校長ブログ

「肥後狂句」体験をしました!

今日は1年生1組と2組の生徒が国語の時間に「肥後狂句」体験をしました。講師として本年度の県民文芸賞の肥後狂句部門で一席を受賞された肥後狂句連盟の雅号「長松好魚」先生が来校され、ご指導をいただきました。驚いたことにほとんどの生徒が肥後狂句自体を知りませんでした。九州で狂句が現在も残っているのは熊本と鹿児島の薩摩狂句の2つだそうで、薩摩狂句は掛け合いとなっており肥後狂句とはまた違った狂句だそうです。

授業では肥後狂句と俳句・川柳との違い、作り方、例句などを解説され、「個性的発想、面白おかしく、十二音厳守」を強調されました。生徒たちは実際に「もうすぐ試験」「よか先生」を笠に句作りに取り組み、好魚先生からは「さすが高校生、1日でこれだけの句を作れるのはすごい。」というような評価をいただきました。さすが高校生は色々な可能性、能力を持っていると感じました。

今日は県の伝統文化でしたが、菊池地域はまさしく伝統文化、自然の宝庫、その道の匠から生の授業を体験し、触れることにより生徒自らの創造力を膨らませることができればと思っています。