校長ブログ

野球部、緊迫したシーソーゲームを制し2回戦進出!

昨日開幕した第104回全国高等学校野球選手権熊本大会の本校の1回戦が県営八代野球場で行われました。相手は甲子園出場経験もある熊本西高校でした。球場に着くと熊本西高校のノックが行われていましたが、多くの選手がクランドで大きな声を出し、活気ある練習が展開されていました。スタンドにも多くのユニフォームを着た選手がおり、その雰囲気に選手たちが圧倒されなければ良いがと思いながら練習を見つめました。

続いて本校の練習となりましたが、部員は全員で14名と少ないながらも、内野練習、外野練習と工夫を凝らしたテンポ良いノックが行われ、選手たちはキビキビとして動きを見せていました。試合が始まると私の心配をよそに初回表から幸先よく4番田中君のタイムリーで先制し、その後、3回と4回に1点ずつ取られ、1対2とリード許しました。6回表に2点を取り逆転、7回裏に2点を取られ3対4と再度逆転される緊迫したシーソーゲームとなりました。

ここから本校が驚異的な粘りを見せ、途中からリリーフし好投した斎藤君を援護し8回表、9回表に1点ずつ得点し、見事5対4で勝利を収めました。本当に見応えがある好ゲームでした。選手、指導者として豊富な実績をお持ちの渡辺和雄監督の熱心なご指導のもと部員が少ないながらも頑張ってきた選手たちや保護者の皆さんの努力が報われた結果となりました。

この試合は甲子園出場経験を持つ熊本西高校との価値ある1勝となりました。この勝利を自信として13日(水)に行われる2回戦天草工業との試合にも勝利してくれることを願っています。