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学校生活
秋桜祭に向けて①
10月28日(月)から秋桜祭特別時間割が始まり、1~5限が短縮授業、6限目と放課後が秋桜祭に向けての準備時間となります。今回は各学年で行うステージ発表の準備の様子をお届けします!
〇1年生「劇・ダンス」
〇2年生「劇」
〇3年生「お笑い」
ネタバレ防止のため、内容と直接の関係がないものを載せていますが、各学年、一生懸命に準備に取り組んでいました。11月10日(日)が本番となりますので、お時間のあられる方は是非倉岳校までお越し下さい!
人間関係づくりワークショップ第2回を開きました!
10月24日(木)6限目、全校生徒を対象に「人間関係ワークショップ(第2回)」を開きました。これは、生徒が互いの良さや違いを認め合い、安心して自分を表現できる人間関係を構築する目的で開催しているものです。今回は、「『こうなるだろう』を予想してみよう」というテーマでした。
SNS上のグループトークの例を読み、読んだ人がどう感じるか、今後このグループのやりとりの雲行きはどうなるか、想像し、意見を共有したり、他班とも意見交換したりしました。また、自分ならどのように返事をするか考え、班員で意見交換をしました。
生徒たちは、人の感覚は自分と同じものだけではなく、違う場合もあることを実感していたようです。
そして、対面でのコミュニケーションでは、表情や声の大きさ、声のトーン、動作など、状況を判断する材料が豊富にあること、一方、SNSは文字のみで、状況を判断する材料が少ないということを、まずわきまえておかねばならないということを改めて認識する時間となりました。今回の体験を今後にしっかりと生かし、想像力を働かせて、よりよい人間関係をつくっていってほしいと思います。
【授業風景】御所浦恐竜の島博物館との連携授業
今回は1年生「科学と人間生活」の授業風景です。倉岳校では科学と人間生活の授業で御所浦恐竜の島博物館との連携授業を実施しています。船での移動が必要ではありますが、近い場所に博物館がある倉岳校の立地はとても恵まれているため、この利点を活かして倉校生の科学的なものの見方・考え方を育成することがねらいです。
御所浦恐竜の島博物館から学芸員の方をお呼びし「天草の恐竜たち」というタイトルで授業をして頂きました。天草では、恐竜時代である白亜紀の化石が多く見つかります。特に御所浦島の地層からは多くの化石が見つかっており、それぞれの化石の発見の歴史や恐竜化石(特に骨や歯)の特徴について解説して頂きました。
最後の写真は、2014年に福井県立恐竜博物館との共同調査において発見された、ティラノサウルス科の下顎骨の化石で、日本初の発見だったそうです!(詳細は博物館のホームページをご確認下さい。⇒コチラ!)
質疑応答では、生徒から「琥珀に閉じ込められた蚊の血液から恐竜をよみがえらせることは可能か(映画『ジュラシックパーク』での恐竜の復元がこのような設定になっています)」などの質問が出され、生徒たちの恐竜への興味関心の高さを感じました。
11月に御所浦恐竜の島博物館での化石発掘実習や博物館研修を予定していますので、続報をお待ちください!
1年生漁業体験教室が開かれました!
