校長ブログ
サッカー部、気迫溢れる素晴らしい試合でした!
本日、全国高等学校サッカー選手権熊本県大会2回戦鎮西高校戦が山鹿市カルチャースポーツセンターで行われました。先日のブログでも記載した通り、サッカー部は今後の本校部活動を引っ張っていく存在となることを期待している部です。朝からの練習や清掃活動、放課後の練習と充実した活動を目の当たりにしてきました。サッカー経験を持つ即戦力となる2年生の新入部員も加入し、活動にも活気を増しています。
今日の対戦相手は昨年ベスト4に進出している強豪の鎮西高校、気迫溢れるプレーで相手攻撃を阻止し、こちらにも絶好のチャンスがありましたが前半を0対1で折り返す見応えのある試合となりました。この試合には昨年度キャプテンとして現在の部の礎を築いてくれた森大河君も応援に来てくれていました。森君は九州共立大学でサッカーを続け、試合の合間に大学でも頑張っていることを話してくれました。このようにOBが頑張っていることもこれからの部員の励みになると思います。
試合は残念ながら0対3で負けてしまいましたが、長野翔真キャプテンを中心に3年生がしっかりチームを引っ張り、指導する内古閑先生のイズムがしっかり浸透した試合内容でした。3年生のみんな本当に良く頑張ってくれました。この頑張りは必ず後輩に引き継がれるものと確信しています。
野球、サッカーに続き、これからも各部の大会が続きます。このような生徒たちの頑張りが明日の菊池高校を作って行くものと応援していて嬉しく感じています。
「菊高ジャック」当日に向けて良いPRになりました!
先日、熊本県民テレビ(KKT)の夕方の情報番組「てれビタ」の安井まさじさんのコーナーから10月30日(土)に商業科で企画している地域活性化イベント「菊高ジャック」について取材があっていました。その内容が本日放送されました。15分という長尺での放送で、さすがテレビ局、上手くまとめてあり、楽しく見させていただきました。
婚活パーティーについてのことと「菊高ジャック」のPR動画作成の模様が放送されました。この企画には菊池市役所の全面バックアップを受けており、江頭市長自らが動画にも出演いただき、名演技を披露されました。婚活パーティーでも参加者にお話していただくこととなっています。
学校での婚活という発想もそうですが、PR動画で市長を拘束するという発想も菊池高校生のアイディアの豊かさ、すばらしさに驚かされています。「本当に大丈夫か?」という感はありましたが、生徒たちの思いを大切にしようと考え、企画を進行していますが、高校生を応援しようという周りの皆様方のご協力に心から感謝です。
このような取組で菊池高校も菊池地域も元気付き、活性化することを願っています。
健闘するもベスト8の壁厚し!
今日は野球部の3回戦。この大会は春の選抜甲子園大会につながる大会です。相手は甲子園出場経験を持つ文徳高校、1・2年生の部員は47人だそうです。本校は12人ですので何と4倍の部員数です。おそらく部員の大部分が甲子園出場を明確な目標として入学してきている部員だと思います。さすがに試合前の練習からその迫力に圧倒される感もありました。
しかし、立ち上がりからランナーは背負うものの先発でエースの岡崎君が良く踏ん張り0対0の互角の立ち上がりとなりました。岡崎君は29日の鹿本高校戦で150球以上を投げ完投しており、疲労が心配されました。3回に2点を取られたものの4回に1点を返し、5回までを投げ1対3と先発ピッチャーとしての責任をしっかりと果たしてくれました。6回から山下拓真君が登板、6回表を0点に抑え、その裏4番の田中君の見事な2塁打から1点を返し、6回を終わって2対3と息詰まる好ゲームとなりました。
ところが7回から一気に流れが文徳高校のペースとなり、終わってみれば2対12の8回コールドとなってしまいました。しかし本大会での3試合の経験は大きな自信となるとともに課題も明確になったと思います。選手一人ひとりがそのことを胸にさらに精進してくれることを期待しています。
新生徒会執行部の動きが活発になってきました!
1学期末に生徒会の執行部が交代し、2年普通科の合志円花会長、2年商業科本田楓勝副会長、1年普通科菊川妃乃副会長を中心とした新執行部がスタートしました。本来なら9月10日・11日の「菊翔祭」体育の部、文化の部の活動でスタートするところでしたが、コロナ禍で中止を余儀なくされましたので出鼻を挫かれた形になっていました。
しかし、1学期の終業式や2学期の始業式に会長の合志さんが「菊高生徒十則」を見事に暗唱してくれた姿を見て、新執行部への期待に胸を膨らませていました。私は元来、「生徒自治」を重視し、学校は生徒たち自らの手で作り上げていくものと思っています。生徒たちが学校のあるべき姿や課題に目を向け、自分たちでそのための解決方法を模索し、実行して欲しいと考えています。その中心的な役割を担うのが生徒会の執行部です。
9月半ばから朝の「あいさつ運動」を開始し、登校してくる生徒に元気に声を掛けてくれています。また、昨日は菊池警察署と合同で秋の交通安全週間での啓発活動を実施し、私も靴の後ろに「反射シール」を貼ってもらいました。また、今日は初めての試みとなる「生徒朝会」を実施してくれました。
このように活発化してきた生徒会の活動の今後がとても楽しみです。
高校生の素晴らしいセンス、感性に感動しました!
学校ホームページでも紹介していますが、本日より鶴屋東館8階の「ふれあいギャラリー」で熊本県高等学校文化連盟写真専門部前期フォトコンテストの入賞作品の展示会が開催されています。その展示会に4月に発足したばかりの写真部部長の2年商業科の谷冨あおいさんの作品「笑顔のひまわりさ」が入賞作品として展示されています。
私はリブワーク藤崎台球場での野球部の試合を観戦し、帰りに鶴屋に足を延ばし、展示会を鑑賞してきました。初めて高校生の写真展を鑑賞しましたが、その質の高さに驚きました。4月に本校に赴任し、写真部を発足してくれた顧問の一木先生によると熊本県の写真の技術は全国的に見ても評価が高いとのことです。二千数百点の応募の中から入選作50点余りが展示されていましたが、谷冨さんの作品はその中でも引けを取らない素晴らしいもので、持っているセンス、感性の素晴らしさを感じました。
このように生徒の持っている力は何をきっかけに発揮されるかわかりません。生徒の持っている可能性を最大限に引き出せるような機会をできるだけ多く作っていければと思っています。
「笑顔のひまわりさ」2年 谷冨あおい
令和3年度 熊本県高等学校文化連盟写真専門専門部 前期写真コンテスト 入選
2回戦も見事、勝利。ベスト8進出へ一歩前進!
最近、野球部の話題が多いですよ。バランスが悪いのではないですか?というような声も聞かれますが、ご容赦いただき、今日も野球部の大会観戦記を書かせていただきます。26日(土)の1回戦、好投手を要する南稜高校に延長戦の末勝利し、勢いに乗る本校の2回戦の相手はお隣の鹿本高校でした。
似たような環境の学校で昔からライバル校として切磋琢磨して来た両校です。野球部の実績は少々本校の方が上かと自負していましたが、試合が始まるとなかなかの好ゲームで6回終了時点で0対0接戦となりました。本校が7回表と8回表に2点ずつ得点し4対0となりこのまま逃げ切るかと思われた8回裏に鹿本高校に3点を返され8回終了時点で4対3の大接戦となりました。
今年のチームはこのような接戦からの粘りが違います。9回表に貴重な追加点を取り5対3とし、9回裏ツーアウト2,3塁と一打同点まで粘られました最後の打者を見事に三振に打ち取りゲームセット、3回戦進出を果たしてくれました。
今日は何と言ってもエースナンバーを背負う岡崎君の見事な完投が素晴らしかったです。先日の試合、今日の試合と確実に自信を付けてきており、エースとしての風格が出てきているように思います。次のベスト8を賭けた試合がとても楽しみです。
延長戦での見事な逆転勝利、今後の試合も楽しみです!
昨日、八代県営野球場で九州地区高等学校野球熊本大会の1回戦が行われました。この大会は甲子園球場で開催される春の選抜大会につながる大会です。相手は南稜高校、野球の盛ん人吉、球磨地区の高校です。エースで4番の小川君を中心とした素晴らしいチームでしっかり練習を積んで来ていることが伺えました。
私は先の3連休で2試合の練習試合を観戦し、本校野球部の仕上がりの良さも確認していましたので、いい試合をしてくれるだろうとは確信していました。先発はその2試合の練習試合でも好投を見せてくれたキャプテンの森山君でした。テンポの良い投球で2回に2点は取られたものの先発投手としての責任をしっかり果たしてくれた投球でした。4回からはエースナンバーを背負う岡崎君が登板、見事なピッチングを見せてくれ、1対2でリードされて迎えた7回表、本田君の3塁打からのスクイズで同点に追いつき、そのまま延長線に突入する息詰まる試合となりました。延長10回表に見事な連打で4点を取り、6対3で勝利しました。
新チームになり初の公式戦でのこの1勝は選手たちには大きな自信となる価値ある1勝となったと思います。先の夏の大会で3回戦まで勝ち上がり、優勝した熊本工業に0対2の高ゲームを展開したことも大きな自信となっていたと思いました。
29日の鹿本高校戦が楽しみです。この調子で快進撃を続けてくれることを期待しています。
菊池市議会議員の皆さんに説明させていただきました!
昨日は菊池市議会の9月定例会の閉会日でした。今議会では猿渡副議長から令和4年度からの本校の学科改編を受け、菊池高校活性化についての質問がありました。これに対し江頭市長から「魅力ある高校づくりのために、庁内はもとより、様々な団体等とも連携して強力に支援して参る。」との力強い答弁があったところです。
このやり取りを受け、議会最終日で市議会議員の皆様方も大変お疲れのところに本校の現状と取組について直接説明させていただく機会を得ました。特に本校の魅力化に向け、地域の普通科と商業科を有する高校としての使命(スクール・ミッション)を明確にし、その実現に向けて普通科に「未来探究コース」「地域探究コース」の設置する学科改編、商業科の学びの見直しを行ったことを説明しました。
議員の皆さんから多くの質疑があり、本校の活性化を地域の問題として、前向きなご意見や励ましの言葉をいただきました。市民の代表である市議会議員の皆さんの応援を本当に心強く感じました。
サッカー部も大会に向けて頑張っています!
サッカー部は昨年4月にサッカーを専門競技とする内古閑先生が本校に赴任しました。それまでの部活動とは活動内容も変わり生徒たちの練習に取組む姿勢や日常生活にも明らかな変容が見られ、今では本校部活動を引っ張ってくれる存在となっています。先生自身が菊池高校に赴任するまでの4年間、定時制高校に勤務し、これまで培ってきたサッカーでのキャリアを活かした部活動指導をすることができず、待ちに待った指導で日頃から熱心に指導に当たってくれている成果だと感じています。
ところが残念なことに思ったように部員が集まりません。今日も10月9日(土)の選手権予選に向けて練習試合を行いましたが、部員だけではチームが組めず先生自身がゲームに加わり、選手たちを鼓舞していました。私も部員不足で苦労した経験がありますが、今の頑張りが必ず実を結び、多くの中学生が菊池高校のサッカー部で活動したいと思ってくれるような状況となり、この苦労が懐かしく感じられる日が来るだろうと今のサッカー部を見ていると確信しています。
本校の魅力化に「部活動の活性化」は欠かせないと思っています。現在、先生方に呼びかけ「強化指定部」の選定も行っています。昨日の「働き方改革」と逆行するようで心苦しいですが、先生方の頑張りに頼らざる得ないのが学校現場の現状です。
学校の「働き方改革」って何のため?
今日は終日オンラインによる研修がありました。研修の課題は「働き方改革」です。学校の「働き方改革」は何のため?学校の先生がラクしたいだけ?というように思っている人もいる。そんな問い掛けから研修がスタートしました。学校において「働き方改革」が叫ばれて久しいですが、なかなか思ったように改革は進みません。業務改善を管理職に提案しても「それは難しい。」「これまでの経緯、伝統がある。」「他校はやっていない。うちの学校ではムリ。」などの声があるとのこと。
一方、教職員が長時間労働を強いられていることへの影響として「教職員の健康」「教育の質」「人材獲得」などへの影響が挙げられ、これも深刻な問題となっています。このような現状を受け先生方が心身ともに健康で、準備のための時間をしっかり確保し質の高い教育を施し、優秀な人材がやりがいのある仕事として教師を選択するためにはやっぱり「働き方改革」が必要であるということを認識しました。
「子どものため、生徒のため」って、本当に「子どものため、生徒のため」になっているのか?本当に効果はあるのか?など日常の業務をしっかり見直し、働き方改革に繋げなければならないと思いました。
生徒たちが菊池市長室をジャックし、江頭市長を拘束しました!
このタイトルを見た方は何が起こったか?と思われると思います。菊池高校商業科3年生の生徒が菊池市長室に乱入、ジャックし、江頭市長を拘束してしまったのです。これは10月30日(土)の地域課題解決学習の「地域活性化イベント『菊高ジャック』」のPR動画の一幕です。今日はこのPR動画撮影が江頭市長を始め、菊池市役所の皆さんのご協力のもと実施されました。
イベントプロジェクトリーダーの青木柊の指揮のもと、取材のテレビカメラも数社入り、本物の撮影現場さながらの雰囲気で進められました。約2時間にわたり撮影は続けられ、江頭市長も見事な役者ぶりで参加していただきました。江頭市長は本校のOBでもありますが、後輩たちの地域を盛り上げたいという思いに市長として真摯に応えていただきました。本当に頭の下がる思いでした。
昨年度から商業科で行っている地域課題解決学習に端を発したこの取組が関係の皆様方のご支援、ご協力のもと着実に実を結ぼうとしています。10月30日(土)に婚活パーティーや夜市、コスプレなど各種イベントで菊池市が盛り上がることを心から楽しみにしています。
今週末から始まる大会が楽しみです!
この3連休で野球部の練習試合を2試合観戦しました。土曜日は熊本商業高校、本日は千原台高校との対戦でした。両校とも熊本市内の強豪校であり、今週末からの大会に向けた力試しとしては申し分ない相手です。私は夏の大会以来、新チームの試合は初めての観戦でした。
土曜日の熊本商業戦は先発投手が新チームのキャプテンとなった2年商業科の森山くん、なかなか制球がよくテンポ良い投球で守備も失策もなく、7回を0点に抑えました。後を受けた同じく2年商業科の山下勇真くんが2回を0点に抑え、打っては好機をきちんと得点につなげ、見事3対0で勝利しました。昨年の校長就任以来、野球部の試合を数多く観戦してきましたが、完封リレーは初めてです。
また、本日の千原台高校戦も土曜日と同じ投手リレーでした。試合は3対4で負けましたが、四死球やミスが殆ど無い引き締まった好ゲームでした。千原台の校長先生と監督と私は同級生です。監督は甲子園出場も経験し、プロの投手を4人も育てている名将です。今日は校長先生と2人並んで楽しく観戦させてもらいました。
この2試合を見て、やはり夏の大会の経験が大きな自信となっているように感じました。春の甲子園の選抜大会につながる今週末からの大会が本当に楽しみになりました。
時代の変化を痛感しています!
