校長ブログ

校長ブログ

朝から嬉しい報告に来てくれました!

昨日、一昨日とボクシング部2年の迫美優さんの活躍を掲載しましたが、今日は朝から男子バレーボール部が嬉しい報告に来てくれました。この土日に本年度栃木県で開催される国民体育大会のビーチバレーボール競技の県予選が芦北町の芦北マリンパークビーチが行われ、本校から男子バレーボール部の3年松本藍斗君・1年の杉本雅貴君ペアと1年の河上倫太朗君・冨山康平君ペアが出場しました。優勝チームが県代表として選出される大会で両ペアとも見事3位入賞し、朝から賞状を持って4人揃って報告に来てくれました。

男子バレーボール部は先に行われた県高校総体でも見事ベスト8に進出し、本校部活動の中でも今、最も勢いに乗っている部活動です。菊池市は菊池南中学校や泗水中学校などバレーボール部の強豪校があり、私が赴任当時から目標としている「地域と連携した持続可能な部活動」を実践してくれています。菊池南中学校は先日の県中学校選手権大会でも優勝しており、来年度一人でも多くの選手が入学してきてくれることを期待しているところです。

顧問の椎葉恭子先生は女子チームを赴任した高校でベスト4に何度となく押し上げた手腕がある指導者です。また、本校勤務の経験があり本校を県で2位に育てた実績を持つ横田周朋先生もサポートしてくれており、指導体制は抜群です。

いろいろな部活動が切磋琢磨し、部活動が文化部ともども活性化してくれることを期待しています。

    

 

僅差の惜敗、立派な九州大会準優勝でした!

昨日もこのブログで紹介しましたが、現在、大分県で令和4年度全九州高等学校体育大会第76回全九州高等学校ボクシング競技大会が開催されています。その九州大会で本校2年の迫美優さんが見事決勝戦に進出し、地元大分県代表の選手と対戦しました。この選手とは昨年度鹿児島県で開催された九州大会の新人戦でも対戦しておりリベンジを期して試合に臨みました。

試合は両選手譲らない好試合で私のような素人目ではどちらが勝利したかわからないような内容でした。結果的には僅差での惜敗でしたが、見ていて感動するような素晴らしい試合でした。また、試合後、話を聞いてみると確実に前回の対戦より力の差が縮まっていることを実感した対戦だったとのことで、悔しさの中にも充実感に満ちた表情でした。真面目に頑張ることができる選手ですので、これからもさらに精進し九州チャンピオンになってくれることを楽しみにしています。

これで、本校の高校総体は一区切りとなり、後は7月9日(土)から開幕し、10日(日)熊本西高校との対戦が予定されている野球部の甲子園大会の予選大会を残すのみとなりました。甲子園出場経験もある熊本西高校、相手にとって不足はありません、これまでの練習の成果をしっかりと発揮してくれることを期待しています。

女子ボクシング2年迫美優さん、九州大会見事決勝進出!

昨日から大分県の昭和電工武道スポーツセンターで令和4年度全九州高等学校体育大会第76回全九州高等学校ボクシング競技大会が開催されており、先の県高校総体の女子のライトフライ級で見事優勝した2年の迫美優さんが出場しています。迫さんは本日の準決勝戦から出場し福岡県代表の選手と対戦しました。大会前から調整は上手くいっており、調子は上々と聞いていましたので、応援に行くのが楽しみで仕方ありませんでした。

ただ、迫さんはとても緊張するタイプで本番で力をしっかり出すことができるかが不安材料であることも聞いていました。試合会場に到着してすぐに顔を合わせた時はこれから試合に向かう選手の素晴らしい充実した表情に見え、期待も高まりました。試合は予想通り1ラウンド目は少々硬さが見られ本来の力を出し切れていないようでしたが、2ラウンド目、3ラウンド目と確実にポイントを重ね、見事判定勝ちし明日の決勝戦に進出を果たしました。

迫さんは生徒会の役員としても朝からのあいさつ運動や学校行事の運営などにも頑張ってくれています。また、勉学にも熱心でまさに文武両道を実践しています。明日の決勝戦は昨年の九州大会の新人戦で破れた相手だそうです。リベンジを期してこれまでの練習の成果をしっかり発揮してくれることを期待しています。

7月9日(金)に第1回目の学校説明会を実施します!

このホームページのトップページにチラシと要項を掲載していますが、7月9日(金)に学校説明会を実施します。昨年度は本年度からの学科改編の概要が8月の定例の県教育委員会で決定したため、学校説明会が8月下旬の実施となりました。それに加えて教育内容の詳細がまだ決定していませんでしたの中学生に対して学校の魅力や取組をしっかりと伝えることができなかったことを反省しています。

そこで、今年は第1回目の説明会を昨年より1ヶ月半以上早く実施し、中学3年生が最終の進路決定をする時期に第2回目の説明会を実施しようと考えています。第1回目の内容は生徒会による学校紹介、普通科「未来探究コース」「地域探究コース」の学習内容、商業科の「新しい学び」の説明、進路実現に向けた取組、進路先紹介等を考えています。また、県立高校入学者選抜に関する説明や本年度5月から開設した菊池市公営「前進塾」の紹介などもしたいと思っています。

現在、各中学校にチラシの配付し、参加を募っています。より多くの中学生が参加し、この高校生活を過ごすには最高の菊池高校の教育環境を実際に見て感じて欲しいと願っています。

 

次から次に行事が流れていきます!

先日、県高校総体、総文祭が終了し3年生は進路実現に向けて新たな気持で目標に向かい始め、各部活動も新体制での活動をスタート始めたところですが、今日から学期末考査が始まりました。本当に学校というところは次から次に目まぐるしく行事が流れていきます。生徒たちはこの考査を乗り越えるとあっという間に7月15日(金)の終業式を迎え、約1ヶ月半にわたる長期の夏休みに突入していきます。

高校生にとってこのように目まぐるしく過ぎていく日々をいかに大切にし、1日1日のルーティーンを充実させていくかが重要だと思います。「コツコツが勝つコツ」ではありませんが、やはり1日1日をコツコツと地道に努力するしかないと思っています。菊池高校生も先日行われた高校総体、総文祭や現在3週にわたって実施されている商業科の資格試験等の結果を見てみると確実に成果を伸ばしており、努力が結果として表れていると思います。

地域からの期待の表れとして今年度から「菊池前進塾」の開設や探究学習へのコーディネーターの派遣等、学習環境の充実に大きなご支援を頂いています。慌ただしい日常ではありますが、これらの期待に応えることができるよう1日1日大切に充実させて行きます。

 

周りは年下の指導者ばかりになっていました!

17日(金)から19日(日)まで熊本県で全九州高等学校体育大会第72回全九州高等学校ハンドボール競技大会が行われています。九州各県持ち回りの大会で8年ぶりに本県での開催となりました。この2年間コロナ禍で中止となっていましたので、3年ぶりの開催です。私は県高体連ハンドボール専門部の部長を務めさせている関係で大会の責任者をしなければなりません。

金曜日に代表者会議があり、九州各県の監督の先生方と顔を合わせましたが、皆さん私より年下の指導者ばかりで私がお世話になり、昼も夜もご一緒した先輩の先生方の姿はありません。何とも寂しい気持ちと世代交代を実感しました。まだまだコロナ禍が続いており本県の専門部の先生方が事前の綿密な準備と気遣いをしながら大会運営に当たってくれています。

九州はハンドボールが盛んで競技力が高い土地柄であるため、多くの大学の先生方も選手勧誘に来られています。この大会に出場している選手から将来日本代表としてオリンピックや国際大会等でも活躍する選手が出るのではないかと楽しみです。大会は男子の九州学院が準優勝とマリスト学園が3位と九州各県の強豪校を見事に破り2校揃ってベスト4に進出し、開催県の意地を見せてくれました。

専門部長を務めさせてい頂いている時にこのような九州大会を実施することができ本当に幸せだと感謝しています。

育友会と生活安全委員会合同のあいさつ運動が始まりました!

今週から期末考査1週間前に入りましたが、本日から考査前期間の育友会の役員さん方と3年生の生活安全委員会による合同のあいさつ運動が始まりました。眠たさや日頃の疲れなど朝から元気ハツラツとは行かないかもしれませんが、大きな声で挨拶をし、校門一礼して、「今日も一日頑張るぞ!」というような気持ちで登校して来てくれればと思っています。そのような思いで保護者の皆さんや先輩や友達と校門で挨拶を交わし、笑顔で登校している生徒たちの様子を見ているととても嬉しい気分になります。

やはり、いつもと違って保護者の皆さんが校門で生徒たちに声を掛けていただくのは、恥ずかしさの中にも喜びも感じるのではないでしょうか。本校の教育活動は本育友会の皆様方の献身的な活動に本当に支えられています。心から感謝しています。学校教育は保護者からの理解、信頼関係がなければ成立しないと思っています。そのためにもきちんとした情報発信や説明等をしっかりとしなければならないと思っています。

本年度の育友会総会の出席率などを見ても保護者の皆様方の学校への関心や期待の高まりを感じています。生徒と先生方、保護者の皆様方が一体となった学校づくりを目指します。



「菊池教育会」の総会に参加しました!

今日は菊池教育会館で「菊池教育会」の総会が開催されました。この「菊池教育会」は大正4年に菊池郡市の教育振興を目的に設立された「菊池教育団」を平成18年より従来の組織・運営を見直し時代に即応した体制に改め「文教菊池の再生」を目指し設立されたそうです。

教育が抱える課題は一家庭や一地域のみならず、大きくは国の盛衰を左右するほどの重要課題であるとの認識のもと、教育は学校だけの問題だけでなく広く「住民参加型社会」の一環としてまた「やって貰う時代でなく自分たちでやる時代」の考えで、関係機関や諸団体、住民の方々が力を寄せ合い、教育支援・地域の振興発展を願い、各種の事業に取り組んでおられます。

中世の香り高く花開いた菊池文化は菊池一族の20代為邦公の頃から高まり、21代重朝公が高野瀬に学問の殿堂として1472年に「孔子堂」を建てました。儒学を中心に菊池の先人がここで学び励んだ精神文化の片鱗は今も残っており、この歴史ある誇り高き地域文化を掘り起こし、学び合い、次の世代に繋ぐことが今最も必要だと考え、専門講師を招き、平成22年度からは毎月「菊池こども論語塾」などの講座も開いておられます。

このような「文教の郷菊池」の最終学府である本校への期待と果たすべき役割は大きく、本年度からの菊池市からの大きな支援もその表れであり、「孔子堂」から「菊池前進塾」へと繋がったものだと思っています。その期待に応えることができるよう努力していきます。

教職員の不祥事、後を絶たず言葉もありません!

昨日からテレビや新聞等で教職員の不祥事について大きく報道されています。報道のされ方の大きさに正直なところ衝撃を受けています。それだけ教職員という社会的責任の大きさの表れであると痛感しています。早速、今朝、緊急の職員朝会を開き先生方に話をしました。これまでどんなに素晴らしい実績を残し、多くの生徒たち、保護者の皆さんに慕われていようが一瞬にして飛んで消えてしまう、校長としても何のフォローや弁明もできないのが不祥事です。同じ保健体育科の仲間として個人的にも知り合いなだけに本当に言葉もありません。

これから学校は保護者への説明や生徒たちの心のケア、報道対応などいろいろな事への対応に追われ、何よりも学校への信頼回復にはかなりの時間を要するのではないかと思います。「行動には原因がある。症状には背景がある。」という言葉を聞いたことがありますが、集団として組織として防止することができなかったのか私自身も校長としてしっかり肝に銘じておかなければならないと思っています。

「不祥事はダメ、絶対!」と先生方には機会あるごとに話をしていますが、働き方改革を含め先生方の心身の健康についてしっかり取り組んで行かなければならないと改めて思ったところです。

 

 

「伸びる菊池高校」を体現する大会となりました!

5月28日(土)の先行開催競技から始まった本校の県高校総合体育大会・総合文化祭も本日開催の女子ボクシングが最終試合となりました。その女子ボクシングのライトフライ級に出場した2年生の迫美優さんが見事優勝し大会の有終の美を飾ってくれました。迫さんは1年生の時に新人戦でも優勝し九州大会に出場していますので見事に2連覇を飾り、大分県で開催される九州大会の出場権を獲得しました。私はハンドボール競技の専門部長を努めており、その決勝戦と重なり応援に行くことが出来ずとても残念でした。大分の九州大会は是非応援に行きたいと思っています。

今大会では教頭先生、事務長先生とも手分けしほとんどの競技の応援に行きましたが、私が本校のスローガンの1つとしている「伸びる菊池高校」を見事に体現する大会となり、本当にうれしく思っています。生徒たちの成長ぶりには目を見張るものがありました。競技結果はもちろんですが、チームとして試合に臨む姿勢、試合中の雰囲気がこれまでとは違っていたように感じました。

このように日々努力してきた成果が結果として表れたことを「やればできる」という自信として、これからの人生においてもいろいろなことに果敢にチャレンジし、もう1つのスローガンである「夢を叶える菊池高校」を実現して欲しいと感じました。

3年ぶりに県高校総体の総合開会式が開催されました!

3年ぶりに県高校総合体育大会の総合開会式がパークドーム熊本で開催されました。総合開会式の楽しみの1つは入場行進前のアトラクションです。今日は第一高校のバトントワリングと全国でもトップレベルの熊本工業高校のマーチングが披露されどちらも非常に見応えがあり、高校生の無限の可能性を感じさせるとともに日々の絶え間ない努力が伝わってきました。これらの演技を生で見ることができただけでも今日の開会式に参加した生徒はとても得した気分になったのではないかと思います。

今日の入場行進はコロナウイルス感染対策として1高校あたり15人以内と決められ、参加77校の代表約1000人がマスクをつけて各校の特色を出しながら元気に行進しました。私もサッカー部のみんなと一緒に誇らしく、充実感に満ちて、楽しく歩くことができました。

また、選手宣誓では3月の全国選抜剣道大会で優勝した八代白百合学園高校剣道部の古閑彩夏選手が「私たち選手にとって、また世界の人々にとって、この数年試練の連続でした。それぞれの場所で彩り豊かな花を咲かせることができるよう誠実に競技に臨むことをここに誓います」と力強く宣誓し、高校生アスリートの凛とした姿を立派に示してくれました。

大会には33競技に約1万4000人の高校生が出場し熱戦を繰り広げます。本校の生徒も各競技で全力を尽くし悔いの残らない試合をしてくれることを願っています。できるだけ多くの競技の応援に行きたいと思っています。



県高校総体総合開会式、サッカー部と行進します!

6月3日(金)に熊本県高校総合体育大会の総合開会式がパークドーム熊本で開催されます。私が菊池高校の校長になって初めての総合開会式です。コロナ禍前は熊本県民総合運動公園陸上競技場で開催されていましたが、今回はパークドーム熊本で開催されます。この入場行進にサッカー部のみんなと一緒に学校代表として行進します。旗手は3年キャプテンの陶山翔矢君、プラカードは同じく3年マネジャーの吉永愛梨さんです。

今日は昼休みに職員代表として歩いてくれる顧問の内古閑先生、藤永先生も一緒に行進の練習をしてくれました。県高校総体で参加する全ての高校が一堂に会し、このような総合開会式を行う都道府県は全国的にも少なくなってきており、とても素晴らしい貴重な経験だと思います。また、練習に臨んでいるサッカー部の部員の姿がとても素晴らしく、心からうれしく感じると同時に私が足を引っ張らないようにしなければと思ったところです。

パークドーム熊本は私が開催に携わった男女のハンドボール世界選手権大会のメイン会場でとても思い入れの深い場所です。このような場所でサッカー部のみんなと菊池高校の代表として行進できることを心からうれしく思います。

 

卒業生の3週間の教育実習が始まりました!

