校長ブログ

校長ブログ

3年間お世話になりました。ありがとうございました!

本日、心のこもった転退任式を実施していただきました。コロナ禍の中、伝統ある菊池高校に赴任し、3年の月日が流れました。菊池公園の満開の桜の中、希望に膨らませ着任したことをこの前の事のように覚えています。校長として本当に楽しく充実した日々を送らさせていただきました。生徒諸君、先生方、保護者、地域の皆様方に心からの感謝の気持ちで一杯です。

赴任早々2ヶ月間の休校を余儀なくさせ、何もかもがこれまで経験のない出来事でどうなることかと思いながらの船出でしたが、皆さんのご支援、ご協力のお陰で大過なく3年間を過ごすことができました。担当の椎葉先生に背中を押していただき始めたこの校長ブログも400回近い回数を重ねることができました。いろんな方々から読んでいるよと声を掛けていただいたことが本当に励みになりました。

菊池高校は確実に前進し、地域から信頼させ、愛される高校になっていると確信しています。「誇りあれこれの学舎、栄えあれこれの学舎、光りあれこれの学舎」の思いで菊池高校を後にしたいと思います。3年間本当にお世話になり、ありがとうございました。

 

 

 

無事、終業式を迎えることができました!

本日は3学期の終業式、1年間の締め括りの日となりました。丸3年間続いた新型コロナウイルス感染症の収束が見えてきた中で久しぶりに全校生徒が体育館に会し集会をすることができました。生徒たちの顔を見ながら話をすることができる喜びを実感しました。

「この1年間はいろいろな場面で皆さんの頑張りと成長を実感できる1年であった。」と話し、今年度は菊池高校にとっても学校改革元年の年で、普通科の学科改編による未来探究コースと地域探究コースの設置や商業科の資格取得や体験学習の充実など新たな学びへの取組が学校全体の活性化に繋がったと感じていると伝えました。

また、1年間を通し生徒会役員が朝から校門で登校してくる生徒に挨拶してくれていることや運動部の皆んなが校内外の清掃活動をしてくれていることに対し、必ずや一人ひとりの力となって返ってくるとお礼を述べました。

最後に1・2年生のみんなが、明日から充実した春休みを送り、今度入学してくる131名の新入生の良き先輩として菊池高校生の姿を示してくれることを期待し、話を締めました。

昨年度を上回る133人の合格となりました!

本日、高校入試最後の2次募集受検者10人の合格を発表しました。合格者は前期(特色)選抜82人、後期(一般)選抜41人に本日の10人を加え、合計133人となりました。これまでの生徒たちの頑張りや先生方の努力のおかげで本年度入学者数の126人を上回ることができました。心からうれしく思います。

もちろん、菊池市を始めとする地域からの支援や保護者の皆様方の協力も忘れることはできません。本年度普通科の学科改変や商業科の新たな学びに取組み、これらのことにも一定の評価をいただいたものと感じています。今後ますます菊池高校ならではの魅力的な教育活動を推進し、地域や保護者の期待に応えることができるような学校にしていきたいと思っています。

これから3月27日(月)の合格者説明会を経て4月10日(月)に入学式を行います。133人の新入生を万全の体制で迎えることができるようワクワクした気持ちで準備に当たりたいと思います。

教職員サッカー大会に男女それぞれ参加しました!

昨日は教職員サッカー大会が開催され、本校は男性チームと女性チームの2チームで参加しました。試合会場は嘉島町の運動公園でしたが、まずは人工芝の施設の素晴らしさに感動しました。その施設の隣には日本サッカー協会が建設したサッカー場もあり、嘉島町の発展とサッカー競技の環境整備の進化を実感しました。

本大会への参加には保健体育科の内古閑先生が音頭を取ってくれましたが、男女それぞれで参加することができ、本当にうれしく感じました。3年に及ぶコロナ禍でこのような活動が制限され、先生方のコミュニケーションも少々希薄になっていましたので、やっと日常が戻ってきたと感じました。

私は泗水西小学校のイベントに参加した後に会場に行きましたので、最後の女性の先生方の試合しか見ることができませんでしたが、先生方が生き生きと楽しそうにボールを追う姿をみることができ、このような活動が職場の活気にも繋がると思いました。

世間では明日からマスク着用も自己判断となりコロナ禍も確実に新しい局面を迎えます。いろいろな場面での先生方のコミュニケーションが深まり、職場がますます活性化することを期待しています。

菊池農業高校の太鼓部と初めてコラボしました!

昨日、泗水西小学校で「友情の森フェスティバル」という児童たちの手作りのイベントが行われました。そのオープニングイベントで本校の書道部と菊池農業高校の太鼓部とが初めてのコラボレーションを行いました。これまで本校の書道部は学校の文化祭や菊池市の夏祭り「白龍祭り」などで書道パフォーマンスを披露してきました。

今回の泗水西小学校のイベントでもアドバイザーをされた菊池市の高校魅力化コーディネーターの平松あすかさんから菊池農業高校の太鼓部と本校書道部のコラボを提案していただき、実現の運びとなりました。参加の児童や地域の皆さんの様子を見ていると非常に好評で、両校にとって地域の高校としての地域貢献や活動のPRという面からもとても有意義なものとなりました。

私自身、久しぶりに小学生に触れ、素直で屈託のない姿に深い感動を覚えました。小学生時代に地元の高校のお兄さん、お姉さんの素晴らしい活動を見て、高校の生徒たちを身近な憧れの存在として感じてくれればいいなあと思いました。

 

後期(一般)選抜の合格発表とともに2次募集を行います!

本日、県教育委員会の特設サイトにおいて後期(一般)選抜の合格発表を行いました。本日の発表において普通科未来探究コース7人、同じく地域探究コース25人、商業科9人の合格を発表し、前期(特色)選抜と合わせ、未来探究コース21人、地域探究コース53人、商業科49人、計123人の合格が決定しました。しかし、まだ募集定員に満たっていませんので、2次募集を行います。

この2次募集でも1人でも多くの生徒が出願してくれればと思っています。現在の1年生の入学者が126人でしたので、できれば昨年を上回る入学者になればと願っています。新年早々の前期(特色)選抜の募集から始まった高校入試もいよいよ最終局面を迎えることとなりました。教頭先生、教務主任を中心に全職員で本当にきめ細かに業務に当たってもらい、大変なご苦労をお掛けしました。

今日は早速、制服の採寸や教科書販売等も行われ、新入生や保護者の皆さんの来校もあります。先日、卒業生を送り出したかと思うと新年度も目の前と言った感じで、慌ただしく月日が流れていきます。

朝から嬉しい光景に出くわしました!

