日誌

芦高ブログ

新しい道場で汗を流す(剣道部)

令和2年の熊本豪雨で、芦北高校の武道場は床上浸水となり、剣道部は町内の小学校の体育館で練習していました。武道場の床は新しくなり、3月から練習ができるようになりました。真っ白な床板はマツでできているそうです。剣道部は「熊本県四強」を目標に頑張っています。

芦北の景色を再現しました!(農業科)

今年、第38回全国都市緑化くまもとフェアが行われます。このイベントで熊本県内の農業関係高校は熊本動植物園で箱庭を作ることになりました。8.9日と農業科の生徒が動植物園まで行き、庭造りに挑戦しました。この庭にはテーマがあります。
芦北町の鶴木山海水浴場の風景を海洋ゴミとシーグラス、林業科が製作した流木ベンチで再現しました。実際のビーチの砂を敷いて足下から楽しめる庭園となっています。
みなさん是非、見に来て下さいね。花丸

優良賞獲得!

8日(火)、「第12回熊本県高校生介護技術コンテスト熊本県大会」が行われ、1年福祉科の生徒3人が出場しましたグループ

 

校内の予選会を経て選ばれた3人は、本番までの短い期間、話し合いと練習を何度も重ねてきました。

脳性麻痺の夏目さんへ手浴を行ってください」という課題に対して、夏目さんの心身の状況に関する情報から支援方法やコミュニケーションの内容を自分たちで考えました。また、根拠を示した支援方法についてアピール文を作成し、審査員の質疑にも答えなければならず、3人はこれまでの学びの成果を発揮できるようしっかり準備してきました。

  

本番では、3人は緊張からか、練習の成果をすべて出し切ることはできず、悔しい気持ちがあふれている様子でした。

目標とした賞を獲ることはできませんでしたが、出場校8校のうち、唯一の1年生メンバーながら、最後までやり遂げた3人に拍手花丸を送りたいと思います。

福祉科では、日々の授業や実習を通して、介護を必要とする方々1人ひとりに寄り添い、心身の状況に応じた支援を考える力を身につけることを目標としています。そのために、事例研究や校外実習の様子などを福祉科合同の授業で発表する機会を設けています。

そうやって成長し活躍する先輩の姿を見ているからこそ、毎年レベルの高い校内選考会になっているのかもしれません。

きっと、この3人は今後も大きく成長してくれるでしょうお知らせそして、この3人に刺激された他の生徒も、より一層自分を高めようと様々なことにチャレンジしてくれることでしょう3ツ星

期待しています了解

ドローンの可能性を感じる(林業科)

林業科の1.2年生を対象にドローン研修が行われました。ドローンといっても農薬散布用からレース用まで様々なものがあります。林業や測量でも今後必要となってくる機械に触れ、生徒達は興味津々でした。芦北高校にもドローンは置いてあるのですよ!。

若いハンターの誕生(林業科)

本当は、2月に実施予定だった鳥獣対策と狩猟技術向上のための研修が行われ、狩猟免許を取得し、先日卒業したばかりの3年生が演習林に集まりました。今日は、くくり罠(中学生の皆さん調べてみよう♪)の設置方法を学び、実際に演習林内に設置しました。最後は、捕まえたシカやイノシシをどのように「命をいただくか」まで学びました。これで若いハンターが誕生したのです。

食べられるのは卒業後(林業科)

2年生でシイタケ原木の種駒打ちを行いました。このシイタケ原木は、2年生が秋に行われた演習林実習で、伐採したものです。たわしで表面の菌をこすり取り、チョークで印をつけ、ドリルで穴を開けます。その穴にシイタケ菌がついた種駒を打ち込むと2年後の秋からシイタケが出てくるのです。みんなとても手際よく実習していました。

第73回卒業証書授与式挙行

大山桜や梅の花が峰崎農場にも美しく咲きほこり、木立にとまる鳥たちがにぎやかにささやき合う令和4年3月1日、熊本県立芦北高等学校第73回卒業証書授与式が執り行われました。

 

温かな拍手に迎えられながら入場する卒業生達!

