学校生活
慶應義塾大学との遠隔講義
平成29年11月7日(火)
平成28年度11月から継続して行っている慶應義塾大学との連携事業「環境とデジタルアート」について、ICT機器を利用して当該学生と今後のデジタルアート作品の製作に向けて、夏のワークショップの反省および今後の方向性についてディスカッションを実施しました。
これからは1年生がメインで取り組むことになるため、今回は2年生がこれまでの反省点や改善点を挙げ、1年生は慶應大生とのやりとりを見ながら、今後の方向性や新しいアイディアについて考えていました。
福岡県立北九州高校との交流
福岡県立北九州高校より「地方創生に関して先進的な取組を行っている学校や地域を訪問し研修を行う」ことを目的として、生徒9名・職員3名が来校されて、生徒間交流を行いました。
本校では、防災主任による防災型コミュニティ・スクールとしての防災教育の取組について説明と、SGH担当による事業概要説明のあとに、両校生徒による意見交換を行いました。
意見交換では「地域の活性化」・「生徒会活動の活性化」・「学校と地域の連携」をテーマにそれぞれの学校や地方自治体の取組等を共有したり質問したりすることで、新たな視点を持つ機会になったようです。
部活動報告
11月3日(金)に行われた「水俣ローズフェスタ秋2017」のステージイベントに、本校書道部と吹奏楽部が出演しました。吹奏楽部が演奏する音楽に合わせて、書道部員が書道パフォーマンスを披露しました。
また、11月4日(土)に行われた「第16回全国地紅茶サミットinみなまた」では、紅茶飲料のCMでおなじみのaikoの曲「カブトムシ」に合わせて、書道部員が書道パフォーマンスでステージ用タイトルを作成しました。両日にわたり、たくさんの応援ありがとうございました。
タンザニア研修生との交流事業
JICA(国際交流機構)の研修で日本に滞在しているタンザニアからの研修生18名と本校1年生25名による交流会が開催されました。最初は緊張した表情を見せていた生徒たちでしたが、気さくな研修生の方々の声かけもあり、次第に活発な意見交換ができるようになりました。タンザニアの社会問題や環境問題について理解し、文化の違いを肌で感じることができた一日でした。
スロベニア研修について
平成29年10月6日(金)から11日(水)にかけて、スロベニアおよびフィンランドで海外研修を行いました。
スロベニアのイドリアという町は、世界第2位を誇る水銀鉱山があり、世界遺産にも登録されています。現在は閉山されていますが、ピークの1960年代までには水銀による健康被害も報告されていました。水俣市とは以前から友好関係にあり、平成25年度にはそれぞれの高校生による現地交流が行われました。
今回はSGH事業の課題研究に反映するために現地へ再び赴き、水銀被害が起こるまでのプロセスや復興の過程について学ぶべく研修を行いました。
1 研修目的
(1)水銀被害地区であるスロベニア・イドリア市を視察することで、環境と経済や社会のバランス、地域活性化のための政策を学び、探究活動へ反映させる。
(2)本校でのSGH事業等を通して学んできたことについて海外の同世代の高校生との交流や意見交換をすることで、多様な考え方を知り、今後の継続的な交流のきっかけとする。
(3)英語をツールとしたコミュニケーション能力の向上を図る。
2 概要
水銀鉱山および関係施設・イドリア市博物館・イドリア市役所における環境学習
ホームステイ・現地高校との意見交換
観光客船「タリンクシリヤ」での学習
3 参加者
1年生4名、2年生7名、引率職員2名、水俣環境アカデミア所長 合計14名
4 行程
(1)10月6日(金)
4:15 水俣高校集合完了 点呼・健康観察
4:20 出発式
4:25 水俣高校発<専用車>
6:50 福岡空港着
10:20 福岡空港発<AY076便>
14:25 ヘルシンキ・ヴァンター空港着
