学校生活(芦高ブログ)

芦高ブログ

外国人技能実習生との交流(福祉科1•2年生)

11月29日に福祉科1•2年生と熊本市南区の特別養護老人ホーム天寿園で働く外国人技能実習生との交流会を実施しました。
天寿園は2019年からミャンマーの技能実習生を受け入れられ、現在11名が働いているそうです。交流会では、そのうち4人の実習生が来校され、日頃の仕事やミャンマーについて紹介していただきました。

その後は、グループに分かれて高齢者介護について感じたことや、夢などなどを互いに話し合いました。
 子どもと関わる仕事に就きたい や 高齢者一人ひとりにあった健康にいい料理を作りたい 

生徒はそれぞれ自分の将来について、話をしました。

技能実習生の方は、「介護福祉士の資格を取りたい。来年1月に介護福祉士の国家試験を受けます」と話していました。

   

いつか、どこかの福祉現場で再会できることを楽しみに、それぞれ夢に向かってまた頑張ろうと誓い合いました!

最後にミャンマー語で「チェーズベー」(ありがとう)

 

VR認知症体験会①(1年福祉科)

「VR認知症体験会」を実施しました。講師は千葉県にある(株)シルバーウッドの大野様が務め、すべてオンライン配信での授業でした。

1年生は、レビー小体型認知症の症状の1つである幻視体験をしました。

  

介護者から「車から降りますよ。足を外に出してください。」と日常の声掛けシーンですが、幻視症状があるときは、高いところから飛び降りを指示されているように感じるそうです。実際にゴーグルを装着しそのシーンを体感すると、悲鳴をあげて座り込む生徒もいました。

また、帽子掛けが人に見えたり、充電コードが蛇に見えたりと、その人を”一人称”で体験しました。

認知症は単なる記憶障がいだけではないことを学び、互いに「どんな声掛けをしてほしいか」などその人の立場になって、考えることができました。

  

VR認知症体験会②(3年福祉科)

1年生と同様、オンラインでの体験会を実施しました。

39歳で若年性認知症と診断を受けた方の診断を受けてから前向きに一歩を踏み出されるまでを忠実に再現されたものをVRゴーグルを装着して体験しました。

  

周囲の人間関係の大切さや認知症がある方に何ができるのかを具体的にイメージしながら学びました。

後半は「看取り」について体験しました。

ゴーグルを装着し、介護者の視点に立ち、実際の事例を疑似体験し、適した最善策をグループ討議しました。

 

「自分だったらどうするか」
看取りを経験したことがない介護職は、看取りに対して不安感・恐怖感を抱えていることが多いそうです。

VRで疑似体験し、意見を交わしながら「死に向き合う覚悟」について学びました。

第20回公徳文芸賞授賞式

第20回公徳文芸賞(主催:熊本公徳会 共催:熊本日日新聞社)の授賞式が11月18日(土)に熊日生涯学習プラザで開かれ、本校の生徒2名が優秀賞を受賞しましたお祝い

 

  

 

  

 

 

 

短歌の部で優秀賞を受賞した2年林業科 福田彩来さん

「夏休みいちばん発した言葉はねアルバイトでのいらっしゃいませ」

俳句の部で優秀賞を受賞した1年農業科 田副 苺さん

「蛞蝓や何気なく居る同居人」

 

 

 

 

 受賞おめでとうございます!また、二人以外にも本校から四名の生徒が努力賞に選ばれました花丸

授賞式の後は選者の先生方と懇談会が開かれ、それぞれ講評を受けました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〇夏休みのアルバイトのことを素直に詠みました。専門の先生が「語りかけているのが良い」と評価してくださってすごく嬉しかったです。来年も頑張りたいと思います。(福田さん)

〇学校以外で表彰を受けたことがなかったのでとても緊張しました。俳句の先生から講評をいただいて、自分はすごくありがたい賞に選ばれたんだと感じることができました。(田副さん)

