八農ブログ
八代農業高校校内プロジェクト発表会
校内プロジェクト発表会が、体育館で行われました。
八代農業高校農業クラブ役員の進行のもと、開会、農業クラブ会長挨拶、成人代表挨拶(川邊教頭)、発表規準等
が行われました。
発表では、各学科より5つの代表が発表を行いました。
最後に、審査員を代表して農場長より講評があり、激励の言葉を頂きました。
どの発表も、日頃の授業で行っていることを題材にし、聞いている生徒達に分かりやすい発表でした。
発表者の皆さん、大変お疲れ様でした。
また、本校の農業クラブ役員の皆さん、発表会の準備から進行まで大変お疲れ様でした。
来年度の年次大会に向けて、選出された発表者の皆さんは、さらに良い発表になることを願っています。
介護の授業ってどんなことしているの? ~ 体位変換介助 ~
ブログを見返しながら気づいたこと。
介護関連の授業の紹介をまったくしていない
ということで
介護の授業の取材に行ってきました
この日の授業は「体位変換介助」
介護の授業を受けてきた2年生が
介護の授業を受けたことのない1年生に
介助方法を指導します
どうやら福祉家庭科の毎年恒例行事らしく
現2年生も1年生の時に先輩に指導いただいたのだとか
先生は基本的に見守っており
1年生の指導は2年生にお任せとのこと
いったいどんな授業になるのでしょうか
まずは2年生だけで打合せ。
指導の際の注意点を先生と共に最終確認していました。
確認が終わったら早速授業開始です
今日はよろしくお願いします
介助前は必ず手を洗って消毒し
爪が伸びていないかチェックします。
介護される方がケガしないように注意しましょう
次に事例問題の確認を行います。
鈴木友子さん(85歳)は、麻痺はありませんが、自分では寝返りをうつことができません。現在、仰臥位(仰向けに寝ている状態)で休んでおられます。左側に水平移動してから右側臥位(右側を下にし横向きに寝ている状態)にし、身体を安定させ、安楽な体位をつくってください。 |
自分のことなら何も考えずに
右側を下にして寝返りすればよいので簡単です。
でもそれを
自分でできない方に対して行うとなるとどうすればよいのでしょうか
なぜそうするのかを意識しながら
1年生は実習に取り組みました
さて以下では、ある班に注目して
「体位変換介助」はどのようなことをするのかを
ブログをご覧の皆さまもご確認ください
まずタオルケットを邪魔にならないように片づけて
枕をずらし、体も端に寄せ、足の位置も移動させます。
ここまでは体位変換の前準備です
肩と膝に手を添えたら 、グイっと体を横向きにします。
でもまだこれで終わりではありません
肩・腰・足の位置を楽な体制になるように調整して
最後にタオルケットを元に戻して終了です
ね、簡単でしょう
……ってなりませんね
今回は主な行動のみをご紹介しましたが
実際には他にも細かな作業や声かけが行われていました。
2年生にコッソリ見せてもらったプリントには
30項目くらいの作業ポイントが記載されていました
言葉にすれば「横向きにする」ってだけなのに
それを実際に誰かにしようとすると大変ですね
1年生は作業のポイントは理解できたのでしょうか
忘れないうちにメモを取る姿を見ることができました
では続いて1年生も実践しましょう
先輩に指導してもらいながら繰り返し練習あるのみ
最初は恐る恐るの覚束ない手元でしたが
5・6限の時間の間ひたすららこの作業を繰り返し
1年生も少しずつ体位変換が上手くなっていきました
どうやら2年生になったら実技テストがあるそうですから
今後も1年生は練習してくださいね
熊本で福祉に関する勉強ができる高校は珍しいです
八農は福祉がメインの学科こそありませんが
福祉家庭科と来年度始まる家庭科では
全員が介護に関する授業を受けます。
家庭科では介護以外にも
調理・被服に関する授業や
選択で保育に関する授業も受けることができます。
将来、まだ何をしたいか分からないと悩む中学生は
八農の家庭科も考えてみませんか
1年福祉家庭科「パン作り」
1Sフードデザインの授業で「パン作り」を行いました!!
生地をビニール袋の中に入れ、しっかりこねます。
こねこねこね・・・・こねこねこねこね・・・・
パンが美味しくなるように一生懸命がんばります
続いてオーブンを使って発酵させます。
八農の調理室には性能のいいオーブンレンジがありますよ!
二次発酵まで終わったら・・・いよいよパンの成形です。
中には何を入れるのかな??
中に入れる具材をアレンジして、いろいろな種類のパンを作ります。
パンの中には何を入れているのかな??
さあ、オーブンに入れて焼き始めます!!
できあがりが待ち遠しいですね
・・・・・・・
パンが焼けましたーーーーーーー
それぞれオリジナルのパンができてよかったですね!!!
笑い声が絶えない楽しい実習でした
教職員サッカーに出場しました!!
先日行われた教職員サッカーに出場してきました
八農代表選手はこちら。
大会までに3回ほど練習を行い、準備万端です
当日は2戦行い、一勝一敗の成績でした
八農の守護神のナイスセーブや先生方のスーパープレーがたくさんありましたよ
八農のベンチからは監督からの熱い応援も・・・・・
久しぶりの開催で、先生方の日頃の運動不足も解消されたのでは???