16:40 ヘルシンキ・ヴァンター空港発<AY723便>
18:20 スロベニア・リュブリャナ空港着
18:45 スロベニア・リュブリャナ空港発<専用車>
20:10 イドリア市内 ホテル着・就寝
リュブリャナ空港にて
(2)10月7日(土)
9:30 ホテル発<徒歩>
10:00 研修① 水銀についての学習
水銀鉱山(Anthony's shaft)にて坑道を歩き、当時の状況や健康被害について学ぶ
13:00 研修②会場へ移動
13:30 研修② イドリアの歴史についての学習
イドリア城・博物館にてスロベニアおよびイドリアの歴史について学ぶ
15:00 ホテルへ移動<徒歩>
16:00 ホストファミリーと合流
生徒は各ホストファミリーと食事、各家庭で就寝
イドリア城 水銀鉱山
水銀鉱山施設内 坑道入口
坑道内 坑道内教会 水銀鉱山前にて
イドリア市内 博物館内 水銀鉱石を前に
博物館内 ホストファミリーと対面
(3)10月8日(日)
8:50 イドリア発<専用車>
10:00 リュブリャナ着
研修③ 欧州グリーン首都賞受賞都市視察
首都全体としての環境への取組等について学ぶ
13:00 ブレッドへ移動<専用車>
14:00 ブレッド着
研修④ 環境・景観学習
景観維持および環境ビジネスについて学ぶ
16:00 ブレッド発<専用車>
18:00 イドリア着
生徒は各ホストファミリーと食事、各家庭で就寝
リュブリャナ市内
ブレッド湖
(4)10月9日(月)
7:50 Jurij Vega Grammar Schoolにて合流
8:00 研修⑤ イドリア市役所表敬訪問
市長によるイドリア市の政策について学ぶ
9:00 研修⑥ Jurij Vega Grammar Schoolとの交流
英語の授業に参加/プレゼンテーション
スロベニア語授業の受講/日本語授業の実施
Lacemaking school訪問
16:00 イドリア発<専用車>
17:10 スロベニア・リュブリャナ空港着
19:25 スロベニア・リュブリャナ空港発<AY724便>
23:00 ヘルシンキ・ヴァンター空港着
24:00 ヘルシンキ市内 ホテル着・就寝
English Lesson Presentation
Slovene Lesson Japanese Lesson
学校玄関にて
(5)10月10日(火)
7:00 朝食
8:30 ホテル発<専用車>
9:00 研修⑦ 欧州グリーン首都賞候補地視察
首都全体としての環境への取組等について学ぶ
11:10 研修⑧ 環境客船についての学習
タリンクシリヤにてプレゼンテーション・船内視察
13:00 タリンクシリヤ発<専用車>
13:30 ヘルシンキ・ヴァンター空港着
18:45 ヘルシンキ・ヴァンター空港発<AY075便>
ヘルシンキ市内
タリンクシリヤにて
(6)10月11日(水)
10:15 福岡空港着
11:00 福岡空港発<専用車>
14:00 水俣高校着
書道部活動報告
第15回エコ電レースinくまもと 九州シリーズ戦
工作部は10月8日に、熊本市の田崎三陽自動車学校にて行われた第15回エコ電レースinくまもと 九州シリーズ戦・第一戦に2部門参加してきました。
50ccバイクに搭載されている手のひらサイズのバッテリーや単三型電池と呼ばれる充電式ニッケル水素電池に蓄えられたエネルギーを最大限に活用し、定められた時間内に移動する距離を競うものです。
自動車用ワイパーモータ車部門では、水俣高校のアイドル亀「茂吉」をモデルに作った車両に、公認ゆるキャラ「水公さん」のかぶとをつけて運転しました。本番では調整がうまくいかなかったのですが、お客さんからは大変注目を浴び、3位入賞を果たしました。一般モータ部門の「萌黄3号」は、14位という結果でした。調整の大切さをかみしめる大会となりました。出場した生徒はすべて3年です。ぜひ入部して、車をつくる・動かす楽しさを感じてみませんか??
