校長ブログ

校長ブログ

3年間お世話になりました。ありがとうございました!

本日、心のこもった転退任式を実施していただきました。コロナ禍の中、伝統ある菊池高校に赴任し、3年の月日が流れました。菊池公園の満開の桜の中、希望に膨らませ着任したことをこの前の事のように覚えています。校長として本当に楽しく充実した日々を送らさせていただきました。生徒諸君、先生方、保護者、地域の皆様方に心からの感謝の気持ちで一杯です。

赴任早々2ヶ月間の休校を余儀なくさせ、何もかもがこれまで経験のない出来事でどうなることかと思いながらの船出でしたが、皆さんのご支援、ご協力のお陰で大過なく3年間を過ごすことができました。担当の椎葉先生に背中を押していただき始めたこの校長ブログも400回近い回数を重ねることができました。いろんな方々から読んでいるよと声を掛けていただいたことが本当に励みになりました。

菊池高校は確実に前進し、地域から信頼させ、愛される高校になっていると確信しています。「誇りあれこれの学舎、栄えあれこれの学舎、光りあれこれの学舎」の思いで菊池高校を後にしたいと思います。3年間本当にお世話になり、ありがとうございました。

 

 

 

無事、終業式を迎えることができました!

本日は3学期の終業式、1年間の締め括りの日となりました。丸3年間続いた新型コロナウイルス感染症の収束が見えてきた中で久しぶりに全校生徒が体育館に会し集会をすることができました。生徒たちの顔を見ながら話をすることができる喜びを実感しました。

「この1年間はいろいろな場面で皆さんの頑張りと成長を実感できる1年であった。」と話し、今年度は菊池高校にとっても学校改革元年の年で、普通科の学科改編による未来探究コースと地域探究コースの設置や商業科の資格取得や体験学習の充実など新たな学びへの取組が学校全体の活性化に繋がったと感じていると伝えました。

また、1年間を通し生徒会役員が朝から校門で登校してくる生徒に挨拶してくれていることや運動部の皆んなが校内外の清掃活動をしてくれていることに対し、必ずや一人ひとりの力となって返ってくるとお礼を述べました。

最後に1・2年生のみんなが、明日から充実した春休みを送り、今度入学してくる131名の新入生の良き先輩として菊池高校生の姿を示してくれることを期待し、話を締めました。

昨年度を上回る133人の合格となりました!

本日、高校入試最後の2次募集受検者10人の合格を発表しました。合格者は前期(特色)選抜82人、後期(一般)選抜41人に本日の10人を加え、合計133人となりました。これまでの生徒たちの頑張りや先生方の努力のおかげで本年度入学者数の126人を上回ることができました。心からうれしく思います。

もちろん、菊池市を始めとする地域からの支援や保護者の皆様方の協力も忘れることはできません。本年度普通科の学科改変や商業科の新たな学びに取組み、これらのことにも一定の評価をいただいたものと感じています。今後ますます菊池高校ならではの魅力的な教育活動を推進し、地域や保護者の期待に応えることができるような学校にしていきたいと思っています。

これから3月27日(月)の合格者説明会を経て4月10日(月)に入学式を行います。133人の新入生を万全の体制で迎えることができるようワクワクした気持ちで準備に当たりたいと思います。

教職員サッカー大会に男女それぞれ参加しました!

昨日は教職員サッカー大会が開催され、本校は男性チームと女性チームの2チームで参加しました。試合会場は嘉島町の運動公園でしたが、まずは人工芝の施設の素晴らしさに感動しました。その施設の隣には日本サッカー協会が建設したサッカー場もあり、嘉島町の発展とサッカー競技の環境整備の進化を実感しました。

本大会への参加には保健体育科の内古閑先生が音頭を取ってくれましたが、男女それぞれで参加することができ、本当にうれしく感じました。3年に及ぶコロナ禍でこのような活動が制限され、先生方のコミュニケーションも少々希薄になっていましたので、やっと日常が戻ってきたと感じました。

私は泗水西小学校のイベントに参加した後に会場に行きましたので、最後の女性の先生方の試合しか見ることができませんでしたが、先生方が生き生きと楽しそうにボールを追う姿をみることができ、このような活動が職場の活気にも繋がると思いました。

世間では明日からマスク着用も自己判断となりコロナ禍も確実に新しい局面を迎えます。いろいろな場面での先生方のコミュニケーションが深まり、職場がますます活性化することを期待しています。

菊池農業高校の太鼓部と初めてコラボしました!

昨日、泗水西小学校で「友情の森フェスティバル」という児童たちの手作りのイベントが行われました。そのオープニングイベントで本校の書道部と菊池農業高校の太鼓部とが初めてのコラボレーションを行いました。これまで本校の書道部は学校の文化祭や菊池市の夏祭り「白龍祭り」などで書道パフォーマンスを披露してきました。

今回の泗水西小学校のイベントでもアドバイザーをされた菊池市の高校魅力化コーディネーターの平松あすかさんから菊池農業高校の太鼓部と本校書道部のコラボを提案していただき、実現の運びとなりました。参加の児童や地域の皆さんの様子を見ていると非常に好評で、両校にとって地域の高校としての地域貢献や活動のPRという面からもとても有意義なものとなりました。

私自身、久しぶりに小学生に触れ、素直で屈託のない姿に深い感動を覚えました。小学生時代に地元の高校のお兄さん、お姉さんの素晴らしい活動を見て、高校の生徒たちを身近な憧れの存在として感じてくれればいいなあと思いました。

 

後期(一般)選抜の合格発表とともに2次募集を行います!

本日、県教育委員会の特設サイトにおいて後期(一般)選抜の合格発表を行いました。本日の発表において普通科未来探究コース7人、同じく地域探究コース25人、商業科9人の合格を発表し、前期(特色)選抜と合わせ、未来探究コース21人、地域探究コース53人、商業科49人、計123人の合格が決定しました。しかし、まだ募集定員に満たっていませんので、2次募集を行います。

この2次募集でも1人でも多くの生徒が出願してくれればと思っています。現在の1年生の入学者が126人でしたので、できれば昨年を上回る入学者になればと願っています。新年早々の前期(特色)選抜の募集から始まった高校入試もいよいよ最終局面を迎えることとなりました。教頭先生、教務主任を中心に全職員で本当にきめ細かに業務に当たってもらい、大変なご苦労をお掛けしました。

今日は早速、制服の採寸や教科書販売等も行われ、新入生や保護者の皆さんの来校もあります。先日、卒業生を送り出したかと思うと新年度も目の前と言った感じで、慌ただしく月日が流れていきます。

朝から嬉しい光景に出くわしました!

3月1日、2日に本校正門前の通り「御所通り」において3年ぶりに初市が開催されました。もちろん私が校長として赴任して初めての実施でした。1日の卒業式に華を添える催し物として大変ありがたく、日頃ひっそりとしている通りの昨日の夕方の賑わいぶりには少々びっくりもしました。やはり通りに賑わいがあるというのは活気があっていいなあと感じました。

そのような中、今朝、その「御所通り」で何かを抱えたようにして登校する女子生徒と出会いました。始めは何かわからず尋ねると昨日の市の食べかすでした。手一杯に抱え登校している姿を目の当たりにし、本当にうれしくなりました。商業科2年生の女子生徒で、たまたま出くわしましたが、本校にはこのような生徒がいると思うと誇らしく感じました。

3月に入り、1日は卒業式、昨日は1・2年生の進級判定会議、本日は高校入試後期(一般)選抜の判定会議と大切な行事や重要な会議が続きます。年度締めくくりの月をしっかりと過ごし、来年度に繋げたいと思います。

107名の卒業生が学び舎を巣立って行きました!

今日から3月、1日は全ての県立高校で卒業式が行われます。本校も第75回卒業証書授与式を厳粛に挙行することができました。今年は3年ぶりに県議会を始め学校運営協議会の委員の皆様方をご来賓として迎えし、式を行いました。この卒業生は入学直後から2ヶ月間の休校を余儀なくされ、新型コロナウイルス感染症に翻弄された3年間であり、やっと収束の兆しが見えた中での卒業となりました。

私は式辞の中で、「高校時代にこの未知なるウイルスという逆境を乗り越え、これまでの当たり前が当たり前ではなかったことや不自由さの中で感じることができた『ありがたさ』や『感謝の気持ち』などを実感することができた皆さんには前途洋々たる素晴らしい未来が待っていると確信している。」と述べました。

入学以来初めての声出しによる生徒十則や校歌斉唱も感動的であり、107名の卒業生を祝福するに相応しい素晴らしい卒業式を挙行することができました。改めて、卒業生に幸多からんことを願います。

 

全校生徒で3年間の功績を称えました!

早いもので2月も最終日、明日の卒業式に先立ち、本日は3年生の表彰式を行いました。この表彰式には同窓会である「菊朋会」や育友会の役員の方々にもご出席いただき表彰や記念品の贈呈等をしていただきました。私は表彰をしながら、一人ひとりの頑張りや努力が目に浮かび心からの祝福の気持ちで表彰状を手渡しました。改めて、こんなに多くの生徒がそれぞれの分野で活躍してくれたことに大きな喜びと誇りを感じました。

この表彰式には全校生徒が出席し、皆んなで功績を称え合いました。私も本校に赴任し3度目の表彰式になりますが、初めての全校での実施で、まだマスクは着けたままではありましたが、やっと日常が戻ってきていることを実感しました。

表彰式後には同窓会「菊朋会」の入会式もありました。池田一男会長からのお祝いのあいさつがあり、114年の伝統と2万7千余の卒業生を有する本校の歴史の重さに身の引き締まる思いをしたのではないかと思います。

明日は卒業式、107名の卒業生の前途を心から祝福する立派な式にしたいと思っています。

 

2日間にわたり全員無事に受検してくれました!

昨日から実施されている高校入試の後期(一般)選抜が無事終了しました。天候にも恵まれ、心配していたコロナウイルスやその他の体調不良等による欠席や別室受検等もなく、予定していた受検生が全員無事受検を終了することができホッとしています。「備えあれば憂いなし」の言葉どおり準備を万端にしてもらっていたお陰だと感謝しています。

一部始めている教科もありますが、午後から全職員で採点業務に入ります。これから祭日を挟んで24日まで業務が続きます。絶対にミスが許されない業務ですので決められた要領に沿って念には念を入れて業務に当たりたいと思っています。

明日から後期(一般)選抜が始まります!

昨年度から高校入試の日程が前倒しされ、早いもので明日から後期(一般)選抜が始まります。一昨年前と比べると2週間余り早い実施となります。今日はその準備に追われているところで、現在校長室でも問題の確認が行われています。この高校入試の対応は絶対にミスは許されず、その作業は受検数の多少に関わらずとても神経を使うものとなります。受検生が持てる力を遺憾なく発揮できるよう心を込めて準備をしてもらっています。

予断はゆるされないものの、現在、コロナウイルス感染症も落ち着いており、寒さもさほど気にならない状況かと安堵しています。しかしながら、不測の事態にもしっかりと対応できる体制を作っておかなければならないと思っています。3月6日(月)の県教育委員会の特設Webによる合格者発表まで気を抜けない日々が続きます。

また、その間に生徒たちの生涯の思い出となる「卒業式」も実施されます。祭日、土日等を挟んでの同時進行となりますが、全職員による万全の協力体制で無事乗り越えて行きたいと思います。

それぞれの高校の特色が発揮されました!

本日、熊本県教育委員会主催の県立高校One Teamプロジェクト事業が菊池市の旭志公民館で開催されました。このOne Teamプロジェクトは、県立高校がそれぞれの学校の強みを生かし、複数の高校がOne Teamとして連携・協力し、互いを高め合うことにより県立高校の魅力化を促進する事業です。今回のOne Teamは熊本西高校、八代清流高校、岱志高校と本校の4校です。

今日のプロジェクト事業はこの4校が「高校発!バーチャル市役所」と題して取り組んだ探究学習の最終発表会で、各学校の成果発表や基調講演、ワークショップなどを行いました。それぞれの生徒が地域課題解決に取り組む中で情報交換、共有や議論を深めながら、地域間の違いや様々な考えを知ることで視野を広げることができたのではないかと思います。

このような事業を通して、探究学習の目的である関心を持っていることや疑問に思っていることについて「もっと知りたい」「より真理に近づきたい」という知的好奇心がかきたてられることを期待しています。

家庭クラブ連盟の後期役員会が開催されました!

家庭クラブ連盟は全国的な組織として全国高等学校家庭クラブ連盟があり、都道府県にその支部組織があります。高校生全員が学ぶ家庭科の学習内容の発展としての実践的・体験的な活動のホームプロジェクトや学校家庭クラブ活動への研究意欲と資質の向上を図ることを目的として、昭和28年(1953年)に結成されています。主な活動内容として全国研究発表大会、全国指導者養成講座、機関誌「FHJ」の編集、各種コンクール・コンテスト、アメリカへの留学生派遣などを実施しています。

本校は今年度その熊本県家庭クラブ連盟の理事校として昨年の11月8日に第69回熊本県高等学校家庭クラブ連盟研究発表大会を開催しました。担当校として家庭クラブ生徒会長の商業科1年の田平杏彩さんを中心に関係生徒が協力して研究発表大会の準備・運営を行い、本当に貴重な経験となりました。

今日は本年度を総括する後期役員会がオンラインで実施され、1年間の活動を振り返りました。理事校である1年間が無事に終了し、担当していただいた家庭科の近藤和代先生もホッと胸をなでおろしておられました。

 

本年度の学校保健委員会を開催しました!

今日は本年度の学校保健委員会を開催しました。委員会には学校医、学校歯科医、学校薬剤師の先生方、保護者の代表として育友会会長、学校から関係職員と2年生の生徒保健委員が出席しました。私はこの委員会で毎年、「1に健康、2に心、3、4がなくて、5に勉強」という小学校時代の校長先生が集会の時に仰っていた言葉を引用させてもらっています。この言葉は、私の教師としての指針になっています。やはり、何をやるにしても健康が一番、次に人としての心、精神を磨くことが重要であり、その土台がしっかりとして初めて色々な物事にチャレンジできると思っています。

会では関係職員からの本校の学校保健・安全の概要、新体力テストの結果の説明と生徒保健委員会の松岡紗那委員長と岩橋楓華副委員長による「感染症に負けるな〜Hand-washプロジェクト」と題した非常に素晴らしい発表がありました。その後、新型コロナウイルス感染症が第5類への移行を迎えるにあったの協議を行いましたが、活発な意見交換がなされ、有意義な会となりました。

今後とも学校医、学校歯科医、学校薬剤師の先生方や保護者の皆さんと連携を図りながら、生徒の健康の保持増進、安心安全に努めたいと思います。

「部活動の活性化」なかなか難しい課題です!