本日から本校の卒業生の3週間の教育実習が始まりました。今年の実習生は1名で教科は公民科、クラスは3年1組を担当してもらいます。1時間目の時間を私が担当しましたが、とても初々しく私にもこんな時代があったかと我が身を振り返る時間にもなりました。とりあえず教職免許だけでもということではなく、先生になることを第一希望として実習に来たという話を聞いて嬉しく思いました。

私自身はこんな素晴らしい職業はないと思っていますが、私が教職に就いた30数年前からすると教師を取り巻く環境も大きく変わり苦労が多くなったことも否めません。本当に先生方の苦労の多さを痛感しています。しかし、教師ならではのやりがい、楽しみ、喜びがあるのも間違いなく、この3週間でその一端に触れてもらえれば嬉しく思います。

実習に当たっての思いとして、「何事にも関心を持って望みたい。自分が先生に合っているかを見極めたい。」という話をしてくれました。私からは「とにかく明るく元気に失敗を恐れず何事にも積極的に望み、特に生徒たちとの触れ合いを大切にして欲しい。」と伝え、3週間後の生徒との別れの時に名残惜しく涙が溢れるような思いになればいいなと思いました。

いよいよ教職人生もカウントダウンになっている私に「初心忘るべからず!」という言葉を思い出させる一時でした。

菊池高校生、日頃の練習の成果を発揮しています!

昨日から実施されている県高校総体の先行実施競技のサッカーの試合がありました。翔陽高校のグラウンドでの翔陽高校との試合に保護者の皆さん、卒業生に加え、3年生の生徒たちも応援に駆け付けてくれました。試合時は気温もかなり上がり体力的にも非常にハードな試合となりました。サッカー部は今年度8名の新入部員を迎え選手層もだいぶん充実してきました。8名中7名が合志中学校出身で春休み中から練習にも参加し、高い意識を持って入部してくれています。

その1年生も3名がスターティングから出場し頑張ってくれました。しかし何と言っても高校生活最後の県総体ということで4名の3年生の闘志溢れる気持ちの籠もったプレーぶり感動しました。残念ながら試合は1対4で敗れはしたものの最後まで諦めない緊張感のある好ゲームでした。朝練習もして頑張ってきた練習の成果が十分に発揮されました。3年生は選手権予選まで競技を続けるとのこと、さらなる成長を期待したいと思います。

また、昨日サッカー部の応援後に会場に向かうので勝ち残っているようにと約束しておいた男子バドミントン部、3年生でキャプテンの田代嗣恩君が見事4回戦まで勝ち進み、全国でもトップレベルの八代東高校との対戦を応援することができました。流石は八代東という感じでしたが、田代君も臆することない立派な試合ぶりにこれまた感動しました。

「努力は嘘をつかない。」今日も生徒たちの成長ぶりに触れることができ、とても嬉しい1日となりました。今週金曜日からの大会がとても楽しみです。

 

県高校総体先行実施競技の試合が始まりました!

今週は平日に1回も更新しないまま週が終わってしまいました。この土日に来週金曜日に「パークドーム熊本」で総合開会式が開催される県高校総合体育大会の先行実施競技の試合が行われます。本校から参加する競技ではバドミントン、テニス、サッカー、ソフトテニスの試合があります。

私も部活動に情熱を傾けてきた者として生徒たちの試合している姿、頑張っている姿を見ることが楽しみでなりません。今日はまずテニスの応援に行きました。「菊池高校にテニス部がありましたか?」と思われる方もおられるかもしれません。これまでソフトテニス部で頑張っていた2年生の松岡紗那さん(七城中学校出身)がテニスのシングルスに参加しました。

松岡さんは1年生の時から3年生と組んで城北地区大会で準優勝するなど中学校時代から県のトップで活躍する実力の持ち主です。しかし残念ながら本年度、部員1人になってしまい、他校生との出場も模索しましたが、オープン参加となり勝ち上がりもできません。

そこで、テニス指導の経験がある顧問の木田先生がシングルスで試合ができるテニスでの出場を提案ところ松岡さんもとても悩んだようですが、勇気ある決断で本日の参加となりました。地域の指導者の協力も得て本日の大会参加となりました。とても初めてとは思えない堂々とした素晴らしい試合ぶりでした。残念ながら敗れはしたものの、改めて松岡さんのポテンシャルの高さに感心しました。これからの成長がとても楽しみです。

その後、男女のバドミントン会場を回り、部活に青春を掛けてきた高校生たちの熱気に活力をもらってきました。県総体・総文祭とてもワクワクします。明日は10時からサッカー部が翔陽高校と対戦します。

 

明日から全学年で通常の教育活動を再開します!

コロナウイルスの感染拡大により、先週1週間1学年の学年閉鎖を行いましたが、この土日に新たな感染や体調不良の連絡は連絡はありませんでしたので、明日から全学年で通常の教育活動を再開します。しかし、まだまだ予断が許さない状況が続きますが、学校生活における基本的な感染防止対策を講じながら教育活動をしっかりと実施していきたいと思っています。

先週の金曜日で中間考査も終わり、今度の土日から3年生にとって最後の県高校総体、総文祭も始まります。1年生の時に中止を経験し、当時の先輩たちの無念さを目の当たりにしている3年生にとっては開催についての感慨も一入であろうと思います。

今年は1年生が例年になく春休みから部活動に参加するなど既に主力として頑張っている部員を多く目にします。この土日も最後の調整に余念がなく頑張っている姿を目にしました。3年生最後の総体、総文祭をみんなでしっかり応援したいと思っています。

全国的にはマスクの着用の基準など感染対策についても新たなフェーズに入りつつありますが、本校においてはまだまだ引き続きの慎重に対策を講じて行かなければならないと考えています。暑さも増してきますので熱中症対策も念頭に置きながら適切に対応していきます。

 

1年生を3日間の学年閉鎖としました!

新しい週の始まりですが、先週からのコロナウイルス感染拡大により、本日から3日間18日(水)まで1年生を学年閉鎖としました。昨日の時点でこれまでの感染に加え、新たな陽性者、体調不良者が判明し、学年閉鎖という判断に至りました。

1年生は先週の火曜日、水曜日に集団宿泊研修を実施しており、ゴールデンウィーク開けの感染拡大が懸念される中での実施の決定をした私の判断の甘さについても反省しています。コロナ禍における学校行事実施の可否の判断の難しさを改めて痛感しているととも、生徒や保護者の皆様方には大変申し訳なく思っています。

これに伴い、水曜日から予定していた中間考査も1年生は中止することとしました。これからも様々な学校行事や県高校総体、総文祭なども予定されています。これらの教育的価値は十分に踏まえながらも、生徒の安心安全を第一に考え適切に判断しなければならないと気を引き締めたところです。

学年の先生方にはこの期間のきめ細かい健康観察と学びの保障をお願いしました。先生方には通常と違う負担をお掛けすることになりますが、この学年閉鎖による生徒たちの不利益を最小限に抑えるよう最大限の努力をしなければならないと思っています。

大先輩方の熱い思いを新入生に伝えていただきました!

昨日の菊池市公営塾「菊池前進塾」の開塾式に引き続き、本日は1年生の集団宿泊研修を豊野少年自然の家において1泊2日で実施します。当初は昨年同様4月に、大分県日田市中津江の鯛生スポーツセンター(2002年のサッカーワールドカップでカメルーンチームが宿泊した施設)で実施する予定でしたが、コロナ禍により県外施設の使用禁止を受け、同じ時期に豊野少年自然の家に変更しました。ところが、コロナウイルスの感染拡大の傾向が見られたため、変更して本日の実施となりました。

この新入生の宿泊研修は菊池高校生としての自覚と誇り、学級や学年としての仲間作り、絆を深める上でも是非実施したいとの思いを持っていました。今回もゴールデンウィークによるコロナウイルスの感染拡大が心配でしたが、お陰でその傾向も見られず無事実施することができました。

その研修の最初の時間に本校昭和34年卒業の牧俊郎さん、同じく37年卒業の坂本敏正さんにお話をいただきました。お二方とも私も生まれる前にこの菊池高校を卒業されていますが、今もなお「文教菊池の再興」に熱い思いをお持ちです。私も日頃からご指導、ご助言をいただいています。

今日は1年生に対し今だ衰えない母校愛、郷土愛がひしひしと伝わって来るお話を情熱を持ってしていただきました。このお二人の思いが1年生の「菊高生としての自覚と誇り」を目覚めさせたものと思います。

菊池市公営塾「菊池前進塾」が開塾しました!

本日、菊池市の公営塾である「菊池前進塾」が開塾しました。この塾は菊池市内の3つの高校に通う生徒であれば誰でも無料で参加することができます。その開塾式が塾の会場となる本校のセミナーハウス「拓志館」で行われ、60名程度の生徒が参加してくれました。この数は私を含め関係者の予想を遥かに上回る人数で生徒たちのやる気が伺え、大変うれしく思いました。

開塾式では塾長である江頭実市長が開塾に当たっての熱い思いを語られました。目先の大学進学から今後ますます進行するであろう予測不可能な社会を生き抜いていくための人づくり、地域の発展に貢献できる人材育成まで、この塾に賭ける短、長期的ビジョンについて熱く話をされました。それを聞き入る塾生たちの表情、態度に感動しました。

私も菊池市内3高校を代表して挨拶をさせていただきましたが、本校の学科改編に合わせて、このような画期的な公営塾の開設は大変ありがたい事であり、本教教育との相乗効果を出し、地域の期待に応えることができればと思っております。

何より本日、この「菊池前進塾」にやる気を持って参加した生徒の気持ちを大切に、塾名の通り生徒たちが一歩一歩着実に前進し、自分の夢や目標に近づくことができるような塾を作り上げて行ければと思います。

今日はバドミントン部男子が頑張りました!

昨日から実施されている体育堂ラケットワークス杯熊本県高校生バドミントン春季リーグ戦の男子の部が大津町の総合体育館で開催されました。バドミントン部男子は2年前に競技経験がある現3年生のキャプテン田代嗣恩君と吉本陸人君が入部してきてくれたことをきっかけに、先輩たちも刺激を受けこれまで以上に充実した活動ができるようになりました。

これに高校から競技を始めた高本優斗君と本田龍昇君も経験者の同級生と一緒に本当によく頑張り力を付けて来ました。また、他校との試合や合同練習に加え、半年程前から外部指導員からの指導も受け、部活動への取組の意識も非常に高まっています。そこに競技経験のある田代君の弟さん(悠晋君)と安武紅輝君が入部し、今日はこの6人で団体戦に出場しました。

試合では見事に予選リーグを4戦全勝の1位で突破し、上位4校による決勝トーナメントに進出しました。惜しくも決勝戦で敗れはしたものの準優勝という素晴らしい結果を残すことができました。それでも部員たちはそれぞれの反省点や課題がわかり、これからの練習への意欲を高めたようです。

今日の準優勝を全校生徒の前で表彰できることを嬉しく思うとともに、他の部活動へも励みになると思います。3年生4人は最後の県総体まで悔いのないよう練習に励んで欲しいと思います。

バドミントン部女子、久しぶりに団体戦に出場しました!

いよいよゴールデンウィークも残り2日。今日、明日で体育堂ラケットワークス杯高校生バドミントン春季リーグ戦が大津町の総合体育館で開催されています。今日は女子の団体戦が実施され、本校バドミントン部女子は久しぶりに団体戦を組むことができるメンバーが揃い、大会に出場しました。私が赴任してからは初めてのことです。

これまで女子は昨年、10人近く高校からバドミントンを始めた部員が入部し1年生だけの活動でしたが、1年経過し頑張って残った部員は現2年生3人(1人はマネージャー)でした。そこに中学から競技経験があり、即試合にでることができる3人の部員が入部し、本日、久しぶりの団体戦への参加となりました。

これも2年生の菊川妃乃さんと高木愛美さんが1年間諦めずに真面目に日々練習に頑張ってくれた成果だと心から敬意を表したいと思います。1年生3人は地元菊池南中学校出身で2年生とともに切磋琢磨して部活動を充実させて行ってくれることを期待しています。

元来、菊池市はバドミントンが盛んな土地柄で、昨年の全日本総合選手権男子シングルスで優勝し日本チャンピオンになった田中湧士選手も菊池市出身で2年後のパリオリンピックでの活躍も期待されています。

本校の部活動が運動部のみならず文化面においても小中学生が地域で盛んに行っているスポーツ競技や文化活動の受け皿となり、「伸びる菊池高校」の役割を果たすことができればと考えています。

ゴールデンウィーク中盤が終わりました!

今日は5月5日、こどもの日、暦の上では「立夏」、夏の始まりです。部活動も校内外で活発に活動を頑張っています。早いもので10日間のゴールデンウィークも7日が経過し、明日の登校日を挟んであと休日は2日となりました。この期間中に全ての部活動の様子を覗かせてもらおうと思っています。

これまで見学した活動は本当に充実した活動を行っており、今日は気温も夏日となり疲労もピークに達してきている生徒もいるのではないかと思っていっます。県高校総体に向けての最後の追い込みの期間であるとも思いますので、怪我や体調管理に留意しもうひと頑張りして欲しいと思います。これを乗り越えると色々な意味で大きな自信となると思います。

また、この期間中、保護者の皆様方の会場までの送迎や応援等、活動への支援の姿を多く目にしました。本当に感謝です。ありがとうございます。生徒たちの大きな支えになっていると思います。

個人的には今年30歳になる生徒たちとの集まりがあり、成長した姿に接することができました。結婚、こどもが出来た、仕事での頑張り、悩みなど、話をしながら私自身がパワーをもらいました。本当に教師という職業に就くことができ幸せに思っています。

ゴールデンウィークも終盤、部活動以外でも全ての生徒にとって事故や体調不良等もなく最後まで充実した期間となることを願っています。

 

菊池市が誇るオリンピアンが来てくれました!

今日はロンドンオリンピックの400mリレーで第2走者を務め見事4位入賞を果たした江里口匡史さんが本校に来て運動部活動生と希望者120名程度を対象に講習会を実施してくれました。江里口さんは菊池市出身で地元の隈府小学校、菊池南中学校から、お隣の鹿本高校、早稲田大学、大阪ガスで競技をされた日本短距離界のトップランナーです。

ロンドンオリンピックの出場を始め、日本選手権100m4連覇など輝かしい実績の持ち主です。今回はゴールデンウィークでの里帰りの中の江里口さんが、お父様が野球部のコーチをしていただいている樋口正博さんと菊池高校の同級生というご縁で、講習会を実施してくださることになりました。お聞きしたところによるとご両親とご兄妹さんが本校の出身ということで、菊池高校は非常に身近に感じているとのことでした。

講習会では身体の動かし方の基本や全ての競技に共通する体幹トレーニング、トレーニングを行う上での意識の持ち方など決して恵まれた体格ではない江里口さんがトップアスリートとして君臨してこられたことを彷彿とさせるような内容の講習会でした。

また何より、お話をさせていただいて感じた江里口さんのお人柄の素晴らしさに「人間力なくして、競技力向上なし!」ということを再確認しました。

女子バレーボール部、充実した合宿となりました!