各クラスの先生方に引き連れられ、式場に入場する各学科の生徒達。

 

  

ステージ演台には、3年農業科の諫山さんによるフラワーアレンジメントが美しく彩りを添えてくれました。

本校大倉教頭の開会挨拶により、卒業式が始まりました。

 

始めに、農業科26名が呼名されたあと、森園さんが代表で卒業証書を学校長から授与されました。

続いて林業科の竹本さん、福祉科の濱崎さんがそれぞれの学科の代表として、授与されました。

 

 

校長式辞では、丁校長から卒業生に向けて、在学中に新型コロナや豪雨水害の影響を受けた卒業生達に温かなメッセージが述べられました。その中で、「『伏すこと久しきは、飛ぶこと必ず高し』という故事があり、長い間うずくまって力を蓄えていた鳥は、一旦飛び立てば必ず高く舞い上がる」と紹介され、「これからがみなさんの人生の始まりです。これまでの経験を全て力に変え、社会という大きな舞台に飛び立ち、高く舞い上がってほしい」と願いを込められました。その上で、「人の心が社会を創ります。人の優しさ、思いやりの大切さをみなさんは身に染みて感じてきたと思います。これから、人の心を大切にして社会を生き抜いていってください。」と言葉を添えられました。

 

本校卒業生のために寄せられた祝詞・祝電披露が行なわれました。

 

続いて、本校生徒会長の村上さんが在校生を代表して、卒業生に送辞を述べられました。

この中で、「先輩方と過ごした時間は、『激動の二年間』と言っても過言ではありません。令和2年7月の熊本豪雨災害の時、泥水に覆われた校舎を目にする中、弱音を吐かず、汗を流しながらひたすら復旧作業を行なう先輩方を今でも鮮明に覚えています。」と述べられました。そして、「今ここにおられる卒業生をはじめ、諸先輩方の軌跡によって芦北高校は創立百周年を迎えることができました。これまで守り続けられた伝統を更に次の世代に受け継げるように、在校生一同精進して参ります。」と結ばれました。

 

 

最後に、卒業生総代として、福祉科の青木さんが答辞を述べられました。

冒頭、「思い返せば三年前の春、不安よりも期待や希望の方が大きく、ワクワクした気持ちを今でも鮮明に覚えています」と、元気いっぱいに入学してすぐの宿泊研修での楽しい思い出を語ってくれました。また、豪雨災害時を振り返り、県内外から送られた温かい支援やメッセージに、「世の中には手を差し伸べてくれる人がたくさんいる。私達は決して1人ではない。私達も誰かが傷つき苦しんでいるとき、行動できる大人になりたい。」とその時の感動を述べてくれました。そして、「これからそれぞれ別の道を歩みますが、どんなに高い壁が立ちはだかっても、芦高での高校生活を糧に力強く将来を切り拓いていきましょう。」と終始一貫して逞しく明るい希望に満ちた答辞を述べてくれました。

 

 

 

式歌「仰げば尊し」と芦北高校校歌演奏を全員で聴き、卒業式は閉じられました。

 

  

新型コロナ感染防止や豪雨災害で、苦しい思いをすることも多かったと思います。しかしその分、日常の当たり前にあったことへのありがたさを感じることで、何事にも責任感や感謝の気持ちを大切にするすばらしい心が磨かれたのではないかと思います。芦北高校で学び受け継いだものを大事に、母校に誇りを持って、社会で大きく活躍してくれることを願っています。

 

3年間の頑張り!!!

今日は、3年生の最後の登校日で、表彰式がありました。3年間の成績上位者や皆勤(無遅刻、無欠席、無欠課、無早退)者、研究発表会の入賞など様々でした。ただコロナ禍ということで、各クラスでの表彰となりました。いよいよ明日は、芦北高校100回目の卒業式になります。

かく痰吸引の練習をしてます(2年福祉科)

2年福祉科では、今年度1年間、医療的ケア基礎研修に取り組んでいます。

研修内容も終盤に差し掛かり、実技試験合格合格に向けて必死です。

「難しい」疲れる・フラフラ「よくわからない」汗・焦る みんな苦労しているようです・・・。 星ファイトお知らせ

  

校内介護コンテストに向けて(福祉科1・2年生)

先日、校内介護コンテストを実施しました。

課題は、「脳性麻痺の夏目さんに『手浴をしてほしい』と頼まれました」という内容です。

1・2年生ともに、各班で協議し、根拠を示した支援方法を考えていました!

  

代表者グループは、3月8日の県大会に出場します。ぜひ、頑張ってくださいお知らせ