天草拓心高校生の生活を紹介!

学校生活(〜2021年度)

【本渡校舎】メロンの玉ふき♪♪ (生物生産科3年)

  メロンのネットが入ってきました。ネットはメロンが生長する過程で玉に「ひび」が入ったものが修復されてあのようなきめ細やかなネットになっていきます。

 授業では「病気予防」と「ネットの盛り」をよくするため、メロンを拭いていきます。

【本渡校舎】卒業式に向けて (生物生産科3年)

  今日種まきした「サイネリア」「プリムラ・マラコイデス」は3~4月の卒業式・入学式シーズンに花が咲くように今から栽培管理していきます。近隣の幼稚園・保育園や小中高校などから装飾用として毎年買いに来られます。
   
  左:サイネリア、右:プリムラ・マラコイデスの種子です。種子の形はサイネリアが少し細長く、プリムラは球状です。どちらも非常に小さくピンセットではつまめなかったので、爪楊枝を湿らせて種子をくっつけてセルトレイにまいていきました。

  
  とっても小さく生徒たちは一つ一つ丁寧にセルトレイのマスに1粒ずつまいていっています。  集中~集中~(^o^)
 


    左:サイネリア右:プリムラ・マラコイデスです。サイネリアは覆土(ふくど)しますがプリムラ・マラコイデスには覆土をしません。種子には明発芽(好光性)種子暗発芽(嫌光性)種子と分類できます。※これらに関係なく発芽する種子もあります。

    プリムラ・マラコイデスは明発芽(好光性)種子なので覆土をしません。植物の特性を理解し、生徒たちは授業に取り組みます。


意味

 明発芽(好光性)種子:光に当たると発芽率がよくなる

 暗発芽(嫌光性)種子:光が当たると発芽率が悪くなる

【本渡校舎】大菊 輪台取り付け (生物生産科2年)

  花形を整えるために輪台を取り付けていきます。
 

  蕾(つぼみ)の付け根から2㎝のところに支柱の先端が来るようにし、蕾と支柱の先端の間に輪台を取り付けていきます。

 
  もう蕾は一つしかありません。生徒たちは茎を折らないように慎重に輪台を取り付けていきます。


  蕾も大きいものでは500円玉ほどに成長しています。

 
  3本の茎に輪台つけられている状態です。

 

 キクは「短日植物」です。日長が短いほど花芽分化が早まり、開花が促進されます。キクの他にも「アサガオ」「ポインセチア」「コスモス」などがあります。

 

【本渡校舎】渋皮煮と豊福(ミカン)試食(^o^) (生物生産科3年)

  さあ、自分たちで調理した栗の渋皮煮の試食です。味はどうだったのでしょう??

  生徒たちの反応は「甘くておいしい(*^_^*)」や「ちょっと苦手(^_^;)」などでした。

  

  豊福の試食では屈折糖度計に果汁を搾って、糖度を計測してみます。糖度11度で糖度が上がってきました。最近、曇天や雨で天候が良くなかったので心配でしたが、おいしく出来てきています。

   

 
  ポンカンの本摘果です。落とす実は5㎝以下の実を中心に落としていきました。と同時に枯れ枝も除去していきます。

   


 

  生物生産科の3年生も進路決定者が出てきて、より一層授業への取り組む姿勢が真剣さを増してきました。

 


【マリン校舎】ヒオウギ貝は宝の貝!②

 10月2日(月)

 中間考査2日目ですが、密かにヒオウギ貝プロジェクトは進んでいます。

 前回キレイに磨いたヒオウギ貝の殻。
 

 これを加工して作ったのが、まずはマグネットです。
 
 ヒオウギ貝の素材そのものを活かして作りました。

 そして、他にヒオウギ貝の稚貝を使ったストラップとイヤホンジャック。
 
 稚貝そのものだと柔らかくてすぐに割れてしまうため、
 ウレタンコートでコーティングしたり、レジン液で固めてみたり。

 また、ジェルキャンドルにも挑戦しました。
 
 稚貝がいい具合に転がっていて可愛いキャンドルができました。

 これらは文化祭をはじめとする各種イベントで販売予定です。
 考査が終わったら大量生産の再開です。
 
 どうぞお楽しみに!

【本渡校舎】栗 収穫 (生物生産科3年)

 栗の収穫には、樹から自然に落ちた栗を拾い集める方法と成熟裂開(せいじゅくれっかい)したきゅう果(いが)を竹ざおなどで樹からたたき落とす方法の2種類あります。
    

  今回後者の竹ざおを使って栗を収穫しました。たたき落とすときに枝や葉などを折らないように気をつけます。


  きゅう果(いが)から取り出し、出荷調整していきます。取り出すのに「いが」があって果実を取り出すのは大変ですが生徒たちは器用に取り出しています。

【本渡校舎】シクラメン:ホルモン剤処理 (生物生産科3年)

  散布したホルモン剤は、ジベレリン(GA)とベンジルアミノプリン(BA)の2種類です。

   GA剤は1PPMBA剤は50PPMの濃度で散布します。効果はGA剤が開花促進BA剤が花茎の伸長促進になります。

  規定量のGA剤になっているか確認します。ちゃんと3㎖測れているようです。
  
   BA剤は1回目、10㎖より多かったので少し戻して、計り直しです。
  
  二つのホルモン剤の混合液をシクラメンの球根に吹きかけていきます。これで文化祭の時に満開になります。

【本渡校舎】キクの摘蕾(てきらい) (生物生産科2年)

 赤丸で囲ってあるように蕾(つぼみ)が5つ出来ています。このまま花を咲かせても小さい花になってしまうので、5つから1つの蕾に摘蕾(てきらい)します。これは大輪のキクに育てるためです。

 


    一本の茎から1輪咲かせるので摘蕾中に間違って折らないように細心の注意で摘蕾していきます。



   

    蕾が出来てきたので今まで与えてきた肥料成分を変えていきます。今までは
N(チッソ)-P(リン)-K(カリ)で20-20-20でしたが今回から10-30-20の成分を与えていきます。


【本渡校舎】メロンの袋かけ (生物生産科3年)

メロンの実を思い浮かべてみると・・・・・・・。
 
   皮は白く、ネットがきめ細かに入っているものを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?


