2020年7月の記事一覧
猛暑の授業対策のために各教室にエアコンを設置しました
梅雨明けが待ち遠しい季節に入ってきました。
九州の中央部、山都町でも梅雨明けを間近に控え、
夏の日差しがまぶしく、高温多湿で授業にも集中できないような状況です。
新型コロナウイルス感染症拡大による臨時休業の授業時間回復のため、
本校でも夏休みを短縮して授業を実施しています。
熊本市などの平野部に比べて400~500m標高が高い山都町でも、
夏場のエアコンが必須の状況になっています。
熱中症を予防しながらコロナウイルス感染症対策も行わなければならないため、
先日急遽、各教室にエアコンが設置されました。
今日は、朝から気温と湿度が高く室内でも熱中症の危険があるために、
設置後始めてエアコンを運転しました。
エアコンがついた中で授業を受けることができ、
生徒たちもうれしそうにしています。きっと勉強もはかどるでしょう。
本校は7月31日まで1学期で、8月24日から2学期開始です。
夏休みも3年生の進学や公務員受験などに向けた課外が実施され、
涼しい室内で学習環境も良好な状態で目標に向かって頑張ることができます。
大学生の特別授業 美しい写真の撮影方法を伝授(緑科学科3年生)
山都町の美しい風景や観光名称、グルメなどの写真を撮影して
インスタグラムに投稿する取り組みをする緑科学科の3年生が、
グリーンライフの授業で、
写真撮影や写真の加工などについて大学生から学びました。
今日の講師は東京農業大学3年生の渡辺さんです。
渡辺さんは東京出身ですが、山都町のことを気に入ってたびたび来町されています。
今回は大学の春休みを利用して山都町に滞在していたところ、
新年度からコロナウイルス感染症の影響で休講になり感染が拡大したことから
東京に戻らずに山都町に滞在しています。
大学の授業はコロナ禍のためにすべてオンライン授業になっているので、
山都町でも授業を受講できています。
高校時代に写真部で学んだ経験を生かして、
山都町の美しい風景や四季を撮影されていることを知り今回講師としてきていただきました。
山都町で撮影した写真などを見せていただき、
地元出身の目線とことなる視点で撮られた写真を真剣に見ていました。
また、スマートフォンを使って食べ物写真をおいしく見せる撮影方法や加工の方法も伝授していただき、
インスタグラムに投稿する写真撮影の参考になったようです。
今日は2人の大学生に来ていただきました。
東京農業大学の渡辺さん、山都町の地域おこし協力隊で熊本県立大学の出口さん
突然のお願いに快く対応していただきありがとうございました。
食農科学科 中島小学校とのトマト栽培交流(出前授業)
7月16日(木)に中島小学校にて、中島小3・4年生とトマトの栽培交流(出前授業)を行いました。
はじめに、自己紹介をしました。4年生とは昨年度も交流をしているので、名前を覚えてくれていた子どもたちもいました
つぎに、トマトのクイズをしました。
「トマトが日本に伝わったのは、いつでしょう。(正解は江戸時代といわれています)」
「トマトの生産量が多い県はどこでしょう。(正解は熊本県です)」
など、子どもたちに出題しました。
次に、トマト栽培のポイントについて、話をしました。
子どもたちが栽培しているトマトでわき芽の取り方や花のつきかたを説明しました。
栽培のポイントを説明した後に、実際にベランダや花壇に栽培されているミニトマトの管理を一緒に行いました。一緒に誘引やわき芽取りを行いました。
出前授業では、小学生からたくさん質問を受けました。
「トマトは何で赤くなるんですか?」「トマトは何で丸い形しかないのですか?」
「子葉は何のためにあるの?」「矢部高校ではトマト栽培でどんな工夫をしているのですか」
「1本のトマトの株から何個のトマトが採れますか?」
など20問ほど質問してくれました。中には、職員も考えてしまう質問もあり、小学生の発想は私たちにとっても勉強になりました。
今年度は新型コロナウイルスの状況を見ながら、交流を深めていけたらと思っています。
中島小学校の3・4年生、先生方、ありがとうございました。
令和2年度 新生徒会役員任命式
性教育講演会終了後、
先日の生徒会改選で選ばれた令和2年度生徒会役員の任命式を実施しました。
新生徒会長の藤本さん(普通科2年B組・矢部中)をはじめ、
生徒会執行部の7人一人ひとりに本校大嶋校長から任命状を渡されました。
また、旧生徒会長の野口さん(普通科3年B組・矢部中)ら旧役員10人には感謝状が授与され、
大嶋校長から労いの言葉をいただきました。
新生徒会は7月29日(水)に熊本県立体育館で開催するクラスマッチの運営など
様々な学校行事を生徒の中心となって取り組みます。
みなさん頑張ってください。
令和2年度 思春期保健教育講演会を実施しました。
性に関する科学的な知識を学び、男女の心身の特性を理解するとともに、
適切な意思決定に基づく行動の選択能力や態度を身につけることを目的として、
令和2年度の思春期保健教育講演会を実施しました。
講師に、医療法人聖粒会 慈恵病院で看護部長をされている竹部様を招き
「未来ある皆さんへ伝えたいこと」と題して、
出産や思春期の心と体の動き、
慈恵病院で取り組まれている「コウノトリのゆりかご」に関連した
出産や育児に悩みやむ終えず赤ちゃんを預ける親へのサポートについてなど、
竹部様の経験をもとにわかりやすく講話をしていただきました。
生徒たちは、自分のことと重ねて真剣に講話を聞いていました。
心も体も大人へと近づく思春期に高校生らしい男女の関わりができるように
生徒たちも自分ごととして捉えることができたようです。
講師の竹部様、お忙しい中本校のためにお時間を作って来校いただき、
大変ありがとうございました。
1学期 期末考査が終わりました
1学期の学びを確認し、評価する期末考査が終わりました。
今年度は、コロナウイルス感染症による臨時休業(休校)があったため、
中間考査を中止し、1学期は期末考査のみの実施となり、時期も2週間ほど後にずらしての実施です。
林業科学科や食農科学科では、
総合実習の期末考査として農業鑑定の試験を実施しています。
作物や樹木、機械・器具の名称や使用方法などを問う試験で、
日頃の授業や実習で取り扱う全てのものから出題します。
写真は、林業科学科(緑科学科)の考査風景です。
樹木の名称や機械の使用方法、計算問題などを20秒間で一つ一つ回答します。
生徒たちは、真剣に問題に向かっていました。
今回は8月5日(水)に実施される。学校農業クラブの鑑定競技県大会の予選も兼ねています。
上位6人が本校の代表として、県大会に出場します。
矢部高校は今年も全国から生徒を募集します!!
