。大変だけど、だからこそ楽しみです。
気づかぬ間に秋が近づいています。
五木村夏休みこども教室のボランティア
五木東小学校で行われた「五木村夏休みこども教室」のボランティアに分校生が4人、参加しました。
学習支援をする森下さん。
西さん。
中村さん。
髙田さん。
プール監視。髙田君、小学生に水をかけられて、すでにずぶ濡れです。
中村君はプールで一緒に水遊び。
本当は3日間行われる予定だったのですが、コロナウイルス感染症拡大のため、2日間で中止になってしまいました。
ボランティア活動中、4人ともいい顔をしていました。人の役に立つことを通して自分自身も成長する。それがボランティアの醍醐味なのかな。見ていて、そんな風に思えました。
2021/06/17 七夕飾り
今年も生徒昇降口に七夕飾り。
五木分校プロジェクトの時間に、農園の支柱にする竹を取ってきたついでに、校門そばから、生徒と先生が切ってきました。
こんなことができるのは五木分校だからです。
願い事を英語で。
2021/06/01 あいさつ運動
五木分校では毎月初め、生徒会主催で「あいさつ運動」を行います。
さわやかな初夏の朝。
生徒・職員が立っている下に、校舎の屋根が見えています。奥に見えるのは川辺川にかかる頭地大橋。五木分校は五木村頭地地区、川辺川のほとりの大自然の中に位置しています。
五木分校プロジェクト始動!
五木分校の総合的な探究の時間「五木分校プロジェクト」。
みんなで協働的に取り組む豊かな体験活動を通して、自ら問いを見出し、課題を立て、情報を集め、整理・分析して、まとめ、表現する資質や能力を育てるのが目標です。1学期は農作業を行い、1学期の終わりに、自分たちで育てた野菜を調理して戴く「収穫祭」を行います。その、第1回目の授業が行われました。
画面右側のパソコンとカメラ、入院中の生徒がオンラインで授業に参加中です。
昨年度で退職された髙村先生が、ビデオを作ってくれていました。生徒全員で視聴。去年までのような立派な野菜ができるでしょうか?
令和3年度 第50回 入学式
4月9日(金)に、令和3年度第50回入学式が挙行されました。
担任からの呼名に大きな声で返事をして、分校生活への一歩を踏み出しました。
五木村から記念品をいただきました。早速来週から、テストや授業が始まります。
4人で協力して、頑張っていってほしいです!!
〈2年地理B〉ヴァーチャル海外旅行
2年生地理Bの時間に「ヴァーチャル海外旅行」と題し、自分の行きたい旅行先を調べ、それをICTを活用してまとめ、発表するという授業が展開されました。
カナダ、トルコ、フィリピン…と調べ、内容を地理との学習と関連づけ発表してくれました。まとめる時間が少なかったようですが、ユーモアあふれる内容でとても盛り上がりました。
生徒たちは、次はもっと良いものを作成したいと意気込んでいました。
令和二年度第四十七回卒業証書授与式 式辞
寒さ和らぎ、確かな春の息吹が感じるここ、子守歌の里、五木村。福寿草が咲きほこる仰烏帽子山(のけぼしやま)にも光降り注ぐ今日の佳き日に、熊本県立人吉高等学校五木分校 第四七回卒業証書授与式を挙行できますことは、このうえない喜びであり、光栄の至りであります。残念ながら、卒業生の皆さん、保護者の皆様におかれましては、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、地域の来賓の皆様の参加が叶わなかったこと、式の内容を可能な限り短縮せざるを得なかったこと等について、どうぞ御理解を頂きたいと存じます。
ただ今、卒業証書を授与した六名の皆さん、卒業おめでとうございます。保護者の皆様におかれましては、これまで励ましながら支えてこられ、本日の凛々しい我が子を前にして、お喜びも一入かと存じます。
さて、五木分校では「一人一人が輝く分校生」を教育スローガンに掲げ、さまざまな教育活動の中で、責任感とリーダーシップを育んできました。少人数の学校であるがゆえに、皆さんにはそれぞれに役割があり、その責任を果たしてきました。
保・小・中・高合同大運動会、五木分校の文化祭である「五文祭」や「ミニ五文祭」、クラスマッチ、校内長距離走大会など、たくさんの学校行事や、日頃の学校生活、ボランティア活動で後輩をリードし、その具体的行動をもって、輝く姿を見せてくれました。そしてそれらを通して、一人一人の存在がいかに大切であるかということを学びました。皆さんの姿は仲間や後輩、地域の方々から大きな信頼を得てきました。
一人一人に役割があり責任があるということは、それぞれに居場所があるということでもあります。
時折、「自分の居場所がない」という嘆きを耳にすることがあります。しかし、自分の居場所というのは、誰かが与えてくれるようなものではなく、自分で作り出すものなのです。自分はどうあるべきなのか、果たすべき役割は何なのかを考え、実行し、そのことを通して周囲に信頼されること、それが「自分の居場所を作る」ということであり、「生きる力」そのものです。そしてそれが、五木分校で培ってきた力なのです。
この先も、皆さんは、「居場所がない」というような気持ちを抱くことがあるかもしれません。その時には、今の自分はどうあるべきなのか、役割は何なのか、その役割をきちんと果たせているのかを確認してください。そして、この五木分校での三年間を思い出してください。皆さんが自信と誇りを持って、これからの人生を歩んでゆくことを信じています。
