天草拓心高校生の生活を紹介!

2017年10月の記事一覧

【本渡校舎】さし芽をしよう  (生物生産科2年)

   この観葉植物はな~~んでしょ?  ヒント:葉に切れ込みが入っています。






    半つる性の植物です。つるが伸びているので「さし芽」という方法で植物を増殖していきます。

    つるから伸びている葉を一枚切って、2号ポットに挿していきます。葉が1枚でも大きすぎると水分の吸収量より葉からの蒸散量(植物から大気中への水の移動を蒸散という。葉の気孔や花弁表面のクラチラ層を通って水が大気中へ放出される。)が多くなり、うまく発根できず枯れてしまいます。なので、大きすぎる葉は3分の2ほど切除してから挿していきます。その後は、加湿気味で栽培管理していきます。

    2ヶ月もすると発根して葉も新しい葉も展開してきます。このまま、販売すれば「かわいいミニ観葉植物」として、また、大きく育てたい場合は6号鉢にヘゴ材を立てて4株植えれば、写真のように立体的に植物を楽しむことが出来ます。

  

答え:シンゴニウム



【マリン校舎】ヒオウギ貝入荷!!

 10月30日(木)

 今日は苓北町富岡にある福島水産からヒオウギ貝1500個が届きました。

 

 2年海洋科学科食品系の8名で、蒸煮した貝を一つ一つ出していきます。

 

 一つ一つキモの部分を取り除き、大きさ別に分けていきます。
 取り分けたものはレトルトパウチに詰めて、冷凍保存します。
 そしてイベント前に加工し、アヒージョやバター炒めにします。

 作業自体は面倒ですが、喜んでくれるお客様を想像しながら頑張りました!

【合同】芸術鑑賞会


 10月25日(水)

 本渡校舎、マリン校舎合同の芸術鑑賞会が天草市民センターで開催されました。

 福岡の劇団が中島敦作の「山月記」を現代風にアレンジした「サンゲツキ」を上演。
 全校生徒職員で鑑賞しました。

  
 両校舎の生徒が一堂に会すると市民センターもいっぱいです。
 劇はミュージカル風に音楽・歌も交えた構成になっています。

  
 最後に、本渡校舎演劇部部長が立派な謝辞を述べ、
 本渡校舎、マリン校舎両方の生徒会長が花束を贈呈し会を締めくくりました。

 国語の教科書にも載っている「山月記」ですが、
 物語としてはちょっと難しいような印象がありました。
 ですが、今回の劇では現代風にアレンジして表現してあったため、
 自分たちにも置き換えることができしっかり理解できたのではないでしょうか。

 芸術鑑賞は3年に一度の開催ですが、芸術的な感性を刺激するいい機会となったと思います。

 

 劇が終わったら、バスに乗ってマリン校舎に帰ります。

【マリン校舎】11日遅れのマリン祭体育部門

 10月26日(木)

 雨続きで中止になってしまったマリン祭体育部門。
 「やりたい!」という生徒の熱い要望に少しでも応えるため、
 11日遅れの26日にミニ体育部門を開催することになりました。

 
 悔しいくらいによく晴れた午前中、数種目だけですが実行することができました。

  
      堂々とした入場行進         男女混成ムカデ競争

  
      力比べ綱引き!!           3年生の意地!!

  
    長縄では息をそろえて          力自慢タイヤ引き

 
 
  マスゲームでは航海中の熊本丸を表現
    8段ピラミッドも無事に完成

 
 
 最終種目は団の威信をかけた団対抗リレー   最後はみんなで全校ダンス

 
 
 男子のほうが多いので仕方がないのです    今年の優勝は青団(2年生)

 中止が決まった時は何もできずに終わるのか…と悲しそうな生徒たちでしたが、
 今回数種目だけでも実行できて、3年生は特に安堵の表情を見せていました。

 イベントが一つ終わるごとに3年生の卒業が近づくのは寂しいですが、
 来年は後輩がまたこの伝統を引き継いでくれるはずです。
 

【本渡校舎】シクラメン 置肥  (生物生産科3年)

  文化祭まで後2週間!!シクラメンも日に日に葉の枚数を増やしています。
 
     そこで、シクラメンに置肥を行いました。苗ものなどに与えるIB化成10-10-10では無く、プロミック錠剤12-12-12を一鉢に2錠を対角になるようシクラメンに与えました。


  花も咲いてきて、温室内に入るとシクラメンの良いにおいが充満しています!!