部活動を通して学ぶこと、身に付けることは多く、その教育的意義は非常に大きいと思っています。その「部活動の活性化」は本校の魅力化、学校自体の活性化に向けた大きな課題です。本校では育友会活動の中に部活動生の活動を支援していただく「体育文化振興委員会」という委員会があります。昨日、その委員会が開催され、各部の代表の保護者に参加していただきました。

この委員会は発足からまだ2年目で活動自体まだまだ模索しており、それぞれの部活動においても保護者会を有する部や有しない部など状況は様々です。しかしながら、全ての保護者の皆様方が部の枠を越えて部活動生の活動をバックアップしていこうと協力的に参加していただき、いろいろなご意見や思いを聞かせてもらい心から感謝しています。

現在、本校ではコロナ禍の影響もあるかとは思うものの、部員が減少、不足状態にあり、なかなかその打開策が見出だせないでいます。「生徒が主役」であるという視点を忘れず、どうしたら加入したくなる魅力的な部活動となるかしっかりと考えていきたいと思います。

後期(一般)選抜の出願が締め切られました!

2月2日から後期(一般)選抜の出願が始まり、本日正午で締め切られ県内の出願者数が発表されました。明日から10日の正午まで出願変更期間があるものの、現時点では普通科未来探究コースに10人、地域探究コースに29人、商業科に11人、計50人の中学生が後期(一般)選抜を受検してくれることとなりました。前期(特色)選抜で82人が内定していますので、合計で132人が本校を希望してくれました。非常に厳しい状況ではあるものの、現在の1年生の入学者数が126人でしたので、若干でも上回ることができ、本校の取組みが一定の評価を受けたものと嬉しく思っています。

特に本年度から学科改編を行った普通科の未来探究コースと地域探究コースの出願者数が増え、学科改編に対する期待の大きさを感じたところです。もちろん、商業科も志願者数は減ったものの地域課題解決学習や販売実習、上級資格取得など確実な成果を上げていると自負しています。

高校入試は失敗やミスが絶対に許されない重要な行事ですので、これから2月21日(火)・22日(水)の検査当日に向けてしっかりと準備をしていきたいと思っています。

後期(一般)選抜の出願が始まります!

早いもので2月に入り、昨日は前期(特色)選抜の結果を各中学校に通知しました。受検生は合否に一喜一憂したのではないかと思います。それもつかの間、今日から後期(一般)選抜の出願が始まります。おかげで、前期(特色)選抜では募集人員(普通科未来探究コース14人、地域探究コース28人、商業科40人、計82人)の全ての人員について生徒を確保することができました。今日からの後期(特色)選抜でどれくらい新入生を増やすことができるか不安と期待が入り混じった心境です。

日頃から全職員で取り組んでいる「学校魅力化」についての成果をみるバロメーターの1つが志願者数だと考えています。しかし、日頃の頑張りがなかなか数字として表れてくれないのが悩ましいところです。本年度からの普通科の学科改編による「探究学習」や商業科の新たな学びとしての「菊高ジャック」や「上位検定取得」など着実にその成果を上げていると自負しています。

何事も一朝一夕では成し得るものではありませんが、全職員で協力して、粘り強く一歩一歩確実に前進して行きたいと思っています。

早いもので1月も終わります!

この前、「明けましておめでとうございます」の挨拶で新年を迎えたばかりのようでしたが、今日で1月も終わり、明日から2月となります。しかし、その間、大学入試共通テスト、3年生学年末考査、高校入試の前期(特色)選抜、それらに伴う諸会議など次から次に行事が襲いかかってくるような感じでした。また、10年に1度の異常気象による寒波や高校入試の妨害行為など適切な判断や対応が必要となるような出来事もありました。

本年度も残すところあと2ヶ月となり、1・2年生の学年末考査、高校入試後期(一般)選抜、国公立大学(前期)入試、卒業式の準備と重要な行事が目白押しです。先生方には本当にご苦労をお掛けしますが、全職員で協力して乗り越えて行きたいと思っています。

そのような中に嬉しい出来事がありました。私は大学を卒業してすぐに養護学校(現在は支援学校)の臨採で講師をしましたが、その時、担任を組ませてもらった菊池市在住の先生とひょんなご縁で30年以上ぶりに再会することができました。30数年前の教員としての初心に戻ることができた貴重なひと時でした。

学校は通常通り実施しました!

昨日からの寒波で本日学校が通常どおり実施できるか心配していました。昨日の時点では判断しきれませんでしたので、今朝5時30分の状況を見て態度決定しました。冷え込みは厳しいものの思ったほどの積雪はなく実施の判断をしました。一部公共交通機関に影響は出たものの殆どの生徒たちが元気に登校してくれました。

今日は家庭学習期間に入っている3年生の学年末考査返却のための登校日でした。休校の場合は1日登校日を延ばし、卒業認定のための会議等も延期しなければならないと覚悟していました。その他、昨日の前期選抜の採点や集計作業等にも影響が出ず、ホッとしています。

また、テレビ、新聞等での報道もありましたが、高校入試を妨害するような行為が全国的にも発生しており何とも言えません。異常気象は仕方がないもののこれからの色々な行事が無事に進んでいくことを願うばかりです。

前期(特色)選抜無事終了しました!

昨日からの天気予報で混乱が生じることを心配していましたが、大きなトラブルもなく前期(特色)選抜検査が無事終了しました。本校では普通科の未来探究コースと地域探究コースが作文検査、商業科が集団面接を実施しました。受検生の遅刻や体調不良等も出なかったため、準備していた予備の検査場や控室等も使用することなく、ベストな形で検査を終了することができ、一先ずホッとしています。

校長室から外を眺めてみると吹雪のような状態となっており、受検生が無事帰宅できたかも心配になっているところです。今後の天候がこれから採点や集計作業、明日の生徒たちの登校に影響が出ないかも気になっています。本当にいろいろな危機に備えなければならないことを実感しています。

取り敢えず、午後から採点作業に入りますが、これからの起こりうる事態をしっかりと予測し、ミスや事故等がないよう落ち着いて適切に対応しなけばならないと考えています。

 

 

明日の前期(特色)選抜の天候が心配です!

明日は高校入試の前期選抜です。志願状況については新聞報道等でなされているとおり、普通科未来探究コースが募集14人に対し14人(昨年比+3人)、普通科地域探究コースが募集28人に対し46人(昨年比+4人)、商業科募集40人に対し41人(昨年比−15人)です。何とか全ての学科・コースで1倍を超えホッとはしています。

商業科は地域活性化イベント「菊高ジャック」や上級検定取得、商業科研究発表会県大会準優勝など今年度も素晴らしい実績を残しているにも関わらず、志願者減の状況に少々ショックを受けていますが、これに怯まず、これまで通りしっかりとした学習活動を継続して行きたいと考えています。また、普通科も今年度からの新設のコースであり、菊池市役所からの公営塾「前進塾」の設置やコーディネーターの派遣など行政や地域の団体からの全面的な協力を受けて学習を進めており、菊池高校ならではの教育活動を作り上げたいと思っています。

何はともあれ、明日は101人の中学生が本校を受検してくれることを心から嬉しく思っています。現在先生方が役割分担して綿密な準備をしてくれています。明日から10年に1度の寒波が日本列島を襲うとの天気予報も出ており、明日の天候が大変心配ですが、混乱なく検査が実施できることを祈っています。 

懐かしの前任校での研究会に出席しました!

本日は県高等学校教育研究会体育部会天草地区高等学校保健体育研究会が天草高校で実施されました。天草高校は私が教頭として定時制と全日制に各1年計2年間勤務させてもらった高校です。初めての管理職としての経験と単身赴任で戸惑いもありましたが、とても思い出深い学校です。

天草地区は私が専門としているハンドボールの盛んな地域で学生時代に合宿等も行ったことがあり、懇意にさせていただいていた方々も多くおられました。また、何と言っても魚が美味しく楽しかった思い出が多く残っています。天草高校は当時創立から120年を越える伝統校でその誇りが伝わってくる学校で、菊池高校と通ずるところがあると感じています。天草高校の生徒で一番印象に残っていることが、毎日の掃除時間に生徒たちが一様に膝を付いて拭き掃除を熱心に行うところです。その姿は今でも瞼に焼き付いています。

本日の天草地区の体育研究会で本年度最後の県高等学校教育研究会体育部会となりました。本会の副会長に就任して3年が経ちますが、本年度初めていくつかの地区研究会と県大会に参加させてもらい、保健体育科の授業が明らかに進化しているところを目の当たりにすることができました。一人でも多くの生徒が体育スポーツをライフワークとして心身ともに健康で豊かな人生を送ってくれればと思っています。

 

奨学金給付式が行われました!

本日、校長室において(公財)日本教育公務員弘済会(以下、弘済会)の奨学金の給付式が行われました。弘済会熊本支部では、本県教育の充実・振興と教職員の福祉増進のために様々な教育振興事業・福祉事業・共済事業を行っておられます。本日の給付式は教育振興事業の奨学事業として4人の生徒に奨学金を給付していただきました。本年度8月と10月に本県で開催した九州地区普通科高等学校長会や研究協議会でも助成をいただいています。

給付式には弘済会熊本支部から幹事の前田三千治先生にお出でいただき、保護者も立会のもと生徒一人ひとりに奨学金を授与していただきました。前田先生は私の前任校での校長先生で大変世話になった先生で、ご縁を感じたところです。

2年・3年の生徒を対象に本校からは普通科、商業科から各1人を学年において選抜推薦し、決定されました。4人とも勉学に熱心で日頃の生活態度も良好な生徒たちです。今回の奨学金給付を契機に今後さらに高い目標、夢を持って精進してくれることを期待しています。

 

早くも3週目に突入しました!

1月も今日から3週目、月日の経つのは本当に早いですね。新学期が始まり、先の土日には大学入学共通テストが実施され、受験を予定していた生徒が全員無事にテストを終えることができホッとしています。最後の最後まで粘り強く頑張って欲しいと思っています。また、金曜日から高校入試の前期特色選抜の募集も始まりました。こちらも24日(火)の試験本番に向けて準備に余念がありません。明日からは3年生の学年末考査も始まります。これが終わると20日(金)からは家庭学習期間となり、学校も少し寂しくなります。

このように年明け3学期に入ってからは行事が目白押しです。これから3月1日の卒業式までが色々な行事が錯綜し、対応に追われることとなります。特に世間の注目も高く、ミスが許されない高校入試や大学入試、厳粛に心を込めて執り行わなければならい卒業式など全職員で丁寧に準備していきたいと思っています。

忙しさの中にも心にゆとりを持って、「働きやすさ」と「やりがい」のある「いきいき職場」として業務を進めることができればと思っています。

商業科3年の課題研究発表会がありました!

今日は商業科3年生の課題研究発表会が行われました。発表会には商業科の全学年に加え、普通科1年が「総合的な探究の時間」として参加しました。発表内容は10月22日に開催した地域活性化イベント「菊高ジャック」についての取組でした。司会を佐々野司馬君、山下華蓮さんが担当し、「婚活イベント」について岡崎青空君、米岡聖奈さん、「菊高ショップ」について谷冨あおいさん、村上優里さん、「キクザニア」について石原明菜さん、菊川千那さんが発表してくれました。

発表会は会議室から各教室に配信するオンライン形式で実施され、私は司会者、発表者と同じ空間で参加しました。そこで感じたことは内容はさることながら司会者、発表者のしっかりとした堂々たる「姿」でした。その成長した「姿」を見て本当に感動し、誇りに感じました。

この「菊高ジャック」についての皆様方からの評価は高く、本校に新風を巻き起こした画期的なイベントと言っても過言ではないと思っています。本日、3年生の発表を聞いた1、2年生がまた独自の発想で新たな歴史を築いてくれるものと、今からワクワクしています。

 

 

 

3学期もオンラインでのスタートなりました!

今日から3学期がスタートしました。気温もそれ程下がらず、久しぶりに体育館で全校生徒が一堂に会し、始業式を行おうかとも思いましたが、昨年末の12月28日にコロナウイルス感染症の県のリスクレベルがレベル3に引き上げられましたので断念し、オンラインでの3学期のスタートとしました。

「1年の計は元旦にあり」、この年の初めにしっかりと目標や計画を立てることはとても大切であり、自分自身の今年1年について具体的な目標とそれに伴う行動計画を立てることをお願いしました。「夢(目標)なき者に成功なし」幕末動乱の時代に私塾「松下村塾」を開き、のちの明治維新で重要な働きをする多くの若者に思想的影響を与えた吉田松陰が唱えた言葉です。年頭に当たり、生徒たちにも夢(目標)を持って積極的に行動して欲しいと思っています。

3学期は学年を締めくくる学期であると同時に新年度に向けた準備を行う重要な学期です。自らの意思で主体的に前進することを期待しています。何よりも素晴らしい天候に恵まれたスタートとなり、大変嬉しく思っています。

今年の漢字一字は「活」としました!

今日から本格的に令和5年、3学期に向けた準備が始まりました。運営委員会、仕事始め式、職員会議、学年会、部会と会議が続きます。仕事始め式では、私の新年の挨拶の後、縁起が良いように、うさぎ年生まれの年男の渡邉昭夫先生(3年学年主任)から乾杯のご発声をしてもらい、和気あいあいと新年をスタートさせました。

職員会議の冒頭で「令和5年に向けて〜いきいき職場を目指して〜」と題して、昨今の働き方改革では「働きやすさ」に重点が置かれているが、真の意味の働き方改革は「働きやすさ」と「やりがい」の掛け算であり、特に「やりがい」を高め、働きやすく、やりがいもある「いきいき(活き活き)職場」を目指そうという話をしました。

菊池高校が「いきいき(活き活き)職場」となり、職員集団に「活気」が溢れ、「活動的」な集団となることを願って、今年の漢字一字を「活」としました。さらに、干支の「うさぎ」のようにぴょんぴょんと飛び跳ねる躍動的な年になればとも思っています。

いよいよ令和5年が始まります!

明けましておめでとうございます。年末年始の休暇もあっという間に終わり、いよいよ今日から令和5年の仕事始めです。とは言うものの、学校では特別な儀式等はなく、むしろ先生方にはできるだけ休みを取ってもらいたいと思っています。本格的な仕事始めは6日(金)の諸会議で、10日(火)が3学期の始業式となります。

3学期の行事予定表を眺めてみると、新学期早々に非常に重要で世間の注目も大きな大学入学共通テストと高校入試前期特色選抜が同時進行で実施されます。ミスや失敗が許されない行事で先生方にはとても気を使わせることになります。3年生は家庭学習期間となり、1、2年生は新学年に向けた0学期としての大切な準備期間ともなります。

昨年度から高校入試が早まった関係で2月は後期一般選抜と卒業認定、式の準備に追われ、息つく暇もないと言った状況です。3月1日が卒業式、その後、後期一般選抜の合格発表、必要に応じて2次募集、追試験を実施することになり、1、2年生の進級と合わせ、3月も慌ただしく過ぎていくのが目に見えています。

毎年の事ですが、「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」という令和5年がいよいよ始まります。慌ただしさの中にも確実に前進して行きたいと思っています。

 

今年1年お世話になりました!

