学校生活
【建築科】建築製図の世界へようこそ!~製図技法と集中力の習得~
建築に興味のある中学生の皆さん、こんにちは!水俣高校建築科では、建物を設計するための図面、「建築製図」の授業がいよいよスタートしています。今日は、その授業の様子を少しだけ覗いてみましょう。
「え、文字の練習から?」と、ちょっと驚いたかもしれませんね。でも、建築の世界において、図面に書き込まれる文字は単なる覚え書きではありません。それは、建物の情報を正確に伝えるための、非常に重要な「共通言語」なのです。もし、たった一文字の読み間違いが、実際の建物に大きな影響を与えてしまう可能性だってあるんですよ。だからこそ、私たちは一文字一文字を、丁寧に、そして効率よく書くための練習を徹底的に行っています。
初めて手にするピカピカの製図道具たちも、毎日触れていくうちに、まるで体の一部のように馴染んでいきます。最初は少し手こずった文字も、何度も何度も書き込むうちに、驚くほどスムーズに描けるようになるんです。課題に真剣に向き合う時間は、まさにストイックそのもの。その集中した時間の中で、私たちはぐんぐん集中力を高めています。そして、一枚の図面を完成させた時の達成感は、何物にも代えがたいほど大きいのです!
建築の専門的な知識や技術を習得することはもちろん、一つのことにじっくりと向き合う集中力や、やり遂げた時の充実感を味わうことも、建築を学ぶ上で非常に大切な要素です。水俣高校建築科の生徒たちは、確かな技術と強い精神力を磨きながら、将来有望な建築家へと成長していく道のりを、仲間と共に楽しんでいます。
中学生の皆さん、建物の基礎をしっかりと学び、魅力的な未来の街を創造するスペシャリストを目指してみませんか?水俣高校で、皆さんの熱い夢が形になる日を心待ちにしています!
【半導体情報科】スマホの中の小さな巨人たち!「半導体技術Ⅰ」~NHK様、熊本日日新聞様が半導体情報科を取材!~
5月13日(火)の半導体技術Ⅰの授業では、私たちの生活に欠かせないスマートフォンに焦点を当てて、その内部で活躍する半導体の役割について深く掘り下げました。
授業の冒頭では、前回の復習として「半導体はどこに使われているのか?」という問いかけからスタート。
生徒たちは、日頃から目にしている様々な製品を思い出し、一人2つずつ発表しました。
続いて、本日のメインテーマである「スマホの中に入っている半導体の役割!」について、スライドを用いて解説が 行われました。普段何気なく使っているスマートフォンには、実に多くの種類の半導体が搭載されており、それぞれの半導体が人間の体の各器官に例えられ、その機能をわかりやすく説明されました。
(例)
CPU=頭脳
メモリ=記憶
マイコン=司令塔
ジャイロセンサ=体のバランス感覚
このように、身近なスマートフォンを例に挙げることで、生徒たちは抽象的な半導体の役割をより具体的にイメージできたのではないかと思います。
今回の授業を通して、スマートフォンという小さな箱の中に、高度な技術が凝縮された半導体が数多く搭載され、それぞれの役割を果たすことで、私たちの便利な生活が支えられていることを深く理解できたと思います。この学びを生かし、これからの授業でさらに半導体技術への理解を深めてくれることを期待しています。
【半導体情報科】電気実習「オームの法則」
5月13日(火)午前、半導体情報科1年生の実習を行いました。
今回は電気系の実習で、オームの法則です。電気回路における電圧・電流・抵抗の関係を表す基本的な法則で、電気を学ぶ上でとても大切な法則です。「電圧(V)= 電流(I)× 抵抗(R)」で表され、2つの値から対象を計算で求めるという実験でした。
慣れない計器の使い方に苦戦しながらも、積極的に取り組んでいました。今後も安全に気をつけて、行っていきたいと思います。
【探究活動】1学年「総合的な探究の時間」三角ロジック
5月14日(水)5限目、1年生の「総合的な探究の時間」において三角ロジックを行いました。
これは自分の主張を論理的に行うため、客観的な事実やデータ(根拠)をもとに、どのようなことが言えるか(論拠)を考えていく取り組みです。
今日のテーマは「高校に制服は必要か」「高校生に宿題は必要か」について考えていきました。
主張を裏付けるためにどのようなデータがあるといいのか考えながら情報収集をし、各々自分の主張が相手に伝わるものになるか頑張って考えていました。
次回は「地元の観光」をテーマに、どのように観光業を盛り上げていくかを考えます。どのような提案が出るか楽しみです!