 

ハートフルサポーター育成研修(3年福祉科)

県主催の「ハートフルサポーター育成研修」が行われ、3年福祉科の生徒が「ユニバーサルデザイン」、「ピアサポーター」について学びました会議・研修

  

NPO法人KP5000から原田様と吉本様が講師として来校されました。

「支援者は支援する側である一方、支援される側でもある。相手を支援することで、自分の成長にもつながる」というお話がありました。

ピアサポートの重要性やこれからの福祉を担う高校生への期待など、心に響く講話でした。

  

ありがとうございましたにっこり

令和5年度熊本県高等学校相撲新人選手権大会(全国大会出場権獲得)

文化祭の翌日11月12日(日)、宇土鶴城中学校相撲場にて新人選手権大会が行われました。

本校から2年の林田君が軽量級(80kg以下級)と無差別級に出場しました。

まず無差別級に出場しました。

林田君は出場選手の中で最軽量の選手ではありましたが自分の相撲を取ることができ勝ち上がっていきました。

惜しくも準決勝で負けてしまいましたが、3位決定戦で相手を破り見事3位に入賞することができました。

軽量級は階級に1人しかいなかったため取り組みは行われず、林田君の優勝になりました。

 表彰式の様子 

この結果を受けて、12月に行われる九州新人大会、3月の全国選抜大会での2種目(軽量級・無差別級)出場の権利を得ることができました。

日頃からお世話になっている指導陣や保護者、応援してくださる地域の皆さんへの感謝を忘れず、今後の大会でも精一杯頑張ってきますのでよろしくお願いいたします。

 

「清拭」を学ぶ(1年福祉科)

今回は、顔の「清拭」について学びました。

タオルを手に巻き、やさしくキレイにしていきます。

                   

1年福祉科の生徒は、10月に8日間の介護実習を行いました。

各施設に分かれ、介護技術やコミュニケーション技術について学びましたグループ

実習先では、「うまくできたこと」「できなかったこと」、それぞれに収穫と反省がありました。

今後の学習に生かしていきたいと意気込んでいます!!

災害時高齢者生活支援講習会(3年福祉科)

日本赤十字社熊本県支部から講師をお招きし、「災害高齢者生活支援講習会」を受講しました鉛筆

被災した高齢者の避難所生活に焦点をあてて、高齢者の不安を軽減し、不自由な生活から高齢者を守るための知識や技術を学びました。

新聞紙でゴミ箱をつくり、それがスリッパに早変わりします。また、大きな毛布とストッキングを用いて着物ようなものになり、防寒着として活用できます。

  

  

最後に代表者が、「災害は起きて欲しくないですが、もし何かあったときはこの学びを生かして、多くの方々に安心感を与えられる支援者になりたい。」と力強く述べましたお知らせ

令和5年度農業関係高校 バレーボール競技大会の結果

11月4日(土)令和5年度農業関係高校 バレーボール競技大会が人吉市の人吉スポーツパレスで開催されました。予選リーグを勝ち上がり、見事決勝に進出することができました。結果は0-2で熊本農業高校に敗れて、準優勝となりました。

今週末に開催されます第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会熊本県代表決定戦(春高予選)に向け、勢いに乗ったまま、粘り強く最後までボールにくらいつき、駆け抜けていこうと思います!

応援よろしくお願いいたします。

 

☆最優秀賞☆ 介護の日 in くまもと2023

「介護の日 in くまもと2023」が11月5日(日)にパレアにて開催されました。

このイベントの一つに「高校生による福祉体験発表熊本大会」があります。

県内の福祉を学ぶ高校から代表者が集い、それぞれの体験から得た学びや思いを発表します。

本校からは、2年福祉科の森本 心晴さんが出場し、見事、最優秀賞王冠に輝きました。

森本さんは2月の九州大会に進出します。

「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう」をキャッチフレーズとして、

厚生労働省により11月11日介護の日と定められています。

介護についての理解と認識を深め、介護従事者、介護サービス利用者及び介護を行っている家族等を支援するとともに、これらの人たちを取り巻く地域社会における支え合いや交流を促進することを目的として、熊本県ではこのイベントを毎年開催しています。
また、介護従事者、介護サービス利用者、そして介護を行っている家族の皆さまなどにエールを送るため、安心や癒しの意味を込めて熊本城をグリーンでライトアップイベントします。(11月11日(土)日没後~午後10時まで)