10月17日(木)の午前、1年生を対象にして漁業体験教室が開かれました。これは、天草地区漁業士会の方々が主催してくださり毎年開かれているもので、魚類養殖場の現場を見学し、養殖の専門的なお話を伺い、魚のさばき方、魚食体験、生産される方々との交流をとおして、生徒の地元産業への関心を高めるために行われています。
はじめに、龍ヶ岳町にある尾上水産様の養殖筏(いかだ)まで海上タクシーで移動し、養殖について様々なお話を伺いました。そして、実際にマダイの筏で給餌体験をさせていただきました。通常は、時間が来たら自動で指定した量がタンクから出て給餌されているとのことです。また、海水の状況(水温や酸素濃度等)を継続して自動的に計測し、データをとっておられる装置も見ることができました。その値によって赤潮の発生の兆しを知ったり、エサの量を抑えたりされているとのことです。
生徒たちがスコップで直接エサを蒔くと、魚たちは争うように盛んに食べていました。魚たちの成長の度合いを見ながら大切に育てられ、3年ほどで大きくなったものを出荷されます。また、別の筏ではカンパチに、冷凍イワシと粉状のエサを独自に機械で瞬時に混ぜて、放出し与えられていました。手際よく作業しておられる姿が印象的でした。
その後、栖本町にある 熊本県海水養殖漁業協同組合栖本事業所に移動しました。(移動の際の漁船の動きも力強く、操作されるのが絶妙でした!)そちらではまず、マダイの神経抜きを体験させていただきました。魚の鮮度を保つための方法で、やり方の模範を拝見した後、ご指導を受けながら実際に挑戦しました。魚の命と正面から向き合い、なるべく苦しまないように素早くなさっている様子が心に残っています。
そして、事業所内の加工工場で、半身の切り身を作っておられる様子を見学しました。先進的な工場で大きな販路につなげておられ、香港には翌日、アメリカにも2日で届けられるという話でした。
そして、スライドで漁業士会の方々のお姿を拝見し、日々の仕事内容や、事前に生徒たちからお出ししていた質問に対しての答えを伺うことができました。魚を育てる過程には様々な工夫とご配慮があることがわかりました。
その後、魚の三枚おろし、小骨きり、刺身に切り出す体験を全員させていただきました。一匹の大きな魚のさばき方の手本を拝見し、一人一人がご指導を受けながら、自分の手でお刺身にすることができ、生徒たちもとてもうれしそうでした!(自分で魚をさばくのは、ほとんどの生徒が初めてでした。)
今回の教室では、天草の漁業士会の皆様に大変お世話になりました。天草の豊かな水産資源を、大切に守り育てておられることを知った今回の貴重な経験を、これからの生活や進路に生かしていかねばと感じました。調整をしてくださった熊本県天草広域本部農林水産部水産課の皆様、海上タクシーを運航してくださった御所浦の方々も、大変お世話になりました。ありがとうございました!
学校に帰ってから、LHRの時間に食べさせていただいたところです。とても美味しかったです!ありがとうございました。
令和6年度「倉岳校福祉の日」の学習がありました!
10月16日(水)午前、「倉岳校福祉の日」の学習がありました。これは、講話や実習をとおして身近な超高齢社会の問題に目を向け(天草は全国平均の二、三十年先をいっている状況だそうです!)、支え合って生きていくための知識や技能を学ぶため、毎年開催しているものです。今年は社会福祉協議会倉岳支所様から講師として来校いただき、高齢者疑似体験と車椅子体験を行いました。
まず、全体にお話をいただき、高齢者疑似体験を行うための装具のつけ方と、車椅子を使う際の留意点を教えていただきました。
その後、男子は車椅子体験、女子は高齢者疑似体験からそれぞれさせていただきました。
腕や膝が曲げにくく、腰が伸ばしにくい状態です。また、視界がわるく音がキャッチしにくくなりました。そこで、服を着たり、床に横になったりしてみました。動きづらそうです。
車椅子の体験は、これまでしたことがある生徒も何人かいました。
ブレーキをかけて乗り降りしてもらう、フットレストに足を載せてもらうことが基本で、肘は内側に入れてもらっておくと安全ということでした。ブレーキはハンドルにも付いています。
声掛けを行って動かすこと、衝撃を少なくし、段差を降りる時には後ろ向きで降りることが大切です。常に、椅子に乗っている方の目線が高い所に向かうようにすることがポイントだそうです。
車輪を段差に沿わせて押し上げるというコツも話しておられました。
高い段差や階段は、2人で支えて車椅子ごと下ろします。
杖をつかれながらの歩行は、腕をしっかり支えて、段差を声で知らせ、杖で確認してもらって少しずつ進みます。
最後の方では、すれ違う2人組同士、「こんにちはー。」などと和やかに声を掛け合う姿も見られました。生徒たちは皆丁寧にサポートしており、心が温かくなるような日となりました。これからも、身の回りの方、町で困っている方がおられたら、今日学んだことを生かして積極的に動いていってくれることと思います。職員も人ごとではなく、大変勉強になりました。
社会福祉協議会倉岳支所の皆様、機具等のご準備からご指導まで、大変お世話になりました。ありがとうございました。
1年ストレス対処教育講演会を開きました!