今日は午後から熊本県高等学校教育研究会体育部会菊池・鹿本地区高等学校保健体育研究会と植木北中学校の説明会があります。このコロナ禍ということで両方ともWebで開催されます。また、台風の接近で、本校も13時には完全下校しますので、植木北中学校の説明会は中止かと思っていたら、何と生徒たちは自宅からタブレットで視聴するとのことです。本当に時代の変化を痛感しています。10年前にこのようなことが想像できたでしょうか?時代に着いて行けず、未だにガラケーの私には信じられない感じがします。
そのようなことで、これから校長室に居ながら13時30分から高体研の保健体育部会での冒頭のあいさつ、13時45分から植木北中学校3年生へのPRというようなことができてしまいます。もちろん、本来なら間近に顔を見ながら話をしたいところですが贅沢は言えません。
先日、私もタブレットPCを持たせてもらい少し世界が変わろうとしています。このような時代の波を大いに利用しながら教育活動を活性化させていきたいと思っています。
菊池市内小中学校長会議で時間をいただきました!
今日は菊池市内の小学校・中学校の校長先生方の定例の校長会議がWebで実施されました。その校長会の冒頭で時間をいただき、「本校の現状と学科改編について」という内容で話をさせていただきました。8月の県教育委員会において令和4年度から普通科に「未来探求コース」と「地域探求コース」を設置することが決定しました。これを契機に菊池高校がどのように変わっていくのかということを話しました。
まず、現状として菊池市内を卒業した中学生のうち本校に入学した生徒が令和2年度には過去最低の13.7%まで落ち込み、令和3年度は16.8%であったこと。この現状を受け、地域の中学生から「選ばれる菊池高校」となるような魅力ある学校にするために本校の使命である「スクール・ミッション」を明確に提示し、それに基づき、「普通科の学科改編」「商業科の学びの見直し」に取組んでいることを説明しました。
最後に菊池地域の行政、機関・団体、大学と一体となって歴史・文化、豊かな自然を活用した郷土愛に溢れる地域の発展に貢献できる人材を育成するという強い決意を述べました。
菊池地域で小学校、中学校、高校と連携を深め、繋がりのある人材育成ができればと思っています。
就職試験に臨む61名を激励しました!
いよいよ9月16日(木)から就職試験が解禁されます。その受験者激励会が本日実施されました。試験を控えた3年生の緊張感とこれまで努力してきた充実感とに満ちた表情を目の当たりにし、全ての生徒が進路実現をしてくれることを改めて願ったところです。
激励のことばの中で、「試験当日に『やるだけのことはやった。』という気持ちで試験に臨むことができるよう最後の最後まで万全の準備をすること。万全の準備ができたら、あとは自分を信じ、指導いただいた先生を信じ、保護者を始め応援してくれている多くの方々がいることを心に自信を持って試験に臨んで欲しい。また、本校は現在8年連続で就職率100%を達成しており、多くの卒業生が社会で活躍している。その誇りを胸に自分の持てる力を精一杯発揮して欲しい。」との言葉を送りました。
全員がこのコロナ禍の中で健康管理に十分留意し、元気に無事受験を終えることを願うばかりです。そして、全員の合格の報が届くことを心待ちにしています。
自宅からも発信できるようになりました!
お恥ずかしながら、わたしは未だにガラケーでこの校長ブログも学校の校長室の自分の机のPCからしか発信することができませんでした。県教育委員会が推進する「GIGAスクール構想」により本校にも生徒、教職員に一人一台のタブレットPCが配備されることとなり、先日学校に搬入されました。これを受け、教頭先生から「校長先生、自宅にWi-Fiはありますか?使用の練習をして来てください。」と言われ、校長ブログへの書き込みを行っているところです。自宅にWi-Fiがあったことも知らず、このようなことが自宅からできることに感激しています。
熊本県の教育界は第3期くまもと「夢への架け橋」教育プランの「夢を実現する重点取組」の「子供たちの夢を支える取組」として「ICT教育日本一」を目指しています。本校でもその取組がいよいよ本格化します。現在担当の先生方を中心に鋭意準備が進められています。このことは「令和の時代」を生きる生徒たちの「学び」や我々教職員の「働き方」が変わる重要な取組だと認識しています。
既に多くの先生方がICTを積極的に教育活動に活用してくれていますが、一人一台の配備を契機にさらに充実した教育活動がなされるものと思っています。
「ICT教育日本一」を目指す熊本県教育界の流れに遅れることがないよう、私自身も積極的にICTを活用していきたいと思っています。
本来なら楽しい「菊翔祭」の予定でしたが・・・
本来なら本日は菊翔祭の「体育の部」、明日が「文化の部」の予定であり、とても残念な気持ちで一杯です。今朝、登校時に「菊翔祭したかったです。」との生徒の訴えもあり、申し訳なさも感じています。また、各学校状況の違いがあるとは言え、先週、今週、来週で実施する学校もあるというようなことを耳にすると、自分の判断ははたして正しかったのだろうかという思いにもなります。
しかしながら、本県に12日まで発出されていた「まん延防止等重点措置」が今月いっぱい延長になったような現状や8月後半の本校の感染状況を考えると生徒や保護者のみなさんもご理解はいただいていると思っています。一方で思ったことや楽しいことができない制約のある生活によるストレスの増幅で「心の健康やバランス」を壊す生徒がいないかと心配しています。
このコロナ禍においても「心と体の健康」をしっかりと保って、みんなで力を合わせ目標に向かって前進して行くことができる菊池高校生であって欲しいと願っています。明日土曜日は午前中3限の授業とします。
2学期の1週目が終わります!
8月30日(月)から2学期がスタートし、1週目が終わろうとしています。まさしくコロナ禍真っ只中でのスタートとなり、始業式も校内放送での実施となりました。登校前にはご家庭で健康観察を行い、検温結果をClassiに入力をお願いしていますが、先生方も校門前で非接触体温計による検温、水際対策としての「ウイルスを学校に持ち込まない。」ための行動を徹底してもらっています。
また、校内生活で最も感染リスクが高いとされる昼食では全員教室で前を向いての「黙食」の徹底、本来なら会食しながら一日で一番楽しい時間のはずですが、生徒たちには本当に申し訳ない気持ちで一杯です。しかし、何とかみんなで力を合わせてこの難局を乗り切らなくてはなりません。生徒一人ひとりが「感染しない行動」を意識し、感染防止に対する意識を高く持って欲しいと思っています。
いつまでこのような生活が続くか、まだ先は見えませんが、3年生は就職試験等も始まります。コロナ禍による不利益を被ることがないよう、学校としても全力でサポートして行きたいと思っています。
菊池市議会の一般質問で話題となりました!
菊池市議会では本日から令和3年度第3回定例会の一般質問が始まりました。この一般質問で猿渡美智子議員(副議長)が、本校の存続と活性化は菊池市にとって重要な意味を持つ、また、高校との連携で若者のアイデアやパワーを借りることは菊池市の元気につながる、として市の取組について質問されました。市議会において県立学校である本校のことを話題にしていただいたことは大変意義深く、有難いことだと感じました。
これまでも菊池市は菊池農業高校、菊池女子高校と本校3校に対して「菊池市3高校魅力化推進事業」を展開され、連携と支援をしていただいています。今回、定員割れが続いている現状や8月の県教育委員会で決定した本校の来年度からの学科改編を受け、改めて課題を共有していただいたと思っています。
江頭市長は答弁の中で、「令和4年度からの学科改編は菊池高校の魅力を更に高め、地域活性化につながるものとして、大いに期待している。今後とも魅力ある高校づくりのために、庁内はもとより、様々な団体等とも連携して強力に支援して参る。」と力強く発言されました。
本当に心強い、菊池市議会でのやり取りであり、本校の菊池地域での使命(ミッション)を改めて痛感したところです。地域の熱い期待に応えるべく、全職員で取り組んで行きます。
コロナ禍の2学期が始まりました!
本日、無事2学期の始業式を終えることができました。生徒を体育館に一堂に会し、始業式を実施したかったところですが、このようなコロナ禍ですので、校内放送による式となりました。8月に入って学校関係者のコロナウイルス感染症が発症し、緊張感も高まった中での2学期のスタートとなりました。
早速先生方は朝から校門に立って非接触体温計で挨拶を兼ねて検温をしてくれていました。「ウイルスを校内に持ち込まない。」取組の一つです。先生方のこの実践力、行動力には本当に頭が下がります。ありがたいと思います。本校職員の組織力で感染防止対策に万全を期し、この困難を乗り切って行きたいと思います。
始業式ではこれまでスポーツに携わってきた身として、東京オリンピック・パラリンピックに関する感想を話しをしました。一つ目は選手たちから出てくる支えてくれた人々への「感謝の言葉」の素晴らしさ、二つ目は進化し続ける競技種目の面白さと障害を持つアスリートの生き生きとした姿、「多様性の尊重」多様性を認め、リスペクトすることの大切さ、についてです。これらのことについて生徒たちが今後の人生において少しでも考えるきっかけになれば幸いです。
生徒たちの登校により、学校は一気に息を吹き返し、活気を帯びます。コロナに負けず、2学期が生徒たちにとって有意義なものとなるよう職員一丸となって頑張って行きます!
「菊翔祭文化の部」も中止しました!
コロナウイルスの感染が急速な拡がりを見せています。本日、本年度7例目と8例目の陽性が判明しました。この2例の関連はありませんが、2例とも本校関係者での濃厚接触者が発生し、生徒への感染リスクが高まったと言わざるを得ません。そこで、本日の午前中の職員会議までは「菊翔祭文化の部」のステージ発表とクラス展示等を午前中で実施と思っていましたが、状況が判明した午後に、準備活動等での感染リスクや自宅療養、待機者のことをを考慮し、全てを中止することとしました。
今は何よりもこれ以上の感染拡大を阻止することを第一に考えなければならないと判断しました。1学期から準備し、夏休みも活動していた生徒たちには本当に申し訳ない思いです。体育祭、文化祭と言えば高校生活の思い出として大切な学校行事です。体育の部は2年連続の中止となりましたが、何とかこれまでの活動の成果を生徒たちに残したいと早速、体育科の先生方が代替案を提示してくれました。とてもありがたいことです。
生徒たちの高校時代の思い出や学び、体験等もできるだけ保障したいと考えていますが、苦渋の判断でした。この困難に直面している生徒たちに幸せな日常が1日も早く戻ることを願って止みません。
新学期を控え、緊張感が高まっています!
昨日、県教育委員会から「夏季休業明け始業時の新型コロナウイルス感染症対策の徹底について」の通知文が出されました。学校の対応としてはかなりの緊張感を持って対応しなければならない内容となっています。全国的に新規感染者数が急速に増加しており、本県においてもこれまでに経験したことのない感染拡大の局面を迎えいます。本校においても8月に入り6例のコロナウイルスへの感染者が判明しており、県内においても今後児童生徒への感染の増加が懸念されています。
本校では先日、菊翔祭「体育の部」の中止と「文化の部」の規模縮小(午前中開催)を決定したばかりです。また、今回の通知を受け部活動も「まん延防止等重点措置」が発せられている9月12日(日)まで中止することとしました。これ以外にも状況に応じて適切な措置を講じなければならない様々な事態が発生することを覚悟しておかなけらばならないと思っています。
新学期早々、大きな困難に直面していますが、生徒や保護者の安全・安心を第一に考え、必要な措置を躊躇することなく必要なタイミングで講じて行きます!
菊翔祭の規模縮小を余儀なくされました!
夏休み最後の週となりました。今日は朝から臨時で職員会議を行い、9月10日(金)・11日(土)に予定している「菊翔祭体育の部と文化の部」の実施について協議しました。例年、菊翔祭は春と秋に別々に実施されていましたが、より充実したものにしようと本年度からセットで連日開催とする計画でした。ところが、このようなコロナ禍で感染拡大に歯止めが掛からない状況を鑑み、「体育の部」は中止、別途発表の場を設ける、「文化の部」は商業科関係の販売実習は他の行事に合わせて後日実施、ステージ発表と展示部門について無観客で午前中のみで実施することとしました。
生徒たちは夏休みも使って準備をしていましたので、苦渋の判断となりましたが、12日まで県内に「まん延防止等重点措置」が発せられていることや先行き不透明な現在の感染状況を見てみると致し方ないと思っています。まずは生徒、保護者の安心・安全を第一に考えての判断です。もちろん、一度しかない高校生活ですので生徒の学び、活動、体験の保障も大変大切なことであることも認識しています。
来週から3年生の進路決定や1、2年生にとっても重要な2学期が始まり、始業後の感染拡大も心配しています。家庭と学校としっかり連携し、これまで以上に緊張感を持って、基本的な感染防止対策を講じていかなければならないと思っています。
何ともスッキリしない日々が続きます!
今週8月16日(月)からお盆休みも明け、夏休みの最終盤に入りましたが、自然災害を伴う季節外れの大雨・長雨、コロナウイルスの感染拡大と何ともスッキリしない日々が続いています。本来ならお盆休みでリフレッシュし、2学期に向けて気合を入れて張り切って準備をというところですが、何とも言えない気分です。「明けない夜はない。止まない雨はない。」という思いで前に進まなければならないと自分に言い聞かせています。
昨日は県内でも過去最多の271例のコロナウイルスの感染が確認され、誰がいつ感染してもおかしくない状況となってきました。本校でも8月に入り5例の感染が確認され、これまで以上に基本的な感染防止対策の徹底の必要性を痛感しているところです。2学期に入ってすぐの9月10日(金)と11日(土)には「菊翔祭」体育の部と文化の部を本年度初めて連日で開催することとしています。こちらの対応についても状況をしっかりと見極め、生徒たちの学びや活動の保証を大切にしながらも、生徒や保護者の安心・安全を第一に考え、適切に判断しなければならないと思っています。
なかなか先行きが不透明で見通せませんが、生徒たちが明るく、元気に前向きに前進できるよう、教育活動を進めていきたいと思っています!
荒木義行合志市長の母校への熱い思いに触れました!
昨日、本校のOBである合志市の荒木義行市長と1時間近く話をささていただく機会を得ました。きっかけは8月3日に県教育委員会で決定された本校の普通科に「未来探究コース」と「地域探究コース」という2コースを設置する学科改編です。その場には名垣眞一副市長、中島栄治教育長もご同席いただきました。何と3人とも菊池高校のOBです。113年の歴史と伝統を持つ本校の卒業生が各界でご活躍されていることを実感しました。
荒木市長との懇談は色々な話題へと展開されましたが、何にも増して痛感したことは市長の母校愛でした。菊池高校での高校生活の3年間、友人との思い出、恩師との思い出など、荒木市長にとって何ものにも代え難い貴重な時間であったということがその語り口からもひしひしと伝わってきました。この思いが今回の本校の学科改編を受け、地元地域の行政の長としてできることがあれば、協力するからという力強いお話しにつながったのだとありがたく思いました。
新聞報道等で本校の学科改編の報に接された卒業生には母校の飛躍、発展に思いを馳せていただいた方々が多くおられると思います。この学科改編を2万7千名余の卒業生の期待に応ええるきっかけにしなければならないと思っています。
令和4年度から普通科に新たなコースを設置します!
8月に入りこれからが夏休み本番。本来なら日頃できない部活動の合宿や遠征など、さまざまな活動も本格化するところですが、県独自の「熊本蔓延防止宣言」が発令され教育活動にも制限が掛かり、対外活動ができなくなりました。そこで、8月23日に予定していた「オープンスクール」も延期することとしました。非常に残念なことではありますが、現状を鑑みると致し方ありません。生徒たちの成長を止めることがないようできることを精一杯やりたいと思っています。
さて、本日、県教育委員会で来年度令和4年度から本校普通科に「未来探究コース」と「地域探究コース」の2コースが設置されることが決定しました。この学科改編は社会の変化が加速化し複雑で予測困難な時代を生き抜くために、「探究心」を持って主体的に学びに向かい、必要な情報を判断し、自ら知識を深めて個性や能力を伸ばし、人生を切り拓いていくことができる生徒を育成するためのものです。
このブログでも紹介しているとおり、既に商業科においても課題解決学習、資格取得等新たな学びを精力的にスタートさせています。今回の普通科のコース設置と合わせ、菊池高校は大きく変わろうとしています。
これまでの113年の伝統を継承しながらも、新たな歴史の第1歩が動き出しています。これまで以上に地域の期待に応えることができる菊池高校にしたいと思っています。
あっという間に7月も終わります!
