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学校生活
花の話題 ~冬の植物たち~
倉岳校では24日(水)、2学期の表彰式・終業式を行いましたが、校庭の木々、花々たちも冬をしっかり越えようとしています。クリスマスにつきもののヒイラギも、実は花を付けていました!
小さな白い花であまり目立ちませんが、前から少しずつ咲き続けています。なお、これは日本のモクセイ科のヒイラギで、クリスマスケーキの上などに飾りであしらわれて赤い実をつけるセイヨウヒイラギ(モチノキ科)とはちょっと違うそうです。しかし、とげがある点で、東西どちらにおいても魔除けの意味をもつようです。
また、24日の大掃除の際には、生徒の皆が葉っぱを掃くのに一苦労だったイチョウの木。秋の景色からうって変わってすっかり葉をおとしています。ものすごい量のイチョウの葉。皆汗をかきながら、できるだけ寄せて運んでおこうと、必死に掃除していました!校舎内では教室のワックスがけ、窓ふきなど頑張っていました。おつかれでした!!
ということで、中庭の周辺部は寒々としています……
咲いているものは、ツワブキやサザンカ、コスモス(長く、まだ立派に咲いています!)バラ(こちらも長いですねー。繰り返し咲いています!)、ヤツデなどがあります。
上の写真、奥にあるのはウメの木で、また春に花を咲かせてくれますね。
ダイダイは黄色が鮮やかになりました。
ツバキはつぼみをたくさん付けています。
3年生の年明けに受験する生徒たちは、今日も個別指導、頑張っていました!他の生徒たちもしっかり課題に取り組み、家の方とじっくり話をするなどして冬休みを充実させることでしょう。
では、年の瀬も押し迫ってきました。2025年も倉岳校HPをご覧くださいましてありがとうございました。来る2026年もどうぞよろしくお願いいたします!
2学期表彰式・終業式
12月24日(水)、2学期の表彰式と終業式を行いました。
まず、先日14日(日)に実施した長距離走大会(えびすマラソン10kmの部)の男子・女子各1位、第38回熊本県高等学校総合文化祭標語募集入賞者、日本漢字能力検定合格者の表彰がありました。
次に、終業式では、教頭先生よりお話がありました。2学期の取組を振り返りながら、各学年の生徒の成長したところ、継続して欲しいところ、頑張って欲しいところを話されました。その後、大河ドラマ『べらぼう』を例に挙げて、現在の「コスパ」・「タイパ」に見られるような必要最小限だけを求める価値観を重視して、書籍や絵画などの自分自身の関心の外側にある文化を無駄と決めつける生き方について再考を促すようなお話をしていただきました。自分には不必要だと思うものが、実は自分自身の人生を豊かにする可能性があること、授業や学校行事等、様々なことを経験する機会がある倉校生には、もっとできることや成長の可能性があることを伝えていただいたと感じました。
そして、生徒会会長・副会長による校訓・生徒綱領唱和、校歌斉唱を大きな声で行いました。
最後に、各部からの連絡がありました。各生徒が、2学期を振り返り、冬休み、そして3学期=「進級・社会人となる前の0学期」の過ごし方について、考えていました。
体調に気をつけて、充実した冬休みにし、3学期元気に再会できることを願っています。
2学期クラスマッチ
12月23日(火)に、2学期クラスマッチを行いました。倉岳校は全学年1クラスなので、クラスマッチという名の学年対抗戦です。学年の壁を越え、熱戦が繰り広げられました!
今回の種目は、ビーチバレーボールで、公式のビーチボールを使用し、各学年4名以上の2チーム編成し、総当たり戦による予選、その後決勝トーナメントによって優勝と最終順位を決めました。なお、生徒数が足りない場合は、学年団の先生方に助っ人で入って競技を行いました。
決勝トーナメントの1回戦では、予選1位と2位のチームが、職員Aチーム、Bチームとそれぞれ対戦しました。先生方を凌駕する生徒のスーパープレイや、先生方の大人気ないプレイが飛び交い、盛り上がりを見せました。
優勝決定戦、息つく暇もない接戦を制したのは、1年生Aチームでした! 準優勝は、2年生Bチーム、3位は3年生Bチームでした! 各チーム、おめでとうございます!
白熱の試合が繰り広げられ、応援している方も、とても面白いクラスマッチでした!
生徒の皆さん、先生方、お疲れ様でした!