水俣高校書道部からのお知らせ
平成29年10月15日(日)に開催される「もやい直しセンター開館20周年記念事業 金澤翔子 席上揮毫・金澤泰子 講演会」において、水俣高校書道部が書道家の金澤翔子さんとコラボレーションし、一つの作品を完成させる予定です。貴重な機会をいただき緊張していますが、本番に向けて一所懸命練習中です。当日は入場無料となっておりますので、ご観覧いただければ幸いです。応援よろしくお願いします。
日時:平成29年10月15日(日)開演:午後2時(開場1時30分~)
場所:もやい館(3階ホール)
「水銀に関する水俣条約」第1回締約国会議(COP1)から帰国
平成29年9月24日(日)から29日(金)にかけて行われたスイスのジュネーブで「水銀に関する水俣条約」についての第1回締約国会議(COP1)に出席した本校2年の澤井聖奈さんと森田まゆみ教諭が帰国しました。
COP1スケジュール
9月26日(火)
9:30 入場登録(登録証発行)
会議場等視察(会議場および展示ブース視察・参加者へのあいさつ)
10:00 COPプレナリ(全体会合)傍聴
13:30 ジュネーブ市内視察
旧市街地(レマン湖・サンピエール大聖堂・ジュネーブ旧庁舎)
18:00 スイスブレイク(レセプション)
議長・事務局長・事務局次長・各国担当者へのあいさつ
レマン湖 旧市街石畳
締約国一覧プレート 展示ブース
9月27日(水)
9:00 ジュネーブ市廃棄物関連施設見学(Les Cheneviers:廃棄物発電)
施設長Mr. Gorettaからの説明
13:00 水銀ウィーク関連行事(金のサプライチェーン)への参加
水俣ブースでの対応
廃棄物関連施設見学 廃棄物で製作したオブジェ
9月28日(木)
9:00 「水俣に思いを捧げる時間(A Moment to Minamata)」打ち合わせ
13:00 「水俣に思いを捧げる時間(A Moment to Minamata)」におけるスピーチ
14:00 水俣ブースでの対応
スイス大統領Mr. Doris Leuthardへ墨書の贈呈
17:00 GEF石井CEO表敬訪問
18:15 国連欧州本部での講演会(水俣に向けた国連の協働)
スピーチ スイス大統領と
パレ・デ・ナシオン広場
9月29日(金)
10:50 中川環境大臣表敬訪問
COP1の模様は以下のページにも掲載されています。
進路講演会
9月29日(金)の6限目に本校体育館において、講師にインフォテリア株式会社代表取締役社長の平野洋一郎様をお招きして、「人生はデコポンばい」~グローバルな「価値」とはいったい何か~という演題で進路講演会を行いました。
グローバル社会を生きる3つのポイントとして①自律・分散・協調の時代へ②違いが価値の時代へ③パーソナルブランディングの時代へをあげられ、3つのポイントについて詳しく説明をしていただきました。また、この3つのポイントを自分の価値にするために枠や、考えや場所から「外に出よう」と言われ、生徒たちのこころを掴む内容でした。最後にデコポンのススメとして、他と違うところをしっかり伸ばそうとまとめられました。熊本出身ということで、熊本弁で親近感のある話し方で生徒たちは一生懸命メモをとったり質問したりと、とても有意義な講演になりました。ご出席いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。
調理実習
3年商業科の家庭総合で「私の食べたいお弁当」と題して調理実習を実施しました。夏休みのホームプロジェクトで栄養バランスと見た目も味も重視したお弁当を考えて、自分たちで食材から準備して9月28日(木)に実際に作りました。
実習当日はバラエティ豊かなお弁当がたくさん出来上がりました。将来、親になった時には子どもたちにもこんなお弁当を作って欲しいです。
家庭科教科担当より
「水銀に関する水俣条約」第1回締約国会議(COP1)出席
平成29年8月16日に「水銀に関する水俣条約」が発効され、第1回締約国会議(COP1)が9月24日から29日にスイスのジュネーブで開催されています。この機会に水俣及び日本から世界に向けてメッセージを発信するために、水俣条約親善大使「MOYAIアンバサダー」に任命された本校2年生の澤井聖奈さんと森田まゆみ教諭がCOP1に出席しました。
2人は25日(月)の朝に水俣を出発して、26日(火)から28日(木)に関連行事に参加し、28日には澤井さんがスピーチを行いました。
新水俣駅から出発!