【建築科】測量実習スタート!建築の基礎を学ぶ第一歩 - 建築科1年生
水俣高校建築科では、建築という壮大な創造の第一歩として、精密な測量実習が始まりました。建築物の根幹を支える基礎的なプロセスを、私たちは真剣に学んでいます。
実習の開始にあたり、安全確認はプロフェッショナルとしての責務です。本日初めて足を通す安全靴の紐の一本に至るまで、丁寧に点検を行い、「ご安全に!」という力強い掛け声とともに、実習への意識を高めます。真のプロフェッショナルは、細部にこそ意識を注ぐものなのです。
座学では、多岐にわたる測量の手法と、その深い意義を学びます。その後、古典的でありながら現代においても不可欠な測量技術、平板測量の習得に挑みます。初めて目にする測量機器に、多少の戸惑いは当然かもしれません。しかし、班の仲間と互いの知識や経験を共有し、協働することで、その操作を確実に自身のものとしていきます。
技術を習得した後は、いよいよ中庭での実践です。今回は放射法という測量方法を用い、現実の敷地を、緻密に100分の1の図面へと縮尺していきます。単なるメジャーの扱いや数値の読み取りにも、専門的な技術と集中力が求められます。一人ひとりが気づいたコツを共有することで、チーム全体の精度は飛躍的に向上します。
実習室に戻ると、計測したデータに基づき、敷地の面積表を作成します。さらに、敷地を複数の三角形に分割し、数学的な分析を通して、その形状と面積を正確に導き出すのです。これまで培ってきた数学的思考力が、現実の課題解決に直接的に活かされる瞬間を実感するでしょう。
建築の学びは、表面的な知識の習得に留まりません。実際に使用した測量機器の精密なスケッチや、図面への効果的な彩色などを通して、インプットした情報を独自の視点と表現でアウトプットする訓練を行います。この双方向的なプロセスこそが、深い理解と揺るぎない専門的技能を築き上げるための重要な要素となるのです。
水俣高校建築科で、私たちと共に未来の建築を創造する道を歩みませんか?中学生向け学校体験入学では、私たちが日々取り組んでいる専門的な学びの一端を体験していただけます。皆さんの熱意ある参加を、心よりお待ちしています。
【商業科】3年「プログラミング」、中間考査前の振り返り授業
中間考査を明後日にひかえ、商業科3年のプログラミングの授業では考査範囲の見直しを行いました。質問コーナーでは多くの生徒が積極的に発言し、やる気を伺わせてくれました。また、生徒同士の教えあいの場面も多々見られました。
【建築コース】【建築科】体育大会を彩る!建築の団結力と技術力
体育大会当日、朝8時。雨上がり、グラウンドに集まったのは電気建築システム科の生徒たちです。前日の雨で延期になった団画の取り付け作業に、建築の生徒を中心に有志で力を合わせました。
看板リーダーが心を込めて描き上げた、迫力満点の団画。その大作を、看板リーダーたちに見守られながら、安全第一で足場にしっかりと固定していきます。初めて番線を使った結束に挑戦する生徒も。「こうやって結ぶんだ!」先生に教わりながら、新しい技術を身につけていく姿は、真剣そのものです。
体育大会が始まると、グラウンドには熱い歓声が響き渡りました。風が吹く場面もありましたが、建築の生徒たちが丁寧に、そして確実に固定した団画は、全く揺るぎません。その堂々とした姿は、大会に一層の熱気を添え、生徒たちの興奮をさらに高めます。
昼休みには、団画の前が人気の撮影スポットに!3年生が卒業アルバム用の記念写真を撮ったり、クラスみんなで集まって思い出の一枚を撮ったり。自分たちの手で作り上げた足場と団画が、みんなの笑顔の中心になりました。
体育大会が終わると、再びみんなで協力して、あっという間に団画を解体し、後片付けも完了!最後まで安全に気を配り、無事に作業を終えることができました。
体育大会で、自分たちの建築の知識や技術を活かし、みんなの思い出作りに貢献できる建築科。ものづくりが好き、チームワークを大切にしたいという皆さん、私たちと一緒に、夢を形にする喜びを実感しませんか?日々の授業を通して、確かな技術の習得と、仲間と協力し、様々な場面で活躍できるプロフェッショナルを目指しましょう!
【水高ニュース】広報みなまた水公さん特設ページ更新
広報みなまたに、水公さんのお通りだい!が掲載されています。
バックナンバーはこちらから
https://sh.higo.ed.jp/mina/page_20200317003455/page_20200323005512
【建築コース】【建築科】体育大会のシンボルを自分たちの手で!体育大会団画掲示用足場を組み立てました。
5月8日(木)、体育大会の予行に合わせて、建築コースの2・3年生が中心となって、団画を飾るための大きな足場を組み立てました。
まずは、「レベル」という特別な機械で、地面のわずかな傾きも見逃さずに、足場がまっすぐになるように丁寧に測っていきます。その後は、2・3年生たちがチームワークを発揮! 実習で学んだ安全な作業方法と手順を守りながら、声をかけ合って、あっという間に足場を組み上げていきました。
そして、今年入学したばかりの建築科1年生は、その様子を興味津々に見学していました。「先輩たち、かっこいい!」「自分たちも早くやってみたい!」という声も聞こえ、先輩たちの技術と情熱が、しっかりと後輩たちに受け継がれているのを感じました。
体育大会当日には、この足場に各団の力作である団画が飾られます。ぜひ、迫力ある団画と一緒に、建築コースの
生徒たちが建てた足場の力強さも見てみてくださいね!