今年のゴールデンウィークは間で2回の登校日を挟む前盤、中盤、終盤の3回に分かれた連休となりましたが、部活動にとっては集中した強化練習ができる期間です。本校でも各部が校内外で練習に頑張っています。そのような中、女子バレーボール部は学校のセミナーハウス「拓志館」を使って2泊3日の合宿を実施しました。今の3年生は私の赴任と一緒にコロナ禍真っ只中に入学した生徒で高校生活のほとんどの期間でコロナの影響を余儀なくされてきました。そこで、初めて合宿となりました。

合宿は日頃の練習と違い寝食を共にすることで、部員のこれまで知らなかった、気付かなかった面も知ることができ、今まで以上に絆を深めることができます。初日は自分たちで夕食も作ったと聞いており、ここでも部員の意外な一面を見ることができたとのことでした。

もちろん、練習面でも充実した活動ができたようで、初日、2日目は他校との試合練習で実践を積んでチームのレベルアップを図り、最終日は熊本県が全国に誇る女子バレーボール界の強豪校、信愛女学院との合同練習を実施し、高校生のトップレベルの技能はもちろん意識や雰囲気に触れることができ、非常に実りある3日間を過ごすことができたようでした。

このような、練習内容を準備していただいた、前回のブログで紹介した指導員の東英一さんに心から感謝です。東さんは本校のOBでこれまで長年、女子バレーボール部を支えていただいています。今回の合宿による成果が今後の活動や試合で発揮できることを期待しています。

運動部活動指導員の任用通知書を交付しました!

 

前回の校長ブログで記載した通り、本校は県教育委員会から本年度と来年度、持続可能な部活動にいての「学校体育研究推進校」の指定を受けました。この研究の柱の1つに地域との連携、地域人材の活用があります。そこで、本校では現在、5つの部活動で「熊本県立高等学校等運動部活動指導員」を任用することとしています。

その任用通知書が県教育委員会から届きましたので、本日、女子バレーボール部の東英一さん、野球部の渡邉和雄さん、ボクシングの西垣健三郎さんの3人に交付をしました。その他にもボート部とバドミントン部に指導員の配置を予定しています。

この配置により目指していることは、指導員の皆さん方の豊富な経験による指導により「充実した魅力ある部活動」となり、多くの生徒がそれぞれの部活動を加入し、学校全体が活気づくことです。また、指導員を配置することによる先生方の負担が軽減し、「働き方改革」にも繋げることができればと思っています。

高校生活において部活動を通して得られる経験は意義が大きく生涯の財産となります。私自身が身を持って経験してきました。指導員の皆様方には本校生徒を育む仲間として、その活躍に大いに期待を寄せているところです。

 

県教育委員会の学校体育研究推進校に指定されました!

今日は県教育委員会から体育保健課の審議員と担当指導主事が来校され本年度と来年度の2年間にわたる「学校体育(持続可能な部活動)研究推進校」の指定書の交付がありました。私は2年前の校長就任以来、大きく3つの学校改革に取り組んでいます。

1つ目が「学科改編」で本年度から普通科に「未来探究コース」と「地域探究コース」を設置することができました。

2つ目は「地域資源活用」です。菊池地域の歴史と伝統文化、豊かな自然、人材を活用した探究活動です。このことについても菊池市からのコーディネーターの派遣により取組を勧めています。

そして3つ目が「地域拠点部活動」です。これが今回の県教育委員会の「持続可能な部活動」の研究推進に繋がります。本校のような生徒数減に直面している学校では部活動の精選をしなければなりません。そこで、重要になって来ることが「地域との連携」です。

現在考えていることは、①小中学校で盛んな競技の受け皿となる。②地域の環境面などの特色を活かす。③地域の人材を活用する。などです。今回の指定により「部活動の活性化」と「教職員の働き方改革」の両立した持続可能で活気ある部活動が実施できればと思っています。

 

 

ベテランの先生の指導力に感心しました!

本校の剣道部は今回の定期異動により前田晃宏先生から大橋一成先生に指導者が変わりました。前田先生は本校のOBであり、お父様も本校で剣道の指導をされ隆盛を極められ、前田先生はお父様から高校時代指導を受けておられます。生徒達や保護者の皆さんにとっては今回の異動は青天の霹靂であり、動揺しているのではないかと心配していました。

今日、剣道部が専大玉名高校と練習試合をするとのことで練習を見学してきました。この専大玉名高校の剣道部には私の初任の地である植木町の鹿南中学校の時の生徒で今も親しくお付き合いをしている生徒の子どもさんが1年生と2年生におり、その生徒からも菊池高校が練習試合に来るとの連絡を受けていました。

この練習試合での大橋先生の生徒達への的確な指示の出し方とそれを受ける時の生徒達の顔つき、目つきを見て大橋先生が既に生徒達、保護者の信頼を得られていることがひしひしと伝わってきました。大橋先生のこれまでの競技歴、指導歴からくるベテランの先生の指導力のすごさに感心しました。

県立高校における定期異動による指導者交代は避けられないところがありますが、このようにスムーズな指導者の引き継ぎを目の当たりにでき大変嬉しく思いました。

3年ぶりに育友会総会を実施しました!

私が菊池高校の校長に就任した2年前はコロナ禍の真っ只中でした。昨年も感染状況が厳しく、今年やっと校長として初めて育友会の総会を対面で実施しました。土曜日の雨の中にも関わらず183名の保護者に出席していただき、本当にありがたく感じています。また同時にお子様方の成長や本校教育への熱い思い、期待がひしひしと伝わってきました。

冒頭のあいさつで生徒を育む上では育友会と教職員は両輪であり、お互いの信頼、良好な関係なくして実りある教育できないこと、そのためには、何か不満や不明な点が生じたら、溜め込まず遠慮なく担任先生や教頭先生にお伝えいただき、いろいろな事に迅速、丁寧に対応してきたいということを話しました。

また、本校教育については3つのスローガン「選ばれる菊池高校」「伸びる菊池高校」「夢を叶える菊池高校」や普通科の学科改編、商業科の新たな学び、菊池市からの支援による公営塾「菊池前進塾」、ディレクター、コーディネーターの派遣などについて話をさせていただきました。さらに、公営塾についてはディレクターの月井雅晴先生に直接説明していただきました。保護者の皆様方の関心の高さを垣間見ることができました。

やはり対面で直接話をさせていただくことの重要性を改めて痛感しました。本日、選任された高宗友子会長を始め新執行部の皆さんとしっかり連携を深め、会員の保護者の皆様方のご理解とご支援をいただきながら、全職員一丸となって生徒たちの健全育成に取り組んで行きます。

 

 

菊池市と県教育委員会の連携協定が締結されました!

本日、県庁において菊池市の江頭実市長と県教育委員会の古閑陽一教育長との間で「菊池市に所在する県立高校の魅力向上に関する連携協定」が締結されました。協定書では「菊池市に所在する県立学校生徒の学力向上に関すること。探究的な教育活動等に関すること。菊池市の地域活性化に関すること。」について連携・協力して取り組むことが定められています。

そこで、具体的な内容として菊池市から学力向上のためのディレクターと探究活動のためのコーディネーターを高校に派遣し、教育活動を支援していただきます。また、本校のセミナーハウス「拓志館」において菊池市の公営塾「菊池前進塾」が開設されます。菊池市は、江戸時代から多くの私塾が開かれ、菊池地域の文教を支えてきました。このことが「文教菊池」という教育理念に受け継がれていますが、「前進塾」も未来を担う人財の育成を目指します。

このように、本校の教育活動を支援する心強い協定が本日締結されました。この協定により本校教育活動がさらに魅力化し、地域から「選ばれる高校」となるようしっかりと取り組んでいかなければならないと思っています。

男子バレーボール部が6年ぶりに県大会ベスト8進出しました!

この土日は各競技において県高校総体の前哨戦となる大会が開催されています。

本校関係では男女バレーボール部が大会に出場し頑張ってくれました。


即戦力として期待している新入生もいるようですが、先週金曜日からの1年生の学年閉鎖により、1年生の大会参加は自粛してもらいました。そこで、男子は6人、女子は7人での参加となりました。コロナウイルス感染による出場辞退などもありましたが、男子バレーボール部が1回戦不戦勝、2回戦で御船高校に1・2セットともリードを許した状態からの終盤の見事な逆転勝ちで6年ぶりのベスト8進出を果たしました。

顧問の椎葉先生は女子チームをベスト4に育てた経験のある指導力の持ち主で、今回男子を見事ベスト8に導いてくれました。今日は準々決勝で第二高校と対戦し、惜しくも敗退しましたが、県総体に向けた大きな弾みをつけることができました。

また、女子もベスト8を掛けた試合でシード校の八代高校と対戦し、良く拾う粘り強いバレーを展開し最後まで食らいつきましたが、惜しくも敗退しました。

野球部も城北地区高等学校春季大会で有明高校と対戦し、9回までリードしていたものの最後の最後に追いつかれ、延長戦で惜敗しました。こちらも10人での戦いと各部ともギリギリの人数で本当に良く頑張っています。

本校では「部活動の活性化」を課題の一つに掲げており、各部とも年度始めの大会において、これからが楽しみとなる頑張りを見せてくれました。

頑張れ、菊池高校!

年度始めの会合に追われた1週間でした!

今週から新学期が本格的にスタートし、あっという間の1週間でした。各種の年度始めの会合に追われた1週間となりました。月曜日は県北地域振興局本部長、観光協会会長、商工会会長などとの会合、火曜日は育友会役員会、水曜日は県立学校校長会、木曜日は高体連評議員会、今日は商業関係高校校長会がありました。残念ながら学校で落ち着いて新年度始めの生徒たちの様子をじっくりと見ることができませんでした。

しかしながら、各学年及び校務分掌で主任主事等を中心として年度始めのスタートをしっかりと切ってもらっています。また、新たな取組等も積極的に行ってもらており大変心強く思っています。その一方で、コロナウイルス感染により本日1年生の学年閉鎖を余儀なくされる状況となりました。新入生のせっかくのスタートでしたが、感染拡大を未然に防ぐための措置として判断しました。土日に様子を見てその後の対応を決定するつもりです。

今年度も「空振りは許されるが、見逃しは許されない」ということを肝に銘じて、生徒たちの安心・安全を第一に考え学校運営をしていきたいと思っています。

1年生と3年生に話をしました!

今週からいよいよ本格的に新学期が動き出します。今日は1年生に新入生のオリエンテーション、3年生には第1回目の学年集会で話をさせてもらいました。新入生オリエンテーションでは、自分自身の人生においても高校時代はとても重要な期間で、大きなターニングポイントになっていることを話ました。高校時代に先生に声を掛けていただき、迷いながらもハンドボール部に入部し、競技と出会い、続けたことが、その後の体育教師、男女の世界選手権大会の熊本開催などに繋がり素晴らしい経験をすることができました。

また、3年生の学年集会では、107名全員揃って来年の3月1日に「菊池高校に入学して良かった。」との思いを持って次のステージに羽ばたいてくれること。そのために、大学、企業、専門学校などに校長として自信を持って推薦できるような生活をして欲しい。進路実現は3年間の集大成と言いたいところだが、今からでも良いので、進路実現に向けて真面目にコツコツと頑張って欲しい、真面目に頑張った生徒が報われるようにしたい。というの思いを話しました。

両学年とも素晴らしい態度で私の話に耳を傾けてくれました。生徒一人ひとりの顔をみていると、目の前の生徒たちの夢、目標が叶うようできることは何でも全力で取り組まなければとの思いを新たにしました。

126名の新入生を迎えました!

本日は午後から入学式を行いました。多くの保護者が見守る中、普通科未来探究コース17名、地域探究コース58名、商業科58名の計126名の入学許可宣言を行いました。学校の先生という職業は毎年、このように新たな気持ちで新年度を迎えることができ、とても幸せであると思っています。

特に今年度は普通科に新たなコースの設置と商業科の学びの見直しを行い、これに合わせて菊池市からこれまで以上の大きな支援をいただきスタートする改革元年の年です。そのような意味で今日は特別に菊池市の江頭実市長がOBとして、また市長として新入生にお祝いと激励の気持ちを込めて熱く語っていただきました。このような特別な年に入学してきてくれた新入生をいかに育てるかが、これからの菊池高校の真価を問われることになると責任の重さを覚悟しています。

併せて、本日は菊池白龍會からお祝いに雄龍と雌龍(大人の龍)を正門に飾っていただきました。このような地域からの激励も新入生の大きな励みになったと思います。多くの親子が記念写真を撮っていました。

このように菊池高校は行政や地域の方々から支えられ「地域とともにある学校」として前進して行かなければならないと思っています。

 

期待で胸膨らむ始業式となりました!

いよいよ新学期のスタート。新転任の先生方の紹介、表彰、始業式、新クラス発表と慌ただしく時間が流れていきました。新任式では初めて目の当たりにする先生方を見つめる生徒たちの表情が何とも言えず、どんな先生かと楽しみに期待している気持ちが伝わってきました。また、表彰式では先日の「第150回九州地区春季野球熊本大会」の2回戦鹿本高校戦で見事大会3号のホームランを打った2年生の松岡智志君にホームランボールの贈呈を行いました。今後のますますの活躍に期待しています。

また、始業式では今回の法律改正で成年年齢が引き下げられ3年生が順次、大人の仲間入りをしていくにあたり、大人とはどういう人のことを言うか、どうあらねばならないかということについて私なりに考えた3つのことを話をしました。1つ目は「他人や周りのことを考える、思いやることのできる人」次に「自分の言動に責任が持てる人」3つ目として「自立している人」です。

一人ひとりが大人としてあるべき姿をしっかりイメージし、大人のとしての言動が取れる生徒が増えれば菊池高校の集団としての質は自ずと高まるのではないかと思っています。話を聞いている姿が素晴らしく本年度に向けて期待で胸膨らむ始業式となりました。

 

 

いよいよ明日から新学期がスタートします!

本日は明日からの新学期のスタートに備え、運営委員会と職員会議を行いました。職員会議に先立ち、今年度から菊池市から派遣していただく高校魅力化ディレクターとコーディネーターの先生方を紹介し、ごあいさつをいただきました。このディレクターとコーディネーターは本年度からの本校の学科改編をサポートしていただくために菊池市から派遣されるこれまでに素晴らしいキャリアをお持ちの先生方で本校にとって非常に心強い存在です。

これは本校のOBでもある江頭実市長が菊池市の高校の活性化が地域の活性化に繋がるとの思いから、高校までは地元の高校で学び、郷土愛に溢れ地域の発展に貢献できるような児童生徒たちを育成するために地元高校がこれまで以上に魅力あるものとなるために創設していただいた取組の一つです。

私はこのような本校に対する地域の期待と支援に大きな感謝と本校の将来にワクワクする気持ちで新年度を迎えています。本校職員にとってもディレクターとコーディネーターの先生方から大きな刺激をいただくことにより、今後の教育活動への相乗効果となると思います。

お二人の具体的な活動については今後、お伝えしていきます。

サッカー部、阿蘇の地で頑張ってます!

サッカー部は今日と明日、「阿蘇農村公園あぴか」において合宿で強化練習を行っています。このコロナ禍でこれまで計画はしていたものの合宿練習を実施することができず、私が赴任してからは初めての合宿ではないかと思います。今日は専大玉名、九州学院、千原台とゲームを行いました。交代要員もほとんどおらず、先日卒業した先輩も助っ人で来てくれていましたが、非常に密度の濃い練習となっていると感じました。また、8日に入学し、入部を希望している生徒も保護者の送迎により4人参加してくれていました。

サッカーを専門としている保健体育科の内古閑先生が赴任して丸2年、前任校が定時制高校であったため部活動の指導をすることができず、本校赴任早々から水を得た魚のように熱心に指導に当たってくれていますが、なかなか部員が増えず苦慮している姿を見てきました。しかしながら3年目を迎え、その努力が実り「菊池高校でサッカーをしたい」という志を持った生徒が入学してきてくれているようです。今日も保護者の皆さんが高校生活での部活動に期待を込めた熱い眼差しで見守っておられました。

これまでも競技ばかりではなく、朝からの校内外の清掃活動や元気で溌剌なあいさつなどを実践してくれているサッカー部がさらに活気を増し、学校を引っ張ってくれる集団となることに期待を抱きました。

11名の先生方をお迎えし、新年度がスタートしました!

