校長ブログ

2020年10月の記事一覧

泗水中学校の素晴らしい取組みに感動!

今朝、熊本日日新聞の朝刊に目を通していると、「特攻隊テーマに演劇 泗水中3年」の文字が目に飛び込んできました。なんと素晴らしい取組みだと感心しました。地域の歴史も盛り込み、自らで演じ「私たちは戦争を知らなければならない」と訴えたとのこと。出演した生徒30人、実物大のゼロ戦を製作した生徒30人、見た生徒や保護者に感動を与え、素晴らしい学習の場だったと思います。私も地元の中学校の取組みとして是非見たかったと残念に思いました。

奇しくも昨日、本校で入学者選抜に関する説明会を実施し、泗水中学校から岩谷寛学年主任に出席していただきました。岩谷先生とはお互いの教職生活の初任地である鹿本郡市中体連で一緒した仲であり、昨日、本当に久しぶりに会ったところでした。そこで、「来年入学してくる生徒たちは自分が3年間学年主任した学年の生徒ですからよろしくお願いします。」という話をいただいたばかりでした。

今朝、朝刊で岩谷先生が脚本を手掛けたことを知り、学年の生徒さんたちへの熱い思いを改めて感じました。

このような貴重な経験をした泗水中学校の生徒さんたちが1人でも多く本校に入学して来てくれることを今から楽しみにしています!

 

教育実習生の先生、悪戦苦闘、頑張りました!

今週一杯、本校の卒業生の井上貴保子さんが国語科、川口夏希さんが保健体育科の教育実習に来ています。井上さんは2週間、川口さんは3週間の実習期間で、2人とも今日が研究授業でした。2人が教育実習初日に私のところに挨拶に来てくれた時に「母校で後輩たちを相手に学校の先生ができて楽しい、是非、先生になりたい。という気持ちになってください。」と声を掛けました。それから、2週間と3週間、最後の仕上げの研究授業の日となりました。

今日も朝から学習指導案を持って挨拶に来てくれたので、「明るく、元気に大きな声で、笑いを5回取ってください。」と言うと難しい顔をされたので、「ほんなら3回で良かたい。」と激励しました。2人の緊張しながらも一生懸命、初々しく授業を進めている姿を見て、自分にもあんな時があったなと30数年前を懐かしく思いました。

授業を全部は見られませんでしたので、私が出した課題をクリアしたかどうかはわかりませんが、教科や関係の先生方から見守られる中、おそらく一生の思い出に残る研究授業になったのではないでしょうか。

明日の最終日、担当クラスの生徒たちと涙ながらのお別れができれば、実習は満点だ思います!

スーパーティーチャーに来ていただきました!

先日も掲載しましたが、本校では10月19日(月)から11月6日(金)までの2週間を「公開授業」の期間としています。各教科の先生方が積極的に授業を公開してくれています。併せて国語、数学、理科、地歴・公民、英語については菊池市内の中学校の先生方にも参加をお願いし、研究授業、合評会を実施しています。

中学校の先生方に参加していただくことにより、これまでの校内だけでの研修と違った視点でのご意見等もいただき、充実したものになっているように感じています。本日はご多用な中に時間を割いて菊池北中学校の松岡校長先生にも授業を参観いただきました。各教科で中学校と連携を深め、情報交換し信頼関係が構築できればと思っています。

また、本日は数学の米野先生の研究授業にスーパーティーチャーである八代高校の山村先生に来校いただきました。山村先生とは前任校で同じ学年で勤務したこともあり、その時から素晴らしい指導力の持ち主でした。米野先生とのチームティーチングでとても分かりやすく、ポイントを押さえた授業が展開され、生徒たちも生き生きと課題に取り組んでいる姿を目の当たりにし、うれしく思いました。

生徒たちの学校生活で一番大切な授業時間がさらに充実したものとなるよう全職員で研鑽を深めていきます!

「闇バイト」防止啓発クリアファイルの贈呈式がありました!