本日で仕事納となります。令和4年もあっという間に終わってしまった感じがしています。ここで1年を振り返って菊池高校3大ニュースを考えてみました。

第1位は「普通科の学科改編がスタート!」だと思います。本校は長い歴史の中で1度も学科改編を行ったことはありませんでした。普通科と商業科という大きな枠組みは変えませんでしたが、普通科の学科改編、これに合わせて商業科の学びの見直し、新たな学びもスタートしました。このことは将来の菊池高校にとって大きな出来事だったと思います。

第2位は「コロナ禍においても学校行事をほぼ実施!」です。今年はコロナ禍にも関わらず「菊翔祭体育の部・文化の部」「菊高ジャック」「修学旅行」など私の校長着任以来初めて学校行事をほぼ全て実施することができました。生徒たちにとって生涯の大切な高校生活の思い出づくりをすることができ大変うれしく思っています。

第3位は「部活動活性化、大躍進!」です。野球部の県高校球史に残る10点差大逆転勝利、女子ボクシング部2年迫さんの県大会優勝、九州大会準優勝、ボート部2年水元君の九州大会出場、男子バレーボール部の県総体ベスト8、書道部、吹奏楽部、日本文化部の行事・イベント等での活躍など部活動生が本当に良く頑張ってくれました。このことは菊池高校全体に元気と勇気を与えてくれたと思っています。さらなる活躍を期待します。

何はともあれ、大きな事件、事故等もなく無事令和4年を終えることができ、本当に感謝の気持ちで一杯です。令和5年が菊池高校にとってさらに前進の年でありますよう、ご支援をお願い申し上げます。皆様、良い年をお迎えください。

充実した2学期が終わりました!

本日、無事終業式を迎えることができました。終業式前に行われた表彰式では私の着任以来、最高数の表彰だったように思います。体育系、文化系両方の部活動、読書感想文、作文コンクール、商業科の資格取得と様々な分野での表彰を行いました。非常に嬉しく、頑張った生徒たちを誇りに思いました。

終業式では、まず、表彰にも表れていますが、菊翔祭体育の部・文化の部、菊高ジャックなど様々な場面での生徒一人ひとりの頑張りを称えました。本当に良く頑張ってくれたと思っています。次に学年ごとにエールを送り、新たしい年に向けて「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えることができる。」ということを肝に銘じることを伝えました。このような節目節目で自分自身をしっかりと振り返り改めるべきは改め、具体的な目標に向かって前進して欲しいと願いを込めました。

長いようであっという間の2学期でしたが、大きな事件事故等もなく無事終業式を終えることができホッとしています。皆さんにとって素晴らしい年末年始となることを願っています。

 

終業式の様子

商業科の表彰者

2年1組HRの様子

 

判断の難しさを痛感しています!

本日は校内長距離走大会を計画していました。私が菊池高校に赴任してまだ実施したことがなく、今年こそは開催できるなあと楽しみにしていました。大会のコースについてもこれまでの竜門ダム折り返しの17kmのコースから日頃の体育の授業の成果を競える大会として8kmの新コースを設定してもらいました。

開催の判断については5時30分から体育科の先生方がコースを見回り、その後、校長室に集まって決定しました。まず第一に考えたのは生徒たちの健康管理の観点から競技中に雨が降らないことです。いろいろな所が発信している予報データを持ち寄りましたが、競技中に雨が降らない確信が持てず、止むを得ず中止の判断をしました。育友会によるうどんの振る舞い等も計画されており残念でなりませんでした。

ところが、現時点(8時30分)の天気は日も差しており実施できたのではないかと半分後悔もしています。しかし、「空振りは許されるが、見逃しは許されない。」と自分に言い聞かせているところです。いろいろな場面で判断するのが校長の仕事ですが、本当に難しいものです。

第7回ハイスクールフェスティバルin菊池が開催されました!

今日は菊池市教育委員会主催の第7回ハイスクールフェスティバルin菊池が菊池市文化会館で開催されました。このフェスティバルは菊池市内の3高校の魅力や様子を市内の中学2年生に直接伝え、一人でも多くの中学生が高校生活を菊池市内で送ってもらおうと始められた企画です。我々、高校にとっては非常に有難い取組で千載一遇のチャンスでもあります。3年生を対象に中学校に出向いての学校説明会も行いますが、2年生の時から興味を持ってもらうことはとても有意義なことです。

ここ2年間はコロナ禍で対面での実施は見送られていましたので、菊池市内の中学2年生を一堂に会した久しぶりの開催となりました。これまでは生徒会役員の生徒のみで対応していましたが、今日は部活動生、普通科、商業科の代表など大所帯で大々的にPRに臨みました。内容はもちろんですが、本校生の生き生きとした姿や意気込みが中学生に十分に伝わったのではないかと感じています。

学科改編や学びの見直しなど学校改革が確実に進んでいる中、機会を捉え、しっかりと情報を発信しなければならないと思っています。今日はとても良い機会となりました。

 

学校運営協議会を開催しました!

本校は私が菊池高校に着任した令和2年7月10日に菊池地域の行政、機関団体の長から成る学校運営協議会を設立し、コミュニティ・スクールとしての歩みを始めました。お陰で様々な団体や個人から支えられ学校運営ができ、大変感謝しているところです。今日はその学校運営協議会において本年度からスタートした普通科の学科改編や商業科の新たな学びなどを中心とした学校魅力化に向けた今年度の取組状況等を説明し、意見交換をささていただきました。

大塚教頭先生が県教育委員会の高校教育課指導班で培った豊富な経験や知識によるわかりやすい資料と懇切丁寧な説明で委員の先生方への報告がなされ、先生方も興味深く熱心に聞き入っておられました。多くの有意義な感想やご意見等もいただくことができ、これからの学校運営にしっかりと活かしていかなければならないと思ったところです。

会の最後に謝意を込め、お礼を述べさせていただきましたが、現在、本校が立ち向かっている課題は一筋縄では行きませんが、向かうべき方向性が定まって来ましたので、本校ならではの魅力的な教育活動を作り上げて行きたいと思っています。その結果がスローガンとしている「選ばれる」「伸びる」「夢を叶える」菊池高校へと繋がればと願っています。

 

あっという間の1週間でした!

先週の6日(火)から9日(金)まで修学旅行に行かせてもらい、コロナ感染が拡大していなければいいなあと思いながら迎えた今週でしたが、おかげでその兆候は全く見られずホッとしています。今週は東京も寒気が流れ込み気温が下がったり、雨が降っているような報道も目にすると、本当に幸運にめぐまれたなあと思っています。今振り返って見ても素晴らしい天候に恵まれ、生徒たちの体調不良もなく、最高の修学旅行でした。

いよいよ2学期も残すところ1週間、大詰めとなってきました。昨日からクラスマッチが実施されており、昨日が1年生、本日が2年生、来週の火曜日が3年生です。また、最後の締めくくりとして木曜日には1・2年生の長距離走大会も控えています。今年から新コースでの実施となります。生徒たちも先生方も最後まで慌ただしい生活となりますが、無事に終業式を迎え、楽しい年末、年始を過ごすことができればと思っています。

修学旅行の余韻を引き釣りながらも、あっという間の1週間でした。来週、最終週が無事終わることを願っています。

後は飛行機に乗り込むだけとなりました!

修学旅行最終日。今、解団式を終え、生徒たちは搭乗手続きをしています。後は飛行機に乗り込むだけとなりました。本日は浅草での記念撮影後の散策、横浜中華街での昼食、その後のひと時の自由時間を経て羽田空港へと向かいました。空港へ向かうバスでガイドさんが「どの日が一番楽しかったですか?」と尋ねられたところ「全部」と応える声が聞こえ、修学旅行の充実ぶりが伺え、とても嬉しくなりました。

空港での解団式で次の話をしました。嬉しかったこととして、直前のコロナ感染拡大により実施できるかを悩んだ末、実行することを決断し、一人の体調不良者もなく無事終了することができたこと、東京は出発前日の月曜日まで天気が悪かったが、期間中素晴らしい天気に恵まれたこと。また、感心したこととして、この修学旅行を実施するにあたり、学年の先生方が綿密な計画を立て、期間中も細心の対策を講じてもらったこと。これらのことにより充実した修学旅行が実施できたことへの感謝の気持ちをこれから最上級生、学校の顔としてのしっかりとした行動で示して欲しいということを話をしました。

解散後は、笑顔で帰宅し、今回の旅の出来事を家庭でも話をし、一生の大切な思い出にして欲しいと思います。

今、話題の鎌倉を満喫しました!

修学旅行3日目、今日は鎌倉を満喫しました。「鎌倉殿の13人」も残すところあと2回、このような時期に鎌倉を巡ることができたことは「大河好き」の私にとっては何とも言えないラッキーなことでした。まず、最初に全クラスの集合写真に一緒に入れてもらいました。その後、鶴岡八幡宮に参拝し、自由散策となりました。生徒たちは「小町通り」での買物や食べ歩きを楽しんだり、お寺巡り、「江ノ電」に乗って江ノ島往復をしたりと班ごとに各々が楽しんでいました。

私は単独行動で「鎌倉殿の13人」の大河ドラマ館に行き、番組紹介や衣装小道具、各種映像、体感展示などここでしか楽しむことができないコンテンツに触れ、満足してきました。金栗四三先生の「いだてん」放送時にも玉名市の大河ドラマ館を訪れましたことも思い出されました。

いよいよ明日、浅草や横浜中華街などに寄って菊池に帰ることになります。本当に嬉しい事に現時点で体調不良者、事故事件に巻き込まれる等も全くなく、このまま最後まで続いてくれることを祈るばかりです。この修学旅行での活力が、これから菊池高校を引っ張っていく2年生の力になると感じています。

修学旅行2日目も無事終了しました!

修学旅行2日目、今日は班別自主研修でした。朝食も時間を守り、班ごとに楽しそうに摂っていました。ホテルを送り出す前の容姿や健康状態のチェックなど引率していただいている先生方は本当に大変だと申し訳なく思います。もう少し、生徒たち自身に自主管理をさせ、今後の学校生活にも生かすことができればとも思いますが、これも先生方の責任感の表れでもあります。

私の高校時代の修学旅行は奈良、伊勢、京都で当時、老人会のコースのようだと言っていたことを思い出します。そのような中、班別自主研修で京都を貸し自転車で巡ったことを今でも良き思い出として鮮明に覚えています。そのことが、今でも同窓会で話題になり、盛り上がります。生徒たちも今日の研修が忘れられない思い出となったことと思います。

本日まで体調不良者や事件事故等に遭った生徒が一人も出ていないことが何よりで、あと2日この状態が続き、全員元気に菊池に戻ることができることを願っています。

 

今日から修学旅行です!

本校では今日から2年生が修学旅行に旅立ちました。私も団長として同行しています。正直なところ生徒と同じくらいワクワクしています。校長着任3年目で初めての修学旅行です。1年目はコロナの真っ只中で、延期して日程調整を試みましたが、残念ながら実施することができませんでした。昨年は予定をスキー研修に変更して実施しましたが、教頭先生がスキーが得意だったこともあり、引率をお願いしました。

そして今年、ほぼ当初の予定どおりの内容で実施することとしましたが、またまたコロナが第8波に突入する勢いで感染が拡がり、本校もご多分に漏れず心配な状況となっていましたが、現在、どうにか落ち着いていることから、この期を逃すとまたどうなるか分かりませんので実施することとしました。

日程は朝から順調に進み、生徒たちがこの修学旅行で最も楽しみにしているであろうディズニーシーに午後から来ています。各班自由行動で午後8時までにホテルに戻って来ることとなっています。生徒たちが「夢の国」で高校生活の大切な思い出を作り、今後の生活の活力となることを期待しています。

明日は班別の1日研修、各班が思い思いのコースで充実した1日にして欲しいと思っています。

野球部のお別れ会に参加しました!

野球部のお別れ会が保護者会の主催で開催され、後援会長の山本会長とともに出席させてもらいました。お別れ会の前にはお別れ試合も開催され、保護者も参加し和やかに試合を楽しんでいました。現在部員は3年8人で、2年2人、1年4人と部員不足の状態にありますが、野球場やお別れ会が実施された屋内練習場など練習環境は県内の県立高校では1番良いと言っても過言ではないと思いますので、また再び部員が増えてくれることを願っています。

お別れ会の会場には保護者会長の高村会長制作の見応えのあるビデオが流されており3年間の思い出をを振り返ることができました。特に夏の甲子園予選2回戦の天草工業高校戦、熊本県の高校球史に残る大逆転劇、8回裏に10点取った場面が流れた時には皆がビデオの前に集まり、あの試合の興奮が再び思い起こされました。この経験をした部員たちは何年立って集まってもこの話で盛り上がることができ、一生の宝物ができたと感じました。

これもコロナ禍の不自由さの中にも日々の厳しい練習に耐え、最後まで諦めずに頑張ったからこそ勝ち得たものだと思います。私の菊池高校への赴任とともに入学してきた部員たちの成長を心から嬉しく感じてます。

サッカー日本代表の勝利に勇気をもらいました!

朝4時前に起き、ワールドカップ日本代表対スペイン代表の試合をテレビで観戦しました。正直なところ多分強豪スペインには歯が立たないだろうと思いながらも、このような歴史的な一戦は生で見ようと思い眠い目をこすりながら見ていました。予想どおりスペインが始めから大部分の時間、ボールを支配し、日本は防戦一方で、前半をどうにか0対1で良く凌いだという感じでドイツ戦と似た展開でしたが、あのような事はありえないだろうと思っていました。

しかし、日本代表は後半立ち上がり3分と6分に立て続けのゴールで逆転し、そのまま2対1で勝利するという素晴らしい快挙を成し遂げてくれました。まさしく日本のサッカーが世界のトップに堂々と肩を並べた瞬間だったように感じました。これもサッカー関係者の長期的なビジョンに立った計画的な取組の賜物であると心から敬意を表したいと思います。このようにサッカーが国民的なスポーツとして世界の強豪と伍するとは同じ球技を志す者として予想だにしていませんでした。

私はこの結果を見て、本当にやろうと思えばやれないことはないのではないかと改めて感じました。結果がでないことを他人のせいにせず、長期的なビジョンに立ち何事にもしっかりと向かって行かなければならないと勇気をもらいました。

いろいろな行事目白押しの1日でした!