    
  メロンの実を新聞紙などで囲って太陽光を当てないようにすると、メロンの皮は白くなり、またネットの入りもよくなります。この実習は商品価値を上げるために行われています。

 

【マリン校舎】ヒオウギ貝は宝の貝!①

 9月20日(水)

 本校舎では苓北町との共同プロジェクトの一環として、
 ヒオウギ貝を用いた町おこしに協力しています。

 アヒージョなど新商品の開発に力を入れて来ましたが、
 最近ではヒオウギ貝の殻を使ったグッズ製作も行っています。

  
 まずは貝の表面の汚れを落とし、ひたすら磨きます。

 
 汚れていた貝も、一生懸命磨くと… → こんなにキレイになります。

  
 ニスを塗ってよく乾かします。この色鮮やかさ!

 食品コースの生徒がひとつずつ丁寧に磨いたヒオウギ貝の殻。
 これがどう加工されたかはまた次回ご紹介します。

 これだけでも十分キレイですが、さらにどう変化するのか…
 お楽しみに!

【本渡校舎】キンセンカ種まき (生物生産科1年)

  文化祭で販売するため、今の時期にキンセンカの種まきをします。
    

 種まきをする時、草花では良く「セルトレイ」という容器に種をまきます。

それは

   苗の生産がシステム化、規格化されている。

   苗が小さく、小面積で大量の育苗(いくびょう)が可能で、生産効率が高い。

   複数のセルからなるセルトレイで持ち運びができ、輸送性がよい。

   根鉢の形成がよく、本畑・ポットへの植え付けが容易で、活着(かっちゃく)もよい

などの特徴があるためです。



追記

9月7日に2年生で種まきしたナデシコの6日後の様子です。
    


 

【本渡校舎】つぎ木  (生物生産科3年)

  つぎ木の仕方には①さしつぎ②よびつぎ③わりつぎの仕方があり、今回②よびつぎを行いました。

  つぎ木は、土壌伝染性の病気に強い台木を使用することで病気の防除が目的です。また、つぎ木は病害対策以外にも、低地温下での生育を向上させたり、草勢(そうせい)を強くしたりする目的でも使用します。
 
  生徒達はカミソリで台木「カボチャ」と穂木「キュウリ」に切れ込みを入れて行きます。この時、一番集中力を使います。ちょっとでも切りすぎるとうまく接合せず、枯れてしまうのでとっても緊張します。

  切れ込みを入れたら接合しやすくするため、つぎ木用のクリップで留めます。生徒達はとっても集中して授業に取り組んだことでしょう。
 


【本渡校舎】避難訓練 

 警報が鳴り、生徒・職員は迅速に体育館へ避難しました。

  体育館では天草広域連合中央消防署の方から講話を頂き、災害発生時でしてはならないことは「お・か・し」

お:押さない

か:駆けない(走らない)

し:しゃべらない

が大切です。

また、「自助」「共助」「公助」という言葉があり

自助:自分の命を守る

共助:他者と助け合う

公助:公的機関の支援

あると言うことを紹介されました。


消火器の使い方をレクチャーしてもらっているところです。

    黄色いピンを外す

    ノズルを燃えている物に向ける

    レバーを押す

    消火器は「火」にかけるのでは無く、燃えている物にかけることが大切です。また、力の弱い人は地面に置いた状態で消火器のレバーを押してもいいということでした。


【本渡校舎】大菊の管理(生物生産科2年)

  大菊の管理(わき芽取り・誘引・液肥かん水)を行いました。

  管理をしていると菊の花芽が出来ていたので生徒達に見せて、自分が管理している菊が「花芽」か「葉芽」を確認します。
    
                 「花芽」                               「葉芽」

【本渡校舎】シクラメン管理(生物生産科3年)

先週、葉組みを全部してしまったのですが・・・・。

   もう、葉が展開してきています。夜温も涼しくなってきて、シクラメンの成長も活発になってきました。
    
   午前中は雨が降ったり、やんだりでずーっと曇っていたんですが、草花専攻生が午後から授業に来ると雨雲はどっかに飛んで行って、快晴でそよ風も吹いて気持ちいい環境で授業が出来ました。

  生徒たちは、最初の頃に比べると素早く丁寧に出来るようになってきました。

【本渡校舎】防鳥ネット片付け&栗選別(生物生産科3年)

    長い戦いにも終止符を

              打つときが来た!!!

鳥たちの被害も無く、無事ブドウの収穫を終えることが出来ました。
  
  来年のため、防鳥ネットを片付けます。そのままでは、枝がネットに絡んで剪定(せんてい)しにくく、また、ネットが劣化してしまうので、絡まった葉や枝をきれいに取って、片づけます。
 


栗が少し収穫出来たので選別しました。
 
  まずは、見た目で虫くいや傷が無いかで選別し、その後、水につけて沈んだ物を選びます。

  中身が充実している栗が沈んでいるので実がギッシリ入っています