10月10日(木)、スクールカウンセラーの先生を講師に、1年生を対象にしたストレス対処教育講演会を開きました。演題は「高校生までに身につけたいライフスキルとストレスに対するコーピングスキル」というものでした。
はじめに、自立した生活において大切なライフスキルをどのくらい身につけているか、各自でチェックします。
その後、班に分かれて情報交換を行い、共通する部分やそうでない部分がわかりました。自分の状況を客観的に見ることができたようです。
次に、ストレスを感じたときにどのような症状があらわれるかを書き出し、その際に行う自分の気持ちを楽にする方法(コーピング)も、各自思いつく限り上げました。コーピングはできるだけ多く持っていた方がいいとのことです。その後、班の中でそれぞれの方法を発表し合い、情報交換を行いました。(そういう方法もあるな、という発見もあったようです。)
講師の先生からは、自分だけで抱えず、周りの人に相談することも大切だというお話をいただきました。
今回の講演会は、今後、高校を卒業し社会に出て行く生徒たちにとって、自分を大切にし、基盤をしっかりとしたものにすることの重要性を再認識する時間となりました。この学びを生かしていってくれるものと思います。講師の先生、ありがとうございました。
保育園実習に伺いました!
10月9日(水)午前、2年生の6名が「家庭総合」の訪問実習で、倉岳保育園へ伺いました。実際に園児の皆さんと先生方の様子を目にし、お話を伺う中で、様々な学びを深めたようです。
初めは、高校生も園児の皆さんも緊張しているようでした!
次はふうせんバレーの様子です。かわいいですね。高校生も大人も、こういう時代があったのですよね……
そして、外遊びもしました。ここから、より打ち解けることができたようです!
練習した「手遊び歌」で盛り上がっています。
絵本の読み聞かせでは、園児の皆さんもお話に聞き入ってくれました。
こちらは折り紙をしているところです。少し難しかったですが、くるくる回るおもしろいおもちゃ「プロペラ」を作りました。
給食のお手伝い、片づけも体験することができました。
そして、最後は園児の皆さんと握手をしてお別れしました。園児の皆さんは玄関までお見送りしてくれたということで、生徒たちもうれしかったことでしょう。今日の貴重な経験は、今後の自身の進路や人生に生かしていくことと思います。倉岳保育園の先生方、園児の皆さん、お世話になりました。ありがとうございました。
保中高合同避難訓練行われる
10月8日(火)午前、倉岳保育園・倉岳中学校と合同で、地震・津波・火災発生を想定した避難訓練を行いました。これは、津波発生前の避難の順序、火災を含めた避難方法などを確認し、安全に対する意識を高めるとともに、保育園、中学校と合同で行うことで、地域と連携し、高校生としての役割への自覚を高める目的で行っているものです。
まず、地震発生の放送があり、身を守る行動をとります。
その後、火災発生の放送があり、ハンカチを口に当てながら避難場所に移動。保育園、中学校より海抜が高い倉岳校に、園児や中学生の皆さん、先生方も集まってこられます。高校生は園児の皆さんが組ごとに集まるお手伝いをしました。
集合後に、天草広域連合中央消防署倉岳分署の方々より、講評をいただきました。
そして、中学生、高校生には防災学習の講話もいただきました。まず、初期消火にあたる際のポイント3点と、消火器の使い方を確認することができました。初期消火の3ポイントは、1 大声で発生を知らせる、2 自分の逃げ道を確保してから行う、3 火が大きくなったら無理をせず逃げる ということです。
そして、実際に水消火器を学年代表が使わせていただきました。
その後、訓練通報として実際に火災通報、救急通報の練習をさせていただきました。高校生は火災通報を体験し、ご指導のもと、的確に通報できていました。
災害はいつどこで起こるかわからないものであるため、心構えはいつでもしておき、今日は帰宅後、家庭でも話をしてみるようにとのお話でした。倉岳分署の皆様、ご指導ありがとうございました。
また、倉岳保育園、倉岳中学校の皆さん、先生方もありがとうございました。
花の名所、倉岳校?!~その6~ 静かに穏やかに
校内に咲く花の話題です。随分間が開いてしまい、すみません。
季節は巡り、向日葵もさようなら、となりました。……前半は少し前(9/19)の写真、こちらはマリーゴールドです。
そして、あのケイトウ……伸びています!