今日はいろいろな行事目白押しで生徒たちや先生方、保護者の皆様方に活動していただきました。まずは地域のボランティア活動である「城山の日」の活動です。これは菊池市のシンボルである菊池武光公像がある市民広場や城山公園などの清掃活動です。これには部活動生や生徒の有志に加え、育友会の1人1役運動として保護者の皆さんにも多数参加していただきました。本校が日頃、地域から支えられていることへの恩返しとして生徒と保護者、教職員が一体となって活動しました。

次に菊池市生涯学習センターKiCROSS開館5周年記念の「キクロスまつり」での菊池市3高校の学校紹介です。これには生徒会役員の4人が参加し本校の紹介をしてくれました。動画や説明資料を駆使し、本校の特徴や取組の様子がとても良くわかるプレゼンでした。3高校どの学校もそれぞれの特色や魅力が発揮された発表会でした。

また、本日は商業科の検定試験も実施され、多くの生徒たちがチャレンジしました。商業科では「新たな学び」の中でこのような資格取得や、先日の「菊高ジャック」のような体験学習を重視し力を入れています。本年度の上級資格取得者も一昨年、昨年と比較して飛躍的な伸びを見せています。

このようにいろいろな場面で生徒たちが意欲的に頑張っており、とても嬉しく誇りに感じています。

熊本県教職員ハンドボール大会が開催されています!

本日と明日の2日間、熊本県教職員ハンドボール大会が開催されています。本校は昨年度は参加しましたが、今回は残念ながら参加しませんでした。この大会は歴史が古く1巡目の国民大会が本県で開催された昭和35年に始まりました。県ハンドボール協会の大先輩の先生方が競技を普及するためには先生方に競技に触れてもらうことが1番と考え、始められたものです。

今回は35チームが参加して実施されていますが、かつては小学校、中学校、高校で100校以上のチームが参加するような時期もあり、本県教育界にとって年末の風物詩と言っても良いような大会として親しまれていました。また、現在も行われているようですが、この大会に備えて事前の練習試合なども行うほどの熱の入れようです。

本日先生方が「忙中閑あり」でハンドボールを楽しそうにしておられる姿を見て、このエネルギー、チームワークが熊本県の教育を支えているのだと感じました。来年は本校も参加できればと思います。

 

 

第60回熊本県高等学校保健体育研究大会がありました!

県内から多くの保健体育科の先生方の参加のもと玉名工業高校で第60回の熊本県高等学校保健体育研究大会が開催されました。今回のテーマは「生涯にわたって心身の健康を保持増進し豊かなスポーツライフを実現するための資質・能力を育む保健体育科学習」でした。私はこの研究大会を主催する熊本県高等学校教育研究会体育部会の副会長を務めています。当日、会長が出席することができなかったので、主催者の挨拶や会の中で執り行われた表彰の対応等を行いました。

3年ぶりの対面での開催でしたので、出席者を見てみると久しぶりの顔もありますが、若い先生方が増え、知らない顔が沢山あり、世代が変わっていることを痛感しました。また、公開授業や研究発表、協議を通してICTの活用が進んでいることや研究大会に臨む先生方の姿勢が以前よりも前向きで積極的であることに感心しました。

また、表彰を受けられた本年度定年退職を迎えられる先生方からの話にも重みがあり、保健体育科の教員として授業や部活動、校務分掌等のあらゆる分野において、それぞれの学校でリーダーシップを発揮して欲しいとの期待が語られ、若い先生方の心に響いていたのではないかと思いました。

このように県内の先生方が一堂に会し、対面で協議することはやっぱり大切なことだと感じました。

 

本校で小学校のモルック大会が開催されました!

本日、秋晴れのもと本校のグラウンドで菊池ロータリークラブ主催の小学生のモルック大会が開催されました。私が赴任以来、地域の行事が本校の施設で開催されたのは初めてではないかと思います。昨今、菊池市でも「モルック」の普及に力を入れおられ、ロータリークラブから菊池市内の全部の小・中学校に道具が贈呈されていると聞いています。テレビ番組等でも見たことがありますが、非常に手軽でだれもが楽しめるスポーツです。本校の「菊高ジャック」でも普通科が体験コーナーを作って楽しんでもらいました。

本校の体育施設は非常に恵まれており、部活動などの合同練習や地域の行事等で大いに活用してもらいたいと考えています。特に小・中学生時代に本校に来て活動し、身近に感じてもらうことはとても良いことだと思っています。夏休みに小学生への学習支援も実施していますが、菊翔祭や菊高ジャックなどの学校行事にも多くの児童生徒から来校してもらえるような地域密着の企画ができればと考えています。

これからも「地域とともにある高校」、「地域に開かれた高校」として地域の皆様方から親しみを感じていいただけるような学校になればと思います。

3年の合志円花さんが「がんばる高校表彰」を受けました!

昨日、熊本市のホテル熊本テルサで「令和4年度がんばる高校生表彰」の授与式が行われました。この賞は、学業、スポーツ、文化活動等において、他の生徒の模範となる高校生の功績を讃えて、表彰するとともに、将来の夢の発見、挑戦、実現に向かって努力を続ける高校生を応援することを目的として、熊本県知事から授与されるものです。

この栄えある賞を3年生の合志円花さんが受賞し、朝から表彰式に引率した副担任の塚本先生と一緒に校長室に報告に来てくれました。合志さんは生徒会長として見事なリーダーシップを発揮し、私が目指す生徒自治による学校づくりに大いに尽力してくれました。それが、現在の生徒会執行部にもしっかりと引き継がれていると思います。

合志さんは部活動やボランティア等にも積極的に参加するとともに、勉学にも非常に熱心で現在も大学進学に向け頑張っている姿を目にします。式では蒲島知事から直接、賞状を授与されたとのことで、大変感激していました。頑張っている生徒がこのような形で表彰されることは本当に素晴らしいことだと思います。 

熊本県産業教育振興会の会合がありました!

本日は熊本学園大学で熊本県産業教育振興会の「60周年記念行事」「産学懇談会」「産業教育フェアー」が開催されました。産業教育振興会は産業教育の振興を図り、併せて本県産業の発展に寄与することを目的としているもので、農業部会、工業部会、商業部会、水産部会、家庭部会、看護部会、福祉部会の7つの部会があります。私は本校が商業科を有している関係で参加しました。

県から田嶋徹副知事、県議会から溝口幸治議長、県教育委員会から白石伸一教育長も参加しておられ、会では各種の表彰や生徒の研究・実践発表がありました。生徒の作文コンクールで本校商業科2年の古庄竜旺君の「普通の僕がリーダーになった理由」というタイトルの作品が商業部門の佳作を受賞しました。事前に聞いていませんでしたの本当にうれしく思いました。配布の資料に全文が掲載されていましたが、古庄君が本校の商業科に入学してから資格取得への挑戦や「菊高ジャック」などを通して成長する姿が記されていました。是非、全校生徒の前で発表して欲しいと思いました。

また、各部門の実践発表や熊本工業のロボットデモンストレーションから伝わってくる本県産業教育のレベルの高さ、高校生のポテンシャルの高さに感動しました。

本校卒業生による「防災講話」を行いました!

本校の卒業生は27,000人余、全国的にもいろいろな分野で活躍されています。本日は「防災講話」を実施しましたが、ご講話いただいた濱口和久先生は本校を昭和62年3月の卒業です。私が校長就任1年目に来校いただき初めてお目にかかりました。本校から防衛大学を卒業され、現在、拓殖大学院地方政治行政研究科特任教授・防災教育研究センター長、一般財団法人防災教育推進協会常務理事・事務局長などを歴任されています。このような素晴らしいキャリアをお持ちの卒業生なら、是非、生徒(後輩)たちに向けお話をして欲しいと思ったところでした。

その思いが2年越しでやっと実現しました。本日は全校生徒の前で「生きる力と防災力」という演題で後輩たちに向けて丁寧に分かりやすくお話いただきました。生徒たちも熱心に聞き入っていました。本県は平成28年の熊本地震、令和2年の7月豪雨と災害が頻発していますが、防災意識は時とともに薄れていきます。

本日は全国的にも著名でご活躍の先輩の講話を直接聞くことができ、生徒たちの防災に対する意識も喚起されたのではないかと思います。

岱志高校との「One Teamプロジェクト」中間発表会がありました!

「One Teamプロジェクト」とは県教育委員会の事業で県立高校の魅力を複数の高校がチームとなって発信するプロジェクトです。本年度岱志高校とチームを組んで事業を展開することとしました。岱志高校の寺田校長先生は昨年度までの本校の教頭先生であり、本校の状況も十分承知しておられ、両校や両地域の良いところを掛け合わせて相乗効果をもたらさせようとお声掛けをいただきました。地域の県立高校としてお互いの学校や地域を発信する良い機会と思い事業をスタートさせました。

今回のプロジェクトのテーマは「地元の特産品で商品開発〜地元の魅力を全国へ発信〜」で本日は本校の商業科2年生が岱志高校に行き、中間発表会を行いました。各校5班が発表を行いましたが、各地域の特徴を捉えた興味深い発表でした。他校生の発表を聞くことにより良い刺激を受けたように思います。

今後、この中間発表を受け、お互いの食材の特性をマッチングしながら商品開発をしていきます。今日の発表を聞きながらどのような商品が開発されていくか楽しみになりました。これらの商品開発が生徒たちが自分たちの地域への誇り、地域の活性化に繋がることを期待しています。

「家庭クラブ連盟」研究発表大会の担当校でした!

本校は本年度、熊本県高等学校「家庭クラブ連盟」の研究発表大会の担当校です。「家庭クラブ連盟」とは全国的な組織で、高校生全員が学ぶ家庭科の学習内容の発展としての実践的・体験的な活動のホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動を推進するための組織で、「高等学校家庭クラブ活動を推進し、クラブ員のホームプロジェクトや学校家庭クラブ活動への研究意欲と資質の向上を図る」ことを目的として、昭和28年(1953年)に結成されたものだそうです。

昨日、その熊本県高等学校「家庭クラブ連盟」の第69回目の研究発表大会が熊本市の男女共同参画センター「はあもにい」で開催され、本校が担当校として運営に携わりました。1年の田平杏彩さんを会長とする家庭クラブ員と2年の迫美優さんを会長とする生徒会役員が協力して役割に当たり、家庭科の近藤和代先生の指導のもと各人が見事にその責任を果たしてくれました。

研究発表大会に出場した10校の発表も素晴らしく、それぞれの着目点、発想力の素晴らしさに高校生の可能性を強く感じたところです。本校生の献身的な仕事ぶりと併せ、有意義な研究発表大会となり担当校としてしっかり責任を果たすことができホッとしています。

ボート部水元奎太君、九州大会大健闘!

昨日と本日、菊池市の斑蛇口湖ボートコースで九州高校新人ボート選手権大会が開催されています。先の県大会で見事代表権を獲得した2年の水元奎太君がシングルスカルに出場しました。昨日は所用のためどうしても応援に行くことができず、残念な思いをしていましたが、代わりに応援に行ってもらった事務長先生から本日の準決勝に進出したとの連絡をもらい、とてもうれしく思いました。正直なところ準決勝進出は厳しいと思っていました。

素晴らしい秋晴れのもと大会は実施されており、さすが九州大会、県大会とはまた違った雰囲気がありました。この大会には地元枠オープン参加で2年の山下君、松田君ペアもダブルスカルに参加することができました。とても良い経験になったことと思います。また、本大会には育友会で作成していただいた応援旗も初お目見えしました。スクールカラーの赤字に「前進」と書かれた立派な旗が会場に映えていました。

水元君は惜しくも決勝進出はなりませんでしたが、九州の強豪に引けを取らない見応えのあるレースを展開してくれました。これからの冬場のトレーニングや3年生になってからの高校総体に向けた大きなモチベーションになったと思います。今後のボート部の「前進」を大いに期待しています。

3回目の学校説明会を行いました!

生徒募集は本校の大きな課題の1つです。昨年は学科改編を行いましたが、正式決定、発表が9月となり、そのPRを十分にすることができなかったという反省が残りました。そこで、本年度は6月に中学校にチラシを配布し、普通科の学科改編の内容や商業科の新たな学びについて周知しました。また、7月に第1回目の学校説明会を行い、8月終わりに2回目、そして昨日、3回目を実施しました。その間、中学校に出向いての学校説明も10数校で実施し、本校校長就任3年目ですが、これまで以上に手厚くPRできたと思っています。

昨日の学校説明会では共通テストも終わり受検校選択も本格化している中、保護者同伴がとても多く、これまでにない真剣さや熱気を感じました。先生方の努力や地域からの支援を受け、本校の教育は間違いなく進化していると自負しています。その教育を一人でも多くの生徒に施し、これからの菊池地域や未来を背負っていく本校ならではの有益な人材を育成したいと考えています。

前期特色選抜まで3ヶ月足らず、今年も状況は厳しく一筋縄では行きませんが、「できることは全てやる」つもりで最後の最後まで志願者増に向けた取組を実施したいと思っています。

ボクシング部2年迫美優さん貫禄の連覇!

木曜日から開催されている県高校新人ボクシング大会に2年生で生徒会長も努めている迫美優さんが決勝戦に出場しました。迫さんは昨年も1年生で本大会で優勝しており連覇を目指しています。OBでコーチの西垣さん曰く、迫さんは緊張が激しく本番でなかなか持っている力を発揮できないとのことでした。

しかし、今日の迫さんはそのような心配もよそに1ラウンドから素晴らしい動きを見せ、熊本工業高校の選手を終始圧倒し1ラウンドRSC勝ちを収めました。西垣コーチからも満足そうな表情が見られ、日頃の練習の成果をしっかりと発揮できたことが伺えました。この結果、沖縄で開催される九州大会の出場権を獲得しました。先の九州総体では3年生の選手に敗れ準優勝でしたので、今度の大会では是非優勝して欲しいと期待しています。

先日のボート部の水元君に続き、2人目の九州大会出場決定で大変うれしく思います。ボート部、ボクシング部と本校の特色ある部活動として今後の活躍も楽しみです。

善戦するもベスト8の壁に阻まれました!