今日は熊本県少年警察ボランティア連絡協議会の田尻会長、県警察本部少年課の平田課長補佐、県教育庁学校安全・安心推進課の里形課長補佐が来校され、「闇バイト」防止啓発クリアファイルの贈呈式がありました。

本校スマートアクティ部は以前から県警察本部少年課のご指導のもとSNSによる犯罪被害防止活動を積極的に展開してきました。今回、県警察本部と県少年警察ボランティア連絡協議会が「闇バイト」防止啓発を行ううえで、「闇バイト」についてわかりやすく説明するための4コマ漫画の作成依頼が本校スマートアクティ部にありました。1年生の部員が作成した4コマ漫画(「運び屋編」と「性被害編」)が高い評価を受け、その漫画を使った被害防止のための啓発クリアファイルが作成されることとなり、このたび完成したそうです。その4コマ漫画については「菊翔祭文化の部」でも全校生徒へ披露してもらいました。

今日はその完成を記念して全校生徒へのクリアファイルの贈呈式があり、生徒を代表して生徒会長の平美月(菊池南中出身)さん、スマートアクティ部1年の村上優里(菊池南中出身)さんと恵良流月(山鹿中出身)が代表で出席しました。このクリアファイルが被害防止の啓発グッズとして役立つことを期待します。

この贈呈式の模様は本日夕方のNHK「クマロク!」で放送されます!

 

 

 

 

 

 

 

 

育友会と二人三脚で!

昨日、育友会の役員会がありました。本校の育友会は非常に協力的で「菊翔祭文化の部バザー」や「育友会林活動」「ハーフマラソン大会」等学校行事など教育活動を全面的にバックアップしていただいています。

先日も9月29日から10月5日まで本校職員や生徒会役員ととに「あいさつ運動」に参加していただきました。私も本校の指導の重点事項として「明るく元気に大きな声であいさつ」「校門一礼」に全職員で取組んでいるが、思ったように成果がでない指導の難しさを役員の皆さんにお伝えしていました。

「あいさつ運動」の期間中、ありがたいことに本田会長は毎日、参加していただきました。その感想を昨日の役員会で発言、問題提起されました。「あいさつ、服装・容姿、遅刻等、基本的事項についてもっと厳しく指導をしてもいいんじゃないか?」「先生方が遠慮しているように見えた。」

これは学校の指導に対する批判ではなく、育友会の長としての菊池高校をもっといい学校にしたい、地域から信頼される学校にしたい、という応援のための発言でした。とてもありがたいことです。

早速、育友会と学校で二人三脚となった取組みを具体的に展開しようということで作戦会議をします!

「皿を割る」職員集団を目指して!

今日は運営委員会がありました。本校は毎週木曜日の1時限目に運営委員会があります。運営委員会とは校内の校務分掌の長である主任主事が集まる学校運営を円滑に行うための最も重要な会議です。学校という集団は他の企業体と比べ俗に言う管理職と呼ばれる立場の人間の数が少なく、本校の場合は校長・教頭・事務長の3人しかいません。管理職3人でできることは高が知れています。

そこで、学校を組織としてスムーズに運営していくために、最前線のリーダーとして働いてもらっている主任主事が頼りとなります。その主任主事の先生方が思い切って行動できるよう「皿を割る」を呼び掛けているところです。主任主事には日ごろから大変ご苦労を強いていますが、思い切ったリーダーシップのもと全職員が組織「ワンチーム」として生き生きと活動できる職員集団になればと思っています。

先生たちが明るく元気でなければ、生徒たちも明るく元気に生活できません。1年も後半戦に入り、これまで以上に菊池高教職員が「皿を割る」集団になればと思っています!

11月6日(金)まで授業を公開しています!

本校では今週から11月6日(金)まで全職員が授業を公開し教科の代表が研究授業を行い、授業力向上を図っています。国語、数学、理科、地歴・公民、英語については中学校と一緒に授業研究ができればと思い、菊池市内の5中学校にも案内しています。

本日は田上先生が2年1組特進クラスの地学の授業で研究授業をしてくれました。ありがたいことにその授業に菊池南中学校の音光寺校長先生が参観に来て下さいました。音光寺校長先生は本校の学校運営協議会の委員と「学科魅力化」専門委員会の専門委員をしていただいており、OBでもあります。お忙しい中、わざわざ授業を参観いただき心から感謝です。地元の校長先生、OBとしての本校への期待の表れだと認識しています。

授業は熊本地震のデータとこれまで学習してきたことを関連させながら、地震のメカニズムを考える授業でした。個人の考えをグループで深め、発表するというアクティブラーニングの手法をとった授業展開で、生徒たちが主体的に活動し、考えを深める素晴らしい授業でした。

今日のような授業が全ての授業で展開されれば、生徒たちの学力は向上し、「伸びる菊池高校」「夢を叶える菊池高校」を実現でき、「選ばれる菊池高校」になると確信しました!