本校は7月17日から夏休みに入りましたので、あっという間に2週間が過ぎたという感じがします。その間、待ちに待った東京オリンピックが開幕し、柔道や卓球、水泳、体操などのメダル獲得に勇気と元気をもらうとともに、その裏にあるこれまでの努力や苦労に心から敬意を表さずにはいられません。その一方で思ったような結果を残せなかったアスリートたちの悲哀や勝負の無情さにも何とも言えないせつなさを感じます。
無観客開催ということもありますが、心からオリンピックを楽しむことができないこの状況にこれまで体育スポーツを愛好し、携わって来たものとして非常に残念な思いがします。私が関係する競技でも高校時代には私がとてもお世話になった先生のご自宅に下宿生活をしており、食卓でよく顔を合わせていた選手、高校卒業し18歳で熊本の実業団チームに入り長く下積みをし10年以上の努力を続け、代表チームの柱と成長した選手などが大会で頑張っています。
このような選手たちを全国民で心置きなく応援できるようなオリンピックであればと思いますが、ますます状況は厳しくなり、教育活動にも影響が出てきています。何とも先が見えませんが、一日も早くこの状況から脱することを願うばかりです。
記念講演が今から楽しみです!
本年度、本校は城北地区公立高等学校PTA指導者研究大会の当番校になっています。城北地区14校のPTA役員の皆様方と学校関係者の参加により10月23日(土)に菊池市文化会館で開催することとしています。この研究大会は記念講演と実践発表から構成されており、記念講演者を当番校で決定しなければなりません。いろいろな候補者の中から元熊本県公立高等学校長会会長で教育次長や済々黌高校、宇土高校、阿蘇高校の校長を歴任された川上清司先生にお願いすることとしました。
その川上先生が本日、わざわざ菊池高校にお出でいただき打合せをさせていただきました。先生に薫陶を受けた先生方は数多くおられると思いますが、私もありがたいご縁で若い時から親しくご指導いただき本当に心から尊敬し、感謝している存在です。今日は1時間余り先生とあれこれと話をさせていただき、本当にうれしい気持ちになりました。
教養豊かで人を温かく包み込むような包容力と心に染入るようなその話題の引出しの多さに改めて感心させられ、当日の講演が今から楽しみになりました。
菊池市内の小学生への学習支援を行いました!
昨日と本日、菊池市内の小学生を対象とした学習支援を行いました。校区内の隈府小学校からの参加が多かったようですが、全部で80人以上の児童が集まってくれました。この児童たちを6班に分け、生徒会役員や有志の生徒が学習支援を行いました。小学生の児童はとても意欲的に学習に取り組み、高校生とのやり取りも楽しそうに行われていました。私も久しぶりに小学生の夏休みの宿題などの学習内容をのぞいてみましたが、英語などもあり案外難しいのに驚きました。
この学習会は菊池市教育委員会と共催で「菊池市3高校魅力化事業」の一環として実施しました。菊池市内の児童生徒を高校までは地元で育成しようというもので、小学生がこの機会に菊池高校の素晴らしい学習環境を感じたり、高校生と触れ合う中で親しみや憧れを持ち、自分も菊池高校生として高校時代を送りたいと思ってくれるような身近な存在に菊池高校がなればと思っています。
これからもいろいろな機会を通して、地域の児童生徒に菊池高校や菊池高校生の素晴らしさを発信できればと考えています。地域の最終学府として地域から愛され、選ばれる高校となるよう努力していきます。
全てを出し切った素晴らしい好ゲームに感動!
本日は野球部の夏の甲子園に向けた3回戦が行われました。今大会は昨日までにシード校8校中5校が敗退するという前代未聞の波乱の大会となっています。同じ高校生、どこが勝ってもおかしくないような状況になってきました。今日の相手は第2シードの熊本工業、4年前、春の選抜大会に出場し、今回と同じ第2シードの熊本工業に勝ちベスト8に進出しています。一塁側から球場に入ると保護者会長から「4年前も同じ一塁側だったそうです。」との声が掛かり、その再現に期待が高まりました。また、今日は生徒たちも部活動生を中心に有志60名程度が応援にも駆けつけてくれました。
試合は2回と4回に1点ずつ失点したものの両校互角の戦いで一歩も引けを取らない好ゲームとなりました。結果的には0対2で惜敗はしたものの、3年生にとってはこれまでの練習成果を全て出し切った悔いのない人生の思い出に残る試合になったのではないでしょうか。
今大会を通して私が感じたことは、「やっぱり、野球の神様はいる。努力は嘘をつかない。」ということです。随所できちんと努力してきた選手には野球の神様が微笑んでくれたような気がしました。
今日の伝統校熊本工業との戦いは菊池高校全体に「やればできる。」という自信と勇気を与えてくれました。感動しました。選手のみんな本当にありがとう。
1学期無事に終えることができました!
昨日、無事に1学期の終業式を終えることができました。昨年からのコロナ禍で生徒たちにも不自由な思いをさせましたが、何とか予定していた教育活動を実施することができました。本当にありがとうございました。
昨日の終業式でも生徒たちに話をしましたが、この1学期は菊池高校生の成長や可能性を実感することができた学期だったと思っています。1つの例ですが、商業科3年生の課題学習の企画が全国放送に取り上げられたことは画期的なことであり、生徒たちの持つポテンシャルの高さを再認識しました。
また、女子ボクシング部からの九州チャンピオンの誕生、夏の甲子園に向けた野球部の大逆転や粘り強い勝利、商業科の資格取得の実績アップなど成果が目に見えて現れており、大変うれしく思います。また、その陰には朝早くから運動部のほとんどの部が校内外の清掃活動を実施してくれるようになりました。まさしく生徒たち自らがみんなで頑張ろうという相乗効果が出てきています。
この夏休みがそれぞれの生徒とって充実した期間となり、校訓「汗と夢」を実感できる有意義なものとなることを期待しています。
やっぱりメディアの力は絶大です!
昨日の野球部の初戦突破や商業科3年生による課題学習の「婚活パーティー」企画の江頭菊池市長へのプレゼンがテレビで放送されたり、新聞に掲載されたりしたことにより、多くの方々から「菊池高校、頑張っているね。」というような激励の電話やメール等をいただきました。改めてメディアの力はすごい、絶大であることを認識しました。
メディアに取り上げられなくても、頑張っている活動はいっぱいあるのですが、やっぱりメディアに取り上げられることは生徒たちの大きな自信にもなるし、励みにもなると感じています。そのことは生徒の学校での日常生活からも感じ取ることができ、大変うれしく思っています。
現在も9月に本年度初めて体育の部と文化の部を合同で開催する「菊翔祭」に向けた準備も始まっており、どのような成果が生まれるか楽しみにしているところです。このような生徒たちの頑張りを外向けにPRすることも我々教師の大切な使命であるのではないかと思っています。
3年生意地の逆転勝利!
高校球児の夢の舞台、夏の甲子園を目指した戦いの初戦が聖地藤崎台球場で行われました。相手は熊本市内の第二高校、非常にまとまった良いチームであるとの前評判を聞いており、厳しい試合になるのではないかと予測していました。1回表第二高校の攻撃でいきなり2点を先取され嫌なムードでの立ち上がりとなりました。3回に1点追加点を取られ0対3とリードされ、こちらはヒット1本しか出ない状況で終盤を迎える展開となりました。
また、7回裏には頭部へのデッドボールを受けた2年生の田中君が病院に搬送され退場するというアクシデントにも見舞われ、0対3のまま8回裏1アウトを迎えました。ここでバッターはキャプテンの岡崎大君、チーム2本目となる執念のセンター前ヒット。保護者会長も務めていただいたお父さん、支えていただいた家族の皆さんへの感謝を伝えるようなヒットでした。
このキャプテン岡崎君のヒットを足掛かりとし、芹川君も出塁し1アウト1・2塁、そして4番坂本君の2塁打で2人が帰り2対3、その後、パスボール、和久田君のデッドボールなどで2アウト2・3塁となり7番の五島君がライト線への2点タイムリーで4対3と見事な逆転。この間、私の後方ではお母さん方の歓喜の声、これまでのいろいろなご苦労が脳裏をよぎったのではないでしょうか。
最終回の表、3回から無失点に抑えてきたエース岩政君が相手チームを3人で抑え、見事4対3の大逆転勝利を収めてくれました。この試合では3年生の最後の大会に賭けた執念のようなものを感じました。2回戦からの菊池高校旋風がますます楽しみになりました。
いよいよ1学期も最終週となりました!
今日は本来なら高校野球の県大会1回戦が藤崎台球場で実施される予定でした。相手は第二高校、侮れない相手です。しかし、一昨日の雨で順延となり、明日の第1試合に実施されることとなりました。2回戦までは保護者と学校関係者のみの観戦であり、3回戦からが一般の方の観戦ができる予定となっております。菊池高校は地域の後援会も結成していただいており、地域の方々の観戦が多いことでも有名であると聞いています。多くの方々の応援に後押しされて試合をすることができれば選手たちも幸せだと思います。
また、今日は日本テレビの朝の情報番組「スッキリ」のトップでかなりの時間を割いて商業科3年の課題研究の「婚活パーティー」企画が取り上げられ、MCの加藤浩次さんがパーティー当日の密着も名言されました。明日は江頭菊池市長に対し企画のプレゼンをし、市役所とのコラボレーションも着実に進めているところです。もちろん商業科3年生の他の企画もどれもすばらしく、地域の課題を題材として価値ある学習ができおり、中学生に本校のこのような活動に興味を持ってもらえればと思っています。
いよいよ1学期も今週で終了します。3年生は進路希望実現に向けた正念場、1・2年生も目標に向かってじっくり物事に取り組むことができる大切な時期となります。暑さに負けず、充実した生活を送って欲しいと思います。
開幕を明後日に控え、伝統と部訓を再認識!
朝から野球部の部長先生が「野球部にはこんな素晴らしい実績と部訓がありましたよ。」と100周年記念誌を抱え、12日(月)の1回戦の連絡を兼ね校長室に来てくれました。それは「白球を追って」と題した現野球部OB会宮川淳一会長が書かれた文面でした。「これを球場で保護者にコピーして配ろうと思います。」本校野球部の伝統を伝える上でも非常にありがたいことであると思いよろしくお願いしました。
学校にも校訓という学校としての神髄を表したものがあり、本校の校訓「汗と夢」はOBであり新制菊池高校第1回卒業で第27代校長の高木忠博先生が制定されたもので、以降菊池高校生の心に脈々と息づいています。宮川会長の文章には野球部の部訓が在校当時の活躍とともに記されていました。「1つ 野球部愛」「1つ 部員親和」「1つ 練習上善」「1つ 質実剛健」「1つ 品位尊重」「1つ 他人迷惑無用」このような校訓や部訓は自分自身の行動を振り返ったり、律したりする場合の指針となるものであり、引き継がれるべき大切なものだと思います。
昨日のテレビでの出場校紹介、本日の新聞によるメンバー紹介があり、テレビ映りや新聞でのコメントも立派でした。高校野球のメディアによる取り扱いや世間からの注目度は他の競技の比ではない別格です。
このような素晴らしい部訓、伝統を持つ野球部だからこそ、否応なしにも期待が高まります。巻き起こせ菊池高校旋風!
大変お世話になり、ありがとうございました!
本校は7月16日(金)が1学期の終業式のため、夏休みまで2週間となりました。体調管理をしっかりと行い、無事夏休みを迎えることができればと思っています。1年前の熊本豪雨から丸1年、まだまだ復興に向けて緒に就いたばかりですが、今度は熱海地域で土砂災害が発生し、自然の猛威は本当に恐ろしいものだと痛感しています。2003年に静岡県で開催された国民体育大会時に1週間ほど熱海に滞在したことがあり、あの地形を目の当たりにしていますので、何とも言えない思いがしています。
昨年は生徒宅でも土砂被害が出ており、自身の住居や通学路の環境をハザードマップなどでしっかり把握し、何かの時には命を守る行動を最優先して実施して欲しいと思います。
また、朝からこの7月7日をもって菊池市の教育長を退任される渡邉和博先生に挨拶訪問させていただきました。本校の学校運営協議会発足当時からの会長をお務めいただき、地域とともにある学校「コミュニティ・スクール」としての礎を築いていただきました。本当に感謝の念に堪えません。大変お世話になり、ありがとうございました。
生徒自治の実現に期待!
菊高ブログにも掲載されているように本日は生徒会の立会演説会が行われました。生徒会長、2年副会長、1年副会長各1名の定数に対し、会長に1名、2年副会長2名、1年副会長1名の立候補があり、4名の立候補者の演説と各応援者の応援演説がありました。
まずは立候補してくれた4名の生徒の勇気と行動力に対し心から敬意を表するとともに、心から感謝したいと思います。どの候補者もしっかり立候補した理由や学校の課題、当選したらやりたいと思っていることなどを堂々と発表してくれました。また、体育館の中は蒸し暑い状況ではありましたが、立候補者や応援者の演説を聞く態度の素晴らしさにも感心し、うれしく思いました。
私は学校運営上、生徒自治は非常に重要なことであると考えています。本校がさらにすばらしい学校へと飛躍していくためには先生方がリードするのではなく、生徒自らが学校の課題を見つけ、認識し、その解決のための方法を考え、実行していく、まさしく生徒自治を実現しなければならないと思っています。
そのリーダーシップを執るのが生徒会長、副会長を中心とした執行部です。これまで平会長、今泉副会長、米村副会長を中心にしっかり頑張ってくれました。新執行部についても積極的な活動を期待したいと思います。
学校からラジオの生放送がありました!
「高校生が婚活イベント企画」という見出しで6月20日の西日本新聞に商業科3年の地域課題解決学習発表会の記事が掲載されました。高校生が地域の少子高齢化を憂慮し学校を活用して婚活イベントを企画しているということが、市役所、イベント会社、メディア関係者の関心を引き、注目の的となっています。
この西日本新聞社の記事がRKK熊本放送の関係者の目に留まり、本日のラジオ番組「ラジでん」で取り上げられ、学校から生放送がありました。婚活イベントを企画した班の代表者2人と課題解決学習の担当の先生が番組に出演しました。これを全校放送で流し、全校生徒で聴きました。生徒たちは少々緊張気味でしたが、自分たちの企画をラジオのパーソナリティーとのやり取りで生放送で発表するという貴重な素晴らしい経験をすることができました。
各所から注目を集めるような企画を発案した生徒たちを本当に誇りに感じるとともに、生徒たちが持つ高校生ならではの発想に無限の可能性を感じているところです。この婚活イベントには全国放送のテレビ番組からも取材の依頼があっております。
現在、商業科3年生の6つの班の企画を10月末の実行に向け、準備を進めています。今後の取組に乞うご期待ください!
考査終了と同時にいろんなことが動き出しました!
