学校生活(芦高ブログ)

カテゴリ:農業科

佐敷中学校にて「一人一鉢運動」花植え交流会

12月8日(月)、芦校農業科1年生16名で、実習で生産している花苗を持って佐敷中学校を訪問しました。
佐敷中学校の環境委員会が企画した「一人一鉢運動」は、今年度の卒業生と来年度の入学生のために、それぞれ卒業式と入学式で飾る花をその名の通り、一人一鉢ずつ育てるという活動です。
そこで、芦校生に植え方の指導に来てほしいという依頼を受け、農業科1年生で出向くことになりました。
 
土の準備から植え方や管理方法などを、それぞれ緊張しながらも、無事説明し、花植えとなりました。全校生徒と先生方あわせて200人以上を相手に生徒たちも頑張りました。
とまどう中学生の手に高校生が手を添えながら共に花を植える姿を見て、農業科に入学して8ヶ月の生徒たちの成長を心から感じられた日となりました。
 
 

佐敷中学校のみなさん、ありがとうございました。
今年度の卒業式と来年度の入学式が楽しみですね。

稲刈り!大収穫!!

5月に農業科全員と芦北支援学校分教室の1年生とで田植えをした「くまさんの力」。
秋晴れの晴天の中、1年農業科で稲刈りを行いました。

↑【水田の前で稲穂を手にパチリ。】

今年は雨が多く、太陽の光が少なかったため生育に少し不安がありましたが、
ベテランの先生方の丁寧な指導や管理のおかげで、
芦高乙千屋水田の稲は見事にたわわな稲穂をつけてくれました!!

↑【両手いっぱいに抱えた稲穂。垂れ下がって重そうです。】

2反の水田すべてを手刈りというわけにはいきませんでしたが、
先日の台風18号で倒れてしまった1枚と、コンバインで刈り取れない角の四隅を
鎌を手にせっせと刈り取りました。

  

稲刈り初体験という生徒もおり、「怪我するかも・・・」と、
救急箱片手に水田へ向かいましたが、絆創膏と消毒液は日の目を見ることなく
無事に稲刈りは終了しました。

↑【収穫を無事に終えて嬉しそう。青空が輝いてます。】

このお米は芦高祭1日目の収穫感謝祭で、全校生徒へ振舞われ、
収穫への感謝の気持ちを芦高生全員で分かち合います。
また、芦高祭2日目には販売も行いますので、
ぜひぜひ、収穫の喜びとその味をご家庭に持ち帰っていただけたならと
思います。



最後に・・・
「いやー、台風19号がくる前にすべて終わってよかったー!!」
という農業科職員のつぶやきでした。

芦高食品製造室便り

農業科3年食品専攻「食品製造」の授業で、ももジャムぶどうジャムを製造しました。
それぞれ200g入り300円です。来校又は芦高の生徒さんを通じてご購入いただけます。

球磨産のモモをひとつひとつ丁寧に皮と種を取り除きさいの目に切り、果肉をゴロゴロ残した「プレザーブスタイル」のジャムです。モモのやさしい味と香りにご好評いただいております。


ぶどうジャムは不知火の農家さんから仕入れたブドウは一旦凍結させます。そして、房を取り除き、洗浄後2重釜で加熱します。その後‘パルパーフィニッシャ‘という機械で果汁と果皮・種に分けます。果汁に砂糖、クエン酸、ペクチンを加え糖度60度に仕上げ、コップテスト(水の中にジャムを1滴落として凝固を確認するテスト)完了後ビンに詰めていきます。
今年はビンに加えて、新しくビニールパックを導入しました。①ゴミの軽量化②スプーン要らず③軽くて割れる心配が無く扱いやすいという利点があり、3年生の課題研究でも取り上げて調査研究を行ってきました。農業科では安心安全な製品作りだけでなく、食べ終わった後のゴミ分別や消費者の気持ちなどを考える学習も行っています。
 パルパーフィニッシャ       二重釜      新登場ビニールパック

10月4日あそ熊本空港のイベント「空の日フェスタ」に参加し実習製品の販売に行ってきます。

 

芦高果樹園便り

芦高農業科では、ただいま芦高祭や秋冬の販売に向けて、
毎日生徒たちが作物や果樹、草花の管理に力を入れています。
今回は果樹園の今の様子をお届けします。


ビー玉ほどだった「肥の豊(果実)」も大きく生長し、今では野球のボールをこえる大きさになりました。
果実の重さで枝が折れないように、1つひとつの果実をひもで吊しています。



「果実の調査1(肥の豊)」

肥の豊の果実肥大調査を実施しています。
今年はどんな結果が得られるか楽しみにしています。



「果実の調査2(太秋柿)」
5月に摘果した太秋カキもすくすく大きくなり11月には収穫を迎えます。

現在、肥大中!


近日、草花と温室トマトの様子をお伝えします!