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学校生活
令和7年度熊本県がんばる高校生表彰!
11月28日(金)、熊本県庁にて、「令和7年度熊本県がんばる高校生表彰式」が行われました。この表彰は、「学業、スポーツ、文化(ボランティア活動含む)活動等において、他の生徒の模範となる高校生の功績を讃え、表彰するとともに、将来の夢の発見、挑戦、実現に向かってがんばる(努力を続ける)高校生を応援するもの」とされ、熊本県下の高校から各1名が受賞する栄誉ある賞となっています。倉岳校からも旧生徒会長が表彰され、木村知事から賞状を渡していただきました!倉岳校を卒業してからも、夢に向かって頑張ってくれることを期待しています!
えびす太鼓ボランティア
12月6日(土)、本校えびす太鼓ボランティアチームが、本町にある特別養護老人ホームの「葉山苑 天領の杜」様を慰問させていただきました。入所されている高齢者の皆様、また、天領保育園の園児の皆様、総勢50名近くのたくさんの方々に参加していただくことができました。まずは、生徒有志による「えびす太鼓」の演奏からスタートしました。
迫力のある太鼓の音に合わせて、手でリズムを取りながら聞かれていた方もいらっしゃいました。演奏後には、大きな拍手をいただくことができました!
「えびす太鼓」の次は、本校職員によるギターの弾き語りを行いました。高齢者の方がご存じであろう曲を練習して本番に臨み、「天草小唄」「365歩のマーチ」「青い山脈」「浪花節だよ、人生は」「上を向いて歩こう」の5曲を披露しました。手拍子をいただきながら、大いに盛り上がりを見せました。生徒たちにとっては知らない曲ばかりでしたが、即興で「ワンツー、ワンツー」のかけ声をかけるなどして、大変盛り上げてくれました!また、高齢者の方の中には、懐かしい歌に口ずさみながら聞いておられる方もいらっしゃいました。
鑑賞中の皆様のすてきな笑顔と温かい拍手が、とても心に残りました。参加した生徒・職員も、皆様が楽しんでおられる姿を拝見することができ、とてもうれしく思いました。
今回、お招きいただき、また、このような素敵な機会をいただきました「葉山苑 天領の杜」の皆様に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました!
芸術鑑賞
本日、天草高校の体育館にて、全日制・定時制・倉岳校合同の芸術鑑賞を行いました。本年度の上演作品は、「ジャンヌ・ダルク」(東京演劇集団風)でした。
15世紀、英仏百年戦争下の農村に生まれたジャンヌ・ダルクは、13歳で神の声を聞き、フランスを救う使命を負ったとされます。その後、17歳でオルレアンの包囲を解き、シャルル7世の戴冠を実現し戦局を転換させました。しかし、戦いの最中に敵軍に捕らえられ、異端審問の末、わずか19歳で火刑に処されてしまいます。
「風」の皆様は、ジャンヌ・ダルクの壮大な人生を、様々な道具や衣装、音響、そして素晴らしい演技で見事に表現し、聴衆を圧倒されました。
プロの演劇を見る機会は我々でもあまりありませんので、生徒にとっては大きな刺激になったと思います。今後も様々な芸術に触れる中で、豊かな感性を醸成していってください!
花の話題 ~その後のコスモス 他~
秋も深まり、昼間でも日がささないと寒さを感じるようになってきました。今年は秋が足早に過ぎていくようですね。3年生は進路決定への路を頑張って進んでいます。コスモスは秋桜祭後、またどんどん花を開き、昨日一昨日くらいに満開を迎えていました!
こちらは14日頃の様子です。
ここから、21日の様子です。朝方、午前が、日を浴びて特にきれいです!!午後の像になって大変申し訳ありません。
風が強めで、しきりに揺れていました。
こちら、昇降口近くのプランターのコスモスです。
また、マリーゴールドが栄えています。暗くなった後に帰る際には、花々の辺りにポッと明かりが点っているようにも見えました。
金曜日の6時間目、教室から授業の声が聞こえてきます。後方には矢筈嶽(やはずだけ)が見えます。
イチョウも鮮やかな黄色い色を見せるようになりました。今月末~来月初めには期末考査。静かに倉岳校の時間が流れていきます……
全定倉合同職員研修を実施しました
11月19日(水)の午後から天草高校の全日制・定時制・倉岳校の合同職員研修を行いました。研修内容は「学びのUD(ユニバーサルデザイン)化」についてでした。倉岳校は令和2年度から「高等学校における『学びのユニバーサルデザイン』構築事業」に取り組んでおり、これまでの倉岳校の取り組みを全日制・定時制の先生方に共有する目的で研修を実施しました。
まず始めに倉岳校の担当者より、倉岳校での学びのUD化についての講話をしていただきました。その後各教科に分かれ、各課程で学びをどのようにUD化するかの検討を行いました。
学びのUD化の目的は、授業や人間関係など学校生活全般において「すべての児童生徒が安心して学べる教育環境を整備すること」です。今回の研修内容を活かし、全日・定時・倉岳のすべての生徒が安心して学べる学校づくりを進めていきたいと思います。
薬物乱用防止教室を実施しました!