昨日は11月4日(金)に開催する1年生の育友会林学習に伴う下草刈りやセミナーハウス「拓志館」、第2グラウンドの除草作業等を育友会の1人1役運動で実施していただきました。本校の教育活動は育友会活動に支えられており本当に感謝しています。そのような中、大変申し訳なかったのですが、私は各部の新人戦の激励応援を優先させてもらいました。

まず、大津町民総合体育館で開催されたバドミントン部の団体戦、1回戦は熊本農業高校との対戦でした。1年生のみでのチーム編成で、競技経験者の第1ダブルスの安武君、田代君ペアが終盤までリードする展開でしたが、逆転負けを喫し、第2ダブルス、第1シングルも敗れ敗退しました。1年生だけで公式戦に出場し、良い経験となり今後の励みになったことと思います。

また、男女のバレーボール部がベスト8入りを目標に大会に臨みました。男子は先の県高校総体で本校唯一のベスト8入りを果たしており、これを何とか維持したかったところですが、八代工業高校と接戦の末惜敗し、ベスト8に進出することはできませんでした。女子は県高校総体でベスト8まであと一歩のところで敗れ、そのリベンジを期して本大会に臨みました。ベスト8を掛けシード校の熊本国府高校と対戦で最後の最後まで驚異的な粘りを見せ頑張りましたが、残念ながらその壁を破ることはできませんでした。

本当に各部とも少人数で良く頑張っています。この頑張りが学校の活性化や生徒たち自身の人生の糧になればと思います。

ボクシング部1年古賀君がデビュー戦のリングに立ちました!

今日は熊本県立体育館で県高校新人ボクシング大会が開催されました。その大会に1年の古賀虎之介君が初めて公式戦のリングに上がりました。古賀君は昨年度県大会、九州大会を制し、全日本ジュニア選手権大会で見事準優勝した古賀このみさんの弟です。中学校時代は菊池南中学校でバレーボール部に所属しており、高校でバレボールを続けるか、ボクシングを始めるか、かなり悩んだようですが、お姉さんの影響が大きくボクシングを選びました。

余談ですが、お姉さんの古賀このみさんが全日本ジュニアで準優勝し、RKKの人気番組「水曜だけど土曜の番組」から取材を受けた際に私も特別出演させてもらい、かなりの反響があり嬉し恥ずかしというような思いをさせていただきました。今日はそのお姉さんも応援に駆けつけていました。

相手は強豪九州学院の選手でしたが、デビュー戦とは思えない動きで素晴らしい熱戦となり、3ラウンドを戦い切りました。結果は惜しくも判定で敗れましたが、一生の思い出に残るデビュー戦になったのではないかと思いました。試合後の古賀君の悔し涙を見て、今後の成長が楽しみになりました。

ボート部水元奎太君快挙、九州大会出場権獲得!

昨日、本日と地元菊池市の斑蛇口湖でボート部の県高校新人戦が開催されました。本校ボート部は昨年1年生5人で再スタートを切ったところです。本大会が実施されている斑蛇口湖は1999年に本県で開催された国民体育大会のボート競技の競技会場で、オリンピック予選や国際大会も開催される日本でも有数のボートコースです。このような素晴らしいボートコースが身近にある本校としてはボート部を本校の特色にしたいと思っています。

しかしながら、なかなか部員の入部がなく、昨年部員の入部がなければ部員がいなくなるという状況になっていました。そこに現在の2年生が5人入部し、ボート部復活に向けて動き出し、本年も2人の部員が入部しました。保護者会、育友会のご支援により授業終了後、斑蛇口湖まで育友会のバスを出していただくなど練習環境も整えてもらっています。日頃の練習においても地元ボート競技関係者や外部指導員から指導を頂いています。

このような素晴らしい環境と部員たちの日頃の努力により、今回の県高校新人大会で各人が練習の成果を遺憾なく発揮しました。特に2年生の水元奎太君が本日の代表権を掛けたレースで見事トップでゴールし、11月5日から開催される九州大会の出場権を獲得しました。その瞬間に立ち会うことができ本当にうれしく思いました。

この出場権獲得は水元君本人の自信になるとともに、ボート部全体の大きな自信と今後の励みになったと思います。これからのボート部のさらなる飛躍が楽しみです。

昨年にも増した賑わいを見せ大盛況でした!

いよいよ「菊高ジャック」当日、朝から生徒たちも先生方も忙しく動き回っています。10時前になると体育館入り口に親子連れの行列ができました。小学生のお仕事体験「キクザニア」に参加する子どもたちです。私は画家体験コーナーでモデルとなり子どもたちから描いてもらいました。先生の描き方の指導によりそれぞれの子どもたちの個性あふれる私が出来上がっていきました。他のコーナーでも子どもたちの真剣な眼差しや喜ぶ笑顔が弾け素晴らしい企画となりました。

今年は校内のみならず学校前の御所通りまで範囲を広げ、イベントを初めて実施した昨年にも増した賑わいを見せ、多くの来校者で大盛況でした。何と言っても生徒たちの精一杯のおもてなしの心や対応の素晴らしさがイベントを引き立ててくれました。

今日はサプライズイベントとして昨年の婚活イベントでカップルとなった吉開裕司さんと三浦綾華さんのスクール・ウェディングも体育館で生徒たちが見守る中、実施させていただきました。私は神父役でお二人の愛を確かめさせていただくという大役も務めました。今日の婚活イベントでも大いに盛り上がり2組のカップルが成立しました。

今回の「菊高ジャック」も本校生の素晴らしさ、可能性の大きさが遺憾なく発揮され、自信と達成感を得るイベントとなりました。今後の生徒たちの成長が楽しみです。

「菊高ジャック」明日の本番に向け余念がありません!

生徒たちの「菊池地域をもっと元気にしたい。活性化させたい。」との思いで、昨年初めて実施した地域活性化イベント「菊高ジャック」の開催がいよいよ明日に迫りました。今日は朝から生徒たちは本番に向けての準備に余念なく、それぞれが自分の担当業務にせわしく動いています。そのような生徒の姿を見ていると何となく嬉しく誇らしい気持ちになります。

このような体験的な学習は教室で机に座って黒板に向かう学習とは違った貴重な学びのだと思います。昨年も感じたことですが、生徒たちがこの「菊高ジャック」を通して確実な変容、成長が見られました。本年も既に準備活動の段階で生き生きと活動している生徒たちの姿を目の当たりにし、素晴らしい経験になっていると実感しています。

昨年は商業科のイベントでしたが、今年は普通科も一緒に取り組み、学校挙げてのイベントとパワーアップしています。その分、指導していただいている先生方にも大きな負担をお掛けしていますが、その先にある生徒たちの達成感、自信などを共有でき、生徒のみならず学校全体の成長、活性化につながればと思っています。

明日は天気も良さそうですので、多くの皆様方にご来校いただき菊池高校生の生き生きとした姿に触れていただければ幸いに思います。

第31回菊池郡市人権・同和教育研修会がありました!

今日は七城公民館で第31回菊池郡市人権・同和教育研修会が実施されました。本来は7月に天草で1泊2日の宿泊研修で開催される予定でしたがコロナ禍で中止となり、本日の研修会となりました。私は菊池郡市5高等学校長会の代表として出席をさせていただきました。本年度、本校が菊池農業高校、菊池女子高校、大津高校、翔陽高校で組織する菊池郡市5高校の当番校であり、このような研修会などのお世話役をしています。

本日の研修会は菊池教育事務所、菊池郡市の4支援学校長会、小・中学校長会、5高等学校長会が協賛の形で実施され、開会行事でそれぞれの代表の挨拶がありました。私は挨拶の中で「同和問題をはじめあらゆる差別をなくしていくための取組を学校教育の中でしっかりと実践していかなければならない。」という決意を述べました。

また、分散会では高等学校・支援学校部会に参加し、2人の先生のレポートをもとに質疑応答、意見交換等が行われ、ほとんどの参加者から発言があり、思いと熱のこもって有意義な時間となりました。最後に感想を述べさせていただく場面もあり、貴重な経験となりました。

このような熱心な研修会も31回の回数と年月を重ねながらも、未だに差別事象が後を絶たないという現実をしっかりと受け止め、今後とも自分ごととして生徒たちの心に響く教育を行わなければならないと肝に命じました。

初めての卒業生を出す新設校でPRを行いました!

本日は今週土曜日22日に開催する地域活性化イベント「菊高ジャック」の代日休で学校は休校でしたが、七城中学校と合志楓の森中学校の説明会に行きました。七城中学校は菊池市内の学校で校長先生も本校の卒業生であり、これまでも事あるごとにPRの機会をいただき多くの卒業生が進学し、本校でも勉学や部活などに頑張ってくれています。

一方、合志楓の森中学校は今年度初めての卒業生を出す新設校です。学校も先日リニューアルした合志市の御代志駅の近くにあり、本校の通学圏内の学校です。しかしながら立地上進学する高校の選択肢も多く、本日も20校程度の高校が説明会に参加していました。一期生の皆さんが一人でも多く菊池高校に進学し、楓の森中学校から菊池高校への流れを作りたいとの思いを込めPRをしてきました。

合志市は市長の荒木義行市長も本校の卒業生です。市内には多くの卒業生もおられます。熊本市内志向が高まっていることは否めませんが、菊池地域の高校としての本校ならではの魅力をしっかりと発信し、地域の発展に貢献できるような生徒を育成できればと思っています。

 

持てる力出し切るも3回戦の壁厚し!

今日は山鹿市のカルチャースポーツセンターでサッカー部の全国選手権熊本県予選の3回戦が開催されました。先週本校グラウンドで開催されたホーム戦で南稜高校に見事逆転勝ちし、本日の3回戦開新高校戦に駒を進めました。開新高校は2回戦球磨中央高校に18対0で快勝し3回戦に進出しています。私自身は正直なところ開新高校がサッカーに力を入れている印象はあまりありませんでしたが、カルチャースポーツセンターに到着すると選手の写真と氏名が書かれた多数のぼり旗と多くの応援団が目に入り、開新高校はこんなに力をいれているのかと実感しました。

選手たちの体格も良く、かなり本格的に強化されていることがわかりました。開始早々から押し込まれる展開となり我慢のサッカーが続きました。本校もカウンターからの攻めで何度となく絶対的なチャンスがありましたが、なかなかゴールを揺らすことができず、前半を0対5で折り返しました。後半も相手の攻撃を懸命に凌ぐ展開となりました。

何とか1点との思いで試合を見守っていましたが、ついにその瞬間がやってきました。うまくパスを繋ぎ最後は2年生の岩下君が頭で押し込み、見事なゴールを決めてくれました。応援席も大盛り上がりとなりました。部員全員のこれまでの思いのこもったゴールでした。

試合は1対12で負けましたが、今大会2勝を挙げ、サッカー部にとって確実に一つ階段を登った大会となしました。最後の最後まで頑張った4人の3年生、陶山君、木村君、佐々野君、安武君に心から敬意を表するとともに、サッカー部の今後の飛躍を心から期待しています。

3年生32名の就職内定者激励会を行いました!

9月16日からスタートした就職試験の内定通知もほぼ出揃い、本日32名の就職内定者激励会を行いました。32名の生徒を前にお祝いを兼ねて話をさせていただきましたが、全ての生徒がこれから訪れる新たなステージに向けて希望に満ち溢れた表情をしており、心からうれしく思いました。

私は本校に赴任以来、「選ばれる菊池高校」「伸びる菊池高校」「夢を叶える菊池高校」の3つのスローガンを掲げ、学校運営を行ってきました。本校を選んで入学してきてくれた生徒を成長させ(伸ばし)、進路保障(夢を叶える)することが使命だと考えています。私の赴任と一緒に入学し、これまで成長を見守ってきた生徒たちの就職が内定した姿を目の当たりにし、就職までの半年足らずの時間を大切に卒業までしっかりした高校生活を送って欲しいと願ったところです。

振り返ってみれば、この学年は入学早々、2ヶ月間の休校を余儀なくされ、高校入学直後の初期指導を十分にできなかった学年で大変申し訳なく思っています。すでに専門学校や大学に進学する生徒の試験も始まりました。来年の3月1日に卒業式を迎える全ての生徒が菊池高校で学んだことを糧に大きく羽ばたいてくれることを願っています。

サッカー部、見事2回戦に勝利し、目標の3回戦に進出!

サッカー部が現在開催されている第101回全国高等学校選手権大会熊本県予選の2回戦で見事南稜高校を3対2で破り、目標としていた3回戦に進出しました。10月1日(土)に実施された1回戦で阿蘇中央高校を6対1で破り、2回戦は本校グラウンドで実施され、いわゆるホーム戦となりました。

残念ながら、私は直接応援に行くことができませんでしたが、サッカー部の保護者から連絡をいただき、前半1対0でリード、見事3対2で勝利したことを知り、監督である内古閑先生のこれまでのご苦労と努力、生徒たちの頑張りを間近に見てきただけに本当に嬉しくなりました。まずは県大会での2勝を目標としていましたので第1段階をクリアし、これからの部の活動にも活気を増すのではないかと思います。

スポーツの良い所は、努力がこのような結果で報われ、喜びを実感できることだと思います。「負けて学ぶことが大きい」とは言うものの、「勝負ごとは勝たなければならない」こともまた真なりで、勝つことが明日への活力に繋がることも事実です。

次は、球磨中央高校に18対0で完勝している開新高校との対戦です。格上の相手だとは思いますが、この勢いで素晴らし試合をしてくれることを期待しています。

九州高等学校長教育研究協議会が本県で開催されています!

本日と明日、九州地区高等学校長教育研究協議会が熊本市のANAクラウンプラザホテルで開催されています。8月にも九州地区普通科高等学校長会研究協議会が本県で開催され、同じ年度に九州地区の校長先生方の集まりを2回担当することとなりました。このコロナ禍でどちらも3年ぶりの対面による開催であり、校長会の役員の先生方を始め、担当された校長先生方にはご苦労が多かったのではないかと思います。

まず始めに全国高等学校長協会からご参加いただいた事務局長の上村肇先生から「情勢報告」として高校教育を巡る最近の動きについてお話がありました。新しい時代の高等学校教育の実現に向けた取組について再認識する良い機会となりました。正直なところ目先のことに精一杯で変化に適切に対応できていない状況があることを反省させられました。

また、研究協議として「働き方改革の現状と課題」について各県の代表の校長先生からの発表をもとに意見交換を行いました。各県ともいろいろな取組は行っているものの思ったような打開策はなく、同じような悩みを抱えているようでした。

最後に高森高校と、かもと稲田支援学校の校長先生からの事例発表がありました。今話題の高森高校のマンガ学科開設までの経緯やかもと稲田支援学校の開校までの準備活動など貴重な話を聞くことができ、有意義な研究協議会の1日目でした。

本格的に中学校への説明会が始まりました!