3月1日、2日に本校正門前の通り「御所通り」において3年ぶりに初市が開催されました。もちろん私が校長として赴任して初めての実施でした。1日の卒業式に華を添える催し物として大変ありがたく、日頃ひっそりとしている通りの昨日の夕方の賑わいぶりには少々びっくりもしました。やはり通りに賑わいがあるというのは活気があっていいなあと感じました。

そのような中、今朝、その「御所通り」で何かを抱えたようにして登校する女子生徒と出会いました。始めは何かわからず尋ねると昨日の市の食べかすでした。手一杯に抱え登校している姿を目の当たりにし、本当にうれしくなりました。商業科2年生の女子生徒で、たまたま出くわしましたが、本校にはこのような生徒がいると思うと誇らしく感じました。

3月に入り、1日は卒業式、昨日は1・2年生の進級判定会議、本日は高校入試後期(一般)選抜の判定会議と大切な行事や重要な会議が続きます。年度締めくくりの月をしっかりと過ごし、来年度に繋げたいと思います。

107名の卒業生が学び舎を巣立って行きました!

今日から3月、1日は全ての県立高校で卒業式が行われます。本校も第75回卒業証書授与式を厳粛に挙行することができました。今年は3年ぶりに県議会を始め学校運営協議会の委員の皆様方をご来賓として迎えし、式を行いました。この卒業生は入学直後から2ヶ月間の休校を余儀なくされ、新型コロナウイルス感染症に翻弄された3年間であり、やっと収束の兆しが見えた中での卒業となりました。

私は式辞の中で、「高校時代にこの未知なるウイルスという逆境を乗り越え、これまでの当たり前が当たり前ではなかったことや不自由さの中で感じることができた『ありがたさ』や『感謝の気持ち』などを実感することができた皆さんには前途洋々たる素晴らしい未来が待っていると確信している。」と述べました。

入学以来初めての声出しによる生徒十則や校歌斉唱も感動的であり、107名の卒業生を祝福するに相応しい素晴らしい卒業式を挙行することができました。改めて、卒業生に幸多からんことを願います。

 

全校生徒で3年間の功績を称えました!

早いもので2月も最終日、明日の卒業式に先立ち、本日は3年生の表彰式を行いました。この表彰式には同窓会である「菊朋会」や育友会の役員の方々にもご出席いただき表彰や記念品の贈呈等をしていただきました。私は表彰をしながら、一人ひとりの頑張りや努力が目に浮かび心からの祝福の気持ちで表彰状を手渡しました。改めて、こんなに多くの生徒がそれぞれの分野で活躍してくれたことに大きな喜びと誇りを感じました。

この表彰式には全校生徒が出席し、皆んなで功績を称え合いました。私も本校に赴任し3度目の表彰式になりますが、初めての全校での実施で、まだマスクは着けたままではありましたが、やっと日常が戻ってきていることを実感しました。

表彰式後には同窓会「菊朋会」の入会式もありました。池田一男会長からのお祝いのあいさつがあり、114年の伝統と2万7千余の卒業生を有する本校の歴史の重さに身の引き締まる思いをしたのではないかと思います。

明日は卒業式、107名の卒業生の前途を心から祝福する立派な式にしたいと思っています。

 

2日間にわたり全員無事に受検してくれました!

昨日から実施されている高校入試の後期(一般)選抜が無事終了しました。天候にも恵まれ、心配していたコロナウイルスやその他の体調不良等による欠席や別室受検等もなく、予定していた受検生が全員無事受検を終了することができホッとしています。「備えあれば憂いなし」の言葉どおり準備を万端にしてもらっていたお陰だと感謝しています。

一部始めている教科もありますが、午後から全職員で採点業務に入ります。これから祭日を挟んで24日まで業務が続きます。絶対にミスが許されない業務ですので決められた要領に沿って念には念を入れて業務に当たりたいと思っています。

明日から後期(一般)選抜が始まります!

昨年度から高校入試の日程が前倒しされ、早いもので明日から後期(一般)選抜が始まります。一昨年前と比べると2週間余り早い実施となります。今日はその準備に追われているところで、現在校長室でも問題の確認が行われています。この高校入試の対応は絶対にミスは許されず、その作業は受検数の多少に関わらずとても神経を使うものとなります。受検生が持てる力を遺憾なく発揮できるよう心を込めて準備をしてもらっています。

予断はゆるされないものの、現在、コロナウイルス感染症も落ち着いており、寒さもさほど気にならない状況かと安堵しています。しかしながら、不測の事態にもしっかりと対応できる体制を作っておかなければならないと思っています。3月6日(月)の県教育委員会の特設Webによる合格者発表まで気を抜けない日々が続きます。

また、その間に生徒たちの生涯の思い出となる「卒業式」も実施されます。祭日、土日等を挟んでの同時進行となりますが、全職員による万全の協力体制で無事乗り越えて行きたいと思います。

それぞれの高校の特色が発揮されました!

本日、熊本県教育委員会主催の県立高校One Teamプロジェクト事業が菊池市の旭志公民館で開催されました。このOne Teamプロジェクトは、県立高校がそれぞれの学校の強みを生かし、複数の高校がOne Teamとして連携・協力し、互いを高め合うことにより県立高校の魅力化を促進する事業です。今回のOne Teamは熊本西高校、八代清流高校、岱志高校と本校の4校です。

今日のプロジェクト事業はこの4校が「高校発!バーチャル市役所」と題して取り組んだ探究学習の最終発表会で、各学校の成果発表や基調講演、ワークショップなどを行いました。それぞれの生徒が地域課題解決に取り組む中で情報交換、共有や議論を深めながら、地域間の違いや様々な考えを知ることで視野を広げることができたのではないかと思います。

このような事業を通して、探究学習の目的である関心を持っていることや疑問に思っていることについて「もっと知りたい」「より真理に近づきたい」という知的好奇心がかきたてられることを期待しています。

家庭クラブ連盟の後期役員会が開催されました!

家庭クラブ連盟は全国的な組織として全国高等学校家庭クラブ連盟があり、都道府県にその支部組織があります。高校生全員が学ぶ家庭科の学習内容の発展としての実践的・体験的な活動のホームプロジェクトや学校家庭クラブ活動への研究意欲と資質の向上を図ることを目的として、昭和28年(1953年)に結成されています。主な活動内容として全国研究発表大会、全国指導者養成講座、機関誌「FHJ」の編集、各種コンクール・コンテスト、アメリカへの留学生派遣などを実施しています。

本校は今年度その熊本県家庭クラブ連盟の理事校として昨年の11月8日に第69回熊本県高等学校家庭クラブ連盟研究発表大会を開催しました。担当校として家庭クラブ生徒会長の商業科1年の田平杏彩さんを中心に関係生徒が協力して研究発表大会の準備・運営を行い、本当に貴重な経験となりました。

今日は本年度を総括する後期役員会がオンラインで実施され、1年間の活動を振り返りました。理事校である1年間が無事に終了し、担当していただいた家庭科の近藤和代先生もホッと胸をなでおろしておられました。

 

本年度の学校保健委員会を開催しました!