先日、11名の先生方をお送りし、寂しい思いをしていましたが、本日新たに新進気鋭の11名の先生方をお迎えしました。まず始めに新着任の先生方に辞令を交付し、その後、学校の核となる運営委員会のメンバーの先生方への辞令交付、引き続き運営委員会、新任者の紹介、職員会議を行い、令和4年度の船出をを行いました。

運営委員会では主任・主事を始めとする運営委員の先生方へ期待する役割や思いを述べさせていただきました。また、職員会議では「令和4年度に向けて」と題して年度始めに当たっての話をしました。まずは「健康第一」、今年度1年間先生方が心身ともに健康で生き生きと生活していただくこと、また、本年度は本校の「学科改編元年」、始めから上手くいかないこともあると思うが、失敗を恐れず思い切って活動しようという話などをしました。

その後、学年団や校務分掌、部活動編成等を決定し、新年度のスタートを切ることができました。先生方はこれから部会や学年会、教科会等でこれからの役割分担などについて話し合いをされます。お一人お一人の先生方がしっかり役割を果たしていただき、さらに学校が組織として活性化していくことを願っています。

本年度最後の日に嬉しいメールを頂きました!

いよいよ本年度最後の1日となり、慌ただしい思いの中で嬉しいメールを頂きました。去る3月29日(火)に県営八代野球場で開催された「150回九州地区高等学校野球熊本大会」3回戦、八代高校対本校の試合を観戦しておられた方からのメールです。送り主は鹿児島県在住の方で高校野球が好きで九州各県の試合や甲子園球場にも出かけられるとのことで、熊本県は28日から一般観戦が許されたので八代までこられたとのことです。

送信のきっかけは試合中にキャプテンで投手をしていた森山くんの取った行動に感銘を受けたからだそうです。メール文には「八代の打者に死球を与えました。直後に彼は打者に丁寧に帽子を取り謝りました。ここまではならよく見るシーンですが、スリーアウトとなり、両校攻防入れ替わりの際、森山投手はベンチに帰らず、三遊間にいる死球を受けた走者のところに歩み寄り、帽子を取り、丁寧にお辞儀しました。そこで交わされた会話の内容は聞こえませんでしたが、私には『大丈夫?すみませんでした』とか『大丈夫です』と聞こえました。森山投手から若人のエネルギーと周りを慮る気持ちに接することができ、素晴らしい一日でした。」と書かれており、さらに少人数で頑張っている本校野球部の姿に「高校野球の原点」を感じたとも記されていました。

本年度最後の日にこのような嬉しいメールに触れることができ、野球部を始め菊池高校の来年度に向けた大きな弾みになったと感じています。本年度1年、本当にお世話なりました。ありがとうございました。来年度も菊池高校をよろしくお願い致します。

お世話になった11名の先生方を送り出しました。

今日は本年度の定期異動により転退任される先生方の退任式を実施しました。既に24日(木)の終業式時に3人の先生方の退任式を行っており、本日は11名の先生方をお送りしました。特に、今回は30数年の永きに渡り本校に育友会の事務局員としてお勤めいただいた先生もご勇退されることとなり、長い先生は30数年、短い先生で1年となりました。ご勤務の長さは長短ありますが、本校への貢献度は皆さん大きなものがあり、改めて感謝の気持ちを表させていただきました。

式には1・2年生の在校生と先日卒業した卒業生が数多く参加してくれ、先生方をお送りするのに相応しい雰囲気の退任式となりました。嬉しかったことに多くの先生方がこの菊池高校が確実に素晴らしい学校になっているということを口々に言っていただきました。その話の通り、先生方のお別れの心のこもった話に耳を傾ける生徒たちの姿がとても立派で感動的な式となりました。

転出して行かれる14名の先生方にとって菊池高校での勤務の経験や生徒や保護者の皆さん、先生方との出会いがこれからの人生にとって貴重な財産となれば幸いだと思っています。

「早稲田大学・大隈塾U−18in阿蘇」を見学してきました!

今日は本校の商業科の地域課題解決学習などでお世話になっている一般社団法人みらいず設計Lab..が主催するセミナー『あなたの「やりたい」が見つかる!早稲田大学・大隈塾U−18in阿蘇』が小国高校で開催されました。このセミナーはジャーナリストの田原総一朗さんが塾頭を務め、次世代のグローバルなリーダー養成を目指す早稲田大学の大隈塾に所属している学生やOB、10名程度が企画運営されました。

小国高校と阿蘇中央高校の1年生が参加し、自分の将来を考えるうえで、「何がしたいかわからない」「自分が何にむいているのかわからない」「やりたいけど無理かな・・・・」などの「わからない」や「不安」という壁を乗り越えるために年齢の近い大学生が親身になって一人一人の悩みや性格、夢や希望などを聞きながら人生の目標を考える手助をけするワークショップでした。

第一部では熊本出身でファクトリエ代表の前田敏夫さんの講話がありました。前田さんは月の半分以上は地方のアパレル工場やものづくりの現場に訪問しておられ、日本が世界に誇る工場やものづくり、メイドインジャパンを大切にした活動をされています。「誰でも輝ける場所が必ずある」「人生は必ず良い方向に進んでいる」というとても前向きに頑張る気にさせられるパワーをもらうました。

前田さんの話や大学生の明るく元気に高校生を導く姿に触れ、今日、改めて「明日からの新しい目標」「一歩踏み出す勇気」の大切さを感じることができました。

今後の学習にSDGsの視点を導入したいと思っています!

今年最初の職員会議で今後の本校の教育方針として学習に「SDGs」と「探究活動」の視点を導入していきたいという話をしました。その理由として菊池市が昨年5月に「SDGs未来都市」に選定され、人口減少や少子高齢化の著しい進行により社会や経済のあらゆる面への深刻な影響が想定される中、持続可能な社会の実現に向けた取組を推進しているからです。また、地元の小・中学校もEDS(持続可能な開発のための教育)に取り組んでおり、地域に根ざした高校を目指している本校も積極的に取り入れる必要性を感じたからです。

「探究活動」については来年度からの普通科の学科改編において柱となる活動です。そのような中、本日、菊池市教育長の音光寺以章先生を講師として研修を行いました。先生は菊池南中学校の校長時代にESDの取組により令和2年度「地域学校協働活動」推進に係る文部科学大臣表彰を受賞されています。その豊富な実践をもとに先生方への実習も交え、大変わかりやすく懇切丁寧にお話いただき、先生方にとって非常に有意義な研修の機会となりました。

今後、「探究活動」と併せEDSの取組を通して菊池高校生として身に付けさせたい能力と態度を明確にし、具体的な生徒の姿として表すことがでいるよう取り組んでいきたいと思っています。

11年前の今日、風化させてはいけません!

11年前の3月11日、たしか金曜日だったと記憶しています。県内の多くの中学校で卒業式が行われた午後2時46分、東日本大震災は発生しました。信じられない映像をテレビを通して目の当たりにし、現実とは思えない光景に衝撃を受けたことを鮮明に記憶しています。

死者数15,900人、11年経った現在もなお2,523人が不明で38,000人が避難生活を余儀なくされている未曾有の大災害です。これまでそれぞれ一人ひとりの11年があったかと思いますが、決して風化させてはいけないという思いを今日また新たにしました。

 私は前任校でこの日卒業した中学3年生を高校1年生の学年主任として受け持つことになり、教育のバックボーンはこの災害で失われた多くの命や被災者の痛みに寄り添って自分を見つめ直すことでした。その思いがあればどんな困難にも打ち勝つことができると生徒たちを鼓舞していました。その生徒たちも26,7歳となり時折成長した姿に出会うことがあり、大変うれしく感じることがあります。

熊本でもその5年後に2度にわたる熊本地震を経験していますので、同じ被災地として思いをともに「創造的復興」を成し遂げるべく、しっかり前進していかなければならないと思っています。

欠席者の卒業証書授与式を行いました!

残念ながら先の卒業式に出席できなかっった生徒が2名いました。その中の1名の卒業証書授与式を本日、校長室で執り行いました。本人とお母さん、3年生の関係の先生方の立会のもと温か味のあるアットホームな授与式でした。3年生の先生方が制作した思い出のDVDに始まり、卒業証書の授与、式辞、本人からの話、校歌、閉式という至ってシンプルな次第でしたが、式辞の最中も本人とお母さんがともに涙される姿を目の当たりにし、3月1日の卒業式とはまた違った感動を覚えました。

本人からのあいさつでも涙で言葉に詰まりながら、これから社会に出ていく決意をしっかりと話してくれました。式後は親子での記念写真や先生方との記念写真など和やかに時が流れ、本番の卒業式には残念ながら参加できませんでしたが、思い出に残る1日になったと思います。

本校の先生方は生徒一人ひとりのことを大切に思い、いろいろなことにとても丁寧に優しく対応してくれます。本日もこのような式を企画してもらい本当に良かったとうれしく感じました。

 

野球部のPRが「YouTube」にアップされています!

テレビ番組の「アメトーク」に高校野球大好き芸人として出演しておられる「いけだてつや」さんが本校野球部のPRをYouTubeにアップしてくれています。これまで4回にわたりアップされています。私も野球部の保護者さんから情報を得て見ましたけれど物凄いPR効果だとありがたく思いました。

池田さんは3年生(先日の卒業生)のお別れ試合を見学に来られており、その時にご挨拶、お話をさせていただきました。必由館の野球部のOBでちょうど帰熊されており、渡辺監督を訪ねて来られたとのことでした。部員たちは池田さんのことはテレビで知っていたようで訪問を喜んでおり、サインをもらったり、記念写真を取ったりしていました。

野球部はこれまでの長い伝統の中で、恵まれた練習環境や後援会、OB会、保護者会などの素晴らしいバックアップ体制があります。現在部員10名と部員不足の状況ですが、少数精鋭で日々頑張り、来週からの練習試合再開、春の大会に備えています。

このYouTubeがもう少し早くアップされ生徒募集に活かすことができればと少々残念に思いましたが、菊池高校で頑張ろうという新入部員の加入も予定されていますので、これまで以上の活躍を期待しています。

あっという間の1週間でした!

今週は月曜日が3年生の表彰式と卒業式の予行、火曜日は3月1日で卒業式、厳かな素晴らしい式で140名の卒業生を無事送り出しました。水曜日は生徒たちを家庭学習とし2月24日(木)と25日(金)に行われた高校入試後期(一般)選抜の採点業務を行いました。昨日は1,2年生の進級判定会議、本日は高校入試の合格判定会議を午後から実施し、あっという間の1週間が終わろうとしています。

気がつけば今日は3月4日、今年も既に2ヶ月が経過し本年度も残すところ1ヶ月足らずの状況となりました。本当に月日の経つのが早くて、いろいろな事が追いつて行っていないような気がしますが、時間は止まってくれません。本県は「まん延防止等重点措置」も3連休明けの21日(月)まで延長され、引き続き感染防止対策のための制限の中で教育活動を行わなければなりません。いつになったらなんの障壁もなく思い切った教育活動ができるのかともどかしい思いです。

この年度末、年度始めは生徒たちにとっては新学年に向けて、前向きに集中して物事に取組むことができる時期です。このような状況でも機を逸さず、大きく成長するようしっかりとサポートしていきたいと思います。

 

140名の卒業生に幸多からんことを願います!

暖かさは増してきたものの、小雨降りしきる卒業式となりましたが、非常に厳かで落ち着いた素晴らしい式でした。

私は式辞で高校生活の3分の2がコロナ禍での生活を余儀なくされ、できなかったことも数多く不完全燃焼な高校生活ではなかったかと危惧しているが、この期間だったからこそ感じることができた「当たり前が当たり前ではないこと」「ありがたさ」「感謝の気持ち」など多くのことがあったのではないか。

このような時期を経験して来たからこそ、昨年11月に出前ゼミで来校いただいた蒲島知事の演題「逆境にこそ夢がある」努力すれば夢は叶うと言いたいところだが、北京オリンピックにおけるフィギュアスケート羽生結弦選手の「努力って報われないなって思いました」「努力と結果の意味や価値について、考えさせられる、これからの人生にとっても、大切な時間となりました」という言葉を引用し、目標に向かって一生懸命努力できる人の素晴らしさ、努力することの価値、努力に無駄はなく、これからの人生においてなりふり構わず、一心不乱に夢や目標に向かって努力する経験をして欲しい、そうすれば必ずや素晴らしい人生を送ることができると話ました。

何か少しでも卒業生の心に響く言葉があったなら幸いです。140名の卒業生が先行き不透明で変化が激しい社会をしっかりと生き抜き、幸多からんことを願っています。

後期(一般)選抜を無事終了しました。次は卒業式です!

昨日、無事高校入試の後期(一般)選抜を終了し、採点業務も予定していたところまで行い、前半戦というか第一関門を終えることができました。心配していたコロナウイルス感染症による欠席や別室受検もなくきホッとしています。しかしながら、おそらく私立高校合格によるものと思われる受検辞退が予想以上に出て、とても残念な思いと現状の厳しさを痛感しています。

高校入試についてはここで一旦気持ちを切り替えて月曜日は卒業式の準備、予行、3月1日(火)が卒業式本番となります。しかしここでも残念な事態を心配しています。コロナウイルス感染により卒業式に参加できない生徒が出る可能性があるということです。本当にこのコロナウイルスはいろいろなことに影響を及ぼる厄介な感染症です。卒業生はこれまでも高校生活の約3分の2をコロナ禍で生活し、多くの制限を受けてきました。ここに来て「まん延防止特別措置」が延長され、期間中の保護者と教職員のみの参加による卒業式となり、参加できない卒業生まで出れば本当に残念でなりません。

思いだけは精一杯のお祝いの気持ちで卒業生140名を送り出したいと思っています。

 

これまでにない変則的な日程になります。

今週は、明日準備し祭日を挟み木曜日と金曜日に高校入試の後期(一般)選抜が行われます。そして週明けの28日(月)に表彰式、卒業式予行を行い、1日(火)が卒業式、2日(水)が高校入試の採点とこれまでにない変則的な日程となります。これに現在の「まん延防止等措置」の延長が重なり、コロナウイルス感染症の影響を受けず、これらの日程を無事消化できればと思っています。

まずは24日・25日の後期(一般)選抜がコロナ禍の影響を受けず、志願している51名が全員受検してくれることを願っています。仮に受検できない場合は追検査を実施し、感染した受検生が不利益を被らないよう最大限の配慮もなされています。

また、これまでなら検査終了後に採点に入るところですが、一定の作業までとし卒業式の翌日に採点を再開するということになります。皆様方の関心も高く絶対にミスが許されない業務ですので、慎重のうえに慎重を重ね、事に当たらなければなりません。

本校はこのような業務に対する対応力は非常に高く、先生方お一人お一人が責任を持って任務を果たしていただくので、大変心強く思っています。

140名の卒業が決定しました!