大学訪問・半導体関連企業見学
12月19日(金)、県立高校半導体関連人材育成事業の一環で、1・2年生が、熊本保健科学大学と株式会社池松機工美咲野工場を訪問しました。
午前中の熊本保健科学大学では、まず大学や学科の概要、医療職と資格の紹介を聞きました。
次に、アリーナに移動し、スポーツリハビリテーションで使用される最新の機器の紹介を受けました。
その後、病棟看護実習室と分娩実習室を見学し、説明を受けました。
大学での学びや最先端の機器を目の当たりにし、生徒一人一人の進路に関する視野が広がったと思います。
午後からは、大津町の株式会社池松機工美咲野工場を訪れました。
まず、会社の概要と仕事内容、半導体と半導体製造装置について、環境経営・健康経営等持続可能社会形成への取組等の話を聞きました。
次に、実際に加工品を作る機械の説明を聞きながら見学しました。様々な形のアルミニウムを高い精度で様々な形に成形していく様子に、時折感嘆の声をあげつつ、大事な所はメモをとりながら、生徒は見学をしていました。途中、環境経営の一一例として、アルミニウムの切削加工時に発生する切粉(金属くず)を円柱状に圧縮してリサイクルに出している場面も見学できました。企業におけるSDGsの取組を具体的に知った貴重な場面でした。
最後は、全員で感謝の気持ちを伝え、天草への帰路につきました。
今回の大学訪問・半導体関連企業見学は、生徒の進路選択の幅を広げるとともに、社会・産業への理解を深める体験でした。熊本保健科学大学及び株式会社池松機工の関係者のみなさま、大変ありがとうございました。
研究授業が行われました
12月18日(木)、「英語コミュニケーションⅠ」で研究授業が行われました。導入や展開の場面において、ICTが多く活用され、生徒たちもICTを駆使しながら、積極的に、また、楽しく授業に参加することができていました。授業の内容は、「倉岳校の良さを海外の人に紹介する」というもので、自分で考え書いた英文を、ペアになって発表し合いました。相手の発表をしっかり聞くことができていました!
進路ガイダンスに参加しました
12月17日(水)、天草市民センターで開催された「進路ガイダンス」に、1年生と2年生の希望者が参加してきました。参加した生徒たちは、関心のある上級学校のブースを積極的にまわって情報を収集していました。限られた時間でしたので、「時間があっという間だった。もっと聞きたかった」という生徒もいました。みんなそれぞれに自分の進路について、真剣に考え始めているようでした。今後も、進路について主体的に考え行動し、進路実現を目指して様々なことにチャレンジしてほしいと思います。
倉岳えびすマラソン大会に参加しました!
12月14日(日)に開催された倉岳えびすマラソン大会に参加しました。倉岳校では長距離走大会を兼ねて、毎年参加させて頂いており、本年度も23名の生徒がランナーや大会ボランティアとして参加しました。
《長距離走大会開会式》
《安全祈願祭》
倉岳えびすマラソン大会の開会式では、倉岳校の有志生徒によるえびす太鼓の披露も行われました。短い練習期間にも関わらず、立派な演奏を披露し、大会を盛り上げてくれました!
マラソン大会スタート直前の生徒達です。・・・意外と余裕そう?
いよいよ競技スタート!生憎の雨模様で足下が悪かったと思いますが、最後まで全力で走り抜けました!
無事に完走!ゴールテープを切る様子です!
長距離走が苦手な生徒もたくさんいたと思いますが、倉岳えびすマラソン大会に参加したことで10kmコースを走り切る経験をすることができました。開会式で校長先生が仰ったように、競技中足を動かし続ければ、いつか必ずゴールできます。これからの人生で挫折を経験しても、諦めずに行動し続ければ、いずれ活路が見出されます。今回の達成感を忘れずに、また完走できたことに自信を持って、今後の人生でも様々なことに挑戦し続けて下さい!
