2022年1月の記事一覧
あと1ヶ月、卒業認定と式についての会議をしました!
今日は1月最終日、明日から2月です。予想通りの早さで1月も行ってしまいます。各中学校に前期入試の合否の通知をしました。かと思うと、明日からは後期入試の願書受付です。残念ながら前期入試で合格することができなかった生徒が後期入試でも出願してくれることを願っています。
また、今日は卒業認定と卒業式についての会議をしました。残念ながら今年も卒業式への来賓の皆様方の案内は控えることになりました。3年連続です。関係の多くの皆様方に見守られて晴れの門出を祝ってもらいたいところですが、残念ながらコロナウイルスには勝つことができません。しかし、精一杯心のこもった卒業式を挙行できればと思っています。
今回の卒業生は丁度2年前の1年生の終わりからコロナウイルスの影響を受け、高校生活の最大の楽しみである修学旅行もとうとう実施することができませんでした。その他にも高校生活最後の「菊翔祭体育の部、文化の部」も中止となり不完全燃焼の高校生活だったかもしれません。
現在は第6波真っ只中での家庭学習期間に入っていますが、希望をしている全ての生徒が3月1日にこの学び舎を未来に向かって巣立って行ってくれることを楽しみにしています。
オミクロン株の猛威を感じています!
昨日の県内の感染者数が1,281人で過去最多を更新しました。校内でも感染者や濃厚接触者が判明しています。1昨年の12月に本校から10人の陽性者がでましたが、その時とは状況が大きく変わっています。昨日まで県内の陽性者は24,659人ですが、本校の関係者が1,500例目だったことを覚えています。どこまで拡大するのかが全く予測不能な状況です。
現在は管内の感染者が多く、濃厚接触者の特定もできません。また、感染経路としては家族感染が多いように思います。本校での1昨年12月時には「念のため」と言ってクラス全員が検査を受け、10日間の休校、結果的には学年全員が検査を受ける事態となりました。今は個人の判断や行動、自覚に負うところが大きくなってきているように思います。
私も校内での感染防止対策の徹底と情報伝達アプリで保護者の皆様方に向け、日々の体温測定による健康観察や体調の異変や不調を感じたときには登校は絶対に控えるなどお願いをしているところです。
今日も「菊池高校関係者の総力を挙げてこの難局を乗り越えましょう。」と発信したところです。
初めての普通科、商業科での前期選抜でした!
来年度からの学科改編により普通科に「未来探究コース」と「地域探究コース」を設置する関係で初めて普通科、商業科の両科で前期選抜を実施しました。普通科の2コースには作文検査、商業科には集団面接を実施しました。
先日の共通テストでの事件を受け、菊池警察署が校門前への警察官派遣と周辺のパトカー巡回による警備を実施していただきました。受検生が安心して受検ができるようにと署長自ら学校にもお越しいただきました。学校と警察とが安全・安心の向上のため連携を図ることができ本当に感謝しています。
本日は「未来探究コース」11名、「地域探究コース」40名、「商業科」55名の計106名が受検してくれました。昨今の感染拡大で心配していましたが、別室での受検者もなく無事終了しました。朝から受検生の顔を見て挨拶をしましたがみんな元気な挨拶を返してくれ、本校での高校生活を楽しみにしている様子が伺え大変うれしくなりました。
本校を選んでくれた中学生や保護者の期待に応えることができるよう全職員で力を合わせ全力で教育に当りたいと考えています。
商業科の頑張りが数字にも表れています!