本日、普通科72名、商業科68名、計140名の生徒の卒業が決定しました。残念ながら今年の卒業式もコロナ禍の影響を大きく受けることとなります。3年連続で来賓や在校生の出席のない卒業生、保護者、職員だけのシンプルな式となり、残念ながら多くの関係の皆様方に見送られての旅立ちという訳には行きませんが、全職員で心を込めて準備に当りたいと思っています。

私は今回の卒業生が2年生に進級する2年前に赴任し、2年間生活をともにしました。未知のウイルス、コロナウイルスの感染拡大の真っ只中で、新学期が始まってすぐに2ヶ月間の休校に入るという学校教育始まって以来の未曾有の出来事といっても過言ではなかった状況でした。そのような状況から感染状況には動きがあったものの収束を見ることなく、卒業式を迎えることとなります。

高校生活最高の思い出となるはずの修学旅行は中止、最後の「菊翔祭体育の部、文化の部」も中止と多くの楽しみを奪われ、不完全燃焼の高校生活だったかもしれませんが、伝統ある菊池高校の卒業生として社会で活躍して欲しいと思います。

 

感動の金メダル、凄い高木美帆選手!

たった今、高木美帆選手の金メダルが決まり、感動の余りこのブログに向かっています。スピードスケート競技で5種目に出場し、3つの銀メダルを獲得し最後の1000mで見事金メダルを獲得、凄いとしか言いようがありません。500mから3000mまでの個人種目と団体パシュートに出場するだけでも他に例を見ない偉業です。

これまでの努力を思うと想像に絶するものだろうと思います。本命と目されていた1500mと団体パシュートで金メダルを逃し、最後のレース、今日の1000mでの金メダル獲得、感動せずにはいられません。このような場面に接すると人間の可能性は無限大、限界はないのか、とも思います。しかし、もちろん誰にでもできることではないことはわかっていますが、自分自身ももっとやれるのではという気にさせられ、元気と勇気をもらいました。

私も長年、スポーツに携わってきた人間として今回のオリンピックでまたスポーツの素晴らしさ、スポーツの持つ力を実感しているところです。

学年末考査も終わり本来なら・・・

本日で学年末考査も終了しました。本来なら部活動再開で、特に2年生にとっては最後の県高校総体、総文祭に向けて、張り切ってのスタートといったところではないでしょうか。ところが、コロナ感染症の収束の目途は立たず、「まん延防止特別措置」の延長で部活動も思ったようにすることができません。生徒たちのエネルギーはどこに向ければいいのかと感染症にかかることと同じくらい、高校時代の心身の健全育成に支障をきたしているのではないかと心配でなりません。

本校においても感染者の判明は後をたたず、学年末考査にも大きな影響がありました。関係の生徒に不利益が被らないようにとは考えているものの受けるべきものを受けることができないというのは残念でなりません。一日も早い収束を願うばかりですが、もうしばらくはこの繰り返しのような気もしてなりません。

一生に一度しかない高校生活、このようなコロナ禍でもやるべきことをやり、経験すべきことを経験できる充実した高校生活になるよう、安全・安心面との両立を図っていきたいと思っています。

大学時代の恩師に刺激を受け、元気をもらいました!

今日は嬉しい突然の来訪がありました。熊本大学教育学部名誉教授で特定非営利活動法人ひとづくりJAPANネットワーク(以下、ひとづくりネット)理事長の中川保敬先生が突然学校に訪ねて来てくださいました。ひとづくりネットは県内の青少年の家や自然の家の管理運営等を行っており、菊池少年自然の家の管理運営も行っています。今日は菊池少年自然の家に来たということで、菊池高校に寄ってくださいました。

中川先生は私が学生時代に大学の先生として赴任され、甚だ失礼ですが先生というより兄貴分のような存在で、それから30数年、昼夜ともに大変お世話になっています。先生は数々のスポーツ関係の団体や機関の要職をお務めになられ、本県スポーツ界の重鎮ですが、現在も勢力的に活動されています。特にスポーツ活動や社会教育活動を通してこれからの社会を担う青少年の健全育成に力を注いでおられます。

相変わらずの情熱で、これからのスポーツの意義や学校部活動の問題、管理運営している社会教育施設のことなどを熱く語って行かれました。突然の嬉しい恩師の訪問で私の方が刺激を受け、元気をもらいました。

厳しい状況ですが、手応えは感じています!

2月4日(金)で公立高校入試の後期(一般)選抜の願書受付が締め切られました。本校の出願状況はは来年度から新設する普通科「未来探究コース」が29人の募集に対して出願者数5人、志願倍率0.17倍、同じく「地域探究コース」が52人に対して26人、倍率0.5倍、「商業科」が40人に対し19人の0.48倍という厳しい結果でした。

新聞情報によると現時点で38校の117学科・コースが募集人員に満たっていないとのこと。多くの高校で本校同様、生徒募集に苦慮している様子が伺えます。

県立高校では各学校のスクール・ミッションを明確にし、それに対する各学科・コースのポリシーを作成するなどして特徴や魅力を発信する準備もしています。また、今回の普通科の学科改編や商業科の地域活性化イベント「菊高ジャック」や資格取得への取組等も新たな取組みとして魅力化に繋がるものと確信しています。

なかなか志願者数という結果として「形」に表すことは難しいですが、生徒たちや先生方の頑張り、保護者、卒業生や地域の皆様方の協力、支援など確かな手応えは感じていますので、在校生はもちろんこれから入学して来てくれる生徒をしっかりと育成していきます。

2年間の成果発表、見事に終えることができました!

本日は令和3年度国立教育政策研究所「教育課程研究指定校事業(商業)」研究協議会が県内はもとより全国から40数名の商業関係の先生方の参加のもとオンラインで開催されました。本校は昨年度、本年度の2年間、この指定を受け研究を進めてきました。

ちょうどコロナウイルス感染拡大と時期を同じくしての指定でしたので県教育委員会から指定校事業を実施するかどうかの確認もなされたところでした。商業科の先生方の是非やろうという前向きな意志により取組みがスタートしました。本日は全国に向けたその成果発表会でしたが、主査の猿渡瑠里先生が素晴らしい発表をしてくれました。これも猿渡先生をバックアップして商業科の先生方がチームとして取り組んでいただいた成果だと、心から感謝しています。

この指定校事業を通して様々な取組みをして来ましたが、昨年10月30日に実施した地域活性化イベント「菊高ジャック」もその1つです。「婚活パーティー」が多くのメディアにも取り上げられました。これらの取組みを通して生徒が生き生きと活動し、その姿に明らかな変容が見られました。

主催者である国立教育政策研究所の田中圭教育課程調査官からも高い評価をいただき、今後全国の高校から取組みについての問い合わせなどもあるだろうとのことでした。

この2年間の成果を今後の学校全体の教育活動にしかりと生かしていきたいと思っています。

2月を逃がさない!

2月に入り、昨日から後期(一般)選抜入試の願書受付が始まりました。9日(水)から3連休を挟んで16日(水)まで1,2年生の学年末考査、24日(木)と25日(金)に後期(一般)選抜入試があり、26日(土)・27日(日)の休みを挟んで28日(月)は卒業式の予行となります。その間に各種の重要な会議もあります。このように列挙するだけでも2月がすぐ逃げていってしまうことは想定していなければなりません。

今日も主任主事の先生方の会議、運営委員会の中でも来年度に向けた大胆な業務改革、削減案を会議の検討事項に挙げてもらうようにお願いしました。「教育に無駄はない。教育は無駄の積み重ね。」という一面があることも十分理解はできますが、これまでの既成概念にとらわれない思い切った効率的な学校運営ができればと考えています。

とにかく2月はほかの月に比べて日数が少ないのは間違いありませんので、早目、早目に事に取り掛かり、「逃げる2月」を逃さないように充実した月にしなければならないと思っています。

あと1ヶ月、卒業認定と式についての会議をしました!

今日は1月最終日、明日から2月です。予想通りの早さで1月も行ってしまいます。各中学校に前期入試の合否の通知をしました。かと思うと、明日からは後期入試の願書受付です。残念ながら前期入試で合格することができなかった生徒が後期入試でも出願してくれることを願っています。

また、今日は卒業認定と卒業式についての会議をしました。残念ながら今年も卒業式への来賓の皆様方の案内は控えることになりました。3年連続です。関係の多くの皆様方に見守られて晴れの門出を祝ってもらいたいところですが、残念ながらコロナウイルスには勝つことができません。しかし、精一杯心のこもった卒業式を挙行できればと思っています。

今回の卒業生は丁度2年前の1年生の終わりからコロナウイルスの影響を受け、高校生活の最大の楽しみである修学旅行もとうとう実施することができませんでした。その他にも高校生活最後の「菊翔祭体育の部、文化の部」も中止となり不完全燃焼の高校生活だったかもしれません。

現在は第6波真っ只中での家庭学習期間に入っていますが、希望をしている全ての生徒が3月1日にこの学び舎を未来に向かって巣立って行ってくれることを楽しみにしています。

オミクロン株の猛威を感じています!

昨日の県内の感染者数が1,281人で過去最多を更新しました。校内でも感染者や濃厚接触者が判明しています。1昨年の12月に本校から10人の陽性者がでましたが、その時とは状況が大きく変わっています。昨日まで県内の陽性者は24,659人ですが、本校の関係者が1,500例目だったことを覚えています。どこまで拡大するのかが全く予測不能な状況です。

現在は管内の感染者が多く、濃厚接触者の特定もできません。また、感染経路としては家族感染が多いように思います。本校での1昨年12月時には「念のため」と言ってクラス全員が検査を受け、10日間の休校、結果的には学年全員が検査を受ける事態となりました。今は個人の判断や行動、自覚に負うところが大きくなってきているように思います。

私も校内での感染防止対策の徹底と情報伝達アプリで保護者の皆様方に向け、日々の体温測定による健康観察や体調の異変や不調を感じたときには登校は絶対に控えるなどお願いをしているところです。

今日も「菊池高校関係者の総力を挙げてこの難局を乗り越えましょう。」と発信したところです。

初めての普通科、商業科での前期選抜でした!

来年度からの学科改編により普通科に「未来探究コース」と「地域探究コース」を設置する関係で初めて普通科、商業科の両科で前期選抜を実施しました。普通科の2コースには作文検査、商業科には集団面接を実施しました。

先日の共通テストでの事件を受け、菊池警察署が校門前への警察官派遣と周辺のパトカー巡回による警備を実施していただきました。受検生が安心して受検ができるようにと署長自ら学校にもお越しいただきました。学校と警察とが安全・安心の向上のため連携を図ることができ本当に感謝しています。

本日は「未来探究コース」11名、「地域探究コース」40名、「商業科」55名の計106名が受検してくれました。昨今の感染拡大で心配していましたが、別室での受検者もなく無事終了しました。朝から受検生の顔を見て挨拶をしましたがみんな元気な挨拶を返してくれ、本校での高校生活を楽しみにしている様子が伺え大変うれしくなりました。

本校を選んでくれた中学生や保護者の期待に応えることができるよう全職員で力を合わせ全力で教育に当りたいと考えています。

商業科の頑張りが数字にも表れています!

教育の成果というのはなかなか数字や結果では表れにくいものです。それ故、教育は結果ではなくその過程が大切だとよく言います。しかし、成果が数字や結果で明らかに出るとやっぱり嬉しいものですし、達成感を感じることができます。

商業科においては昨年と今年の2年間、文部科学省国立教育政策研究所「教育課程研究指定校事業」の指定を受け、これを契機として「学びの見直し」が行われ、取組みが明らかに活発化しています。

本日から3週にわたり商業科の検定試験が実施されます。受験者数においても上級受験においても飛躍的に伸びており、生徒のやる気、先生方の指導が相乗効果を起こしています。また、地域活性化イベント「菊高ジャック」などの実践、体験を通して生徒たちの成長する姿を実感することができます。

これらの成果が明日実施される前期入試の志願者数についても昨年の39名から56名と数字にも表れました。商業科主任はまだまだ満足されていないようですが、検定の受験者数、生徒の姿、志願者数など数字や結果として表れていることを心から嬉しく思います。

これが普通科の頑張りと連動し、学校全体がさらに活性化していくものと思っています。

菊池高校の未来について協議しました!

東京の武蔵野美術大学から地域との連携や高校の学習活動への支援を行っておられる部署の2人の先生が、菊池地域や本校の探究活動との連携を模索するため昨日から来熊されています。

本日はその2人の先生と高校生の探究活動をサポートするマイプロジェクト熊本県事務局の先生、商業科の地域課題解決学習をお手伝いしていただいているみらいず設計labの代表者、菊池市政策企画部の職員さん、このような機会を作っていただいた本校OBで県立高校校長OBの先生方でこれから展開する本校の探究活動について協議しました。

現在のコロナ禍でも感じることですが、本当に世の中が先行き不透明、予測不能で何が起こるかわからない状況になってきていることを実感します。また、そのスピードも急激に増してきているように思います。このような世の中を生き抜いていく人間を育てるためには現在の教育だけではいけないと痛感します。

そのような中で本校教育の柱とすえ、今後充実させていきたいと考えているのが探究活動です。この活動にはいろいろな方々の協力が不可欠で、これまでの教職員としてのノウハウだけではできないものだと思っています。本校の活動に対していろいろな方面からご支援、ご協力をいただいており、どのような学びを作り上げることができるかワクワクしています。

 

またしてもコロナウイルスによる中止を余儀なくされました!

またもや本県において明後日の1月21日(金)から2月13日(日)まで「まん延防止等重点措置」が適用されることとなりました。これに伴い26日(水)に予定していた「ハーフマラソン大会」を中止することとしました。昨年に引き続きの中止で非常に残念な気持ちです。

中にはラッキーと思っている生徒もいるかもしれません。しかし、体育の時間の練習の様子を見てみるとみんな本当に良く真面目に走っており、「きつい、走りたくない」という思いと葛藤しながらも打ち勝つ生徒が増えてきたように思います。本校のマラソン大会は男女ともに学校から竜門ダム往復の17km、今年コースを見直し昨年の19kmより少し短くなりましたがアップダウンの激しいかなり過酷なコースです。

このコースをゴールした自信、思い出は菊池高校生ならではの高校時代の貴重な体験になると思います。またしてもコロナウイルスにその大切な機会を奪われたようで歯がゆい思いです。

今回のオミクロン株の感染力の強さには驚くばかりで、これまで以上に家庭内の感染が多いような気がします。校内において感染を拡大させないように学校としてできる基本的な感染防止対策をしっかりと講じていきます。

多くの中学生が受検してくれます。感謝!

1月13日から昨日まで高校入試前期(特色)選抜の出願受付がありました。来年度からの普通科の学科改編に伴い、初めて普通科でも前期選抜を行うこととなりました。志願状況は普通科の「未来探究コース」が14人の定員に対し11人、「地域探究コース」が28人の定員に対し42人、商業科が40人の定員に対し56人と全体で109人の中学生が本校を志願してくれました。

欲を言えば切りがありませんが、昨年は商業科のみの実施で定員40人に対し39人の受検だったことを考えると生徒や先生方の頑張りが報われたようでうれしく思います。もちろん普通科の学科改編はこれからがスタートですので、入学してきてくれる生徒に両コースの特徴、魅力をしっかりと示し、多くの中学生が希望してくれるコースにしなければならないと思っています。

本校の学科改編やこれからの取組みについては地域の皆様方からの熱い期待をひしひしと感じていると同時に大きなご支援も頂いています。期待に応えることができるよう職員一丸となってしっかりと取り組んでいきます。

 

全国2位を菊池市長、教育長に報告しました!