分校同盟~小さな学校同士、地域について学び交流を深める~
12月10日(水)、熊本県立高校OneTeamプロジェクト「分校同盟~小さな学校同士、地域について学び交流を深める~」の一環で、人吉高校五木分校体育館に、人吉高等学校五木分校、八代農業高校泉分校、天草高校倉岳校の3つの分校が集いました。開会行事では、ホスト校である人吉高校五木分校の教頭先生から、歓迎の言葉と今回の研修の目 的について、お話をいただきました。
研修1では、3校の生徒・職員を8班に分け、ボッチャの試合を通して親睦を深めました。最初は、緊張した面持ちでしたが、試合が進むにつれ、笑顔や歓声が上がるようになり、表情も和らいでいました。
研修①のあとは、学校の隣の「五木温泉夢唄」の会議室に移動し、班ごとに昼食をとりました。昼食のあとは、「五木村歴史文化交流館 ヒストリアテラス五木谷」の館長 福原博信様から講話をうかがいました。五木村の歴史や生活文化の概要を教えていただき、生徒たちは、大切なところをメモしながら真剣に話を聞いていました。
そして、昼食と講話のあとは、2グループに分かれて、研修②の五木村フィールドワークを行いました。
「五木村歴史文化交流館 ヒストリアテラス五木谷」では、講話に引き続き、館長の福原様による展示品の解説が行われました。五木村の地形や縄文時代から現代に続く生活の様子についてのお話をうかがいました。展示品の中には、江戸時代の天保7年(1836年)に天草の富岡から役人が五箇荘へ踏み絵実施のために往復した時の紀行文、『五箇荘紀行』の中の、「焼き畑前の準備の様子」を描いた彩色絵も展示してあり、天草と五木村の繋がりに驚いている生徒もいました。短時間ではありましたが、五木村に対する関心が高まったようでした。
また、「道の駅 子守歌の里 五木」では、特産品の見学、及び周辺施設を散策しました。伝統的な茅葺屋根の住居、その背後の標高1000mを超える山の景色、一つ一つが生徒には新鮮に映っていたと思います。また、五木村の特産品の一つである豆腐を使ったアイスや、幻の柑橘「くねぶ」を使った商品を購入している生徒もいました。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、閉会行事となりました。もう一度、昼食を食べた会場に集合し、八代農業高校泉分校の教頭先生から、研修の中で印象に残っていることを振り返り、生徒一人一人の研修の目的の達成状況を見つめるお話をいただきました。
最後は、3校の生徒そろっての写真撮影です。
今回の分校同盟で、学校のある地域の歴史や文化を学芸員の方の話や実物を見て学ぶことができた体験は、生徒にとって、とても貴重なものだったと思います。このことで、倉校生の倉岳町に対する興味や関心も、より高まったのではないかと思います。来年には、倉岳町に「天草戦国ミュージアム」が開設されます。倉岳校でも、この機会を活用して地域のことを学び、地域に対する誇りや愛着を深める活動ができればと考えています。
令和7年度熊本県がんばる高校生表彰!
11月28日(金)、熊本県庁にて、「令和7年度熊本県がんばる高校生表彰式」が行われました。この表彰は、「学業、スポーツ、文化(ボランティア活動含む)活動等において、他の生徒の模範となる高校生の功績を讃え、表彰するとともに、将来の夢の発見、挑戦、実現に向かってがんばる(努力を続ける)高校生を応援するもの」とされ、熊本県下の高校から各1名が受賞する栄誉ある賞となっています。倉岳校からも旧生徒会長が表彰され、木村知事から賞状を渡していただきました!倉岳校を卒業してからも、夢に向かって頑張ってくれることを期待しています!
えびす太鼓ボランティア
12月6日(土)、本校えびす太鼓ボランティアチームが、本町にある特別養護老人ホームの「葉山苑 天領の杜」様を慰問させていただきました。入所されている高齢者の皆様、また、天領保育園の園児の皆様、総勢50名近くのたくさんの方々に参加していただくことができました。まずは、生徒有志による「えびす太鼓」の演奏からスタートしました。
迫力のある太鼓の音に合わせて、手でリズムを取りながら聞かれていた方もいらっしゃいました。演奏後には、大きな拍手をいただくことができました!
「えびす太鼓」の次は、本校職員によるギターの弾き語りを行いました。高齢者の方がご存じであろう曲を練習して本番に臨み、「天草小唄」「365歩のマーチ」「青い山脈」「浪花節だよ、人生は」「上を向いて歩こう」の5曲を披露しました。手拍子をいただきながら、大いに盛り上がりを見せました。生徒たちにとっては知らない曲ばかりでしたが、即興で「ワンツー、ワンツー」のかけ声をかけるなどして、大変盛り上げてくれました!また、高齢者の方の中には、懐かしい歌に口ずさみながら聞いておられる方もいらっしゃいました。
鑑賞中の皆様のすてきな笑顔と温かい拍手が、とても心に残りました。参加した生徒・職員も、皆様が楽しんでおられる姿を拝見することができ、とてもうれしく思いました。
今回、お招きいただき、また、このような素敵な機会をいただきました「葉山苑 天領の杜」の皆様に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました!
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