校長ブログ

校長ブログ

3年間お世話になりました。ありがとうございました!

本日、心のこもった転退任式を実施していただきました。コロナ禍の中、伝統ある菊池高校に赴任し、3年の月日が流れました。菊池公園の満開の桜の中、希望に膨らませ着任したことをこの前の事のように覚えています。校長として本当に楽しく充実した日々を送らさせていただきました。生徒諸君、先生方、保護者、地域の皆様方に心からの感謝の気持ちで一杯です。

赴任早々2ヶ月間の休校を余儀なくさせ、何もかもがこれまで経験のない出来事でどうなることかと思いながらの船出でしたが、皆さんのご支援、ご協力のお陰で大過なく3年間を過ごすことができました。担当の椎葉先生に背中を押していただき始めたこの校長ブログも400回近い回数を重ねることができました。いろんな方々から読んでいるよと声を掛けていただいたことが本当に励みになりました。

菊池高校は確実に前進し、地域から信頼させ、愛される高校になっていると確信しています。「誇りあれこれの学舎、栄えあれこれの学舎、光りあれこれの学舎」の思いで菊池高校を後にしたいと思います。3年間本当にお世話になり、ありがとうございました。

 

 

 

無事、終業式を迎えることができました!

本日は3学期の終業式、1年間の締め括りの日となりました。丸3年間続いた新型コロナウイルス感染症の収束が見えてきた中で久しぶりに全校生徒が体育館に会し集会をすることができました。生徒たちの顔を見ながら話をすることができる喜びを実感しました。

「この1年間はいろいろな場面で皆さんの頑張りと成長を実感できる1年であった。」と話し、今年度は菊池高校にとっても学校改革元年の年で、普通科の学科改編による未来探究コースと地域探究コースの設置や商業科の資格取得や体験学習の充実など新たな学びへの取組が学校全体の活性化に繋がったと感じていると伝えました。

また、1年間を通し生徒会役員が朝から校門で登校してくる生徒に挨拶してくれていることや運動部の皆んなが校内外の清掃活動をしてくれていることに対し、必ずや一人ひとりの力となって返ってくるとお礼を述べました。

最後に1・2年生のみんなが、明日から充実した春休みを送り、今度入学してくる131名の新入生の良き先輩として菊池高校生の姿を示してくれることを期待し、話を締めました。

昨年度を上回る133人の合格となりました!

本日、高校入試最後の2次募集受検者10人の合格を発表しました。合格者は前期(特色)選抜82人、後期(一般)選抜41人に本日の10人を加え、合計133人となりました。これまでの生徒たちの頑張りや先生方の努力のおかげで本年度入学者数の126人を上回ることができました。心からうれしく思います。

もちろん、菊池市を始めとする地域からの支援や保護者の皆様方の協力も忘れることはできません。本年度普通科の学科改変や商業科の新たな学びに取組み、これらのことにも一定の評価をいただいたものと感じています。今後ますます菊池高校ならではの魅力的な教育活動を推進し、地域や保護者の期待に応えることができるような学校にしていきたいと思っています。

これから3月27日(月)の合格者説明会を経て4月10日(月)に入学式を行います。133人の新入生を万全の体制で迎えることができるようワクワクした気持ちで準備に当たりたいと思います。

教職員サッカー大会に男女それぞれ参加しました!

昨日は教職員サッカー大会が開催され、本校は男性チームと女性チームの2チームで参加しました。試合会場は嘉島町の運動公園でしたが、まずは人工芝の施設の素晴らしさに感動しました。その施設の隣には日本サッカー協会が建設したサッカー場もあり、嘉島町の発展とサッカー競技の環境整備の進化を実感しました。

本大会への参加には保健体育科の内古閑先生が音頭を取ってくれましたが、男女それぞれで参加することができ、本当にうれしく感じました。3年に及ぶコロナ禍でこのような活動が制限され、先生方のコミュニケーションも少々希薄になっていましたので、やっと日常が戻ってきたと感じました。

私は泗水西小学校のイベントに参加した後に会場に行きましたので、最後の女性の先生方の試合しか見ることができませんでしたが、先生方が生き生きと楽しそうにボールを追う姿をみることができ、このような活動が職場の活気にも繋がると思いました。

世間では明日からマスク着用も自己判断となりコロナ禍も確実に新しい局面を迎えます。いろいろな場面での先生方のコミュニケーションが深まり、職場がますます活性化することを期待しています。

菊池農業高校の太鼓部と初めてコラボしました!

昨日、泗水西小学校で「友情の森フェスティバル」という児童たちの手作りのイベントが行われました。そのオープニングイベントで本校の書道部と菊池農業高校の太鼓部とが初めてのコラボレーションを行いました。これまで本校の書道部は学校の文化祭や菊池市の夏祭り「白龍祭り」などで書道パフォーマンスを披露してきました。

今回の泗水西小学校のイベントでもアドバイザーをされた菊池市の高校魅力化コーディネーターの平松あすかさんから菊池農業高校の太鼓部と本校書道部のコラボを提案していただき、実現の運びとなりました。参加の児童や地域の皆さんの様子を見ていると非常に好評で、両校にとって地域の高校としての地域貢献や活動のPRという面からもとても有意義なものとなりました。

私自身、久しぶりに小学生に触れ、素直で屈託のない姿に深い感動を覚えました。小学生時代に地元の高校のお兄さん、お姉さんの素晴らしい活動を見て、高校の生徒たちを身近な憧れの存在として感じてくれればいいなあと思いました。

 

後期(一般)選抜の合格発表とともに2次募集を行います!