教育の成果というのはなかなか数字や結果では表れにくいものです。それ故、教育は結果ではなくその過程が大切だとよく言います。しかし、成果が数字や結果で明らかに出るとやっぱり嬉しいものですし、達成感を感じることができます。
商業科においては昨年と今年の2年間、文部科学省国立教育政策研究所「教育課程研究指定校事業」の指定を受け、これを契機として「学びの見直し」が行われ、取組みが明らかに活発化しています。
本日から3週にわたり商業科の検定試験が実施されます。受験者数においても上級受験においても飛躍的に伸びており、生徒のやる気、先生方の指導が相乗効果を起こしています。また、地域活性化イベント「菊高ジャック」などの実践、体験を通して生徒たちの成長する姿を実感することができます。
これらの成果が明日実施される前期入試の志願者数についても昨年の39名から56名と数字にも表れました。商業科主任はまだまだ満足されていないようですが、検定の受験者数、生徒の姿、志願者数など数字や結果として表れていることを心から嬉しく思います。
これが普通科の頑張りと連動し、学校全体がさらに活性化していくものと思っています。
菊池高校の未来について協議しました!
東京の武蔵野美術大学から地域との連携や高校の学習活動への支援を行っておられる部署の2人の先生が、菊池地域や本校の探究活動との連携を模索するため昨日から来熊されています。
本日はその2人の先生と高校生の探究活動をサポートするマイプロジェクト熊本県事務局の先生、商業科の地域課題解決学習をお手伝いしていただいているみらいず設計labの代表者、菊池市政策企画部の職員さん、このような機会を作っていただいた本校OBで県立高校校長OBの先生方でこれから展開する本校の探究活動について協議しました。
現在のコロナ禍でも感じることですが、本当に世の中が先行き不透明、予測不能で何が起こるかわからない状況になってきていることを実感します。また、そのスピードも急激に増してきているように思います。このような世の中を生き抜いていく人間を育てるためには現在の教育だけではいけないと痛感します。
そのような中で本校教育の柱とすえ、今後充実させていきたいと考えているのが探究活動です。この活動にはいろいろな方々の協力が不可欠で、これまでの教職員としてのノウハウだけではできないものだと思っています。本校の活動に対していろいろな方面からご支援、ご協力をいただいており、どのような学びを作り上げることができるかワクワクしています。
またしてもコロナウイルスによる中止を余儀なくされました!
またもや本県において明後日の1月21日(金)から2月13日(日)まで「まん延防止等重点措置」が適用されることとなりました。これに伴い26日(水)に予定していた「ハーフマラソン大会」を中止することとしました。昨年に引き続きの中止で非常に残念な気持ちです。
中にはラッキーと思っている生徒もいるかもしれません。しかし、体育の時間の練習の様子を見てみるとみんな本当に良く真面目に走っており、「きつい、走りたくない」という思いと葛藤しながらも打ち勝つ生徒が増えてきたように思います。本校のマラソン大会は男女ともに学校から竜門ダム往復の17km、今年コースを見直し昨年の19kmより少し短くなりましたがアップダウンの激しいかなり過酷なコースです。
このコースをゴールした自信、思い出は菊池高校生ならではの高校時代の貴重な体験になると思います。またしてもコロナウイルスにその大切な機会を奪われたようで歯がゆい思いです。
今回のオミクロン株の感染力の強さには驚くばかりで、これまで以上に家庭内の感染が多いような気がします。校内において感染を拡大させないように学校としてできる基本的な感染防止対策をしっかりと講じていきます。
多くの中学生が受検してくれます。感謝!
1月13日から昨日まで高校入試前期(特色)選抜の出願受付がありました。来年度からの普通科の学科改編に伴い、初めて普通科でも前期選抜を行うこととなりました。志願状況は普通科の「未来探究コース」が14人の定員に対し11人、「地域探究コース」が28人の定員に対し42人、商業科が40人の定員に対し56人と全体で109人の中学生が本校を志願してくれました。
欲を言えば切りがありませんが、昨年は商業科のみの実施で定員40人に対し39人の受検だったことを考えると生徒や先生方の頑張りが報われたようでうれしく思います。もちろん普通科の学科改編はこれからがスタートですので、入学してきてくれる生徒に両コースの特徴、魅力をしっかりと示し、多くの中学生が希望してくれるコースにしなければならないと思っています。
本校の学科改編やこれからの取組みについては地域の皆様方からの熱い期待をひしひしと感じていると同時に大きなご支援も頂いています。期待に応えることができるよう職員一丸となってしっかりと取り組んでいきます。
全国2位を菊池市長、教育長に報告しました!
