校長ブログ

卒業生の3週間の教育実習が始まりました!

本日から本校の卒業生の3週間の教育実習が始まりました。今年の実習生は1名で教科は公民科、クラスは3年1組を担当してもらいます。1時間目の時間を私が担当しましたが、とても初々しく私にもこんな時代があったかと我が身を振り返る時間にもなりました。とりあえず教職免許だけでもということではなく、先生になることを第一希望として実習に来たという話を聞いて嬉しく思いました。

私自身はこんな素晴らしい職業はないと思っていますが、私が教職に就いた30数年前からすると教師を取り巻く環境も大きく変わり苦労が多くなったことも否めません。本当に先生方の苦労の多さを痛感しています。しかし、教師ならではのやりがい、楽しみ、喜びがあるのも間違いなく、この3週間でその一端に触れてもらえれば嬉しく思います。

実習に当たっての思いとして、「何事にも関心を持って望みたい。自分が先生に合っているかを見極めたい。」という話をしてくれました。私からは「とにかく明るく元気に失敗を恐れず何事にも積極的に望み、特に生徒たちとの触れ合いを大切にして欲しい。」と伝え、3週間後の生徒との別れの時に名残惜しく涙が溢れるような思いになればいいなと思いました。

いよいよ教職人生もカウントダウンになっている私に「初心忘るべからず!」という言葉を思い出させる一時でした。