【陸上競技部】熊本市陸上競技選手権結果報告
5月3日、えがお健康スタジアムで行われた標記の大会において、高校男子走幅跳で3年生の塩平くんが優勝しました。
6m93という結果は、自己記録には届きませんでしたが、復調の兆しと言えます。
今後の県高校総体、南九州大会に照準を定めて練習に励んでいます。
【弓道部】令和7年度国スポ代表選考会および第3回城南地区弓道錬成大会結果報告
国スポ選考会
4月20日(日)熊本市南部弓道場
女子団体:谷口・松本・上田・宮下
男子団体:宮﨑・西本・江口
女子団体:予選5+7中…計12中(4位タイ通過)
決勝近的5+8
決勝遠的4+4…総計33中(4位)
男子団体:予選5+6中…計11中(予選落ち)
報告が遅くなりましたが、今年度初戦となる国スポ代表選考会が行われました。優勝して国スポ熊本県代表選手となることを目標に臨みましたが、残念ながら目標に届くことはできませんでした。
この悔しさをバネに、高校総体ではインターハイへ行けるよう部員顧問ともども努力していきます。
第4回城南地区弓道錬成大会
5月6日 八代市弓道場
予選2立
女子A:20中(予選3位で決勝リーグ進出)
女子B:10中(予選敗退)
男子 :18中(予選4位で決勝リーグ進出)
リーグ戦
女子A:合計45中(2勝2敗3位)
男子 :合計37中(1勝3敗4位)
5月6日に八代市弓道場で城南地区錬成大会が行われました。女子はメンバーに欠員が出て、Aチームは欠員が出たまま予選に臨みましたが、予選を3位通過し、リーグでも練習とは異なるメンバーでの出場となりましたが2勝2敗の3位と健闘できました。男子も予選を4位で決勝リーグに進出することができ、成長を感じることができました。
男女ともに高校総体まで課題と成長どちらも感じることができる結果となりました。高校総体までに課題を一つでもつぶし、目標達成できるように部員一同頑張っていきたいと思います。
【商業科】ミネストローネ、いかがですか。
商業科の販売実習といえば「赤いエプロン」。
先日紹介させていただいた「お野菜ゴロっと ミネストローネ」の校内販売に向けて商業科の「赤いエプロン」を着て写真撮影をしました。今後、POPやポスターを作成し、校内外での販売実習も計画しています。
「お野菜ゴロっと ミネストローネ」は旬彩館や道の駅などで販売されていますので、一度、ご賞味ください。
【機械科】2年生鋳造実習#アルミ溶解砂型づくり
2年機械科鋳造の実習では鋳造と溶接の実習テーマで取り組んでいます。
今回は【鋳造】の砂型づくりの様子を紹介します!
鋳造とは溶かした金属を型に入れて冷やし製品を形成する加工方法です。
砂型づくりは製品を形成するための型を作る大事な工程です。
最初は土づくりからです。
砂山を作ってホースで水をかけよく混ぜていきます。
調合していくことで崩れにくい砂ができていきます。
土をふるいにかけて細かい砂と分けていきます。
なだらかに揃えた後はつき棒を使って土を押し固めていきます。
湯だまり、受け口と呼ばれる溶かした金属を入れる穴を作っていきます。
これから乾燥させることで砂型は完成します。次回は作成した型にアルミを流し込む鋳込みの作業を行っていきます!
【機械科】卒業生が再び水俣高校に!
今年3月に卒業した卒業生の5人が進路体験談の講話のために水俣高校来てくれました。
それぞれが色々な職種や生活をしており、普段どんな生活をしているのか、仕事の内容、進路への考え方やライフワークについてなど計1時間、機械科の3年生に向けて話してもらいました。
富永さん、瀬崎さん、柳野さん、鶴田さん、中山さんありがとうございました!
これからも元気に頑張ってください!