今日は本年度の学校保健委員会を開催しました。委員会には学校医、学校歯科医、学校薬剤師の先生方、保護者の代表として育友会会長、学校から関係職員と2年生の生徒保健委員が出席しました。私はこの委員会で毎年、「1に健康、2に心、3、4がなくて、5に勉強」という小学校時代の校長先生が集会の時に仰っていた言葉を引用させてもらっています。この言葉は、私の教師としての指針になっています。やはり、何をやるにしても健康が一番、次に人としての心、精神を磨くことが重要であり、その土台がしっかりとして初めて色々な物事にチャレンジできると思っています。

会では関係職員からの本校の学校保健・安全の概要、新体力テストの結果の説明と生徒保健委員会の松岡紗那委員長と岩橋楓華副委員長による「感染症に負けるな〜Hand-washプロジェクト」と題した非常に素晴らしい発表がありました。その後、新型コロナウイルス感染症が第5類への移行を迎えるにあったの協議を行いましたが、活発な意見交換がなされ、有意義な会となりました。

今後とも学校医、学校歯科医、学校薬剤師の先生方や保護者の皆さんと連携を図りながら、生徒の健康の保持増進、安心安全に努めたいと思います。

「部活動の活性化」なかなか難しい課題です!

部活動を通して学ぶこと、身に付けることは多く、その教育的意義は非常に大きいと思っています。その「部活動の活性化」は本校の魅力化、学校自体の活性化に向けた大きな課題です。本校では育友会活動の中に部活動生の活動を支援していただく「体育文化振興委員会」という委員会があります。昨日、その委員会が開催され、各部の代表の保護者に参加していただきました。

この委員会は発足からまだ2年目で活動自体まだまだ模索しており、それぞれの部活動においても保護者会を有する部や有しない部など状況は様々です。しかしながら、全ての保護者の皆様方が部の枠を越えて部活動生の活動をバックアップしていこうと協力的に参加していただき、いろいろなご意見や思いを聞かせてもらい心から感謝しています。

現在、本校ではコロナ禍の影響もあるかとは思うものの、部員が減少、不足状態にあり、なかなかその打開策が見出だせないでいます。「生徒が主役」であるという視点を忘れず、どうしたら加入したくなる魅力的な部活動となるかしっかりと考えていきたいと思います。

後期(一般)選抜の出願が締め切られました!

2月2日から後期(一般)選抜の出願が始まり、本日正午で締め切られ県内の出願者数が発表されました。明日から10日の正午まで出願変更期間があるものの、現時点では普通科未来探究コースに10人、地域探究コースに29人、商業科に11人、計50人の中学生が後期(一般)選抜を受検してくれることとなりました。前期(特色)選抜で82人が内定していますので、合計で132人が本校を希望してくれました。非常に厳しい状況ではあるものの、現在の1年生の入学者数が126人でしたので、若干でも上回ることができ、本校の取組みが一定の評価を受けたものと嬉しく思っています。

特に本年度から学科改編を行った普通科の未来探究コースと地域探究コースの出願者数が増え、学科改編に対する期待の大きさを感じたところです。もちろん、商業科も志願者数は減ったものの地域課題解決学習や販売実習、上級資格取得など確実な成果を上げていると自負しています。

高校入試は失敗やミスが絶対に許されない重要な行事ですので、これから2月21日(火)・22日(水)の検査当日に向けてしっかりと準備をしていきたいと思っています。

後期(一般)選抜の出願が始まります!

早いもので2月に入り、昨日は前期(特色)選抜の結果を各中学校に通知しました。受検生は合否に一喜一憂したのではないかと思います。それもつかの間、今日から後期(一般)選抜の出願が始まります。おかげで、前期(特色)選抜では募集人員(普通科未来探究コース14人、地域探究コース28人、商業科40人、計82人)の全ての人員について生徒を確保することができました。今日からの後期(特色)選抜でどれくらい新入生を増やすことができるか不安と期待が入り混じった心境です。

日頃から全職員で取り組んでいる「学校魅力化」についての成果をみるバロメーターの1つが志願者数だと考えています。しかし、日頃の頑張りがなかなか数字として表れてくれないのが悩ましいところです。本年度からの普通科の学科改編による「探究学習」や商業科の新たな学びとしての「菊高ジャック」や「上位検定取得」など着実にその成果を上げていると自負しています。

何事も一朝一夕では成し得るものではありませんが、全職員で協力して、粘り強く一歩一歩確実に前進して行きたいと思っています。

早いもので1月も終わります!

この前、「明けましておめでとうございます」の挨拶で新年を迎えたばかりのようでしたが、今日で1月も終わり、明日から2月となります。しかし、その間、大学入試共通テスト、3年生学年末考査、高校入試の前期(特色)選抜、それらに伴う諸会議など次から次に行事が襲いかかってくるような感じでした。また、10年に1度の異常気象による寒波や高校入試の妨害行為など適切な判断や対応が必要となるような出来事もありました。

本年度も残すところあと2ヶ月となり、1・2年生の学年末考査、高校入試後期(一般)選抜、国公立大学(前期)入試、卒業式の準備と重要な行事が目白押しです。先生方には本当にご苦労をお掛けしますが、全職員で協力して乗り越えて行きたいと思っています。

そのような中に嬉しい出来事がありました。私は大学を卒業してすぐに養護学校(現在は支援学校)の臨採で講師をしましたが、その時、担任を組ませてもらった菊池市在住の先生とひょんなご縁で30年以上ぶりに再会することができました。30数年前の教員としての初心に戻ることができた貴重なひと時でした。

学校は通常通り実施しました!

昨日からの寒波で本日学校が通常どおり実施できるか心配していました。昨日の時点では判断しきれませんでしたので、今朝5時30分の状況を見て態度決定しました。冷え込みは厳しいものの思ったほどの積雪はなく実施の判断をしました。一部公共交通機関に影響は出たものの殆どの生徒たちが元気に登校してくれました。

今日は家庭学習期間に入っている3年生の学年末考査返却のための登校日でした。休校の場合は1日登校日を延ばし、卒業認定のための会議等も延期しなければならないと覚悟していました。その他、昨日の前期選抜の採点や集計作業等にも影響が出ず、ホッとしています。

また、テレビ、新聞等での報道もありましたが、高校入試を妨害するような行為が全国的にも発生しており何とも言えません。異常気象は仕方がないもののこれからの色々な行事が無事に進んでいくことを願うばかりです。

前期(特色)選抜無事終了しました!

昨日からの天気予報で混乱が生じることを心配していましたが、大きなトラブルもなく前期(特色)選抜検査が無事終了しました。本校では普通科の未来探究コースと地域探究コースが作文検査、商業科が集団面接を実施しました。受検生の遅刻や体調不良等も出なかったため、準備していた予備の検査場や控室等も使用することなく、ベストな形で検査を終了することができ、一先ずホッとしています。

校長室から外を眺めてみると吹雪のような状態となっており、受検生が無事帰宅できたかも心配になっているところです。今後の天候がこれから採点や集計作業、明日の生徒たちの登校に影響が出ないかも気になっています。本当にいろいろな危機に備えなければならないことを実感しています。

取り敢えず、午後から採点作業に入りますが、これからの起こりうる事態をしっかりと予測し、ミスや事故等がないよう落ち着いて適切に対応しなけばならないと考えています。

 

 

明日の前期(特色)選抜の天候が心配です!