ぜひ、この機会にご家庭で”福祉・介護”について、話題にしてみてくださいキラキラ

フットサル戦記(サッカー部)

前期リーグ5試合(参加数6チーム)を戦いましたグループ

最初の3試合を2勝1敗といいスタートを切りましたが、その後は2連敗し、通算2勝3敗の4位でした。

悔しい結果となりました汗・焦る

フットサルは5人制ですが、本校は3年生含めて7人しかいません。

さらに、3年生の進路活動やケガなどもあり、全員揃っての試合が1試合もできず、苦しい戦いでした。

それでも初めて参戦したフットサルを選手たちは楽しんでおり、保護者様にも応援していただき、貴重な経験を積むことができました。

12月から後期リーグが始まります!さらに参加チームが増え、11チームとなります!

少ない人数ですがしっかりトレーニングに励み、上位進出を目指します。目標は5位以内ですにっこり

令和5年度県下高等学校相撲大会

10月22日(日)文徳高等学校相撲場にて表記の大会が行われました。

本校からは軽量級に2名参加しました。

 

5名でのリーグ戦の予定でしたが2名欠場の3名でのリーグ戦となりました。

結果としては

2年農業科 林田君 優勝

3年農業科 土屋君 3位

となりました。

土屋君は最後の公式大会ということで頑張りましたが、1勝をとることができませんでしたが、これまで頑張って相撲に取り組んできたことが今後の生活に活かされてくると思います。進路に向けて今後も頑張ってもらいたいです。

林田君は1か月後には県新人大会があります。しっかりと調整して良い結果が残せるようにしていきたいと思います。

今後とも応援よろしくお願いします。

ハートフルサポーター(1・2年福祉科)

熊本県健康福祉政策課が主催する『ハートフルサポーター育成研修』を受講しました。

地域での支えあい活動の重要性や高齢者・障がい者への配慮の重要性を理解し、福祉の心(支えあいの心、思いやりの心)や視点を持った行動について学びます。

県介護福祉士会の北園様に講義をしていただきました。

まずは、車いす体験をし、サポートを受ける人の、「その時の気持ち」を理解します。

  

体験の中では、あえて声をかけずに押したり、目を閉じて乗ったりなど、不安感をあおったやり方をしてみました。やはり「怖い」、「心配」といった感想がありました。

また、ユニバーサルデザイングッズも体験しました。様々な”配慮”に、生徒は興味津々でしたにっこり

  

  

介護デザイン発表会(2年福祉科)

 「介護する」といっても、やり方は一辺倒ではありません。

支援が必要な方が麻痺があるのか、立ち上がることができるか、といった一人ひとりの心身の状況に応じた支援をしなければなりません。

そこで、2年福祉科の生徒は事例をもとに、その方にあった支援を考えました。

  

 それぞれの班が要支援者の情報を分析し、声掛け方法や支援方法を検討し、より良い方法を考察しました。

その発表会を実施し、介護のポイントをアピールし、教師の質問にも答えました。

   

福祉科のテーマ:「あたらしい幸せをデザインする」

ー 支援を必要とする方がよりよい生活を過ごすために、何ができるのかを考える ー

2年生は、その「デザイン力」が身についてきたようです。今後も頑張ろう!!福祉科のテーマです

介護研修会~動き出しは本人から~(1年福祉科)