11月14日(金)に、全学年を対象とした薬物乱用防止教室を実施しました。これは薬物乱用による心身への影響や社会的影響について正しい知識を身につけるとともに、将来にわたって自分の健康を維持するための行動を選択できるようにすることを目的に、毎年実施してるものです。
まず始めに、学校薬剤師の先生の仕事内容をお聞きしました。大変印象的だったのは、被災した際に避難所となる学校への関わりについてです。今年の8月には天草地区も水害の影響を受け、浸水などで避難所生活を余儀なくされた方もいらっしゃいます。熊本地震などの大規模災害の場合には学校の体育館が避難所などになりますが、学校はその対応に追われ、大きな混乱状態になることも多いそうです。そういった中で、保健室などの救護環境を守る役割も担って頂くそうで、大変驚きました。
後半は違法薬物やたばこによる人体への影響についてお話を頂きました。近年は薬を過剰投与する「オーバードーズ」が問題になっていますが、薬の用法用量を守ることの大切さもお伝え頂きました。
一度薬物を経験すると、以前の身体に戻ることはできません。謝辞を述べた生徒の発言にもありましたが、違法ドラッグの勧誘を受けても、きっぱりと断れるようにすることが大切です。違法薬物の恐ろしさに気づき、決して手を出さないという強い思いが芽生えていることを願います。
【授業風景】化学基礎~塩の水溶液の性質~
11月12日(水)に化学基礎の授業で塩の水溶液の性質を調べる実験を行いました。酸と塩基の中和反応によって生じる塩(えん)は、水中で加水分解という反応を起こし、酸性・中性・塩基性のいずれかの性質を示します。
今回は、硝酸カリウム、塩化アンモニウム、亜硫酸水素ナトリウム、酢酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウムの6種類の塩の液性を予測し、pH試験紙を用いた実験で実際に調べました。
pH試験紙の色の変化が色鮮やかできれいですね~
塩の多くは白色であるため見た目で区別するのは難しいですが、水溶液にして液性を調べるとそれぞれの物質の性質が表れるのは何とも不思議です。
化学の理論が物質の振る舞いを正しく説明できていることを確認する、良い機会になったと思います!
【授業風景】生物基礎~腎臓の解剖実習~
11月12日(水)に生物基礎の授業で、豚腎臓の解剖実習を行いました。腎臓の実物を実際に観察し、授業で説明した「皮質」や「髄質」、糸球体の構造などの理解を深めるために、実習に取り組みました。
まずは解剖器具の使い方を学び、腎臓の外観を観察しました。次に腎動脈から薄めた墨汁を注入して毛細血管を黒く染めることで、腎臓内に張り巡らされた血管の様子(特に「糸球体」)を確認しました。最後に腎臓を解剖し、内部構造を観察しました。
臓器のさわり心地や、内部構造は実物を見てみないとなかなかイメージできないものです。今回の実習では、全員が一生懸命に解剖に取り組み、観察やスケッチができていました。
今後も様々な実験を通じて、学びを深めていきましょう!
第55回秋桜祭の様子をお届けします! part3
今回は、開祭式で表彰を受けた生徒の特集と育友会バザーの様子を紹介したいと思います。
本年度の秋桜祭のテーマは「桜梅桃李(おうばいとうり)~みんなで作る最高の1日~」でした。メインテーマである「桜梅桃李」には「人にはそれぞれ良さや得意なことがあり、自分の良さや個性を発揮する」という意味があり、まさに倉岳校にぴったりのテーマだと思います。サブテーマには「一人がみんなのために、みんなが秋桜祭のために最高な一日を作りたい」という思いが込められており、今年の秋桜祭はまさにこれを実現できたと思います。
さらに、本年度の秋桜祭ポスターも生徒が制作したものです。秋の心地よい季節感と秋桜(コスモス)の可憐さが表現された素敵な作品です。
「メンインテーマ」「サブテーマ」「ポスター」を考案した3名の生徒に対して、開祭式にて表彰を行いました。3人とも素敵な作品をありがとうございました!
続きまして、育友会バザーの様子です。本年度は「倉校うどん」と「おにぎりセット」の販売を行いました。倉校うどんは保護者の皆様が作っていただいたものになります。「三角のあげ」が倉岳を、「あげ玉」がえびすビーチの砂浜を、「わかめ」が八代海を、そして「花形のかまぼこ」が花のように個性を咲き誇らせる倉校生を表現しています。まさに「倉校うどん」という名前がぴったりの一杯になっています。
絶品の「倉校うどん」に舌鼓をうつ倉校生の様子です↓
育友会の皆さん、材料調達から調理、販売まで大変お世話になりました!
【授業風景】博物館連携授業
11月11日(火)に、1年生で開講している「科学と人間生活」の時間を使って、天草市立御所浦恐竜の島博物館との連携授業を行いました。10月28日(火)に事前学習を受けており、いよいよ御所浦での実地研修に行ってきました!
まず始めに、牧島にある「アンモナイト館」に行きました。ここには約8500万年前の「ユーパキディスカス」というアンモナイトの化石が地盤に保存された状態で展示されています。
ガラス板をのぞき込むと、約60センチのアンモナイト化石を観察することができます。今回は特別に地下に下りさせていただき、間近で化石を見ることができました!
次に、「トリゴニア砂岩化石採集場」で化石採集実習を行いました。ここでは、中生代白亜紀(およそ1億年前)の貝やアンモナイトなどの化石を探す実習を行いました。
手が泥だらけになるまで熱中して採集に取り組んでくれました!全員が何かしらの化石を見つけることができたようで、お土産を手に帰ることができました。
最後に、博物館見学を行いました。本年度は常設展の他にティラノサウルスの特別展も見学することができました。生徒達は学芸員の先生の説明を熱心に聞きながら、一生懸命メモを取っていました。
最後に代表生徒が謝辞を述べ、1日の実習が終了しました。
博物館見学中に、「あ!アノマロカリスだ!」「先生、ピカイアがいますよ!」というような発言を聞くことができました。これは、事前に地球の歴史や古生物の変遷を学んでいたからこそ出てくる言葉だと思います。様々なことを学んで知識が増えると、日常生活の様々なものに目が止まるようになり、人生が豊かになります。これこそが「学ぶ意義」なのではないかと思います。今回の実習を通して、自然科学を学ぶ意義や面白さを少しでも体感してくれていると嬉しいです。
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