現地での取材 COP1会場にて
水俣高校生からのメッセージ
薬物乱用防止講演会
9月28日(水)のLHRの時間に本校の体育館において、講師に長崎税関八代税関支署水俣出張所所長の廣瀬馨様をお招きして「不正薬物の水際取締まり」という演題で、薬物乱用防止講演会を行いました。
不正薬物の種類やなぜ、薬物がダメなのか、身体への影響などについて詳しく講演をしていただきました。
書道部、部活動報告
書道部は、9月2日(土)にウィング松橋で開催された、揮毫大会に参加しました。熊本県内から353名の生徒が集い、制限時間の2時間で作品を完成させました。部員一人ひとりが、夏休みの練習の成果を発揮しました。10月15日(日)には、もやい館で行われる「金澤翔子席上揮毫・金澤泰子講演会」で、書家の金澤翔子さんと水俣高校書道部が一緒に揮毫する予定です。応援よろしくお願いします。
職員研修
2学期始表彰式
夏休み期間中も水俣高校生の活躍が多くみられました。表彰は以下のとおりです。
ようこそ水俣高校へ~新任式が行われました~
2学期から新しいALTの先生を水俣高校に迎えました。シンガポール出身の先生は、日本の漫画を通じて日本に興味を持つようになったそうです。新任式の挨拶では「学校のこと、水俣のことをぜひ生徒から学びたい」とおっしゃっていました。生徒たちには、授業だけでなく、色々な場面で先生と交流してほしいと思います。
2学期が始まりました
9月1日(金)に2学期の始業式が行われました。
校長先生より、部活動を通して、技術だけでなく全員が同じ方向にむかって頑張ることの大切さや、これからの時代に求められる人材についての話がありました。そのために2学期の多くの行事が、ただの消化にならないように、チャレンジをしてチャンスを得ること、チャンスは与えられるものではないことなどの話をしていただきました。
その後、9月24日から29日にスイスのジュネーブで開催される第1回締約国会議(COP1)に参加をする2年生と、10月6日から11日にスロベニア研修に参加する1・2年生11名の紹介も行われました。
夏季休業におけるSGH事業
1.青少年国際理解交流プログラム
平成29年7月28日(金)
青少年国際理解交流プログラムは熊本県の友好提携先である中国広西壮族自治区との交流事業として、両県区の中高生を交互に相手方へ派遣し、異文化圏との共同体験を通じて、相互理解を深めることを目的として実施しているプログラムです。今回は南寧市沛鴻民族中学校(日本の高校にあたる)から水俣市を訪問し、本校の生徒と意見交換や文化交流を以下の日程で実施しました。
13:30 広西訪問団到着
13:40 開会(本校会議室)
代表挨拶(水俣高校代表副校長、訪問団代表 ※中国語通訳有り)
13:45 相互紹介(学校紹介・ふるさと紹介・ペアで自己紹介)
14:20 部活動見学及び体験
A班:弓道部見学、茶道部体験
B班:茶道部体験、弓道部見学
15:10 卓球部体験(来校生徒と本校卓球部員との交流試合)
校内見学(本校生徒の案内による)
15:50 水俣高校発
16:00 水俣病資料館見学(本校生徒が案内)
17:00 水俣病資料館発
17:10 水俣高校着
17:30 歓迎レセプション(夕食会)
福田農場にて歓迎レセプション及び交流会
20:00 終了
2.宇部市への水俣市環境スタディツアー
平成29年8月3日(木)~5日(土)
平成24年7月24日に水俣市、長崎県対馬市、山口県宇部市の3市で共同声明を発表しました。内容は、3市が互いに連携・交流し、低エネルギー都市実現や生物多様性保全の政策を推進し、地域から持続可能な社会づくりに取り組むというものでした。その一環として子どもたちのためのスタディーツアーが企画され、水俣市からは、平成26年に宇部市へ、翌平成27年には対馬市に中学生が派遣されました。平成28年度は宇部市、対馬市から受入のみを実施しました。
今年度は中学生対象だった本事業に対して、文部科学省からスーパーグローバルハイスクール(SGH)の指定を受けた本校の生徒が対象となり、事前・事後学習、発表までの企画段階から生徒が携わる、生徒主体の事業へと発展しました。
このスタディツアーでは本校から1年生4名、2年生5名の全9名が参加し、「宇部方式」といわれる独自の公害対策・環境保護・改善の取り組みや、相互信頼と協調の精神にのっとった産官学民の話し合いにより、ばいじん汚染を克服したまちの歴史と現状を学びました。また、小中高と学んできた水俣の過去・現状とも比較検討することで、さらなる水俣の取組を考察する機会となりました。
8月3日(木)
7:50 水俣市役所にて出発式
8:00 水俣市出発
14:00 宇部市役所着・市長表敬訪問
14:50 石炭記念館見学
16:00 UBE-i-plaza(宇部興産資料館)見学
17:30 宇部興産竹下会長・表敬訪問と懇談
19:00 ホテル着
8月4日(金)
9:00 ホテル発
11:00 秋吉台・秋芳洞 見学
15:00 宇部高校と交流・意見交換