K先生からは走り込みが足りないとの厳しいご指摘が
来年は早めの始動になりそうですね
今回参加された先生方はもちろん、来年度はもっと多くの先生方の参加をお待ちしてます
柑橘類の出荷準備(園芸科学科 果樹専攻)
この記事で紹介するといっていた
園芸科学科『果樹専攻』の授業の様子をお送りします
この日、果樹専攻は農場の果樹園にいません
どこに行ったのかと探し回っていたら
作業部屋にいるのを発見
不知火を出荷するために
2年生はミカンの磨き作業中でした
今回磨いている不知火は
12月のこの記事で紹介したミカンのようです
しばらく寝かせて「追熟」させたミカンを
ついに出荷するために
ミカンを磨いて見栄え良くしているようです
商品は見た目も大切ですし
お客さんに手にとってももらえるように
ひたすら地道に磨きます
友達と話しながら
1つずつ磨いて、磨いて、ひたすら磨きます…
そのうち、無我の境地に行きつきそうですね(笑)
先は長そうですが、頑張ってください
一方、同じ作業部屋で1年生は2年生に見守られながら
ナツミカンの選別作業を行っていました
こちらも不知火同様
収穫後に追熟させていたものです。
ナツミカンを1つずつ取り上げると
重さによって M とか 2L とか 規格外 などと
写真の 計り が ナツミカンのサイズ を音声で教えてくれます。
便利な機械があるんですね
ところが作業をしている1年生は
機械がなくとも手にもった感じでナツミカンのサイズが分かるのだそう
職人技ですね
下写真の量のナツミカンを選別していれば
嫌でもナツミカンのサイズが分かってくるのかもですね
こちらの選別も時間がかかりそうですが
最後まで頑張ってくださいね
ミカン磨きは極端な話やらなくても出荷できます。
でも、消費者が少しでも喜んでくれるように
できる手間は惜しみません
八農産の農産物を見かけた際には
是非とも手に取っていただき
八農生の頑張りに思いをはせてくださると嬉しいです
花の鉢上げ&下葉処理(園芸科学科 草花専攻)
この記事で紹介するといっていた
園芸科学科『草花専攻』の授業の様子をお送りします
この日、草花専攻生徒はハウスで鉢上げ作業中でした
竹串をお箸のように器用に使って
小さな小さな花苗を育苗用ポットに植え替えていましたよ
作業の途中、先生がやってきて
鉢上げ中の花苗の名前をたづねますが
生徒は答えられずにタジタジです
なお、今回扱っていた花苗は
サルビア と マリーゴールド でした
鉢上げ作業が終了後は
サルネリア の 下葉処理 に向かいました
まずは先生にやり方を聞いてから
1年生も初めての下葉処理に取り掛かりました
ピンセットを使って取りにくい枯れた葉も取り除いていきます。
上手にできたかな
一方、2年生の先輩は慣れた手つきでスピーディに下葉処理していきます。
1年間培ってきた技術の差ですね
その後も着々と作業をみんなで仲良く進めていました
きれいなお花を皆様にお届けするために
草花専攻の生徒たちはこうやって
1つ1つの花鉢を丹精込めてお手入れしています
ところでサイネリアの後ろに
まだまだ花が咲いていない緑の鉢がたくさん並んでいました。
これは5月に販売予定のカーネーションの鉢ですね
5月の母の日に合わせて現在大切に育成中です。
校内で販売予定ですので
生徒の皆さんは是非とも購入を検討してくださいね
農業経営者激励会行われました
3月9日に本校で農業経営者激励会が行われました。
農業経営者激励会とは・・・?
農業経営及び農業関連産業を志す生徒を激励し研修を通して経営意識を高め今後の進路の参考にするために行う。
更に生徒が農業経営及び農業関連産業について学び、就農及び関連産業への就職意識高揚を図るために行います。
本校の2年園芸科学科9名と3月に卒業した2名を対象に行いました。
八代地域振興局の藤田様より・・・
熊本県の農業産出額はおよそ3400億円であり
全国5位を誇る農業県である。しかしながら
担い手不足などの問題もありながら、農業に魅力を感じ他産業からチャレンジする人も増えた。
これから思い描く事にチャレンジし、
光り輝く主役になってほしい!!
とエールを頂きました。
課題研究の取り組みとして
2年園芸科学科の藤本さんが
ナノバブル水を用いたシクラメンの生育調査について
の発表を行いました。
質疑応答では
「農家よりも学校現場の方が研究を行うことができる、
是非地域農業に貢献してほしい」
「ナノバブル水がシクラメンに有効であることで
品質は向上するが、管理の時間が従来よりも増えるのでは?」と経営の観点からの意見もありました。
「農家の先輩から後輩へ」
氷川町でい草農家をされている河野様から
〇一期一会を大切に人脈作りをすること
〇作業日誌をつけること
〇困った時は声を上げみんなに発信すること
〇日頃から考える癖をつけること
失敗を恐れずにチャレンジし
失敗した数だけ経験になり自信がつき成功が近づく
八代市で養蜂農家をされている西岡様より
養蜂農家の1年について
教えていただきました。
知らないことも多く有りとても勉強になりました。
春の訪れとともに蜂蜜を採取し青森や北海道まで巣箱を移動し
様々な蜂蜜を採取し、冬は奄美大島で冬を越すそうです。
講話の中でも先ほどの河野様と共通して
〇スケジュール管理をし、その日の気づきを記入すること
〇感覚よりもデータが大切
1年、2年、、、5年と積み重ねたものが自分の糧になる、今からでもできます!!