本日で期末考査も終了し、生徒たちもほっと一息つきたいところとは思いますが、その間もなくいろんなことが動き出しています。考査後の定例となっているのが、部活動生集会とボランティア活動。それに加え、商業科の生徒はあと2週間続く、検定試験対策、昨日組合せが決定した野球部員は張り切って第3グランド(野球場)へとそれぞれの生徒が活動を再開しています。
特に、ボランティア活動は中間考査後の活動もこのブログに掲載しましたが、本日も100名以上の生徒が集まり炎天下の中清掃、除草活動を頑張ってくれました。これまでも幾度となくボランティア活動を目にして来ましたが、本校生のボランティア精神は立派なものだと感心させられると同時に本当に誇りに思います。さらにいろいろな活動に幅を広げてくれればと思っています。
ここ数日、静かな放課後を過ごし、寂しい思いをしていましたが、学校はやっぱり生徒たちの活気溢れる声、動きによって息を吹き返すものだとつくづく実感しています。これから夏休みも含め、じっくりと事に当たることができる時期に入ります。気候的にも厳しいこの時期にしっかり基礎力を養い、実りの秋に繋げて欲しいと思います。
夢の舞台に向け、組合せが決まりました!
3年生で唯一、県の予選大会を残している野球部の組合せ抽選会が本日行われました。開会式は7月10日(土)に行われますが、本校の初戦は12日(月)に第二高校と聖地藤崎台球場で行われることが決定しました。春の九州大会予選で人吉高校に敗れて以来、選手たちの意識も大きく変わり、先のNHK旗の予選を兼ねた城北地区大会では私の校長着任以来、大切な大会で辛酸を嘗めさせ続けられてきた有明高校に延長11回で見事勝利を収めるなどチーム状態も良くなってきています。朝からの練習、清掃活動、校内でのあいさつ等も生き生きしてきたように感じています。
本校の野球部は地域からの期待も大きく、後援会を組織し応援していただいています。指導スタッフもご自身が選手、指導者として全国的に活躍された経験豊富な地域の指導者が熱心に指導に当たっていただいております。また、保護者会も会長を中心にとても献身的に選手のために活動されています。昨年の3年生はコロナウイルス感染症拡大の影響で代替大会という不完全燃焼な形で活動を終えなければなりませんでした。
野球部の活躍による活性化は地域や学校の願いです。いろいろな方々の思いを胸にこの夏「菊池高校旋風」を起こしてくれることを心から期待しています。
期末考査2日目、校内は静まり返っています!
期末考査2日目、午後3時前ですが、試験勉強で居残りしている生徒はいるものの校内は静まり返っています。校長室からは1978年に県の天然記念物に指定されたチャンチンモドキが風になびく雄壮な姿を見ることができ、心が洗われる気持になります。また、正門のすぐ脇には樹齢600年以上で南北朝時代から生息する椋木「将軍木」を見ることもできます。このような大木、緑に見守られ学校生活を送ることができる菊池高校の環境は最高だと常日頃思っています。
校舎も育友会が所有する森林「育友会林」の木をふんだんに活用した温かみ溢れる作りとなっており、屋上には庭園もあり、落ち着いて学習できる環境が整っています。学校すぐ近くの菊池公園には菊池市のシンボルである菊池武光公の騎馬像を見ることもでき、多くの生徒がその菊池公園のバス停を利用したり、前を通って登下校をしています。
生徒たちが主役である学校は生徒たちの声が聞こえないと何とも寂しい場所となってしまいますが、校内の静けさの中でこの環境の素晴らしさを改めて感じているところです。この環境にしっかり感謝し、生徒たちの教育に当たりたいと思っています。
今日から3週続けて検定頑張ります!
最近、商業科の話題が続きますが、今日も全国商業高等学校協会主催の珠算・電卓実務検定試験に生徒たちがチャレンジしています。明日から期末考査も始まる中、考査の勉強と検定試験の勉強とを並行して頑張っています。さらに、この検定試験は来週が簿記検定、再来週がビジネス文書検定と3週間続けて実施されます。商業科では特色化を図るために、これらの資格取得にもこれまで以上に力を入れており、昨年のこの時期の検定試験に比べ、受験する生徒が昨年の7名から今回105名と大幅に増えています。また、新たな取組としてビジネスライセンス部を創設し放課後にも検定に向けた学習を行い、レベルアップを図っています。
先日紹介した地域の課題解決学習と併せ、商業科の学びが充実してきており、その成果が生徒の日常の生活、「あいさつ、生き生きとした表情、笑顔、コミュニケーション力」などにも表れてきており、成長している「姿」を実感でき、うれしく感じています。
明日からの期末考査とあと2週続く検定試験に向けた勉強とで大変とは思いますが、高校時代のこのような努力はこれからの人生の大きな糧となります。くじけずしっかり頑張ることを期待しています。
普通科と商業科との相乗効果に期待!
本校は普通科と商業科を有する高校として、その両科の特色、良いところが相乗効果を起こすような学校にしたいなあと思っています。そこで、菊池高校の普通科生、商業科生としての所属意識やプライドが高まるような取組をお願いしているところです。先日の商業科の課題研究学習発表会もその1つでしたが、今日は1年生から3年生までの商業科の生徒を一堂に会した集会が実施されました。
その中で商業科主任の先生から商業科としての目標や資格取得の年間スケジュールと昨年の状況、資格取得を目指したビジネスライセンス部の創設、菊翔祭文化の部(文化祭)での取組等々が詳しく説明がありました。生徒たちは集中してその話に耳を傾けており、それぞれの学年に応じて商業科生としての活動や目標を明確したのではないかと思います。
現在、スクールミッションを通して「どような生徒を育て社会的な期待に応えるか。どのような教育を目指すか。魅力や独自の教育特色はなにか。」など本校の魅力を具体化し発信する準備をしています。
これまでの取組が確実に生徒の「姿」に反映されていると実感することができ、先生方に感謝するとともに嬉しく感じています。
嬉しい言葉をいただきました!
月日が経つのは早いもので6月も3週目、中盤となりました。本校では各学期の期末考査1週間前の朝課外休止期間に育友会の学級委員さんを中心に「あいさつ運動」を実施していただいています。その「あいさつ運動」が本日からスタートし、今回は3年生の保護者に参加していただいています。終了間際にお礼の挨拶に行くと、「私は3年間役員をし、毎年参加していますが、今日が3年間で一番登校の状況が良かったです。本当に各段に良くなりました。」との嬉しい言葉をいただきました。
昨年は育友会の役員さん方から現状に対し厳しい意見もありましたが、育友会も一緒になってやるので改善して行こうとの力強いお言葉もいただき、育友会役員の方々と生徒会役員との話し合いの場を持つなど、生徒指導部の先生方を中心に全職員で取り組んで来た成果が表れたのかなと本当に嬉しくなりました。
先日の商業科の課題研究学習発表会といい、今日の保護者からの言葉といい、生徒たちが確実に成長している姿を実感することができ、今後の取組みにも大きな可能性を感じることができた素晴らしい1週間のスタートとなりました。
生徒たちの発想の豊かさ、すばらしさに感激!
一昨日このブログで予告していましたが、本日、商業科3年生による「課題研究第1回発表会」を行いました。3年生が昨年度からマーケティングの授業で取組んできた課題研究「菊池市の課題は何か?解決のために自分たち高校生ができる取組はないか?」とのテーマのもと6つの班に分かれてそれぞれのアイデアを発表してくれました。(詳しくは商業科ブログを)
どの発表も我々、大人では考えつかないような発想の豊かさ、すばらしさに本当に感激しました。と同時にこれまで生徒が持っている力を最大限に引き出すような教育ができていたのかと反省もさせられました。今回発表した計画をもとに10月30日(土)に行政や関係機関・団体と連携して菊池市を盛り上げるイベント「菊高ジャック」を展開する計画も、本日発表会にご出席いただいた江頭市長の前で発表されました。
このような活動が郷土愛をはじめ社会人としての基礎的な力やグローバルな思考力・判断力・表現力、課題解決力を培い、地域の発展に貢献、活躍できる主体的で実行力のあるリーダーの育成に繋がると確信しました。
今後の展開が今から楽しみです!
商業科の「課題研究第1回発表会」が楽しみです!
本校は令和2年・3年度文部科学省研究指定校として「地域の課題解決に向けた教育活動の授業実践に関する指導方法の工夫改善及び評価に関する研究」をテーマに「教育課程研究指定校事業(商業)」に取組んでいます。その取組の一環として『課題研究第1回発表会』を6月10日(木)に開催します。この発表会では3年生が昨年のマーケティングの授業から取組んできた課題研究について商業科の1・2年生や関係者の前で発表します。もちろん、基本的な感染防止対策を十分に講じた上で実施したいと思っています。
菊池市の課題は何か?解決するために、自分たち高校生ができる取組はないかを考え、出てきた6つの案について発表します。実現可能なプランについては菊池市行政や関係団体と連携し、実現したいとも考えています。商業科職員と生徒が一体となって考えた新たな取組に今から当日を楽しみにしています。
発表会には江頭菊池市長もお時間を割いていただけるとのこと。その他、菊池市の関係部署や関係団体の職員さん、地元の中学校の先生、県内の高校の先生など色々な方々が出席いただく予定となっており大変うれしく思っています。
本年度商業科では資格取得にもこれまで以上に力を注ぐこととしており、このような機会と併せ、商業科の魅力を遺憾なく発信していきたいと考えています。
夢が膨らむボート部1年生5人衆!
昨日、RKK熊本放送のラジオ番組「GWEEENとはばたけHEROS!!」で「可能性を秘めたボート部登場!!」と題して1年生部員5人が出演しました。思ったより長い時間のやり取りで5人が意欲的に大きな目標を持ってボート競技、部活動に向かい合っている話を聞くことができ、本当にうれしくなりました。私はこのブログを始めた2日目に「ボート部日本一づくりに取り組みます。」とのタイトルでボート部への思いを綴っていました。
これまでの職務での関わりで、1999年の「くまもと未来国体」前から幾度となく班蛇口湖のボートコースには来たことがあり、国際大会等も実施される日本でも有数のボートコースであるということは十分承知しており、本校の部活動でもこの素晴らしい環境を活かさない手はないと思っていました。菊池市の江頭市長自らの肝煎りで外部指導者も派遣していただいており、環境は抜群ですが、なかなか部員が集まってくれませんでした。
ところが、今年度1年生が5人入部してくれ、先の県高校総体で1年生だけの特別レースにも舵手付きクォードルプルに5人で出場し、見事1000mを完漕してくれました。昨日のラジオ番組でその感想等も含め、5人の頼もしい受け答えを聞くことができ、このブログ開始2日目に綴った夢が現実のものに一歩踏み出した感じがしました。
出来て良かった!高校総体。
まだ一部の競技が残っていますが、昨日までで本校の出場競技は全て終了しました。私も教頭先生、事務長先生と手分けし、全ての競技を視察激励することができました。各会場で聞かれた言葉は「今年は出来て良かったですね。」でした。本当にそう思います。この3月に卒業した生徒たちには申し訳ない気持ちで一杯です。
4月後半からコロナウイルス感染が拡大し、地区大会は中止、対外試合も中止で各チーム・選手とも最後の調整が思ったようにできなかったことと思います。また、学校によっては自校からの感染発生により大会前の大切な時期に部の活動中止を余儀なくされた学校があるとも聞きました。3年生にとっては集大成となる大会で思ったように力を発揮することができず、泣くに泣けないような選手もいるのではないかと思います。慰めにもならないことばですが、これまでの努力は決して無駄にはなりません。これからの人生の大きな糧になることを信じて前に進んで欲しいと思います。
本校の選手は各部活動とも本当に良く頑張ってくれました。それぞれの目標を達成できた部活動とそうでない部活動もあると思いますが、この人生にとって大切な思い出となる高校総体が無事できたことに感謝し、次の目標に向かってしっかり努力して欲しいと思います。
全力を尽くせ!菊高健児。
いよいよ明日から県高校総合体育大会、文化祭が開催されます。残念ながら総合開会式も中止となり、無観客開催ではありますが、大会が実施できることに関係者に感謝したいと思います。私は幾度となく、総合開会式において熊本工業高校のブラスバンド部のアトラクションを見ましたが、あの一糸乱れぬ演技に毎回感動させられてきました。このコロナ禍により熊本工業高校のブラスバンド部員ばかりでなく、開会式を支えてくれていたプラカード保持者、コーラス隊、合奏隊など多くの生徒の貴重な活躍の場が奪われたことも残念でなりません。
3年生にとってはこれまでの活動の集大成となる大会、全力を尽くして悔いのない大会にして欲しいと思います。私自身高校最後の総体で敗れ、目標としていたベスト4に進出することができず、みんなで涙したことを今でも鮮明に記憶しています。しかし、人生、「負けや失敗」から学ぶことが「勝ちや成功」から学ぶことよりとても多く、そこから何を学ぶか、考えるかが重要だと思います。
これまで支えていただいた保護者の皆様方等と大切な場面を共有できないことが、残念でなりません。全力を尽くした後でのそれぞれの思い。こんな素晴らしい経験は人生の中で滅多にありません。これからの人生につなげて欲しいと思います。
喜寿の名伯楽に頭が下がりました!
今週の金曜日から開催される県高等学校総合体育大会の先行実施が先週の土曜日から始まりました。私の校長としての楽しみの1つは部活動生の大会や練習試合、発表会などを見て回ることです。日頃の練習の成果を発揮する場として生徒たちが生き生きと活動している姿を見るととても嬉しく、誇らしく思います。この土日にはバドミントン、ソフトテニス、サッカーの大会の応援に行きましたが、各会場で生徒たちの頑張りを見ることができました。
そのバドミントン会場でまだまだ現役で指導を頑張っておられる工藤勇参先生とお会いしました。工藤先生には若いころから大変お世話になっており、県立体育館の観覧席に座っておられる姿も貫禄そのもの。工藤先生はバドミントン競技がオリンピックの正式競技となったバルセロナ大会に日本代表として出場した現在スポーツキャスターとして大活躍の陣内貴美子さんをはじめ多くの選手を育成された名伯楽で、今年77歳におなりになるとのことです。挨拶させていただき、しばらく一緒に大会を見学させていただきましたが、バドミントン、生徒たちへの情熱は相変わらずで年齢を感じさせない姿に本当に頭の下がる思いでした。
工藤先生方の年代には各競技に素晴らしい指導者がおられますが、熊本のスポーツ界がこのような情熱的な先生方に支えられてきたことを改めて痛感したところです。
バドミントン部
ソフトテニス部(男子)
ソフトテニス部(女子)
剣道部
ボート部
バスケットボール部
男子バレーボール部
女子バレーボール部
野球部
ボクシング部
水泳部
サッカー部
芸術部
選手宣誓
下校と大雨が重なってしまいました!
今日は木曜日。1年から3年までの特進クラスは7時間、それ以外のクラスは6時間授業です。6時間目が終了し、3時50分頃、生徒たちは放課になり下校しますが、そのタイミングで大雨が降り始めました。教室に戻すこともできず、豪雨の中の下校となってしまいました。朝から早目の下校検討や近隣校への問合せなど、本日の天気には危機意識を持っていたつもりでしたが、申し訳ないことに一番雨が強い中での下校となり生徒たちを非常に混乱させてしまいました。
傘は全く役に立たず、ずぶ濡れになりながら歩行、また大雨の中でのバイク、自転車の運転など健康面、安全面においても最悪の事態を招いてしまいました。もう少し、状況判断をしっかりとした中で生徒管理をしなければならないと深く反省した次第です。生徒たちが無事に帰宅し、体調不良もなく、明日元気に登校してくれることを願っています。
まだ、梅雨に入ったばかりです。今後も豪雨や台風等、現在のコロナウイルス感染症に加え、生徒たちの安全を脅かすような事態が発生することが予想されますので、しっかりとした危機意識を持って教育活動に当たらなけらばならないと痛感しました。
ボランティアに多くの生徒が集まりました!