 北海道にある日本医療大学の大堀教授によるリモート授業を実施しました。

この研修会は、熊本県と熊本県介護福祉士会による介護人材確保を目指した事業の一つであり、毎年、芦北高校福祉科の生徒向けに講話・演習を開いてくださっております。

「動き出しは本人から」をテーマに授業が展開されました。

  

「介護者が何でもするのではなく、高齢者が主体的に動く声掛けをしなければならない」ということで、

県介護福祉士会南ブロック・医療考動塾PLUSONEのみなさんが生徒と一緒に考えてくださいました。

  

大堀先生の授業では、実際に支援されている動画を見ます。

介護者が高齢者を支援するといっても、高齢者が自ら「動く」のか「動かされる」のかでは意味合いが変わってきます。

その動きの変化に生徒は気づくことができるのでしょうか。

  

  

「どう声掛けしたら、自ら動き出すのか?」グループワークを通して、生徒は「声掛け」についてたくさん意見を出してくれました。答えは一つではありません。

10月の介護実習では、この学びを生かしてくださいにっこり

事例研究発表会(3年福祉科)

7月に介護実習を終えた3年福祉科。

実習中は、利用者様1人に対し、その方の生活課題を明確にし、アセスメント(情報収集・分析)した後、ニーズに沿った介護計画を作成・支援(実施)・評価をしました。

その実施・評価した内容をそれぞれChrom bookにまとめました。

   

代表者9人の発表を、沖縄県立真和志高校と熊本県内の福祉科高校4校にリモート配信しました。

視聴した高校からも感想や質問があり、互いに学びを深めることができました。

3年生の感想を聞くと、「離れていても、福祉を学ぶ仲間がいることを感じることができた」とのことでした。

今後もこのような学習の機会を増やしていきたいです。
 

レクリエーション発表会(1年福祉科)

10月2日から介護実習に臨む1年福祉科の生徒。

その中で、それぞれの施設の利用者様向けの「レクリエーション」を実施します。

この1か月間、班ごとに検討を重ねてきました。

どうしたら楽しんでいただけるか?」「説明はわかりやすいか?」「ルールは難しくないか?

利用者様に応じた配慮を考え完成したので、全員でお披露目となりました。

クラスメイトを利用者に見立てて、発表すると当然のように思っていた1年生。

そこでサプライズ☆なんと、そこに現れたのは3年福祉科の生徒

利用者様になりきるために、車いすに乗ったり、杖を持ったり。

戸惑う1年生でしたが、そこは経験値のある3年生がしっかりサポートやアドバイスをしていました。

楽しく学ぶことができましたにっこり

  

  

 

3年生が気づいたことなどをメモしてくれたので、振り返りを行いました。

  

  

介護実習の振り返り(福祉科1年)

初めての介護実習を終えた1年生グループ

感想を聞くと、みんな緊張の連続だったみたいです。ですが、その中でも、課題と成果があったようです了解

話し合いをしながら、それを明確にしていきました。

次の実習で生かせられるように共有することができました会議・研修

 

アセスメント中です(福祉科2年)

夏休み中に8日間、介護実習を行い、その中で、利用者のアセスメントを実施しました。

アセスメントとは、利用者の情報を収集し、分析することで、現在の利用者の課題を明確にしていくことです。

まずは、各自で実際に収集した情報をまとめ、課題が何かを検討します。

この作業がかなり難しく、四苦八苦していました。

そこで、違う事例を1つ挙げ、みんなでそれを分析することにしました。

  

ー それぞれ考えた分析内容を互いに共有し、また検討する ー

このクラスは、自分の考えを人に伝えることが上手です。

みんなでいい話し合いができましたにっこり

「清潔」について(福祉科3年)

今回の授業では、清潔について学びました。

介護実習中は、利用者の入浴支援や清拭を行いましたが、授業で学んだことを実際に実践するとなるとかなり難しかったようです。

改めて課題を挙げ、どう対応するべきだったかの振り返りをグループワークで話し合いました。