10月に入り、中学校への説明会が本格化します。今日は旭志中学校と山鹿中学校で説明を行いましたが、本年度は12校で説明をさせていただきます。できるだけ私自身が直接足を運んで中学生に本校の魅力を伝えたいと思っています。このような中学校への説明会も3年目になりますが、担当の教務主任の日元先生、商業科主任の椎葉先生を始め、先生方の工夫や努力のお陰で中身の濃い充実したプレゼンになっているように感じています。

もちろん、中身の濃い充実したプレゼンができるようになったのは生徒たちの頑張りや活躍、実績、学校としての取組が目に見えて進歩しているからです。他校の先生方も創意工夫を凝らした熱のこもった説明を行っておられ、生徒たちの心を捉えるのは至難の業ではありません。説明をしながら中学生の表情を見てみると真剣そのもので、しっかり耳を傾けてくれており、この中から一人でも多くの生徒が菊池高校に入学してきてくれればいいなあと思います。

説明会は11月上旬まで続きますが、本年度はその後、もう一度本校において学校説明会を実施しようと考えています。生徒募集のために「できることは全てやる。」つもりで全力で取り組んで行きたいと思っています。

10月22日(土)の「菊高ジャック」に向けた会議を行いました!

昨年度、初めて開催した地域活性化イベント「菊高ジャック」は一昨年と昨年文部科学省国立教育政策研究所教育課程研究指定校事業「商業」の中で取り組んだ課題解決学習がきっかけとして実施したものです。その関係で昨年度は商業科中心のイベントとして実施しました。ご来校いただいた方々から「菊池高校生の生き生きした姿に感動しました。」など好評を博し、多くのメディア等にも取り上げられました。

これを受け、本年度は第2回の「菊高ジャック」を10月22日(土)に開催します。昨年は6組のカップルが誕生し、その中の1組がこの11月にご結婚予定の「スクール婚活」や商業科による販売実習「菊高ショップ」、子供の職業体験キッザニアをアレンジした「キクザニア」など商業科の企画に加え、本年は普通科の総合的な探究の時間を活用したさまざまな企画が実施され、昨年よりもかなりパワーアップした「菊高ジャック」となっています。

本日は商業科主任の椎葉先生と普通科代表の田中先生から職員に向けての説明がありましたが、聞いているだけでワクワクして来ました。お世話をいただく先生方や関係の皆さんにはご苦労をお掛けしますが、今年も菊池高校生の生き生きした姿を多くの方々にお見せできると思っています。

早いもので本年度も後半戦に突入しました!

10月3日(月)、今日から本年度も後半戦に突入しました。例年ですが、前半戦よりも後半戦の方が月日の経つのが早く感じられます。年度後半には進学する生徒の受験や高校入試、年末年始、卒業式など社会的にも注目される行事が目白押しです。その他にも本校では昨年度からスタートした地域活性化イベント「菊高ジャック」、育友会林活動、修学旅行など様々な行事も待ち受けています。

明日からは中間考査が始まりますが、先日勝利したサッカー部の2回戦など新人戦を間近に控えている部活動も多く、この期間中には勉強と練習を両立させなければならない生徒も多くいます。大変だとは思いますが、高校時代にこのような試練を乗り越えていく経験をすることが今後の人生の糧になると思います。

本年度は普通科の学科改編や商業科の新たな学びなどがスタートした本校にとってとても重要な年度です。保護者や地域、行政からの支援も頂きながら一歩一歩確実に前進していると思っています。本年度後半がさらに実りあるものとなるよう、全職員で一丸となって頑張って参ります。

サッカー部、阿蘇中央高校に6対1で快勝しました!

今日はサッカー部の第101回全国高等学校サッカー選手権大会熊本県予選の1回戦阿蘇中央高校戦が翔陽高校のグラウンドで開催されました。サッカー部についてはこれまでも幾度となく記載していますが、保健体育科の内古閑先生が本校に赴任して3年目を迎え、確実に進化し続けている部活動で、本校では一番大所帯の部活動となりました。今年度も8人の新入部員を迎えチーム力をアップさせています。

試合は開始早々から本校が阿蘇中央高校陣内に攻め入り優勢に試合を展開しましたが、一発逆転の展開で試合がひっくり返るのがサッカーという競技の特徴で、これまでもそのような試合を何度も見てきました。しかしその心配もよそにキャプテンの2年の米本君兄弟が2点ずつ得点し4対0で前半を折り返しました。

私はその後、リモートでの会議にでなければなりませんでしたので、後ろ髪を引かれる思いで会場を後にしましたが、6対1で快勝したとの連絡を受けました。夏休みの練習なども見てきましたので、努力が報われ本当にうれしく思いました。次の試合は本校のグラウンドで行われるとのことで、できれば生徒、先生方、保護者の皆さん大応援団で声援を送ることができればと思っています。

 

校長ブログ「冬の到来に備え全校集会を行いました!」

本校は季節ごとの制服の衣替えがありません。生徒たちがその時期の気候、気温等に合わせ自分自身の判断で制服の着こなしをします。通常どこの学校でも何月からは何服などの規定があると思いますが、本校にはそれがありません。私は暑さ寒さに対する感じ方の個人差もありますので、このシステムはとても良いと思っています。

しかしながら、急に冷え込んだりすると防寒着を着用して登校してくる生徒の姿も目につくようになります。そこで、本年度は本格的な冬の到来に備え、その基準等を示す全校集会を本日開催しました。毎年のことではありますが、案外基準が曖昧になってしまうことがあります。特に1年生や今年度赴任してこられた先生方は初めてのことですので生徒たちと先生方が同じ基準のもとで生活できるよう生徒部から丁寧に説明してもらいました。

規制についてもあまり説明が明確にできないものは廃止したり、より生徒の立場に立った内容としました。校則等については機会あるごとに見直すべくは見直し、生徒と保護者の理解、社会の一般常識等に照らし合わせながら考えて行かなければならないと思っています。

校長ブログ「3連休も充実した活動が行われています!」

3連休最終日、学校では商業科の情報処理検定試験が行われており、多くの生徒が試験に臨んでいます。商業科は新たな学びに積極的に取組んでおり、先生方と生徒たちが同じ志を持って目標に向かって進んでいます。検定試験へのチャレンジもその1つです。結果も飛躍的な伸びを示しています。また、10月22日(土)の第2回目の「菊高ジャック」の準備にも余念がありません。昨年の内容にも増した充実した内容となっています。今年は普通科も一緒に取組を進めており、学校挙げての催しものとして、行事名のごとく当日は菊池高校が菊池市を賑わかしジャックできればと思っています。

また、グラウンドではサッカー部が土曜日(10月1日)の阿蘇中央高校との全国選手権予選1回戦に向けた最後の調整となる練習試合を行っています。選手たちの雰囲気もとても盛り上がっており、大会に向けて順調に仕上がっている様子が伺えます。勝てば2回戦は本校のグラウンドでの実施とのこと、是非、ホームグラウンドでの試合が実現することを期待しています。

午後からは野球部が先の夏の甲子園でベスト8に進出した九州学院に勝利した熊本工業と対戦します。今回は玉名、鹿本商工との合同チームですが、1回戦は天草拓心に見事なコールド勝ちを収めました。本校の選手も2年生の高村君がホームランを放つなど活躍してくれました。今日もどのような試合になるか本当に楽しみです。

このように、実りの秋に菊池高校生はいろいろな活動で躍動しています!

校長ブログ「明日は通常の教育活動ができそうです!」

まだまだ台風14号は日本を縦断しており、吹き返しやその影響による大雨など予断を許さない状況にはあるものの、菊池地域においてはひとまず峠を超えたようです。この台風で明日からの教育活動に影響がないか心配していましたが、教頭先生、事務長先生が校内の被害状況の確認くれました結果、本校は大きな樹木があるため枝葉は散っているものの校舎等学校施設には、教育活動に支障を来すような被害はないようでホッとしています。

本校の校舎は管理棟や学級教室棟はまだ10数年で新しく学校林の木材を使用した立派な校舎ですが、特別教室棟はかなり老朽化が進んでいます。このような災害の際には通常の安全点検に加え、破損箇所や危険箇所がないか、しっかりと点検を行い、施設の破損等による事故は絶対に防止しなければなりません。生徒の安心安全の確保が何よりの使命です。

今週は金曜日からまた3連休になりますが、明日からの3日間で就職試験を控えた3年生も多数います。この台風の影響でいくつかの企業で延期等も出ているようですが、連休中であったため大きな影響は出ていないようです。部活動の新人戦等も始まっていますので、今度の3連休は天候に恵まれた有意義な連休になることを願っています。

校長ブログ「大きな被害が出ないことを願うばかりです!」

台風14号が九州に上陸し熊本県を北上しているとの報道がなされています。強風が雨戸を揺らす音も強さを増し、一晩中この音を聞きながら過ごさなければならないかと思うと非常に不安な気持ちになります。気象庁は暴風、波浪、高潮の特別警報を発表し、「過去に経験のない危険ないような危険な台風」とし、命を守るために早めの安全確保と最大級の警戒を呼びかけています。

楽しみにしていた3連休での台風襲来となり、色々な行事等が中止を余儀なくされました。私も対応を予定していましたが、3年ぶりに水俣・芦北地区で開催予定であった県民体育祭も残念ながら中止となり、開催するばかりに準備をしていた関係者にとっては非常に辛い結果となりました。

平成28年の熊本地震、令和2年の7月豪雨、今回の台風14号と自然の猛威の前には人間は為す術もないことを痛感します。明日は敬老の日で休日ですので、台風通過後の被害状況等をしっかり見極めながら火曜日の対応については判断したいと思っています。とにかく大きな被害が出ないことを願うばかりです。

 

今日から高校生の就職戦線がスタートします!

今日から高校生の就職戦線がスタートし本校から34人の生徒が入社試験に臨みますが、初日の本日は15人の生徒が受験しています。私のところにも生徒から直接面接練習の依頼があり、数人の生徒の面接を行いました。今回、入社試験に挑む生徒たちは私の菊池高校赴任と時を同じくして入学してきた生徒であり、その成長を傍らで実感してきた生徒たちです。その分思い入れも一入で全員が進路希望を実現してくれることを期待しています。

先日の菊翔祭を通しても感じたことですが、3年間の成長は目覚ましく1日1日の積み重ねの大切さを実感しました。残念ながら入学と同時に2ヶ月間の休校となり思い通りの高校生活ではなかったと思いますが、その分、これまでの高校生が経験や感じることができなかった大切なことを学んだようにも思います。

本校の生徒は実践力や人としての温かみがあり、卒業後にさらに力を発揮する生徒が多いように感じています。まずは今日から始まる就職試験、大学や専門学校などへの受験を見事突破し、本校から次のステージに立派に羽ばたいて欲しいと願っています。本日も数人の生徒が面接にやって来ます。

 

学校への世間の目は厳しくなるばかりです!

昨日の新聞報道で、県立高校運動部の長年の「謎ルール」として、定期考査で赤点を取るか頭髪検査で違反した場合に①丸刈り②体育館の掃除③練習に一定期間加わらず勉強に専念、部員はどれを選ぶかを顧問に申告し、自らにペナルティーを科していた、との記事が掲載されていました。

学校教育には「不易と流行」があり、大切にしなければならない伝統と時代の流れの中で変わらなければならないものがあるということは十分承知しているものの、その変化にしっかりと対応できていないことも多々あると反省しています。本日運営委員会でも先生方に再度点検をお願いしたところです。何かあれば速やかに改める判断力、決断力が校長には必要であると思っています。

学校に対する世間の目は厳しく、我々が教員になった頃とは比べものにならないくらい先生方にご苦労をお掛けしていますが、学校が世間の常識から乖離することなく、生徒や保護者からの信頼のもと安心して学校生活が送れるよう肝に命じなければならないと再認識しました。

校長ブログ「『菊翔祭文化の部』多くの方々にご来校いただきました!」

昨日に引き続き、本日は「菊翔祭文化の部」(文化祭)を開催しました。文化祭では部活動や委員会、商業科による日頃の練習や学習の成果の発表や展示などがあり、非常に中身の濃い内容でした。昨日の体育大会と併せて菊池高校生の可能性の大きさ、能力の高さを実感することができました。

また、本日の文化祭には公務ご多様な中、江頭実菊池市長もわざわざご来校いただき各展示等をご覧されながら、生徒たちに声を掛けていただきました。今回は菊池の歴史や文化に触れる新たな試みとして正門前の国登録の有形文化財松倉邸や菊池松囃子能舞台の活用も行い、江頭市長に松倉邸での日本文化部のお点前も披露させて頂きました。

本日の文化祭でも育友会によるバザーの提供をしていただき、生徒たちやご来場の皆様方も心のこもったご馳走に舌鼓を打っていました。育友会の皆様方が学校行事のたびに献身的に動いていただき、心から感謝しています。

コロナ禍での2日間の菊翔祭でありましたが、生徒たちの生き生きとした姿を垣間見ることができ、本当に開催して良かったと思っています。この経験が必ずや今後の菊池高校の発展に繋がるものと期待しています。

 

校長ブログ「一人ひとりが輝く素晴らしい『菊翔祭体育の部』となりました!」

本日素晴らしい秋空のもと「菊翔祭体育の部」(体育大会)を開催することができました。現在の3年生はコロナ禍真っ只中に入学し、入学と同時に2ヶ月間の休校となった関係で当時5月に予定していた体育大会も実施することができませんでした。残念ながら昨年も実施することができず、本日3年ぶりの開催となりました。生徒たちはもちろん私自身が菊池高校の初めての体育大会であり、どうなることかと心配をしていましたが、生徒たち一人ひとりが生き生きと活動する素晴らしい体育大会となりました。

実際に体育大会の経験もないままに夏休み中から準備を進めてくれた生徒会長の迫美優さんを始め役員のみんな、大会運営の補助で献身的に動いてくれた部活動生を中心とした生徒たち、本部席からそれぞれの動きを見ていると本当に素晴らしい生徒たちに恵まれたと嬉しい気持ちになりました。

今日の体育大会は間違いなく本校の自信と誇りに繋がったと確信します。明日は「菊翔祭文化の部」です。こちらは2年ぶりの開催になりますが、クラスの協働の姿や部活動の日頃の練習の成果の発表の場となることを期待しています。育友会からのバザーの提供もあります。皆さんの力で学校行事ができることに本当に感謝しています。

 

 

 

 

校長ブログ「大変ご迷惑をお掛けしました!」

本当に久しぶりの掲載となりました。この校長ブログを始めて2年以上が経ちましたが、前回のアップから最も間隔の開いた掲載となりました。夏休みの終盤8月24日から26日まで全国高等学校PTA連合会大会石川大会に育友会の高宗会長始め役員の皆様方と参加し、27日・28日と本年3年ぶりに栃木県で開催される国民体育大会の九州地区予選が熊本県で実施され、その業務に従事し29日の2学期始業式前日の諸会議の日を迎えました。

何とよりによってその日から体調を崩し、発熱外来を受診したところコロナの陽性であることが判明し10日間の自宅隔離を余儀なくされました。新学期の大切な時期で台風対応なども重なりました。しかも本校は明日10日(土)と明後日11日(日)に菊翔祭体育の部と文化の部の開催も予定しており、その準備にも携わることができませんでした。

この10日間、教頭先生、事務長先生を始め諸先生方が私の留守をしっかりカバーし、万事順調に事を運んでくれていました。本当に感謝の念しかありません。出遅れてしまいましたが、1年間で最も長く様々な学校行事や3年生の進路決定などがある重要な2学期が本校にとって飛躍の学期となるよう頑張っていきたいと思っています。

オープンスクールを実施しました!