本日、県教育委員会の特設サイトにおいて後期(一般)選抜の合格発表を行いました。本日の発表において普通科未来探究コース7人、同じく地域探究コース25人、商業科9人の合格を発表し、前期(特色)選抜と合わせ、未来探究コース21人、地域探究コース53人、商業科49人、計123人の合格が決定しました。しかし、まだ募集定員に満たっていませんので、2次募集を行います。

この2次募集でも1人でも多くの生徒が出願してくれればと思っています。現在の1年生の入学者が126人でしたので、できれば昨年を上回る入学者になればと願っています。新年早々の前期(特色)選抜の募集から始まった高校入試もいよいよ最終局面を迎えることとなりました。教頭先生、教務主任を中心に全職員で本当にきめ細かに業務に当たってもらい、大変なご苦労をお掛けしました。

今日は早速、制服の採寸や教科書販売等も行われ、新入生や保護者の皆さんの来校もあります。先日、卒業生を送り出したかと思うと新年度も目の前と言った感じで、慌ただしく月日が流れていきます。

朝から嬉しい光景に出くわしました!

3月1日、2日に本校正門前の通り「御所通り」において3年ぶりに初市が開催されました。もちろん私が校長として赴任して初めての実施でした。1日の卒業式に華を添える催し物として大変ありがたく、日頃ひっそりとしている通りの昨日の夕方の賑わいぶりには少々びっくりもしました。やはり通りに賑わいがあるというのは活気があっていいなあと感じました。

そのような中、今朝、その「御所通り」で何かを抱えたようにして登校する女子生徒と出会いました。始めは何かわからず尋ねると昨日の市の食べかすでした。手一杯に抱え登校している姿を目の当たりにし、本当にうれしくなりました。商業科2年生の女子生徒で、たまたま出くわしましたが、本校にはこのような生徒がいると思うと誇らしく感じました。

3月に入り、1日は卒業式、昨日は1・2年生の進級判定会議、本日は高校入試後期(一般)選抜の判定会議と大切な行事や重要な会議が続きます。年度締めくくりの月をしっかりと過ごし、来年度に繋げたいと思います。

107名の卒業生が学び舎を巣立って行きました!

今日から3月、1日は全ての県立高校で卒業式が行われます。本校も第75回卒業証書授与式を厳粛に挙行することができました。今年は3年ぶりに県議会を始め学校運営協議会の委員の皆様方をご来賓として迎えし、式を行いました。この卒業生は入学直後から2ヶ月間の休校を余儀なくされ、新型コロナウイルス感染症に翻弄された3年間であり、やっと収束の兆しが見えた中での卒業となりました。

私は式辞の中で、「高校時代にこの未知なるウイルスという逆境を乗り越え、これまでの当たり前が当たり前ではなかったことや不自由さの中で感じることができた『ありがたさ』や『感謝の気持ち』などを実感することができた皆さんには前途洋々たる素晴らしい未来が待っていると確信している。」と述べました。

入学以来初めての声出しによる生徒十則や校歌斉唱も感動的であり、107名の卒業生を祝福するに相応しい素晴らしい卒業式を挙行することができました。改めて、卒業生に幸多からんことを願います。

 

全校生徒で3年間の功績を称えました!

早いもので2月も最終日、明日の卒業式に先立ち、本日は3年生の表彰式を行いました。この表彰式には同窓会である「菊朋会」や育友会の役員の方々にもご出席いただき表彰や記念品の贈呈等をしていただきました。私は表彰をしながら、一人ひとりの頑張りや努力が目に浮かび心からの祝福の気持ちで表彰状を手渡しました。改めて、こんなに多くの生徒がそれぞれの分野で活躍してくれたことに大きな喜びと誇りを感じました。

この表彰式には全校生徒が出席し、皆んなで功績を称え合いました。私も本校に赴任し3度目の表彰式になりますが、初めての全校での実施で、まだマスクは着けたままではありましたが、やっと日常が戻ってきていることを実感しました。

表彰式後には同窓会「菊朋会」の入会式もありました。池田一男会長からのお祝いのあいさつがあり、114年の伝統と2万7千余の卒業生を有する本校の歴史の重さに身の引き締まる思いをしたのではないかと思います。

明日は卒業式、107名の卒業生の前途を心から祝福する立派な式にしたいと思っています。

 

2日間にわたり全員無事に受検してくれました!

昨日から実施されている高校入試の後期(一般)選抜が無事終了しました。天候にも恵まれ、心配していたコロナウイルスやその他の体調不良等による欠席や別室受検等もなく、予定していた受検生が全員無事受検を終了することができホッとしています。「備えあれば憂いなし」の言葉どおり準備を万端にしてもらっていたお陰だと感謝しています。

一部始めている教科もありますが、午後から全職員で採点業務に入ります。これから祭日を挟んで24日まで業務が続きます。絶対にミスが許されない業務ですので決められた要領に沿って念には念を入れて業務に当たりたいと思っています。