【本渡校舎】苗もの 管理  (生物生産科2年)

  ナデシコ・ノースポールが順調に成長してきました(*^_^*)

持ち運びやすいようにケースに入れているので、苗同士がかな~~り「密集」していますね。このままにしていると・・・・・「徒長」した株や「病害虫」にかかりやすくなります。  大変だ!!!(>_<)

 密集していると植物は光を求めて、上に伸びようと成長します。そのときに茎(節間)が細く軟弱な苗(徒長)になってしまいます。(節間:葉と葉の間の茎のこと)また、通風も悪く湿度が上がりやすく病気になりやすくなり、葉と葉が密集しているので害虫の隠れ家にはうってつけです。良いことは、一つも無いですね・・・・・。

     〈ナデシコ〉                           〈ノースポール〉
  
  なので、鉢間広げ(苗ずらし)を行うことで、光が一つ一つの苗に均等に当たるようになり、通風も良くなります。これで「徒長」「病害虫」の予防対策になります。
  
  次に追肥を行っていきます。ポット内の肥料分が切れてきたのでIB化成10-10-10をポットに3個ずつ三角形になるようにおいていきます。一カ所に置いてしまうと、根がそっちばかり集まってしまうので、ポット内に満遍(まんべん)なく根を張らしたいのでこのように置いていきます。


  
  追肥するポットの棚は2列あります。ここで一人の生徒が「多い方を3人でして少ない方は2人でしようぜ!!」他の生徒「OK~」と3人と2人にすぐ分かれて取りかかり、3人でしていた生徒たちが早く終わったので、こちらが指示を出す前に2人でしている方に手伝いに行きました。生徒たちは農業教育を通じて、「リーダシップ」「協調性」を身につけていきます。


【本渡校舎】アレンジしてみよう!! (生物生産科3年)

   生徒たちが植えているのは「ディフェンバキア」と「アイビー」です。ディフェンバキアだけでは、なんか寂しい感じがしたのでアイビーも一緒に植えることで鉢全体にボリュームを出して、豪華に見えるように工夫してみました。
  

   最初は、株を見てもどこを正面としてアイビーを植えようか悩んでいましたが、試行錯誤しながら植え付けて2~3回「やり直し」をさせると、どう植えたらいいのか分かってきて、自分が作った作品に自信をもって「先生、これどうですか?」と聞いてきました。
  
    それがこのアレンジです。


  みなさん、どうでしょう?私は良い感じにまとまっていて好きなバランスです(^o^)

【本渡校舎】輪台の調整 (生物生産科2年)

 輪台を取り付けてから3週間が経ち、キクの花首が伸びているので輪台の調整を行いました。生徒たちは10月10日の授業から今日まで授業変更などでキクを見ていませんでした。温室に入ると、「うわ!!咲いてる!」「でけー」など植物の成長に驚いていました。
  


キクの花
 
 
 

【本渡校舎】せん定くずの片付け (生物生産科2・3年)

  草花温室の横にサンゴジュの木が植栽されていて、昨年せん定していたのですが1年で枝が伸びたのでせん定しました。最初に大きな枝は手で運んでその後、小さい枝や葉などを熊手で集めて片付けました。
 
〈生徒の感想〉

 「今日はセンゴジュの掃除をしてキレイに片付ける事が出来て良かったし、自分の心もキレイになった気がしたので良かったです。」
 
  キレイに片付け後は、次に使う人のことも考えて使った道具もキレイに洗って片付けます。


  夜も寒くなってきて、温室内も最低温度が20℃を切ってきたので、最後に温室の出入り口、側窓を閉めて今日は終わりです。

【マリン校舎】にっぽんの宝物グランプリ熊本大会

 10月20日(金)

 にっぽんの宝物グランプリ熊本大会に
 本校マリン校舎の生徒が苓北町代表として出場しました。

 この大会は、地方の事業者の育成を目的とした人材教育の一環で、
 日本の地方に残っている素晴らしい商品や技術を
 「にっぽんの宝物」として発掘、発展させることを目指した大会です。

  

 苓北町からは5事業者が出場。
 本校食品科も、最近のヒット製品「ヒオウギ貝のアヒージョ」をアピールしてきました。

 パワーポイントを用いたプレゼンテーションもいつも以上に気合を入れ、
 審査員の方々の目も惹くように、ランチョンマットやお皿にも工夫をしました。
 
 結果はなんと…


 準グランプリ!!


 来年5月に開催予定の全国大会出場が決まりました!

 

 昨年度の全国大会に出場した人もたくさんいる中、
 我々の作ったアヒージョが評価されたことは本当に喜ばしいことです。

 
        チーム苓北で写真撮影

 かつ、この機会を与えてくださった苓北町役場のみなさん、
 一緒に大会に出るために切磋琢磨した苓北町の事業者のみなさん、
 大会中にお互い助け合った他の出場者のみなさん。
 
 たくさんの方々に支えられてこの賞を取ることができました。
 本当にありがとうございました。
 
 全国大会に向けて、これからもっともっと精進しようと思います。