中間考査最終日。年度最初の定期考査が無事終了し、生徒たちもホッとしていることと思います。この最終日にボランティア委員会が校内外の清掃活動を企画し、全校生徒に呼びかけを行っていました。何人位集まるのかなあと思っていたところ、何と150名弱の生徒が集まってくれました。全体から見ると3分の1以上の生徒が参加してくれたことになります。
ボランティア活動に参加しようというような「心」を持った生徒がこれだけ多くいることを大変うれしく思うと同時に、生徒たちのやる気の引き出し方次第では、本校にさらなる可能性、伸びる力があることを強く感じたところです。このような「心」を持ち合わせた生徒は現在、スクール・ミッションに育てたい生徒像として盛り込もうと考えている「社会人としての基礎力や主体的に学び、課題解決ができる力を身に着けた人材や地域の発展に貢献、活躍できるリーダー」になり得る生徒ではないかと思います。
日頃の生活の中でも早朝から清掃活動や挨拶運動に取組んでくれている生徒も多数おり、本校生徒の素晴らしさを積極的に発信することも私の校長としての使命であると思っています。
今年度第1回目の学校運営協議会を開催しました!
昨日から中間考査が始まり、1年生は高校に入学して初めての定期考査となります。高校生活をメリハリのあるものにするためにも定期考査に向けてはしっかりと取組んで欲しいと思います。また、運動部活動生は県高校総体の開催を控えており、特に先行開催競技では今週の土曜日から大会が開催されるため、勉強と試合に向けた調整と両方に余念がないことと思います。残念ながら大会は無観客開催となり、せめて保護者には見て欲しかったとの思いはありますが、このような状況下で大会開催を優先すれば致し方ないと思わなければなりません。
さて、本校では本日、本年度第1回目の学校運営協議会を開催しました。同窓会、保護者を含む学校関係者と地域の機関・団体の代表者からなる協議会で昨年7月に発足し、3つの専門委員会も作り、「学校魅力化」について協議を進めて来ました。本年度も昨年度に引き続き菊池市教育委員会の渡邉和博教育長に会長、また、県商工会会長もお務めの市商工会の笠愛一郎会長に副会長にご就任いただき大変心強く協議会がスタートし、早速、熱心にご協議いただきました。
本年度は昨年から協議を重ねてきた「学校魅力化」をしっかりとした「形」とし、中学3年生や保護者、地域の皆様方に積極的に発信し、一人でも多くの受検生が菊池高校を受験してくれる「選ばれる菊池高校」にしたいと思っています。
育友会新執行部がスタートしました!
昨日、残念ながら書面ではありましたが、全会一致で議決された令和3年度の育友会新執行部の第1回役員会がありました。今年度から組織改編も行われ、新会長のもとより充実した育友会活動が行われるものと期待しています。私も昨年、菊池高校に赴任し、学校行事、ボランティア活動、生徒指導、部活動支援、広報活動など多岐にわたる教育活動で多大なご支援をいただき、大変心強く、感謝しているところです。コロナ禍ではありましたが、学校と二人三脚で生徒を育んでいただいています。
ここで、本校の育友会活動を簡単に紹介します。育友会には総務厚生委員会による、菊翔祭文化の部(文化祭)における食品・物品バザー、地域ボランティア活動である「城山の日」の清掃活動、ハーフマラソン大会でのだご入り豚汁の提供、広報委員会による広報誌「大椋」の年3回の発行、育友会林委員会による育友会が所有する林の保全活動、この育友会林活動は生徒たちへの教育活動にも取り入れています。これらに加え、学年委員会や部活動振興のための体育文化振興委員会の活動も行っていただいおり、会員の皆様方も全員が1人1役活動として何らかの活動に参加していただいております。
このような活動に支えられながら、有意義な教育活動が成り立っており、本当にありがたく思っています。
コロナ不安の広がりを感じます!
県内のコロナウイルス感染拡大を受け、保護者の皆様方のコロナ不安が広がっているように感じます。無理もないことだと思います。変異種等も発生し、感染力も増し、若年層への感染も増え、予断を許さない状況になっています。いつ何時、どの学校から感染者が出てもおかしくありません。
コロナ感染症等の危機に直面する事態では、憶測やうわさに惑わされがちになり、過剰に反応したり、必要以上に用心したりするような状況に陥ることがままあります。そこで保護者の皆様方に対し、伝えなければならない情報を正確にいち早く提供することが大切であると考えています。
学校はどこよりも安心安全が確保された場所でなければなりません。「空振りは許されるが、見逃しは許されない。」ということを念頭に置いて、状況に応じて、県教育委員会や学校医の先生、保健所等専門的な立場の方々のお力もお借りしながら適切な対応をしなければならないと肝に銘じています。
来週は中間考査、その後には県高校総体や総文祭も控え、生徒たちのとっては非常に大切な時期ですが、安心して登校することができるよう全力で対応していきたいと思っています。
夏に向けた大きな弾みとなりました!
5月8日(土)と9日(日)に延期になっていた城北地区高等学校春季大会が藤崎台球場で開催されました。8日(土)の相手は有明高校。有明高校には昨年の代替大会と全国選抜に繋がる秋の県予選で対戦し、両試合ともコールド負けを喫している因縁の相手でした。初回裏に2点を先制され、嫌な展開になったと昨年度の試合のことが頭を過りましたが、その後、先発の3年生岩政君が力投し相手打線に追加点を許さず、4回に同点に追いつき2対2のまま延長戦に突入する緊迫した好ゲームとなりました。延長11回、3年生の志水君の3塁打から相手投手のボークにより1点を加点し、その裏これを守り切り延長11回3対2で見事勝利し、ベスト4進出を果たしました。
次の日、NHK旗出場を賭けて専大玉名高校と対戦しました。専大玉名も甲子園出場経験のある強豪校。3点を先制される嫌な展開でしたが、途中、本校が4点を得点し、4対3とリードする素晴らしい試合となりました。終盤、専大玉名に3点を加点され、6対4となりましたが、本校も9回裏2アウト満塁一打同点のチャンスまで相手チームを追い詰めましたが残念ながらそのまま試合終了。この試合も前日同様とても引き締まった好ゲームでヒット数は本校が11本で相手を上回る状況でした。
強豪校を相手にしたこの2試合は冬場の厳しいトレーニングを乗り越えた選手にとって、とても自信となり夏の大会に向けた大きな弾みとなる2試合だったと思います。今週土曜日に城北地区からのNHK旗への出場枠3校目を賭けて阿蘇中央高校と対戦します。しっかり出場権を勝ち取りさらなる自信として欲しいと願っています。
世界を体感する絶好の機会でした!
ゴールデンウィーク明けの5月6日、快晴。今日は本校正門前を2020東京オリンピックの聖火リレーが走りました。この聖火リレーは古代オリンピックの聖地であるオリンピアの遺跡であるヘラ神殿前で採火された炎をギリシャ国内と開催国内をリレーによって開会式までつなぐものです。オリンピックのシンボルである聖火を掲げることにより、「平和・団結・友愛」といったオリンピックの理想を体現し、開催国全体にオリンピックムーブメントを広げるものです。
1964年の東京オリンピックから57年ぶりにその聖火が県内を駆け抜けていきます。しかも本校の正門前を走って行くという何とも劇的なことが、本日、素晴らしい快晴の中で実現しました。このようなコロナ禍ではありますが、菊池市では予定通り公道でのリレーが実施され、観覧することが許されましたので「世界を体験する絶好の機会」であると思い、全校生徒で自由観覧しました。
車列の規模や沿道の雰囲気などを見て、世界最大規模のスポーツの祭典が70数日後に日本で開催されるということに思いを馳せ、世界を体感してくれたら嬉しく思います。このような状況下でのオリンピック開催については賛否あることは承知していますが、生徒たちの心に今日の聖火リレーが人生の思い出として心に残ることを期待しています。
このような経験が菊池高校からグローバル人材の育成に繋がればと思っています。
我慢のゴールデンウィークになりました!
昨日からゴールデンウイークが始まり、明日からは5連休となります。大会や練習試合などを見学に行くことを楽しみにしていましたが全て中止。何の楽しみもないステイホームのゴールデンウイークになりそうです。本来ならこのゴールデンウィークは県総体、総文祭前に向けて実践的な経験を積むとても大切な期間だと思います。このようにスポーツ活動や文化活動が次々と中止や延期となり生徒たちのモチベーションがとても心配です。しかし、これだけ感染が拡大すると致し方なく、どうしようもない無力感に陥ってしまいます。
この我慢のゴールデンウィークが功を奏し、感染が収まり県総体・総文祭の中止だけは何としても回避できることを願って止みません。5月5日と6日には本県で東京オリンピックの聖火リレーも実施され、6日には本校の正門前を聖火が走ります。このような状況下ですが、57年ぶりの聖火を全校生徒で見学したいと思っています。私は2年前、担当部署に勤務していた関係で同じ日(昨年行われていれば6日と7日)に県内のリレーコースを全て下見して回りました。1年後にオリンピックの聖火が来るのかとワクワクしたことを覚えています。その時はこのような状況になるとは夢にも思いませんでした。
このオリンピックも何とも言えない状況になってきましたが、スポーツや文化の力で少しでの学校や社会に元気と活力が出ることを期待しています。
県内の練習試合もできなくなりました!
昨日、ゴールデンウィーク中に県内の高校との練習試合を実施する際の保護者への同意の取り方や事前の注意事項等、顧問の先生から相談を受けました。県内での練習試合は禁止されていないので、そんなに神経質にならなくてもとの思いもありましたが、生徒や保護者がより安心した気持で安全に練習試合を実施したいとの顧問の先生の思いを受け、念には念を入れた実施の仕方を考え、一定の方向性を決め、全部活動に周知しようと思っていました。
ところが、本日、県教育委員会から「部活動における連休中の県内での練習試合等について」という通知文が届きました。『本県は現在、国の「ステージ3」の段階に入ったと判断され、更なる感染拡大防止対策の徹底が必要であり、特に人流が増加する連休中の対策が重要である。』とのことからの措置です。ここで感染が拡大し、本番の総体・総文祭が中止となっては元も子もありません。生徒たちには申し訳ない気持ちで一杯ですが、辛抱して校内でできる活動を精一杯頑張って欲しいと思います。この困難に打ち勝ってこそ、明るい未来があると信じるしかありません。
本来なら明日も阿蘇・菊鹿地区体育大会でしたが中止。これ以上感染が拡大せず、終息に向かうことを願うばかりです。
今週はゴールデンウィークに突入します!
4月も最終週、木曜日からはゴールデンウィークに突入します。今日は週の始まりでしたので職員朝会をし、そこで、3点話をしました。まず1点目はコロナウイルス感染症についてです。県内でも感染拡大傾向にあり、学校でのクラスターも発生しています。本校も昨年12月の経験がありますので、まずは水際対策としてウイルスを校内に入れない。登校前の健康観察をしっかり行い、体調不良者は登校しないことの徹底。また、感染防止として3密はもちろん、マスクなしでの話はせず、こまめな手指消毒をお願いし、「感染しない。させない。」を再度確認しました。
次に年度始めからの初期指導がきちんと徹底しているか。年度当初から初期指導により菊池高校生としてのあるべき姿をしっかりと意識できているか、確認をお願いし、できていないことについては再度徹底をお願いしました。「始め良ければ、全て良し。」始めが肝心と思います。
3点目として、部活動の加入率についてです。各部とも例年にも増して工夫を凝らし、部活動紹介をしてくれましたので、新入生の反応も良く部活動加入率の増加を期待していましたが、思ったほど加入率が上がっておらず、迷っている生徒が一歩踏み出せていないように思います。再度背中を押してもらうことをお願いしました。この一歩を踏み出すかどうかが人生にとってとても大事だと思います。部活動による人間形成、学校の活性化などとても価値ある活動です。充実させたいと思っています。
ゴールデンウィークまでにそれぞれの教育活動がうまく動き出せばと願っています!
明日の育友会総会は書面決議としました!
明日は育友会総会を予定していました。昨年度も臨時休業中であり実施できませんでしたので、本年度はできることを楽しみにしていました。しかし、昨今の感染拡大傾向や近隣校の状況、阿蘇・菊鹿地区体育大会の中止などを総合的に鑑み、育友会の役員さん方と相談し、総会の議事は書面決議とすることとしました。とても残念ですが、現状を考えるとやむをえないと思っています。しかし、これがこれから実施される県高校総体や総文祭に飛び火しなければ良いが、と願っているところです。
生徒たちの学びや活動は極力止めたくないと思っていますが、安心・安全が何よりも第1ですので難しい判断を迫られる場面がこれからも出てくることが予想されます。肝に銘じて適切に判断しなければならないと思っています。また、本日リスクレベルが最高の5に上がったとの情報も入っています。なかなか先が見えません。
明日は生徒たちは午前中の授業とします。これからゴールデンウイークが来ます。行動制限をしなければならないことも多々あると思いますが、基本的な感染防止対策をしっかりと行い、充実した期間になればと思います。
県教育委員会から市長にご挨拶いただきました!
昨年度末に県立高等学校あり方検討委員会から「県立高等学校の在り方と今後の方向性について~新しい時代に対応した魅力ある学校づくりへ~」の提言が出されました。これを受け、本日県教育委員会県立学校教育局の岩本局長と高校魅力化推進室の松村室長が江頭菊池市長、渡邉教育長に地元県立高校2校(菊池農業高校と本校)の魅力化に向けた協力依頼のご挨拶に菊池市役所に来ていただきました。
これまでも菊池市は市内3高校の魅力化に向けて支援事業を実施していただいていますが、先の提言を受け、さらに本格的な動きを行う上での県教育委員会からの協力依頼でした。本校としては非常に有難く、心強い思いです。本校では昨年から渡邉教育長を会長とした学校運営協議会を設置し、「学科魅力化」「地域拠点部活動」「地域資源活用」の3つの専門委員会において協議を進めていますが、本年度はそれを具体的な「形」とする年であると位置付けています。
まずは本校の使命、役割を「スクール・ミッション」としてまとめ、これを職員、生徒はもとより保護者、地域の皆様方と共有し、いろいろな方々のご意見をいただきながら魅力ある菊池高校を創り上げていきたいと思っています。
これまで以上の注意と労力が必要です!
本日は身体計測と体力テストを実施しました。これまでは全校生徒一斉に全職員で実施していましたが、密を避けるために身体測定と体力テスト、授業を学年ごとに並行して行いました。先生方も授業と計測担当を時間ごとに行わなければならず、従来の実施以上に負担を掛けることになります。
もちろん、感染防止対策もしっかり行わなけらばなりませんので、検査個所ごとの消毒の準備、換気など対応に余念がありません。朝のSHR時に校内放送で体育主任からの入念な諸注意も行われました。体力テストは昨年はできませんでしたので、生徒たちは2年ぶりの計測となります。このコロナ禍で体育の授業以外に運動ができていない生徒もおり、思った以上に体力の低下を感じた生徒が多かったのではないかと思います。
生徒が張り切って測定している姿を見ると、こちらが元気をもらい、自分もチャレンジしたい気分になりました。持久走は後日行うこととし、生徒の体調に十分配慮し実施しましたが、今日は気温も高く疲れた生徒も多くいたと思われます。
このようにコロナ禍での活動はこれまで以上の注意と労力が必要となりますが、「生徒たちの学びと活動を止めない。安心と安全が第一。」を念頭において教育活動に取組んでいます。
新学期も3週目に入りました!