7月9日の学校説明会に引き続き、本日はオープンスクールを開催しました。本年度から本校を知っていただく機会を増やそうと新たに考えた取組です。11月上旬に第2回目のオープンスクールの開催も計画しています。前回の学校説明会と違って今回は実際に本年度から新設した普通科の「未来探究コース」「地域探究コース」や新たな学びの見直しを行っている商業科の授業体験や部活動見学、体験を行います。

また、先生方の工夫により説明の内容の質もかなり向上しており、中学生にとってもかなりわかりやすい内容になっていたと思います。このオープンスクールでは生徒会役員や部活動生も準備や運営に頑張ってくれており、先生方と生徒が力を合わせて学校を挙げて取り組みました。

このコロナ禍に参加してくれた中学生に、菊池高校の素晴らしい環境や先生方、先輩たちの優しさ、温かさなど、本校の魅力が伝わり、この菊池高校で高校の3年間を生活したいと思って帰路に向かう生徒が多くいることを期待しています。

【教室の様子】

【リモート配信で緊張する司会担当の生徒会執行部の生徒】

 

 

九州地区商業高等学校長会が佐世保市で開催されました!

先日、熊本県が当番県として九州地区普通科高等学校長会を実施しましたが、本日は長崎県の佐世保市で九州地区商業高等学校校長会が開催されました。この会には昨年度、一昨年度、本校が文部科学省国立教育政策研究所「教育課程研究指定校事業(商業)」の指定を受け、その際わざわざ本校にお越しいただき、懇切丁寧にご指導いただいた文部科学省初等中等教育局参事官産業教育振興室教科調査官の田中圭先生もご出席なさるということもあり、私も参加してきました。

この会に熊本県から出席されている校長先生方は商業高校もしくは商業科が専門の校長先生方が多く、少々場違いの感もありましたが、九州各県の商業科教育の現状等を知ることができ、貴重な時間となりました。近年の本校の商業科の活動は目覚ましく、2カ年の研究指定における実践、菊高ジャックの開催、資格検定試験の合格者の飛躍的な伸び、先の生徒商業研究発表大会での準優勝と枚挙に暇がありません。

本年度は普通科も学科改編による新コースを設置するなど魅力化を図っています。商業科と普通科がお互いに切磋琢磨しながら、菊池高校の魅力を高めて行くことができればと思っています。

早いもので夏休みも終盤に入りました!

8月11日(木)から8月15日(月)まで閉校し、本日から学校を再開しました。早いもので夏休みも10日余り、終盤となりました。この閉校期間に先生方が少しでもリフレッシュし、英気を養うことができていればと思っています。私はこの期間に高校時代の親友2人が初盆を迎えましたので、お参りに行ってきました。

1人は昨年の12月22日、もう1人は今年の2月22日と2ヶ月の間に大事な親友を2人も立て続けに亡くしてしまいました。2人とも高校卒業後も親しく付き合い、お互いの悩み事なども相談し合う仲でしたので何とも言えない大きなショックを受けました。この初盆を迎えるにあたり、改めて寂しさを噛み締めたと同時に、この2人の分まで現在自分が与えられている校長としての任をしっかりと果たさなければならないと誓ったところです。

あと10日余りとなった2学期は始まって早々の9月10日(土)と11日(日)には菊翔祭の体育の部、文化の部の開催も待ち受けています。今年初めての連日開催を計画しています。生徒会を中心に生徒一人ひとりが主役となり、本校の活気を示す学校行事となればと期待しています。

運動部活動指導員さん方との意見交換をしました!

本校は本年度と来年度の2ヶ年間、県教育委員会からの「持続可能な運動部活動」についての研究指定を受けています。その取組の1つとして県教育委員会から5人の部活動指導員を配置していただいています。これまでの野球部、女子バレーボール部、ボート部、ボクシング部に加え、今年度から新たにバドミントン部です。おそらく県内の公立高校では最多の配置数ではないかと思います。

この部活動指導員制度を活用して部活動をいかに魅力あるものとして充実させていくか、先生方の負担軽減を図るかなど部活動の「持続可能」な取組を研究、実践していきたいと考えています。部活動は人間教育の場であり、高校時代に部活動を通して培った教訓や人間関係は生涯の財産だと思っています。また、部活動による学校の魅力化、活性化が図れればとも思っています。

素晴らしい経験と見識をお持ちの指導員の皆さんを本校の職員としてお迎えし、生徒を育む仲間として力を遺憾なく発揮していただければと思います。そして、小学校、中学校と育んできた競技をさらに高い目標を持って極めるための受け皿として、また高校から新たに競技を始める場として本校の部活動が役割を果たすことができればと夢を描いています。

第57回九州地区普通科高等学校長会総会並びに研究協議会が開催されました!

2年半以上続くコロナ禍でこの2年間中止になっていた九州地区普通科高等学校長会総会並びに研究協議会が3年ぶりに本県で開催されました。この会合の開催に当たっては昨年度から準備委員会を発足され、私も委員として準備に携わって来ました。この1ヶ月間のコロナウイルスの第7波の急激な到来により開催も危ぶまれていましたが、今年はどうにかして開催したいという九州各県の校長先生方の強い思いを受け、どうにか開催に漕ぎ着けることができました。

研究協議会は「多様な学びに対応する普通科高等学校教育の創造〜令和の日本型学校教育の構築に向けて〜」のテーマで開催され、長崎県、大分県、佐賀県、熊本県の代表の校長先生方の研究発表とKMバイオロジクス株式会社研究開発本部製品開発部長の園田憲悟様の「新型コロナウイルスワクチンの開発状況」と題した現状に非常にマッチした講演、班別協議等が行われます。

本日と明日、本県に九州各県から多くの校長先生方がお集まりいただき3年ぶりに開催が実現した研究協議会において、日頃の課題や悩み等についてできるだけ多くの意見交換ができればと思っています。

バドミントン部男子6人が公式戦デビューを飾りました!

熊本県高等学校学年別バドミントン競技大会個人対抗戦ダブルスの男子の部が熊本市総合体育館で開催されました。男子バドミントン部は先の県高校総体で3回戦まで進出し、4人の3年生が引退しましたので1年生のみ8人の活動となりました。この8人が4つのペアで今日の大会に出場しました。その中の安武紅輝君と田代悠晋君は小学校からの競技経験者で、高校入学後も既に本校バドミントン部の主力として活躍してくれていますが、他の6人は高校から競技を始めました。

そこで、6人(斎藤真也君・中村弘人君ペア、鈴木悠史君・矢崎智也君ペア、竹下昂志君・右田拓夢君ペア)は今日が公式戦のデビュー戦となります。新しいユニフォームに身を包み大会に臨みました。私は彼らが高校からこれまで経験のない新しい競技の部活動に取組んでいることに心から敬意を表したいと思います。残念ながら全ペアとも初戦敗退でしたが、今日の経験はみんなの一生の思い出になるのではないかと感じています。

試合後、これからのみんなの成長を心から楽しみにしていることを伝えました。試合の勝ち負けばかりではなく、日々の努力の積み重ねにより、自分自身の成長を実感できることが部活動の醍醐味です。一日一日を大切にしっかりと目標を持って練習を頑張って欲しいと思います。

久々の再会を楽しんでの練習でした!

本校にこの3月まで勤務していた岩崎緑先生が、4月からの赴任校である南稜高校のバレーボール部員を連れて練習に来てくれました。私が体育館を覗いた時には岩崎先生が出すボールを3人で拾う練習でハードな内容でしたが、久々の岩崎先生からのボール出しに生徒たちはきついながらもとても楽しそうにボールを追っていました。3年生も参加し再会を喜びながら嬉しそうに練習している姿に触れ心和む思いがしました。

岩崎先生は本校が教員としての初任の地でしたので、赴任から3年が経過し、3年生の担任でもありましたので今回の定期異動は何とも避けられない状況でした。部員や保護者の皆さんの落胆も大きく非常に心苦しい思いでしたが、部員たちはその後も練習にしっかりと励み、高校総体では見事3回戦まで進出し、ベスト8まであと一歩のところまで頑張ってくれました。これも岩崎先生への恩返しの思いで頑張ったのではないかと思います。

岩崎先生が新天地で生き生きと頑張っている姿を垣間見ることができとても嬉しく感じるとともに、異動後にもこのように交流し、お互いに切磋琢磨できることは非常に素晴らしいことだと思いました。

ルイス先生、4年間本当にお世話になりました!

今日は英語指導助手(ALT)として4年間お世話になったLewis Marks先生の本校での最後の日でした。生徒たちとは1学期終業式の日に退任式を行いお別れをしていましたが、明日いよいよ熊本を離れることとなりました。2週間程、国内を自動車で周り母国イギリスに帰国されるとのことです。将来的にはゲームプログラマーになりたいとのことで、日本で働く機会があればともおしゃっていました。

ルイス先生は非常に親しみやすく、生徒たちからもとても慕われていました。多くの生徒が先生の授業を楽しみにしていたようでした。高校時代にこのような素晴らしいALTの先生と接することができたことは大きな財産だと思います。私ももっとルイス先生とコミュニケーションをとっておけば良かったと後悔しています。

最後にルイス先生が私に日本語で手書きのメッセージカードをくれました。「ぜんぶありがとうございました!みらいにがんばってください。Lewis  」

ルイス先生、健康に留意し、これからも頑張ってください。また、お会いできる日を楽しみにしています。

 

心に響く5人の演奏に感動しました!

第66回熊本県吹奏楽コンクールが県立劇場コンサートホールで開催されました。このコンクールは55名以内のAパートと15名以内のBパートとに分かれており、本校はBパートでの出場でしたが、参加校最少の5人での演奏でした。しかし、今日本番のステージに立てたことが本当に素晴らしいことだと思っています。

メンバーは3年生の北本月さん(菊池北中出身)、2年生の山口碧海さん(菊池北中出身)、田北桜愛さん(七城中出身)、1年生の右田芽愛さん(泗水中出身)、中島希美さん(菊池北中出身)の5人です。5人以上でないと参加できないということで1人でも欠けたら参加できない状況で頑張ってくれました。

5人での演奏でしたが、皆堂々として聴いていてとても心に響く演奏でした。菊池高校吹奏楽部としてこのコンクールに参加してくれたことに心から敬意を表したいと思います。今日の日を迎えるに当たっては紆余曲折あったと聞いていますが、高校生活においてこの経験をするとしないでは、これからの人生において大きな違いがあると思います。

今回の吹奏楽部のように本校の生徒が困難に果敢に挑み、その経験によって得られる自信を糧に人生を切り拓いて行って欲しいと願っています。

 

 

菊池市内の小学生の学習支援を行いました!

本日と明日、菊池市内の小学校を対象とした学習支援を行いました。この取組は菊池市教育委員会と共催し、菊池市3高校魅力化推進事業の一環として実施しました。このコロナ禍で当日の欠席等もありましたが、菊池市内の70名程度の小学生が参加してくれました。校門での出迎えや案内など先生方、生徒たちが一緒になってとても丁寧に対応している姿を見て、本当に嬉しく感じました。

開講式であいさつをしましたが、日頃あまり接する機会のない小学生を目の当たりにすると素直で生き生きとして輝いて感じました。本校からもこの学習支援に50名程度の生徒が自主的に参加してくれており、充実した2日間になることを期待しています。今回のような触れ合いを通して小学生が菊池高校や菊池高校の生徒を身近な存在と感じてくれ、当然のごとく地元の高校に進学するというような流れができればいいなと思いました。

このような活動の積み重ねが、地域からの信頼を獲得し、「選ばれる菊池高校」となり本校の発展に繋がるものと思っています。

 

朋あり遠方より来るまた楽しからずや!

今日は嬉しい菊池への来訪がありました。1997年に男子ハンドボール世界選手権大会を熊本県で開催しましたが、この大会はハンドボールの本場ヨーロッパ以外で初めて開催された世界選手権大会で、当時、競技を超えて日本国内で世界選手権大会が開催されるということが珍しい状況でしたので注目された大会でした。その大会の日本代表チームのコーチを務めた酒巻清治さんが菊池を訪ねてくれました。

酒巻さんは日本ハンドボール界の第1号のプロ指導者であり日本代表監督や日本リーグチームの監督を歴任され、日本ハンド界を牽引してこられた人です。1997年の世界選手権大会以降、親しくお付き合いをさせていただいておりますが、これまでの勝負の世界とは違ったハンドボールを通じた活動を始めたということで、その思いを伝えにわざわざ菊池まで来てくれました。

「スポーツの力で社会を元気に!」「生涯学習の場を提供!」「国際交流により世界とつながる!」「人と地域を大切に!」、ハンドボールを通じて関わる人々や社会・地域を「幸せ」にしたいとの熱い思いに触れました。

大分県のビーチで4人が躍動してくれました!

第8回全九州ビーチバレーボールジュニア選手権大会が大分県大分市の田ノ浦ビーチで開催され、本校から男子バレーボール部の3年松本藍斗君・1年の杉本雅貴君ペア(ともに泗水中出身)と1年の河上倫太朗君・冨山康平君ペア(ともに菊池南中出身)が熊本県代表として出場しました。

本日は4チームによる予選リーグ戦が実施されました。別府湾を臨むビーチに作られたコートで試合が展開され、体育館で開催されるバレーボールの大会とは違った雰囲気で暑さの中にも何とも言えない爽快感のある大会でした。

さすがに九州大会のレベルは高く、良い試合はするもののあと一歩勝利には届きませんでしたが、九州のレベルを体感することができたことは1年生の3人にとってはこれからの競技生活にとって非常に良い経験になったと思います。また、3年生の松本君にとっても高校生活の思い出に残る大会になったのではないかと思います。

6月の女子ボクシングの九州大会に続き同じ大分県で、またしても九州大会を応援することができとても幸せな思いでした。このような機会を与えてくれた生徒たちに本当に感謝しています。





堂々とした素晴らしいプレゼンをしてくれました!

