日誌(五木分校の日々の活動をアップしています!!)

書道 拓本の実習

今日の書道は拓本取りの授業です。

五木分校から歩いて1分ほどの子守唄公園で、全国的に有名な「五木の子守唄」の石碑の拓本を取ります。

まず、石碑の汚れを落とします。

紙を張り付けて、水で濡らします。

彫られている文字の中に、ハケで紙を叩き込みます。

指導する原田先生。

墨をタンポにつけて叩いていくと、文字が浮き上がります。

墨は普通の墨汁ではなくて、拓本墨。松のススから採った墨です。

だんだん浮かび上がってきました。

もう一つの石碑も。

やはり2回目のほうが上手にできました。

この拓本は、11月6日(土)の五文祭(木分校)で展示します。

 

拓本は高校の書道の授業で学ぶことになっているのですが、実際に自分たちで拓本を取ってみるという実習まではなかなかできず、教室での説明だけで終わることが多い単元です。

「学校のすぐそばに石碑があって、小人数だからこそできる、五木分校ならではの授業の一つ」と、書道の原田先生は嬉しそうでした。

※高校での必履修科目(日本全国どの高校でも必ず履修しなければならない科目)の一つとして、五木分校では1年次で教科「芸術」の「書道Ⅰ」を履修することになっています。