昨日は休校でしたので、今日から新学期の3週目が始まります。毎日、朝から日替わりで運動部の生徒たちが校内外の清掃活動を行ってくれています。今日は野球部の生徒たちが菊池公園や御所通りを掃除してくれていました。部員が活動していることを聞かれた野球部のOB会長がお見えになり、後輩たちの活動を誇らしげに眺めながら、地域の方からも感謝の声が上がっているということを話されました。このような生徒たちの地域貢献する姿や頑張っている姿を見ていただき、地域とともにある学校として信頼を高めていければと思っています。
そのような中、4月28日(水)に開催が予定されていた阿蘇・菊鹿地区体育大会の中止が決定しました。生徒たちは県総体前の前哨戦としてはりっきていただけに残念でなりません。中には私に是非見に来て下さい。と言ってくれる生徒もいました。しかし、これは県総体の本番を無事に迎えるための措置であると理解しなければならないと思っています。
職員朝会でも先生方に今一度、基本的な感染防止対策の徹底をお願いしたところです。新学期も3週目に入り、これからが本格的にエンジンがかかってくるところですが、アクセルとブレーキを同時に踏まなければならない何とも言えない状況が続きそうです。
今後ますます厳しい状況が予測されます!
今日は今週土曜日に開催する育友会総会の代休日です。先週は今年からの試みである『親睦遠足』、久しぶりの1年生『宿泊研修』など感染防止対策をしっかりしながら、学校教育活動での仲間づくり、楽しみ、初期指導といろいろな面での教育効果を目的として学校行事を行いました。私はまずは学校は生徒も先生も楽しい場、ワクワクする場でなければならないと思っています。これらの機会を通して生徒同士、生徒と先生、クラスの絆が深まったことを期待しています。
しかしながら、学校としても『学び、活動の保障』と『安全対策』の兼ね合いが非常に難しい現実に直面しています。学校の最大の使命は生徒の生命を守ること、安心、安全が第一であることは十分認識しています。そのような中、週末にはいろいろな部活動で県高校総体の前哨戦となる大会等も開催されています。観客の制限などの各競技専門部で基本的な対策を講じながらの開催でしたが、生徒たちの頑張っている姿、日頃の練習の成果を見ると大会ができることの喜びを感じずにはいられません。
今後ますますどのような状況になるか予断を許しませんが、校長として状況をしっかりと見極め、『空振りは許されるが、見逃しは許されない』との思いでこの局面を乗り切っていきたいと思っています。
各部思考を凝らした紹介がなされました!
部活動加入率の増加は学校活性化の大きな柱だと思っています。活動充実や競技力向上ももちろんですが、部活動が多くの生徒にとって仲間づくりや社会性を身に付ける場になればと思っています。私自身も部活動を通して、恩師や生涯の友との出会い、価値観の形成、教師という職業選択など大きな影響を受けています。このように高校での部活動は人生に大きな影響を与えるものであり、充実した活動ができればと思っています。
そのような中、今日は生徒会による生徒会入会式・対面式に続き、部活動紹介がありました。部活動による学校の活性化という趣旨を部活動を担当する体育文化振興会担当の先生方が十分に理解してくれ、これまで以上に部員たちや顧問の先生方としっかり連携を取り、パワーポイントや動画を使って各部思考を凝らした紹介をしてくれました。新入生のみんなも熱心に各部の紹介を興味深げに聞いていました。
明日と明後日に新入生全員が興味のある部活動を体験する体験入部期間となっており、来週の部結成でより多くの生徒が何らかの部活動に加入してくれることを期待しています。
先生方の部活動による負担増も十分承知した上で、部活動の教育的な価値も大切にしたいと思っています。
鉄は熱いうちに打て!
今日から昨日入学した1年生も含め、全校生徒が登校しました。1年生は本日、オリエンテーションを行い、来週の16日、17日で宿泊研修を行います。私は初期指導がとても重要であると考えており、必要であればこれまで以上に時間を掛けてでもしっかりとした指導をするよう学年主任にお願いをしています。まさしく「鉄は熱いうちに打て。」です。
朝から校門で生徒たちに声を掛けましたが、真新しい制服に身を包んだ新入生は生き生きと目を輝かせ、ほとんどの生徒が大きな声であいさつをしてくれました。非常にうれしい気持になりました。オリエンテーションの最初が私の時間で、「菊池高校生としての自覚とプライドを持とう!」という内容で、本校は県下でも有数の伝統校であること、現在力を入れて取組んでいること、高校時代に身に付けて欲しいことややって欲しいことなどを話しました。
私自身が高校時代の恩師との出会いや競技との出会いが人生に大きな影響を与えるものとなっており、それがなければ今の人生はないと思っています。高校時代に一歩踏み出すか、何もしないで終わるかがとても大切なことであると実感しています。
新入生が菊池高校を選んで入学したことが、人生の大きなプラスのターニングポイントになればと思っています。
112名の新入生を迎え、入学式を挙行しました。
今日は午前の部、午後の部でブログを更新します。14時から112名の新入生を迎え、入学式を挙行しました。来賓の案内も行えず簡素化した入学式で、申し訳ない気持でしたが、新入生の態度も素晴らしく、多くの保護者にご出席いただき、厳粛な中にも温か味のある式典になったと思います。このような式典や学校行事などのたびに思うことですが、担当の先生の計画のもと先生方が役割分担しっかり行い、カバーし合いながら準備していただくので、校長として安心して式典などに臨むことができます。本当に感謝です。
式典では、校訓「汗と夢」に加え、学校の目指す姿を表した3つのスローガン、「選ばれる菊池高校」「伸びる菊池高校」「夢を叶える菊池高校」の紹介やこの菊池高校で成長するために心に留めておいてもらいたいことなどを話しました。また、本校は頑張る生徒のそばに先生が寄り添い、生徒と先生が共にある学校であり、全職員一丸となって新入生をサポートすることを約束しました。
新入生代表からの心のこもった力強い宣誓もあり、112名の新入生を預かる責任の重さを感じたところです。これから菊池高校生として生き生きとした高校生活を送ってくれることを期待しています。
始業式で生徒の成長を実感しました!
新任式・始業式と新年度スタートの一連の行事が無事終了しました。午後から入学式です。2年生、3年生に進級した生徒たちの集会での態度に明らかに成長のあとを感じることができ、大変うれれしく思いました。新学期に向けた緊張感もあったのではないかと思いますが、話を聞く態度に生徒たちの新学期に向けた意気込みが伝わって来ました。
始業式では、職員会議で先生方に「姿」と「形」という漢字2文字で「君たちの姿こそが我々教職員の指導の鏡である。」「指導や活動の成果を形とし、しっかりと中学校や地域に発信する。」ということをお願いしたこと、そのためには先生方が常に生徒に寄り添い、生徒と先生方が共にある学校したいということを話しました。
また、これまでの「明るく元気に大きな声であいさつ、校門一礼」に加え、「掃除を頑張る菊池高校」にも取組みたい。これを生徒の自主的、自発的な活動を通して成果を生みたいとの思いも伝えました。生徒たちは真剣に話を聞いてくれていたように思います。
何はともあれ、この1年生徒みんなが心身ともに健康で、明るく元気に充実した高校生活を送ってくれることを願っています。
112名の新入生を迎え、全校生徒367名でスタートします!
いよいよ明日から新年度の学期がスタートします。本日も新年度・新学期に向けての各種会議がありました。いよいよ感が高まり、大切な1年に思いを馳せています。今年は昨年できなかった行事も感染防止対策をしっかり講じながら、できるだけ実施したいと考えています。しかしながら、このような状況ですので、いつ中止や延期、規模縮小を余儀なくされるか予断を許さない状況であることは十分に認識しています。
明日の入学式も来賓なしの新入生、保護者、教職員のみの式典となりますが、全職員でできる限り温かく新入生を迎えることができればと思っています。今年の新入生は普通科67名、商業科45名の112名です。菊池高校を選んでくれたことに感謝しつつ、菊池高校に来て良かった。保護者の皆さんに菊池高校にやって良かった。と思っていただけるよう充実した教育活動を展開しなければならないと思っています。
2年生も1年生と同じ112名、3年生が143名の全校生徒367名での新年度のスタートとなります。一人ひとりの生徒の「姿」を大切にしながら、教育活動の成果をしっかり「形」として残すことができるよう、明日から全職員一丸となって「チーム菊高」で頑張って行きたいと思います。
皆様方のご支援とご協力をお願い申し上げます!
10人の先生方をお迎えし、新年度のスタートを切りました!
今日から新しい年度がスタートします。先日11人の先生方を送り出したばかりですが、本日10人の先生方に赴任していただきました。先生方をお送りした寂しさを吹き飛ばすような素晴らしい先生方ばかりです。先生方お一人お一人に辞令書を手渡し、全職員に紹介しました。朝から元気な声でのあいさつが飛び交い本校に来ていただいた先生方を暖かく迎えることができたと思っています。
本日は運営委員会、職員会議、部会、教科会と新年度始めの会議が目白押しですが、新体制のスタートで主任・主事を始め、先生方も張り切って会議に臨んでくれていることだろうと思います。私は職員会議の冒頭で今年度の漢字2文字を発表しました。1文字目は「姿」生徒の姿こそが我々の指導の鏡、一人一人の生徒の姿を大切にし改めるべきところは改めしっかりと教育活動を進めて行くこと。もう1文字は「形」です。取組の成果を目に見える形として残して行くこと。昨年度から形として表れている検定による資格取得の結果や菊翔祭体育の部・文化の部など学校行事での発表内容等、しっかりと形にできればと思います。これらが本校への志願者数増とうい形に繋がると確信しています。
本年始めに発表した今年の1文字「攻」と併せて先生方の教育活動の道しるべになればと思っています!
今年度最後の日となりました。本当にお世話になりました!
昨年の4月1日、菊池高校の校長に着任し、ちょうど1年が経ちました。本当にあっという間の1年でした。お陰で学校ホームページ担当の椎葉先生に背中を押してもらい昨年の8月5日から始めたこの校長ブログも今日で105回目の更新となりました。本当に続けることができるのか不安でしたが、「読みましたよ!」と声を掛けてもらうことが快感となり、何とか私の生活の一部として定着しつつあるように思います。
この1年を振り返ってみるとやっぱりコロナウイルスに翻弄された1年でした。新学期早々からの2か月近くの臨時休校、大会、行事等の中止や延期、規模縮小、生徒たちは思ったような学校生活を送ることができずもどかしい日々を過ごしたことだと思います。そのような中でも3年生は「8年連続で就職内定100%」を達成してくれましたし、大学進学を志した生徒も最後の最後まで全力で頑張ってくれました。2年生の修学旅行中止は悔やまれてなりませんが、生徒たちはこのコロナ禍においてもしっかり成長してくれました。
12月には校内から10人の感染者が発生し、10日間の臨時休校を余儀なくされました。保護者や地域の皆様方に大変なご心配とご迷惑をお掛けしましたが、特別な誹謗中傷、人権侵害などもなく日常の学校生活に戻ることができたことに心から感謝しています。今年に入ってからはまさしくあっという間の「行く(1月)、逃げる(2月)、去る(3月)」でした。
明日からまた新しい1年が始まりますが、この1年確かな1歩を踏むことができたと思っています。今年度1年本当にお世話になり、ありがとうございました。
今年度も残すところあと2日!
何だかんだ過ごしているうちに、今年度も残すところあと2日となりました。予想通り年明けてからの3か月間はあっという間でした。先日11人の先生方を送り出し、明後日には10人の先生方をお迎えすることになります。つまり来年度は1人減員で学校運営をしなければなりません。その分先生方に負担をお掛けすることになり、心苦しい気持ちで一杯です。しかし、これが定員割れ、学級減する学校の現実で、まさしく負のスパイラルに陥りかねない現状です。
そこで来年度は定員割れ、学級減を起こさないためにも本年度の反省を踏まえ、地域から信頼される「選ばれる菊池高校」を実現しなければならないと考えています。そのためには、学校の主役である生徒と先生方一人ひとりが生き生きと輝く学校にしたいと思っています。
まずは先生方が輝くために、持っている力ややりたいことを遺憾なく発揮することができる校内の人事配置をしっかりと考えなければなりません。この部署でこのようなことをやりたい、このような生徒を育成したい、というような思いが十分に実現できるよう先生方の希望を大切に組織したいと考えています。
このようなことを考えていると菊池高校の来年度の飛躍が今から楽しみでなりません!
11人の先生方を送り出しました!
年度末の慌ただしさに紛れ、10日間余りこのブログをサボってしまいました。その間、高校入試の合格発表、2次募集、終業式、合格者説明会といろいろな行事を次から次へと実施しました。そして今日はいよいよ今年度最後の行事である退任式がありました。
今回の定期異動では11人の先生方が本校を離れることになりました。本日はその先生方、お一人お一人の紹介をさせていただきましたが、本当に菊池高校のために身を粉にして頑張っていただきました。感謝の言葉しかありません。長い先生は11年、「母校での高校生活よりも長く、第2の母校だ。我が家のような愛着がある。」とおっしゃいました。それぞれの先生方が熱い思いを生徒や卒業生、OB・OGの前で話しをしていただき、わが師の恩を改めて感じ、心に深く沁みたのではないかと思います。
私自身、校長して初めての人事異動を経験し、先生方を送り出す立場としてこれまでの異動による別れとはまた違った感慨に浸り、先生方が次の学校でしっかり頑張っていただき、活躍していただくことを心から願ったところです。また、菊池高校のことを忘れずに、行事等機会があるごとに気軽に遊びに来ていただければと思っています。
このように人生は出会いと別れの繰り返しですが、生徒たちにも人との出会いを大切にし、豊かな人生を送って欲しいと思います。
心温まる定期演奏会でした!
昨日、吹奏楽部の第37回定期演奏会が泗水ホールで実施されました。昨年はコロナウイルス感染拡大による全国一斉休業が発表された直後のコロナ禍の真っただ中であり、開催する予定でパンフレット等の準備はできていたものの実施することができませんでした。
この定期演奏会の実現には、この1年コンクールやイベント等、数々の対外的な発表の機会をことごとく奪われた先日卒業した前部長の熱い思いがあったということを聞きました。在校生5人、卒業生2人、OG3人、協力者2人と顧問1人と計13人のステージでしたが、とても心温まる演奏会で、なにより生徒たちの生き生きとした楽しそうな姿がとても印象的でした。
今回は実施可否の判断が直前になってしまったことなど、PRの期間がなかったこともありましたが、このような生徒たちの晴れ舞台を在校生や保護者の皆さん、地域の中学生、皆様方など多くの方々に見ていただきたかったと感じたところです。
本校にはこのように頑張っている生徒がたくさんいます。より多くの皆さんにそのことを見ていただき、感じていただき、本校が「選ばれる菊池高校」となるよう努力しなければならないと思っています
甲子園に出場する島の県立高校を肌で感じて来ました!
昨日、福岡県八女市の西日本大学短期大学付属高校のグラウンドで同校と秋の九州大会で優勝し甲子園に出場する長崎県立大崎高校との3校での野球部の練習試合がありました。西日本大学短期大学付属高校は地元では「ニシタン」の愛称で親しまれている野球の名門校です。阪神や日本ハムで活躍した新庄剛選手の母校でもあります。
また、長崎県立大崎高校は長崎県佐世保市のお隣の西海市の島にある学校で明日から甲子園に出発するとのことでした。現在、2年生10人、1年生19人の部員で活動しており、卒業した3年生が入学してくるまでは部員5名の廃部寸前の状態から2年半で甲子園出場という快挙を成し遂げています。
さすがに甲子園に出場する学校ですので基本的な立ち振る舞い、バッドスイングの速さ、力強さが傍から見るだけでも違うなあという感じを受けました。練習試合の試合内容もさることながら、このような強豪校と練習試合ができることに対する感謝の気持ちと意義をしっかりと感じて取り、部員一人ひとりが自分たちとの違いやあるべき姿を認識し、それを実践に移してれることを期待したいと思いました。
野球部に限らず、目標をしっかりと見据え、生徒と先生方、指導者、保護者の思いがしっかりと同じ方向に一致すれば3年間で実現できないことはないと思っています!