去る1月4日から三重県の四日市市で開催された全日本女子ボクシング選手権ジュニア大会で普通科3年の古賀このみさん(菊池南中学校出身)が見事準優勝という快挙を成し遂げてくれました。その報告に古賀さんと顧問の渡邉昭夫先生、西垣健三郎コーチとともに菊池市役所に江頭実市長と古賀さんが中学校時代の校長先生であった音光寺以章教育長を表敬しました。

古賀さんは中学校まではバレーボール部のエースとして活躍、高校2年生の時に友だちに誘われ、ボクササイズの気分で入部し、当初は試合に出るつもりはなかったとのこと。この話を聞いてお二人とも驚いておられました。もちろん古賀さんの日頃の努力があったことは言うまでもありませんが、新しいものに一歩踏み出しチャレンジするという勇気が今回の快挙をもたらしたものと思います。

本校には地域の地理的要因を活かしたボート部もあり、本校ならではの活動にチャレンジすることで全国で活躍できる可能性を秘めていると思っています。現在1年生だけの6人で頑張っており、大きな期待を寄せているところです。

古賀さんは卒業後もボクシングを本校で練習し続けるそうです。さらなる高みを目指して頑張って欲しいと思います。

全員元気に無事試験場に向かいました!

共通テスト2日目、朝から試験会場で生徒たちを関係の先生方と一緒に出迎えましたが、全員が体調不良等もなく元気に試験場に向かうことができ、まずはホッとしました。後は最後まで持てる力を悔いなく発揮してくれることを願うばかりです。

朝から驚いたことに昨日の事件の影響で警察が出動しての警備がなされていました。本当にどこで何が起こるかわからない世の中になったと痛感しました。事件を起こした生徒の在籍している高校は「昨今のコロナ禍で「密」をつくるなという社会風潮のなかで、個々の生徒が分断され、そのなかで孤立感を深めている生徒が存在しているのかもしれません。」というコメントを出しています。

第6波の襲来によりさらに感染防止対策を徹底しなければならない状況の中で、これまで以上に生徒の心にに寄り添った教育の大切さも忘れてはならないと感じています。

来週は高校入試の前期入試、マラソン大会、その後も学年末考査、後期入試、卒業式と緊張感と適切な判断を要する行事が控えています。校長として状況をしっかり見極めながら生徒の思いを大切にしながらも、安心安全を第一に考えながら事を進めていかなければならないと思っています。

「文教菊池」の誇りを胸に!

今日は明後日から始まる「大学入試共通テスト」の激励会を行いました。その会の激励のことばの中で「文教菊池」の話に触れました。私が本校に赴任した時から校長室には「文教菊池の再興」と記したシールが貼られており、地域の皆さんからが菊池高校を拠点とした「文教菊池の再興」に期待を寄せておられることがひしひしと伝わってきます。

 「文教菊池」は菊池一族の統治時代の21代重朝公が中心地の隈府に「孔子堂」を建立し、武士を集めて儒教の学ばせたのが始まりとされています。その後、この文教重視の思想は渋江一族に引き継がれ、私塾「渋江塾」で学問を行い、その誇りは現在も地域に引き継がれています。

今回の受験生は「文教菊池」の代表としてテストに望む精鋭で、学校としてもこれまでの努力に敬意を表するとともに、持てる力を遺憾なく発揮してくれることを期待しています。くれぐれも体調には留意し、ベストの状態でテストに臨んで欲しいと思います。

また、今日から高校入試の前期選抜の出願も始まりました。

残念ながら校内放送による始業式となりました!

いよいよ本日から3学期がスタートします。本来なら生徒たちの顔を見ながら話をしたかったのですが、残念ながら校内放送による始業式となりました。本校では新年早々嬉しいニュースが飛び込んできました。1月6日から三重県で開催された全日本女子ボクシング選手権ジュニア大会で3年の古賀このみさんが準優勝という快挙を成し遂げてくれました。

中学時代はバレーボールをしていた古賀さんが高校に入りボクシングを始め、こつこつと日々努力し全国2位という見事な成績を収め、「為せば成る」を身を持って実践してくれ菊池高校に元気と勇気、活力を与えてくれました。

始業式では「一年の計は元旦にあり」、新年にあたりこの1年の具体的な目標掲げ、それに伴う行動計画をしっかりと立てることの大切さを話しました。生徒一人ひとりが夢、目標に向かって確実に前進して欲しいと思っています。

今年は生徒一人ひとりの夢実現に向けて普通科に「未来探究」「地域探究」の2つのコースの設置行い、商業科も新たな学びに果敢にチャレンジします。生徒と保護者、教職員との信頼関係をしっかりと深めながらさらなる飛躍の年にしたいと思っています。

今年もよろしくお願い致します!

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。年が明けたかと思うと今日はもう3日、いくつかの部活動で新年の活動をスタートさせました。OB・OGが来られての試合や稽古、新年の参拝、保護者会による炊き出しなど正月ならではの活動が行われていました。本当に卒業生の部や後輩に対しての思いや保護者の皆様方のご支援には本当に頭が下がります。部員たちも心を新たにしたのではないでしょうか?

毎年、三が日は元旦の「ニューイヤー駅伝」2日、3日の「箱根駅伝」を通してスポーツに対するいろいろなことを考えさせられます。「勝負の厳しさ」「日々の練習の大切さ」「本番で力を発揮することの難しさ」「一緒に頑張る仲間の大切さ」など思いを巡らせることが多々あります。そのような中でスポーツ(部活動)を通して選手(部員)たちに人として何を学ばさせるか、どんな力を身につけさせるか、ということを忘れてはならないと強く感じます。

今日、圧倒的な強さで優勝した青山学院の原晋監督から優勝後のインタビューのコメントで「選手たちが自ら課題を見つけその課題解決のための方策を協力して考え、見出し、実行することの大切さ」や「自立から自律へ」などの話をされ、まさしく本校が来年度普通科の学科改編により設置する「未来探究コース」や「地域探究コース」、商業科の「学びの見直し」の中で目指しているものと方向性が同じであることに意を強くしました。

新しい年が本校にとっても飛躍の年となるよう先生方、保護者の皆様方と力を合わせて頑張っていきたいと思っています。皆様方の温かいご支援をよろしくお願いします。

菊池は古くから文教の地です!

今日は「教育立市きくち」委員会の会合に参加しました。この「教育立市きくち」委員会は「文教菊池」の再興を目指して設立されたものです。根底には菊池精神があり、「菊池精神とは、人の人たる気品を堅持し、信義に厚く、精錬なる人格者を理想とし、自らこれに近づこうとする心であり、更に、自らも邪を憎み、悪にくみせず、恥を知り、物や金によって変節せず、勇気をもって信念に生きる心の様相」であり、これに裏付けされたものが「文教菊池」の教育です。

この「文教菊池」は菊池一族の第20代為邦公の時代に遡り、長い歴史の中で受け継がれてきました。しかしながら、古くからの文教の地であるとは言いながら、現在、菊池市の中学生の多くが市外の高校に進学していく状況を憂い、市内3高校の魅力化、活性化のために株式会社コッコファームの創設者である松岡義博、幸雄、義雄様3兄弟から多額の浄財をご寄付いただいています。各校ともありがたく教育活動に有効に使わせていただいています。

本日は菊池市内3高校の校長揃って会合に参加させていただきましたが、3高校がお互いの学校の特徴を十分に発揮しながら「文教菊池の再興」に貢献できればと思いました。

感謝の念に堪えない、本当に充実した2学期でした!

本日無事2学期の終業式を迎えることができました。正直な感想としてとてもホッとしています。振り返って見ると夏休みからのコロナ不安の中で学期がスタートし、「菊翔祭体育の部、文化の部」の中止。出鼻をくじかれた気分でのスタートとなりました。

しかしながら、コロナウイルス感染が一段落し、行事攻めの怒涛の日々が続きました。城北地区高校PTA指導者研究大会の当番校、商業科の「菊高ジャック」、教育課程研究指定校事業(商業)の研究協議会、蒲島知事の「出前講座」、1年生の育友会林体験学習、2年生の修学旅行と保護者、生徒、先生方が大車輪の活躍をしてくれました。

これらの活動を通して生徒たちの成長、学校としての飛躍を実感することができる充実した学期でした。それに伴い先生方、生徒たちともに多忙感、負担感、疲労感は相当なものだったであろうと非常に申し訳なく思うと同時に、どれもこれもよく大成功のうちに乗り越えてもらったという感謝の念に堪えません。学期終盤ではその反動も少なからず出ていたようで反省しています。

年末年始返上で頑張っている生徒、先生方もいますが、1つの区切りとして2学期の終業式を無事迎えることができ、本当にうれしく思っています。

 

 

「肥後狂句」体験をしました!

今日は1年生1組と2組の生徒が国語の時間に「肥後狂句」体験をしました。講師として本年度の県民文芸賞の肥後狂句部門で一席を受賞された肥後狂句連盟の雅号「長松好魚」先生が来校され、ご指導をいただきました。驚いたことにほとんどの生徒が肥後狂句自体を知りませんでした。九州で狂句が現在も残っているのは熊本と鹿児島の薩摩狂句の2つだそうで、薩摩狂句は掛け合いとなっており肥後狂句とはまた違った狂句だそうです。

授業では肥後狂句と俳句・川柳との違い、作り方、例句などを解説され、「個性的発想、面白おかしく、十二音厳守」を強調されました。生徒たちは実際に「もうすぐ試験」「よか先生」を笠に句作りに取り組み、好魚先生からは「さすが高校生、1日でこれだけの句を作れるのはすごい。」というような評価をいただきました。さすが高校生は色々な可能性、能力を持っていると感じました。

今日は県の伝統文化でしたが、菊池地域はまさしく伝統文化、自然の宝庫、その道の匠から生の授業を体験し、触れることにより生徒自らの創造力を膨らませることができればと思っています。

 

 

ハイスクールフェスティバルin菊池がありました!

菊池市及び菊池市教育委員会は市内3高校(菊池女子・菊池農業・菊池)魅力化推進事業を推進していただいています。これは菊池市内の多くの中学生が市内3高校に進学するための事業です。その一環として本日「ハイスクールフェスティバルin菊池」がオンラインで開催されました。このフェスティバルには市内5校の中学2年生が参加し3高校の学校紹介を視聴し、質疑等を行います。

3高校とも生徒会の役員等が中心となり自校の魅力を精一杯発信しました。本校からは会長の合志円花さん、副会長の本田楓勝君、庶務の坂本塁一君、岡崎青空君が参加しました。3名での掛け合い(岡崎君は機器操作)や普通科、商業科の生徒が制作したPR動画、説明スライドを駆使して中学生にわかりやすくPRしてくれました。

高校入試において市外への生徒流出は3校共通の悩みです。菊池市内と言わず菊池地域の児童生徒は高校まではこの3校で育てるという意気込みでお互いの魅力を全面に発揮し、切磋琢磨しなければならないと思っています。

今日から学年ごとにクラスマッチが始まりました!

学期最終週の行事として今日からクラスマッチが学年ごとに始まりました。今日が3年生、明日が1年生、明後日が2年生です。種目は男子がバレーボール、女子がバスケットボールです。私は閉会式前の準決勝戦、決勝戦を観戦しましたが、大変な盛り上がりを見せ、生徒たちの笑顔が輝いていました。

「するスポーツ・見るスポーツ・支えるスポーツ」のことば通り一生懸命試合している生徒、それを応援する生徒と先生方、審判等運営をやっている生徒、それぞれが生き生きと活動し笑顔と歓声が溢れる素晴らしい雰囲気のクラスマッチで、見てる私も幸せな気分になりました。

3年生にとっては高校生活最後のクラスマッチ、高校生活の大半をコロナウイルス感染症に翻弄され修学旅行にも行くことができず残念な思いをした学年だけに、今日の生徒たちの笑顔と盛り上がりをを見て救われた思いがしました。

卒業まで残りわずかとなりましたが、最後まで菊池高校生としての思い出をしっかりと胸に刻んで欲しいと思います。

2学期も最後の週となりました!

いよいよ2学期、今年も最後の週となりました。24日(金)クリスマスイブが終業式となります。1年で一番長い学期2学期もあっという間にに過ぎ去ったような気がします。夏休み中の県教育委員会における来年度からの普通科の学科改編を受け、各中学校での説明会におけるPR、なかなか伝えることが難しく上手く中学生や保護者の皆さんに伝えきれていないという反省も残っています。これから試行錯誤しながら作り上げていくことも多く、新たなコースに「乞うご期待!」といった感もあります。

また、当番校、指定校としての活動、発表や新たな取り組み、イベントなどもあり非常に多忙な中にも充実し、学校としての新たな一歩を踏み出せた学期でもあったように感じています。また、2年生の修学旅行も無事に実施することができ本当に良かったと思っています。

今週の土曜日から県のシステムが停止することもあり、先生方にはできれば今週で仕事納めができるような計画で業務に当たってくださいとお願いしました。終業式まであと一息、「終わりよければ全て良し。」で今年を納めることができればと願いっています!

各部が対外試合で頑張っていました!

今日は色々な部活動が対外試合で頑張っていました。学校では剣道部が済々黌、三池、大牟田が集まっての4校での稽古、男子バスケットボール部が鹿本商工、翔陽、サッカー部が阿蘇中央、鹿本中学との練習試合、バドミントン部も御船高校に数校が集まっての練習試合を行いました。また、男女バレーボール部も学校での練習に励んでいました。

私は校内での練習試合を見て回りましたが、生徒たちの頑張りは勿論ですが、保護者の皆さんの湯茶の準備など活動へのご支援に本当にありがたく感じました。対外試合等を通してこれまでの練習の成果やこれからの課題などを感じたのではないかと思います。この前、新チームになったと思いましたが早いもので2年生にとっては県高校総体まで丁度折り返しの時期となりました。休日にも関わらず、このような機会を設け、部員たちのモチベーションを高めてくれる顧問の先生方にも心から感謝しています。

このような活動を見るともっと部員が増えればといつも残念に感じます。

以前も記載しましたが三池高校は私の母校であり2つ上の先輩が校長を務めておられます。垂れに「奥園」と書かれた部員もおり、後輩たちと生徒たちの試合を嬉しく観戦させてもらいました。

 

週末となり、ふと1年前を思い出しました!

週末となり1週間経つのも早いなあと思いながらカレンダーを見て、ふと1年前に思いを馳せました。ちょうどコロナウイルス感染症が校内で発生し、休校の真っ最中だったことを思い出し、1年前のこの校長ブログを見てみると12月17日のタイトルが「コロナウイルス感染の7例目と8例目が確認されました。」18日が「やっと感染拡大に歯止めがかかりました!」でした。

12月11日に校内で1例目の感染者が判明し、毎日PCR検査の結果をどきどきしながら待った日々を思い出しました。当時は学校での発生もそれほど多く出ておらず、前例のない対応に苦慮しました。現在ではオミクロン株が国内でも確認され油断はできないものの、県内では感染者ゼロが31日連続し平穏な日々を送ることができています。基本的な感染対策をしながらのwithコロナ生活が定着しているところです。

いよいよ来週は2学期の最終週となります。24日(金)の終業式まで皆が元気に登校し、楽しいクリスマス、年末年始を迎えることができることを願っています!

菊池南中学校の生徒さんが花を持って来てくれました!

今日は思い掛けず、菊池南中学校3年生の地域活動委員会の生徒さんが本校に花を持って来てくれました。花瓶には「地域の皆様、いつもありがとうございます」と書かれたプレートも添えられており、とても心温まる思いになりました。花卉はJA菊池から提供されたとのことで、トルコ桔梗、ガーベラ、かすみ草、ユーカリがきれいに活けられていました。また、引率された先生が私が以前勤務していた学校の生徒さんでさらにうれしく感じました。

菊池南中学校はSDGsの視点で生徒会活動に取り組んでおり、「持続可能な社会づくり」を菊池市から世界へ発信しておられます。このような素晴らしい学習をしてきた中学生に対し地元の高校としてしっかりとその経験を受け継ぎさらに活動が充実するような取り組みをしなければならないと感じました。

地域の最高学府として地元の小中学生の学びの受け皿となることができるようしっかりと連携を深めながら教育活動を充実させていきたいと思っています。

 

 

2学期もあと2週間になりました!