明日は高校入試の前期選抜です。志願状況については新聞報道等でなされているとおり、普通科未来探究コースが募集14人に対し14人(昨年比+3人)、普通科地域探究コースが募集28人に対し46人(昨年比+4人)、商業科募集40人に対し41人(昨年比−15人)です。何とか全ての学科・コースで1倍を超えホッとはしています。

商業科は地域活性化イベント「菊高ジャック」や上級検定取得、商業科研究発表会県大会準優勝など今年度も素晴らしい実績を残しているにも関わらず、志願者減の状況に少々ショックを受けていますが、これに怯まず、これまで通りしっかりとした学習活動を継続して行きたいと考えています。また、普通科も今年度からの新設のコースであり、菊池市役所からの公営塾「前進塾」の設置やコーディネーターの派遣など行政や地域の団体からの全面的な協力を受けて学習を進めており、菊池高校ならではの教育活動を作り上げたいと思っています。

何はともあれ、明日は101人の中学生が本校を受検してくれることを心から嬉しく思っています。現在先生方が役割分担して綿密な準備をしてくれています。明日から10年に1度の寒波が日本列島を襲うとの天気予報も出ており、明日の天候が大変心配ですが、混乱なく検査が実施できることを祈っています。 

懐かしの前任校での研究会に出席しました!

本日は県高等学校教育研究会体育部会天草地区高等学校保健体育研究会が天草高校で実施されました。天草高校は私が教頭として定時制と全日制に各1年計2年間勤務させてもらった高校です。初めての管理職としての経験と単身赴任で戸惑いもありましたが、とても思い出深い学校です。

天草地区は私が専門としているハンドボールの盛んな地域で学生時代に合宿等も行ったことがあり、懇意にさせていただいていた方々も多くおられました。また、何と言っても魚が美味しく楽しかった思い出が多く残っています。天草高校は当時創立から120年を越える伝統校でその誇りが伝わってくる学校で、菊池高校と通ずるところがあると感じています。天草高校の生徒で一番印象に残っていることが、毎日の掃除時間に生徒たちが一様に膝を付いて拭き掃除を熱心に行うところです。その姿は今でも瞼に焼き付いています。

本日の天草地区の体育研究会で本年度最後の県高等学校教育研究会体育部会となりました。本会の副会長に就任して3年が経ちますが、本年度初めていくつかの地区研究会と県大会に参加させてもらい、保健体育科の授業が明らかに進化しているところを目の当たりにすることができました。一人でも多くの生徒が体育スポーツをライフワークとして心身ともに健康で豊かな人生を送ってくれればと思っています。

 

奨学金給付式が行われました!

本日、校長室において(公財)日本教育公務員弘済会(以下、弘済会)の奨学金の給付式が行われました。弘済会熊本支部では、本県教育の充実・振興と教職員の福祉増進のために様々な教育振興事業・福祉事業・共済事業を行っておられます。本日の給付式は教育振興事業の奨学事業として4人の生徒に奨学金を給付していただきました。本年度8月と10月に本県で開催した九州地区普通科高等学校長会や研究協議会でも助成をいただいています。

給付式には弘済会熊本支部から幹事の前田三千治先生にお出でいただき、保護者も立会のもと生徒一人ひとりに奨学金を授与していただきました。前田先生は私の前任校での校長先生で大変世話になった先生で、ご縁を感じたところです。

2年・3年の生徒を対象に本校からは普通科、商業科から各1人を学年において選抜推薦し、決定されました。4人とも勉学に熱心で日頃の生活態度も良好な生徒たちです。今回の奨学金給付を契機に今後さらに高い目標、夢を持って精進してくれることを期待しています。

 

早くも3週目に突入しました!

1月も今日から3週目、月日の経つのは本当に早いですね。新学期が始まり、先の土日には大学入学共通テストが実施され、受験を予定していた生徒が全員無事にテストを終えることができホッとしています。最後の最後まで粘り強く頑張って欲しいと思っています。また、金曜日から高校入試の前期特色選抜の募集も始まりました。こちらも24日(火)の試験本番に向けて準備に余念がありません。明日からは3年生の学年末考査も始まります。これが終わると20日(金)からは家庭学習期間となり、学校も少し寂しくなります。

このように年明け3学期に入ってからは行事が目白押しです。これから3月1日の卒業式までが色々な行事が錯綜し、対応に追われることとなります。特に世間の注目も高く、ミスが許されない高校入試や大学入試、厳粛に心を込めて執り行わなければならい卒業式など全職員で丁寧に準備していきたいと思っています。

忙しさの中にも心にゆとりを持って、「働きやすさ」と「やりがい」のある「いきいき職場」として業務を進めることができればと思っています。

商業科3年の課題研究発表会がありました!

今日は商業科3年生の課題研究発表会が行われました。発表会には商業科の全学年に加え、普通科1年が「総合的な探究の時間」として参加しました。発表内容は10月22日に開催した地域活性化イベント「菊高ジャック」についての取組でした。司会を佐々野司馬君、山下華蓮さんが担当し、「婚活イベント」について岡崎青空君、米岡聖奈さん、「菊高ショップ」について谷冨あおいさん、村上優里さん、「キクザニア」について石原明菜さん、菊川千那さんが発表してくれました。

発表会は会議室から各教室に配信するオンライン形式で実施され、私は司会者、発表者と同じ空間で参加しました。そこで感じたことは内容はさることながら司会者、発表者のしっかりとした堂々たる「姿」でした。その成長した「姿」を見て本当に感動し、誇りに感じました。

この「菊高ジャック」についての皆様方からの評価は高く、本校に新風を巻き起こした画期的なイベントと言っても過言ではないと思っています。本日、3年生の発表を聞いた1、2年生がまた独自の発想で新たな歴史を築いてくれるものと、今からワクワクしています。

 

 

 

3学期もオンラインでのスタートなりました!

今日から3学期がスタートしました。気温もそれ程下がらず、久しぶりに体育館で全校生徒が一堂に会し、始業式を行おうかとも思いましたが、昨年末の12月28日にコロナウイルス感染症の県のリスクレベルがレベル3に引き上げられましたので断念し、オンラインでの3学期のスタートとしました。

「1年の計は元旦にあり」、この年の初めにしっかりと目標や計画を立てることはとても大切であり、自分自身の今年1年について具体的な目標とそれに伴う行動計画を立てることをお願いしました。「夢(目標)なき者に成功なし」幕末動乱の時代に私塾「松下村塾」を開き、のちの明治維新で重要な働きをする多くの若者に思想的影響を与えた吉田松陰が唱えた言葉です。年頭に当たり、生徒たちにも夢(目標)を持って積極的に行動して欲しいと思っています。

3学期は学年を締めくくる学期であると同時に新年度に向けた準備を行う重要な学期です。自らの意思で主体的に前進することを期待しています。何よりも素晴らしい天候に恵まれたスタートとなり、大変嬉しく思っています。

今年の漢字一字は「活」としました!