最後まで最善を尽くす、期待膨らむ新入生!
後期選抜も遅刻者や体調不良者なども出ることがなく、滞りなく無事終了しました。午後からは全職員が担当教科に分かれ採点業務に入りました。その前に教科ごとの打合せを兼ねた昼食会からスタートします。もちろん基本的な感染防止対策をしっかり行っての昼食会ですが、今年度はそのような機会がほとんどありませんでしたので、和気あいあいとした楽しいひと時で大変羨ましく感じました。自分自身も「今年の採点は〇〇科、昼食は・・・ばい。」と言っていたことを思い出しました。
当然、採点業務をしない私はそのような輪に入ることはできず、「働かざる者食うべからず」などといじけていると、さすがに本校の先生方は思いやりのある優しい先生方ばかりで、帰り際にある教科の主任の先生が、自分の教科の明日の昼食のメニューをもって注文を取りに来てくれました。本当に優しさに感謝です。
実は本日一番書きたかったことは、試験が無事終了したことの報告に教頭先生が来てくれ、今年の受検生は例年と違うところがあったとのこと。それは朝の点呼集合時や休憩時間に勉強をしている生徒が多く目に付いたということでした。最後の最後までしっかりやれることをやって最善を尽くすというような気持ちを持った生徒が入学して来てくれるかと思いと、今からとても楽しみで期待が膨らみました。
高校入試後期選抜、初日が無事終了しました!
本日は高校入試後期選抜の初日で早朝から校門での交通整理、受付、点呼誘導など先生方がそれぞれの任務を責任を持ってしてくれました。教頭先生、教務主任の指揮のもと本当にきめ細かに業務が展開されています。4月の着任以来、事あるごとにこのような先生方の動きには感心させられ、校長として本当に感謝です。
朝の会では「1か月後には本校の大切な生徒になる受検生です。笑顔で明るく対応し、この学校は優しい先生ばっかりおられるなという印象を与えた下さい。第1印象が大切です。」とお願いしました。おそらく先生方の素晴らしい対応で受検生もリラックスして試験に臨むことができたと思います。本日1番気を使ったリスニングも放送の異常等もなく初日が無事終了しました。
早速、採点業務もスタートしましたが、25日の合格者説明会まで緊張した長丁場の業務が続きます。先日、卒業生を送り出したかと思ったら、もう新入生を迎える準備です。3月はやっぱりあっという間の「去る」になりそうです。全職員で力を合わせて乗り切って行きたいと思います。
緊張感のある1週間が始まります!
今週は県民の皆さんの大きな関心事である高校入試後期選抜が明日、明後日の2日間にわたり実施されます。本日からその準備業務に入りますが、絶対にミスが許されない業務であり、最後まで緊張感を持ってその任に当たらなればなりません。職員朝会でもその事を先生方にお願いしたところです。
これから菊池高校で自分の持っている可能性に挑戦しようという志を持った生徒たちが受検に来てくれます。これまでの勉強の成果がしっかりと発揮できるような万全の状態の会場準備をしたいと考えています。また、同時進行でこれからどのようにしてこの生徒たち一人ひとりを大切に育てていくかということにも思いを馳せながら入試対応していきたいと思っています。
また、この週末には体育科と商業科の教育研究会があり、その中でこれまでの先生方の功績を称えた表彰が行われました。受賞された先生方のお話からその教科に掛ける思い、これまでの教員生活での思い出やご苦労話などに触れることができました。それらの思いをしっかりと受け継いで行かなければならないと感じました。
それぞれの教科にはそれぞれの特性があり、最終的にはその特性を通してどのような人間を育てるのかということ、人づくりが最も大切であることを改めて痛感する機会となりました。
また、商業科の研究会の理事会で出席の校長先生から本校のホームページで商業科の魅力や商業を学ぶ生徒の様子がとても良く発信されているとのお褒めの発言もいただき、本当にうれしく感じました。
滞りなく卒業式が執り行われました!
今日は本校第73回卒業証書授与式。朝から天候にも恵まれ、卒業生の前途を祝福するような絶好の卒業式日和となりました。学年主任は雨男ということでしたが、その雨を他の学年団の先生方が吹き飛ばしてくれたのだと思います。今年の卒業生は147名。今、振り返ってみれば昨年は卒業式の次の日からコロナウイルス感染症の拡大による全国一斉の臨時休校に入っており、今年の卒業生はもろにその影響を受けた1年間でした。残念ながら式典も保護者と教職員のみの出席となりました。
式典の様子はホームページの「学校生活」に掲載してもらっていますのでご覧ください。私は式辞の中で卒業生の皆さんに「続ければ本物になる」という言葉とともに「本物の人間になって欲しい」という餞の言葉を送りました。価値観が多様化し、先行き不透明なこの時代にしっかりとした信念を持ってぶれずに生き抜く、本物の人間になって欲しいとの期待を込めました。
退場の際、保護者の前で感謝の言葉を述べる卒業生の前途洋々たる姿、それを嬉しそうに見つめる保護者の皆さんの眼差しがとても印象的で感動的でした。卒業生をここまで育てていただいた先生方に心から感謝です。
個人的にも校長として初めての卒業式でしたが、緊張感の中にも厳粛な素晴らしい卒業式だったと思います。
保護者に育てていただいた教員人生です!
本日、早朝から電話がありました。初任地である植木町立鹿南中学校の生徒からです。「親父が昨夜、逝きました。思ったより急でした。」という訃報でした。1週間程前、「親父が入院して弱気になっとるけん、電話ばしてやってください。」という連絡をもらい、電話で話をし、早く元気になって一杯やりましょう。と話をしたばかりでした。
このお父さんは私が新採時代から今日まで30年以上お付き合いをささていただいている保護者です。まだ、学生気分も抜け切らない初任地での教員生活は数々の失敗の連続でしたが、このお父さんを始め、保護者の皆さんに助けられ、どうにか教員生活を送っていました。生徒とのトラブル、行き違いも私の立場、思いを組んで何度となく保護者に取成してもらいました。本当にお世話になり、良き時代だったと思い出されます。
その後もそれぞれの人生の節目など定期的に集まり、当時の思い出話や子どもたちの成長を肴に一献傾けることができたことは「教師冥利に尽きる」と感謝しております。
どのように時代が変わっても保護者と教員がお互いの信頼関係のともに、生徒の教育に当たることが1番大切だと思いながらも、そのことの難しさを痛感する今日この頃です。
あっという間に2月が逃げていきます!
今週は間に祝日がありましたので、特に短く感じた1週間でした。昨日は国公立前期の二次試験があり最後の最後まで粘り強く頑張った3年生が受験に行きました。良い結果が出ることを祈っていますが、この努力は必ず彼らの人生にとって大きな財産になると確信していますし、菊池高校の誇りだと思っています。まさしく校訓「汗と夢」を実践してくれています。
また、本日は1、2年生の進級判定会議、高校入試後期選抜、来年度に向け申請したいと考えているスーパーグローカルハイスクールについての職員会議もありました。どれも重要な内容であり、年度の大詰めを実感しているところです。
明日1日休日を挟んで28日は卒業式準備、3年生の表彰式を行い、3月1日はいよいよ卒業式となります。今回も残念ながら卒業とその保護者、教職員のみの式典となりますが、卒業生を精一杯の祝福の気持で送り出したいと思っています。予想していた通り、2月があっという間に逃げようとしています。
これから執り行われるそれぞれの行事を緊張感を持ってしっかりと実施し、実り多いものにしていきたいと思っています。
ほめてやらねば、人は動かじ!
コロナウイルス感染症の影響で延期になっていた県下高校新人バスケットボール大会が土曜日から開催され、第二高校で実施された女子の大会の応援に行きました。会場に着いて早々、試合を待つ選手たちと会い、いきなり「校長先生、試合に勝ったらほめて下さいね!」という言葉掛けがありました。あまり深くも考えず、「うん、わかった。わかった。勝ったらしっかりほめるけん。」と応えました。
試合展開をおそらく本人たちも予測していたのでしょう。大接戦となりました。相手は5人ぎりぎり、こちらは助っ人選手2人を加えた6人での試合で、両校とも何としてもこの試合で1勝したいという気持が伝わってくる熱戦でした。後半、7点差がついたところで、このままずるずると引き離されるかと思いましたが、追い付き、最終クウォーターで逆転し、47対41で見事勝利を収めました。日頃から練習もままならない少人数での活動ですが、素晴らしい勝利でした。
試合後、「おめでとう!」と声を掛けると、またも「校長先生、しっかりほめて下さいね!」という言葉が。「先生たちにもしっかり頑張ったて言うとくけんね。」と言いましたが、その時、生徒たちはやっぱりほめられたい、自分を認めて欲しいという気持がとても強いのだということを痛感しました。むしろ、ほめられる、認められる機会が少ないのかなあと反省させられました。
今後とも、教育活動のあらゆる場面で、ほめる、認める場面を数多く作らねばと思います。やっぱり生徒たちに対しても「ほめてやらねば、動かじ」だと改めて思いました。
一に健康、二に心、三四がなくて、五に勉強!
本日は学校保健委員会を開催しました。「一に健康、二に心、三四がなくて、五に勉強」は私が小学校の時、集会時などに校長先生がよく言っておられた言葉です。50年近く経った今日でも鮮明に心に残っおり、これまでの教員生活においても私の価値判断の基準になっています。何と言っても健康第一です!
学校保健委員会には学校医の先生方、学校薬剤師の先生、育友会から会長、副会長、担当の委員長にご出席いただきました。本来は12月に開催する予定でしたが、丁度、コロナウイルス感染による臨時休校と重なり本日の開催となりました。養護教諭と特別支援コーディネーターから本校生徒の体と心の健康状況について説明し、生徒保健委員会の委員長が「新型コロナウイルス感染対策」と題して校内での取組状況を詳しく発表してくれました。日頃から本当に良く活動してくれています。
協議の中心は「学校や家庭でできる感染症対策」でしたが、校内での感染を経験した学校として、これからも気を緩めることなく、基本的な感染防止対策をしっかりと講じていきたいと思います。生徒たちが心身ともに健康で明るく元気な活気ある学校にしたいと思っています。
学科魅力化専門委員会で活発なご意見をいただきました!
このブログでも再三掲載しておりますが、昨年7月に地域とともにある学校づくりとの思いから、地域の行政や教育委員会、関係機関・団体、保護者、同窓会の代表からなる学校運営協議会を設立し、「コミュニティ・スクール」としての歩みを始めました。その協議会に3つの専門委員会を設置し、個別の課題にも取組んで来ました。
それぞれの会合において委員の皆さんから貴重なご意見をいただきながら進めていますが、成果として「形」にするのは簡単ではなく、一朝一夕にできるものではないと痛感しています。
本日午前中まで高校入試の後期選抜の志願者受付をしておりましたが、残念ながら志願状況は改善傾向は見られませんでした。もちろん、志願者数ばかりが教育の成果の指標ではなく、いろいろな課題への先生方の熱心な取組が確実な成果として生徒の姿にも表れていると思っています。
本日の会合には県教育委員会からもご出席いただき、本校の果たす使命、存在意義、いわゆる「スクールミッション」を再確認し、そのための本校ならではの「学び」や学科、教育課程の在り方等について活発なご意見やご助言をいただきました。
地域とともにある「コミュニティ・スクール」として、その役割をしっかりと果たすことができる学校にしなければならないと思っています。
人権教育の研修を行いました!
早いもので2月も後半戦、本日は学年末考査の3日目です。生徒たちは午前中で下校しますので、午後から人権教育の研修を行いました。本校では全員の先生方に人権教育に関するレポートを提出してもらい、それを一冊の冊子とし、本日の研修の資料として使用しました。レポート集は先生方のいろいろな思いの詰まったとても中身の濃い内容となっており、私も読ませていただき、先生方の日ごろの生徒に寄り添う姿につながっていると感心しました。
研修は本校に11年勤務し本年度定年退職を迎えられる先生のご自身の経験やこれまでの教職生活への熱い思いなどの発表とその発表やレポートに関する質疑応答がありました。先生方の積極的な発言も見られ、研修としては充実した時間になったと思います。
最後に私も話をする時間をいただきましたので、一人ひとりがお互いにリスペクトし合い、立場や公務分掌、性別、年齢等に関係なく、良かれと思ったことを遠慮なく言える風通しの良い職場にすること、全ての生徒に心からの愛情と情熱を持って接することをお願いしました。
これらのことを忘れなければ、あらゆる困難や逆境も乗り越えることができると思っています。
江頭菊池市長と本校の将来について協議しました!
菊池市の江頭市長は本校のOBであり、高校卒業後、国内のみならず世界を舞台に活躍をされ、その集大成としてふるさち菊池市の市長として精力的に市政運営に活動されています。菊池市内にある高校3校の魅力化についても市を挙げて取組まれており、本校にも多大なご支援をいただいています。そのような地域の期待に何とか応えなければと思っています。
本校が現在、学校運営協議会を設立し取組んでいる学校魅力化についても菊池市の教育長に会長に就任いただいております。菊池市の幼稚園・保育園、小学校、中学校で育った児童・生徒を本校でさらに育み、将来的に地域の発展に貢献できる人材の創造につなげるかということに主眼をおいています。
本日は江頭市長にお忙しい中に時間を取っていただき、約1時間程度の協議をさせていただきました。本校の現在の取組の状況や取り巻く現状、課題等について認識を共有し、目指すべき方向性について意見交換させていただきました。課題は多々ありますが、本校が地域の最高学府としての役割を果たすことができるよう菊池市と連携を密にし取組を進めていくことを確認することができ、これまでにも増して意を強くしました。
今日から高校入試後期選抜出願、学年末考査が始まりました!
本当に月日の流れが早いですね。昨日、各中学校に高校入試前期選抜の合否通知をしたばかりですが、本日から後期選抜の出願の受付が始まりました。また、校内では学年末考査もスタートし、いよいよ年度末も迫って来るなあと実感しています。いろいろな事について出来なかった、成果として表れなかったことへの反省が多く、現状に追われながらも来年度に向けた計画に心して掛からなければならいと考えているところです。
そのような中に本日の菊高ブログに先日行われた商業科検定の合格発表の様子が掲載されていますが、商業科の生徒たちと先生方の検定への頑張りがしっかり成果に繋がっています。本年度の検定が全部終了し、昨年、一昨年との結果との比較等総括をしてもらいましたが、数字のうえでも明らかにその成果が表れており、大変うれしく思っています。校訓である「汗と夢」を体現してくれていると感じています。
このような具体的な成功体験を積み重ねることによって、生徒にも「やればできる」という自信が付き、いろいろなことに積極的にチャレンジする生徒で溢れる活気ある学校になると思っています。
商業科、資格取得に向け検定頑張っています!