その近くや生徒昇降口に咲く、アベリアという白い花
長く咲いていますが、10月7日現在、少し散りかけとなっています。
次は「メキシコハナヤナギ」で、低木で小さな紫の花をたくさんつけています。温暖な気候で元気に育つ種のようです。ずっと咲いていて、近くには小さなチョウチョがよく飛んでいます。花言葉は「幸福」や「喜び」だそうで、贈り物として選ばれることが多いとのことです。
そして、こちら検索してみますと……ヤマブキです!花の色があの山吹色ですね!
こちらは小さいですが、サルスベリ (カラス葉品種)のようです。
こちらは熱帯花木のデュランタというもので、沖縄では生け垣に利用されているようです。
こうして、静かな中に、よく見ると色とりどりの花が咲いています。知らず知らず、癒やされているのだなあと感じ
ました。
またご報告します。
秋季原付安全運転講習会開かれる!
10月3日(木)、考査最終日の午後、原付免許取得者を対象に安全運転講習会が開かれました。これは、年2回、春と秋に天草自動車学校様に御協力いただいて開催しているものです。実技指導をとおして正しい運転技能を確認し、交通安全意識の向上を図り、事故の防止につなげます。4名の生徒たちは、懇切丁寧にご指導していただき、改めて交通安全への意識を高めていました。
様々な状況について、細やかに説明してくださいました。
今後も安全運転を心がけて、バイクを利用していってほしいと思います!
天草自動車学校の先生方、ご指導ありがとうございました。
地区別(夜間)学校説明会(御所浦中学校・天草高校倉岳校)
9月26日(木)午後7時から御所浦中学校にて、翌27日(金)午後7時から天草高校倉岳校にて地区別(夜間)学校説明会を開催しました。
学校からの説明、在校生・保護者からの話の後の質疑応答では、「倉岳校での生活を通して成長したところについて」や「授業開始時の語先後礼について」等の質問をいただきました。また、もっと多くの中学生の保護者の方に参加していただくためにも、楽しく気軽に参加できる雰囲気で説明会を行えないだろうか、という貴重な意見もいただきました。
御所浦中学校会場では、保護者4名、中学生2名、中学校職員6名の計12名に御参加いただきました。また、天草高校倉岳校会場では、保護者4名、中学生1名の計5名に御参加いただきました。
夜分遅くにもかかわらず、多くの皆さまに御参加いただき、本当にありがとうございました。
写真は、御所浦中学校会場の様子です。
次に、天草高校倉岳校会場の様子です。
インターンシップ報告会
9月24日(火)6限目の総合的な探究の時間にインターンシップ報告会を実施しました。これは、2年生が7月に行ったインターンシップでの取り組みを振り返り、実習を通して習得したことを、1年生や職員に向けて発表するというものです。
2年生は2名ずつ3班に分かれ、1年生が各班を順番にまわる形で2年生全員の発表を聞きました。2年生はこの日の発表に向けて夏休みから準備を始め、約1ヵ月かけて発表スライドの作成と発表練習を行ってきました。準備量に見合う、とても立派な発表をしてくれました!1年生もしっかりとメモを取りながら発表を聞き、質疑応答の時間には積極的に質問を投げかけていました。
2年生にとっては人前で自分の考えを述べる良い機会に、1年生にとっては1年後の自分自身を想像する勉強の場になったようです。生徒たちの今後のキャリア形成の一助となることを願っています!
創作ぶりレシピ(総合文化部)
9月20日(金)、総合文化部が創作ぶり料理に挑戦しました。今年もファームチョイス株式会社様より、ぶりのフィレをご提供いただきました!本当にありがとうございました!