今日から本格的に令和5年、3学期に向けた準備が始まりました。運営委員会、仕事始め式、職員会議、学年会、部会と会議が続きます。仕事始め式では、私の新年の挨拶の後、縁起が良いように、うさぎ年生まれの年男の渡邉昭夫先生(3年学年主任)から乾杯のご発声をしてもらい、和気あいあいと新年をスタートさせました。

職員会議の冒頭で「令和5年に向けて〜いきいき職場を目指して〜」と題して、昨今の働き方改革では「働きやすさ」に重点が置かれているが、真の意味の働き方改革は「働きやすさ」と「やりがい」の掛け算であり、特に「やりがい」を高め、働きやすく、やりがいもある「いきいき(活き活き)職場」を目指そうという話をしました。

菊池高校が「いきいき(活き活き)職場」となり、職員集団に「活気」が溢れ、「活動的」な集団となることを願って、今年の漢字一字を「活」としました。さらに、干支の「うさぎ」のようにぴょんぴょんと飛び跳ねる躍動的な年になればとも思っています。

いよいよ令和5年が始まります!

明けましておめでとうございます。年末年始の休暇もあっという間に終わり、いよいよ今日から令和5年の仕事始めです。とは言うものの、学校では特別な儀式等はなく、むしろ先生方にはできるだけ休みを取ってもらいたいと思っています。本格的な仕事始めは6日(金)の諸会議で、10日(火)が3学期の始業式となります。

3学期の行事予定表を眺めてみると、新学期早々に非常に重要で世間の注目も大きな大学入学共通テストと高校入試前期特色選抜が同時進行で実施されます。ミスや失敗が許されない行事で先生方にはとても気を使わせることになります。3年生は家庭学習期間となり、1、2年生は新学年に向けた0学期としての大切な準備期間ともなります。

昨年度から高校入試が早まった関係で2月は後期一般選抜と卒業認定、式の準備に追われ、息つく暇もないと言った状況です。3月1日が卒業式、その後、後期一般選抜の合格発表、必要に応じて2次募集、追試験を実施することになり、1、2年生の進級と合わせ、3月も慌ただしく過ぎていくのが目に見えています。

毎年の事ですが、「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」という令和5年がいよいよ始まります。慌ただしさの中にも確実に前進して行きたいと思っています。

 

今年1年お世話になりました!

本日で仕事納となります。令和4年もあっという間に終わってしまった感じがしています。ここで1年を振り返って菊池高校3大ニュースを考えてみました。

第1位は「普通科の学科改編がスタート!」だと思います。本校は長い歴史の中で1度も学科改編を行ったことはありませんでした。普通科と商業科という大きな枠組みは変えませんでしたが、普通科の学科改編、これに合わせて商業科の学びの見直し、新たな学びもスタートしました。このことは将来の菊池高校にとって大きな出来事だったと思います。

第2位は「コロナ禍においても学校行事をほぼ実施!」です。今年はコロナ禍にも関わらず「菊翔祭体育の部・文化の部」「菊高ジャック」「修学旅行」など私の校長着任以来初めて学校行事をほぼ全て実施することができました。生徒たちにとって生涯の大切な高校生活の思い出づくりをすることができ大変うれしく思っています。

第3位は「部活動活性化、大躍進!」です。野球部の県高校球史に残る10点差大逆転勝利、女子ボクシング部2年迫さんの県大会優勝、九州大会準優勝、ボート部2年水元君の九州大会出場、男子バレーボール部の県総体ベスト8、書道部、吹奏楽部、日本文化部の行事・イベント等での活躍など部活動生が本当に良く頑張ってくれました。このことは菊池高校全体に元気と勇気を与えてくれたと思っています。さらなる活躍を期待します。

何はともあれ、大きな事件、事故等もなく無事令和4年を終えることができ、本当に感謝の気持ちで一杯です。令和5年が菊池高校にとってさらに前進の年でありますよう、ご支援をお願い申し上げます。皆様、良い年をお迎えください。

充実した2学期が終わりました!

本日、無事終業式を迎えることができました。終業式前に行われた表彰式では私の着任以来、最高数の表彰だったように思います。体育系、文化系両方の部活動、読書感想文、作文コンクール、商業科の資格取得と様々な分野での表彰を行いました。非常に嬉しく、頑張った生徒たちを誇りに思いました。

終業式では、まず、表彰にも表れていますが、菊翔祭体育の部・文化の部、菊高ジャックなど様々な場面での生徒一人ひとりの頑張りを称えました。本当に良く頑張ってくれたと思っています。次に学年ごとにエールを送り、新たしい年に向けて「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えることができる。」ということを肝に銘じることを伝えました。このような節目節目で自分自身をしっかりと振り返り改めるべきは改め、具体的な目標に向かって前進して欲しいと願いを込めました。

長いようであっという間の2学期でしたが、大きな事件事故等もなく無事終業式を終えることができホッとしています。皆さんにとって素晴らしい年末年始となることを願っています。

 

終業式の様子

商業科の表彰者

2年1組HRの様子

 

判断の難しさを痛感しています!

本日は校内長距離走大会を計画していました。私が菊池高校に赴任してまだ実施したことがなく、今年こそは開催できるなあと楽しみにしていました。大会のコースについてもこれまでの竜門ダム折り返しの17kmのコースから日頃の体育の授業の成果を競える大会として8kmの新コースを設定してもらいました。

開催の判断については5時30分から体育科の先生方がコースを見回り、その後、校長室に集まって決定しました。まず第一に考えたのは生徒たちの健康管理の観点から競技中に雨が降らないことです。いろいろな所が発信している予報データを持ち寄りましたが、競技中に雨が降らない確信が持てず、止むを得ず中止の判断をしました。育友会によるうどんの振る舞い等も計画されており残念でなりませんでした。

ところが、現時点(8時30分)の天気は日も差しており実施できたのではないかと半分後悔もしています。しかし、「空振りは許されるが、見逃しは許されない。」と自分に言い聞かせているところです。いろいろな場面で判断するのが校長の仕事ですが、本当に難しいものです。

第7回ハイスクールフェスティバルin菊池が開催されました!

今日は菊池市教育委員会主催の第7回ハイスクールフェスティバルin菊池が菊池市文化会館で開催されました。このフェスティバルは菊池市内の3高校の魅力や様子を市内の中学2年生に直接伝え、一人でも多くの中学生が高校生活を菊池市内で送ってもらおうと始められた企画です。我々、高校にとっては非常に有難い取組で千載一遇のチャンスでもあります。3年生を対象に中学校に出向いての学校説明会も行いますが、2年生の時から興味を持ってもらうことはとても有意義なことです。

ここ2年間はコロナ禍で対面での実施は見送られていましたので、菊池市内の中学2年生を一堂に会した久しぶりの開催となりました。これまでは生徒会役員の生徒のみで対応していましたが、今日は部活動生、普通科、商業科の代表など大所帯で大々的にPRに臨みました。内容はもちろんですが、本校生の生き生きとした姿や意気込みが中学生に十分に伝わったのではないかと感じています。

学科改編や学びの見直しなど学校改革が確実に進んでいる中、機会を捉え、しっかりと情報を発信しなければならないと思っています。今日はとても良い機会となりました。

 

学校運営協議会を開催しました!