24校の参加にびっくり!

今日は大津北中学校の学校説明会に行って来ましたが、なんと24の高校が説明会に参加していました。24校を公立高校6校の2グループ、私立高校も同じく6校の2グループの計4グループの時間帯に分けてそれぞれの会場で説明を行いました。大津町はJR沿線で熊本市内にも通学しやすいという地理的要因もあるかとは思うのですが、高校に進学するのにこんなに多くの選択肢があるのかとびっくりするとともに、中学3年生の生徒たちも進路選択で大変だなと思いました。

現在、大津北中学校から本校には1年生が11名、2年生が4名、3年生が6名来てくれています。今日の本校の説明会会場には20名弱の中学生とその半数以上の保護者が集まってくれました。今日は卒業生代表として普通科の草場舞華さんと商業科の江口帆南さんが一緒に参加してくれましたが、2人ともバスケットボール部、バレーボール部でも日々一生懸命活動しており、菊池高校の素晴らしさを後輩たちに精一杯PRしてくれました。

中学生も保護者も2人の話をしっかり聞いてくれており、昨年以上の生徒たちが来てくれればいいなと思いました。また、こんなに多くの競争相手がいるという現実を直視し、「選ばれる菊池高校」になるためにはさらなる努力が必要なことも改めて痛感しました!

改めて菊池の歴史・文化、自然の豊かさを痛感!

昨日、菊池市観光協会の会合に出席しました。その冒頭に地元選出の県議会議員の前川収先生の基調講演がありました。菊池一族の活躍により楠木正成から横井小楠、坂本龍馬と繋がり日本の歴史が作られてきたことや菊池武光公像が今の菊池公園に出来るまでの話、その景観は全国的にも誇れるものであること、菊池渓谷に代表される自然の豊かさなど興味深い話を聞くことができました。

一緒に話を聞いていた地元の方々もご存じないような話もあり、やはりこのような話はしっかりと語り伝えていかなければならないと思いました。現在、本校でも学校運営委員会の「地域資源活用」専門委員会で菊池の豊かな歴史・文化、自然、人材を教育活動に取り入れ、生徒たちが菊池の素晴らしさを実感し、誇りを持つような菊池ならではの教育ができないかと協議しているところです。

4月に菊池高校着任した時の菊池公園、菊池神社の満開の桜に始まり、日々の将軍木の緑、先日の御松囃子御能の奉納など地域の素晴らしさを痛感しています!

1人でも多くの中学3年生を待っています!

10月から中学校への高校説明会が始まりましたが、今日は地元の七城中学校に行きました。いつも1年生の生徒に同行してもらい、説明してもらうのですが、今日は普通科の和後瑛音瑠君と商業科の田代嗣音君と一緒に行きました。学校に着くなり、2人は七城中学校の先生方から歓迎の声を掛けられ、2人が中学校の先生方からも信頼されている様子が伺い知れました。

和後君は野球部で先の九州地区野球大会の県予選でも1年生ながら1番サードで大活躍、田代君もこのブログで紹介しましたが、バドミントンの学年別対抗戦で5回戦まで進出する快挙を見せ、2人とも文武両道で頑張っている生徒です。

私が校長としての学校のスローガンや期待する生徒像等について話をした後に、菊池高校の学科、学校行事、部活動など詳細についてしっかり説明してくれました。七城中学校の3年生も先輩の話を興味深く、真剣に聞いてくれていたように思います。

1人でも多くの菊池市内の中学3年生に地元の身近な高校として菊池高校を進学先として選んでもらえるかが、非常に重要なことだと思っています。

明日は普通科の高宗風汰君と商業科の山下華蓮さんと一緒に菊池南中学校に行きます!