さて、2年生の皆さん
講話を聞いてどう考えましたか???
2年生は4月には3年生になりいよいよ進路実現に向けて本格的に動き出しますね。
夢の実現に向けて、今何をしなければならないのか、何が自分に必要なのか・・・
これまでのように、何か待つ自分では実現には至りません。
何事も主体的に、自分から発信し行動ができる3年生になってくださいね
今年の3月に卒業した
前田さん(左)鳥居さん(右)は
本校卒業後は
農業大学校や農業生産法人に進学、就農予定です。
是非地域に貢献できる農業人になってくれることを
願います
トマトの支柱立て(園芸科学科 野菜専攻)
この記事で紹介するといっていた
園芸科学科『野菜専攻』の授業の様子をお送りします
以前紹介した「トマト苗の鉢ずらし」のトマトは
既に定植が完了しており
花も咲き始めました
野菜の先生がおっしゃるには
非常に大きくて立派な花らしいです
成長していけば大きなトマトがなるはずですが
このままではトマト自身の重みで
地面をはうトマトになってしまいます
そうならないために本日の授業では
トマトの支柱立てを行いました
まずは座学で本日の作業説明を聞きます
実技教科とは言えいきなり作業を行うわけではありません。
その後、支柱をホイルローダーのショベルを使って運びました。
ハウスでもう一度作業を確認してから開始です
トラクターで運んできた支柱を
みんなで支柱を立てるところまで運びます。
時には慣れない1年生に先輩である2年生が指示を出しますよ
先生が支柱を立てる見本を生徒たちに見せた後に
指導いただきながら生徒も実践です
支柱を支える人は頭に気を付けてくださいね
作業を理解したら2人1組に分かれて支柱を立てていきます。
慣れている2年生は
1年生とペアになり支持を出しながら作業を進めていきました
ある程度支柱を立てたら、
重要な端の支柱を斜めに立てる作業を行いました
斜めにする理由は
端の支柱間にワイヤーを張るため
力がかかっても支柱を抜けにくくするためなのだそう
美味しいトマトを育てるためには
色々な作業をしないといけないのですね
今回のハウスのトマトは
早ければゴールデンウィーク前には収穫できるそうです
トマトと言えば夏のイメージですが
色々な手間をかけることによって
以前は食べることができなかった時期にも
美味しいトマトを食べることができるのですね
もちろん、その技術は簡単なものではありません
しかし、普段の授業で色々なことを学ぶことで
園芸科学科野菜専攻の生徒たちは
野菜を育てるスペシャリストに成長していきます
美味しい八農産トマトの収穫まで
今しばらくお待ちくださいませ
園芸科学科の授業 & ジャガイモの芽が出てきました!
園芸科学科(H科)の木曜5・6限は
全学年(現在は1・2年のみ)で
「総合実習」の授業が行われます
本日の授業では各専攻(野菜・果樹・草花)に分かれて
1・2年生合同で作業を行っていました
今回は各専攻ごとに記事を分けて
どのようなことをしていたのかをご紹介していきます
その前に…
農場を取材しながら歩いていたところ
先日ご紹介したジャガイモ が芽を出しているのを発見
そして先日ご紹介したイモの種類メークインとダンシャク以外にも
ホッカイコガネ、十勝コガネ、インカのめざめ、インカのひとみ、さやあかねと
色々な種類のジャガイモが植えられていました
収穫したら何にして食べましょうか
今から楽しみですね
令和4年度 専門学科のある高等学校との企画開発商品及び会員開発新商品発表会に参加!!
本日、令和4年度専門学科のある高等学校との企画開発商品及び会員開発新商品発表会がホテル熊本テルサで開催されました。
くまもと県南の学校を代表して、水俣高校と八代農業高校の生徒が参加し、発表を行いました。
開会式では、くまもと県南フードバレー推進協議会会長である木村副知事のご挨拶があり、その後、出席者紹介・事業説明、会員事業者挨拶及び商品紹介(試食)、専門学科のある高等学校の商品開発成果発表(試食)、最後に蒲島知事それぞれの商品についてアドバイスを頂きました。
八代農業高校の発表では、芦北高校、南稜高校と連携した商品開発について発表を行いました。
3月9日(木)、18:09からのTKUニュースで、新商品発表会の様子が放送されますので、ぜひご覧下さい。
(※放送された内容がTKUのホームページから見ることができます。)
くまもと県南フードバレーの関係者の皆様、本日は大変お世話になりました。
今後も、よろしくお願いいたします。