今年度はFFKベジテック株式会社様(大津町)と再春館製薬所様(益城町)を訪問しました。
FFKベジテック株式会社は大津町でキャベツやハクサイなど葉物野菜を中心に生産し県内外の中卸の会社に出荷をされている農業法人です。視察では社長の二子石様から軽トラックに野菜を積んで奥様と二人で事業を始め会社を大きくするまでの苦労や野菜の生産や品質へのこだわりなどをお話頂きました。様々な苦労を家族や従業員と乗り越え、更に事業拡大をめざす社長の姿から生徒たちはチャレンジすることの大切さを学んでいました。
午後から訪問した再春館製薬所では化粧品の製造過程や壁のないオフィスなどを視察しました。生徒たちは工場やオフィスを見て、説明してくださった社員の方に色々と質問をしていました。また、化粧品の体験コーナーでは男子生徒も興味津々でお肌の手入れをする姿も見られました。生徒たちは再春館製薬所の働いている方のいきいきとした姿や部署の垣根を越えて共にお客様のために一つになって働く姿が印象に残ったようです。
最後に今回の視察を受け入れてくださった会社の皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。
学校の峰崎農場には梅園があります。農業科の食品製造と総合実習の授業で草刈や剪定、堆肥入れ等、
梅の実を収穫するために、様々な管理を行ないます。5月下旬に収穫した梅は、梅干しと梅ジュースに加工
しています。
① 冷凍した梅を半解凍の状態で殺菌したタルに、グラニュー糖→梅→グラニュー糖→梅…と交互に入れて
いきます。最後、一番上がグラニュー糖になるようにします。 グラニュー糖の割合は梅の80%です。
発売を楽しみにしています!
笹原さんは、栽培から加工まで取り組んで頑張っている芦高生を応援してくれる方々の1人です。
そんな方々のためにも、これからもどんなに暑くても、きつくても頑張ります!!
3年農業科野菜専攻生が栽培管理を行なってきた「肥後グリーン」を収穫しました。
6月5日(金)
朝から芦北はどしゃぶりの雨でした。しかも6月にして最高気温「22℃」
長袖でも肌寒い日でした。しかし、田植えは農業科の中でも大切な行事の一つ。
生徒も先生も「やるぞ!」という気持ちで、雨には負けません。
この田植えでは、昨年から、芦北支援学校佐敷分教室の1年生との交流学習も行っています。
今年も9名の生徒と8名もの先生方が参加をして下さいました。
みなさんこの日をとても楽しみにしてくださっていたようで、「雨が降っても、カッパを着てでも参加
するって生徒たちは言ってます」と、先生からの一言。ありがたく、力強いお言葉でした。
今年の農業科は全学年で60名。
全員で一つひとつ、丁寧に苗を植えていきます。
途中寒くて、水に入れた手が段々とかじかみます。(6月なのに!)
追い討ちをかけるように、突風が吹き、雨脚は強まります。
それでも最後まで、誰も弱音を吐かず、逃げ出さず、植えきることができました。
悪天候の中でも、楽しもうと笑顔で頑張ってくれた農業科や分教室の生徒たちを、心から誇りに思います。
収穫を迎える頃には、きっとさらに成長した君たちになってくれていることでしょう。
そのときが、今からすでに楽しみです。