生徒たちは、夏休みにオリジナルレシピを考案し、それを元に調理しました。「ぶりの混ぜご飯」「ぶりのローストビーフ風サラダ」「オクラのぶり巻き」の3品をつくりました。脂ののったぶりはとても新鮮で、どの料理も大成功で大変おいしくできあがりました。あらためて、調理の楽しさ、協力することの大切さ、何より、豊かな天草の海で育てられた魚のおいしさを再確認することができました。
地区別(夜間)学校説明会(天草市民センター)
9月19日(木)午後7時から、天草市民センターにて地区別(夜間)学校説明会を開催しました。
まず、倉岳校の職員から、学習指導・教育課程・進路指導・学校行事・育友会支援・生徒指導についての説明を行いました。次に、本校2年生が「学校生活で頑張っていること(中学校時からの変化も含めて)」というテーマで、倉岳校に入学して成長したところを話しました。その後、その生徒の保護者から「倉岳校へ子どもを通学させて良かったと思うこと」というテーマで、お子さまの入学後の変化や、保護者や職員、学校全体で生徒の成長を見守る学校生活への安心感について話していただきました。
その後の質疑応答では、入試の日程や実施科目について、松島町や龍ヶ岳町からの通学方法等を始め、たくさんの質問をいただきました。
当日、御参加いただきました関係者の皆さま、本当にありがとうございました。
写真は、説明会の様子です。
ストレス対処講演会
LHRの時間に2年生を対象としたストレス対処講演会を行いました。これは生徒が自身のストレス反応に気付き、その軽減のための対処法を身に付けることを目的としています。講師には倉岳校のスクールカウンセラーの先生をお呼びしました。
まず「ストレスコップ」という、コップの何割くらいがストレスで満たされているかを可視化するワークシートを使って自分のストレスを客観的に捉え、班で意見を出し合いました。その後、自分の考え方のクセや特徴を考察し、ストレスとの向き合い方を学ぶことができました。倉岳校の核となって学校全体を動かしてくれている2年生が、ストレスと上手く付き合いながら、より良い倉校生活を送ってくれることを期待しています!
「ノサリバ特別回」第1回事前学習会!
9月18日(水)放課後に、本校生徒2名がオンライン形式で「ノサリバ特別回」第1回事前学習会に参加しました。
「ノサリバ」とは、天草の豊かな恵みを発見し、想像し、感謝し、未来に伝えていくために、多様な人たちが混ざり合い、繋がり、対話し、行動していくための交流及び地域おこしの場です。中高生等の若い人達が、意見交換や交流を行うことで、天草の未来創造へと繋げることを目的としています。
今回の第1回事前学習会は、10月31日(木)に天草市民ホールで行われる「ノサリバ特別回」に向けた事前準備として、日常生活の中で自分が感じた魅力やもやもや、おもしろいものを写真に撮り、他者と共有することで、新たな気づきを発見する「フォト・オブザベーション」の手法を学びました。
第2回事前学習会では、「確かにある天草の魅力」というテーマで撮った写真のプレゼンテーションを行うため、どんなところが天草らしいのか、天草の魅力が伝わる写真を準備することとなります。
この「ノサリバ」の活動を通して、資料作成・プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力、グループワークスキルなどの向上とともに、地元天草への理解や思いが深まることに期待しています。
写真は、事前学習会の様子です。
2年「家庭総合」ホームプロジェクト発表会!
9月18日(水)3・4限目に、2年生の「家庭総合」の授業で、ホームプロジェクト発表会を実施しました。
ホームプロジェクトとは、身近な生活から課題を見いだし、解決方法を考え、計画・実践・評価する過程を通して、生活をよりよくしていくことを学ぶ学習活動です。2年生は、1学期中に計画をし、夏休みの実践をスライドにまとめ、発表に臨みました。
一人一人、異なる課題でしたが、どの発表も興味が持てる内容でした。スライドは、文字の大きさや図・写真の配置など、聞き手にとって見やすいスライドを作ろうという工夫が見られました。また、声の大きさや聞き取りやすさ、話すスピードにも気を配って発表している様子も見られました。
発表会後の質疑応答では、活発に質問する場面も見られました。
質疑応答後、聞き手だった生徒は、発表内容の評価をGoogleフォームから回答しました。
その中の自由記述欄に「スライドの内容が防災関係で、とても為になりました。また、自分は防災に関して、いざと言う時に何も準備ができていないので、自分も防災グッズを準備していこうと思いました。」や「ネットショッピングは個人的に危険なイメージが強く使っていないので、デメリットとセットでメリットも知ることができたので良かったです。」、「スライドにとても工夫されている所があり、とても見やすかったです。一番良かったと思ったのは、スライド内に実際に自分が行ったことの写真が添付されていて、発表の説明が分かりやすかったところです。」という感想があり、お互いの発表を聞く中でも学びを深めることができていた様子が伺えました。
写真は、発表会の様子です。
2年「生活と福祉」介護実習!