一九七九年にノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサは、次のような言葉を残しています。「自分がしていることは、一滴の水のように小さなことかもしれない。でも、この一滴の水があつまって大海となるのです。」
一人一人の力は小さくても、それぞれが自分の役割・使命を果たすことが、人類の歩みに繋がっていくのです。皆さんが自分の生活の中でそれぞれの使命を果たし、自分の居場所を作っていくことが、一滴の水として人類を支えるのだということを忘れないでください。
今日を境に、それぞれが新しい自分の道を歩み始めます。どのような道に分かれようとも、皆さんは五木分校の卒業生であります。一緒に学んだ仲間を忘れず、友情を持ち続けてください。そして、自信を持って、前を向いて歩いて行ってください。
保護者の皆様には、改めてお子様の門出にお祝いを申し上げますとともに、これまでの五木分校の教育活動に対し、深い御理解と御協力を賜りましたことに、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。お子様の教育に対しまして、決して御満足いただけるものではなかったかもしれませんが、我々教職員一同、精一杯の努力をしてまいりました。そして今、目の前にいるお子様は、逞しさと優しさを兼ね備えた人間として立派に成長しました。教職員一同、自信を持って送り出せることに誇りを感じています。
また、地元五木村の皆様には、これまで温かく卒業生並びに本校生徒を見守りいただきました。本日は残念ながら御出席は叶いませんでしたが、この場をお借りいたしまして厚く御礼申し上げます。この豊かな自然と五木村の皆様の温かい心で、充実した教育活動が実施でき教育効果が高まっていると言っても過言ではございません。保育園、小学校、中学校の児童生徒や地元の方々との交流は、本校生の優しさ、たくましさ、自己肯定感、自己有用感等、心の育成にもつながっているものと確信しております。今後とも五木分校への御指導、御支援、御協力をよろしくお願いしたいと思っております。
名残は尽きませんが、逞しく大空に羽ばたく卒業生諸君の洋々たる前途に幸多からんことを祈念し、式辞といたします。
令和三年三月二日
熊本県立人吉高等学校長 光永幸生
第47回卒業証書授与式
3月2日(火)第47回卒業証書授与式が行われ、6名に卒業生が母校を旅立ちました。
新たなステージでの活躍を応援しています。卒業おめでとう
在校生代表送辞 中村くん
卒業生代表答辞 髙田くん
記念品贈呈 桑原さん
~最後のLHR~
~茶話会~
送別球技大会(ミニバレー)
2月5日(金)に送別球技大会(ミニバレー)を開催しました。
3年生にとっては最後の学校行事となりました。
学年ごとのチームに分かれて対戦しましたが、結果は見事3年生が優勝!最後に3年生のチームワークを存分に発揮してくれました!
たくさんの笑顔があふれ、思い出に残る大会となりました。
最後は教員チームと対戦!3年生の圧勝でした…
がん教育講演会
1月15日に人吉医療センター 管理栄養士の大岩 洋子先生をお迎えし、がん予防のための食生活について講演していただきました。日本人の死亡原因第1位のがん(悪性新生物)。がんの要因はさまざまありますが、その要因の約30%が食生活と言われているそうです。塩分や動物性食品の取り過ぎ、野菜や果物の不足、体重管理のほか、食品添加物やカビ、食品のおこげ、熱すぎる食べ物・飲み物の刺激などが私たちの体へどのように影響してくるのかを丁寧に教えていただきました。私たちが生きていく上で欠かせない食事。これまでの食生活を見直しながら、健康を保つためにどんな食品を選びとっていくといいのかを学ぶことができました。
性教育講演会
1月14日(木)に人吉医療センター 助産師の嶽本さおり先生をお迎えし、「いのち輝く未来のために」という演題で講演をしていただきました。先生ご自身の出産や子育てのお話を聞き、妊婦体験、赤ちゃん人形の抱っこ体験などを通して、生徒たちは命の尊さや子育ての大変さ、自分自身が大切に育ててもらったことへの家族への感謝を感じたようでした。講演の中での「自分を大切にできない人に、他の人を大切にすることはできない」という言葉が強く印象に残ったと多くの生徒が話していました。今回の講演では「いのち」について改めて考える機会となりました。
3学期開始は雪景色
2学期表彰式・終業式
表彰式
☆五木村人権標語受賞者☆
特選 1年 尾方さん 入選 1年 渡辺くん 入選 2年 櫻井くん
☆2学期美化コンクール☆
優勝 2学年
☆校内長距離走大会☆
2学期終業式
合同運動会、ミニ五分祭、長距離走大会と行事も多く、例年より少し長い2学期となりましたが、皆さんが様々な場面で一生懸命に取り組む姿が印象的でした。
2週間の冬休みもそれぞれの目標をもって体調管理をしっかりと行い、有意義に過ごして下さいね。
また新たな気持ちで1月皆さんと会えることを楽しみにしています!
熊本県教育情報システム
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校長 髙田 拓
運用担当者
校内情報化推進リーダー