今日は第31回熊本県高等学校生徒商業研究発表大会がくまもと森都心プラザで開催されました。この研究発表会は商業に関する課題を設定し、生徒の問題解決能力や創造的学習態度を育てるとともに、発表を通して生徒の表現力やコミュニケーション能力を育成することを目的に開催されています。

発表会には県内の商業科を有する9つの高校が参加しました。本校は「『菊池高校愛物語』第一章ふれあいを大切に地域の活性化を目指して』のテーマで発表しました。発表者は商業科3年の谷冨あおいさん、石原明菜さん、菊川千那さん、2年生の池邉希咲さん、古賀詩織さんで、昨年度の「菊高ジャック」への取組をわかりやすく整理した素晴らしいプレゼンテーションでした。特に、内容が独創的で本校ならではの発表で、菊池高校生の特色をしっかりと発揮してくれました。コロナ禍の影響で結果は後日発表とのことです。

今年も10月22日(土)に「菊高ジャック」第2弾を計画中です。さらにパワーアップした商業科の取組を今から楽しみにしています。

 

文化部も頑張っています!

先日、夏の高校野球が終わってしまい、心にぽっかり穴が空いたような気分になっていましたが、本日、文化部の頑張りに触れ、また元気をもらいました。

最近、再びコロナの感染が拡大し心配していますが、今年3年ぶりに「きくち白龍まつり」が8月6日(土)に開催されます。そのオープニングで本校の芸術部が「書道パフォーマンス」を披露することとなっています。夏休みに入り本番に向けた練習が本格化しています。出演するのは1年生4人、2年生2人の計6人ですが、全員が書道パフォーマンスを披露するのは初めてで指導者の渡邊あずさ先生を含め準備に余念がありません。本日はその練習風景を覗かせてもらいました。

また、吹奏楽部は27日に県立劇場で開催される県吹奏楽コンクールに向けて最後の追い込みに入っています。こちらは3年生1人、2年生3人、1年生1人の計5人の少数精鋭の編成ですが、私はコンクールに参加できることを嬉しく思っています。今日は演奏を聴かせてもらいましたが、本年4月に本校に赴任された森絵里華先生の指導のもと頑張ってきた練習の成果が伝わってきました。本番まで1週間を切りましたが5人の気持ちを合わせ本番に臨んで欲しいと思います。

本校は全ての部活動が少人数ではありますが、文化系、体育系ともにそのことを逆に強みに菊池高校生としての誇りを胸に躍動してくれることを期待しています。

「温故知新」論語八十八選を届けていただきました!

本日、一般社団法人菊池教育会から坂本敏正会長と原田和幸専務理事(お二人とも本校OB)が本校にお見えになり、菊池市教育会で製作された論語集である「温故知新」〜論語八十八選〜を届けていただきました。先日の新聞報道で菊池郡市内の小学校・中学校に寄贈され、今後、郡市内の県立学校にも贈呈するという記事を目にしていましたので、本校にも届くのであろうことは知っていましたが、本日わざわざお二人でご持参いただきました。何とこれには英訳まで付いており、非常に教育的価値の高い一冊となっています。

菊池教育会は「文教菊池」の伝統を守ろうと論語教育の普及にも努めておられ、私が目指している菊池高校生としての誇りを持つこと、規範意識を高めることにも通じるものがあると感じています。このように菊池市は中世に一帯を治めた菊池一族時代から伝わる先人たちの英知や努力で築かれた歴史の重み、伝統文化を受け継ごうとする活動がなされています。

このような地域の活動を受け継ぐ上で本校の役割や責務は大きなものがあると考えています。新しく設置した普通科「地域探究コース」の学びの特色として地域の歴史、伝統文化を活用しなければならないと思っています。

 

   

 

感動の熱い夏が終わりました!

今年の夏は梅雨明けも早く、例年にも増して暑い夏となっていますが、本校野球部の夏も本当に熱い夏でした。1回戦から甲子園出場経験のある熊本西高校に緊迫したシーソーゲームで5対4の逆転勝利、素晴らしい試合内容でした。また、2回戦の天草工業高校戦はまさしくミラクル、奇跡的な逆転勝利、1対10で迎えた8回裏、コールドゲームだけは避けたいとの思いで見守っていると、何と一挙10点を挙げる大逆転劇、応援席のボルテージは最高潮に達しました。

このような経験をさせてもらった選手達を心から誇りに思うと同時に本当に感謝しています。そして迎えた昨日の3回戦、相手はシード校で優勝候補の九州学院高校、2回戦の余勢を駆ってベスト8進出と行きたいところでしたが、九州学院の壁は厚く0対7の7回コールドで敗退しました。投打ともにトップレベルの力と技を目の当たりにした感じがしました。しかし、選手達は一歩も臆することなく堂々とした試合ぶり見せてくれました。

この大会を通して選手達が粘り強く、直向きに戦う姿を見て感動を覚えると同時に最後まで諦めない気持ちの大切さなど多くのことを教えられたような気がします。本当に心から選手達を誇りに思える夏でした。ありがとう。

1学期の終業式、関連行事を無事終了しました!

本日、1学期の終業式を迎えました。終業式に先立ち、表彰式、生徒会役員認証式、同窓会奨励金授与式が行われました。これらの内容については本校ホームページの「学校生活」に記載していますのでご覧ください。終業式では訓話の中で菊池高校校長就任3年目を迎え、自分自身が校長としての責務を果たせているかを振り返りながら話をしました。

3年生の入学とともに着任し、全ての生徒が私自身が入学許可宣言をした生徒たちで私の責任のもとで教育を施した生徒たちです。その成果が見られ嬉しく感じることもあると同時にこのままでいいのかと自問することも多々あります。私はこの県内でも有数の伝統校である菊池高校生としてプライド、誇りのある生徒を育成したいと考えています。

そこで、生徒たち一人ひとりにこの長期の休業中に菊池高校生として誇れる生徒となるために何をすべきか、どうあるべきかを考えて欲しいと話をしました。私はこの菊池高校に大きな可能性を感じており、目標達成、夢実現のために生徒たちに勇気を持って一歩踏み出して欲しいと思っています。

式後にはスマートアクティ部や県商業教育研究大会に参加する生徒の発表や4年間お世話になったALTのルイス先生の退任式も行いました。

何はともあれ、無事1学期が終了した安堵感と全員が無事元気に8月30日の2学期の始業式に登校して来てくれることを願って止みません。

 

 

1対10からの大逆転、次は優勝候補の九州学院!

今日は第104回全国野球選手権熊本権予選の2回戦、天草工業高校との対戦でした。私は正直なところ、本校の前の試合で東稜高校を20対2で大勝した九州学院との試合に思いを馳せていました。ところが試合が始まると1回表にいきなりの長短打による連打で4点を取られ唖然としました。気付いてみると6回終了時点で1対6となり、8回表に4点を加点され1対10となりました。

7回以降の時点で7点差以上つくとコールドゲームとなるので、せめてコールドゲームだけは避けたいと思いながら8回裏の攻撃を見守りました。すると驚くことに怒涛の攻撃であれよあれよで8対10となり、なおも満塁のチャンス、ここで3年生の生徒会副会長も務めている本田楓勝君が逆転の3ランランニングホームランを打ち11対10の大逆転。3塁側は騒然となり、まさにお祭り騒ぎの大興奮となりました。

この3年生は私が校長に就任した時に入学してきた選手で間近にこれまでの活動を見てきましたので、「野球の神様が助けてくれた」という思いになりました。

次は優勝候補の九州学院との対戦ですが、これまでの思いを込めて悔いのない試合をしてくれることを期待しています。

 

 

「命の大切さを学ぶ教室」を実施しました!

今日は熊本県警察本部犯罪被害者支援室が主催する「命の大切さを学ぶ教室」を本校で開催していただきました。これは将来を担う高校生に対し、事件・事故被害者遺族の方々の講演を通じて、被害者の方々が受けた心の痛み、子どもを亡くした親の思い、命の大切さ、被害者も加害者も出さない社会を目指す被害者等の願いを伝えることで、被害者等への支援や「犯罪などを犯してはならない」という規範意識の向上を目的としたものです。

今日は殺人事件被害者遺族の清水誠一郎さんを講師として「犯罪の無い未来を創るために」と題して講演をしていただきました。講演の前に校長室で清水さんと「犯罪被害者遺族「心」の会 代表 清水誠一郎」という娘さんの「心ちゃん」の笑顔の写真付きの名刺を交換しお話をさせていただきました。

誠一郎さんのいまだ癒えることのない心ちゃんへの思いに触れ、何とも言えない身につまされる気持ちになりましたが、このような思いを本校生に伝えていただけることをありがたく感じるとともに、必ずや生徒たちの今後の人生の大きな糧となるものと思ったところです。

 

野球部、緊迫したシーソーゲームを制し2回戦進出!

昨日開幕した第104回全国高等学校野球選手権熊本大会の本校の1回戦が県営八代野球場で行われました。相手は甲子園出場経験もある熊本西高校でした。球場に着くと熊本西高校のノックが行われていましたが、多くの選手がクランドで大きな声を出し、活気ある練習が展開されていました。スタンドにも多くのユニフォームを着た選手がおり、その雰囲気に選手たちが圧倒されなければ良いがと思いながら練習を見つめました。

続いて本校の練習となりましたが、部員は全員で14名と少ないながらも、内野練習、外野練習と工夫を凝らしたテンポ良いノックが行われ、選手たちはキビキビとして動きを見せていました。試合が始まると私の心配をよそに初回表から幸先よく4番田中君のタイムリーで先制し、その後、3回と4回に1点ずつ取られ、1対2とリード許しました。6回表に2点を取り逆転、7回裏に2点を取られ3対4と再度逆転される緊迫したシーソーゲームとなりました。

ここから本校が驚異的な粘りを見せ、途中からリリーフし好投した斎藤君を援護し8回表、9回表に1点ずつ得点し、見事5対4で勝利を収めました。本当に見応えがある好ゲームでした。選手、指導者として豊富な実績をお持ちの渡辺和雄監督の熱心なご指導のもと部員が少ないながらも頑張ってきた選手たちや保護者の皆さんの努力が報われた結果となりました。

この試合は甲子園出場経験を持つ熊本西高校との価値ある1勝となりました。この勝利を自信として13日(水)に行われる2回戦天草工業との試合にも勝利してくれることを願っています。

中学生に向けたPRをしっかりと頑張ります!

昨日から中学校への説明会が始まりました。そして本日は本校において学校説明会を実施します。昨日は菊鹿中学校に教務主任の日元麻衣先生と商業科主任の椎葉恭子先生と一緒に訪問し、3年生、2年生にそれぞれ説明しました。昨年度は学科改編の真っ只中でコース名や教育内容等も決定しておらず何とも説明のし辛さを感じたところでした。

しかし、本年度は「未来探究コース」や「地域探究コース」、商業科の特色や魅力が良くわかるプレゼン資料が作成されており、聞いている生徒たちも熱心に耳を傾けてくれていました。今日の説明会でも生徒会による学校紹介や普通科「未来探究コース」「地域探究コース」、商業科の説明、進路実現に向けた取組など思考を凝らした準備をしてもらっています。

また、菊池市の教育委員会から直接、菊池市公営の「菊池前進塾」についての説明もしていただきます。何と言っても本校の温もりのある校舎や施設、校内の木々など教育環境の素晴らしさを直接肌で感じてもらいたいと思っています。本日、来校してくれた中学3年生や保護者の皆さんがリピーターとなり本校の良さが伝わって行けばと願っています。

8月23日(火)にはオープンスクールを実施し、最後の説明会を11月上旬に計画しています。これから中学生に向けたPRをしっかりと頑張ります。

今年の「菊高ジャック」もとても楽しみです!

昨年度、地域活性化イベントとして初めての取組として「菊高ジャック」を開催しました。このイベントには江頭実市長を始め菊池市や地域の機関団体から全面的な支援を受け、地域とともにある学校を目指す本校にとってはとても実りある有意義なイベントであったと思っています。何と言ってもこのイベントを開催した生徒たちが生き生きと取り組み、高い評価を受けたことで大きな自信になったと思います。

これも昨年度、一昨年度、文部科学省国立教育政策研究所指定の商業科教育課程研究指定校となり商業科の生徒、先生方を中心となり地域課題解決学習に取り組み地域を巻き込んで婚活パーティーや販売実習、子どもたちへのハローウィンパーティーなどを実施した成果でした。

このイベントの成功は一般社団法人みらいずLab.代表で本年度からは本校に探究学習のコーディネーターとして菊池市から派遣していただいている平松あすかさんと婚活のスペシャリストの荒木直美さんの存在なくして語ることはできません。

今年は10月22日(土)に開催を予定していますが、本日も企画会議にお二人に来校いただき、校長室で現在の生徒たちの取組の様子や進捗状況などのお話を聞くと昨年にも増して菊高生ならではの面白いアイディアがでているとのことで、本年度の「菊高ジャック」が今から楽しみになったところです。

何とも微妙な天気の一日でした!

台風4号の接近に伴い、昨日休校を判断しましたが、学校をやれないこともなかったと思わせるような一日となりました。菊池市周辺においては雨風ともにそれほどひどくもならず、休校の判断について何とも微妙な天気の一日だったように感じています。しかしながら、生徒や保護者の皆様方の安心・安全や命を守る行動を第一に考えた場合、昨日の時点での台風の経路予想や天気予報からすると間違った判断ではなかったと思っています。むしろ台風による大きな被害が出なかったことを幸いと考えなければならないと思います。

今年は6月中に梅雨が明け、猛暑日が続く異常気象ですので、これからも台風の接近や豪雨の襲来もあるのではないかと心配しています。これに合わせ熱中症の心配やコロナウイルスが再び感染拡大など学校生活における危機管理にも細心の注意を払わなければなりません。

7月9日(土)には野球の甲子園大会県予選も開幕し、本校は10日(日)に県営八代野球場で熊本西高校との1回戦を控えています。16日(土)からは長期の夏休みにも入ります。これからの大切な期間に生徒たちの活動に支障を来すことなく、充実した日々を送ることができることを願っています。

台風4号の接近により明日は休校とすることとしました!

今日は2年前に「熊本豪雨」が発生した日で、昨日は各地で犠牲者追悼式が営まれました。本校でも本日12時に全校生徒、教職員で黙祷を行いました。まだまだ被災者の皆さんの生活再建は道半ばで、1,000世帯、2,600人以上の仮説住まいが続いているとのことです。改めて犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々の1日も早い復旧復興を願うところです。

このような中、台風4号の接近に伴い、県内では本日から明日にかけて大雨や強風が予想されます。これを受け本日は18時までに完全下校、明日は終日休校とすることとしました。あまり大きな台風ではなく、風、雨ともそれほどひどくないとの予測もあるようですが、安全・安心を第一に考え、命を守るための行動として前述のとおりの措置をとることとしました。

「疑わしいときには行動せよ。」「最悪の事態を想定して行動せよ。」「空振りは許されるが見逃しは許されない。」の原則に基づき、迅速かつ的確な対応を行い、損出の最小化を図ることを日頃から心掛けています。