9月17日(火)3・4限目に、2年生の「生活と福祉」の授業で、講師として介護福祉士・ケアマネージャーの谷口眞利子様をお招きし、介護実習を実施しました。
この介護実習は、豊富な現場経験を持つ専門職の方から、介護の実技や介護の実例を学ぶことを目的とし、天草地域の介護の実状や仕事のやりがいについての講話と、着衣交換・立ち上がり・歩行介助などの体験を行いました。
実習後、「今回、自分が介助する側と介助される側を体験して、それぞれの立場で何をすれば良いのかが分かった。この経験を通して、もし今後目の前で誰かが倒れたら、今日教えてもらったことを実践して、助けたいと思います。」や「介護実習で、支えてあげることや声かけがとても大事で、びっくりさせてしまわないように明るい声を心がけたいと思いました。今後、おじいちゃんに正しい介護の仕方をして、生活を楽にさせてあげたいと思いました。」という感想があり、今回の実習が生徒にとって実り多いものだったと感じました。
谷口眞利子様、お忙しい中ありがとうございました。
写真は、介護実習の様子です。
One Team プロジェクト「第1回分校同盟」!
9月13日(金)1,2時間目に「第1回分校同盟」が実施されました。「分校同盟」とは、熊本県立高校 One Team プロジェクト事業の一つとして、熊本県内の3つの分校(人吉高校五木分校、八代農業高校泉分校、天草高校倉岳校)で、連携しながら取り組んでいる事業になります。本日は第1回ということで、1,2年生がオンラインで交流を行いました。
まずは、開会行事の中で、取りまとめ校である五木分校の先生から、分校同盟の活動目的を伺いました。小規模校では限られた人間関係の中で過ごすことが多いので、多様な人と関わり連携して活動することで、コミュニケーション能力を向上させようというものです。目的をしっかりと確認した後は、4班に分かれての班活動です。事前に準備した3マス自己紹介シートを使いながら、自己紹介を行いました。初めは緊張した様子の生徒たちでしたが、質問をしあったりして次第に盛り上がりを見せていました。自己紹介の後は、スライドを使いながら学校紹介を行いました。生徒たちはスライドの画面共有の仕方もマスターし、ICTを使いこなしていました。学校紹介を通して、他校の様子や取り組みなどを知ることができ、同じ高校生が頑張っていることに大いに刺激を受け、視野を広げることができました。次回は12月に対面で活動する予定です。第2回がとても楽しみです!
思春期保健教育講演会
9月11日(水)、熊本大学名誉教授の片渕秀隆氏を講師としてお招きし、「人として生まれ、 天草で生きている奇蹟を考えてください:産婦人科、子宮、妊娠、癌のこと、どのくらい知っていますか?」という演題で、思春期保健教育講演会を開催しました。
講師の先生の長年の経験と研究に基づいた豊富な資料を映し出しながら、分かりやすい表現やユーモア、質問を交えた語り口で、生命の尊さ、誕生の奇蹟、自分の命を守ることについて自分自身で考えることの大切さについてお話をいただきました。
生徒は、時折、驚いたり、笑ったり、メモをとったりしながら60分間集中して講演を聞いていました。
講演会終了後の感想では、「話を聞いている中で自分が知っている知識もありましたが、初めて知ったこともたくさんありました。改めて正しく知識を身につける事が出来て良かったです。また人が生まれてくる奇蹟にもたくさんの思いや意味が詰まっていて、自分の身体や命について改めて考えることが出来ました。今回の話は、今後の自分の未来にも関わってくることなので、今一度考え直して、自分や周りの人を大切にするとともに、しっかりと自分とも向き合っていきたいと思いました。」や「学校の授業では学べなかったことや動画を見ることができたので、とてもいい機会となりました。そして、産婦人科は女性の方だけが行く場所だと誤解していました。自分もお母さんのお腹にいたとき、生まれてくるとき産婦人科でお世話になっていたことを理解することができ、出産はとても大変だということを改めて思いました。他にも女性の方が子宮頸がんになる理由、それが男性が原因だったことを知って、大切な人を守るために、自分で考え命を大切にし守っていきたいと感じました。」など、今回の内容について一人一人しっかりと受け止めている様子が伝わってきました。
片渕先生、お忙しい中御講演いただきありがとうございました。
写真は、思春期保健教育講演会の様子です。
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