去る1月4日から三重県の四日市市で開催された全日本女子ボクシング選手権ジュニア大会で普通科3年の古賀このみさん(菊池南中学校出身)が見事準優勝という快挙を成し遂げてくれました。その報告に古賀さんと顧問の渡邉昭夫先生、西垣健三郎コーチとともに菊池市役所に江頭実市長と古賀さんが中学校時代の校長先生であった音光寺以章教育長を表敬しました。
古賀さんは中学校まではバレーボール部のエースとして活躍、高校2年生の時に友だちに誘われ、ボクササイズの気分で入部し、当初は試合に出るつもりはなかったとのこと。この話を聞いてお二人とも驚いておられました。もちろん古賀さんの日頃の努力があったことは言うまでもありませんが、新しいものに一歩踏み出しチャレンジするという勇気が今回の快挙をもたらしたものと思います。
本校には地域の地理的要因を活かしたボート部もあり、本校ならではの活動にチャレンジすることで全国で活躍できる可能性を秘めていると思っています。現在1年生だけの6人で頑張っており、大きな期待を寄せているところです。
古賀さんは卒業後もボクシングを本校で練習し続けるそうです。さらなる高みを目指して頑張って欲しいと思います。
全員元気に無事試験場に向かいました!
共通テスト2日目、朝から試験会場で生徒たちを関係の先生方と一緒に出迎えましたが、全員が体調不良等もなく元気に試験場に向かうことができ、まずはホッとしました。後は最後まで持てる力を悔いなく発揮してくれることを願うばかりです。
朝から驚いたことに昨日の事件の影響で警察が出動しての警備がなされていました。本当にどこで何が起こるかわからない世の中になったと痛感しました。事件を起こした生徒の在籍している高校は「昨今のコロナ禍で「密」をつくるなという社会風潮のなかで、個々の生徒が分断され、そのなかで孤立感を深めている生徒が存在しているのかもしれません。」というコメントを出しています。
第6波の襲来によりさらに感染防止対策を徹底しなければならない状況の中で、これまで以上に生徒の心にに寄り添った教育の大切さも忘れてはならないと感じています。
来週は高校入試の前期入試、マラソン大会、その後も学年末考査、後期入試、卒業式と緊張感と適切な判断を要する行事が控えています。校長として状況をしっかり見極めながら生徒の思いを大切にしながらも、安心安全を第一に考えながら事を進めていかなければならないと思っています。
「文教菊池」の誇りを胸に!
今日は明後日から始まる「大学入試共通テスト」の激励会を行いました。その会の激励のことばの中で「文教菊池」の話に触れました。私が本校に赴任した時から校長室には「文教菊池の再興」と記したシールが貼られており、地域の皆さんからが菊池高校を拠点とした「文教菊池の再興」に期待を寄せておられることがひしひしと伝わってきます。
「文教菊池」は菊池一族の統治時代の21代重朝公が中心地の隈府に「孔子堂」を建立し、武士を集めて儒教の学ばせたのが始まりとされています。その後、この文教重視の思想は渋江一族に引き継がれ、私塾「渋江塾」で学問を行い、その誇りは現在も地域に引き継がれています。
今回の受験生は「文教菊池」の代表としてテストに望む精鋭で、学校としてもこれまでの努力に敬意を表するとともに、持てる力を遺憾なく発揮してくれることを期待しています。くれぐれも体調には留意し、ベストの状態でテストに臨んで欲しいと思います。
また、今日から高校入試の前期選抜の出願も始まりました。
学校情報化優良校に選ばれました。
熊本県教育情報システム
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管理責任者 校長 木原 徹
運用責任者 総務部 HP係
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