今日は職員朝会で修学旅行団からの報告とお礼がありました。大きな事故、怪我病気等のなく無事終了し、本当に良かったと思います。私は熊本空港で修学旅行団を出迎えましたが、みんな楽しさと充実感に満ちた顔で到着ロビーに姿を見せ高校生活の素晴らしい思い出ができたであろうことを大変うれしく感じました。この修学旅行を契機として各自の目標に向かってさらに充実した生活を送ってくれることを期待しています。

この2年余り続くコロナ禍で生徒たちはたくさんの自由と楽しみを奪われたきました。本来なら当たり前に経験できる学校行事等も中止や延期、規模縮小を余儀なくされ不完全燃焼の生活を送ってきました。まだまだ油断はできないものの今回の修学旅行の実施などやっと日常が戻りつつあることを実感するとともに、このまま続いてくれることを祈るばかりです。

2学期もあと2週間となりますます慌ただしくなってきますので、先生方には健康や事故等には十分留意をして生活を送っていただくようにお願いしたところです。本日は職員のメンタルヘルス研修も予定しています。

修学旅行団、無事出発しました!

早速、この学校ホームページにも出発の様子から空港その他、旅の様子がアップされていますが、5時40分集合、6時出発予定でしたが、時間より早く修学旅行団が無事出発しました。朝が早かったので遅刻者や体調不良者など心配していましたが、そんな心配は無用でみんな張り切って出発して行きました。バスの各号回って生徒たちに声を掛けましたが、みんなのウキウキが伝わってき、私も行きたくなりました。今回はスキーの得意な教頭先生に団長をお願いしました。

朝早くから居残り組の学年の先生方、生徒部の先生方が交通誘導を行ってくれており、保護者から集合場所である菊池公園への生徒たちの迎え入れがスムーズに出来ていました。ここでも学年のチーム力が発揮されておりありがたく感じました。

残念ながら、東京は雨のため皇居前での集合写真が取れなかったとの連絡がありましたが、一行は順調に志賀高原に向かっているようです。生徒たちは明日から丸2日スキー実習を行い、これまで味わったことのない貴重な体験や経験を積むことになると思います。

また何よりも寝食を通して友達との絆、先生方との交流をしっかりと深めて帰って来て欲しいと願っています。

 

(長野県に入って、休憩の様子)

(ホテル到着)

 

(食事の様子)

 

明日から2年生が修学旅行に出発します!

心配していたコロナウイルスの感染状況もだいぶ落ち着き今年は修学旅行が実施できる運びとなり、とてもうれしく思うと同時に、昨年中止の判断をせざるを得なかった3年生に大変申し訳なく思っています。何と言っても修学旅行は高校生活の大切な思い出の1つどうにかして実施できればと思っていましたので、コースは変更したとは言え良かったと思っています。

私自身の修学旅行は奈良・伊勢鳥羽・京都を「サンフラワー」で往復する、行く前は「老人会コース」なんて不満を言っていましたが、行けば本当に思い出に残る最高の修学旅行でした。感染対策で東京周辺は避け、長野県へのスキー実習となりましたが必ずや楽しい思い出に残る修学旅行になると期待しています。

昨日の職員朝会で学年主任の渡邉先生から「生徒も教員も楽しい修学旅行にしたい。」との出発前のあいさつがあり、本当にそのような修学旅行になればいいなあと思います。

今日は2年生は代休でしたが、明日は朝早い出発となります。皆が元気に旅立ってくれればと思っています。

最後の体育研究会の女性部会が本校で開催されました!

このブログで以前予告しましたが、本日、県高等学校教育研究会体育部会女性部会の最後の研修会が本校で開催されました。県内から40名程度の女性体育教師が参加されました。私は本研究会の副会長も務めさせていただいており、会長代行と当番校の校長の立場で会の冒頭にあいさつをさせていただきました。

これだけの女性の先生方を目の前にし、少々圧倒される思いがしましたが、これまで長い歴史の中で重要な役割を果たしてきたこの女性部会の集まりが今日で終わりかと思うと、お世話になった先輩の女性の先生方の顔も浮かび感慨深い思いがしました。

しかし、これも時代の流れの中で男女関係なく同じ体育教師として1つのテーブルで活動ができるようになった証であると喜ばしく思わなければならならいのかなとも思ったところです。

今日の研究会では本校の岩崎緑先生が1年3・4組女子のバレーボールの授業を公開しました。ICTを活用した授業展開で生徒たちが楽しそうに生き生きと活動しており、素晴らしい授業を見せてくれました。

その後、班別のディスカッションなどもあり、最後にするのには勿体ないような会の雰囲気でした。これからも女性体育教師としての矜持は持ちながらも男性の先生方とお互いに高め合いながら、体育スポーツ活動を通した高校生の健全育成にご尽力いただくものと確信しました。

学校保健委員会を開催しました!

早いもので今日から12月です。申し訳ないことに先生方は文字通り年末まで走り続けることになると思います。

昨年はコロナウイルス感染症の関係で年度末の3月末に開催した学校保健委員会を本年度は本日開催しました。日頃から学校医、学校歯科医、学校薬剤師の先生方には生徒たちの健康の保持増進に大変お世話になっており、検診等も学校の都合に合わせて快く実施していただいています。また、校内でコロナウイルス感染症が発症した時なども適切なアドバイスや判断をいただき、大変心強く思っています。

昨年の学校保健員会時にもこのブログに掲載しましたが、本日も昨年同様、冒頭のあいさつで「一に健康、二に心、三、四がなくて五に勉強」の話をしました。これは私が小学生の時に集会時に校長先生が毎回おっしゃていた言葉です。50数年経っても心に深く刻まれ、私の教育の信念と言っても過言ではありません。

生徒保健委員会はこのコロナ禍で日頃から大活躍してくれていますが、本日は平石委員長(2年男子バスケット部キャプテン)、中原副委員長(2年男子バレーボール部マネージャー)、松岡副委員長(1年女子ソフトテニス部、入学当初から大会で活躍)が部活動などと両立し、「免疫力を高めるための生活」について素晴らしい発表をしてくれました。

その発表の中で免疫力を高めるためには「笑うこと」がとても有効であるとの発表があり、改めて校内で生徒たちや先生方の笑い声が飛び交う学校にしなければならないと思ったところです。

モーニングセミナーで話をさせていただきました!

菊池市倫理法人会は毎週月曜日の朝6時から「経営者モーニングセミナー」という勉強会を開催されています。ひょんなご縁で本日そのモーニングセミナーで話をする機会をいただきました。「菊池高校の現状と未来」という題目で40分程度の時間でしたが、この機会に100年誌を読み返すなどし、改めて菊池高校の伝統の深さや歴史の重みに触れることができました。

本日の参加者には卒業生も数名おられ、中には校長が話をすると聞いたので今日は参加したとおっしゃる方もいらっしゃいました。そのような方々の菊池高校、母校への熱い思いにも触れることができました。中にはご夫婦で同級生で高校入学して間もなく学校が火事になり校舎を焼失し、その逆境の中で3年生の先輩方が頑張ってこれまで以上の成績を残したエピソードなども披露いただきました。

私からは厳しい現状と来年度の普通科に「未来探究コース」と「地域探究コース」を設置する学科改編や商業科の学びの見直しに取り組んでいること、生徒たちが作製したPR動画を視聴いただき「菊池高校の活性化が菊池地域の活性化につながる」ことなどを話をさせていただきました。

今日もまた菊池高校を暖かく応援していただく方々がおられることを実感することができました。

職員レクリエーション、やっぱりいいものですね!

今日は午後から菊池北中学校の研究発表会、同窓会「菊朋会」の理事会、商業高校研究会ネットワーク専門委員会と立て続けに対応し、帰宅しようと思って職員昇降口を出ると体育館の電気が点いていました。試験中で部活動も休止中であり、もしやと思い体育館を覗いてみると何と先生方がハンドボールの練習を楽しそうにやっていました。

今度の土曜、日曜日に開催される県下の先生方の教職員ハンドボール大会に本校は6年ぶりに出場することとしており、そのための練習でした。大会への申込はしたものの大丈夫かと心配しておりましたが、練習している様子を見てみるとなかなかのもので、これなら大会に出てもなんとかなると安心しました。私も調子に乗って先生方にシュート練習やコンビの動き等を指示しましたが、一生懸命、楽しそうに取り組む姿を見てとてもうれしくなりました。日頃の先生方の姿と違う一面を垣間見たような気がしました。

最近はコロナ禍や先生方の多忙もあり、このような職員レクリエーションの機会がめっきり減ってしまいましたが、やっぱりいいものだとつくづく感じました。

菊池北中学校の研究発表会を覗いて来ました!

期末考査4日目、明日までとなりました。明日からは部活動等も再開し、何よりも試験が終われば楽しいクリスマスや正月がやって来ます。コロナ禍も大分収まり、通常に近い年末年始が戻ってくればと願っています。そのような中、本日は菊池市教育委員会「学力向上」研究指定(ICT教育推進モデル校)研究発表会が菊池北中学校で開催されました。

「人と関わり合う中で、主体的に課題を解決する生徒の育成〜個と個をつなぎ、お互いの良さを認め、安心して学び会える環境づくりを等して〜」という研究主題のもと公開授業と分科会、全体会が実施されました。私は3年生社会科の「地方自治と私たち」という単元の公開授業を見せてもらいましたが、生徒の代表3名が菊池市長に立候補し、自分の施策を訴え質疑に応えるというもので、ICTを活用した非常に興味深い内容でした。

菊池地域の児童生徒たちを小学校、中学校、高校という繋がりのなかで育成しようと考えている中で、中学校時代にこれだけ質の高い授業を経験している生徒たちの学びを高校でさらに深めることの責任の重さを改めて痛感しました。

女子ボクシングも頑張っています!

本校にはいくつかの特色のある部活動が存在しますが中でもボクシング部はその1つに数えられます。特に女子ボクシング。その女子ボクシングの九州大会が昨日まで鹿児島県の阿久根市で開催されていましたが、1年生の迫美優さんが見事ライトフライ級で県大会で優勝し出場しました。惜しくも決勝戦で大分県に破れものの準優勝という好成績を残し、今後の活躍がとても楽しみです。

迫さんはお兄さんが本校のボクシング部員だったこともあり中学生の時から練習に来ていました。もともとボクシング部は私が若い時から公私共々にお世話になった山村浩先生が創部され脈々と続いている伝統ある部活動です。その間全国優勝した選手もも輩出しています。現在はOBの西垣健三郎さんが毎日熱心に指導に来ていただいており伝統を繋げてもらっています。

九州大会でチャンピオンシップになった3年生の古賀このみさんも年明け三重県で開催される全日本選手権の代替大会に出場します。女子ボクシングは東京オリンピックでも日本選手が大活躍し注目を集めており、部の盛り上がりにつながればと思っています。

この女子ボクシングや日本有数のボートコースがある斑蛇口湖で毎日練習できるボート、このような本校ならではの部活動が全国を舞台に活躍することを期待しています。

学校では色々なトラブル対応があります!

今日は県内の副校長先生、教頭先生方の研修会がありました。私は校長会の管理運営委員会の一員としてこの研修会の裏方として参加しました。講師は大阪大学名誉教授の小野田正利先生。この道の第一人者として知る人は知る超有名な先生です。今日は「難しくなる保護者対応トラブルを考える〜学校としてすべきこととしてはいけないこと〜」「自分の想いと事実を分けて記録する〜いじめ防止対策推進法下で起きている学校・子ども・保護者関係の変容〜」「学校と周辺住民とのトラブルをどう考えるか〜子どもの声は騒音かもしれないという前提で始まる良好な関係づくり〜」という3つのテーマで研修が実施されました。

先生のこれまでの長年の様々な事例に対する豊富な研究や対応経験に裏打ちされた理路整然とした講義は、実際に自分自身の身の回りでこれまでに起こった出来事や起こっている出来事と重ね合わせ身につまされる内容であったとともに、これからの対応に大きな示唆を与えていただきました。

トラブルの対応には「隠さない。嘘をつかない。逃げない。」ことが重要で、解決のための安易な道を選んではいけないということを強調されました。しっかりと肝に銘じ誠実に対応していきたいと思いました。

少しは穏やかな日常が戻ればと願っています!

10月23日(土)の城北地区高等学校PTA指導者研究大会から始まった行事が11月5日(金)に実施した1年生の育友会林体験活動で一段落しました。今週からは穏やかな日常が少しは戻ってくれればと願っていますが、先生方の様子を見てみるとそう簡単に余裕のある生活とは行かないように思われます。しかしながら今振り返ってみても、よくあれだけの過密な行事を熟せたものだと改めて感心しています。

これも偏に生徒たち、育友会の皆さん、先生方が各行事に一致協力して前向きに取り組んでいただいたお陰であると心から感謝しています。そのような中、本日、熊本県民テレビの「てれビタ」で10月30日(土)に開催した「菊高ジャック」の婚活パーティーの様子が当日も取材に来てくれた安井まさじさんのコーナー「全力応援!あすプロ」で15分程の長尺で放送されました。

生徒たちの頑張っている姿や盛り上がった婚活パーティーの様子が良く伝わってくる内容で何となく懐かしい思いでテレビに見入ってしまいました。このようにメディアに取り上げてもらうことは生徒たちの努力が認められ、報われるようでありがたく思います。

これから2学期も終盤に向かいます。全ての生徒、先生方が充実した楽しい日常を送ることができればと思っています。

 

スポーツの秋真っ盛り、菊高生頑張っています!

この土日も運動部の大会や練習試合が各地で行われています。まさしくスポーツの秋、真っ盛りといったところです。菊池市が全国に誇る名門ボートコース斑蛇口湖では九州大会が開催されています。県ボート協会と県高体連専門部のご配慮で今年から地元枠として本校のボート部の選手たちも大会に出場することができました。1年生6人が入部し、ありがたいことに素晴らしい環境の斑蛇口湖をホームコースとして日々練習に取り組んでいます。

今日のレースでは舵手付きクォドルプルに出場しました。九州各県の予選を勝ち抜いた強豪校との競漕ですのそう簡単ではありませんが、良く頑張って2000mを完漕してくれました。レース前から選手たちはとても緊張していたようですが、この貴重な経験は今後の活動に大きな励みになったと感じました。

また、このレースで私はとても感動しました。部員の頑張りはもちろんですが、済々黌高校の保護者の皆さんが本校の挺がゴールするまで大きな声で最後まで応援していただきました。初めての九州大会で大差は付けられたものの最後まで精一杯頑張る選手たちに声援をいただき、本当に感激しました。

選手同志も同じ競技に励む仲間としてこれからも切磋琢磨してくれることを期待しています。明日は男女バレーボール、バドミントンなどを応援できればと思っています。

中学校の説明会が一段落しました!

早いところは7月から中学校説明会が始まり、昨日の合志中学校、泗水中学校で一段落しました。11月4日から部活動等での中学生個人への説明も解禁となり進路選択もいよいよ佳境に差し掛かってきました。このホーページのトップでも紹介していますが、今年は普通科と商業科の紹介動画を2年生の生徒自らが作成してくれました。生徒目線の素晴らしい動画を作成してくれとても好評でした。

また、今年は来年度からの普通科の学科改編が8月の県教育委員会が決定し、このことをどのように中学生にわかりやすく魅力あるものとして伝えるかが課題でした。説明会ではこのホームページ等広報を担当してくれている商業科主任の椎葉先生と入試担当の教務主任の日元先生と一緒に学校を回らせてもらい、精一杯情熱を持って本校の魅力を伝えてきたつもりです。

どこの中学校の生徒も熱心に話に耳を傾けてくれましたが、進路先として選択されることの難しさも日頃から痛感しているところです。先生方、生徒たちの頑張りで確実に活性化している菊池高校に一人でも多くの中学生が入学を希望してくれることを期待しています。

「知事出前ゼミ」で蒲島知事が来校されました!