本校は私が菊池高校に着任した令和2年7月10日に菊池地域の行政、機関団体の長から成る学校運営協議会を設立し、コミュニティ・スクールとしての歩みを始めました。お陰で様々な団体や個人から支えられ学校運営ができ、大変感謝しているところです。今日はその学校運営協議会において本年度からスタートした普通科の学科改編や商業科の新たな学びなどを中心とした学校魅力化に向けた今年度の取組状況等を説明し、意見交換をささていただきました。

大塚教頭先生が県教育委員会の高校教育課指導班で培った豊富な経験や知識によるわかりやすい資料と懇切丁寧な説明で委員の先生方への報告がなされ、先生方も興味深く熱心に聞き入っておられました。多くの有意義な感想やご意見等もいただくことができ、これからの学校運営にしっかりと活かしていかなければならないと思ったところです。

会の最後に謝意を込め、お礼を述べさせていただきましたが、現在、本校が立ち向かっている課題は一筋縄では行きませんが、向かうべき方向性が定まって来ましたので、本校ならではの魅力的な教育活動を作り上げて行きたいと思っています。その結果がスローガンとしている「選ばれる」「伸びる」「夢を叶える」菊池高校へと繋がればと願っています。

 

あっという間の1週間でした!

先週の6日(火)から9日(金)まで修学旅行に行かせてもらい、コロナ感染が拡大していなければいいなあと思いながら迎えた今週でしたが、おかげでその兆候は全く見られずホッとしています。今週は東京も寒気が流れ込み気温が下がったり、雨が降っているような報道も目にすると、本当に幸運にめぐまれたなあと思っています。今振り返って見ても素晴らしい天候に恵まれ、生徒たちの体調不良もなく、最高の修学旅行でした。

いよいよ2学期も残すところ1週間、大詰めとなってきました。昨日からクラスマッチが実施されており、昨日が1年生、本日が2年生、来週の火曜日が3年生です。また、最後の締めくくりとして木曜日には1・2年生の長距離走大会も控えています。今年から新コースでの実施となります。生徒たちも先生方も最後まで慌ただしい生活となりますが、無事に終業式を迎え、楽しい年末、年始を過ごすことができればと思っています。

修学旅行の余韻を引き釣りながらも、あっという間の1週間でした。来週、最終週が無事終わることを願っています。

後は飛行機に乗り込むだけとなりました!

修学旅行最終日。今、解団式を終え、生徒たちは搭乗手続きをしています。後は飛行機に乗り込むだけとなりました。本日は浅草での記念撮影後の散策、横浜中華街での昼食、その後のひと時の自由時間を経て羽田空港へと向かいました。空港へ向かうバスでガイドさんが「どの日が一番楽しかったですか?」と尋ねられたところ「全部」と応える声が聞こえ、修学旅行の充実ぶりが伺え、とても嬉しくなりました。

空港での解団式で次の話をしました。嬉しかったこととして、直前のコロナ感染拡大により実施できるかを悩んだ末、実行することを決断し、一人の体調不良者もなく無事終了することができたこと、東京は出発前日の月曜日まで天気が悪かったが、期間中素晴らしい天気に恵まれたこと。また、感心したこととして、この修学旅行を実施するにあたり、学年の先生方が綿密な計画を立て、期間中も細心の対策を講じてもらったこと。これらのことにより充実した修学旅行が実施できたことへの感謝の気持ちをこれから最上級生、学校の顔としてのしっかりとした行動で示して欲しいということを話をしました。

解散後は、笑顔で帰宅し、今回の旅の出来事を家庭でも話をし、一生の大切な思い出にして欲しいと思います。

今、話題の鎌倉を満喫しました!

修学旅行3日目、今日は鎌倉を満喫しました。「鎌倉殿の13人」も残すところあと2回、このような時期に鎌倉を巡ることができたことは「大河好き」の私にとっては何とも言えないラッキーなことでした。まず、最初に全クラスの集合写真に一緒に入れてもらいました。その後、鶴岡八幡宮に参拝し、自由散策となりました。生徒たちは「小町通り」での買物や食べ歩きを楽しんだり、お寺巡り、「江ノ電」に乗って江ノ島往復をしたりと班ごとに各々が楽しんでいました。

私は単独行動で「鎌倉殿の13人」の大河ドラマ館に行き、番組紹介や衣装小道具、各種映像、体感展示などここでしか楽しむことができないコンテンツに触れ、満足してきました。金栗四三先生の「いだてん」放送時にも玉名市の大河ドラマ館を訪れましたことも思い出されました。

いよいよ明日、浅草や横浜中華街などに寄って菊池に帰ることになります。本当に嬉しい事に現時点で体調不良者、事故事件に巻き込まれる等も全くなく、このまま最後まで続いてくれることを祈るばかりです。この修学旅行での活力が、これから菊池高校を引っ張っていく2年生の力になると感じています。

修学旅行2日目も無事終了しました!

修学旅行2日目、今日は班別自主研修でした。朝食も時間を守り、班ごとに楽しそうに摂っていました。ホテルを送り出す前の容姿や健康状態のチェックなど引率していただいている先生方は本当に大変だと申し訳なく思います。もう少し、生徒たち自身に自主管理をさせ、今後の学校生活にも生かすことができればとも思いますが、これも先生方の責任感の表れでもあります。

私の高校時代の修学旅行は奈良、伊勢、京都で当時、老人会のコースのようだと言っていたことを思い出します。そのような中、班別自主研修で京都を貸し自転車で巡ったことを今でも良き思い出として鮮明に覚えています。そのことが、今でも同窓会で話題になり、盛り上がります。生徒たちも今日の研修が忘れられない思い出となったことと思います。

本日まで体調不良者や事件事故等に遭った生徒が一人も出ていないことが何よりで、あと2日この状態が続き、全員元気に菊池に戻ることができることを願っています。

 

今日から修学旅行です!

本校では今日から2年生が修学旅行に旅立ちました。私も団長として同行しています。正直なところ生徒と同じくらいワクワクしています。校長着任3年目で初めての修学旅行です。1年目はコロナの真っ只中で、延期して日程調整を試みましたが、残念ながら実施することができませんでした。昨年は予定をスキー研修に変更して実施しましたが、教頭先生がスキーが得意だったこともあり、引率をお願いしました。

そして今年、ほぼ当初の予定どおりの内容で実施することとしましたが、またまたコロナが第8波に突入する勢いで感染が拡がり、本校もご多分に漏れず心配な状況となっていましたが、現在、どうにか落ち着いていることから、この期を逃すとまたどうなるか分かりませんので実施することとしました。

日程は朝から順調に進み、生徒たちがこの修学旅行で最も楽しみにしているであろうディズニーシーに午後から来ています。各班自由行動で午後8時までにホテルに戻って来ることとなっています。生徒たちが「夢の国」で高校生活の大切な思い出を作り、今後の生活の活力となることを期待しています。

明日は班別の1日研修、各班が思い思いのコースで充実した1日にして欲しいと思っています。

野球部のお別れ会に参加しました!

