校長ブログ

学校の「働き方改革」って何のため?

今日は終日オンラインによる研修がありました。研修の課題は「働き方改革」です。学校の「働き方改革」は何のため?学校の先生がラクしたいだけ?というように思っている人もいる。そんな問い掛けから研修がスタートしました。学校において「働き方改革」が叫ばれて久しいですが、なかなか思ったように改革は進みません。業務改善を管理職に提案しても「それは難しい。」「これまでの経緯、伝統がある。」「他校はやっていない。うちの学校ではムリ。」などの声があるとのこと。

一方、教職員が長時間労働を強いられていることへの影響として「教職員の健康」「教育の質」「人材獲得」などへの影響が挙げられ、これも深刻な問題となっています。このような現状を受け先生方が心身ともに健康で、準備のための時間をしっかり確保し質の高い教育を施し、優秀な人材がやりがいのある仕事として教師を選択するためにはやっぱり「働き方改革」が必要であるということを認識しました。

「子どものため、生徒のため」って、本当に「子どものため、生徒のため」になっているのか?本当に効果はあるのか?など日常の業務をしっかり見直し、働き方改革に繋げなければならないと思いました。