本日は商業経済検定が実施されています。その検定に学年末考査前の日曜日にも関わらず、商業科の1年生と2年生の多くの生徒が挑戦しています。今年度に入って本校では資格取得に向けた取組が非常に活発化し、その成果が目に見えて表れています。商業科の生徒が昼休みや放課後を利用して資格取得に向けて一生懸命、生き生きと取組んでいる姿を垣間見、とても嬉しく思っています。
本校は商業科、普通科併設の高校で県下唯一、商業科を2クラス持った学校です。そのような意味からもこの商業科の魅力をもっとアピールする必要があると考えています。先日、このブログに掲載した文部科学省指定の研究発表などと併せて商業科ではとても素晴らしい取組をしています。しかしながら残念にも先に行われた前期選抜における志願状況は非常に厳しいものでした。
生徒と先生方が同じ目標に向かって共に頑張っている姿をもっと地域の中学生や皆さんにもしっかりと伝えていかなければならないと思っています。今このように本校で頑張っている生徒がこれからの菊池地域や社会を支えていく貴重な人材になると確信をしています。
全国各地の先生方に向け研究発表しました!
本校は令和2年度、3年度の文部科学省国立教育政策所指定の商業科教育課程研究指定校になっています。本日、これまでの研究課程を全国各地の先生方に向け、商業科の担当の先生がZoomを使って発表しました。資料についてはこのホームページからもダウンロードできますので、ぜひご参照下さい。
研究主題は「地域の課題解決に向けた教育活動の授業実践に関する指導方法の工夫改善及び評価に関する研究」です。主題設定の理由は『今後さらに予測不能な時代を迎えるにあたって、人としての付加価値の創出が求められる時代となってくる。そのため、与えられた問題ではなく、自分で見出した課題の解決に挑戦することで「自分がやりたいことを見つける」「表現力を磨く」「チームで取組む」など「人としての付加価値を高めた生徒の育成」を目標として研究主題を設定した。この研究の成果が、普通科と商業科の併設校で創立112年を迎えた伝統校であり、地域からも支え続けられている学校であるが、地元の中学生の多くが熊本市内の高校へ進学し、地元に残る中学生が減っている現状にある本校にとって、魅力ある高校として多くの生徒に支持される学校となり、またそれが地域の活性化にも繋がるのではないかと考えている。』(本日の発表から)ということです。
本日は20分程度にまとめて発表を行いましたが、全国の先生方から活発な質問等もいただき、文部科学省の先生からも素晴らしい評価を受け、今後の取組に大きな期待が高まりました。この研究の成果を商業科から学校全体へ広げ、本校活性化、魅力化の起爆剤とし生徒たちの成長に繋げたいと思っています。
とても参考になる提言がなされていました!
先日、「地方都市における県立学校定員割れの要因分析」と題し、菊池高校を研究事例として書かれた論文を発見し、それを書かれた方が菊池市の職員さんで熊本大学に研修に行かれていた時に書かれたものであることがわかったということをこのブログでも紹介しましたが、昨日、その職員さんが来校されその論文について経緯等、いろいろと話を聞かせていただきました。
その方は平成26年度と27年度の2年間、熊本大学で研修されたそうです。既にその当時からこのようなことに着目され論文をかかれたのかと思いました。話をしていると何とその方は私が初任地である当時、植木町立の鹿南中学校で同勤させていただいた先生の息子さんでした。話をしているといろいろな共通の知り合いがおり、人のつながりとは不思議なものだと改めて感じました。すると、その論文には続きがあり、政策提言「郷土を創る人づくり~菊池市高校魅力化構想~」という形でまとめられた第2弾がありました。
その内容はまさしく本校が現在、学校運営協議会の学科魅力化専門委員会で協議している内容と合致し、参考となる内容が詰まっていました。これからも情報提供いただくことを約束して面会を終了しましたが、非常に意義深い時間でした。来週は江頭市長との時間もいただいています。地域とともに学校を魅力化していきたいと思います!
前期選抜が無事終了しました!
本日は前期選抜が実施され、商業科に予定に39人が受検し、この時期ですので寒くはありましたが、心配していた雨も降らず特別な混乱等もなく無事検査を終了することができました。検査は作文と集団面接を実施しました。検査室とは別に受検生の体調不良の症状による3つの別室とコロナウイルス感染症関連の別室の計4部屋の別室を準備しましたが、どの別室も使用することはありませんでした。受検生も緊張感の中にも希望に満ちた面持で試験に臨み、前途洋々とした高校生活に思いを馳せているのではないかと思いました。
早朝から先生方も責任感を持ってそれぞれの持ち場で任務に当たり、本日予定していた業務を滞りなく終えることができました。明日もまた集計作業などの業務が続きますがミスが許されない重要な業務ですので、しっかり気を引き締めて最後まで任務に当たりたいと思っています。
今日から2月、今月も学年末考査、国公立大学の前期試験、卒業式の準備等、本日の前期入試と併せて重要な行事が控えています。今年は3日が立春ということですが、まだまだ寒い日が続くと思いますので、寒さに負けず乗り切っていきたいと思っています。
文字通り1月は「行く」でした!
「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」という言葉がありますが、まさしく1月があっと言う間に行ってしまおうとしています。ついこの前まで「あけまして・・・」というようなあいさつをしていたように思うのですが、本日が1月最後の登校日となってしまいました。2月1日には前期選抜が実施され、本日は午前中の短縮授業とし、全職員で細心の注意を払いながら準備に当たっているところです。
前期選抜は商業科において実施されます。40人の募集に対し39人の受検という厳しい状況ではありましたが、このこれから菊池高校で頑張ろうと受検してくれる受検生にきちんとした選抜検査を実施し、4月に新入生として迎え入れ、その可能性を3年間で最大限に伸ばすことが我々教職員に課せられた使命だと思っています。
3年生も家庭学習に入り、朝からの登校の様子が少々さみしくなったと感じていた中に前期選抜の準備を迎え、本当に月日がどんどん流れて行くことを実感しています。本校に赴任してあっと言う間に10ケ月経ち、何をしてきたのかと自問する日々です。
今後も卒業式、後期選抜と重要な行事が続きます。月日に逃げられ、去られる前に、一日一日を大切にしていきたいと思っています。
卒業式でも大きな影響を受けます!
木曜日は週1回、主任主事が集まる運営委員会が開催される日です。1時間目に実施しましたが、本日は3月1日に挙行する卒業式について総務部から提案がありました。やはりここでもコロナ禍の影響を大きく受けることになります。卒業式と言えば3年間本校で勉学や部活動、その他いろいろな活動を通してしっかり成長し、次のステージに飛立つ卒業生をみんなで祝う重要な式典です。本来なら多くのご来賓、保護者、在校生、教職員が見守る中で盛大に送り出したいところですが、卒業生、その保護者、教職員のみの卒業式、歌なども自粛であっさりした卒業式となりそうで、何とも言えない気持ちです。そのような中でも心温まる卒業生にとって思い出に残る卒業式ができないかと議論したところです。
どのような状況でも少しでも何かできないか、ということを考えることがとても大切なことだと思っています。この1年間、コロナ禍だから通常では考えもしなかったことを考え、やらなかったことができたことがあったのではないかと思います。卒業式に限らず、「ピンチをチャンスに変える」発想でコロナ禍だから逆に思い出に残った、プラスになったというような状況にしなければならないと考えています。
本日は卒業式と併せて、卒業認定、前期入試等年度末の重要な職員会議も行われます。最後の最後まで全職員で一致協力してこのコロナ禍を乗り切って行きたいと思っています。
恒例のハーフマラソン大会も中止としました!
本日は年間の行事計画では「ハーフマラソン大会」の予定でした。本校のマラソン大会は学校から市内の龍門にある班蛇口湖の竜門ダムを折り返す18.5kmを走るアップダウンの多い過酷な大会です。何と男女の分け隔てもなく同じコース・距離を走る大会です。完走後には育友会から振舞われる豚汁が待っているという高校生活の良いか悪いかは個人差があると思いますが、思い出に残る大切な学校行事です。
残念ながらその「ハーフマラソン大会」も中止としました。まず大きな要因として12月に本校で発生したコロナウイルス感染による10日間の臨時休校で体育の時間における練習が十分にできなかったこと。次に現在、全国また県独自に緊急事態宣言が出されていること。これらの状況を鑑みると、コースを変更し距離を縮めるなどして実施も検討しましたが、中止の判断をしました。
生徒たちは体育の時間に本当に一生懸命走っており、大会で力を試したかったと思っている生徒も多いのではないかと思っています。また、地域の方々も菊池高校生が走る姿を見ることを楽しみにしておられる方々も多いと聞いています。このようにこの1年間、コロナに翻弄され生徒の楽しみ、目標を奪われ残念でなりません。
これからもこのようなことは覚悟しなければならいと思いますが、コロナに負けず、しっかりと前進していきたいと思っています!
本校の課題の要因分析に関する論文の出処を知り、びっくり!
先日、県教育委員会の高校魅力化推進室を訪ねた時に、このような論文があることをご存知でしたかと渡されたのが、「地方都市における県立高校定員割れの要因分析」という熊本大学政策創造研究教育センター園田賢太郎政策研究員が書かれた論文でした。
この論文は2016年9月に発表されたもので菊池高校を事例に定員割れが起きている公立高校において県教育委員会や地方自治体等がその解決策を探るための知見を提案することを目的として書かれていました。書かれてある内容は本校の魅力化を推進するうえで非常に参考になる内容も多く、論文を書かれた園田さんと直接話がしたいと思い熊本大学に電話しましたが、所在不明でした。そこで、インターネットで検索したところ、何と園田さんが菊池市役所の現職の職員さんということが判明し、びっくりしました。
早速連絡を取りこの論文についもっとて詳しいお話を聞かせていただくことを約束をしました。話によると当時、園田さんは菊池市役所から熊本大学に研修で出向しておられ、菊池市の行政課題として菊池高校の現状を鑑み、このようなテーマで論文を書かれたとのことでした。当時から菊池市としては危機感を感じ、課題として意識しておられたことが伺えます。先日、このブログにも掲載した通り、現在、菊池市とは課題解決に向け連携を深め取組んでいます。
このように本校の課題を論文にまでまとめられた方が身近な所にもおられ、いろいろな方々の英知を結集し、魅力溢れる菊池高校を作り上げなければならないと思っています。
菊池高校生、文武両面で頑張っています!
早いもので令和3年も4週目となりました。この土日にも菊池高校生は文武両面で頑張ってくれました。まずは大学入学共通テスト、このコロナ禍にこれまでの大学入試センター試験に代わりスタートしたテストに本校から28人の生徒が挑みました。体調不良や欠席等もなく全員が無事予定通り受験を終えることができました。どの生徒も緊張感、充実感に満ちた素晴らしい表情で試験に臨んでいました。本日の自己採点、三者面談等を経て志望校を決定し、前期試験、後期試験に向けて最後の最後まで諦めず、粘り強く頑張って欲しいと思います。
また、剣道とサッカーの新人戦も行われました。まず、剣道ですがもともと菊池は剣道処ということもあり、本校の剣道部は非常に伝統があります。顧問の前田先生も本校剣道部のOBであり、高校時代の指導者は私も個人的にお世話になったお父様の前田泰良先生です。伝統復活を期して日々稽古に励んでいます。見事シード校の鎮西高校に勝利する場面を目の当たりにし、とても感動しました。惜しくも準々決勝で敗退しましたが、十分ベスト4を狙える力はあると確信しました。
同じく、サッカー部も千原台高校と対戦しました。サッカー部はこの4月からサッカーを専門とする保健体育科の内古閑先生が赴任し、少ない部員ながら一生懸命練習に励んでいます。日々の練習に臨む姿勢や先生と生徒の向き合い方などを見ると菊池高校の活性化にも繋がる大きな可能性を感じます。試合前日、内古閑先生が「部員は私の宝物です。」と熱く話してくれた姿が印象的でした。残念ながら1対4で負けましたが、最後まで諦めずに頑張る姿には感動しました。
このように、本校には文武両面において頑張っている生徒がたくさんいます。文化部の活動や資格試験等への挑戦も含めこのような輪を全校生徒に広げ、活気に満ちた学校にしたいと思います。
学校魅力化、今年の最大のテーマです!
「学校魅力化」このテーマについては、このブログでも再三取組状況等について触れてきましたが、本校にとって今年の最大のテーマではないかと思っています。菊池市においても地域の課題として市内にある3つの高校の魅力化推進に取組んでいただいています。
そのような中、菊池市と菊池市教育委員会の関係者が来校され、協議する機会を作っていただきました。その中で、学校魅力化については菊池市教育委員会のもと小学校、中学校で行われている地域ならではの教育を高校でさらに充実、伸長できるような受け皿と菊池高校がなることを目指し、その教育内容等については今後連携を深めながらしっかり協議していくことを確認しました。
小中学校と高校、地域がしっかり連携し、高校までは地域で児童生徒を育み、地域に愛着を持った社会人として地域の発展に貢献できる人材を育成していかなければならないと考えています。昨年は菊池市内の中学を卒業した生徒のうち14%弱が本校に進学してくれました。高校までは地域で生徒を育成するという意味からもこの割合を上げなければなりません。
そのためにも地元自治体としっかりと連携・協働し、持続可能な魅力ある学校づくりを行いたいと思っています。
大学入学共通テスト激励会がありました!
いよいよ明後日の1月16日(土)と17日(日)に「令和3年度大学入学共通テスト」が実施されます。本校からも特進コースの28人がテストに臨み、その激励会がありました。この中には既に進路も決定し、3年間特進コースで勉学に励んできた証として共通テストに臨む生徒もいます。受験は自分自身の進路目標実現や将来の夢への一歩として個人が挑むものではありますが、3年間共に学んできた者同志が「団体戦」として臨むという意味合いも含んでいます。意義あることだと思います。
この共通テストに全てを賭けて臨んできた生徒の年末年始も返上しての頑張りには頭の下がる思いでした。このような生徒の姿を校長として大変誇りに思います。最後の最後までやれるだけのことは全てやったという境地で本番を迎えて欲しいと思います。
また、このコロナ禍で例年とは勝手が違ったことも多々あったのではないかと思います。特に12月には校内でコロナウイルス感染が発生し10日間の臨時休校を余儀なくされました。本当に申し訳なく思っています。しかし、そのような中にも学校に登校し頑張っていた姿が目に浮かびます。
激励会でもみんな良い表情をしているなあと感じました。あとは体調管理に十分留意し、本番で持てる力を精一杯発揮してくれることを祈るばかりです。
特別な日、1月8日、無事、3学期がスタートしました!
厳しい冷え込みの中、積雪による臨時休校の不安も持ちながら、本日6時に最終判断しようと朝を迎えました。心配された積雪もなく、無事3学期の始業式を迎えることができました。朝から多くの先生方が正門で生徒たちを迎え、新年のあいさつや朝のあいさつの声がこだまし、学校の日常が戻って来たということを実感することができました。本当に不思議なもので、生徒たちの元気な声を聞くといろいろな不安やもやもやが一気に吹き飛びます。
残念ながら、体育館に一堂に会しての始業式はできず、校内放送で行いましたが、何となくこれが新しい生活様式として定着しつつあるような気もします。私が菊池高校に着任して全校生徒での始業式、終業式を行ったのは1学期の始業式だけです。
学年の締め括り、新年度への準備の学期として非常に重要なこの3学期が菊池高校の生徒、教職員、関係者全てにとって充実した学期となることを願っています。
また、個人的な事ですが、私にとって今日、1月8日は特別な日です。昨年の今日、熊本県ハンドボール協会の島田俊郎会長がご逝去されました。12月15日に女子世界選手権大会が大成功裏に終了し、12月26日に77歳の喜寿を迎えられたばかりの急逝でした。
島田会長なくして女子世界選手権大会の誘致、成功はなく、身近で仕事を一緒させていただき、本当にお世話になりました。今日私があるのも島田会長のお陰であると言っても過言ではありません。会長の御恩に報いるためにも、菊池高校の校長としては勿論、いろいろな事に全力で頑張らなければならないと思っています。
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