【建築コース】【WCP】地域を繋ぐ、木への想い~~Wood Connect Project~
水俣高校建築コースの3年生は、今年も8月に水俣環境アカデミアで開催される「SDGs未来都市フェスタ」への出展に向けて、意欲的に準備を進めています。
「Wood Connect Project」(ウッド コネクト プロジェクト)と題したこの取り組みは、建築を学ぶ生徒たちが、木材を通して地域社会と繋がり、SDGsの理念を実践する貴重な機会です。生徒たちは、小学生向けの木工体験を企画し、図面作成から試作品製作まで、主体的に取り組んでいます。
今日の授業中には、木製輪ゴム銃やティッシュケース、パズル、スマホスタンドなど、子どもたちが夢中になれるようなアイデアが形になりつつあります。これらの製作を通して、生徒たちは設計の基礎、木材加工の技術、そして何よりもチームワークの大切さを学んでいます。3年間で培った専門知識と技術を活かし、創造性豊かに製作に取り組む生徒たちの姿は、頼もしい限りです。
SDGs未来都市フェスタの詳細については、後日水俣市よりお知らせがありますので、お楽しみに!
【商業科】3年生授業「プログラミング」、繰り返し処理の実習
商業科3年生の「プログラミング」授業では、Microsoft Excelに搭載されているVisual Basic for Application(略してVBA)をプラットフォームとしてプログラミングを学習しています。
今回の授業では、プログラムの3つの基本処理の1つである繰り返し処理を学習し、そのプログラムを入力・実行しました。日々、タイピング練習にも取り組んでいるので、プログラムの入力はお手の物です。
【音楽部】水俣病犠牲者慰霊式典にて歌を奉納
5月1日、水俣病公式確認から69年となるこの日、本校音楽部は「合唱団みなまた」の皆さまとご一緒に、水俣病犠牲者慰霊式典に出席し、歌を奉納させていただきました。
式典には、髙木校長先生をはじめ、生徒会長、生徒会役員の生徒も参列し、犠牲となられた方々へ鎮魂の祈りを Silent Prayer と共に捧げました。心を込めて歌わせていただいた2曲の歌声が、参列された皆様の心に静かに響くことを願っております。
水俣病の悲しい記憶を未来へと繋ぎ、二度とこのような悲劇が繰り返されないよう、音楽を通して想いを伝えていくことの大切さを改めて感じました。
【電気建築システム科】体育大会用日よけ設置工事を通して実践力を育成
5月1日(木)、2年生の実習において、体育大会の団席となる斜面に、生徒たちが協力して日よけを設置いたしました。
本科では、座学で習得した知識を実践的な技能にすることを重視しており、今回の工事はその一環として行われました。生徒たちは、まず必要な資材を丁寧に運び出した後、打ち込み管を専用のハンマーで確実に固定し、単管とクランプと呼ばれる接合金物を、専用工具を用いて慎重に締め付けていきました。
2年生は、これまでの実習で培ってきた技術とチームワークを発揮し、それぞれの役割を理解しながら効率よく作業を進めておりました。安全管理を徹底しながらも、予定していた工事時間を大幅に短縮し、無事に日よけを完成させることができました。
この日よけの設置により、体育大会期間中の生徒たちの熱中症予防や、急な小雨への対策が可能となります。全校生徒が安心して学校行事に臨める環境整備に、本科の生徒たちが貢献できたことは、大きな学びと達成感につながったことでしょう。
電気コースと建築コースの生徒が合同で実習を行う貴重な機会となりましたが、互いに協力し目標を達成する中で、生徒間の連携意識も一層深まったようです。日よけのおかげで、体育大会ではみんなが実力を十分に発揮してくれると期待しています。
電気建築システム科(令和7年度新入生より半導体情報科と建築科)では、このように工業に関する知識と技術を習得するだけでなく、学校行事においてもその学びを活かし、社会に貢献できる人材育成を目指しています。
文部科学省DXハイスクール・半導体重点枠に採択!!
水俣高校は、令和7年度文部科学省事業「DXハイスクール(プロフェッショナル型・半導体重点枠)」に採択されました!!
全国各県からの申請も多く、661校新セ氏213校採択。その中でもプロフェッショナル型は20校採択(89校申請)、さらに半導体重点枠は8校採択(18校申請)となる狭き門でした!
DXハイスクールでは、①「デジタル技術による課題解決」と「新たな価値の創造」を推進するDXラボの開設、②産学官が連携した最先端のデジタル技術に対応できる人材の育成に、半導体情報科・建築科・機械科の工業3科で取り組みます。
高性能のパソコンや半導体の回路設計専用のソフトを購入し、教育活動の充実を図っていきます。
【半導体情報科】機械設計のオリエンテーションを行いました!
4月18日(金)5限目の時間にオリエンテーションを行いました。
今年度から新設された半導体情報科では、機械科で習う機械設計の授業を学びます。
半導体をつくる半導体製造装置は非常に精密な製造装置のため、設計と開発に機械設計の技術が詰め込まれています。
機械設計を学ぶことで設計や開発の知識を身に付け将来、エンジニアとして活躍する生徒を育成していきます。