野球部のお別れ会が保護者会の主催で開催され、後援会長の山本会長とともに出席させてもらいました。お別れ会の前にはお別れ試合も開催され、保護者も参加し和やかに試合を楽しんでいました。現在部員は3年8人で、2年2人、1年4人と部員不足の状態にありますが、野球場やお別れ会が実施された屋内練習場など練習環境は県内の県立高校では1番良いと言っても過言ではないと思いますので、また再び部員が増えてくれることを願っています。

お別れ会の会場には保護者会長の高村会長制作の見応えのあるビデオが流されており3年間の思い出をを振り返ることができました。特に夏の甲子園予選2回戦の天草工業高校戦、熊本県の高校球史に残る大逆転劇、8回裏に10点取った場面が流れた時には皆がビデオの前に集まり、あの試合の興奮が再び思い起こされました。この経験をした部員たちは何年立って集まってもこの話で盛り上がることができ、一生の宝物ができたと感じました。

これもコロナ禍の不自由さの中にも日々の厳しい練習に耐え、最後まで諦めずに頑張ったからこそ勝ち得たものだと思います。私の菊池高校への赴任とともに入学してきた部員たちの成長を心から嬉しく感じてます。

サッカー日本代表の勝利に勇気をもらいました!

朝4時前に起き、ワールドカップ日本代表対スペイン代表の試合をテレビで観戦しました。正直なところ多分強豪スペインには歯が立たないだろうと思いながらも、このような歴史的な一戦は生で見ようと思い眠い目をこすりながら見ていました。予想どおりスペインが始めから大部分の時間、ボールを支配し、日本は防戦一方で、前半をどうにか0対1で良く凌いだという感じでドイツ戦と似た展開でしたが、あのような事はありえないだろうと思っていました。

しかし、日本代表は後半立ち上がり3分と6分に立て続けのゴールで逆転し、そのまま2対1で勝利するという素晴らしい快挙を成し遂げてくれました。まさしく日本のサッカーが世界のトップに堂々と肩を並べた瞬間だったように感じました。これもサッカー関係者の長期的なビジョンに立った計画的な取組の賜物であると心から敬意を表したいと思います。このようにサッカーが国民的なスポーツとして世界の強豪と伍するとは同じ球技を志す者として予想だにしていませんでした。

私はこの結果を見て、本当にやろうと思えばやれないことはないのではないかと改めて感じました。結果がでないことを他人のせいにせず、長期的なビジョンに立ち何事にもしっかりと向かって行かなければならないと勇気をもらいました。

いろいろな行事目白押しの1日でした!

今日はいろいろな行事目白押しで生徒たちや先生方、保護者の皆様方に活動していただきました。まずは地域のボランティア活動である「城山の日」の活動です。これは菊池市のシンボルである菊池武光公像がある市民広場や城山公園などの清掃活動です。これには部活動生や生徒の有志に加え、育友会の1人1役運動として保護者の皆さんにも多数参加していただきました。本校が日頃、地域から支えられていることへの恩返しとして生徒と保護者、教職員が一体となって活動しました。

次に菊池市生涯学習センターKiCROSS開館5周年記念の「キクロスまつり」での菊池市3高校の学校紹介です。これには生徒会役員の4人が参加し本校の紹介をしてくれました。動画や説明資料を駆使し、本校の特徴や取組の様子がとても良くわかるプレゼンでした。3高校どの学校もそれぞれの特色や魅力が発揮された発表会でした。

また、本日は商業科の検定試験も実施され、多くの生徒たちがチャレンジしました。商業科では「新たな学び」の中でこのような資格取得や、先日の「菊高ジャック」のような体験学習を重視し力を入れています。本年度の上級資格取得者も一昨年、昨年と比較して飛躍的な伸びを見せています。

このようにいろいろな場面で生徒たちが意欲的に頑張っており、とても嬉しく誇りに感じています。

熊本県教職員ハンドボール大会が開催されています!

本日と明日の2日間、熊本県教職員ハンドボール大会が開催されています。本校は昨年度は参加しましたが、今回は残念ながら参加しませんでした。この大会は歴史が古く1巡目の国民大会が本県で開催された昭和35年に始まりました。県ハンドボール協会の大先輩の先生方が競技を普及するためには先生方に競技に触れてもらうことが1番と考え、始められたものです。

今回は35チームが参加して実施されていますが、かつては小学校、中学校、高校で100校以上のチームが参加するような時期もあり、本県教育界にとって年末の風物詩と言っても良いような大会として親しまれていました。また、現在も行われているようですが、この大会に備えて事前の練習試合なども行うほどの熱の入れようです。

本日先生方が「忙中閑あり」でハンドボールを楽しそうにしておられる姿を見て、このエネルギー、チームワークが熊本県の教育を支えているのだと感じました。来年は本校も参加できればと思います。

 

 

第60回熊本県高等学校保健体育研究大会がありました!

県内から多くの保健体育科の先生方の参加のもと玉名工業高校で第60回の熊本県高等学校保健体育研究大会が開催されました。今回のテーマは「生涯にわたって心身の健康を保持増進し豊かなスポーツライフを実現するための資質・能力を育む保健体育科学習」でした。私はこの研究大会を主催する熊本県高等学校教育研究会体育部会の副会長を務めています。当日、会長が出席することができなかったので、主催者の挨拶や会の中で執り行われた表彰の対応等を行いました。

3年ぶりの対面での開催でしたので、出席者を見てみると久しぶりの顔もありますが、若い先生方が増え、知らない顔が沢山あり、世代が変わっていることを痛感しました。また、公開授業や研究発表、協議を通してICTの活用が進んでいることや研究大会に臨む先生方の姿勢が以前よりも前向きで積極的であることに感心しました。

また、表彰を受けられた本年度定年退職を迎えられる先生方からの話にも重みがあり、保健体育科の教員として授業や部活動、校務分掌等のあらゆる分野において、それぞれの学校でリーダーシップを発揮して欲しいとの期待が語られ、若い先生方の心に響いていたのではないかと思いました。

このように県内の先生方が一堂に会し、対面で協議することはやっぱり大切なことだと感じました。

 

本校で小学校のモルック大会が開催されました!

本日、秋晴れのもと本校のグラウンドで菊池ロータリークラブ主催の小学生のモルック大会が開催されました。私が赴任以来、地域の行事が本校の施設で開催されたのは初めてではないかと思います。昨今、菊池市でも「モルック」の普及に力を入れおられ、ロータリークラブから菊池市内の全部の小・中学校に道具が贈呈されていると聞いています。テレビ番組等でも見たことがありますが、非常に手軽でだれもが楽しめるスポーツです。本校の「菊高ジャック」でも普通科が体験コーナーを作って楽しんでもらいました。

本校の体育施設は非常に恵まれており、部活動などの合同練習や地域の行事等で大いに活用してもらいたいと考えています。特に小・中学生時代に本校に来て活動し、身近に感じてもらうことはとても良いことだと思っています。夏休みに小学生への学習支援も実施していますが、菊翔祭や菊高ジャックなどの学校行事にも多くの児童生徒から来校してもらえるような地域密着の企画ができればと考えています。

これからも「地域とともにある高校」、「地域に開かれた高校」として地域の皆様方から親しみを感じていいただけるような学校になればと思います。

3年の合志円花さんが「がんばる高校表彰」を受けました!

