天草拓心高校生の生活を紹介!

学校生活(〜2021年度)

【本渡校舎】キクの摘蕾(てきらい) (生物生産科2年)

 赤丸で囲ってあるように蕾(つぼみ)が5つ出来ています。このまま花を咲かせても小さい花になってしまうので、5つから1つの蕾に摘蕾(てきらい)します。これは大輪のキクに育てるためです。

 


    一本の茎から1輪咲かせるので摘蕾中に間違って折らないように細心の注意で摘蕾していきます。



   

    蕾が出来てきたので今まで与えてきた肥料成分を変えていきます。今までは
N(チッソ)-P(リン)-K(カリ)で20-20-20でしたが今回から10-30-20の成分を与えていきます。


【本渡校舎】メロンの袋かけ (生物生産科3年)

メロンの実を思い浮かべてみると・・・・・・・。
 
   皮は白く、ネットがきめ細かに入っているものを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?


    
  メロンの実を新聞紙などで囲って太陽光を当てないようにすると、メロンの皮は白くなり、またネットの入りもよくなります。この実習は商品価値を上げるために行われています。

 

【マリン校舎】ヒオウギ貝は宝の貝!①

 9月20日(水)

 本校舎では苓北町との共同プロジェクトの一環として、
 ヒオウギ貝を用いた町おこしに協力しています。

 アヒージョなど新商品の開発に力を入れて来ましたが、
 最近ではヒオウギ貝の殻を使ったグッズ製作も行っています。

  
 まずは貝の表面の汚れを落とし、ひたすら磨きます。

 
 汚れていた貝も、一生懸命磨くと… → こんなにキレイになります。

  
 ニスを塗ってよく乾かします。この色鮮やかさ!

 食品コースの生徒がひとつずつ丁寧に磨いたヒオウギ貝の殻。
 これがどう加工されたかはまた次回ご紹介します。

 これだけでも十分キレイですが、さらにどう変化するのか…
 お楽しみに!

【本渡校舎】キンセンカ種まき (生物生産科1年)

  文化祭で販売するため、今の時期にキンセンカの種まきをします。
    

 種まきをする時、草花では良く「セルトレイ」という容器に種をまきます。

それは

   苗の生産がシステム化、規格化されている。

   苗が小さく、小面積で大量の育苗(いくびょう)が可能で、生産効率が高い。

   複数のセルからなるセルトレイで持ち運びができ、輸送性がよい。

   根鉢の形成がよく、本畑・ポットへの植え付けが容易で、活着(かっちゃく)もよい

などの特徴があるためです。



追記

9月7日に2年生で種まきしたナデシコの6日後の様子です。
    


 

【本渡校舎】つぎ木  (生物生産科3年)

  つぎ木の仕方には①さしつぎ②よびつぎ③わりつぎの仕方があり、今回②よびつぎを行いました。

  つぎ木は、土壌伝染性の病気に強い台木を使用することで病気の防除が目的です。また、つぎ木は病害対策以外にも、低地温下での生育を向上させたり、草勢(そうせい)を強くしたりする目的でも使用します。
 
  生徒達はカミソリで台木「カボチャ」と穂木「キュウリ」に切れ込みを入れて行きます。この時、一番集中力を使います。ちょっとでも切りすぎるとうまく接合せず、枯れてしまうのでとっても緊張します。

  切れ込みを入れたら接合しやすくするため、つぎ木用のクリップで留めます。生徒達はとっても集中して授業に取り組んだことでしょう。