広く生徒募集するために、
地域・教育魅力化プラットフォームが主催する「地域みらい留学」に今年も参画しました。
7月25日(土)、26日(日)の二日間、
地域みらい留学2020オンラインで
オンライン合同説明会を開催します!
テーマ別学校説明会
7月25日(土)
11:45〜12:30
【みらい留学ならではの地域系部活動の魅力】
◎バイク好きあつまれ!全国唯一の二輪車競技部
15:45〜16:30
【森・山派?海派?】
◎森を守る山の侍!山の都で林業・環境について学ぶ
7月26日(日)
10:45〜11:30
【みらい留学ならではの地域系部活動の魅力】
◎バイク好きあつまれ!全国唯一の二輪車競技部
12:45〜13:30
【森・山派?海派?】
◎森を守る山の侍!山の都で林業・環境について学ぶ
詳しくは、「地域みらい留学2020オンライン」サイトをご覧ください。
ぜひ会員登録して本校の説明会に参加してください。
https://c-mirai.jp/event/mirai/?fbclid=IwAR0X5GVOz8wwlts0WSumBqTbvldONLZvYC5LbDWdW7YiDsXJlBcopUJR4Fg
なお、当日は「学校個別説明会」も実施します。
今年度から本校に入学している「みらい留学」の生徒たちとも話ができます。学校生活や寮生活など詳しく知りたいことをご質問ください。
時間は、おって連絡いたします。
参加にはパソコン、タブレット、スマートホンなどにインストールした「Zoomアプリ」が必要です。
ダウンロードやインストールも会員マイページに詳しく説明があります。早めにご準備をお願いします。
8月、9月にも同様のイベントを開催しますので、今回参加できなかった方もぜひ参加してください。
二輪車競技部 自動二輪の免許取得に向けて練習中
二輪車競技部では、今年度から自動二輪の免許取得が可能になりました。
現在、3年生が免許取得に向けて実技試験の練習中です。
夏休みや冬休みなどの長期休業中に熊本県運転免許センターで受験予定です。
動画は、3年生藤本君です。法規走行やスラローム、一本橋など
スクーターを使った練習で習得した技術が生きています。
食農科学科 シクラメンの葉組はじめました
農場には職員や生徒から「シクラメンハウス」と呼ばれているハウスがあります。
授業の様子をのぞくと、シクラメンハウスで食農科学科3年の草花専攻生がシクラメンの葉組を行っていました。シクラメンを栽培する中で大切な管理の一つに葉組があります。シクラメンの中央部に光が入るようにするため、リング状のワイヤーなどで葉を広げます。
本校のシクラメンは11月の文化祭頃から販売となります。葉組は地道で根気がいる実習ですが、これからシクラメンが成長するまで、葉組を繰り返していきます。きれいな花を咲かせられるように、頑張ります!
熊本県南豪雨災害被災地に重機を派遣
7月4日未明から熊本県南部を襲った豪雨は、
人吉・球磨、芦北地域に甚大な被害を与えました。
また、6日午後から降り続いた豪雨では、熊本県北部、佐賀・福岡・大分にも被害を与え、
熊本県内では南北の県境地域を中心に現在復旧作業に取り組まれています。
本校が位置する県央地域(緑川流域)は難を逃れ、
今日も通常通りの授業を実施しています。
県立高校では、農業関係高校の一つ「芦北高等学校」が建物の1階天井に届くほどの浸水があり、大きな被害を受けました。
大変な苦難に見舞われた、同じ農業関係高校を支援するために、
本校からトラックやホイールローダ、バックホウを被災した芦北高校に派遣しました。
昨日(7日)に、本校職員2名でトラックを運び、泥の撤去や廃棄物の撤去などを手伝いました。
今朝は、町内の建設会社「大栄企業(株)」の協力で重機運搬車両を出していただき、
本校のホイールローダとバックホウを積み込み、芦北高校に運びました。
今日も朝から、本校の職員が芦北高校に出張して支援活動をしています。
現地では復旧に向けて職員総出で頑張っておられますが、目処が立たない状況のようです。
一刻も早く、復旧・復興がなされることを祈念いたします。