昨日、熊本市のホテル熊本テルサで「令和4年度がんばる高校生表彰」の授与式が行われました。この賞は、学業、スポーツ、文化活動等において、他の生徒の模範となる高校生の功績を讃えて、表彰するとともに、将来の夢の発見、挑戦、実現に向かって努力を続ける高校生を応援することを目的として、熊本県知事から授与されるものです。

この栄えある賞を3年生の合志円花さんが受賞し、朝から表彰式に引率した副担任の塚本先生と一緒に校長室に報告に来てくれました。合志さんは生徒会長として見事なリーダーシップを発揮し、私が目指す生徒自治による学校づくりに大いに尽力してくれました。それが、現在の生徒会執行部にもしっかりと引き継がれていると思います。

合志さんは部活動やボランティア等にも積極的に参加するとともに、勉学にも非常に熱心で現在も大学進学に向け頑張っている姿を目にします。式では蒲島知事から直接、賞状を授与されたとのことで、大変感激していました。頑張っている生徒がこのような形で表彰されることは本当に素晴らしいことだと思います。 

熊本県産業教育振興会の会合がありました!

本日は熊本学園大学で熊本県産業教育振興会の「60周年記念行事」「産学懇談会」「産業教育フェアー」が開催されました。産業教育振興会は産業教育の振興を図り、併せて本県産業の発展に寄与することを目的としているもので、農業部会、工業部会、商業部会、水産部会、家庭部会、看護部会、福祉部会の7つの部会があります。私は本校が商業科を有している関係で参加しました。

県から田嶋徹副知事、県議会から溝口幸治議長、県教育委員会から白石伸一教育長も参加しておられ、会では各種の表彰や生徒の研究・実践発表がありました。生徒の作文コンクールで本校商業科2年の古庄竜旺君の「普通の僕がリーダーになった理由」というタイトルの作品が商業部門の佳作を受賞しました。事前に聞いていませんでしたの本当にうれしく思いました。配布の資料に全文が掲載されていましたが、古庄君が本校の商業科に入学してから資格取得への挑戦や「菊高ジャック」などを通して成長する姿が記されていました。是非、全校生徒の前で発表して欲しいと思いました。

また、各部門の実践発表や熊本工業のロボットデモンストレーションから伝わってくる本県産業教育のレベルの高さ、高校生のポテンシャルの高さに感動しました。

本校卒業生による「防災講話」を行いました!

本校の卒業生は27,000人余、全国的にもいろいろな分野で活躍されています。本日は「防災講話」を実施しましたが、ご講話いただいた濱口和久先生は本校を昭和62年3月の卒業です。私が校長就任1年目に来校いただき初めてお目にかかりました。本校から防衛大学を卒業され、現在、拓殖大学院地方政治行政研究科特任教授・防災教育研究センター長、一般財団法人防災教育推進協会常務理事・事務局長などを歴任されています。このような素晴らしいキャリアをお持ちの卒業生なら、是非、生徒(後輩)たちに向けお話をして欲しいと思ったところでした。

その思いが2年越しでやっと実現しました。本日は全校生徒の前で「生きる力と防災力」という演題で後輩たちに向けて丁寧に分かりやすくお話いただきました。生徒たちも熱心に聞き入っていました。本県は平成28年の熊本地震、令和2年の7月豪雨と災害が頻発していますが、防災意識は時とともに薄れていきます。

本日は全国的にも著名でご活躍の先輩の講話を直接聞くことができ、生徒たちの防災に対する意識も喚起されたのではないかと思います。

岱志高校との「One Teamプロジェクト」中間発表会がありました!

「One Teamプロジェクト」とは県教育委員会の事業で県立高校の魅力を複数の高校がチームとなって発信するプロジェクトです。本年度岱志高校とチームを組んで事業を展開することとしました。岱志高校の寺田校長先生は昨年度までの本校の教頭先生であり、本校の状況も十分承知しておられ、両校や両地域の良いところを掛け合わせて相乗効果をもたらさせようとお声掛けをいただきました。地域の県立高校としてお互いの学校や地域を発信する良い機会と思い事業をスタートさせました。

今回のプロジェクトのテーマは「地元の特産品で商品開発〜地元の魅力を全国へ発信〜」で本日は本校の商業科2年生が岱志高校に行き、中間発表会を行いました。各校5班が発表を行いましたが、各地域の特徴を捉えた興味深い発表でした。他校生の発表を聞くことにより良い刺激を受けたように思います。

今後、この中間発表を受け、お互いの食材の特性をマッチングしながら商品開発をしていきます。今日の発表を聞きながらどのような商品が開発されていくか楽しみになりました。これらの商品開発が生徒たちが自分たちの地域への誇り、地域の活性化に繋がることを期待しています。

「家庭クラブ連盟」研究発表大会の担当校でした!

本校は本年度、熊本県高等学校「家庭クラブ連盟」の研究発表大会の担当校です。「家庭クラブ連盟」とは全国的な組織で、高校生全員が学ぶ家庭科の学習内容の発展としての実践的・体験的な活動のホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動を推進するための組織で、「高等学校家庭クラブ活動を推進し、クラブ員のホームプロジェクトや学校家庭クラブ活動への研究意欲と資質の向上を図る」ことを目的として、昭和28年(1953年)に結成されたものだそうです。

昨日、その熊本県高等学校「家庭クラブ連盟」の第69回目の研究発表大会が熊本市の男女共同参画センター「はあもにい」で開催され、本校が担当校として運営に携わりました。1年の田平杏彩さんを会長とする家庭クラブ員と2年の迫美優さんを会長とする生徒会役員が協力して役割に当たり、家庭科の近藤和代先生の指導のもと各人が見事にその責任を果たしてくれました。

研究発表大会に出場した10校の発表も素晴らしく、それぞれの着目点、発想力の素晴らしさに高校生の可能性を強く感じたところです。本校生の献身的な仕事ぶりと併せ、有意義な研究発表大会となり担当校としてしっかり責任を果たすことができホッとしています。

ボート部水元奎太君、九州大会大健闘!

昨日と本日、菊池市の斑蛇口湖ボートコースで九州高校新人ボート選手権大会が開催されています。先の県大会で見事代表権を獲得した2年の水元奎太君がシングルスカルに出場しました。昨日は所用のためどうしても応援に行くことができず、残念な思いをしていましたが、代わりに応援に行ってもらった事務長先生から本日の準決勝に進出したとの連絡をもらい、とてもうれしく思いました。正直なところ準決勝進出は厳しいと思っていました。

素晴らしい秋晴れのもと大会は実施されており、さすが九州大会、県大会とはまた違った雰囲気がありました。この大会には地元枠オープン参加で2年の山下君、松田君ペアもダブルスカルに参加することができました。とても良い経験になったことと思います。また、本大会には育友会で作成していただいた応援旗も初お目見えしました。スクールカラーの赤字に「前進」と書かれた立派な旗が会場に映えていました。

水元君は惜しくも決勝進出はなりませんでしたが、九州の強豪に引けを取らない見応えのあるレースを展開してくれました。これからの冬場のトレーニングや3年生になってからの高校総体に向けた大きなモチベーションになったと思います。今後のボート部の「前進」を大いに期待しています。