17:00 宇部市役所にて、事前質問に関する質疑応答
20:00 ホテル着
8月5日(土)
9:00 ホテル発
9:30 ときわ公園見学
15:00 水俣市役所着・解散式
3.国際交流カフェ in みなまた
平成29年8月3日(木)
水俣市が主催した「国際交流カフェinみなまた」に本校生徒40名(2年生27名、1年生13名)が参加しました。
この企画は、「①水俣高校におけるSGH事業の紹介や参加者同士の交流プログラム等を実施し、参加者同士の異文化交流と国際理解を深める。②中高生の英語を使ったコミュニケーション力の向上を目指す。③市内の中学生に水俣高校の魅力を発信する場とする。④県内のJETプログラム(The Japan Exchange and Teaching Program)参加者及び留学生に水俣の魅力を知ってもらう場とする。」という趣旨で平成28年度から水俣市と企画の検討を重ねてきました。また、今年度に入ってからは、生徒からも企画の提案を水俣市に行い、準備を進めてきました。
当日は留学生等が16名(アメリカ、イギリス、インド、インドネシア、ケニア、シンガポール、タイ、ドイツ、フランス、台湾、中国)、中学生が7名、一般参加者が3名の合計66名で国際交流カフェを行いました。
10:20 開会
10:30 アイスブレイク(ゲーム、レクリエーション)
11:30 水俣高校生によるプレゼンテーション(水俣高校の取組紹介)
12:00 昼食歓談
13:00 水俣高校生による水俣市ガイド ※大型バスで移動
・エコパーク
・湯の児海岸・湯の児島公園
・福田農場
15:30 閉会
4.「環境デジタルアート」夏のワークショップ
平成29年8月4日(金)
平成28年11月から慶應義塾大学学生と遠隔講義4回、ワークショップ1回を通して、今回のワークショップに向けて準備を進めてきました。
今回は水俣市総合もやい直しセンター「もやい館」のホールを借りて、今までのアイディアを形にしたアート作品を製作しました。水俣高校からは24名、慶應義塾大学からは6名、外国人大学生14名(インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア)の合計44名で英語でコミュニケーションをはかりながら作成しました。
作品はスクラップで水俣の海を表現したスクラップアート、水俣のバラをモチーフにした切絵アート、水俣市の竹とLEDろうそくを使用した竹あかりアートの3タイプを作り、特に切絵アートに使用したLEDには各種センサー(気温・湿度・PM2.5・UV・騒音)とリンクさせて、データによって色の変わるHueを使用しました。センサーは水俣市内および水俣高校に設置しており、「目に見えない環境データを可視化してアート作品とする」という当初の目的を達成することができました。
製作後の夕方には地域の方をお招きして、完成したアート作品を披露しました。
5.水俣市児童会生徒会合同リーダー研修会における水俣高校生による研修
平成29年8月22日(火)
水俣市の児童会・生徒会活動を基盤とした小中学校の連携事業に、本校生徒が関わることで、地元の小学生、中学生、高校生の強い絆を作り上げ、また、高校生のみならず、義務教育段階からグローバルな人材の育成を図るとともに、義務教育から高等教育への継続した学習の機会とすることを目的として実施しました。 研修では、参加する小中学生を13班に分け、各班に本校生徒が1名ずつつき、班別協議のファシリテーターとして全体進行および班のとりまとめを行いました。班別協議では「理想の学校を作ろう」をテーマに、自分たちの学校を魅力的な学校とするための施策・目標およびその目標達成のための具体的な方策を考え、それを1枚の紙にまとめプレゼンテーションを行いました。
今回は昨年に引き続き2回目の実施で、昨年は中学3年生として参加し、今年はファシリテーターとして参加する生徒が複数名いたこともあり、準備段階から当日の運営まで含めて研修会をスムーズに行うことができました。
6.対馬高校生との交流
平成29年8月23日(水)
平成24年7月24日に水俣市、長崎県対馬市、山口県宇部市の3市で共同声明を発表しました。内容は、3市が互いに連携・交流し、低エネルギー都市実現や生物多様性保全の政策を推進し、地域から持続可能な社会づくりに取り組むというものでした。その一環として子どもたちのためのスタディーツアーが企画され、水俣市からは、平成26年に宇部市へ、翌平成27年には対馬市に中学生が派遣されました。平成28年度は宇部市、対馬市から受入のみを実施しました。
今年度は8月3日から本校の9名の生徒が宇部市へスタディツアーに参加し、8月23日には対馬市から対馬高校生6名を受け入れました。
本校との交流では「自分たちの暮らしから見たふるさと」をテーマに5名程度のグループに分かれて班別協議を行い、最後に出た意見を共有しました。それぞれの地域にとって良い点・改善すべき点と思っていたことが、他の地域と比較することでふるさとを見直す機会となりました。