本日、県教育委員会主催の第68回知事出前ゼミが本校で開催されました。県内の小・中・高校からの希望多数の中で本校が選ばれ実施できたことを大変うれしく思います。また、このコロナ禍で久々の出前ゼミということでした。

「逆境の中にこそ夢がある」〜不可能を可能に 決断・目標・対応の政治〜と題して全校生徒の前で話をしていただきました。ご自身の生い立ちから学生時代、農協への就職、農業研修生としての渡米、24歳でのネブラスカ大学への入学、ハーバード大学での博士号取得、筑波大学、東大法学部教授を経て61歳で熊本県知事に就任し、現在、熊本県政初の4期目の知事としての活動までをわかりやすく情熱的に生徒たちに語り掛けていただきました。

蒲島知事が決して恵まれた環境とは言えない中で、このような予測不能な人生を前向きに送ってこられたかを最後に生徒たちに伝えたいこととして下記のとおり話していただきました。

①人生の可能性は無限大②逆境の中にこそ、夢がある③夢を持ち、夢に向かって一歩を踏み出す④期待値を超える(120%の努力)

今日の蒲島知事のお話は生徒たちの心を捉え、これからの人生、夢を持って一歩踏み出し120%の努力すれば、必ず夢は叶えることができると勇気をもらったのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

商業科の研究協議会とても好評でした!

昨日は昨年度と本年度文部科学省の指定を受けている国立教育政策研究所「教育課程研究指定校事業(商業)」に係る研究協議会を開催しました。商業科の先生方は3日前に本校初の試み「菊高ジャック」を開催したばかりであり、同時進行で研究協議会の準備を行うという過酷な状況の中で当日を迎えました。

研究協議会には文部科学省から田中教科調査官、県教育委員会から米村審議員を始め3名の先生方にお出でいただき、多数の県内高校の商業科の先生方が来校されました。内容としては商業科主任の椎葉先生の「簿記」の研究授業と本指定校事業担当の猿渡先生の研究発表を行いました。勿論二人の先生とも「菊高ジャック」でも中心的な役割を果たしていただいており、かなりの負担感、多忙感があったのではないかと大変申し訳なく思っています。

しかしながら、二人ともこの状況を前向き取り組んでいただいており、その姿に生徒たちも自分たちもその頑張りに応えなければという姿勢が見られ、大変ありがたく思います。

申し訳ないことに私は研究協議会に対応できませんでしたが、会終了後に田中教科調査官、米村審議員と話をさせていただき、授業、発表ともとても素晴らしかったという高い評価をいただきました。また、何と言っても生徒たちの生き生きとした姿が良かったとのことです。

これらの行事等を通して生徒たちの確実な成長を実感できることが何よりうれしく思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

婚活パーティー大成功、何と6組のカップルが成立しました!

先程は「菊高ジャック」の総括を掲載しましたが、何とたった今婚活パーティーにおいて6組のカップルが成立しました。屋上庭園での発表の瞬間の緊迫感、カップル誕生の瞬間の歓喜を運営スタッフの生徒たちとともに味わいました。最後に6組のカップルの下校を皆で見送りハッピーエンドとなりました。この企画の運営にも支援いただいた菊池市役所の職員さんも見事にカップル成立で一際盛り上がりました。

地域の課題解決学習から本日の婚活パーティーまで繋げて行く道のりには多くの皆さんの支えがありました。全面的な協力をしていただいた江頭実市長を始め菊池市の関係の皆様方、課題解決学習のスタートからご支援いただいた一般社団法人みらいず設計Lab.の平松あすか代表理事、そしてこの婚活パーティーには欠かすことができない存在が婚活コーディネーターの荒木直美さん。これまで1500組以上のカップルを成立させてこられた経験で生徒たちを見事にサポートしていただきました。本日のサポートもあっぱれの一言でした。

この婚活パーティーを企画した生徒たちはカップル誕生の瞬間の感動を一生忘れることができないと思います。この経験は生徒たち自信のライフデザインにも大きなプラスになったと思います。この6組の中からゴールインするカップルが生まれ、学校に報告に来てくれることを楽しみにしています。

  

 

 

 

これまでの苦労が実った「菊高ジャック」、大盛況!

本日、これまで数々の準備を重ねて来た地域活性化イベント「菊高ジャック」の当日を迎えました。この日を迎えるに当たり、準備の過程を通して生徒たちの成長を実感できたことが何よりうれしく思います。「自分たちで考え、企画し、実行する。」生徒たちの可能性の大きさ、潜在能力の高さを再発見するとともに、これまで本当に生徒の持っている力を最大限に発揮させていたのかという反省もさせられました。

まず、午前中から婚活パーティーが始まりました。仲睦まじい江頭実菊池市長ご夫妻の、「出会いから50年、これまでの夫婦生活を振り返ったトークショー」からスタートしました。何と江頭市長ご夫妻はこの菊池高校で出会われたとのこと、何とも言えない縁を感じます。時折、笑い混じりの中にも参加者の皆さんの真剣に話に耳を傾ける姿が印象的でした。少々硬さも見られ、このパーティーが盛り上がるかとの心配も浮かびましたが、続いての「お見合い回転寿司」から雰囲気が一転、何とも言えない熱気を帯びた盛り上がりを見せました。その後、家庭科「調理実習」、給食、午後の体育「ドッジボール」とパーティーは続いています。

一方、校舎前では「子どもたちのハローウィンパーティー」と販売実習「菊高ショップ」が展開されました。こちらも大きな盛り上がりを見せ大盛況、来場いただいた皆さんから生徒たちの対応の素晴らしさ、生き生きした姿に多くのお褒めの言葉をいただきました。子どもたちのハローウィンパーティーには「くまモン」と「ころう君」も来て盛り上げてくれ、子どもたちの楽しそうな姿に感動しました。

今日まで多くの苦労と困難があったと思いますが、生徒たちの姿からやって良かったという充実感が伝わってきます。支えていただいた先生方にも大変なご負担をお掛けしました。お陰で菊池高校として大きな一歩を踏み出せたように思います。本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

「菊高ジャック」PR動画が完成しました!

今週土曜日10月30日に「菊高ジャック」と銘打って地域活性化イベントを開催します。3年生商業科の地域課題解決学習に端を発し、1・2年生の販売実習ともリンクさせ商業科全体の活動として実施します。本校では初めての取組ですので、商業科の先生方のこれまでの経験を結集し、本校ならではのイベントを作り上げてくれました。準備の過程では「生徒が主役、生徒たち自らの手で」ということで生徒の自主的、自発的な活動を大切にしながら、本番に向けた取組が進められました。

そのような中で、「菊池高校生が江頭実菊池市長を拘束し、菊池市をジャックして盛り上げよう!」という高校生にしかできないような発想で制作したPR動画が完成しました。OBである江頭市長もこの高校生の発想を大切にしていただき、動画への出演を快諾、ご多用な中に名演技を披露していただきました。

この動画のディレクターである商業科3年の青木柊よると「それぞれ出演者(クラスメート)のキャラを大切にしながら演出しました。」ということで主演者一人ひとりが個性を発揮した内容となっています。YouTubeやこのブログ等で発信していきますので、より多くの皆さんにご覧いただければと思っています。

 

無事城北地区PTA指導者研究大会が終了しました!

昨日、令和3年度城北地区公立高等学校PTA指導者研究大会を幹事校として菊池文化会館で開催しました。これに向け総務部長の塚本先生を中心として育友会役員の皆さんと綿密な打合せを繰り返してきました。当日は先生方が朝早くから下準備を行い、育友会の運営スタッフとの事前打合せに備えてくれました。全体打合せでは色々なことに気を配った詳細な資料をもとに塚本先生からの説明があり、その後、部署ごに分かれての打合せ、万全を期して参加を待ちました。

研究大会ではこのブログでも再三紹介しました元熊本県公立高等学校校長会長で県教育委員会の教育次長等を歴任された川上清司先生による「心の貯金箱」と題した講演がありました。先生の包容力のあるお人柄と豊富なご経験による心温まる内容で参加者の皆さんの心を掴み、今後の活動に大いに示唆を与えたものとなった確信しています。また、鹿本高校、玉名工業高校のPTAの皆さんの発表も素晴らしく有意義な研究大会となりました。

昨年はコロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、本年もコロナ禍で開催できるかどうか気を揉みながらの準備でしたが、実施でき本当に良かったと感じています。育友会と教職員が一致協力したとても素晴らしい研究大会となりました。皆様方に心から感謝しています。

  

 

 

 

最後の体育研究会の女性部会が本校で開催されます!

高校では各教科で研究会が実施されています。中でも保健体育科は県大会はもとより地区別研究会、定時制・通信制部会や女性部会が熱心に開催されています。その女性部会が本年度を持って終了することとなりました。保健体育科は職員室も「体育教官室」と呼ばれ、男社会の象徴のような教科です。そのような中で女性の体育の先生はほとんどが1人、おられない学校もあります。

女性部会は女性の先生方が独自での研修や、日頃男性の先生方には言えない悩み事などの共有を行うために結成されたのではないかと思います。その最後の女性部会の研究会を本校で12月3日(金)に実施されることとなりました。研究会では研究授業を本校が初任で3年目になる岩崎緑先生が行います。何とも言えない感慨深いものを感じます。私も同勤の女性の先輩先生に誘われ、女性部会の先生方と一緒に県立劇場で創作ダンスの発表を行ったこともあり、今ではとても懐かしく、良い経験となりました。

今日はその研究会開催の挨拶に女性部会長の熊本商業高校の山下史先生がわざわざ来校してくれました。本校生の授業で最後の研究会が有意義なものになればと思っています。

今週から11月上旬まで行事が目白押しです!

本当に月日の流れが早いです。今日は芸術鑑賞としてサックス奏者MALTAさんの演奏会があります。生徒たちが楽しんでくれればと思っています。今週末10月23日(土)にはこのブログに前回掲載した「城北地区公立高等学校PTA指導者研究大会」を当番校として菊池市文化会館で実施します。また、その翌週の10月30日(土)には商業科が企画した地域活性化イベント「菊高ジャック」を開催し、婚活パーティー、子どもたちのハローウィンパーティ、販売実習等を行います。このイベントは地域からの全面的なバックアップを頂いており、菊池市と菊池市観光協会との共催で行います。その日は育友会林の活動も同時進行します。

また、11月2日(火)には昨年度と本年度文部科学省の指定を受けている国立教育政策研究所「教育課程研究指定校事業(商業)」に係る研究協議会も開催し、文部科学省の教科調査官や県教育委員会の先生方、県内の商業科の先生方が来校されます。さらに11月4日(木)には蒲島郁夫知事が本校にお出でいただき、「知事の出前ゼミ」を全校生徒の前で実施していただきます。かなりの競争率の中から本校を選んでいただいたと聞いています。本当にありがたいことです。次の日の11月5日(金)は1年生の本校ならではの伝統行事「育友会林活動」です。

このように行事が目白押しで、まさしく「働き方改革」には逆行し、先生方に多大な負担を強いており、大変心苦しく思っています。これらの行事を生徒たちの笑顔とともに全職員で力を合わせて楽しく有意義に実施できればと思っています。

 

 

 

 

 

城北地区公立高等学校PTA指導者研究大会の当番校です!

本年度、本校は城北地区公立高等学校PTA指導者研究大会の当番校です。その研究大会を10月23日(土)に菊池市文化会館の大ホールで開催します。昨年度は高森高校が当番校でしたが、コロナウイルス感染拡大の影響で中止となりました。その関係で育友会の役員の皆さんも本校の担当職員も前年度の研究大会を見ることなく、苦労しながら準備をしているところです。

本日は総務部長の塚本先生が準備してくれた、色々なことにしっかり配慮した詳細な資料により本番前の最終打合せを実施しています。研究大会は城北地区の14の高校からPTAの役員と関係職員が集まり実施されます。コロナ禍で人数制限をしての実施とはなりますが、現在の感染状況からすると何とか開催できるのではないかとうれしく思っています。

この研究大会では記念講演として元熊本県公立高等学校校長会長で済々黌高等学校長の川上清司先生に「心の貯金箱」と題した講演をお願いしています。私が若い時から公私ともに親しくご指導いただいている先生で県内の多くの先生方からも憧れの存在として慕われている先生です。間違いなく素晴らしい話が聞けますので、当日は本校のできるだけ多くの保護者の皆様方にも講演を聞いて欲しいと思っています。

本日も多くの育友会の役員の皆様方にお集まりいただき、熱心に協議いただいています。役員の皆様方のご協力とご支援には行事のたびに感謝しています。当日も素晴らしい有意義な研究大会になると思っています。

 

 

 

菊池市役所からのバックアップは大変心強く、心から感謝です!

再三記載していますが、本校の活性化のために菊池市役所から様々な支援を受けています。来年度新設する普通科の「未来探究コース」と「地域探究コース」で実施する探究学習や商業科の課題解決学習では行政や地域の企業や機関・団体との連携が不可欠です。また、それらと連携してどのような具体的な教育活動を展開していくかを現在いろいろな方々の経験や知恵をお借りしながら検討をしているところです。

昨日も菊池市役所の関係者と市としてどのような支援ができるか、本校としてどのような支援を求めているのか、というような協議をさせていただきました。協議の中でも本校の活性化が地域の活性化につながるという市役所の方々の大きな期待と熱い思いがひしひしと伝わってきました。また、市民の皆様方に向けた本校の活動のPRにも協力いただいており、市役所前へのPR看板の掲出や市政だよりへの掲載なども快く承諾いただいています。

11月1日発行の市政だよりでも今回の学科改編や本校の目指す教育などについて丸々1ページを使って掲載していただくこととなっており、本日もその取材をしていただきました。市役所のこのようなご支援は大変心強く、地域の高校として「選ばれる菊池高校」となるべく、これからも努力しなければならないと思っています。

充実した中身の濃いオープンスクールとなりました!

オープンスクールを本来なら8月23日に予定していましたが、ちょうどその時期にコロナウイルスの感染が拡大したため延期をし、本日の実施となりました。残念ながら参加は生徒が90名と保護者等が19名と決して多くはありませんでしたが充実した説明会ができたと思っています。

いつも中学校への説明会にも赴いてもらっている商業科主任の椎葉先生と教務主任の日元先生が来年度からの学科改編を始め、各科の紹介や本校の教育活動についてわかりやすく、熱のこもった説明をしてくれました。また、生徒会役員が学校紹介の動画とスライドを作成し、2年生の柴田紗希さんと1年生の高木愛美さんがクイズなども交え、生徒の視点で親しみやすく菊池高校を紹介してくれました。

また、熊本大学熊本創生推進機構の工学部土木建築学科准教授の田中尚人先生と学生さんにもわざわざご来校いただき、「まちづくり部」の活動について生徒たちと一緒に発表していただき、本校が熊本大学との連携により学習活動を深めていることをPRしました。田中先生ご自身も高校の中学校への説明会で話をするのは初めてとのことで、かなりのインパクトがあったのではないかと思っています。

この他、普通科の交流会や商業科の体験授業、部活動の見学、体験なども実施し、例年以上に中身の濃い説明会となり、本校の魅力が十分に伝わったのではないかと思っています。先生方と生徒たちが学校の活性化に向け一生懸命、力を注いでくれていることに心から感謝です。