鹿農日記

2017年10月の記事一覧

【1H】いきなり団子と〇〇〇ー

1年、生活科学科では
「いきなり団子」と「みたらし団子」の
調理実習を行いました。
いきなり団子は熊本県の郷土料理で
さつまいもと小豆あんを小麦粉の生地で
包んで蒸したお菓子のことです。

いきなり団子の名前の由来には諸説ありますが
短時間でいきなり作ることができるという意味や
来客がいきなり来てもすぐに作ってもてなせる菓子
という意味もあるそうです。

みたらし団子は京都の下鴨神社にある
御手洗池から出る水泡の形が発祥です。

様々な文化や歴史に触れながら
楽しく実習に取り組みました。

いきなり団子の生地作りでは
なかなか耳たぶの柔らかさにならず
固い粘土のような班もあり悪戦苦闘していました。

いきなり団子の生地を作る人
みたらし団子の生地を作る人
あんこを分けて丸める人
サツマイモの面取りをする人
などなど作業はいっぱいありました。
班での協力がとても重要になってきます。

いきなり団子の生地を寝かせたら
いざサツマイモとあんこを包みます。
これがまたなかなかの難しさ。
生地がうまく広がっていないと
破れてしまったり、あんこがはみ出てきたり。
しかしみんな上手に包んでいました。



班のメンバーで協力して
てきぱきと実習を行いました。

おいしいいきなり団子と
みたらし団子が完成しました。


ちなみにタイトルの「〇〇〇ー」
これはみたらし団子を表現しました。
何かなーと考えた方、すみません。

【食品工業科】肉加工に取り組んでいます

食品工業科の3年生は、今週から肉加工に取り組んでいます。
肉加工は衛生検査がとても厳しく、実習室内にはピリピリとしたムードが漂っています。

今日はソーセージづくりです。豚もも肉の前処理と塩漬を行います。
まずはもも肉をトリミング(表面の脂肪や軟骨・血管・すじなどを取り除くことです)しながら、こぶし大に切り分けます。



その量、なんと220kg!
ある生徒は「今週は、豚肉は見たくもありません...」と言っていました(笑)。
その後、機械を使ってミンチにしていきます。

このあと、この脂肪もミンチにして

塩や香辛料と一緒に赤身に加え、機械でよく混ぜたところで今日の実習は終了となります。
来週ケーシングに詰めてボイルし、燻蒸したらソーセージの完成です。 

【2年生】現場実習スタート!

本日から施設園芸科の現場実習が始まります。
7泊8日の実習のスタートに当たり、受け入れ農家様や保護者の皆様にも出席していただき、受け入れ式を行いました。

校長挨拶や来賓挨拶では、現場実習の意義や生徒たちへの期待などが話されました。
生徒たちは緊張した面持ちで、しっかりと聴いていました。

続いて受け入れ農家様への自己紹介です。名前や抱負などを一人ずつ話します。



農家様からも、生徒たちに向けてメッセージをいただきました。

自己紹介の後は代表生徒が挨拶を行い、改めて意気込みを語りました。


受け入れ式が終わると、いよいよ実習の始まり。1週間分の荷物とともに、農家様のお宅へ出発です。


施設園芸科の生徒は例年、現場実習を通して大きく成長します。一週間後、一回りも二回りも大きくなったみんなと会えるのを楽しみにしています。
みんな、がんばれ!
受け入れ農家のみな様、ご指導よろしくお願いいたします。