天草拓心高校生の生活を紹介!

学校生活(〜2021年度)

【本渡校舎】キュウリ・カボチャ種まきとメロン摘心(生物生産科3年)

  ピンク色がキュウリで少し大きいのがカボチャです。キュウリの種はピンク色ではありません。カボチャと同じ色です。本当は。では、なぜ??ピンク色になっているのでしょう???

 それは種子消毒してあるからです。種に病原菌やカビが付かないように消毒してあります。


   

  種まきをしていきます。3号ポットに植えていきますが植え穴が2個あります。これは、キュウリとカボチャを一緒に種まきします。2つが発芽した後、カボチャを台木してキュウリを接ぎ木するためです。


 





  メロンの摘心です。摘心することで、葉の付け根から芽(えき芽)が形成され、それが伸びると分枝(側枝)となり、そこに雌花がついて受粉させてメロンを作っていきます。

【本渡校舎】ミカン管理(生物生産科3年)

  豊福(ミカン)が実の重さで枝が地面についてしまっています。そのままにしていると、ナメクジが食害したり、草などにこすれて果皮に傷が付いてしまい、商品価値が著しく落ちてしまいます。

 

 そうならないように、垂れて地面についている枝をひもで誘引して上に吊し上げます。
   
         「地面についている枝」               「誘引して地面から離れた枝」


      これで今年もおいしいミカンが出来ます
(^o^)


 

【本渡校舎】シクラメン管理(生物生産科3年)

  葉組みをして1つのベンチに5列に並べていたのですが、株が大きくなってきて、隣のシクラメンと葉が重なったりしているところがあるので4列に並べ直しました。




   

  密集していると害虫(アブラムシ・コナジラミ・ダニ)などの巣になりやすく、また通風も悪く、湿度も上がってしまい病気(病原菌やカビが活発に活動するため)にかかってしまう恐れあります。

【本渡校舎】シクラメン管理(生物生産科3年)

 今日も楽しく葉組みです。


    生徒や購入されに来られた人が「良いシクラメンって、どんなのですか??」という質問をよくされます。それは、葉が多いものを選んだ方が良いと思います。葉が多いと言うことは「芽点」が多いと言うことです。「芽点」とは「葉芽」と「花芽」が出来るところです。

   写真1が芽点です。放射状に葉が展開していきます。そして、「葉組み」をしたことにより新しい葉と花芽が出てきています。写真2は球根から芽点を外して見た物です。球根に芽点が多いものがいいです。
   
                       写真1                                               写真2

   写真3ではさらに芽点を分解してみました。葉の下になんかくっついています。なんでしょう???写真4は写真3のくっついているのをアップにした物です。よーく見てみると花芽がくっついています。シクラメンの花は葉の付け根から1輪咲いてくるみたいですね。

 なので、葉が多いと言うことはそれだけ花も多く咲くということです。
 
                      写真3                                          写真4