天草拓心高校生の生活を紹介!

【本渡校舎】苗もの 管理  (生物生産科2年)

  ナデシコ・ノースポールが順調に成長してきました(*^_^*)

持ち運びやすいようにケースに入れているので、苗同士がかな~~り「密集」していますね。このままにしていると・・・・・「徒長」した株や「病害虫」にかかりやすくなります。  大変だ!!!(>_<)

 密集していると植物は光を求めて、上に伸びようと成長します。そのときに茎(節間)が細く軟弱な苗(徒長)になってしまいます。(節間:葉と葉の間の茎のこと)また、通風も悪く湿度が上がりやすく病気になりやすくなり、葉と葉が密集しているので害虫の隠れ家にはうってつけです。良いことは、一つも無いですね・・・・・。

     〈ナデシコ〉                           〈ノースポール〉
  
  なので、鉢間広げ(苗ずらし)を行うことで、光が一つ一つの苗に均等に当たるようになり、通風も良くなります。これで「徒長」「病害虫」の予防対策になります。
  
  次に追肥を行っていきます。ポット内の肥料分が切れてきたのでIB化成10-10-10をポットに3個ずつ三角形になるようにおいていきます。一カ所に置いてしまうと、根がそっちばかり集まってしまうので、ポット内に満遍(まんべん)なく根を張らしたいのでこのように置いていきます。


  
  追肥するポットの棚は2列あります。ここで一人の生徒が「多い方を3人でして少ない方は2人でしようぜ!!」他の生徒「OK~」と3人と2人にすぐ分かれて取りかかり、3人でしていた生徒たちが早く終わったので、こちらが指示を出す前に2人でしている方に手伝いに行きました。生徒たちは農業教育を通じて、「リーダシップ」「協調性」を身につけていきます。